JPH03156723A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH03156723A
JPH03156723A JP17299690A JP17299690A JPH03156723A JP H03156723 A JPH03156723 A JP H03156723A JP 17299690 A JP17299690 A JP 17299690A JP 17299690 A JP17299690 A JP 17299690A JP H03156723 A JPH03156723 A JP H03156723A
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JP
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magnetic
layer
magnetic layer
bet
magnetic powder
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JP17299690A
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Yasuo Ando
康夫 安藤
Tsutomu Mihou
見寳 勉
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は磁気テープ、磁気シート、磁気ディスク等の磁
気記録媒体に関するものである。
口、従来技術 一般に、磁気テープ等の磁気記録媒体は、磁性粉、バイ
ンダ樹脂等からなる磁性塗料を支持体上に塗布、乾燥す
ることによって製造される。従来の磁気記録媒体におい
ては、磁性層は一層のみであるため、一種類の磁性粉に
よって低域から高域までの広い周波数帯域をカバーする
必要がある。
特に、近年の高記録密度化の傾向においては、高域の記
録特性を上げ、しかも低ノイズであるものが要求される
ため、高Hc、高BET値の磁性粉が用いらていれる。
ところが、一種類の磁性粉(磁性層)で磁気記録媒体が
構成されているため、高域特性を重視するあまり、高F
Ic、高BET値の磁性粉を用いざるを得ないことにな
るので、低域の特性が不十分となってしまう。また、記
録帯域がビデオ輝度信号より低域にあるHiFiオーデ
ィオの出力も、高Hc、高BET値の磁性粉でまかなう
には不足ぎみであった。
一方、ビデオ用磁気記録媒体において、磁気記録容量を
高めたり、或いは媒体の高周波域と低周波域とにおける
磁気記録特性を共に向上させ、均衡させるべ(、複数の
磁性層を有する媒体が提案されている(特開昭48−9
8803号、特開昭59−172142号、特公昭32
−2218号、特開昭51−64901号、特公昭56
−12937号、特開昭58−56228号、特開昭6
3−146211号各公報等)。
しかしながら、これらの媒体によっても、カラー信号出
力、ビデオ輝度出力、HiFiオーディオ出力のすべて
をバランス良く高め、高域、中域、低域に亘る全周波数
帯域での電磁変換特性を向上されるにはなお不十分であ
る。
ハ0発明の目的 本発明の目的は、全周波数帯域において電磁変換特性の
優れた(具体的には、ビデオ輝度信号出力、HiFiオ
ーディオ信号出力、カラー信号出力のすべてにおいて優
れた)特性を持つ磁気記録媒体を提供することにある。
二9発明の構成およびその作用効果 即ち、本発明は、非磁性支持体上に、第1の磁性層と、
第2の磁性層と、第3の磁性層とがこの順に積層されて
おり、前記第1の磁性層の磁性粉のHcが800Oe未
満、BET値が45m2/g未満であり、前記第2の磁
性層の磁性粉のHcが800Oe以上、BET値が45
1Ti/ g未満であり、かつ、前記第3の磁性層の磁
性粉のHcが800Oe以上、BET値が45nf/g
以上である磁気記録媒体に係るものである。
本発明によれば、磁性層を上記の第1、第2、第3の磁
性層で構成し、このうち上層(第3の磁性層)の磁性粉
のHc(抗磁力)を800Oe以上、BET値(比表面
