JPH03157553A - 自動変速機回転部材の軸受潤滑構造 - Google Patents

自動変速機回転部材の軸受潤滑構造

Info

Publication number
JPH03157553A
JPH03157553A JP1297165A JP29716589A JPH03157553A JP H03157553 A JPH03157553 A JP H03157553A JP 1297165 A JP1297165 A JP 1297165A JP 29716589 A JP29716589 A JP 29716589A JP H03157553 A JPH03157553 A JP H03157553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boat
valve
pressure
clutch
brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1297165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3017759B2 (ja
Inventor
Naoji Kato
直司 加藤
Masaaki Nishida
正明 西田
Yoichi Hayakawa
早川 庸一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP1297165A priority Critical patent/JP3017759B2/ja
Priority to US07/612,700 priority patent/US5131498A/en
Publication of JPH03157553A publication Critical patent/JPH03157553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3017759B2 publication Critical patent/JP3017759B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/042Guidance of lubricant
    • F16H57/043Guidance of lubricant within rotary parts, e.g. axial channels or radial openings in shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0467Elements of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0469Bearings or seals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0493Gearings with spur or bevel gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N27/00Proportioning devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19991Lubrication

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動変速機中空回転軸の軸受潤滑構造に係り
、詳しくは自動変速機の中空回転軸の両端部に位置する
軸受の潤滑構造に関するものである。
[従来の技術] 第6図に示すように自動変速機の歯車減速機構部51の
カウンタシャフト54上にはカウンタドライブギヤと噛
合うカウンタドリブンギヤ53およびディファレンシャ
ルドライブギヤ55が嵌合され、図示しない遊星歯車機
構からの入力回転動力を差動歯車機構部に伝達している
この回転軸は第6図に示すように、トランスミッション
ケース17b、コンバータハウジング17Cに軸受を介
して回転自在に支持されている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記第6図に示すカウンタシャフト54は、
その軸受部の潤滑は特に配慮がされてなく、カウンタド
リブンギヤ53およびディファレンシャルドライブギヤ
55の回転により振り飛ばされる潤滑油により行われて
いるのみであった。
そのため、軸受部の潤滑が充分でなく、また、カウンタ
シャフト54の両端に位置する軸受101と軸受102
への潤滑油の分配のバランスをとるのが困難であった。
したがって、カウンタシャフト54の回転がスムーズに
行われず回転部材および軸受部であるロールベアリング
の耐用期間が短くなる問題があった。
そこで、本発明の目的は、簡単な構成で中空回転軸の両
端の軸受部をバランスよく潤滑できる潤滑構造を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記の目的を達成するために、例えば第1図に
示すように以下の構成を採用した。
軸方向に貫通したシャフト孔54aをもつ中空回転軸5
4と中空回転軸54の両端部を軸受部材101〜104
を介して回転自在に支持した支持部材17b、17cと
からなる自動変速機の回転部材において、 該シャフト孔54aの一方の端部側に中空回転軸軸心か
ら同一半径方向に少なくとも一つの貫通孔110を形成
したカップ状プラグ109を嵌挿させ、該端部に対向す
る支持部材17に該貫通孔に向けて潤滑油を噴出する潤
滑油噴出機構112を設けた自動変速機回転部材の軸受
潤滑構造、である。
[作用および発明の効果] 支持部材17cの潤滑油噴出機構112より潤滑油がシ
ャフト孔54aの一方の端部側に設けられた回転中のカ
ップ状のプラグ109の貫通孔110に向けて噴出され
、一部はカッププラグ109の貫通孔110を通過して
中空回転軸端部を経て、遠心力により一方の軸受部分に
至り、軸受101.104を有効に潤滑し、また、カッ
プ状プラグ109の壁面に当った噴出潤滑油は中空回転
軸54のもう一方の端部の軸受部分に至り、その軸受部
102.103の潤滑を行う。 したがって、本発明に
よれば、中空回転軸54の両端に設けられる軸受部10
1〜104の潤滑を簡単な構成で行うことができ、中空
回転軸54の軸内に複雑な油孔を形成する必要なく、加
工工数を低減させることができる。また、カッププラグ
109の貫通孔110の数および大きさを調整すること
により、中空軸回転両端部の軸受部101〜104への
潤滑油供給量のバランスを適正に配分することができる
本発明は、カッププラグ109の貫通孔110通過通過
中空回転軸54の端部にまで達し得る比較的軸長の短い
回転軸の両端部の軸受に用いると軸受101〜104の
潤滑がより効果的に行い得る。
なお、上記構成に付加した番号は、図面と対比させるも
のであり、これにより本発明の構成が何ら限定されるも
