JPH10181162A - プリンタ制御装置およびその方法並びに記録媒体 - Google Patents
プリンタ制御装置およびその方法並びに記録媒体Info
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- JPH10181162A JPH10181162A JP9273599A JP27359997A JPH10181162A JP H10181162 A JPH10181162 A JP H10181162A JP 9273599 A JP9273599 A JP 9273599A JP 27359997 A JP27359997 A JP 27359997A JP H10181162 A JPH10181162 A JP H10181162A
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Abstract
ることで、プリンタの使い勝手を向上する。 【解決手段】 プリンタのプロパティを示すダイアログ
ボックスDBにおける「用紙設定」のカードにおいて、
その表示欄E6に、プリンタの3次元立体像を示す平面
画像が表示される。しかも、この平面画像は、印刷時の
用紙の搬送経路を矢印で示すものである。このため、オ
ペレータは、CRTディスプレイの画面を見ることで、
表裏がどのように変わって用紙がプリンタから排出され
るかが分かる。
Description
における印刷のための各種情報を設定するプリンタ制御
装置、およびその方法、並びに、所定のプリンタにおけ
る印刷のための各種情報を設定するためのコンピュータ
プログラムを記録した記録媒体に関する。
いで、コンピュータで作成した印刷データをプリンタに
印刷しようとするとき、コンピュータにプリンタドライ
バと呼ばれるソフトウェアを組み込む必要がある。プリ
ンタドライバは、プリンタの機能やインターフェース、
フォント情報、制御コードなど、プリンタについての各
種情報をコンピュータに設定してプリンタをコントロー
ルするコンピュータプログラムであり、印刷しようとす
るプリンタの機種ごとに用意される。
る用紙設定のダイアログボックスを示す説明図である。
オペレータは、コンピュータを操作して、コンピュータ
に組み込んだプリンタドライバを起動して、各種情報の
設定を行なうことができるが、そうした情報の一つであ
る用紙に関する情報を設定する用紙設定を、図19のダ
イアログボックスを開いて行なう。
には、ワープロ用、表計算用といった印刷目的を設定す
る領域A1、用紙サイズを設定する領域A2、および、
プリンタの3次元立体像を示す画像の領域A3が表示さ
れている。プリンタの3次元立体像の画像は、用紙方向
やレバーの位置をオペレータに視覚的に知らせるもので
ある。例えば、図19に示すように、用紙サイズの欄A
4が、「A4 210×297mm」と選択されているとき、領域
A3のプリンタの3次元の絵柄は、縦方向に用紙がセッ
トされたものとなり、一方、図20に示すように、用紙
サイズの欄A4が「A4横 297×210 mm」と選択されてい
るとき、領域A3のプリンタの3次元の絵柄は、横方向
に用紙がセットされたものとなる。こうしたダイアログ
ボックスを用いた表示により、プリンタドライバの使い
勝手を高めている。
来の技術では、用紙をセットする縦横の方向は一目でわ
かるが、用紙の表裏をどちらにセットしたらよいかが即
座に分からなかった。用紙には、はがき、封筒、印刷面
に特別な処理が施されたもの等、表裏のあるものが珍し
くなく、こうした用紙をプリンタにセットする場合、表
面をどちらに向けてセットすれば、表面にうまく印刷が
できるかが分かりにくかった。また、「はがき」や「バ
インダ用紙」等のように上下、左右に方向性を持つ用紙
をプリンタにセットする場合に、用紙を上下、左右をど
ちらにセットしたらよいかが分かり難かった。したがっ
て、従来の技術では、プリンタの使い勝手がまだまだ十
分でないといった問題があった。
を解決するためににされたものであり、プリンタへの用
紙のセットを容易とすることで、プリンタの使い勝手を
向上することを目的とする。
のような課題を解決するため、第1の発明は、所定のプ
リンタにおける印刷のための各種情報を設定するプリン
タ制御装置であって、前記各種情報を設定する作業に係
わる画像を示す画面を、表示装置に表示させつつ、前記
作業を実行する作業実行手段と、前記作業実行手段で表
示される前記画面上に、前記プリンタにおける印刷時の
用紙の搬送経路を示す画像を表示させる用紙情報表示制
御手段とを備えることを特徴としている。
を設定する作業を実行するとき、表示装置に、プリンタ
における印刷時の用紙の搬送経路を示す画像が表示され
る。このため、オペレータはその画像を持つ画面を見る
ことで、表裏がどのように変わって用紙がプリンタから
排出されるかが分かる。また、搬送経路から用紙の上