積)を45rff/g以上としているので、高密度記録
が可能であって、特に高周波帯域でのS/N比、出力等
の電磁変換特性を向上させることができる。従って、こ
の第3の磁性層によって、ビデオ輝度信号出力をうまく
記録、再生することができることになる。かかる効果を
更に良好に奏する上で、Hcが850Oe以上、BET
値が50rl/g以上の磁性粉を採用すると、より一層
電磁変換特性が良好となる。
また、中間の磁性層である第2の磁性層については、そ
の磁性粉のHcは第3の磁性層と同様に800Oe以上
とするが、BET値は45r+(/g未満としているた
め、ビデオ輝度信号よりも低域ではあるがカラー輝度信
号よりは高域にあるHiFiオーディオ信号を十分に記
録、再生することができることになる。Hcは更に85
0Oe以上、BET値は更に40m2/g以下とするの
がよいが、下限は、30nf/gとするのがよい。
このように、第3の磁性層と第2の磁性層とによって、
高域及び中域での周波数特性が夫々分担せしめられる結
果、特にビデオ輝度信号の記録、再生特性を大きく向上
させることができる。このためには、第3の磁性層と第
2の磁性層との膜厚(又は層厚)の和は薄いことが必要
であり、特に1.0μm以下、更に望ましくは0゜6μ
m以下とするのが望ましい。
そして、これに加えて本発明では更に、第2の磁性層下
に、Hcが800Oe未満、BET値が45m2/g未
満の磁性粉を含む第1の磁性層を設けているので、上記
した輝度信号よりも低域のビデオカラー信号の出力特性
が向上する。これは、更にHcを700Oe以下、BE
T値を40m2/g以下とすることによって一層向上す
るが、下■は夫々4000 e 、30n(/ gとす
るのがよい。また、コノ第1の磁性層のBET値は比較
的小さ(、これに対応して磁性粉の粒子径が比較的太き
(なっている(第2の磁性層も同様である)ので、下層
のヤング率、ひいては磁性層全体のスティフネスが向上
することになる。
加えて、磁性粉の粒子径の比較的大きい下層であるから
、分散蛯が良くなり、かつ上層である第3の磁性層の表
面性を適度にコントロールし易くなる。この第1の磁性
層の膜厚は1.5〜4.0μmとするのが望ましい。
なお、本発明において、上記の第1、第2、第3の各磁
性層は互いに隣接していることが望ましい。但し、各層
間には明確な境界が実質的に存在する場合以外に、一定
の厚みで以て、両層の磁性粉が混在してなる境界領域が
存在する場合があるが、こうした境界領域を除いた上又
は下側の層を上記の各磁性層とする。特に、本発明の媒
体は、各磁性層を湿潤同時重層塗布(wet−on−n
et)方法で塗布形成するときに好適である。勿論、下
層を乾燥後に上層を塗布するnet−on−dry方法
でもよい。
また、上記の各磁性層は更に複数の層に分かれていても
よい。例えば、第1の磁性層をHc 700〜7500
 e、、B ET値35〜40m/gの下層部分と、H
c750〜800Oe、BET値40〜45m2/gの
上層部分とに分けて形成してもよい。この場合は、上記
した如き境界領域も含めて同一の磁性層とする。
本発明において、上記のrBET値」は、単位重量あた
りの表面積をいい、平均粒子径とは全く異なった物理量
であり、例えば平均粒子径は同一でありても、比表面層
が大きなものと、比表面積が小さいものが存在する。比
表面積の測定は、例えばまず、粉末を250’C前後で
30〜60分加熱処理しながら脱気して、該粉末に吸着
されているものを除去し、その後、測定装置に導入して
、窒素の初期圧力を0.5kg/m2に設定し、窒素に
より液体窒素温度(−195°C)で吸着測定を行う(
一般にB、E、T法と称されている比表面積の測定方法
詳しくはJ、Δme、 Chew、 Soc、 603
09(1938)を参照)。この比表面積(BET値)
の測定装置には、湯浅電池■ならびに湯浅アイオニクス
■の共同製造による「粉粒体測定装置(カンタ−ソープ
)」を使用することができる。比表面積ならびにその測
定方法についての一般的な説明は「粒体の測定」(J、
  L  ロへしLAV^ししE、  CLYDEOR
RJr  共著、 弁用その他訳;産業図書社刊)に詳
しく述べられており、また「化学便覧」 (応用編、1
170〜1171頁、日本化学合線、丸首■昭和41年
4月30日発行)にも記載されている(なお前記「化学
便覧」では、比表面積を単に表面積(m2/gr)と記
載しているが、本明細書における比表面積と同一のもの
である。)。
本発明の磁気記録媒体は、例えば第1図に示すように、
ポリエチレンテレフタレート等からなる非磁性支持体1
1に、第1の磁性層2、第2のCfi性層4、第3の磁
性層5をこの順に積層したものである。また、この積層
面とは反対側の支持体面にはバックコート層3が設けら
れているが、これは必ずしも設けなくてもよい、第2の
磁性層上にはオーバーコート層を設けてもよい。
第1図の磁気記録媒体において、第1の磁性層2の膜厚
は1.5〜4.0 μmとするのが好ましく、第2の磁
性層4の膜厚は0.1〜0.9μm、第3の磁性層5は
0.1〜0.9 μmとするのが好ましい。
第1〜第3の磁性層2.4.5には磁性粉を含有せしめ
うるが、こうした磁性粉としては、γ−Fe、O,、C
o含有γF ez 03 、F 11!3o4 。
Co含有Fe、O,等の酸化鉄磁性粉;Fe、N i、
 Co、 F e −N 1−Co合金、Fe−Ni合
金、Fe−A1合金、Fe−AN−Ni合金、Fe−A
l1!−Co合金、Fe−Mn−Zn合金、Fe−Ni
−Zn合金、F e−Al −N i−C。
合金、Fe−A/!−Ni−Cr合金、Fe−A/!−
Co−Cr合金、F e−Co −N 1−Cr合金、
Fe−Co−N1−P合金、Co−Ni合金等Fe、N
i、Co等を主成分とするメタル磁性粉等各種の強磁性
粉が挙げられる。
これらの磁性粉の中から、本発明に基いて上記υ の各磁性層2.4.5に好適存Hc、BET値のものを
選択できる。
各磁性層中にはまた、潤滑剤(例えばシリコーンオイル
、グラファイト、二硫化モリブデン、二硫化タングステ
ン、炭素原子数12〜20の一塩基性脂肪酸(例えばス
テアリン酸)や、炭素原子総数13〜40個の脂肪酸エ
ステル等、研磨剤(例えば溶融アルミナ)、帯電防止剤
(例えばカーボンブラック、グラファイト)等を添加し
てよい。
また、磁性N2.4.5に使用可能な結合剤としては、
平均分子量が約10000〜200000のものがよく
、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル
−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニト
リル共重合体、ポリ塩化ビニル、ウレタン樹脂、ブタジ
エンーアクリロニI・リル共重合体、ポリアミド樹脂、
ポリビニルブチラール、セルロース誘導体(セルロース
アセテートブチレート、セルロースダイアセテート、セ
ルローストリアセテート、セルロースプロピオネート、
ニドOセ/L/ ロース等)、スチレン−ブタジェン共
重合体、ポリエステル樹脂、各種の合成ゴム系、フェノ
ール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フ
ェノキシ樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、高
分子量ポリエステル樹脂とイソシアネートプレポリマー
の混合物、ポリエステルポリオールとポリイソシアネー
トの混合物、尿素ホルムアルデヒド樹脂、低分子量グリ
コール/高分子量ジオール/イソシアネートの混合物、
及びこれらの混合物等が例示される。
これらの結合剤は、−3Off M、−COOM、−P
O(OM’ )、(但しMは水素又はリチウム、カリウ
ム、ナトリウム等のアルカリ金属、M′は水素、リチウ
ム、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金属又は炭化水
素残基)等の親水性掻性基を含有した樹脂であるのがよ
い。即ち、こうした樹脂は分子内の極性基によって、磁
性粉とのなじみが向上し、これによって磁性粉の分散性
を更に良(し、かつ磁性粉の凝集も防止して塗液安定性
を一層向上させることができ、ひいては媒体の耐久性を
も向上させ得る。
こうした結合剤、特に塩化ビニル系共重合体は塩化ビニ
ルモノマー、スルホン酸若しくはリン酸のアルカリ塩を
含有した共重合性モノマー及び必要に応じ他の共重合性
モノマーを共重合することによって得ることができる。
この共重合体はビニル合成によるものであるので合成が
容易であり、かつ共重合成分を種々選ぶことができ、共
重合体の特性を最適に調整することができる。
上記したスルホン酸若しくはリン酸等の塩の金属はアル
カリ金属(特にナトリウム、カリウム、リチウム)であ
り、特にカリウムが溶解性、反応性、収率等の点で好ま
しい。
また、バラフコ−1−層3を設ける場合、上記した結合
剤に硫酸バリウム等の非磁性粒子を含有させ、支持体裏
面に塗布する。
また、上記の支持体1の素拐としては、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリプロピレン等のブラスチンク、A2
、Zn等の金属、ガラス、BN。
Siカーバ′イド、るイl器、陶器等のセラミックなど
が使用される。
次に、上記した媒体の製造装置の一例を第2図に示す。
この製造装置においては、まず供給ロール32から繰出
されたフィルム状支持体1は、押し出しコータ10.1
1.12により上記した磁性層2.4、S用の各塗料を
塗布した後、例えば2000Gaussの前段配向磁石
33により配向され、更に、例えば2000Gauss
の後段配向磁石35を配した乾燥器34に導入され、こ
こで上下に配したノズルから熱風を吹き付けて乾燥する
。次に、乾燥された各塗布層付きの支持体1はカレンダ
ーロール38の組合せからなるスーパーカレンダー装置
37に導かれ、ここでカレンダー処理された後に、巻取
りロール39に巻き取られる。各塗料は、図示しないイ
ンラインミキサーを通して押し出しコーター10.11
.12へと供給してもよい。なお、図中、矢印りは非磁
性ペースフィル11の搬送方向を示す。押し出しコータ
ー10.11.12には夫々、液溜まり部13.14.
15が設けられ、各コーターからの塗料をウェット・オ
ン・ウェット方式で重ねる。
なお、磁性層2.4.5の各塗料の塗布は、第2図の(
A)、(B)、(C)で示すように、押し出しコーター
40、押し出しコーター41.42、もの、(B)、(
C)は2つのコーターにより2層又は1層を塗布後に、
1層又は2層を積層塗布するものである。
ホ、実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において種々変更しうる。なお、下記
の実施例において「部」はすべて重量部である。
まず、下記の表−1に示した各組成物をそれぞ収混練、
分散し、各磁性塗料を調製した。
表 1 注) 上記において、Co−7−Fez offとはCo含有
(又は被着)のγ−Fe、O,、塩ビ系共重合体は一3
O,Kを含有していて(MRIIO:日本ゼオン社製)
、ポリウレタン樹脂は構造式中に を含むポリウレタン、ポリイソシアネートはコロネート
[、(日本ポリウレタン社製)である。
上記の各磁性塗料を第2図に示した押し出しコータを用
いて夫々吐出させ、厚さ14μmのポリエチレンテレフ
タレートベース上に上層と中間層の乾燥厚さが後記の表
−2に記載の膜厚となるよう塗布し、配向、乾燥処理を
行った後、スーパーカレンダー処理を施した。しかる後
、以下の組成のバックコート用塗料を磁性層の反対側の
面に乾燥厚さ1.0 μmとなるよう塗布した。
カーボンブランク(平均粒径20 mμ)40部カーボ
ンブランク(平均粒径300mμ)  5部ニトロセル
ロース            25部(旭化成社製セ
ルツバBTHy2) N−2301(日本ポリウレタン社製)25部コロネー
トしく日本ポリウレタン社製)10部シクロへキサノン
          400部メチルエヂルケトン  
       250部トルエン          
     250部このようにして幅広の磁性フィルム
を得、これを巻き取った。このフィルムを2インチ幅に
断裁し、各ビデオテープとした。これらの各テープにつ
いて以下の性能評価を行い、結果を表−2に示した。
(a)RF−出力、ルミ−3/N、りC]?−AM −
3/N、クロマ出カニ カラービデオノイズメーター5hibasoku 92
5D/1  を用い、日本ビクター社製r HR−37
000Jのデツキでリファレンステープに対する値(d
B)で表した。
各信号の周波数は次の通りである。
RF−出力  :6M)lz ルミ−3/N  :  6M1(z り07−AM −S/N :  629KI(zクロマ
−出力 :     629KHz(b)HiFiオー
ディオ出力 日本ビクター社製用(R−37000Jのデツキを用い
、リファレンステープに対する値(dB)で表した。
この出力信号の周波数は1.3MHzであった。
(以下余白) この結果から、次のことが明らかである。
(1)、磁性層を3層で構成し、各層の磁性粉のHc、
BET値を本発明の範囲内とすることによって、実施例
1〜16に示すように、全周波数帯域に亘って力、S/
Nが大きく向上する。
(2)、これに反し、上層、中間層、下層のいずれかが
本発明の範囲外であると、比較例1.2.3.4.5.
6のように夫々高域、中域、低域が特性不良となる。
(3)、上層、中間層、下層のうち2層又はそれ以上が
本発明の範囲を満たさないときは、比較例7.8.9.
10.11.12.13のように、更に特性が劣化する
(4)、中間層及び下層のない比較例14.15.16
は中域及び低域が悪く、中間層のない比較例17.18
.19は特に中域が劣化する。
(5)、上層と中間層とはその合計膜厚に好ましい範囲
があり、実施例17.18.19は合計膜厚が0.6μ
mを越えているので、全般的に中、低域が比較的低い値
を示している。その合31膜厚は0.6μm以下とする
のが望ましい。
次に、実施例1において、上層のHc又はBET値を変
化させたときの結果を第3図に、中間層のHc又はBE
T値を変化させたときの結果を第4図に、下層のHc又
はBET値を変化させた結果を第5図に夫々示した。
第3図の結果から、上層のHcを800Oe以上、BE
T値を45m/g以上とすべきことが分る。第4図の結
果から、中間層のHcを800Oe以上、BET値を4
5m2/g未満とすべきことが分る。また、第5図の結
果から、下層のi(cを800Oe未満、BET値を4
5m/g未満にすべきことが分る。
また、実施例19は、磁性層のバインダ(結合剤)とし
て、スルホン酸ナトリウム基を含有したポリウレタン(
UR8300:東洋紡績社製)に変えた以外は、実施例
1と同様にした例を示す。この例では、磁性m2の分散
性が向上するため、各性能が良好となっている。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を例示的に説明するものであって、第1図
は磁気記録媒体の一例の断面図、第2図は磁気記録媒体
の製造装置の概略図、第3図、第4図、第5図は磁性粉
の物性を変えたときの特性変化を示す各グラフ である。 なお、図面に示す符号において、 1・・・・・・・・・非磁性支持体 2・・・・・・・・・下層磁性層 3・・・・・・・・・パ°ンクコート層4・・・・・・
・・・中間磁性層 5・・・・・・・・・上層磁性層 である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、非磁性支持体上に、第1の磁性層と、第2の磁性層
    と、第3の磁性層とがこの順に積層されており、前記第
    1の磁性層の磁性粉のHcが800Oe未満、BET値
    が45m^2/g未満であり、前記第2の磁性層の磁性
    粉のHcが800Oe以上、BET値が45m^2/g
    未満であり、かつ、前記第3の磁性層の磁性粉のHcが
    800Oe以上、BET値が45m^2/g以上である
    磁気記録媒体。
JP17299690A 1989-08-31 1990-06-29 磁気記録媒体 Pending JPH03156723A (ja)

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