のではない。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第2図に、本発明の回転軸の軸受潤滑構造が適用される
自動変速機を示す。
この自動変速機の変速ギア機構のスケマチック図を第3
図に示す。
ロックアツプクラッチL/Cを有するトルクコンバータ
50.4速変速ギヤ機構1、減速機構51およびディフ
ァレンシャル装置52を有している。
4速変速ギヤ機構1はシングルプラネタリギヤ10およ
びデュアルプラネタリギヤ11を結合させてなるプラネ
タリギヤユニット12を有しており、かつ該ギヤユニッ
ト12のサンギヤSL、32同士が一体に、例えば同じ
歯数からなる一体のギヤSにて構成されている。更に、
該サンギヤに噛合するピニオンPL、Pi°も一体に、
例えば1個のロングピニオンからなり、また該ピニオン
およびデュアルプラネタリギヤ11のリングギヤ〈以下
大リングギヤという)R2に噛合するピニオンP2を支
持するキャリヤCRも一体に構成されている。
そして、トルクコンバータ50の出力部材から延びてい
る入力軸15が第1クラツチC1を介して連結部材16
に連結していると共に、第2のクラッチC2を介してサ
ンギヤSに連結している。
更に、連結部材16とシングルプラネタリギヤ10のリ
ングギヤ(以下小リングギヤという)R1との間に第3
のクラッチC3および第2のワンウェイクラッチFOが
介在しており、また該連結部材16と大リングギヤR2
との間に第4クラツチCOが介在している。また、サン
ギヤSはバンドブレーキからなる第1のブレーキB1に
て係止され得るように構成されており、また大リングギ
ヤR2とケース17との間には第2のブレーキB2およ
び第1のワンウェイクラッチF1が介在している。更に
、キャリヤCRは変速ギヤ機構1の略々中央部に位置す
る出力ギヤ13に連結している。
また、減速機構51はケース17に回転自在に支持され
ているカウンタシャフト54を有しており、該シャフト
54には、前記出力ギヤ13に常時噛合している大ギヤ
53および小ギヤ55が固定されている。また、ディフ
ァレンシャル装置52は互いに噛合するデフピニオン5
6および左右サイドピニオン57a、57bを有してお
り、左右サイドピニオン57a、57bはそれぞれ左右
フロントアクルス59a、59bに固定されている。ま
た、デフピニオン56はケース17に回転自在に支持さ
れているデフキャリヤ60に支持されており、かつ該デ
フキャリヤ6oには前記小ギヤ55に常時噛合している
リングギヤ61が取付けられている。
また、図示していないが、第1のブレーキB1は一端6
2aをケースに固定されたバンド62を有しており、該
バンド62はサンギヤSと一体に連結されているドラム
63に巻付き、がっその先端62bが後述する油圧サー
ボB−1のピストンロッド69aに臨んで配置されてい
る。
一方、油圧制御装置は、第4図に示すように、前記クラ
ッチC1,C2,C3,CoおよびブレーキBl、B2
をそれぞれ操作する油圧サーボC1、C−2,C−3,
C−0,B−1,8−2を有しており、かつこれら油圧
サーボの内の第1のクラッチ用油圧サーボC−1、第2
クラッチ用油圧サーボC−2、第4のクラッチ用油圧サ
ーボC−0および第1のブレーキ用油圧サーボB−1に
はそれぞれ各サーボと並列にアキュムレータ222.2
−.24が配設されている。更に、運転者による各レン
ジへのシフト操作によりそれぞれ油路が切換えられるマ
ニュアルバルブ58は、ライン圧油路PLをDレンジに
てDボート、3レンジにてり、3ボート、2レンジにて
り、3.2ボート、ルンジにてり、3,2.1ボート、
そしてRレンジにてRボートに連通ずるように切換える
。また、スロットル圧およびRレンジボート等からの油
圧により、ポンプ64からの油圧を適宜調圧してライン
圧を発生するプライマリレギュレータバルブ3およびリ
ニアソレノイドバルブからなり、スロットル開度等に基
づく電気信号により制御されて所定スロットル圧〈P、
)を発生するスロットル圧コントロールバルブ5が設け
られている。
そして、スロットル圧コントロールバルブ5は制御部(
図示せず)からの電気信号により操作されるソレノイド
5a、入力ボート5bおよび出力ボート5cを有してお
り、出力ボート5cからのスロットル圧P、はプライマ
リレギュレータバルブ3のスロットル圧ボート3aに供
給されると共に、アキュムレータコントロールバルブ2
0の入力ボート20aに供給される。なお、ライン圧を
適宜調圧してスロットル圧コントロールバルブ5の入力
ボート5bに供給するソレノイドモジュレータバルブ6
5が設けられている。更に、アキュムレータコントロー
ルバルブ2oは、入力ボート20aの外、調圧ボー)2
0b、フィードバックボート20cおよび4速時供給ボ
ート2odを有しており、調圧ボート20bがらの油圧
が前記アキュムレータ21〜24の背圧室71.7□、
73゜7、に供給されている。また、これらアキュムレ
ータ2.・・・はピストン6、・・・を有しており、該
ピストンの正面にて、各油圧サーボに連通ずるアキュム
レータ室9.・・・が構成されると共に、該ピストン正
面には比較的短いスプリング66・・・が配置されてお
り、またピストンの背面にて、アキュムレータ室と同じ
受圧面積からなる背圧室71・・・が構成されると共に
、該ピストン背面には比較的長いスプリング67・・・
が設置されている。また、これらアキュムレータ71・
・・は、すべて同じ形状がらなり、同一部品が共用して
用いられている。なお、第3クラッチ用油圧サーボC−
3はモジュレータバルブ68が介在しており、また第2
のブレーキ用油圧サーボB−2は直接ライン圧が供給さ
れており、これら油圧サーボC−3,B−2は共にアキ
ュムレータを介在していない。
一方、1−2シフトバルブ36.2−3シフトバルブ3
7および3−4シフトバルブ39が配設されており、1
−2シフトバルブ36および3−4シフトバルブ39は
第2のソレノイドバルブSL2により制御され、また2
−3シフトバルブ37は第1のソレノイドバルブSL1
により制御される。詳しくは、1−2シフトバルブ36
は、ソレノイドバルブSt、2からの制御油圧が作用す
る制御油室36d、Dレンジボートに連通しているライ
ン圧供給ボート36a、出力ポート36b、ドレーンボ
ート36C1更に、B2ボート36e、ローモジュレー
タボート36f、Rボート36hおよび拘束用制御油室
36gを有しており、2゜3.4速時、下半位置にあり
、かつ1速時上半位置に切換えられる。また、2−3シ
フトバルブ37は、ソレノイドバルブSLIからの制御
油圧が作用する制御油室37d、前記1−2シフトバル
ブ36の出力ポートからの油路aに連通している入カポ
−1−37a、油路すを介して第4のクラッチ用油圧サ
ーボC−0に連通する出力ポート37b、ドレーンボー
ト37C1更にルンジ拘束用制御油室37e、ライン圧
供給ボート37f、前記1−2シフトバルブの拘束用制
御油室36gに連通するボート37h、ボート371お
よびドレーンボート37jを有しており、1,2速時下
半位置にあり、かつ3.4速時上半位置にて切換えられ
