JPH0315579A

JPH0315579A - 印字装置

Info

Publication number: JPH0315579A
Application number: JP14933389A
Authority: JP
Inventors: Takashi Morita; 隆司森田
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1989-06-14
Filing date: 1989-06-14
Publication date: 1991-01-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の技術分野）本発明は、ページ単位で印字を行なう場合、その印字装
置側において、印字用紙の整理，保管等のファイル用と
じ代及びそのとし代に対応する位置に画像位置を変換し
作或しうる印字装置に関する。

（従来の技術）一般に印刷物はファイル等にとじて整理，保管するが、
印刷物にとじ代がないとファイルがしにくく、またファ
イルした場合、見づらい。

そこで、従来はとじ代を設けるために、文章を作戊する
時にとじ代を考慮してレイアウトするか、また、ホスト
コンピュータが印字装置に印字データを送る時にとじ代
を入れるようにレイアウトを変更し、送る方法がとられ
ていた。

また、ページプリンタの場合、同一の印字用紙に対して
、第８図（１）に示すポートレイト印字のように印字用
紙Ｐを紙送り方１ｌ“Ｚに対して縦長方向で印字する場
合と、第８　＋’＝ｌ　（１　）に示すランドスケープ
印字のように印字用紙Ｐを紙送り方向Ｚに対して横長方
向に印字する場合の２種の印字方向が存在する。この印
字方向の違いによってとじ代位置を異にする。即ち、印
字用紙を印字方向によってファイルする場合、第９図（
１）に示すブックパインデイングと、第９図（２）に示
すカレンダーパインディングとがあり、これと第８図の
印字方向と組合せると、第９図に示すとおり４種のとじ
代８１〜ａ４が存在し、それに応じて印字拉置を文章作
成時に考慮する必要があり，極めて面倒であ一　ｌる。

また、両面印字の場合は、第１０図に示すように表（ア
）と裏（イ）で、かつ印字方向でとじ代ａ，〜ａ４と位
置を異にする。このほかホストコンピュータで管理する
場合でも、コンピュータがプリンタの動作状態を常に把
握していないと、上述したとじ代や印字位置を最適に設
定することが困難であった。

（発明が解決しようとする課題）上述したように文章作成者、またはホストコンピュータ
において、各種の印字モードに対応してレイア卜するこ
とは大変面倒であり、必ずしも適切な位置に印字がされ
るとは限らないという問題があった。

本発明はこのような点に鑑み、印字装置側にとじ代設定
の機能を設けることにより、文章作成側の負担を軽減し
、かつ印字用紙面上の上下，左右の任意の所に印字方向
と印字方式により、とじ代を設定し、ファイルに適切な
印字位置に印字が可能な印字装置を提供することを１１
的とする。

（構戒および手段）本発明は上記目的を達成するため、ページ単位で印字を
行なう印字装置において、印字用紙面上の上下，左右の
何れかにとじ代を指定する手段と、この指定されたとじ
代と印字の方向と片面または両面印字の印字方式により
、ページメモリ上の画像拉置を変換する手段とを有する
ことを特徴とする。

本発明は、印字装置にある操作パネルのキー操作により
、とじ代の有無，ブックパインデイング，カレンダーパ
インディングの何れかをマイクロコンピュータ（ＣＰＵ
）でなる制御回路へ入力し、ページメモリ上に１ページ
分の画像を形成する際、前記指定されたとじ代の位置、
当該ページの印字方向（ポートレイト印字かランドスケ
ープ印字か）及び印字方式（片面印字か、両面印字なら
表面か真面か）を判断し、その判断にもとづいて画像位
置を変換し印字する。これにより、印字装置側でファイ
ルに最適なとじ代を得て、印字方向，印字方式に見合っ
た印字が行なわれ、文章作成者また３はホストコンピュータにおいては印字データのレイアウ
トを考慮する必要がなくなる。

（実施例）第１図は本発明が実施されるレーザープリンタの斜視外
観図を示し、上ユニット１と下ユニツ１−２から構成さ
れ、両ユニットは左側でヒンジ結合され、ロックレバー
ツマミ３を押し上げてロック機構を解除すれば、矢印Ａ
方向に上ユニット１を下ユニット２から切離して回動し
て持ち上げることができる。

上ユニット１には操作パネル４，フオン１へカートリッ
ジ挿入口５，エミューレーションカード挿入口６が設け
られ、上カバー７の上面には上部排紙トレイ８を構威し
ている。

