JPH03156674A - ベクトル処理装置及びベクトル処理方法 - Google Patents

ベクトル処理装置及びベクトル処理方法

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JPH03156674A
JPH03156674A JP29719789A JP29719789A JPH03156674A JP H03156674 A JPH03156674 A JP H03156674A JP 29719789 A JP29719789 A JP 29719789A JP 29719789 A JP29719789 A JP 29719789A JP H03156674 A JPH03156674 A JP H03156674A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はベクトル処理装置に関し、特にベクトル演算処
理時の命令実行指示タイミングの制御方式に関する。
従来技術 従来のベクトル処理装置において、演算結果のベクトル
レジスタへの格納速度が毎1クロック1要素である場合
における命令実行指示タイミングは、第2図(A)に示
すように、演算命令の実行指示後、演算で使用する演算
器のバイブライン段数相当クロックP経過したことを検
出することにより、後続する演算結果格納ベクトルレジ
スタを参照する命令の実行指示を与えるタイミングを得
るようになっている。
しかし、演算結果の格納速度が毎n (n≧2゜整数)
クロック1要素の場合、毎1クロック1要素の格納速度
の場合と同様に、演算命令の実行指示後に演算で使用す
る演算器のパイプライン段数相当クロックPだけ経過し
たタイミングで、後続の演算結果格納ベクトルレジスタ
を参照する命令の実行指示を与えると、ベクトルレジス
タの読出しがベクトルレジスタへの演算結果の格納より
早く行なわれてしまう可能性がある。
例えば、第2図(B)に示すように、ベクトルレジスタ
への格納速度が毎2クロ・ツクに1要素の演算命令に対
して、後続のベクトルレジスタ参照命令のベクトルレジ
スタの読出し速度が毎1クロック1要素である場合、先
行の演算命令の最後のベクトル要素の演算結果の格納よ
り、後続の演算命令の最後のベクトル要素の読出しが早
く行なわれてしまう。
このため、第2図(C)に示すように、演算結果の格納
が毎nクロック1要素の場合は、全てのベクトル要素の
演算結果の格納が終了するまで後続の演算結果を参照す
る命令の実行指示を与えないようになっている。従って
、演算結果格納が毎nクロック1要素の命令の後続に、
演算結果を参照する命令を実行する場合、全体として処
理時間が長くなる。
以上の問題を解決するために従来は、先行する演算命令
のベクトルレジスタへの格納速度n(毎ロタロック1要
素)を検出する手段を設け、ベクトル長VL、演算器の
バイブライン段数相当クロックPとすると、先行する演
算命令の実行指示後、(P+ (n−1)×VL)クロ
ック後に、後続ノ演算結果を参照する演算命令の実行指
示を与えている。これにより、第2図(D)で示すよう
に、ベクトルレジスタへの最後のベクトル要素の格納を
後続演算の最後のベクトル要素の読出しが、最も速い毎
1クロック1要素の読出しの場合において、追越さない
範囲で最速となるように命令実行指示のタイミングを制
御するようにしている。
上述した従来の制御技術では、後続の演算結果参照命令
のオペランドとして与えられたベクトルレジスタの読出
し速度が1クロツク1要素の場合に限り、命令実行指示
を最速で与えることができる。
すなわち、第2図(D)に示すような場合は、後続の演
算結果参照命令のベクトルレジスタの読出し速度が1ク
ロツクあたり1要素であるため、先行演算結果の最後の
ベクトル要素の格納を後続の演算結果参照命令の最後の
ベクトル要素の読出しが追越さない、最速のパターンに
なるように命令実行指示を与えている。
