JPH03155913A - 細径チューブの多層集束固定用樹脂ブラケットの射出成形法 - Google Patents

細径チューブの多層集束固定用樹脂ブラケットの射出成形法

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JPH03155913A
JPH03155913A JP29532489A JP29532489A JPH03155913A JP H03155913 A JPH03155913 A JP H03155913A JP 29532489 A JP29532489 A JP 29532489A JP 29532489 A JP29532489 A JP 29532489A JP H03155913 A JPH03155913 A JP H03155913A
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Masaru Goto
勝 後藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は細径チューブの集中配管等を行なうに際しての
細径チューブの多層集束固定用ブラケットの射出成形法
に関する。
(従来の技術) 従来一般に自動車、その池の各種機械装置等における給
油、給気等のための配管としては、外径20+nm程度
以下の細径の金属製又は樹脂製チューブが使用されてい
る。そしてこの種の細径チューブは基体への収付けが便
利なように、或いは間隔を一定に保って集中配管を容易
に行ない得るようにするなめに一括1−で多層に集束固
定を行なうことが行なわれる。このような細径チューブ
の多層集束固定を行なうために、従来は第11図に示す
ように、互いに対向して設けた断面半円状の溝12を有
するブロック11,11°、11“をその一端部におい
て蝶番結合するように一体化されたゴム製のホルダー1
0を用いて、前記溝12に細径チューブ13を挾持させ
た後ホルダー10を金具14により基体15にねし16
等によって固定していた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記の方法によって細径チューブの多層集
束固定を行なうときは、ホルダー107\の細径チフー
ーブ13の組付けやホルダーと基(*15の固定等に極
めて手間かかかるため量産には不向きてあり、更に細径
チューブ13がホルダー10に対して周方向にも軸方向
にも移動し易く、又ねじ16の固定によるため耐振性に
問題があり、全体としては信頼性に乏しいという問題が
あった。
本発明は細径チューブの多層集束固定を行なうに際して
の」1記の問題点を解決し、製造が容易で位置ズレを防
止でき、且つ複雑に分割された金型を用いることなく簡
単な金型構成にて射出成形によるブラケットの成形と細
径チューブの固定を簡易に行ない得るような方法を提供
することを目的とするものである、 (課題を解決するための手段) 即ち、本発明は十ド端面にほぼ半円形の断面を有する複
数個の溝を形成したホルダーの該溝に細径チューブ配管
を保持せしめ、次に内部に所定の形状の空腔を有する分
割金型の各分割面によって前記ホルダーがその周囲部に
おいて密封的に挟持されるように介装し、該金型の空腔
内に溶融j−な樹脂を射出することを特徴とする細径チ
ューブの多層集束固定用樹脂ブラケッ1〜の射出成形法
であって、本発明においては細径チューブを先ず適宜寸
法の直方体形状のホルダーの上下端面に形成した略半月
形の断面の溝部にて保持し、その−上下端部を金型分割
面によって挾み込むようにしたので、金型分割面は該ホ
ルダーの上下2面において接触することとなるので、恰
も分割ラインが上下2か所に形成されたと同様の状態と
なるため、多層集束固定のための細径チ、1−ブの配置
を確実で安価に、且つ立体的に行なうことができるので
ある。
また本発明によるときは上記した利点の外、固定のため
の金具やねじ等を準備する必要もなく、射出成形操作も
従来と何等変わることなく至って容易に行ない得るなど
の効果もある。
(作 用) 以下本発明の詳細及びその作用について、その実施態様
を示す添付の図面に基いて説明する。
第1図、第2図、第3図及び第4図は本発明の樹脂チュ
ーブ集束固定用ブラケットの射出成形法の1実施態様を
示すものの操作手順説明用の斜視図、第5図及び第6図