る。また、3−4シフトバルブ39は、ソレノイドバル
ブSL2からの制御油圧が作用する制御油室39f、C
oボート39a、Blリリースポート39bおよびドレ
ーンボーh39e、更に前記ボート371に連通してい
る拘束用制御油室39g、3レンジ拘束用制御油室39
h、C3ボート39i、ドレーンボート39jを有して
おり、1.2.3速時下半位置にあり、かつ4速時上半
位置に切換えられる。
また、B1モジュレータバルブ30は、前記1−2シフ
トバルブ36の出力ポート36bからの油路aに連通し
ているライン圧供給ボート30b、調圧ボート30a、
フィードバックボート30d、更に拘束用制御油室30
cおよびアキュムレータコントロールバック20の調圧
ボート20bに連通している制御油室30eを有してお
り、制御油室30c、30eに制御油圧が作用していな
い状態にあっては、ライン圧供給ボート30bからのラ
イン圧を所定割合にて減圧して調圧ボート30aに出力
する。更に、B1モジュレータコントロールバルブ32
は、前記2−3シフトバルブ37のボート371からの
油路gに連通する第1の入力ポート32d、前記3−4
シフトバルブ39のボート39cからの油路りに連通し
ている第2の入力ボート32aおよび前記B1モジュレ
ータバルブ30の拘束用制御油室30cに連通している
出力ポート32b、そして油圧サーボC−0に油路Cを
介して連通している制御油室32cを有しており、該制
御油室32cの解放状態にあって第1の入力ポート32
dと出力ポート32bとを連通し、該制御油室32cへ
の油圧供給状態にあって第2の入力ポート32aと出力
ポート32bとを連通ずる。
また、2−3シフトバルブ37の出力ポート37bと第
4のクラッチ用油圧サーボC−0との間を連通する油路
すに分岐して2−3タイミングバルブ33が介在してい
る。該タイミングバルブ33は、出力ポート37bに連
通する入力ポート33a、3−4シフトバルブ39のボ
ート39aに連通する出力ポート33bおよびオリフィ
ス43を介して油圧サーボC−0に連通している第1の
制御油室33cおよびアキュムレータコントロールバル
ブ20の調圧ボート20bに連通している第2の制御油
室30dを有しており、油圧サーボC−Oの油圧が所定
圧に上昇すると、入力ポート33aと出力ポート33b
を連通する。更に、油圧サーボC−0とボート39bと
を連通する油路dにサーボC−Oからボート39bへの
流れを許容するチエツクボール40が介在しており、か
つ該油路dから前記油路すに連通する油路eにボート3
9aからボート37bへの油の排出を許容するチエツク
ボール41が介在している。
そして、第1のブレーキ用油圧サーボB−1は、図示し
ていないが、シリンダケースに油密状に嵌合しているピ
ストンを有しており、該ピストンの一側とケースとの間
でブレーキ解放用油圧室を形成すると共に戻し用スプリ
ングが縮設されており、またピストンボス部およびケー
スとの間に油密状にかつ軸方向移動を阻止されて嵌合さ
れているエンドプレートと前記ピストンの他側との間で
ブレーキ係止用油圧室を構成している。また、ケースの
一端はカバーにて塞がれており、かつ該ケース他端から
、前記ピストンに固定されているロッドが突出して前記
第1のブレーキB1のバンド先端部に当接している。な
お、ブレーキ解放用油圧室は前記3−4シフトバルブ3
9のボート39bに連通しており、また係止用油圧室3
1は前記B1モジュレータバルブ30の調圧ボート30
aに油路fを介して連通している。
なお、第4図において、75はロックアツプクラッチコ
ントロールバルブ、76はロックアツプクラッチモジュ
レータバルブ、sL3はロックアツプクラッチ制御用ソ
レノイドバルブであって、第5図(こおける2重丸を付
した変速段において適宜制御される。また、77はセカ
ンダリレギュレータバルブであり、79はローモジュレ
ータバルブであり、更に80はC3タイミングバルブで
ある。
ついで、本実施例による作用について説明する。
マニュアルバルブ58をDレンジに操作した状態での1
速時、第5図に示すように、第1のソレノイドバルブS
1のみがオンしてドレーン状態にあり、第2のソレノイ
ドバルブ3.2はオフで供給状態にある。この状態では
、1−2シフトバルブ36は制御油室36dへの油圧供
給に基づき上半位置にあり、かっ2−3シフトバルブ3
7は制御油室37dの油圧解放に基づき下半位置にあり
、そして3−4シフトバルブ39は、制御油室39fに
油圧供給されているが、2−3シフトバルブ37のライ
ン圧供給ボート37fがらのライン圧が拘束用制御油室
39gに供給されて下半位置に拘束されている。従って
、マニュアルバルブ58のDレンジポートDがらライン
圧が第1のクラッチ用油圧サーボC−1に供給されてい
るだけで、他の油圧サーボには油圧されていない。
この際、制御部からの信号に基づきスロットル圧コント
ロールバルブ5が適宜作動されて所定スロットル圧P、
を発生する。更に、該スロットル圧はアキュムレータコ
ントロールバルブ2oの信号ボート20cに供給され、
入力ボート2oaに供給されたライン圧がフィードバッ
ク圧により所定割合に減圧され、該減圧された油圧が出
カポ−)20bから各アキュムレータ21・・の背圧室
7・・・に供給される。これにより、油圧サーボC−t
に連通するアキュムレータ21は、第1のクラッチC1
の係合特性に対応して背圧室7.の油圧がスロットル圧
コントロールバルブ5に基づき適正に制御されて、該ク
ラッチc1は滑らかに係合する。なお、スロットル圧コ
ントロールバルブ5に基づき、プライマリレギュレータ
バルブ33によるライン圧および他のアキュムレータ2
2〜2.の背圧室72〜7.も同時に調圧されるが、他
のクラッチC2〜COおよびブレーキBl、B2は非係
合状態にあって何等影響を受けることがない。
そして、該第1のクラッチC1が係合し、かつ第1およ
び第2のワンウェイクラッチF1、FOが係合する1速
状態にあっては、入力軸15の回転は、第1のクラッチ
C1および第2のワンウェイクラッチFOを介して小リ
ングギヤR1に伝達され、かつこの軸では第1のワンウ
ェイクラッチF1により大リングギヤR2の回転が阻止
されているので、サンギヤSおよびそれと一体のドラム
63を自縛方向に空転させながらキャリヤCRは大幅に
減速回転され、該減速回転が出力ギヤ13から取出され
る。そして、該ギヤ13の回転は減速R構51にて減速
され、更にディファレンシャル装置52により左右アク
スルシャフト59a59bに伝達される。
また、2速状態にあっては、第1のソレノイドバルブS
、1に加えて第2のソレノイドバルブSL2がオンする
。すると、2−3シフトバルブ37および3−4シフト
バルブ3つは下半位置に保持された状態で、1−2シフ
トバルブ36は制御油室36dの油圧解放により下半位
置に切換えられる。この状態では、Dレンジボートから
のライン圧がライン圧供給ボート36aおよび出力ポー
ト36bを介して油路aに供給され、更にB1モジュレ
ータバルブ30のライン圧ボート30bに供給される。
更に、2−3シフトバルブ37はDレンジからのライン