また、下ユニット２には給紙トレイ９が取外し可能に取
付けられ、排紙切換ツマミ１０が備えられている。

上記操作パネル４には第２図に例示するようにモードキ
ー４０，スクロールキー４１，エンターキー４２，その
他のキー４３を備え、このキー操作によつ４て液晶（Ｌ　Ｃ　Ｄ）表示器４４に表示されるようにな
っている。

第３図はレーザープリンタの画像作威部のブロック図を
示し、インタフェース（Ｉ／Ｆ）として、ホストコンピ
ュータ１１．前記操作パネル４、プリンタエンジンｌ２
に夫々接続するためのインタフェース（Ｉ／Ｆ）１３，
　１４，　１．５を備える。また、マイクロコンピュー
タ（Ｃ　Ｐ　Ｕ）１６は、プリンタ全体を統括制御する
制御回路、プログラムＲＯＭ１７は前記ＣＰＵ１６を制
御するためのプログラムを格納してあるプログラムメモ
リである。システムＲＡＭ１８は大容量のランダムアク
セスメモリで、各種用途に使用される。例えば、インプ
ットバツファ，ページバッファ，ビデオバッファ，シス
テムメモリ，フォントファイル，イメージファイル等で
ある。フォントＲＯＭ１９は常駐フォントを格納してあ
る。

ページメモリ２０は前記システムＲＡＭから１ページ分
の画素数（イメージデータ）を格納するメモリテアる。

ＣＰＵバス２１は上記各部１３〜２０とＣＰＵ１６との
間の制御信号、データの通信路である。

次に本実施例の動作を説明すると、ホス１・コンピュー
タ１１からホストインタフェース（Ｔ／Ｆ）１３を介し
て受信する印字データをもとにページメモリ２０上に画
像を作威し、１ページ分の画像が完成した時点でエンジ
ンインタフェース（Ｔ／Ｆ）１５を介してプリンタエン
ジン１２に画像データを送り、印字用紙」―に画像が印
字される。

いま、ページメモリ２０上に画像を作成する際、操作パ
ネル４から操作パネルインタフェース（Ｉ／Ｆ）１４を
介して、印字用紙に対するとじ代指定の有無、ファイル
方式であるブックパインディングまたはカレンダーパイ
ンディングがＣＰＵ１６へ入力される。

ここで、とじ代が指定されている場合は、ページメモリ
２０上に画像を作或する時に、とじ代のない場合の印字
位置に対して位置変換をＣＰＵ１６は行ない画像を作或
する。この変換は、とじ代を確保するため、及びとじ代
を確保することによって小さくなった印字領域内に画像
が入るように、その印字間隔を調整するためである。

これを具体的に説明すると第４図（１）に示すようにペ
ージ上にＸ，Ｙ座標をとり、印字用紙Ｐの紙幅をＷ，級
長を氾、とじ代幅をａとした場合、もとの印字拉置（Ｘ
ｏ＋　ｙＪに対して、変換後の座標（ｘ，ｙ）は下式の
ようになる。

第４図（２）のブックパインディングの場合は、となる
。

また、第４口（３）のカレンダーパインディングの場合
は、となる。

また、操作パネル４から印字方向（ボートレイト印字か
、ランドスケープ印字か）、印字方式（片面印字か、両
面印字か）が指定されると、Ｃ　Ｐ　Ｕｌ６は，」一記
第４図（２），　（３）に示す印字位置の変換設定後、
前述した片面印字の第９図、両面印字の第１０図に示す
最適な位置にとじ代ａ１〜ａ４を設定７する。

次に画像作或部（第３図）の動作フローを説明するが、
印字用紙Ｐのとじ代は、紙送りの方向Ｚに対して第５図
の上下、左右のａ，〜ａ４に存在し、この何れかが操作
パネル４により指定ありまたは指定なしが入力されるも
のとする。

第６図は片面印字の場合の動作フローであり、プリンタ
がスタートすると、ＣＰＵ］６はとじ代指定があるか否
か判断する（Ｓ１）。指定なしのとき（Ｓ４のＮＯ）は
印字位置の変換（（１）式（２）式）を行なわず、印字
が行なわれる。