は第3図におけるX−X面及びY−’r’面の切載断面
図である5まな、第7図はホルダーに施した細径チュー
ブ保持用溝の形状を示す断面図、また第8図はホルダー
形状の別の態様を示した側断面図、第9図は第5図にお
ける池の実施態様を示すものの切載断面図である。
図において1は所定の寸法の直方体をなすポルターであ
る。2はホルダーの上1−′端に所定の間隔て・平行に
穿たれた細径チューブ3支持用の断面半月形の溝である
。 4.4’は分割ライン5によって2分割されるよう
構成された分割金型である。金型4にはその内部に予め
溶融した樹脂を射出成形することによって所望形状のブ
ラケット7が射出成形されるような空腔部6が形成され
ている。
なお、金型・4には常法の如く溶融樹脂を空腔6内に射
出成形するための射出口や射出された樹脂を冷却凝固さ
せるための冷却水路が付設されているが特に従来と異な
るものではないので簡単化のため図示を省略した。
本発明において細径チューブ3の集束固定を行なう場合
には、先ず第1図に示すように上下端部に所望の間隔で
講2を施したホルダーを準備し、次に第2図に示すよう
にホルダー1の各講2に集束固定すべき細径チューブ3
を配置又は保持させる。この場合ホルダー1に施す半円
形の溝2を第7図に示す如く深い半月形とすれば、ホル
ダーセット時の細径チューブの脱落を防止することかで
きるので好都合である。次に内部に射出成形によって病
望のブラケットが得られるように空腔部を形成した分割
金型4,4°によって、第3図に示すように金型分割面
5がホルダーの上下左右端面を緊密にシールするように
して、ホルダー1を挟持させる。第5図及び第6図は第
3図におけるX−X切断面及びY−Y切断面を示すもの
で、これらの図面からホルダー1、細径チューブ3、金
型4,4゜及びその空腔6の位置関係が明瞭に理解でき
るであろう。
このような状態にしてから、金型4,4°に予め設けな
射出口(図示せず)から、加熱溶融した樹脂を空腔部6
内に射出して空腔部6内に充填させ、これを冷却凝固さ
せることにより、射出された樹脂はホルダー1及びその
講2に並列支持されな細径チア、−ブ3の周囲に融着す
るようにして固化する。
樹脂の凝固完了後、金型4,4°を分割面5によって分
離し、得られた製品を収り出せば第4図に示す如く、細
径チューブ複数本が上下2列に集束固定されたブラゲッ
h7を得ることができる。
なお、第8図に示すようにホルダー1の上下端面の中央
部に適宜深さの凹所8を設けるか、または中央部を空洞
化しておくことにより、射出された溶融樹脂がホルダー
1に支持された細径チューブ3の露出部分を取り囲む3
上うにして融着固化するので細径チューブ3の固定はよ
り確実なものとなり周方向にも軸方向にも位置ズレする
ことがない まな、さらに第9図に示すように金型4,4゛をその側
面壁部がホルダー1側面を覆うようにして設置すること
によってブラケット7の射出成形に際しての、溶融樹脂
のホルダーと金型接合面からの逸脱を完全に防止するこ
とができる。
なおこの場合に細径チューブ3の金型側面壁貫通部分の
分割面には切欠き部を設けることによって、製品数り出
しに際して支障ないようにするような配慮が必要である
本発明による細径チューブの多層集束固定用ブラケット
の射出成形は上記の如く行なわれるので、細径チューブ
3は少なくともホルタ゛−1の上下端部の2か所、即ち
2段に並列に配列することができるほか、第10図に示
すように、さらにホルダー側面中央部に細径チューブ3
の外径にほぼ合致する貫通孔2°を穿っておくと共に、
ホルダー1の上下端面の中央部に空洞部8゛を設けて、
これに細径チューブ3を挿通支持せし、溶融樹脂を空洞
部8に流入させることによって、さらに配列の段数を増
やすこともできる。
本発明においてブラケット7の射出成形に際して使用さ
れる樹脂は、通常この種射出成形用として一般的に用い
られる熱可塑性樹脂であれば何れでもよく、例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、ABS
樹脂等を挙げることがて′きる。
しかして、これら射出成形用樹脂は細径チューブ3が樹
脂製である場合には、その溶損を起こさないよつ樹脂チ
ューブ構成材料よりは若干その融点が低めであることが
望まれる。
また、ホルダー1゜の材質は特に制限はなく、任意のも
のを用いることが可能であるが射出成形されるブラタ・