しかし、後続の演算結果参照命令のオペランドとして与
えられたベクトルレジスタの読出し速度が、毎にクロッ
ク1要素の場合、(k≧2.整数)最後のベクトル要素
の読出しは、先行演算結果の最後のベクトル要素の格納
より遅れ、後続命令の実行は最速となならない。
例えば、後続の演算結果参照命令のオペランドとして与
えられたベクトルレジスタの読出し速度が毎2クロック
1要素の場合、第3図(A)でボすように、最後要素の
読出しが最後要素の書込みより遅くなる。この場合、従
来の命令実行指示許可のタイミングが最速でないことは
明らかである。
このように、第3図(B)に示すような最後要素の読出
しが最後要素の書込みを追越さない範囲で最速になるよ
うに、後続のベクトルレジスタの読出し速度が毎にクロ
ック1要素の命令の実行指示を与えるような手段は存在
しない。
発明の目的 本発明の目的は、レジスタの格納速度及び読出し速度が
どのような条件であっても、その条件の下で常に最速と
なるような後続命令の実行指示を与えることができるベ
クトル処理装置を提供することである。
発明の構成 本発明によれば、ベクトルレジスタと、ノ々イブライン
処理をなす演算器とを含み、実行すべき前記ベクトルレ
ジスタ及び前記演算器の状態を管理しつつ命令の実行指
示をなすよう構成されたベクトル処理装置であって、実
行中の命令の実行結果のベクトルレジスタへの格納速度
(ロクロック/1要素)を保持する格納速度保持手段と
、前記実行中の命令に続く後続命令により指示されたオ
ペランドを与えるベクトルレジスタからの読出し速度(
kクロック/1要素)を保持する読出し速度保持手段と
、前記パイプラインの段数相当クロック(P)を保持す
るパイプライン段数クロック保持手段と、前記オペラン
ドのベクトル長(VL)を保持するベクトル長保持手段
と、前記格納速度、読出し速度、パイプライン段数相当
クロック、ベクトル長を参照して、先行する前記実行中
の命令の演算指示タイミングから、P+ (n−k)X
VI、なる時間後に前記後続命令の実行指示を許可する
タイミングを生成する手段とを有することを特徴とする
ベクトル処理装置が得られる。
実施例 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の実施例のシステム構成図であり、本装
置は、第1図に示すように、命令処理部1と命令制御部
2とからなる。命令処理部1はベクトルレジスタRO〜
R7と、演算器10〜13とクロスバスイッチ14とか
ら構成されている。
演算器10〜13は、例えば、夫々加算器、乗算器、論
理演算器、除算器であり、これらのパイプライン段数は
固有である。
また、ここでは、演算器10.11は毎クロツク1要素
ずつベクトルレジスタRO〜R3の要素を読出し、パイ
プライン段数クロック後に命令で指定されたベクトルレ
ジスタに毎クロツク結果を格納するものとする。演算器
12は毎2クロック1要素ずつベクトルレジスタR4,
R5の要素を読出し、パイプライン段数クロック後に命
令で指定されたベクトルレジスタに毎2クロック1要素
ずつ結果を格納するものとする。演算器13は毎4クロ
ック1要素ずつベクトルレジスタRe、R7の要素を読
出し、パイプライン段数クロック後に命令で指定された
ベクトルレジスタに毎4クロック1要素ずつ結果を格納
するものと仮定する。
命令解読指示部2は命令レジスタ20と、デコーダ回路
21と、格納速度判別回路22と、タイミング生成回路
23と、命令実行指示チエツク回路24、読出し速度判
別回路25と、チエツクタイミング決定回路26と、格
納速度レジスタ27とからなる。
命令レジスタ20に命令をセットし、デコーダ回路21
により命令をデコードし、命令実行に必要な使用ベクト
ルレジスタ要求情報を得る。格納速度判別回路22では
、命令レジスタ20で指定したベクトルレジスタへの演
算結果の格納が毎回クロック1要素の速度であるかを検