圧供給ボート37fとボート371を連通した状態にあ
り、該Dレンジからのライン圧供給ボート37fからの
ライン圧は、ボート37iおよび油路gを介してB1モ
ジュレータコントロールバルブ32の第1の入力ボート
32dに供給され、かつ1,2速状態にあっては該コン
トロールバルブ32は上半位置にあって、入力ボート3
2dの油圧は出力ポート32bを介してBlモジュレー
タバルブ30の拘束用制御油室30Cに供給されている
。従って、該モジュレータノくルブ30は左半位置に拘
束された状態にあり、前記ライン圧供給ボート30bの
ライン圧はそのまま調圧ボート30aに出力され、該ラ
イン圧は油路fを介して第1のブレーキ用油圧サーボB
−1のブレーキ係止用油圧室31に供給される。これに
より、ピストン6つが伸長してバンド先端62bを押圧
し、第1のブレーキB1のバンド62をライン圧に基づ
く強い力にて締付ける。なおこの際、サンギヤSおよび
それと一体のドラム63は自縛方向Aに回転しており、
バンドブレーキB1は、上述比較的弱い締付力によって
も自縛方向回転に基づく自己倍力機能によりサンギヤS
を停止し得るが、上述ライン圧に基づく大きな容量にて
確実にサンギヤSを係止する。
また、上述Dレンジへのシフト時と同様に、1→2速ア
ップシフト時も、スロットル圧コントロールバルブ5が
制御部からの電気信号により適宜調圧され、更に該スロ
ットル圧によりライン圧がアキュムレータコントロール
バルブ20にて調圧されて各アキュムレータ2.・・・
の前圧室71・・・に供給される。これにより、B1ブ
レーキ油圧サーボB−1は、そのアキュムレータ2.が
適宜背圧制御されることにより、該ブレーキB1の係合
特性に合せて適宜調整されて、第1のブレーキB1は滑
らかに係合する。なおこの際、他のクラッチC1、C2
,Co用アキュムレータ2..22,2コも背圧制御さ
れるが、第2のクラッチおよび第4のクラッチCOは解
放状態にあって同等影響を受けることはなく、かつ第1
のクラッチC1はスロットル圧変化に基づくライン圧の
変化に伴って油圧サーボC−1の油圧が変化するが、該
クラッチC1は既に係合した静掌擦状態にあり、かつ係
合油圧はクラッチのトルク負荷に対してかなり高い値に
あり、該クラッチC1が滑るようなことはない。
そして、第1のクラッチC1に加えて第1ブレーキB1
が係合し、かつ第2のワンウェイクラッチFOが係合す
る2速状態にあっては、入力軸15の回転は、第1のク
ラッチC1および第2のワンウェイクラッチFOを介し
て小リングギヤR1に伝達され、かつ第1ブレーキB1
によりサンギヤSが停止されているので、該小リングギ
ヤR1の回転は大リングギヤR2を空転しながらキャリ
ヤCRから2速回転として取出される。なお、該1→2
変速にあっては、第1のワンウェイクラッチF1がオー
バランして、つかみ換えによるシフトショックの発生を
防止している。
更に、3速状態にあっては、第2のソレノイドバルブS
L2はオン状態を維持され、かつ第1のソレノイドバル
ブSL1がオフ状態に切換わる。
この状態では、1−2シフトバルブ36および3−4シ
フトバルブ39が下半位置に保持された状態で、2−3
シフトバルブ37が、その制御油室37dの油圧供給に
より上半位置に切換わる。これにより、1−2シフトバ
ルブのボート36aおよび36bを介して供給されてい
る油路aのライン圧は、入力ボート37aおよび出力ポ
ート37bを介して油路すに連通され、更に第4のクラ
ッチ用油圧サーボC−0およびそのアキュムレータ23
のアキュムレータ室9.に供給される。また、2−3シ
フトバルブ37のボート37iがDレンジからのライン
圧供給ボート37fに連通している状態からドレーンボ
ート37cに切換わり、これによりB1モジュレータコ
ントロールバルブ32の第1の入力ボート32dへの油
圧はドレーンされる。また、油圧サーボC−0に供給さ
れた油圧が油jlicを通ってC3タイミングバルブ8
0の拘束用制御油室80aに作用し、該バルブ80を上
半位置に切換える。すると、3−4シフトバルブ39の
ライン圧がポート39dからのライン圧がボート39i
を通って03タイミングバルブの入力ボートに供給され
、更に出力ボートおよびモジュレータバルブ68を経て
第3のクラッチ用油圧サーボC−3に供給される。そし
て、第4のクラッチ用油圧サーボC−0およびそのアキ
ュムレータ23の油圧が所定値に上昇すると、該油圧が
2−3タイミングバルブ33の第1の制御油室33cに
作用することに基づき該バルブ33が上半位置に切換わ
り、油圧すからの油圧はライン圧供給ボート33aおよ
び出力ボート33bそしてチエツクバルブ40を介して
速やかに油路dに供給され、更に3−4シフトバルブ3
9のボート39a39bを介して第1のブレーキ用油圧
サーボB−1のブレーキ解放用油圧室35に供給される
更に、この状態にあっては、油圧サーボC−70の油圧
は油路Cを介してB1モジュレータバルブ32の制御油
室32cに作用し、該バルブを下半位置に切換えるが、
3−4シフトバルブ39のポート39cがドレーンポー
ト39eに連通した状態にあり、B1モジュレータコン
トロールバルブ32は、その第1の入力ボート32bと
同様に第2の入力ボート32aもドレーン状態にあり、
従ってB1モジュレータバルブ30は調圧状態にあって
、ライン圧供給ポート30bのライン圧がフィードバッ
クポート30dのフィードバック圧等により所定割合に
て減圧され、該モジュレータ圧が油路fを介して第1の
ブレーキ用油圧サーボB−1のブレーキ係止用油圧室3
1に作用する。これにより、該油圧サーボB−1は、ブ
レーキ解放用油圧室35に作用するライン圧がブレーキ
係止用油圧室31に作用しているモジュレータ圧に打謄
ってピストン69を移動し、バンドブレーキB1を解放
する。この際、アキュムレータ23に連通している油圧
サーボC−0の油圧が高まり、その状態で2−3タイミ
ングバルブ33が切り換わってブレーキ解放用油圧室3
5に油圧が速やかに供給されて、第1のブレーキB1が
第4のクラッチCOの係合に先立って解放することを防
止され、瞬間的にでも1速状態に戻ることが防止される
更に、2→3速変速に際し、前述と同様に、スロットル
圧コントロールバルブ5が電気信号により適宜副脚され
、更に該スロットル圧によりライン圧がアキュムレータ
コントロールバルブ20を介して調圧され、該調圧され
た油圧がアキュムレータ2.・・・2コ・・・の背圧室
・・・71・・・に供給されると共に、2−3タイミン
グバルブ33の第2の制御油室33dに供給される。こ
れにより、前述と同様に、スロットル圧コントロールバ
ルブ5に基づくアキュムレータ背圧制御により、クラッ
チCOの係合特性に対応するように油圧サーボC−0の
油圧が調整され、滑らかな該クラッチCOが係合すると
共に、タイミングバルブ33の切換えタイミングが適正
に調整され、第4のクラッチCOの係合と第1のブレー
キB1の解放のタイミングが適正に合せられる。また同
時に、B1モジュレータバルブ30の制御油室30eに