下、左右がどのように変わって用紙がプリンタから排出
されるかが分かる。
に用紙をセットする場合、表面をどちらに向けてセット
すれば、表面にうまく印刷ができるかをオペレータは容
易に分かる。また、用紙の上下、左右をどちらに向けて
セットすればよいかもオペレータは容易に分かる。この
結果、プリンタによる印刷ミスを防止することができ、
プリンタの使い勝手を高めることができる。
て、前記用紙情報表示制御手段は、前記搬送経路に加え
て、前記プリンタへの用紙のセットの方向を示す画像を
表示させる手段とすることができる。
ットの方向を示す画像も表示されることから、プリンタ
へのセット時点から順に用紙がどのように搬送経路を伝
っていくかを容易に示すことが可能となる。
記用紙情報表示制御手段は、前記搬送経路を、3次元立
体像を表わす平面画像にて示すものである構成とするこ
ともできる。
を3次元的に視覚できる。このため、用紙の表面をどち
らに向けてセットすればよいかを一目で知ることができ
る。したがって、このプリンタ制御装置は、より一層使
い勝手のよいものとなる。
記各種情報を設定する作業に係わる画像は、前記各種情
報の設定を行なうためのデータを入力装置から受け付け
るデータ入力欄を含むものとすることもできる。
のための各種情報を設定する作業において、用紙の搬送
経路や用紙のセット方向が表示される。このため、各種
情報の設定作業時に、オペレータは、用紙の表面をどち
らに向けてセットを行なえばよいかを知ることができ
る。
刷のための各種情報を設定するプリンタ制御方法であっ
て、(a)前記各種情報を設定する作業に係わる画像を
示す画面を、表示装置に表示させつつ、前記作業を実行
する工程と、(b)前記工程(a)で表示される前記画
面上に、前記プリンタにおける印刷時の用紙の搬送経路
を示す画像を表示させる工程とを備えることを特徴とす
る。
に、プリンタに用紙をセットする場合、表面をどちらに
向けてセットすれば、表面にうまく印刷ができるかをオ
ペレータは容易に知ることができる。また、用紙の上
下、左右をどちらに向けてセットすればよいかもオペレ
ータは容易に分かる。この結果、プリンタによる印刷ミ
スを防止して、プリンタの使い勝手を高めることができ
る。
刷のための各種情報を設定するためのコンピュータプロ
グラムを記録した記録媒体であって、(a)前記各種情
報を設定する作業に係わる画像を示す画面を、表示装置
に表示させつつ、前記作業を実行する工程と、(b)前
記工程(a)で表示される前記画面上に、前記プリンタ
における印刷時の用紙の搬送経路を示す画像を表示させ
る工程とをコンピュータに実行させるためのコンピュー
タプログラムを記録したことを特徴とする。
に、プリンタに用紙をセットする場合、表面をどちらに
向けてセットすれば、表面にうまく印刷ができるかをオ
ペレータは容易に知ることができる。また、用紙の上
下、左右をどちらに向けてセットすればよいかもオペレ
ータは容易に分かる。この結果、プリンタによる印刷ミ
スを防止して、プリンタの使い勝手を高めることができ
る。
とることも可能である。第1の態様は、所定のプリンタ
における印刷のための各種情報を設定するプリンタ制御
装置であって、前記各種情報を設定する作業に係わる画
像を示す画面を、表示装置に表示させつつ、前記作業を
実行する作業実行手段と、前記作業実行手段で表示され
る前記画面上に、印刷時の用紙上の印刷可能領域を、3
次元立体像を表わす平面画像にて表示させる用紙情報表
示制御手段とを備える。
行するとき、オペレータは、印刷時の用紙上の印刷可能
領域を3次元的に視覚することができる。このため、オ
ペレータはその画像を持つ画面を見ることで、用紙上の
印刷可能領域を容易に知ることができる。
刷のための各種情報を設定するプリンタ制御装置であっ
て、前記各種情報を設定する作業に係わる画像を示す画
面を、表示装置に表示させつつ、前記作業を実行する作
業実行手段と、前記作業実行手段で表示される前記画面
上に、印刷時の用紙上の割付頁数を、3次元立体像を表
わす平面画像にて表示させる用紙情報表示制御手段とを
備える。
行するとき、オペレータは、印刷時の用紙上の割付頁数
を3次元的に視覚することができる。このため、オペレ
ータはその画像を持つ画面を見ることで、用紙上の割付
頁数を容易に知ることができる。
用を一層明らかにするために、以下この発明の実施の形
態を実施例に基づき説明する。図1はこの発明の一実施
例を適用するコンピュータシステムの外観図である。こ
のコンピュータシステムは、コンピュータ10と、周辺
機器としてのCRTディスプレイ12およびプリンタ1
4を備える。コンピュータ10は、コンピュータ本体1
6とキーボード18とマウス20を備える。なお、この
コンピュータ本体16には、フロッピィディスク22の
内容を読み取るフロッピィディスクドライブ24が搭載
されている。
ェアの概略構成を示すブロック図である。図示するよう
に、このコンピュータ本体16は、中央演算処理装置と