出し、命令で演算結果の格納のために指定するベクトル
レジスタに対応する格納速度レジスタ27に格納速度を
、命令の実行指示時から実行終了まで保持する。
読出し速度判別回路25では、命令レジスタ20の命令
からベクトルレジスタの読出しが毎回クロック1要素で
あるかを検出する。
タイミング生成回路23は格納速度レジスタ27の出力
と命令実行指示タイミングとから、書込み中のベクトル
レジスタの読出し許可タイミングを複数個生成する。
チエツクタイミング決定回路26では、読出し速度判別
回路25の出力と格納速度レジスタ27の出力とから、
タイミング生成回路23の出力のうちでどのタイミング
をチエツクするのが最適かを決定し、その結果を出力す
る。
命令実行指示チエツク回路24では、命令レジスタ20
にセットされている命令の使用すべきベクトルレジスタ
の指定の情報と、どのベクトルレジスタが読出し中ある
いは書込み中であるかという情報とに加えて、タイミン
グ生成回路23の複数個の出力と、その中でどのタイミ
ングをチエツクすればよいかを決定するチエツクタイミ
ング決定回路26の出力とから命令実行指示を生成する
ここて、本発明の実施例の詳細を説明する。第4図では
、ベクトルレジスタRO,R1の加算結果をR2に格納
する場合の制御フラッグを示している。まず、RO,R
1の読出し中を示し、後続演算でRO,R1の読出しを
制限するためのリード中フラッグは命令実行指示から読
出し終了まで点燈する。また、R2の読出し中を示し、
後続演算でのR2の書込みを制限するためのR2ライト
中フラッグは、命令実行指示から書込み終了まで点燈す
る。
さらに、R2の書込んだ結果を後続演算で読出す場合、
R2の書込みが開始するまで後続演算の命令実行指示を
待たせるためのR2ライト待ちフラッグは、命令実行指
示から演算、すなわち加算のパイプライン段数相当クロ
ックの時間点燈する。
これにより、実行すべき命令での使用を指定したベクト
ルレジスタに対応するベクトルレジスタのとジー状態の
解除を制御フラッグのリセットにより検出し、第5図で
示すようにRO,R1の加算結果をR2に格納し、この
R2とR3の乗算結果をR4に格納する場合、R2とR
3の乗算命令の実行指示はR2ライト待ちフラッグが消
燈するまで待つ。
ここで、同様に例えば、R6,R7の除算結果をROに
格納し、後続命令として、その結果のRO及びR1の加
算結果をR2に格納する場合を考えると、除算の結果の
格納速度は毎4クロック1要素であるため、演算器のパ
イプライン段数をP1ベクトル長VL、書込み速度n−
4とすると、第6図に示すようにROライト待ちフラッ
グを命令実行指示時から、 P+ (n−1)xvL−P+3VL  (クロック)
たけ点燈させ、このフラッグのリセットをチエツクして
後続の命令の実行指示を与える。書込み速度が毎nクロ
ック1要素の先行演算のベクトルレジスタへの最後のベ
クトル要素の格納を読出し速度が毎1クロック1要素の
後続演算の最後のベクトル要素の読出しが追越さない範
囲で最速な命令実行指示を与えることが可能になってい
る。
さらに、Re、R7の除算結果をR4に格納し、後続命
令として、その結果のR4及びR5の論理演算結果をR
2に格納する場合を考える。このとき、除算の結果の格
納速度は毎4クロック1要素であり、加算の読出し速度
は毎2クロック1要素であるため、第7図に示すように
、R4ライト待ちフラッグを除算命令実行指示時から P+ (n−1)XVL −P+3VL  (クロック
)だけ点燈させ、このフラッグのリセットをチエツクし
て、後続の命令の実行指示を与えたとすると、先行演算
のベクトルレジスタへの最後のベクトル要素の格納より
、後続演算の最後のベクトル要素の読出しが遅れること
になる。
以上のように、先行命令の結果の格納速度が同じでも、
後続命令の読出し速度が毎1クロック1要素の命令の場
合は、後続命令の実行指示を最速で与えることができる
が、毎にクロック1要素(k≧2.整数)の場合、後続