とし代の指定ありのとき（Ｓ１のＹＥＳ）は、次にブッ
クパインディングか否か判断する（Ｓ２）。

ブックパインディングであれば（ＳｔのＹＥＳ）、ボー
トレイト印字か否かを判断する（Ｓ３）。ボートレイｈ
印字なら第９図（１）の（ア）に示すように左側にとじ
代ａ３を作或し、左側から横方向へと印字（Ａ，Ｂ，Ｃ
・・・）を行なう。また、前記判断ステップ（Ｓ３）で
Ｎｏの場合は、ランドスケープ印字であるので、第９図
（１）の（イ）に示すように右８側にとし代ａ４を作或し、下側から上方向へと印字（Ａ
，Ｂ，Ｃ・・・）を行なう。また、前記判断ステップ（
Ｓ２）でＮＯの場合は、カレンダーパインディングであ
るので、ボートレイト印字か否かを判断する（Ｓ４）。

ボートレイト印字なら第９図（２）の（ア）に示すよう
に上側にとじ代ａ１を作成し、左側から横方向へと印字
（Ａ，Ｂ，Ｃ・・）を行なう。

また、前記判断ステップ（Ｓ４）でＮｏの場合は、ラン
ドスケープ印字であるので、第９図（２）の（イ）に示
すように下側にとじ代ａ，を作威し、下側から上方向へ
と印字（Ａ，Ｂ，Ｃ・・）を行なう。

第７図は両面印字の場合の動作フローであり、判断ステ
ップ（Ｓ．）〜（Ｓ４）までは前記第６図の片面印字と
同様であるので説明を省略する。

判断ステップ（Ｓ２）のＹＥＳでブックパインディング
であり、判断ステップ（Ｓ３）のＹＥＳでボートレイト
印字であり、判断ステップ（Ｓ，）で表面印字か否か判
断し、ＹＥＳのときは、第１０図（１）の（ア）に示す
ように左側にとじ代ａ３を作威し、Ｎｏのときは、同図
（１）の（イ）に示すように右側にとじ代ａ４を作威し
、夫々左側から印字する。

また、判断ステップ（Ｓ２）でＮｏとされるとブックパ
インディングであり、判断ステップ（Ｓ，）でＮｏの場
合は、ランドスケープ印字であり、判断ステップ（Ｓ６
）で表面印字か否か判断し、ＹＥＳのときは、第１０図
（２）の（ア）に示すように下側にとじ代ａ２を作戊し
、下側から上方向へ印字（Ａ，Ｂ，Ｃ　・）を行なう。

またＮｏのときは第１０図（２）の（イ）に示すように
上側にとじ代ａ，を作戊し、下側から上方向へ印字（Ａ
，Ｂ，Ｃ・・・）を行なう。

このように両面印字を行なうとき、表面と裏面のとじ代
の位置が相反するところに選択され、印字される結果、
ブックパインディング、或いはカレンダーパインディン
グの何れの場合も、見易い状態に印字される。

（発明の効果）以上説明したように本発明は、印字装置側の操作パネル
からのキー人力により、ファイル形式、印字方向、及び
印字方式に対応して、印字が見易いようにとじ代の設定
と、印字位置の設定が行なねれる。従って、従来のよう
に文章作成側或いはホストコンピュータ側で文章のレイ
アウトを考慮する必要がないので、操作がし易いという
利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が実施されるレーザープリンタの斜視外
観図、第２図は第１図の操作パネルの一例図、第３図は
第１図の画像作成部のブロック図、第４図は本発明の印
字位置の変換座標を説明する図、第５図は記録用紙面上
のとじ代を示す図、第６図は片面印字の場合のフローチ
ャート、第７図は両面印字の場合のフローチャート、第
８図は印字方向（ポートレイト印字，ランドスケープ印
字）の説明図、第９図はファイル形式（ブックパインデ
ィング，カレンダーパインディング）の説明図、第１０
図は両面印字の場合の表と裏のとじ代の説明図である。４　・・　操作パネル、４０・・　モードキー４ｌ　・
・・　スクローノレキー、　４２・・・　エンターキー
、４３・・・その他のキー、４４　　・　Ｌ】１？Ｄ表示器、１１・・ホストコンピュータ、１２・・　
プリンタエンジン、　１３，　１４．　１５・インター
フェース（Ｉ／Ｆ）、１６　　・・マイクロコンピュー
タ（ＣＰＵ）、１７・・・プログラムＲＯＭ．１８・・
・システムＲＡＭ、１９・・・フォントＲＯＭ、２０・
・・ページメモリ、２１・・ＣＰＵバス、　ａ■〜ａ４
・・・とじ代。１２−

Claims

【特許請求の範囲】

ページ単位で印字を行なう印字装置において、印字用紙
面上の上下、左右の何れかにとじ代を指定する手段と、
この指定されたとじ代と印字の方向と片面または両面印
字の印字方式により、ページメモリ上の画像位置を変換
する手段と、を有することを特徴とする印字装置。