ソ1〜7との融着を強固にするためにブラタ・ソト構成
材料と同種の樹脂を使用することが望ましい。
(実施例) 上下端面に外径8.0mmの細径チューブの各3本宛を
支持し得るような半月形の溝を平行に形成した幅60m
mx長さ40mmx高さ20mmの長方形合成樹脂製ホ
ルダーに所定の長さに切揃えた前記外径を有する金属製
細径チューブを支持せしめておき、次に該ホルダーを幅
20mm入長さ6Omm入高さ4Ommの大きさの空腔
を有する射出成形用分割金型をその分割面によって、ホ
ルダーの全側面が完全にシールされるように挟持させた
状態としておいて、金型の射出口から160℃の温度に
溶融したポリプロピレン(PP)樹脂を金型内圧250
 kgf /′(I112をもって空腔内に射出充填し
、引続いて金型の冷却水路に冷却水を供給することによ
って、空腔内に射出j−だ樹脂を冷却固化した5これに
よって、ホルダー及びホルダーの上下端面に支持させた
細径チューブとを埋めるようにして固化した樹脂による
ブラケットが一体化した状態の細径チューブの集束固定
用ブラケットが成形された。
次に上記ブラケットを金型内から取出したが、上ド各3
本の樹脂チューブはそれぞれ金型とホルダーとの分割面
に挿通された状態になっているのでその取出しには特に
問題がなかった。またブラケッ1〜における各細径チュ
ーブの固定も確実に行なわれており、カベして立体的な
配列を有する細径チューブの集束固定用ブラケットを容
易に得ることができた。
(発明の効果) 0 以上述べたように本発明によるときは、射出成形法を利
用した細径チューブの集束固定用ブラケ・ソトの製造に
際して、fめ細径チューブを支持させたホルダーを使用
することによって立体的配列を施したチューフの集束固
定を可能に電ることができるので、細径子7−−ブの集
中配管等に際してスペース効率を高めることかできる上
に、このように多層で立体的配置にも拘らず金型構成も
著しく簡単に出来るので製造が極めて簡易であり、且つ
周方向及び軸方向の位置ス゛しもなく、更に耐振性に優
れ、信頼性を長期に亘り保証し得るもので
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明のブラケッ1〜射出成形の実
施手順を説明′電るための装置の要部斜視図、第5図及
び第6図はそれぞれ第3図におけるXX切断面及びY−
Y切断面の切截断面図、第7図はホルダーの1実施態様
を示すものの側面図、第8図はホルダーの他の実施態様
を示すものの正断面図、第9図は第5図相当工程におけ
る池の実施態様を示す切截断面図、第1()図は池の実
施態様を1− 示す側面図、第11図は従来例の正面図である。 1−・・・ホルダー52・・・講、2゛・・・貫通孔、
3・・・細径チューブ、/I 、 4 ’・・・金型、
5・・・分割ライン、6・・・空腔部、7・・・ブラケ
ッl〜、8・・・中空部、8′・・・空洞部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下端面にほぼ半円形の断面を有する複数個の溝
    を形成したホルダーの該溝に細径チューブ配管を保持さ
    せておき、次に中央に所定の形状の空腔を有する分割金
    型を、その分割面によって前記ホルダーがその周囲部に
    おいて密封的に挾持されるように介装し、次いで該金型
    の空腔内に溶融した樹脂を射出することを特徴とする細
    径チューブの多層集束固定用樹脂ブラケットの射出成形
    法。
  2. (2)前記ホルダーの上下端面の中央部に凹所又は空洞
    部を設けた請求項1に記載の細径チューブの多層集束固
    定用樹脂ブラケットの射出成形法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10111556C1 (de) * 2001-03-10 2002-06-13 Optimel Schmelzgustechnik Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Schutzröhrchenverbundes

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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