命令の実行指示を最速で与えられない。そこで、これを
改善するための機能をも有する命令制御部の実施例のブ
ロックを第8図に示す。
・命令レジスタ20に命令をセットし、ベクトル長レジ
スタ30には命令に対応するベクトル長を、パイプライ
ン段数レジスタ28には命令に対応する演算器のパイプ
ライン段数を夫々保持する。デコード回路21により、
実行しようとする命令の使用ベクトルレジスタの要求情
報をデコードする。
また、この命令のベクトルレジスタからの読出し速度(
k:毎にクロック1要素)を命令レジスタ20から検出
するための読出し速度判別回路25及び命令のベクトル
レジスタへの格納速度(n:毎nクロック1要素)を命
令レジスタ20から検出するための格納速度判別回路2
2を設ける。
ベクトルレジスタの読出し中を示すリード中フラッグ(
RBと略す)36及び書込み中を示すライト中フラッグ
(VBと略す)37を各ベクトルレジスタ毎に設け、夫
々命令により読出しあるいは書込みのために指定された
ベクトルレジスタに対応したフラッグが命令の実行指示
時にセットされ、夫々読出し終了あるいは書込み終了で
対応するRBあるいはVBがリセットされる。
さらに、ライト待ちフラッグ38−0〜38−N−1は
、WWO,WVl、WN2.・、WWN−1トN種に拡
張シ、ツレツレがさらにベクトルレジスタの本数だけ存
在する。
Nは命令処理部1に用意された演算器の中で一番遅い格
納速度で決まり、ここでは除算器がこれに該当し、N−
4となる。すなわち、4種のライト待ちフラッグが各ベ
クトルレジスタの本数分ずっ存在する。
各ライト待ちフラッグの長さは演算器のバイブライン段
数をP1ベクトル長をV Lとすると、WvOは命令実
行指示から P+0×VL −P    (りoツク)wwlは命令
実行指示から P+1×vL−P+vL   (クロック)WN2は命
令実行指示から P+2XVl、    (クロック) WWaは命令実行指示から P+3×vL    (クロック) とする。
以上のフラッグから、書込み中のベクトルレジスタを読
出してよいタイミングは、後続の命令のベクトルレジス
タの読出し速度が、 毎1クロック1要素のときWWa、毎2クロック1要素
のときWN2.毎3クロック1要素のとき1w1.毎4
クロック1要素のときwwOを夫々チエツクするように
、チエツクフラッグ決定回路35から指示される。
一般に、毎nクロック1要素Cn:N≧n≧2゜整数)
の書込中のベクトルレジスタを毎にクロック1要素で読
出す場合、VVn−kをチエツクすればよい。例えば、
毎4クロック1要素の書込み中のベクトルレジスタを毎
1クロック1要素で読出す場合、n−に−4−1=3と
なり、ww3をチエツクする。
あるいは、毎4クロック1要素の書込み中のベクトルレ
ジスタを毎2クロック1要素で読出す場合、n−に=4
 2−2とナリww2ヲチェックスる。あるいは、毎2
クロック1要素の書込み中のベクトルレジスタを毎2ク
ロックl要素で読出す場合、n−に−2−2−0となり
、vwOをチエツクする。ただし、毎2クロック1要素
の書込み中のベクトルレジスタを毎4クロック1要素で
読出す場合、n−に−2−4−−2<0となってしまう
が、kinの場合は、wwOをチエツクすることにする
チエツクフラッグ決定回路35は読出し速度判定回路2
5の出力にと、先行命令の実行命令指示時にこの命令で
指定された結果格納ベクトルレジスタに対応して格納速
度をセットした格納速度レジスタ27の出力nとを参照
して、wwO〜VWN−1のどのフラッグをチエツクす
るかを決定し、命令実行指示チエツク回路124に結果
を出力する。
次に、各ライト待ちフラッグのリセットのタイミング生
成方法について示す。まず、ライト待ちフラッグwwO
〜VwN−1は全て命令実行指示時に、この命令で結果
の格納を指定したベクトルレジスタに対応するビットを
セットする。命令実行指示により、ベクトルレジスタに
対応して存在するパイプライン段数カウンタ29のうち
、命令で結果の格納を指定したベクトルレジスタに対応
するカウンタに初期値としてセットし、同時にカウント
ダウンを開始し、クロック毎にカウントダウンをくりか
えす。パイプライン段数カウンタ29には、夫々カウン
タ値のデコード回路39があり、カウンタ値「1」のと
き、各ベクトルレジスタに対応したライト待ちフラッグ
リセットカウンタ33にカウント開始を通知すると同時
に、ベクトルレジスタに対応したvwOをリセットする
。さらに、カウンタ値が「0」のとき、このベクトルレ
ジスタに対応するパイプライン段数カウンタ29を停止
させる。このようにして、命令実行指示からP(クロッ
ク)だけ演算結果格納中のベクトルレジスタに対応した
wwOを点燈させる。
ライト待ちフラッグリセットカウンタ33はベクトルレ
ジスタ毎に存在し、命令実行指示により、演算結果格納
のために命令で指定されたベクトルレジスタに対応した
ライト待ちフラッグリセットカウンタ33に、ベクトル
長レジスタ30のflivLをセットし、対応するパイ
プライン段数カウンタ29′o値が「1」のときにカウ
ントダウンを開始し、毎クロック、カウントダウンをく
り返す。
ライト待ちフラッグリセットカウンタ33の値が「1」
となると、ライト待ちフラッグ選択カウンタ34がイン
クリメイントされ、自らのカウンタにも実行中命令ベク
トル長レジスタ32に保持されている、実行中の命令の
ベクトル長を新たにセットする。セレクタ31はライト
待ちフラッグリセットカウンタ33にセットすべきデー
タを供給するため、命令実行指示時はベクトル長レジス
タ30の値を選択し、ライト待ちフラッグリセットカウ
ンタ33の値が「1」となったときは、実行中命令ベク
トル長レジスタ32の値を選択する。
実行中命令ベクトル長レジスタ32は命令実行指示時に
命令で指定された結果格納ベクトルレジスタに対応して
ベクトル長をセットする。これは、結果格納中のベクト
ルレジスタのベクトル長を記憶しておいて、ライト待ち
フラグリセットカウンタ33がカウントしつくした時に
、初期値を供給する役目を果す。
ライト待ちフラッグ選択カウンタ34はベクトルレジス
タ対応に存在し、ベクトルレジスタへの結果格納命令の
実行指示時に、該当するライト待ちフラッグ選択カウン
タ34はrOJに初期化され、ベクトルレジスタの対応
するライト待ちフラッグリセットカウンタ33の値が「
1」になるたびにインクリメントする。つまり、ライト
待ちフラッグリセットカウンタ33が何回ベクトル長を
カウントし終ったかがカウントされている。
マイナス1加算器40は各ベクトルレジスタ毎に対応し
ている格納速度レジスタ27の値に「1」を加算し、r
n−IJを命令で演算結果の格納を指定するベクトルレ
ジスタに対応して生成スる。
一致検出回路41は、ベクトルレジスタ対応毎にマイナ
ス1加算器40で生成したrn −I Jとライト待ち
フラッグ選択カウンタ34の値とを比較し、そのカウン
タ値がrn−IJとなったとき、そのベクトルレジスタ
に対応した格納速度レジスタ27.ライト待ちフラッグ
選択カウンタ34゜実行中命令ベクトル長レジスタ32
.ライト待ちフラッグリセットカウンタ33を全てリセ
ットして初期化する。
以上からwwt−wwロー1のリセットタイミングは、
同じベクトルレジスタに対応したライト待ちフラッグ選
択カウンタ34と、ライト待ちフラッグリセットカウン
タ33との値の組合せて生成される。
つまり、同じベクトルレジスタに対応したライト待ちフ
ラッグ選択カウンタ34が「0」、かつライト待ちフラ
ッグリセットカウンタ33が「1」のときWWIをリセ
ット、ライト待ちフラッグ選択カウンタ33が「1」の
ときWN2をリセット、ライト待ちフラッグ選択カウン
タ34が「2」、かつライト待ちフラッグリセットカウ
ンタ33が「1」のときWN3をリセットする。
一般に、ライト待ちフラッグ選択カウンタ34がrn−
2J、かつライト待ちフラッグリセットカウンタ33が
「1」のときVWn−1をリセットするようにする。
このようにして、命令実行指示から、演算結果格納中の
ベクトルレジスタに対応したwwlをP+VL  (ク
ロック)、vv2をP+2×VL  Cりryブック 
、 WN2をP + 3 x VL  (りo ツク、
) 、 同様1.:、WWN−1をP+(N−1)xv
L (クロック)の時間たけ夫々点燈させる。
n−4である除算命令では、vwO〜ww3まで存在し
、この場合の各フラッグの点燈例を第9図に示す。
ここで、例えば、R[i、R7の除算結果をR4に格納
し、後続命令としてその結果のR4及びR5の論理演算
を行ない、結果をR2に格納する場合を考える。
命令レジスタ20にR6とR7の除算を行ないR4に格
納する命令を、ベクトル長VLをベクトル長レジスタ3
0に、パイプライン段数Pをパイプライン段数レジスタ
28に夫々セットする。デコーダ回路21により、Re
、R7を読出しのために、R4を書込みのために夫々使
用するという情報を命令実行指示チエツク回路24に与
え、ビジー状態をチエツクしビジーでなければ、命令実
行指示カ出すレ、WWO〜11w3 (7)R4及ヒR
6、R7のRB、R4のVBがセットされる。このとき
、格納速度レジ支夕27のR4は格納速度判別回路22
の出力「4」をセットする。
パイプライン段数カウンタ29のR4には、パイプライ
ン段数レジスタ28の出力rPJがセットされ、1クロ
ツク毎にカウントダウンを始め、Pクロック後WWOの
R4がリセットされる。
ライト待ちフラッグリセットカウンタ33のR4にも命
令実行指示時にベクトル長レジスタ30の出力rVL 
Jがセットされているが、カウントダウンせずに保持さ
れており、パイプライン段数レジスタ28のR4のカウ
ンタダウンが開始してからPクロック後に1クロツク毎
のカウントダウンを開始する。
命令実行指示でライト待ちフラッグ選択カウンタ34の
R4は、リセットされrOJとなっているため、やがて
ライト待ちフラッグリセットカウンタ33のR4の値が
「1」となり命令実行指示からrP+Vl、」クロック
後、WWI (7)R4カIJセットされる。その時、
命令実行指示時のベクトル長rVL Jは、実行中命令
ベクトルレジスタ32のR4に記憶されているため、ラ
イト待ちフラッグリセットカウンタ33のR4には、新
たに実行中命令ベクトル長しジッスタ32のR4の値「
VL」がセットされ、ライト待ちフラッグ選択カウンタ
34のR4がインクリメントして「1」となる。
再び、ライト待ちフラッグリセットカウンタ33のR4
がカウントダウンを開始し、wν1のR4のリセットか
らrVL Jクロック後、すなわち命令実行指示後rP
+2XVIJクロック後にww2のR4がリセットされ
る。同様に、さらにrVL Jクロック後、すなわち命
令実行指示後rP+3×VLJクロック後に、νw3の
R4がリセットされる。
これと同時に、ライト待ちフラッグ選択カウンタ34の
R4の値は「3」となり、これと格納速度レジスタ27
のR4の出力「4」から得られるマイナス1加算器40
のR4の出力「3」とが−致するため、格納速度レジス
タ27、ライト待ちフラッグ選択カウンタ34、実行中
命令ベクトル長レジスタ32、ライト待ちフラッグリセ
ットカウンタ3の各R4は全てリセットされる。
具体的には、毎4クロック1要素で除算結果を書込んで
いるベクトルレジスタR4及びR5を毎2クロック1要
素で読出し、論理演算を行ないベクトルレジスタR2に
格納する命令が命令レジスタ20にセットされる場合を
考える。
デユーダ回路21によりR4,R5を読出しに、R2を
書込みに夫々使用するという情報を、命令実行指示チエ
ツク回路24に与え、また読出し速度判別回路25によ
り、出力「2」が得られる。
この値と先行の除算の格納速度、すなわち格納速度レジ
スタ27のR4の値から4−2−2となり、チエツクす
べきフラッグはrWV2Jであるとチエツクフラッグ決
定回路35が決定する。この情報を命令実行指示チエツ
ク回路24に与えてこの回路24でVW2のR2のリセ
ットを検出し、R4とR5の論理演算の実行指示を命令
処理部に送出する。この様子を第10図に示す。
こうすることにより、第7図における時間Tは第10図
に示した様に存在しなくなって、全体として演算の高速
化が図れることになるのである。
発明の効果 以上述べた如く、本発明によれば、実行すべき命令のレ
ジスタ格納速度の他にレジスタ読出し速度をも考慮して
、後続命令の実行指示タイミングを生成するようにして
いるので、最後要素の読出しがこの最後要素の書込みを
追越さない範囲で最速に命令実行指示を与えることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の概略ブロック図、第2図(A
)〜(D)は従来技術を夫々説明する動作タイミング図
、第3図(A)は従来技術を説明する他の動作タイミン
グ図、第3図(B)は本発明により実現されるべき動作
タイミング図、第4図はベクトル演算命令の実行時の制
御フラッグを示す図、第5図及び第6図は本発明の実施
例の各動作を示すタイミング図、第7図は従来技術によ
る後続命令実行指示タイミングの例を示す図、第8図は
本発明の実施例による命令制御部の具体例回路図、第9
図及び第10図は本発明の実施例の各ケースにおける動
作タイミング図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・命令処理部 2・・・・・・命令制御部 1 0〜13・・・・・・演算器 20・・・・・・命令レジスタ 22・・・・・・格納速度判別回路 23・・・・・・読出速度判別回路 24・・・・・・命令実行指示チエツク回路25・・・
・・・読出速度判別回路 26・・・・・・チエツクタイミング決定回路27・・
・・・・格納速度レジスタ 28・・・・・・パイプライン段数レジスタ30・・・
・・・ベクトル長レジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベクトルレジスタと、パイプライン処理をなす演
    算器とを含み、実行すべき前記ベクトルレジスタ及び前
    記演算器の状態を管理しつつ命令の実行指示をなすよう
    構成されたベクトル処理装置であって、実行中の命令の
    実行結果のベクトルレジスタへの格納速度(nクロック
    /1要素)を保持する格納速度保持手段と、前記実行中
    の命令に続く後続命令により指示されたオペランドを与
    えるベクトルレジスタからの読出し速度(kクロック/
    1要素)を保持する読出し速度保持手段と、前記パイプ
    ラインの段数相当クロック(P)を保持するパイプライ
    ン段数クロック保持手段と、前記オペランドのベクトル
    長(VL)を保持するベクトル長保持手段と、前記格納
    速度、読出し速度、パイプライン段数相当クロック、ベ
    クトル長を参照して、先行する前記実行中の命令の演算
    指示タイミングから、P+(n−k)×VLなる時間後
    に前記後続命令の実行指示を許可するタイミングを生成
    する手段とを有することを特徴とするベクトル処理装置
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WO2014163007A1 (ja) 2013-04-04 2014-10-09 株式会社エイエムジー 飲料容器用の水素封入キャップ

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JPS60178580A (ja) * 1984-02-24 1985-09-12 Fujitsu Ltd 命令制御方式

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