してのCPU31を中心にバスにより相互に接続された
ROM32、RAM33、マウスインタフェース34、
キーボードインタフェース35、FDC36、HDC3
7、CRTC38、プリンタインタフェース39および
I/Oポート40を備える。
ラム等を記憶する読み出し専用のメモリである。RAM
33は、各種データ等を記憶する読み出し・書込み可能
なメモリである。マウスインタフェース34は、マウス
20とのデータ等のやり取りを司るインタフェースであ
る。キーボードインタフェース35は、キーボード18
からのキー入力を司るインタフェースである。FDC3
6は、フロッピィディスクドライブ(FDD)24を制
御するフロッピィディスクコントローラである。HDC
37は、ハードディスクドライブ(HDD)41を制御
するハードディスクコントローラである。CRTC38
は、必要なデータ等を表示するCRTディスプレイ12
への信号出力を制御するCRTコントローラである。プ
リンタインタフェース39は、プリンタ14へのデータ
の出力を制御するインタフェースである。I/Oポート
40は、シリアル出力のポートを備えており、モデム4
4に接続されており、このモデム44を介して、公衆電
話回線46に接続されている。コンピュータ10は、モ
デム44を介して、外部のネットワークに接続されてお
り、特定のサーバー48に接続可能となっている。
ティングシステムはHDD41に記憶されており、HD
D41のブートブロックに書き込まれたローダに従っ
て、コンピュータ本体16に電源を投入すると、RAM
33の所定の領域にロードされる。また、プリンタ14
の機種毎に用意されるプリンタドライバは、フロッピィ
ディスク22に予め格納されており、所定のインストー
ルプログラムを起動することで、フロッピィディスクド
ライブ24からコンピュータ本体16にインストールさ
れる。このインストールされたプリンタドライバは、H
DD41に記憶されており、コンピュータ本体16に電
源を投入したときに、オペレーティングシステムととも
に、RAM33の所定の領域にロードされる。
することによって本発明の各種構成要件は実現される。
なお、このプリンタドライバのソフトウェアプログラム
は、前述したように、フロッピィディスク22に格納さ
れたものであるが、これに替えて、CD−ROM、光磁
気ディスク、ICカード等の他の携帯型記録媒体(可搬
型記録媒体)に格納された構成としてもよい。また、前
述したソフトウェアプログラムは、外部のネットワーク
に接続される特定のサーバー48から、ネットワークを
介して提供されるプログラムデータをダウンロードし
て、RAM32またはHDD41に転送することにより
得るようにすることもできる。
ンピュータシステムによる印刷の様子について次に説明
する。図3は、コンピュータ本体16が扱う画像情報か
ら印刷が行なわれるまでの処理の様子を示すブロック図
である。図示するように、コンピュータ本体16の内部
で動作しているアプリケーションプログラム51によ
り、画像の処理を行いつつビデオドライバ52を介して
CRTディスプレイ12に画像を表示している。また、
このアプリケーションプログラム51が、印字発令を発
行すると、コンピュータ本体16内のプリンタドライバ
53が、画像情報をアプリケーションプログラム51か
ら受け取り、これをプリンタ14が印字可能な信号に変
換している。
3の内部には、アプリケーションプログラム51が扱っ
ている画像情報をドット単位の色情報に変換するラスタ
ライザ54、ドット単位の色情報に変換された画像情報
(階調データ)に対してプリンタ14の発色の特性に応
じた色補正を行なう色補正モジュール55、色補正され
た後の画像情報からドット単位でのインクの有無により
ある面積での濃度を表現するいわゆるハーフトーンの画
像情報を生成するハーフトーンモジュール56が備えら
れている。また、プリンタドライバ53の内部には、プ
リンタ14による印刷のための各種情報を設定する情報
設定モジュール57が備えられている。印刷のための各
種情報としては、印刷解像度、色補正等の基本設定に関
するもの、用紙のサイズ、用紙方向等の用紙設定に関す
るもの等がある。なお、情報設定モジュール57で設定
された色補正の情報は、色補正モジュール55に送られ
る。情報設定モジュール57は、ビデオドライバ52を
介してCRTディスプレイ12に設定の内容を示す画像
を表示している。情報設定モジュール57を除いた各モ
ジュールの動作は、周知のものなので、説明は原則とし
て省略し、情報設定モジュール57については、以下に
説明する。
ることにより、プリンタ14による印刷を種々コントロ
ールすることができるが、オペレータは、そうした設定
を予め行なっておく必要がある。こうした印刷のための
各種情報を設定する作業を実行するのが情報設定モジュ
ール57である。ここでは、この情報設定モジュール5
7の動作によりオペレータはどのような操作を行なうか