もアキュムレータコントロールバルブの出力ボート20
bからの油圧が供給され、該モジュレータバルブ30か
らのモジュレータ油を高める方向に適宜調圧する。
そして、該調圧された油圧は油路fを介してブレーキ解
放用油圧室31に供給され、上述タイミングバルブ33
の制御と相俟って、該ブレーキB1の解放時を適正に調
整する。
更に、該2→3速アツプシフトに際して、例え、該第1
のブレーキ用油圧サーボB−1のブレーキ解放用油圧室
35への油圧供給タイミングが遅れて、−時的に第4の
クラッチCOが係合すると共に第1のブレーキB1が係
止した4速状態が表面的に現出しても、4速状態にあっ
ては、サンギヤSは反間方向Bの回転となり、モジュレ
ータ圧に基づく第1のブレーキB1の容量であっては、
該反間方向Bの回転を係止して4速状態にするには容量
不足であって、ドラム63を滑らしてしまう。
これにより、2→3速変速時に、2→4→3速となる変
速状態が生ずることは確実に防止される。
そして、第1のクラッチC1に加えて第3のクラッチC
3および第4のクラッチCOが係合し、かつ第1のブレ
ーキB1が解放する3速状態にあっては、入力軸15の
回転は、第2のワンウェイクラッチFOおよび第3のク
ラッチC3を介して小リングギヤR1に伝達されると共
に、第4のクラッチCOを介して大リングギヤR2に伝
達され、プラネタリギヤユニット12が一体となる一体
回転がキャリヤCRから出力ギヤ13に取出される。
この際、第4のクラッチCOおよび第1のブレーキB1
とのつかみ換えを生ずるが、上述したように適正なタイ
ミングがとられると共に他の変速段を経由する変速は阻
止され、シフトショックを生ずることはない。また、第
3のクラッチC3も同時に係合するが、該クラッチC3
は第2ワンウエイクラツチFOと並列になっているので
、該クラッチC3の係合タイミングは遅くて足りる。
ついで、4速状態にあっては、第1のソレノイドバSL
1のオフに加えて、第2のソレノイドバルブSL2もオ
フ状態に切換わる。この状態にあっては、2−3シフト
バルブ37が上半位置に保持され、3−4シフトバルブ
39は、その制御油室39fに制御油圧が供給されて、
上半位置が切換わり、まな1−2シフトバルブ36は、
その制御油室36dに供給されるが、2−3シフトバル
ブ37のライン圧供給ボート37fのライン圧がボート
37hを通って拘束制御油室36gに供給されており、
下半位置に維持されている。これにより、3−4シフト
バルブ3つのB1リリーフボート39bがドレーンボー
ト39eと連通して、第1のブレーキ用油圧サーボB−
1のブレーキ解放用油圧室31がドレーンされる。なお
、前記3速における第4のクラッチ用油圧サーボC−0
への油圧供給に基づき、油路Cを介してB1モジュレー
タコントロールバルブ32の制御油室32cに油圧が供
給され、該バルブ32は第2の入力ボート32aおよび
出力ポート32bが連通状態にある下半位置に切換えら
れた状態にあるが、この状態で、4速において3−4シ
フトバルブ3つが切換えられ、ライン圧供給ボート39
dがボート39cに連通すると、ライン圧はボート39
d、39cおよびB1モジュレータコントロールバルブ
のボート32a、32bを通ってB1モジュレータバル
ブ30の拘束用制御用油室30cに供給され、該バルブ
30の下半位置、即ちライン圧ボート30bと調圧ボー
ト30aを直通したライン圧供給状態に切換える。従っ
て、油路aからのライン圧は、ボート30bおよび30
aを通ってそのまま油路fに導かれ、第1のブレーキ用
油圧サーボB−1のブレーキ係止用油圧室31の供給油
圧はモジュレータ圧からライン圧に切換わる。
この際、前述と同様に、スロットル圧コントロールバル
ブ5の電気制御に基づきアキュムレータ2、の背圧室7
.への供給油圧を制御してシフトスムースを図ることも
できるが、第4図に示すように、ブレーキ解放用油圧室
35からのドレーン油圧をオリフィス83a、83b、
83c等によりは調整することにより、第1のブレーキ
B1の係合を制御するようにしている。また、この状態
にあっては、サンギヤSおよびそれと一体のドラム63
は反間方向の回転を係止するため自己倍力作用を期待で
きないが、油圧サーボB−1のブレーキ係止用油圧室3
1に作用するライン圧に基づき、バンドブレーキB1は
大きな容量を有しており、該反間方向の回転に対しても
確実に係止する。更に、3−4シフトバルブ39のC3
タイミングボート39 iがドレーンボート39jに連
通ずることにより、第3の油圧サーボC−3の油圧はチ
エツクボール85およびC3タイミングバルブ80.3
−4シフトバルブ39のボート39iおよび39jを介
してドレーンされる。なお、4速状態にあっては、スロ
ットル圧コントロールバルブ5が制御部からの電気信号
により高目に調圧され、アキュムレータコントロールバ
ルブ20からの出力圧であるアキュムレータ背圧が高目
に設定される。
そして、第1のクラッチC1および第4のクラッチCO
が係止状態にあると共に第1のブレーキB1が係止状態
に切換えられ、かつ第3のクラッチC3が解放状態に切
換えられる4速状態にあっては、入力軸15の回転は、
第4クラツチをCOを介して大リングギヤR2に伝達さ
れ、かつ第1のブレーキB1によりサンギヤSが係止さ
れているので、該大リングギヤR2の回転はリングギヤ
R1を空転しながらキャリヤCRを高速回転し、該回転
が出力ギヤ13に伝達される。なおこの際、第1のブレ
ーキB1の係止ど共に第3のクラッチC3の解放が行わ
れるが、第3のクラッチC3を早目に解放しても第2の
ワンウェイクラッチFOにより3速状態は維持され、従
って第1のブレーキB1の係止をオリフィス83・・・
等により遅日に制御することによりつかみ換えによるシ
フトショックの発生は防止される。
一方、4→3速にダウンシフトする際に、前述したよう
に3−4のシフトバルブ39が下半位置に切換えられ、
ボート39a、39bを通って第1のブレーキ用油圧サ
ーボB−1のブレーキ解放用油圧室35に油路すからの
油圧が供給されると共に、ライン圧供給ボート39dの
ライン圧がボー)39i、C3タイミングバルブ80お
よびC3モジユレータバルブ68を介して第3のクラッ
チ用油圧サーボC−3に供給される。この際、油圧サー
ボB−1のブレーキ解放用油圧室35へのリリース油圧
がオリフィス83b、83c等を介して制御され、これ
により、第2のワンウェイクラッチFOのオーバランか
ら係止への切換機能と相俟ってシフトスムーズが図れて
いる。
また、3→2速にダウンシフトする際、前述したように
2−3シフトバルブ37が下半位置に切り換えられ、C
Oボート37bをドレーンボート37cに連通ずる。す
ると、まず油圧サーボB−1のブレーキ解放用油圧室3
5の油圧がボート39a、39b、油路d、チエツクボ
ール41、油路eそして油路すおよびボート37bを通
ってドレーンボート37cからドレーンされ、そして第
3のクラッチ用油圧サーボC−0の油圧がアキュムレー
タ2.のアキュムレータ室93の油圧と共に油路すおよ
びボート37bを介してドレーンボート37cからドレ