を先に説明する。なお、この説明に当たり、このプリン
タドライバが動作するオペレーティングシステムとし
て、Windows95(マイクロソフト社の商標)を
例にとって説明する。また、プリンタ14の名称は「X
XX PRT100」であるものとして説明する。
のように操作して、印刷のための各種情報を設定するダ
イアログボックスを開く。すなわち、[スタート]→
[設定]→[プリンタ]の操作を行なうことで、「プリ
ンタ」ウィンドウを開く。次いで、そのウィンドウ上の
目的のプリンタのアイコンをダブル・クリックして、そ
のプリンタについてのウィンドウを開く。その後、その
ウィンドウから[プリンタ]→[プロパティ]の操作を
行なって、そのプリンタについての各種情報を設定する
ダイアログボックスを表示させる。
クスDBを例示する説明図である。図示するように、ダ
イアログボックスDBには、「情報」、「詳細」、「共
有」、「基本設定」、「用紙設定」、「ユーティリテ
ィ」の6種類のカードが用意されている。オペレータ
は、この内の「用紙設定」のカードを選択して、用紙に
ついての各種情報を設定する。
ダイアログボックスDBを例示する説明図である。図示
するように、この「用紙設定」のカードには、「用紙サ
イズ」、「印刷部数」、「印刷方向」、「印刷可能領
域」、「給紙方法」をそれぞれ設定するデータ入力欄E
1,E2,E3,E4,E5と、プリンタ14の3次元
立体像を平面画像によって示す表示欄E6とが設けられ
ている。
用する用紙サイズを用紙の種類と共に設定するもので、
例えば、「A4 210×297mm」、「A4横 2
10×297mm」、「洋封筒 120×235」、
「ハガキ 100×147mm」等が選択肢として用意
されている。
したい部数を設定するものであり、部数以外にも、その
印刷順を部単位で印刷するか否か、正順もしくは逆順の
いずれの順で印刷するかを、チェックボックスをクリッ
クすることで指定することもできる。
における印刷の方向を示すものであり、「縦」と「横」
とが選択可能である。「印刷可能領域」のデータ入力欄
E4は、用紙における印刷可能な領域を設定するもので
あり、「通常」と「センタリング」とが選択可能であ
る。「通常」とは、図6(a)に示すように、用紙Pの
下端と右端とに大きな余白が空くよう印刷可能領域AR
1を定めたものであり、「センタリング」とは、図6
(b)に示すように、用紙Pの上下左右の4方向に等し
く余白が空くように印刷可能領域AR2を定めたもので
ある。なお、図6(a)における用紙Pの下端および右
端の余白は、プリンタ14により機械的に生じる空白で
あり、下端はプリンタ14の紙送りローラがかからない
ために、右端はキャリッジリターンとなるために生じ
る。
ンタ14への給紙の方法を設定するもので、「自動給紙
装置(ASF)」、「トラクタフィーダ」、および「マ
ニュアル」が選択肢として用意されている。
14の3次元立体像を平面画像によって示すもので、プ
リンタ14による印刷の状態が分かるような平面画像と
なっている。具体的には、次のような内容が分かるよう
な平面画像となっている。 用紙の種類およびサイズ 用紙のセットする向き 印刷時の用紙の搬送経路 用紙における印刷方向 用紙における印刷可能領域
入力欄E1〜E5の設定内容が変更されると、その都度
変更される。例えば、図5に示すように、「用紙サイ
ズ」のデータ入力欄E1が「A4 210×297m
m」に設定されているとき、表示欄E6の平面画像は、
用紙がA4に対応した大きさでプリンタに対して縦方向
にセットされた状態となっている。一方、図7に示すよ
うに、「用紙サイズ」のデータ入力欄E1が「A4横
210×297mm」に設定されているとき、表示欄E
6の平面画像は、用紙がA4に対応した大きさでプリン
タに対して横方向にセットされた状態となっている。な
お、こうした設定と表示の詳細については、後述する。
プリンタドライバ53の情報設定モジュール57におけ
る所定のルーチンをCPU31が処理することで行なわ
れる。この平面画像の変更がなされる表示切替ルーチン
について次に説明する。
ーチャートである。このルーチンは所定時間毎に繰り返
し実行される。図示するように、CPU31は、処理が
開始されると、まず、図8で示したプリンタについての
ダイアログボックスDBにおいて「用紙設定」のカード
が選択されているか否か、即ち、用紙設定モードである
か否かを判別する(ステップS100)。ここで、用紙
設定モードでないと判別された場合には、「リターン」
に抜けてこのルーチンの処理を一旦終了する。
ドであると判別されると、以下のステップを実行する。
即ち、「用紙設定」のカードにおいて、「用紙サイ
ズ」、「印刷方向」、「印刷可能領域」、「給紙方法」
をそれぞれ設定するデータ入力欄E1,E3,E4,E
5の少なくとも一つに変更があったか否かを判定する
(ステップS110ないしS140)。ここで、データ
入力欄E1,E3,E4,E5のいずれにも変更がない
と判別された場合には、「リターン」に抜けてこのルー
チンの処理を一旦終了する。一方、データ入力欄E1,
E3,E4,E5の少なくとも一つに変更があったと判
別されると、処理をステップS150に進めて、「給紙
方法」、「用紙サイズ」、「印刷方向」、「印刷可能領
域」のデータ入力欄E5,E1,E3,E4の内容に基
づいて画像データを選択する処理を行なう(ステップS
150)。
の2つのステップから成り立っている。まず、データ入
力欄E5,E1,E3,E4に入力された内容、即ち、
給紙方法についてのデータd5、用紙サイズについての
データd1、印刷方向についてのデータd3、印刷可能
領域についてのデータd4を、ROM32に予め格納さ
れたマップに照らし合わせることで、これらデータd
5,d1,d3,d4から定まる画像データの名前を特
定する。次いで、この求めた名前からROM32に格納
された所定の画像データを抽出して、RAM33上の所
定のワークエリアに格納する。
プの内容の一例を示す説明図である。図示するように、
このマップには、給紙方法についてのデータd5として
「自動給紙装置(ASF)」がまず用意されている。こ
の「ASF」に対して、用紙サイズについてのデータd
1として、「A4 210×297mm」、「A4横2
10×297mm」、「洋封筒 120×235」の3
通りが組み合わされている。さらに、各「A4 210
×297mm」、「A4横 210×297mm」、
「洋封筒 120×235」に対して、それぞれ、印刷
方向についてのデータd3として「縦」、「横」の2通
りが組み合わされ、さらに、各「縦」、「横」に対し
て、それぞれ、印刷可能領域についてのデータd4とし
て、「通常」、「センタリング」の2通りが組み合わさ
れている。ここまでで、3×2×2で12通りの組合せ
があり、それぞれに画像データの名称「pic01」〜
「pic12」が対応させてある。
紙サイズd1が「ハガキ 100×147」で、印刷方
向d3が「縦」で、印刷可能領域d4が「通常」である
場合が用意され、これに画像データの名称「pic1
3」が対応させてある。
ータd5として「マニュアル」が用意されている。この
「マニュアル」に対して、前述した「pic01」〜
「pic13」までと同じ、用紙サイズd1、印刷方向
d3、印刷可能領域d4の13通りの組合せが用意され
ており、それぞれに画像データの名称「pic14」〜
「pic26」が対応させてある。
データd5として「トラクタフィーダ」が用意されてい
る。トラクタフィーダの場合、用紙サイズd1は「連続
紙」で、印刷可能領域d4は「通常」であり、これに対
して、印刷方向についてのデータd3として「縦」、
「横」の2通りが組み合わされている。これらに画像デ
ータの名称「pic27」、「pic28」が対応させ
てある。
「用紙サイズ」、「印刷方向」、「印刷可能領域」につ
いてのデータd5,d1,d3,d4から定まる画像デ
ータの名前を求める。この名前に対応する画像データは
ROM32に予め格納されている。
ら「pic28」までの28種類の画像データで表わさ
れる画像を示した。図10に示すのは、給紙方法d5が
「給紙装置(ASF)」であり、用紙サイズd1が「A
4 210×297mm」と「A4横 210×297
mm」である場合の8通りの画像データ「pic01」
〜「pic08」で表される画像である。図示するよう
に、画像データ「pic01」〜「pic08」で表さ
れる画像は、すべて、プリンタ14正面の下段から差し
込まれた用紙が、プリンタ14の内部で上向きに反転さ
れて、プリンタ14の正面から排出されるといった搬送
経路を矢印で示している。その上で、それら画像は、
「用紙サイズ」で示される用紙のセット方向に応じて、
用紙が縦方向に描かれたものと横方向に描かれたものに
分かれる。また、「印刷方向」に応じて、用紙上に
「A」の文字が縦方向に描かれたものと横方向に描かれ
たものに分かれる。さらに、「印刷可能領域」に応じ
て、用紙上に破線で示される矩形の位置が中央にあるも
のと、中央からずれたものとに分かれる。
装置(ASF)」であり、用紙サイズd1が「洋封筒
120×235mm」である場合の4通りの画像データ
「pic09」〜「pic12」で表される画像であ
る。図示するように、画像データ「pic09」〜「p
ic12」で表される画像は、すべて、プリンタ14正
面の下段から差し込まれた用紙が、プリンタ14の内部
で上向きに反転されて、プリンタ14の正面から排出さ
れるといった搬送経路を矢印で示している。その上で、
それら画像は、「印刷方向」に応じて、用紙上に「A」
の文字が縦方向に描かれたものと横方向に描かれたもの
に分かれる。さらに、「印刷可能領域」に応じて、用紙
上に破線で示される矩形の位置が中央にあるものと、中
央からずれたものとに分かれる。
装置(ASF)」であり、用紙サイズd1が「ハガキ