ーンされる。これにより、第4のクラッチCOの解放が
第1のブレーキB1の停止に比して遅くなり、第4のク
ラッチCOおよび第1のブレーキB1が共にに解放する
1速状態を経由する変速、即ち3→1→2速となる変速
作動が防止される。更に、例え第1のブレーキ用油圧サ
ーボB−1のブレーキ解放用油圧室35のドレーンが早
くなり過ぎ、第4のクラッチCOおよび第1のブレーキ
B1が共に係合する4速状態が表面的に現出しても、こ
の状態にあっては、既に3速状態においてシフトバルブ
36が上半位置に切換えられ、その出力ボート36bが
ドレーンボート36cに連通ずるように切換えられる。
従って、第1のブーレキ用油圧サーボB−1のブレーキ
係止用油圧室31の油圧は油路f、Blモジュレータバ
ルブ30のボート30a、30b、油路aおよびボート
36bからドレーンボート36cに排出される。
そして、4→2速にキックダウンする際、34シフトバ
ルブ39が下半位置に切換えられると共に、2−3シフ
トバルブ37も下半位置に切換えられる。これにより、
第4のクラッチ用油圧サーボC−0の油圧が油路すおよ
びボート37bを通ってドレーンボート37cがら排出
されると共に、第1のブレーキ用油圧サーボB−1のブ
レーキ解放用油圧室35の油圧がボート39b、39a
、油路d、チエツクボール41、油路eaおよびボート
37bを通ってドレーンボート37cから排出される。
この際、B1モジュレータコントロールバルブ32は、
油圧サーボc−oに基づく制御油室32cの油圧が解放
されて上半位置に切換わると共に第1の入力ボート32
aがドレーンされて、−時的に81モジユレータバルブ
3゜の拘束用制御室30cの拘束圧が解放され、該バル
ブ30はモジュレータ圧を発生するが、直ちに2−3シ
フトバルブ37のボート37iを介してコントロールバ
ルブ32のボート32dにライン圧が供給され、更に該
ライン圧はボート32bを介して拘束用制御油室30c
供給されて、B1モジュレータバルブ30をライン圧供
給状態に拘束する。これにより、第1のブレーキB1は
解放作動を経ることなく、係合状態を維持され、−動作
にて素早くかつ滑らかにダウンシフトされる。
一方、マニュアルバルブ58をRレンジに操作すると、
Rレンジボートからのライン圧が第2のクラッチ用油圧
サーボC−2およびそのアキュムレータ2□に供給され
る。この際、前述と同様に、スロットル圧コントロール
バルブ5が制御部からの電気信号により適宜調圧され、
更にアキュムレータコントロールバルブ20に作用し、
ライン圧を減圧した油圧がアキュムレータ21.22・
・・の背圧室7.7□・・・に供給され、アキュムレー
タ22を背圧制御することにより、油圧サーボC−2の
油圧が第2のクラッチC2の係合特性に対応して制御さ
れ、N→RまたはD−Rの切換え時のシフトスムースが
図られる。
更に、該リバースレンジにあって、車両が所定速度例え
ば7km/H以下の実質的停止状態にある場合は、1−
2シフトバルブ36は上半位置にあって、Rレンジボー
トからのライン圧が2方向チエツクバルブボート36f
および36eを介して第2のブレーキ用油圧サーボB−
2に供給される。
そして、第2のクラッチC2および第2のブレーキB2
が係合しているリバース状態にあっては、入力軸15の
回転は、第2のクラッチC2を介してサンギヤSに伝達
され、更に第2のブレーキB2により大リングギヤR2
が停止されているので、該サンギヤSの回転は小リング
ギヤR6を逆方向に空転させながら、キャリヤCRに逆
回転として伝達し、該逆回転が出力ギヤ13から取出さ
れる。
また、リバースレンジであって、車両が所定速度以上に
て惰性走行している場合、第2ソレノイドバルブSL2
がオンして1−2シフトバルブ36が下半位置に切換わ
る。この状態にあっては第2のブレーキ用油圧サーボB
−2に油圧が供給されず、上述したりリバース状態にな
らない。
一方、マニュアルバルブ58を3レンジに操作すると、
3レンジボートからライン圧が3−4シフトバルブ3つ
の拘束用制御油室39hに供給され、該バルブ39が上
半位置即ち4速位置になることが阻止される。
また、マニュアルバルブ58を2レンジに操作すると、
2レンジボートからのライン圧がC3タイミングバルブ
80の拘束用制御油室80bに供給され、該バルブ80
を有半位置に保持して、第3のクラッチ用油圧サーボC
−3に常に油圧を供給する。これにより、第3のクラッ
チC3を介して入力軸15と小リングギヤR1とを連結
し、コースト時における第2のワンウェイクラッチFO
のオーバランニングによる惰性走行を排して、エンジン
ブレーキを作動させる。
更に、マニュアルバルブ58を小リングに操作すると、
ルンジボ−1〜からのライン圧2−3シフトバルブ37
の拘束用制御油室37eに供給して、該バルブが上半位
置即ち3.4速位置になることが阻止される。また、小
リングボートからのライン圧はローモジュレータバルブ
79により減圧され、該モジュレータ圧が2方向チエツ
クバルブを経て1−2シフトバルブ36のボート36f
に供給される。1速時に第2のブレーキ用油圧サーボB
−2にモジュレータ圧が供給される。
なお、上述実施例は、B1モジュレータコントロールバ
ルブ32を用いているが、必ずしも該コントロールバル
ブは必要としない構成も採り得る。
即ち、2−3シフトバルブ37のボート37iと2方向
チエツクバルブ90の一方入力ボート90aに連通し、
また3−4シフトバルブ39のボー)39cに該チエツ
クバルブ90の他方向入力ボート90bに連通し、そし
て該バルブ90の出力ボート90Cを81モジユレータ
バルブ30の拘束用制御油室30cに連通ずる。
これにより、2速時は、2−3シフトバルブ37のライ
ン圧供給ボート37fからのライン圧が、ボート37i
、2方向チエツクバルブ90の入力ポート90aおよび
出力ボート90cを介してB1モジュレータバルブ30
の拘束用制御油室30Cに供給され、該バルブをライン
圧供給状態に保持する。
また、4速時は、3−4シフトバルブ39のライン圧供
給ボート39dからのライン圧が、ポー1〜39e、2
方向チエツクバルブ90の入カボート90bおよび出力
ボート90Cを介して拘束用制御油室30Cに供給され
、B1モジュレータバルブ30をライン圧供給状態に保
持する。
そして、3速時は、2−3シフトバルブ37のボート3
7iはドレーンボート37cに連通し、また、3−4シ
フトバルブ39のボート39cもドレーンボート39e
に連通して、拘束用制御油室30cは解放状態にあり、
B1モジュレータバルブ30は、ライン圧供給ボート3
0bのライン圧を適宜調圧して調圧ボート30aから出
力する。
次に、本発明の特徴部分である回転軸の軸受潤滑構造に
ついて説明する。
第1図は前記した歯車減速機構部51の詳細を示す。
第1図(a)に示すように、シャフト孔54aをもつカ
ウンタシャフト54は、トランスミッションケース17
b、コンバータハウジング17cの間にロールベアリン
グ101.102より回転自在に支持されている。また
、カウンタシャフト54のスラスト方向の支持は、一方