100×147mm」である場合の画像データ「pic
13」で表される画像である。図示するように、画像デ
ータ「pic13」で表される画像は、プリンタ14正
面の下段から差し込まれた用紙が、プリンタ14の内部
で上向きに反転されて、プリンタ14の正面から排出さ
れるといった搬送経路を矢印で示している。なお、この
画像は、用紙上のハガキの図柄が縦方向に描かれたもの
となっている。
ュアル」であり、用紙サイズd1が「A4 210×2
97mm」と「A4横 210×297mm」である場
合の8通りの画像データ「pic014」〜「pic2
1」で表される画像である。図示するように、画像デー
タ「pic14」〜「pic21」で表される画像は、
すべて、プリンタ14後方から差し込まれた用紙が、そ
のままプリンタ14の内部を通過して、プリンタ14の
正面から排出されるといった搬送経路を矢印で示してい
る。その上で、それら画像は、「用紙サイズ」で示され
る用紙のセット方向に応じて、用紙が縦方向に描かれた
ものと横方向に描かれたものに分かれる。また、「印刷
方向」に応じて、用紙上に「A」の文字が縦方向に描か
れたものと横方向に描かれたものに分かれる。さらに、
「印刷可能領域」に応じて、用紙上に破線で示される矩
形の位置が中央にあるものと、中央からずれたものとに
分かれる。
ュアル」であり、用紙サイズd1が「洋封筒 120×
235mm」である場合の4通りの画像データ「pic
22」〜「pic25」で表される画像である。図示す
るように、画像データ「pic22」〜「pic25」
で表される画像は、すべて、プリンタ14後方から差し
込まれた用紙が、そのままプリンタ14の内部を通過し
て、プリンタ14の正面から排出されるといった搬送経
路を矢印で示している。その上で、それら画像は、「印
刷方向」に応じて、用紙上に「A」の文字が縦方向に描
かれたものと横方向に描かれたものに分かれる。さら
に、「印刷可能領域」に応じて、用紙上に破線で示され
る矩形の位置が中央にあるものと、中央からずれたもの
とに分かれる。
ュアル」であり、用紙サイズd1が「ハガキ 100×
147mm」である場合の画像データ「pic26」で
表される画像である。図示するように、画像データ「p
ic26」で表される画像は、プリンタ14後方から差
し込まれた用紙が、そのままプリンタ14の内部を通過
して、プリンタ14の正面から排出されるといった搬送
経路を矢印で示している。なお、この画像は、用紙上の
ハガキの図柄が縦方向に描かれたものとなっている。
クタフィーダ」であり、用紙サイズd1が「連続紙」で
ある場合の画像データ「pic27」,「pic28」
で表される画像である。図示するように、画像データ
「pic27」,「pic28」で表される画像は、プ
リンタ14後方から差し込まれた用紙が、そのままプリ
ンタ14の内部を通過して、プリンタ14の正面から排
出されるといった搬送経路を矢印で示している。その上
で、それら画像は、「印刷方向」に応じて、用紙上に
「A」の文字が縦方向に描かれたものと横方向に描かれ
たものに分かれる。
8」までの28種類の画像データがROM32に予め格
納されており、マップから求めた画像データの名前をキ
ーとして所定の画像データが選択される。この選択され
た画像データはRAM33上の所定のワークエリアに格
納される。
プS160に進み、CPU31は、CRTC38をコン
トロールして、そのワークエリアに格納した画像データ
を、CRTディスプレイ12の画面上の表示欄E6に表
示する。その後、「リターン」に抜けてこのルーチンの
処理を一旦終了する。
プリンタのプロパティを示すダイアログボックスDBに
おける「用紙設定」のカードにおいて、その表示欄E6
に、プリンタ14の3次元立体像を示す平面画像が表示
される。しかも、この平面画像は、印刷時の用紙の搬送
経路を矢印で示すものである。このため、オペレータ
は、CRTディスプレイ12の画面を見ることで、表裏
がどのように変わって用紙がプリンタ14から排出され
るかが分かる。
プリンタ14に用紙をセットする場合、表面をどちらに
向けてセットすれば、表面にうまく印刷ができるかをオ
ペレータは容易に知ることができる。また、用紙の上
下、左右をどちらに向けてセットすればよいかもオペレ
ータは容易に分かる。この結果、プリンタ14による印
刷ミスを防止することができ、プリンタの使い勝手を高
めることができる。
も、用紙のセットの方向も表示されることから、プリン
タ14へのセット時点から順に用紙がどのように搬送経
路を伝っていくかが一目でわかる。
は、プリンタ14の3次元立体像を表わすものであるこ
とから、オペレータは搬送経路を3次元的に視覚でき
る。このため、用紙の表面をどちらに向けてセットすれ
ばよいかを一目で知ることができる。したがって、この
コンピュータシステムは、より一層使い勝手のよいもの
となる。
情報を設定する[プロパティ]の作業で用紙の搬送経路
を示す画像を表示させる構成としていたが、この表示は
[プロパティ]の作業の途中で表示するものに限る必要
はなく、プリンタドライバによる作業の途中であればど
のような時点で表示する構成であってもよい。例えば、
プリンタドライバを用いて印刷を開始しようとする時点
で、表示欄E6に示した画像を表示する構成としてもよ
く、この構成によれば、印刷を行なう毎に、用紙の搬送
経路等をオペレータに知らせることができる。
表示される画像は、印刷時の用紙上の割付頁数を表わす
ものとしてもよい。図17は、こうした割付頁数を描画
する画像の一例を示す説明図である。図示するように、
画像中の用紙Pには、縦横2つずつ並べた4枚の頁が描
かれている。こうした構成により、1枚の用紙に複数の
頁を割り付けて印刷したいような場合に、どのように印
刷がなされるかを視覚的に一目で知ることができる。な
お、図17に示すように、頁数を数字で明記すること
で、頁の順も一目で知ることができる。
向である場合の画像であるが、印刷方向が横方向に切り
換えられた場合には、図18に示すようになる。即ち、
図示するように、用紙P上に描かれた「1」から「4」
までの数字が横方向に向けられて表示される。
ーカルなコンピュータ10と直接ケーブルに接続された
コンピュータシステムに適用されているが、これに替え
て、LAN上のサーバに接続されたプリンタを複数のコ
ンピュータで共有するコンピュータシステムに適用する
構成としてもよい。あるいは、インターネットによりつ
なげられたサーバに接続されたプリンタを、インターネ
ットを介してコンピュータでコントロールするコンピュ
ータシステムに適用する構成としてもよい。
が、本発明は、こうした実施例に何等限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様にて実施することができるのは勿論のことであ
る。
ステムの外観図である。
成を示すブロック図である。
が行なわれるまでの処理の様子を示すブロック図であ
る。
ログボックスDBを例示する説明図である。
ックスDBを例示する説明図である。
と設定された場合の印刷可能領域を示す説明図である。
ックスDBの他の状態を例示する説明図である。
すフローチャートである。
例を示す説明図である。
像データで表わされる画像を示す説明図である。
像データで表わされる画像を示す説明図である。
像を示す説明図である。
像データで表わされる画像を示す説明図である。
像データで表わされる画像を示す説明図である。
像を示す説明図である。
像データで表わされる画像を示す説明図である。
例を示す説明図である。
の例を示す説明図である。
ダイアログボックスを示す説明図である。
ときの説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 所定のプリンタにおける印刷のための各
種情報を設定するプリンタ制御装置であって、 前記各種情報を設定する作業に係わる画像を示す画面
を、表示装置に表示させつつ、前記作業を実行する作業
実行手段と、 前記作業実行手段で表示される前記画面上に、前記プリ
ンタにおける印刷時の用紙の搬送経路を示す画像を表示
させる用紙情報表示制御手段とを備えるプリンタ制御装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載のプリンタ制御装置であっ
て、 前記用紙情報表示制御手段は、 前記搬送経路に加えて、前記プリンタへの用紙のセット
の方向を示す画像を表示させる手段であるプリンタ制御
装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のプリンタ制御装
置であって、 前記用紙情報表示制御手段は、 前記搬送経路を、3次元立体像を表わす平面画像にて示
すものであるプリンタ制御装置。 - 【請求項4】 請求項1、2または3記載のプリンタ制
御装置であって、 前記各種情報を設定する作業に係わる画像は、 前記各種情報の設定を行なうためのデータを入力装置か
ら受け付けるデータ入力欄を含むものであるプリンタ制
御装置。 - 【請求項5】 所定のプリンタにおける印刷のための各
種情報を設定するプリンタ制御方法であって、 (a)前記各種情報を設定する作業に係わる画像を示す
画面を、表示装置に表示させつつ、前記作業を実行する
工程と、 (b)前記工程(a)で表示される前記画面上に、前記
プリンタにおける印刷時の用紙の搬送経路を示す画像を
表示させる工程とを備えるプリンタ制御方法。 - 【請求項6】 所定のプリンタにおける印刷のための各
種情報を設定するためのコンピュータプログラムを記録
した記録媒体であって、 (a)前記各種情報を設定する作業に係わる画像を示す
画面を、表示装置に表示させつつ、前記作業を実行する
工程と、 (b)前記工程(a)で表示される前記画面上に、前記
プリンタにおける印刷時の用紙の搬送経路を示す画像を
表示させる工程とをコンピュータに実行させるためのコ
ンピュータプログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27359997A JP3855398B2 (ja) | 1996-10-29 | 1997-09-19 | プリンタ制御装置およびその方法並びに記録媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-303949 | 1906-10-29 | ||
JP30394996 | 1996-10-29 | ||
JP27359997A JP3855398B2 (ja) | 1996-10-29 | 1997-09-19 | プリンタ制御装置およびその方法並びに記録媒体 |
Related Child Applications (1)
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---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10181162A true JPH10181162A (ja) | 1998-07-07 |
JP3855398B2 JP3855398B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=26550720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27359997A Expired - Lifetime JP3855398B2 (ja) | 1996-10-29 | 1997-09-19 | プリンタ制御装置およびその方法並びに記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3855398B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000105229A (ja) * | 1998-09-29 | 2000-04-11 | Hitachi Ltd | 濃度計算装置 |
JP2005141729A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-06-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 周辺機器制御プログラム、装置および方法、並びに表示制御プログラム、装置および方法 |
US9729923B2 (en) | 2012-06-19 | 2017-08-08 | Funai Electric Co., Ltd. | Electronic device and receiving system |
JP2018039147A (ja) * | 2016-09-06 | 2018-03-15 | カシオ計算機株式会社 | 立体画像形成システムおよびガイダンス表示プログラム |
US11175864B2 (en) | 2019-11-15 | 2021-11-16 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and method for displaying image |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP27359997A patent/JP3855398B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2005141729A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-06-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 周辺機器制御プログラム、装置および方法、並びに表示制御プログラム、装置および方法 |
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US11175864B2 (en) | 2019-11-15 | 2021-11-16 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and method for displaying image |
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Publication number | Publication date |
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JP3855398B2 (ja) | 2006-12-06 |
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