の端部はコンバータハウジング17cと間のスラストベ
アリング103を介して行われ、他方の端部はトランス
ミッションケース17bに支持されるロールベアリング
101のアウタレース105とカウンタドリブンギヤ5
3との間に配置されるスラストベアリング104で行わ
れる。ロックナツト107はインナレース106を介し
てカウンタギヤ53の軸方向の位置ぎめをしている。
このカウンタシャフト54はコンバータハウジング17
c側の端部側のシャフト孔54aに第1図(b)に示す
ようなカッププラグ109が圧入嵌合されている。鉄製
のカッププラグ109は有底筒状部材からなり、円形底
部には、カウンタシャフト54の軸心からの同一半径方
向に間隔をあけて貫通孔110が設けられている。この
貫通孔110に対向するコンバータハウジング17cに
は油路111の油路端部が臨んでおり、その油路端部に
は噴出ノズル113を持つ部材をカシメ付は潤滑油噴出
機構112を設ける。
軸受部の潤滑作用について説明すると、作動油は、コン
バータハウジング17cに形成された油路の噴出ノズル
113からカウンタシャフト54の一側端部のカッププ
ラグ109の貫通孔110に向けて噴出される。したが
って、噴出された潤滑油は一部貫通孔110を通過して
、シャフト孔り4a内に入すカウンタシャフト54のも
う一方の端部に至り、ロールベアリング101、スラス
トベアリング104の潤滑を行う。また、他の一部はカ
ッププラグ109底部に当り、スラストベアリング10
3方向に流れ、スラストベアリング103およびロール
ベアリング102の潤滑を行う。 したがって、本発明
によれば、回転軸の両端部に設けられるベアリングの潤
滑を簡単な構成で行うことにより回転部材およびロール
ベアリングの耐久性を伸ばし、加工工数を低減させるこ
とができる。このとき、カッププラグ109底部の軸心
からの同一半径方向に位置する貫通孔110部分の面積
と非通孔部分の面積を同一にしておけば潤滑油の貫通孔
通過量と非通過層を均等に分配することができる。また
、貫通孔の数および太きさを調節することにより、カウ
ンタシャフト54両側端部のベアリングへの潤滑バラン
スを適正に配分することができる。
また、上記実施例においては、油路をコンバータハウジ
ング17cに設けているが、油路をトルクコンバータ部
の反対側のトランスミッションケース17blllに設
け、その潤滑油噴出ノズルに対向したカウンタシャフト
54の端部のシャフト孔54aにカッププラグ109を
設けても良い。
なお、上記実施例では、本発明の回転部材の軸受潤滑構
造を自動変速機のカウンタシャフト54部分に適用した
例を示したが、本発明はこれに限定されず、比較的シャ
ツ、トが短い回転軸の両端に位置する軸受部分の潤滑構
造として有効に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る回転軸の軸受構造図、第2図は
本発明の適用される自動変速機の全体構造図、第3図は
、その変速ギヤ機構のスケマチック図、第4図は油圧制
御装置の全体を示す回路図、第5図の変速ギヤ機構の作
動説明図、第6図は従来の回転軸の軸受構造図である。 54・・・カウンタシャフト 109・・・カッププラグ、 101〜104・・・軸受 54a・・・シャフト孔、 110・・・貫通孔、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 軸方向に貫通したシャフト孔をもつ中空回転軸と中空回
    転軸の両端部を軸受部材を介して回転自在に支持した支
    持部材とからなる自動変速機の回転部材において、 該シャフト孔の一方の端部側に中空回転軸軸心から同一
    半径方向に少なくとも一つの貫通孔を形成したカップ状
    プラグを嵌挿させ、該端部に対向する支持部材に該貫通
    孔に向けて潤滑油を噴出する潤滑油噴出機構を設けたこ
    とを特徴とする自動変速機回転部材の軸受潤滑構造。
JP1297165A 1989-11-15 1989-11-15 自動変速機回転部材の軸受潤滑構造 Expired - Fee Related JP3017759B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1297165A JP3017759B2 (ja) 1989-11-15 1989-11-15 自動変速機回転部材の軸受潤滑構造
US07/612,700 US5131498A (en) 1989-11-15 1990-11-15 Lubricating device of automatic transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1297165A JP3017759B2 (ja) 1989-11-15 1989-11-15 自動変速機回転部材の軸受潤滑構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03157553A true JPH03157553A (ja) 1991-07-05
JP3017759B2 JP3017759B2 (ja) 2000-03-13

Family

ID=17843030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1297165A Expired - Fee Related JP3017759B2 (ja) 1989-11-15 1989-11-15 自動変速機回転部材の軸受潤滑構造

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5131498A (ja)
JP (1) JP3017759B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030030464A (ko) * 2001-10-11 2003-04-18 현대자동차주식회사 자동변속기의 윤활장치
JP2008164118A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Aisin Aw Co Ltd 潤滑油供給構造、及びそれを備えた自動変速機
KR100903325B1 (ko) * 2007-10-23 2009-06-16 현대자동차주식회사 자동변속기의 출력축 베어링 윤활장치
JP2013057371A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Aisin Aw Co Ltd 動力伝達装置
JP2017508927A (ja) * 2014-03-10 2017-03-30 トヨタ モーター エンジニアリング アンド マニュファクチャリング ノース アメリカ,インコーポレイティド 流れ制限プラグ及びそれを有する差動機駆動ピニオン

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08270766A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Honda Motor Co Ltd 遊星歯車機構の潤滑油供給構造
US6311155B1 (en) * 2000-02-04 2001-10-30 Hearing Enhancement Company Llc Use of voice-to-remaining audio (VRA) in consumer applications
DE19940235C1 (de) * 1999-08-25 2000-09-28 Neugart Gmbh & Co Getriebe, insbesondere Planetengetriebe, mit Druckausgleich
JP3856085B2 (ja) * 2000-08-01 2006-12-13 日産自動車株式会社 車両用動力伝達装置
US8177648B2 (en) 2010-07-19 2012-05-15 Ford Global Technologies, Llc Lubricant circuit including a cap plug
CN102121523A (zh) * 2010-12-17 2011-07-13 奇瑞汽车股份有限公司 一种自动变速器输出轴轴承的润滑结构
DE102012214771B4 (de) * 2012-08-20 2019-11-21 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Steckwellensystem und Differenzial mit Steckwellensystem

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3126980A (en) * 1964-03-31 Self-contained lubrication system
US2911267A (en) * 1957-11-12 1959-11-03 United Aircraft Corp Failsafe bearing lubrication
US2935363A (en) * 1958-07-28 1960-05-03 Bendix Aviat Corp Air-oil mist lubrication
US3326423A (en) * 1964-03-23 1967-06-20 Bristol Siddeley Engines Ltd Device for distributing liquids
JPS5937361A (ja) * 1982-02-26 1984-02-29 Aisin Warner Ltd 車両用無断自動変速機
GB8623279D0 (en) * 1986-09-27 1986-10-29 Lucas Ind Plc Differential gear arrangement
US4932501A (en) * 1989-04-03 1990-06-12 General Motors Corporation Oil metering system
FR2649754B1 (fr) * 1989-07-12 1991-11-29 Hispano Suiza Sa Dispositif de limitation de debit de lubrifiant au travers d'un arbre en rotation

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030030464A (ko) * 2001-10-11 2003-04-18 현대자동차주식회사 자동변속기의 윤활장치
JP2008164118A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Aisin Aw Co Ltd 潤滑油供給構造、及びそれを備えた自動変速機
KR100903325B1 (ko) * 2007-10-23 2009-06-16 현대자동차주식회사 자동변속기의 출력축 베어링 윤활장치
JP2013057371A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Aisin Aw Co Ltd 動力伝達装置
JP2017508927A (ja) * 2014-03-10 2017-03-30 トヨタ モーター エンジニアリング アンド マニュファクチャリング ノース アメリカ,インコーポレイティド 流れ制限プラグ及びそれを有する差動機駆動ピニオン

Also Published As

Publication number Publication date
US5131498A (en) 1992-07-21
JP3017759B2 (ja) 2000-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100293877B1 (ko) 자동변속기용회전클러치장치
US4547178A (en) Control system for an automatic transmission for a vehicle
JPH03157553A (ja) 自動変速機回転部材の軸受潤滑構造
JP3103568B2 (ja) 自動変速機における油圧制御装置
US4815341A (en) Electronically controlled automatic transmission
JPS61167743A (ja) 変速機
US5860886A (en) Hydraulic control device for automatic transmissions
JP2892058B2 (ja) 自動変速機のクラッチ機構
JPS6182054A (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JP3041004B2 (ja) 自動変速機
JPH10131984A (ja) 自動変速機の締結装置
JPH01216151A (ja) 自動変速機における油圧制御装置
JPH0124940B2 (ja)
JPH0663558B2 (ja) 変速機の制御装置
JP2892056B2 (ja) 自動変速機
JPH0810026B2 (ja) 変速機の制御装置
JPS61166730A (ja) 変速機の制御装置
JPS621141B2 (ja)
JP2743467B2 (ja) 副変速機の変速制御装置
JPH03157555A (ja) 自動変速機のオイルポンプのシール構造
JP2751394B2 (ja) 自動変速機のセレクトダウンシフト変速制御装置
JPS6231768A (ja) 多段自動変速機におけるロツクアツプクラツチ制御装置
JPS61167751A (ja) 車両用変速機の油圧制御装置
JPH03157563A (ja) 油圧サーボのアキュムレータ機構
JPH057579B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees