JP3500998B2 - 印刷情報設定装置およびその方法並びに記録媒体 - Google Patents

印刷情報設定装置およびその方法並びに記録媒体

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JP3500998B2
JP3500998B2 JP36496098A JP36496098A JP3500998B2 JP 3500998 B2 JP3500998 B2 JP 3500998B2 JP 36496098 A JP36496098 A JP 36496098A JP 36496098 A JP36496098 A JP 36496098A JP 3500998 B2 JP3500998 B2 JP 3500998B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ入力用画
面を表示装置に表示して、該データ入力用画面に従って
操作される入力装置からの入力データを取り込むことに
より、所定の印刷装置における印刷のための各種情報を
設定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリンタをコンピュータにつな
いで、コンピュータで作成した印刷データをプリンタに
印刷しようとするとき、コンピュータにプリンタドライ
バと呼ばれるソフトウェアを組み込む必要がある。プリ
ンタドライバは、プリンタの機能やインターフェース、
フォント情報、制御コードなど、プリンタについての各
種情報をコンピュータに設定してプリンタをコントロー
ルするコンピュータプログラムであり、印刷しようとす
るプリンタの機種ごとに用意される。
【0003】図21は、従来のプリンタドライバにより
表示されるダイアログボックス900を例示する説明図
である。使用者は、コンピュータを操作して、コンピュ
ータに組み込んだプリンタドライバを起動して、各種情
報の設定を行なうことができるが、そうした設定を行な
うために、図21に示すダイアログボックス900を開
く。ここで、各種情報としては、用紙のサイズ、用紙方
向等の用紙設定に関するもの、印刷解像度、色補正等の
グラフィックスに関するもの等、設定する機能毎に複数
の組に分けることができる。図示するように、ダイアロ
グボックス900には、これら各組毎に個別の設定用カ
ード901〜905が用意され、これら複数の設定用カ
ード901〜905の中から作業者によりポインティン
グデバイス(例えば、マウス)で選択された一枚のカー
ドが表示されている。
【0004】作業者は、こうして表示されたカードにデ
ータを入力することで、そのカードに分類された情報を
プリンタドライバに設定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のプリンタドライバは、使い勝手が悪いという問題が
あった。というのも、使用者は、印刷するために最低限
どれだけの情報を設定する必要があるかをプリンタドラ
イバから把握することができないためであり、このプリ
ンタドライバでは、設定する情報の不足や設定する情報
の項目の間違いを起こし易かった。このため、このプリ
ンタドライバでは、使用者にデータ入力のやり直しを要
求することになり、使用者にとって使い勝手の悪いもの
となっていた。
【0006】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、プリンタドライ
バにデータを入力する際の使い勝手を向上することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】こ
のような課題を解決するため、この発明の第1の装置
は、データ入力用画面を表示装置に表示して、該データ
入力用画面に従って操作される入力装置からの入力デー
タを取り込むことにより、所定の印刷装置において印刷
のために必要となる各種項目の情報を設定する印刷情報
設定装置において、前記各種項目の情報の設定に必要な
作業を複数のグループに、少なくとも1グループは複数
の項目が対応づけられるように分けて、各グループを順
序づけることにより得られる作業手順の配列を記憶する
記憶手段と、前記記憶手段に記憶された作業手順の配列
を示す指標列を前記データ入力用画面内に表示する第1
表示制御手段と、前記指標列の中から任意の指標を選択
する選択手段と、該選択された指標で示される作業のグ
ループに対応する項目の情報を項目毎に入力するための
1または複数のデータ入力欄を、前記データ入力用画面
における前記選択された指標に連なる位置に表示する第
2表示制御手段とを備えることを特徴としている。
【0008】 この構成によれば、作業者(以下、使用
とも呼ぶ)は、第1表示制御手段により表示される指
標列から、各種項目の情報の設定に必要な作業を複数の
グループに分けて各グループを順序づけることにより得
られる作業手順を把握することができる。このために、
使用者は、選択手段によってその指標列のなかから順に
任意の指標を選択して、第2表示制御手段によるデータ
入力欄からデータ入力を行なうことにより、設定する
目の情報を入力しなかったり、設定する情報の項目を間
違えたりすることを回避することができる。したがっ
て、上記印刷情報設定装置によれば、使用者に対してデ
ータ入力のやり直しを生じさせるようなことが少なくな
り、データを入力する際の使い勝手に優れているという
効果を奏する。
【0009】なお、上記印刷装置は、印刷を行なう機能
を持つ構成であればよく、プリンタ等の単独の装置であ
ってもよいし、あるいは、特定の装置(例えば、ファク
シミリ装置)に内蔵される印刷機構であってもよい。な
お、後述する発明においても、印刷装置は、同様に単独
の装置あるいは特定の装置に内蔵される印刷機構であっ
てもよい。
【0010】上記構成の印刷情報設定装置において、前
記選択手段は、前記データ入力用画面内に指標選択用の
ボタンを表示する第3表示制御手段と、前記ボタンが操
作されたとき、前記グループの順序づけに従って前記選
択される指標を順に移す選択実行手段とを備える構成と
することができる。
【0011】この構成によれば、ボタンを操作すること
によって指標列に含まれる指標を最初から最後まで順に
移すことができることから、設定する情報の入力し忘れ
を確実に防ぐことができる。
【0012】 また、上記印刷情報設定装置において、
前記指標列は、前記順序づけの順位を示す数字とともに
示す配列である構成とすることもできる。この構成によ
れば、作業手順の順序を一目で作業者に知らせることが
できることから、使用者にとってより使い勝手の優れた
ものとなる。
【0013】さらに、上記印刷情報設定装置において、
前記第1表示制御手段および第2表示制御手段は、画像
表示用メモリに格納されたデータ入力用画面の画像デー
タの部分に前記指標列と前記データ入力欄とを書込み、
該画像表示用メモリの内容を前記表示装置に表示する手
段である構成とすることができる。
【0014】この構成によれば、第1表示制御手段によ
る画像の描画と第2表示制御手段による画像の描画とが
同時になされることになる。
【0015】上記印刷情報設定装置において、前記指標
列は、「原稿」、「用紙」、「品質」に関わる作業を少
なくとも含む配列とすることもできる。この構成によっ
て、印刷のために最低限必要な各種情報の設定が可能と
なる。
【0016】上記印刷情報設定装置において、前記第2
表示制御手段により表示されたデータ入力欄から入力さ
れた全てのデータを表示装置に一覧表示する第4表示制
御手段を備える構成とすることもできる。この構成によ
って、現在、データの入力が可能となっている指標以外
の指標についても現在の設定内容を知ることができる。
【0017】 この発明の第2の装置は、データ入力用
画面を表示装置に表示して、該データ入力用画面に従っ
て操作される入力装置からの入力データを取り込むこと
により、所定の印刷装置において印刷のために必要とな
る各種項目の情報を設定する印刷情報設定装置におい
て、前記各種項目の情報の設定に必要な作業を複数のグ
ループに、少なくとも1グループは複数種類の項目が対
応づけられるように分けて、各グループを順序づけるこ
とにより得られる作業手順の配列を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された作業手順の配列を示す指
標列を前記データ入力用画面内に表示する第1表示制御
手段と、前記指標列の中から任意の指標を選択する選択
手段と、前記選択手段により選択された指標について
は、該指標で示される作業のグループに対応する項目の
情報を項目毎に入力するための1または複数のデータ入
力欄を前記選択手段により選択されていない指標につ
いては、前記データ入力欄から既に入力された前記項目
の情報を示す表示領域を、前記データ入力用画面におけ
る前記指標列の各指標に連なる位置にそれぞれ表示する
第2表示制御手段とを備えることを特徴としている。
【0018】 この構成によれば、使用者は、第1表示
制御手段により表示される指標列から、各種項目の情報
の設定に必要な作業を複数のグループに分けて各グルー
プを順序づけることにより得られる作業手順を把握する
ことができる。このために、使用者は、選択手段によっ
てその指標列のなかから順に任意の指標を選択して、第
2表示制御手段による表示領域のデータ入力欄からデー
タ入力を行なうことにより、設定する項目の情報を入力
しなかったり、設定する情報の項目を間違えたりするこ
とを回避することができる。さらには、指標列の中で選
択されていない指標については、表示領域から既に入力
された情報の内容を知ることができることから、データ
入力の間違いを早い段階で知ることが可能となる。
【0019】したがって、上記構成の印刷情報設定装置
によれば、使用者に対してデータ入力のやり直しを生じ
させるようなことが少なくなり、データを入力する際の
使い勝手に優れているという効果を奏する。
【0020】 上記第2の装置において、前記第2表示
制御手段は、前記表示領域への表示を、前記項目の情報
を該情報の内容に関連付けられたマークとともに行なう
構成とすることができる。この構成によれば、作業者は
既定値をイメージとして容易に把握することができ、作
業者にとって使い勝手に優れたものとなる。
【0021】 この発明の第1の方法は、データ入力用
画面を表示装置に表示して、該データ入力用画面に従っ
て操作される入力装置からの入力データを取り込むこと
により、所定の印刷装置において印刷のために必要とな
る各種項目の情報を設定する印刷情報設定方法におい
て、 (a)前記各種項目の情報の設定に必要な作業を複数の
グループに、少なくとも1グループは複数の項目が対応
づけられるように分けて各グループを順序づけることに
より得られる作業手順の配列を記憶する工程と、 (b)該記憶された作業手順の配列を示す指標列を前記
データ入力用画面内に表示する工程と、 (c)前記指標列の中から任意の指標を選択する工程
と、 (d)該選択された指標で示される作業のグループに対
応する項目の情報を項目毎に入力するための1または複
数のデータ入力欄を、前記データ入力用画面における前
記選択された指標に連なる位置に表示する工程とを備え
ることを特徴とする。
【0022】この発明の第1の方法によっても、第1の
装置と同様に、データを入力する際の使い勝手に優れて
いるという効果を奏する。
【0023】 この発明の第2の方法は、データ入力用
画面を表示装置に表示して、該データ入力用画面に従っ
て操作される入力装置からの入力データを取り込むこと
により、所定の印刷装置において印刷のために必要とな
る各種項目の情報を設定する印刷情報設定方法におい
て、 (a)前記各種項目の情報の設定に必要な作業を複数の
グループに、少なくとも1グループは複数種類の項目が
対応づけられるように分けて各グループを順序づけるこ
とにより得られる作業手順の配列を記憶する工程と、 (b)該記憶された作業手順の配列を示す指標列を前記
データ入力用画面内に表示する工程と、 (c)前記指標列の中から任意の指標を選択する工程
と、 (d)前記工程(c)により選択された指標について
は、該指標で示される作業のグループに対応する項目の
情報を項目毎に入力するための1または複数のデータ入
力欄を前記工程(c)により選択されていない指標に
ついては、前記データ入力欄から既に入力された前記
目の情報を示す表示領域を、前記データ入力用画面にお
ける前記指標列の各指標に連なる位置にそれぞれ表示す
る工程とを備えることを特徴としている。
【0024】この発明の第2の方法によっても、第2の
装置と同様に、データを入力する際の使い勝手に優れて
いるという効果を奏する。
【0025】 この発明の第1の記録媒体は、データ入
力用画面を表示装置に表示して、該データ入力用画面に
従って操作される入力装置からの入力データを取り込む
ことにより、所定の印刷装置において印刷のために必要
となる各種項目の情報を設定するためのコンピュータプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体であって、 (a)前記各種項目の情報の設定に必要な作業を複数の
グループに、少なくとも1グループは複数の項目が対応
づけられるように分けて各グループを順序づけることに
より得られる作業手順の配列を記憶する機能と、 (b)該記憶された作業手順の配列を示す指標列を前記
データ入力用画面内に表示する機能と、 (c)前記指標列の中から任意の指標を選択する機能
と、 (d)該選択された指標で示される作業のグループに対
応する項目の情報を項目毎に入力するための1または複
数のデータ入力欄を、前記データ入力用画面における前
記選択された指標に連なる位置に表示する機能とをコン
ピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを
記録したことを特徴とする。
【0026】この発明の第1の記録媒体は、第1の装置
および第1の方法と同様に、データを入力する際の使い
勝手に優れているという効果を奏する。
【0027】 この発明の第2の記録媒体は、データ入
力用画面を表示装置に表示して、該データ入力用画面に
従って操作される入力装置からの入力データを取り込む
ことにより、所定の印刷装置において印刷のために必要
となる各種項目の情報を設定するためのコンピュータプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体であって、 (a)前記各種項目の情報の設定に必要な作業を複数の
グループに、少なくとも1グループは複数種類の項目が
対応づけられるように分けて各グループを順序づけるこ
とにより得られる作業手順の配列を記憶する機能と、 (b)該記憶された作業手順の配列を示す指標列を前記
データ入力用画面内に表示する機能と、 (c)前記指標列の中から任意の指標を選択する機能
と、 (d)前記機能(c)により選択された指標について
は、該指標で示される作業のグループに対応する項目の
情報を項目毎に入力するための1または複数のデータ入
力欄を前記機能(c)により選択されていない指標に
ついては、前記データ入力欄から既に入力された前記
目の情報を示す表示領域を、前記データ入力用画面にお
ける前記指標列の各指標に連なる位置にそれぞれ表示す
る機能とをコンピュータに実現させるためのコンピュー
タプログラムを記録したことを特徴とする。
【0028】この発明の第2の記録媒体は、第2の装置
および第2の方法と同様に、データを入力する際の使い
勝手に優れているという効果を奏する。
【0029】
【発明の実施の形態】以上説明したこの発明の構成・作
用を一層明らかにするために、以下この発明の実施の形
態を実施例に基づき説明する。図1はこの発明の第1実
施例を適用するコンピュータシステムの外観図である。
このコンピュータシステムは、コンピュータ10と、周
辺機器としてのCRTディスプレイ12およびプリンタ
14を備える。コンピュータ10は、コンピュータ本体
16とキーボード18とマウス20を備える。なお、こ
のコンピュータ本体16には、フロッピィディスク22
の内容を読み取るフロッピィディスクドライブ24が搭
載されている。プリンタ14は、インク滴を吐出するこ
とにより、用紙の表面にドットを形成する所謂インクジ
ェットプリンタであり、キャリッジを主走査方向に往復
動させつつ、用紙を副走査方向に搬送することにより、
用紙への画像記録を行なう。
【0030】図2は、コンピュータシステムのハードウ
ェアの概略構成を示すブロック図である。図示するよう
に、このコンピュータ本体16は、中央演算処理装置と
してのCPU30を中心にバスにより相互に接続された
ROM31、RAM32、表示画像メモリ33、マウス
インタフェース34、キーボードインタフェース35、
FDC36、HDC37、CRTC38、プリンタイン
タフェース39およびI/Oポート40を備える。
【0031】ROM31は、内蔵されている各種プログ
ラム等を記憶する読み出し専用のメモリである。RAM
32は、各種データ等を記憶する読み出し・書込み可能
なメモリである。表示画像メモリ33はCRTディスプ
レイ12に表示する画像の画像データを記憶するメモリ
である。マウスインタフェース34は、マウス20との
データ等のやり取りを司るインタフェースである。キー
ボードインタフェース35は、キーボード18からのキ
ー入力を司るインタフェースである。FDC36は、フ
ロッピィディスクドライブ(FDD)24を制御するフ
ロッピィディスクコントローラである。HDC37は、
ハードディスクドライブ(HDD)41を制御するハー
ドディスクコントローラである。CRTC38は、表示
画像メモリ33に記憶される表示画像データに基づいて
CRTディスプレイ12における画像の表示を制御する
CRTコントローラである。プリンタインタフェース3
9は、プリンタ14へのデータの出力を制御するインタ
フェースである。I/Oポート40は、シリアル出力の
ポートを備えており、モデム44に接続されており、こ
のモデム44を介して、公衆電話回線46に接続されて
いる。コンピュータ10は、モデム44を介して、外部
のネットワークに接続されており、特定のサーバ48に
接続可能となっている。
【0032】このコンピュータシステムでは、オペレー
ティングシステムはHDD41に記憶されており、コン
ピュータ本体16に電源を投入すると、HDD41のブ
ートブロックに書き込まれたローダに従ってRAM32
の所定の領域にロードされる。また、プリンタ14の機
種毎に用意されるプリンタドライバは、フロッピィディ
スク22に予め格納されており、所定のインストールプ
ログラムを起動することで、フロッピィディスクドライ
ブ24からコンピュータ本体16にインストールされ
る。このインストールされたプリンタドライバは、HD
D41に記憶されており、コンピュータ本体16に電源
を投入したときに、オペレーティングシステムに組み込
まれ、RAM32の所定の領域にロードされる。
【0033】このプリンタドライバをCPU30が実行
することによって本発明の各種構成要件は実現される。
なお、このプリンタドライバのソフトウェアプログラム
は、前述したように、フロッピィディスク22に格納さ
れたものであるが、これに替えて、CD−ROM、光磁
気ディスク、ICカード等の他の携帯型記録媒体(可搬
型記録媒体)に格納された構成としてもよい。また、前
述したソフトウェアプログラムは、外部のネットワーク
に接続される特定のサーバ48から、ネットワークを介
して提供されるプログラムデータをダウンロードして、
RAM32またはHDD41に転送することにより得る
ようにすることもできる。
【0034】以上説明したハードウェア構成を有するコ
ンピュータシステムによる印刷の様子について次に説明
する。図3は、コンピュータ本体16が扱う画像情報か
ら印刷が行なわれるまでの処理の様子を示すブロック図
である。図示するように、コンピュータ本体16の内部
で動作しているアプリケーションプログラム51によ
り、画像の処理を行いつつビデオドライバ52を介して
CRTディスプレイ12に画像を表示している。また、
このアプリケーションプログラム51が、印字発令を発
行すると、コンピュータ本体16内のプリンタドライバ
53が、画像情報をアプリケーションプログラム51か
ら受け取り、これをプリンタ14が印字可能な信号に変
換している。
【0035】図3に示した例では、プリンタドライバ5
3の内部には、アプリケーションプログラム51が扱っ
ている画像情報をドット単位の色情報に変換するラスタ
ライザ54、ドット単位の色情報に変換された画像情報
(階調データ)に対してプリンタ14の発色の特性に応
じた色補正を行なう色補正モジュール55、色補正され
た後の画像情報からドット単位でのインクの有無により
ある面積での濃度を表現するいわゆるハーフトーンの画
像情報を生成するハーフトーンモジュール56が備えら
れている。また、プリンタドライバ53の内部には、プ
リンタ14による印刷のための各種情報を設定する情報
設定モジュール57が備えられている。印刷のための各
種情報としては、印刷品質、色補正、ハーフトーンの種
類等の印刷の基本設定に関するもの、用紙のサイズ、印
刷方向等の用紙設定に関するもの等がある。
【0036】なお、情報設定モジュール57で設定され
た色補正の情報は、色補正モジュール55に送られ、ハ
ーフトーンの種類の情報は、ハーフトーンモジュール5
6に送られる。情報設定モジュール57は、ビデオドラ
イバ52を介してCRTディスプレイ12に設定の内容
を示す画像を表示している。情報設定モジュール57の
内部には、この発明の主要部としての第1表示制御部5
7a、選択部57bおよび第2表示制御部57cが備え
られている。情報設定モジュール57を除いた各モジュ
ールの動作は、周知のものなので、説明は原則として省
略し、情報設定モジュール57については、以下に説明
する。
【0037】プリンタドライバ53は、その設定を変え
ることにより、プリンタ14による印刷を種々コントロ
ールすることができるが、作業者は、そうした設定を予
め行なっておく必要がある。こうした印刷のための各種
情報を設定する作業を実行するのが情報設定モジュール
57である。ここでは、この情報設定モジュール57の
動作によりCRTディスプレイ12にどのような画面が
表示されるかを先に説明する。なお、この説明に当た
り、このプリンタドライバが動作するオペレーティング
システムとして、Windows95(マイクロソフト
社の商標)を例にとって説明する。
【0038】作業者は、まずコンピュータ10を次のよ
うに操作して、印刷のための各種情報を設定するダイア
ログボックスをCRTディスプレイ12に表示する。す
なわち、[スタート]→[設定]→[プリンタ]の操作
を行なうことで、「プリンタ」ウィンドウを開く。次い
で、そのウィンドウ上の目的のプリンタのアイコンをダ
ブル・クリックして、そのプリンタについてのウィンド
ウを開く。その後、そのウィンドウから[プリンタ]→
[プロパティ]の操作を行なって、そのプリンタについ
ての各種情報を設定するプロパティのダイアログボック
スを表示させる。
【0039】図4は、その開いたときのダイアログボッ
クスDBを例示する説明図である。図示するように、ダ
イアログボックスDBには、「情報」、「詳細」、「共
有」、「簡単印刷」、「ユーティリティ」の5種類のカ
ードCD1,CD2,CD3,CD4,CD5が用意さ
れている。「情報」のカードCD1は、プリンタのコメ
ント等、プリンタについての情報を設定するためのもの
である。「詳細」のカードCD2は、プリンタが接続さ
れているポート等、プリンタについての詳細な情報を設
定するためのものである。「共有」のカードCD3は、
ネットワークを通じてプリンタを共有させるための設定
を行なうためのものである。「簡単印刷」のカードCD
4は、簡単印刷を目的として基本的な情報だけを設定す
るためのものである。「ユーティリティ」のカードCD
5はインク残量等のプリンタの現在の状態を確認したい
ときに指示するためのものである。これらカードCD1
〜CD5の内のいずれかが、作業者によって、マウス2
0を操作することにより選択されて、ダイアログボック
スDBに表示される。 質問:「共有」のカードがどのようなものかお教え下さ
い。
【0040】図4には、「簡単印刷」のカードCD4が
開かれた状態が示されている。図示するように、この
「簡単印刷」のカードCD4には、作業者からのデータ
入力を受け付けるためのデータ入力用領域IEと、現在
の設定状況を表示するためのデータ表示用領域DEとが
設けられている。
【0041】データ入力用領域IEには、第1から第4
番目の作業を示す4つのタグ(特許請求の範囲でいう
「指標」に相当する)TG1〜TG4が設けられてい
る。これらタグTG1〜TG4は、簡単印刷の設定に必
要な作業を4つのグループに分けて各グループを順序づ
けたものであり、第1番目のタグTG1は原稿サイズを
確認する作業を、第2番目のタグTG2はプリンタにセ
ットする用紙を選ぶ作業を、第3番目のタグTG3は印
刷の品質を選ぶ作業を、第4番目のタグTG4は印刷す
る部数を選ぶ作業をそれぞれ示している。なお、各タグ
TG1〜TG4には、その順序づけの番号を示す数字1
〜4が明示されている。
【0042】データ入力用領域IEの下方には、タグT
G1〜TG4の中から一のタグを選択するためのボタン
BT1,BT2が設けられている。上側のボタンBT1
がクリックされると、選択されているタグ(以下、この
状態にあるタグをアクティブ状態にあるタグと呼ぶ)を
順に前に戻す処理が行なわれ、下側のボタンBT2がク
リックされると、アクティブ状態にあるタグを順に次へ
進める処理が行なわれる。これらタグTG1〜TG4
は、該当するタグに関わる情報を入力するためのダイア
ログボックスを開くスイッチとなっている。すなわち、
ボタンBT1,BT2の操作により第1のタグTG1が
選択されると、図示するように、第1番目のタグTG1
に対応した第1のダイアログボックスDB1がそのタグ
TG1の真下に表示される。
【0043】第1のダイアログボックスDB1には、作
業者からのデータ入力を受け付けるデータ入力欄とし
て、「原稿サイズ」、「用紙方向」の2つのデータ入力
欄e1a,e1bが設けられている。「原稿サイズ」の
データ入力欄e1aは、コンピュータ10で作成した原
稿のサイズを設定するもので、例えば、「A4 210
×297mm」、「B5 182×257mm」等の一
覧の中から設定される。「用紙方向」のデータ入力欄e
1bは、原稿における印刷の方向を示すものであり、
「縦」もしくは「横」が設定される。
【0044】一方、ボタンBT1,BT2の操作によ
り、第2のタグTG2が選択されると、図5に示すよう
に、第2番目のタグTG2に対応した第2のダイアログ
ボックスDB2が、そのタグTG2の真下に表示され
る。
【0045】第2のダイアログボックスDB2には、作
業者からのデータ入力を受け付けるデータ入力欄とし
て、「用紙サイズ」、「用紙種類」の2つのデータ入力
欄e2a,e2bが設けられている。「用紙サイズ」の
データ入力欄e2aは、使用する用紙サイズを設定する
もので、例えば、「A4 210×297mm」、「B
5 182×257mm」、「洋封筒 120×235
mm」、「ハガキ 100×147mm」等の一覧の中
から設定される。「用紙種類」のデータ入力欄e2b
は、用紙の種類を設定するもので、「普通紙」、「スー
パーファイン専用紙」、「専用光沢紙」等の一覧の中か
ら設定される。
【0046】また、ボタンBT1,BT2の操作によ
り、第3のタグTG3が選択されると、図6に示すよう
に、第3番目のタグTG3に対応した第3のダイアログ
ボックスDB3が、そのタグTG3の真下に表示され
る。
【0047】第3のダイアログボックスDB3には、作
業者からのデータ入力を受け付けるデータ入力欄とし
て、「モード設定」のデータ入力欄e3が設けられてい
る。「モード設定」のデータ入力欄e3は、スライドレ
バー形のボタンe3aにより構成されており、これによ
り、プリンタ14による印刷をどの程度の品質で行なう
かが指定される。詳細には、ボタンe3aとして表示さ
れるスライドレバーの両端には、「きれい」と「速い」
の文字が明示されており、スライドレバーの部分をマウ
ス20によりドラックすることにより、「きれい」と
「速い」の内のいずれかを選択することができる。
【0048】なお、このボタンe3aによる選択肢は、
上記のように「きれい」と「速い」といったパラメータ
値ではあるが、これは、ダイアログボックスDB2の
「用紙種類」の入力欄e2bに「普通紙」が設定されて
いるときのものである。これに対して、「用紙種類」の
入力欄e2bに他の用紙種類が設定されている場合に
は、他の複数パラメータ値、具体的には、「よりきれ
い」、「きれい」、「標準」、「速い」の内から選択し
た任意の2つのパラメータ値が表示される。なお、ここ
で「速い」とは、印刷品質よりも印刷速度を優先した印
刷手法で印刷することを意味しており、この「速い」も
印刷品質の程度を定めるパラメータ値の一種である。
【0049】ボタンBT1,BT2の操作により、第4
のタグTG4が選択されると、図7に示すように、第4
番目のタグTG4に対応した第4のダイアログボックス
DB4が、そのタグTG4の真下に表示される。
【0050】第4のダイアログボックスDB4には、作
業者からのデータ入力を受け付けるデータ入力欄とし
て、「部数」のデータ入力欄e4が設けられている。
「部数」のデータ入力欄e4は、印刷する部数を設定す
るものである。
【0051】「現在の設定状況」を表示するデータ表示
用領域DEは、ボタンBT1,BT2の右側に設けられ
ており、前述した第1ないし第4のダイアログボックス
DB1〜DB4で設定された各種情報の内容が表示され
ている。具体的には、第1のダイアログボックスDB1
で設定された「原稿サイズ」/「用紙方向」のデータ
と、第2のダイアログボックスDB2で設定された「用
紙サイズ」/「用紙種類」のデータと、第3のダイアロ
グボックスDB3で設定された「モード設定」のデータ
と、第4のダイアログボックスDB4で設定された「部
数」のデータとがそれぞれ表示されている。これらデー
タは、各グループに分けて、タグTG1〜TG4の表示
を簡略化して示す「原稿」、「用紙」、「品質」、「部
数」といった文字列に続いて配置されている。なお、
「原稿」、「用紙」、「品質」、「部数」といった文字
列の前側(図中、左側)には、これら文字列の意味に関
連したマークが表示されている。「原稿」は、コンピュ
ータで作成されるものであることから、コンピュータを
表わすマークが表示されており、「用紙」は用紙を表わ
すマークが表示されており、「品質」は、プリンタ14
による印刷の品質であることから、プリンタを表わすマ
ークが表示されており、「部数」は部数を表わすマーク
が表示されている。
【0052】上述したCRTディスプレイ12への画面
表示は、プリンタドライバ53の情報設定モジュール5
7の処理ルーチンをCPU30が処理することで行なわ
れる。この情報設定モジュール57の処理ルーチンにつ
いて次に説明する。
【0053】図8は、その情報設定モジュール57の処
理ルーチンのうちの簡単印刷設定処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。この簡単印刷設定処理ルーチン
は、ダイアログボックスDBに表示される5種類のカー
ドCD1〜CD5の中から「簡単印刷」のカードCD4
がマウス20によってクリックされたときに実行され
る。
【0054】図示するように、CPU30は、処理が開
始されると、「簡単印刷」のカードCD4を示す画像デ
ータをCRTディスプレイ12に表示するカード表示の
処理ルーチンを実行する(ステップS100)。その
後、そのCRTディスプレイ12の表示画面を見た作業
者によるキーボード18およびマウス20を用いたデー
タ入力の操作を受けて、各種データを入力し(ステップ
S200)、その入力された各種データを簡単印刷情報
ファイルPFL(図12参照)としてRAM32に記憶
する(ステップS300)。
【0055】ステップS220の実行後、作業者による
図4の表示画面中の「OK」のクリック操作を待って
「リターン」に抜けて処理を終了する。
【0056】図9は、ステップS100で実行されるカ
ード表示処理ルーチンを示すフローチャートである。こ
の処理ルーチンは所定時間毎に繰り返し実行される。図
示するように、CPU30は、処理が開始されると、ま
ず、「簡単設定」のカードCD4のベースとなるベース
画像データDbaseをRAM32から読み込み(ステ
ップS110)、そのベース画像データDbaseを表
示画像メモリ33に転送する(ステップS120)。こ
こで、ベース画像データDbaseとは、図4で示した
カードCD4の画像からデータ入力用領域IEとデータ
表示用領域DEとの部分を除いた画像を表わす画像デー
タであり、この画像の一例を図10に示す。
【0057】図9に戻り、次いで、CPU30は、変数
i(iは整数)を値0にセットして(ステップS13
0)、その後、その変数iを値1だけインクリメントす
る(ステップS140)。続いて、CPU30は、その
変数iを検索キーとして作業手順テーブルTBL1を検
索する処理を行なう(ステップS150)。
【0058】図11は、作業手順テーブルTBL1のデ
ータ構造を示す説明図である。作業手順テーブルTBL
1は、RAM32上のプリンタドライバに記憶される表
形式のデータであり、図示するように、第1列目に、
「原稿」、「用紙」、「品質」、「部数」といった文字
列の配列が、第2列目に、スイッチのオン/オフ(1:
オン、0:オフ)の配列がそれぞれ格納されている。第
1列目のデータTaは、印刷の簡単設定に必要な作業を
4つのグループに分けて各グループを順序づけることに
より得られたもので、前述したタグTG1〜TG4の配
列に対応している。第2列目のデータTbは、アクティ
ブ状態にあるタグがいずれのタグであるかをスイッチの
オン/オフにより判別するもので、CPU30により実
行される図示しない別ルーチンの処理によって更新され
る。すなわち、その別ルーチンの処理によれば、ボタン
BT1がクリックされると、値1となるデータTbを1
つ上の行に移行し、ボタンBT2がクリックされると、
値1となるデータTbを1つ下の行に移行する。
【0059】ステップS150では、詳細には、こうし
た構成の作業手順テーブルTBL1を変数iを検索キー
として検索することにより、第i行目のデータTa
(i)およびTb(i)を抽出する処理を行なう。次い
で、CPU30は、上記抽出したデータTa(i)に対
応するタグの画像データを画像管理テーブルTBL2か
ら読み出して、表示画像メモリ33のデータ入力用領域
IEの部分にその画像データを書き込む処理を行なう
(ステップS160)。
【0060】図12は、画像管理テーブルTBL2のデ
ータ構造を示す説明図である。画像管理テーブルTBL
2は、RAM32上のプリンタドライバに記憶される表
形式のデータであり、図示するように、第1列目に、作
業手順としての「原稿」、「用紙」、「品質」、「部
数」といった文字列の配列が格納され、第2列目に、各
作業手順に対応したタグの画像を表わす画像データのフ
ァイル名Pic01〜Pic04が格納され、第3列目
に、各作業手順に対応したダイアログボックスの画像を
表わす画像データのファイル名Pic11〜Pic14
が格納され、第4列目に、各作業手順に対応したマーク
の画像を表わす画像データのファイル名Pic21〜P
ic24が格納されている。なお、図12には、画像デ
ータで示される画像Pic01〜Pic04,Pic1
1〜Pic14,Pic21〜Pic24を明示してい
るが、実際に画像管理テーブルTBL2に格納されるの
は、前述したファイル名だけである。このファイル名に
基づく画像データをプリンタドライバ(HDD41もし
くはRAM32)から読み出すことにより、図中に示す
ような画像を得ることができる。
【0061】ステップS160では、詳細には、ステッ
プS150で抽出したデータTa(i)と一致する「作
業手順」を検索して、その「作業手順」の行の「タグ画
像」のファイル名Pic01〜Pic04を選択して、
このファイル名に基づく画像データをプリンタドライバ
から読み出す処理を行ない、その後、その画像データを
表示画像メモリ33のデータ入力用領域IEの部分に書
き込む。
【0062】その後、CPU30は、ステップS150
で抽出したデータTb(i)の内容が値1であるか否か
を判別する(ステップS170)。この判別は、データ
Ta(i)で示される「作業手順」のタグがアクティブ
状態にあるか否かを判別するものである。ここで、デー
タTb(i)が値1であると判別されると、ステップS
180に処理を進める。ステップS180では、このと
きのデータTa(i)と一致する「作業手順」(ステッ
プS160で検索した「作業手順」と同じ)の行の「ダ
イアログボックス画像」のファイル名Pic11〜Pi
c14を選択する。次に、このファイル名に基づく画像
データをプリンタドライバから読み出す処理を行ない、
その後、その画像データを表示画像メモリ33のデータ
入力用領域IEの部分に書き込む処理を行なう。なお、
画像データの表示画像メモリ33への書き込みは、ステ
ップS160で書き込んだタグの画像データの画像のす
ぐ下にこのダイアログボックスの画像データの画像が連
なるようになされる。
【0063】ステップS180の実行後、CPU30
は、変数iが値4以上であるか否かを判別する(ステッ
プS190)。ここで、変数iが値4より小さいと判別
された場合には、ステップS140に処理を戻す。ステ
ップS140では、変数iが値1だけインクリメントさ
れ、この変数iを用いてステップS160ないしステッ
プS190の処理が繰り返し実行されることになる。な
お、ステップS160による画像データの書き込みは、
これまでにステップS160もしくはS180で書き込
まれた画像データの画像のすぐ下にこの画像データの画
像が連なるようになされる。
【0064】一方、ステップS190で、変数iが値4
以上となったと判別されると、ステップS160ないし
ステップS190の繰り返しの処理を終えて、ステップ
S192に処理を進める。すなわち、これまでの上記ス
テップS160ないしステップS190の繰り返しの処
理によって、「原稿」、「用紙」、「品質」、「部数」
の順でタグの画像データが表示画像メモリ33内に順に
配置されることになり、特に、アクティブ状態にあるタ
グについては、そのタグの画像データに連なって真下に
そのタグについてのダイアログボックスの画像データが
書き込まれることになる。なお、上記タグの画像データ
とダイアログボックスの画像データとの境界について
は、図4ないし図7に示すように、破線にて示す構成と
している。また、この構成に替えて、上記境界について
は何も表示しないで、上記タグの部分とダイアログボッ
クスの部分とが一領域に見える構成としてもよい。
【0065】ステップS192では、CPU30は、図
8のステップS300で記憶した簡単印刷情報ファイル
のデータを、表示画像メモリ33のデータ表示用領域D
Eの部分に書き込む処理を行なう。図13は、上記簡単
印刷情報ファイルPFLのデータ構造を示す説明図であ
る。図示するように、簡単印刷情報ファイルPFLは、
「原稿」、「用紙」、「品質」、「部数」のフィールド
f1,f2,f3,f4から構成される。上記「原稿」
のフィールドf1は、「原稿サイズ」のフィールドf1
aと「用紙方向」のフィールドf1bから構成される。
「用紙」のフィールドf2は、「用紙サイズ」のフィー
ルドf2aと「用紙種類」のフィールドf2bから構成
される。
【0066】「原稿サイズ」、「用紙方向」のフィール
ドf1a、f1bには、第1のダイアログボックスDB
1上の「原稿サイズ」、「用紙方向」のデータ入力欄e
1a,e1bから入力されたデータがそれぞれ格納され
ている。「用紙サイズ」、「用紙種類」のフィールドf
2a、f2bには、第2のダイアログボックスDB2上
の「用紙サイズ」、「用紙種類」のデータ入力欄e2
a,e2bから入力されたデータがそれぞれ格納されて
いる。「品質」のフィールドf3には、第3のダイアロ
グボックスDB3上の「モード設定」のデータ入力欄e
3から入力されたデータが格納されている。「部数」の
フィールドf4には、第4のダイアログボックスDB4
上の「部数」のデータ入力欄e4から入力されたデータ
が格納されている。
【0067】ステップS192では、上記構成の簡単印
刷情報ファイルPFLの全フィールドf1〜f4のデー
タを表示画像メモリ33のデータ表示用領域DEの部分
に書き込む。なお、書き込みの際に、画像管理テーブル
TBL2を検索することにより、各フィールドf1,f
2,f3,f4の名称(「原稿」、「用紙」、「品質」
あるいは「部数」)に対応したマーク画像のファイル名
Pic21,Pic22,Pic23,Pic24を選
択して、この選択されたファイル名に基づくマークの画
像データをプリンタドライバから読み出して、それらマ
ークの画像も共に書き込む。
【0068】その後、CRTC38により、表示画像メ
モリ33に記憶される表示画像データに基づいてCRT
ディスプレイ12における画像の表示を制御する(ステ
ップS194)。この結果、例えば図4ないし図7に示
すような、データ入力用領域IEとデータ表示用領域D
Eに文字や絵柄が埋められた「簡単印刷」のカードCD
4の画像がCRTディスプレイ12に表示されることに
なる。ステップS194の実行後、「リターン」に抜け
てこの処理を一旦終了する。
【0069】こうしてCRTディスプレイ12に表示さ
れた「簡単印刷」のカードCD4を用いて、その後、前
述したようにデータ入力の作業がなされることになる
(図8のステップS200)。
【0070】以上詳述したように、上記簡単印刷設定処
理ルーチンによれば、簡単印刷の設定に必要な作業を4
つのグループに分けて各グループを順序づけることによ
り得られる作業手順の配列を示すタグTG1〜TG4
を、「簡単印刷」のカードCD4上に表示し、それらの
タグTG1〜TG4の内でアクティブ状態にあるタグに
ついては、そのタグに連なって真下にデータ入力欄を備
えるダイアログボックスを開くようにしてデータ入力を
可能としている。
【0071】この構成によれば、使用者は、タグTG1
〜TG4の配列を見ることで簡単印刷の設定に必要な作
業手順を把握することができる。このために、使用者
は、ボタンBT1,BT2をクリックして、タグTG1
〜TG4を順に選択していくことで、そのタグに関わる
ダイアログボックスのデータ入力欄からデータ入力を行
なうことにより、設定する情報を入力しなかったり、設
定する情報の項目を間違えたりすることを回避すること
ができる。したがって、この実施例によれば、使用者に
対してデータ入力のやり直しを生じさせるようなことが
少なくなり、データを入力する際の使い勝手に優れてい
るという効果を奏する。
【0072】また、この実施例では、ボタンBT1,B
T2をクリックするだけで、タグTG1〜TG4を最初
から最後まで順に選択することができることから、設定
する情報の入力し忘れを確実に防ぐことができる。
【0073】さらに、タグには作業手順の順序づけの順
位を示す1から4の数字が表示されていることから、作
業者はその順序を確実に把握することができる。
【0074】また、この実施例では、タグTG1〜TG
4の配列が、「原稿」、「用紙」、「品質」を少なくと
も含む作業手順を示すものであることから、印刷のため
に最低限必要な各種情報の設定が可能となっている。
【0075】さらに、この実施例では、タグTG1〜T
G4の欄から入力された全てのデータがデータ表示用領
域DEに一覧表示される構成となっていることから、現
在選択されているタグ以外のタグについても現在の設定
内容を知ることができる。したがって、データ入力の間
違いを容易に知ることができ、作業者にとってより使い
勝手に優れている。
【0076】次に、上記第1実施例の変形例について説
明する。前記第1実施例では、ボタンBT1,BT2に
よって選択されたタグの真下に、データ入力欄を備える
ダイアログボックスが開くように構成されていたが、こ
れに替えて、図14に示すように、タグの右横にダイア
ログボックスが開く構成としてもよい。図14の例で
は、タグTGの右横にタグ列全体と同じ程度の大きさの
ダイアログボックスDB11が開くように構成されてい
る。このダイアログボックスDB11には、「用紙」に
関わるデータ入力欄として、「給紙種類」のデータ入力
欄e11aと「給紙サイズ」のデータ入力欄e11bと
が設けられている。さらには、両データ入力欄e11
a,e11bの内容を絵図にて示すプリンタと用紙を表
わす画像が絵柄表示領域e11cに表示されている。
【0077】この構成によれば、タグ列は描画し直すこ
となしに、ダイアログボックスDB11の表示が可能と
なる。
【0078】また、前記第1実施例では、タブ、ダイア
ログボックス、データ表示用領域DEの描画は、表示画
像メモリ33にこれら画像の画像データを順次書き込
み、その後、表示画像メモリ33の内容をCRTディス
プレイ12に表示する構成としていたが、これに替え
て、各画像データを表示画像メモリ33に書き込む毎
に、その表示画像メモリ33の内容をCRTディスプレ
イ12に表示する構成としてもよい。
【0079】次に、この発明の第2実施例について説明
する。前記第1実施例では、ボタンBT1,BT2によ
り選択状態となったタグTG1〜TG4については、ダ
イアログボックスDB1〜DB4を開いてデータ入力可
能な状態としていたが、この第2実施例では、さらに、
上記選択状態となったタグ以外のタグについては、既存
の設定値がそのタグの領域内に表示される構成とした。
以下、この構成について詳細に説明する。
【0080】図15は、第2実施例における「簡単印
刷」のカードCD4が開いたダイアログボックスDB2
0を例示する説明図である。図示するように、第1実施
例の図4と比較して、タグTG21〜TG24の構造が
異なる。このTG21〜TG24には、「原稿」、「用
紙」、「品質」、「部数」というように作業の説明を簡
略化した文字列が記されており、その文字列の後方(右
側)には、情報表示用領域e21が設けられている。こ
の情報表示用領域e21に上記入力済みのデータが表示
される。なお、その他の部分については第1実施例と同
一である。
【0081】図16は、第2実施例における画像管理テ
ーブルTBL2のデータ構造を示す説明図である。図示
するように、第1実施例の図12と比較して、「タグ画
像」の画像データPic31〜Pic34が相違してお
り、その他の「ダイアログボックス画像」、「マーク画
像」の画像データPic11〜Pic14,Pic21
〜Pic24については同一である。
【0082】図17は、第2実施例においてCPUによ
り実行されるカード表示処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。図示するように、第1実施例の図9と比較
して、ステップS170で否定判別されたときにステッ
プS182の処理を実行する点と、ステップS192の
処理が削除された点とが相違し、その他のステップにつ
いては同一である。ステップS182では、図8のステ
ップS300で記憶した簡単印刷情報ファイルからデー
タTa(i)に対応する項目のデータを読み出して、そ
れらデータを上記情報表示用領域e21に書き込む処理
を行なう。第1実施例のステップS192については削
除して、データ表示用領域DEを表示しない構成とし
た。
【0083】上記構成によって、例えば図15に示すよ
うな「簡単印刷」のカードCD4の画像がCRTディス
プレイ12に表示されることになる。この構成によれ
ば、第1実施例と同様に、設定する情報を入力しなかっ
たり、設定する情報の項目を間違えたりすることを回避
することができる。したがって、この実施例によれば、
使用者に対してデータ入力のやり直しを生じさせるよう
なことが少なくなり、データを入力する際の使い勝手に
優れているという効果を奏する。
【0084】さらには、アクティブ状態となっていない
タグTG1〜TG4については、既に入力された情報の
内容を情報表示用領域e21から知ることができること
から、データ入力の間違いを早い段階で知ることが可能
となる。したがって、この第2実施例によれば、使用者
に対してデータ入力のやり直しを生じさせるようなこと
が少なくなり、データを入力する際の使い勝手に優れて
いるという効果も奏する。
【0085】次に、この発明の第3実施例について説明
する。図18は、第3実施例において「設定」のカード
CD34が開かれたダイアログボックス30を例示する
説明図である。
【0086】図18に示すように、第1から第3番目の
作業を示す3つのタグ(特許請求の範囲でいう「指標」
に相当する)TG31〜TG33が設けられている。こ
れらタグTG31〜TG33は、印刷の設定に必要な作
業を3つのグループに分けて各グループを順序づけたも
のであり、第1番目のタグTG31は印刷の基本的な設
定を確認する作業を「基本設定」という文字で、第2番
目のタグTG32はプリンタにセットする用紙を選ぶ作
業を「用紙設定」という文字で、第3番目のタグTG3
3は印刷のレイアウトを確認する作業を「レイアウト」
という文字でそれぞれ示している。なお、各タグTG3
1〜TG33には、その順序づけの番号を示す数字1〜
3が明示されている。
【0087】上記タグTG31〜TG33は、使用者の
マウス20によるクリックの操作によりアクティブな状
態となるスイッチの役割をしており、「基本設定」のタ
グTG31がクリックされると、図示するように、その
タグTG31に対応した第1のダイアログボックスDB
31がそのタグTG31の真下に表示される。
【0088】第1のダイアログボックスDB31には、
作業者からのデータ入力を受け付けるデータ入力欄とし
て、「モード設定」、「用紙種類」、「インク」の3つ
のデータ入力欄e31a,e31b,e31cと、現在
の設定状態を示すデータ表示用領域e31dとを備え
る。データ入力欄e31a,e31b,e31cについ
ては、使用者によるキーボード18、マウス20の操作
によりデータの入力がなされる。 なお、「モード設
定」のデータ入力欄e31aは、スライドレバー形のボ
タンe31a1と原稿データ入力欄e31a2とを備
え、ボタンe31a1により印刷の品質を、原稿データ
入力欄e31a2により原稿の種類をそれぞれ入力可能
となっている。すなわち、この第1のダイアログボック
スDB31では、ボタンe31a1と原稿データ入力欄
e31a2により、「原稿」と「用紙」に関わる作業に
ついての情報設定が可能となっている。
【0089】一方、アクティブな状態となっていないタ
グTG32,TG33については、上述した「用紙設
定」、「レイアウト」の文字だけではなく、第2実施例
と同様に、その文字列の後方(右側)に、情報表示用領
域id2,id3が設けられている。この情報表示用領
域e21に、このタグから開いたダイアログボックスか
ら入力済みのデータが表示される。
【0090】図19は、第2番目のタグTG32がアク
ティブな状態となった「設定」のカードCD34を示す
説明図である。図示するように、「用紙設定」のタグT
G32がクリックされると、図示するように、そのタグ
TG32に対応した第2のダイアログボックスDB32
がそのタグTG32の真下に表示される。
【0091】第2のダイアログボックスDB32には、
作業者からのデータ入力を受け付けるデータ入力欄とし
て、「用紙サイズ」、「印刷部数」、「印刷方向」、
「印刷可能領域」をそれぞれ設定するデータ入力欄e3
2a,e32b,e32c,e32dと、プリンタ14
の3次元立体像を平面画像によって示す表示欄e32e
とが設けられている。
【0092】図18に戻って、第2番目のタグTG32
に設けられた情報表示用領域id2には、上記第2のダ
イアログボックスDB32のデータ入力欄e32a,e
32b,e32c,e32dからの既存の設定値が表示
されている。なお、この情報表示用領域id2には、上
記既存の設定値とともに、これら設定値をシンボリック
にイメージ化したマークm21〜mk24も表示する構
成となっている。
【0093】図20は、第3番目のタグTG33がアク
ティブな状態となった「設定」のカードCD34を示す
説明図である。図示するように、「レイアウト」のタグ
TG33がクリックされると、図示するように、そのタ
グTG33に対応した第3のダイアログボックスDB3
3がそのタグTG33の真下に表示される。
【0094】第3のダイアログボックスDB33には、
作業者からのデータ入力を受け付けるデータ入力欄とし
て、「拡大/縮小」、「割り付け」、「スタンプマー
ク」をそれぞれ設定するデータ入力欄e33a,e33
b,e33cと、用紙のレイアウトを平面画像によって
示す表示欄e33dとが設けられている。
【0095】図18に戻って、第3番目のタグTG33
に設けられた情報表示用領域id3には、上記第3のダ
イアログボックスDB33のデータ入力欄e33a,e
33b,e33cからの既存の設定値が表示されてい
る。なお、この情報表示用領域id3には、上記既存の
設定値とともに、これら設定値をシンボリックにイメー
ジ化したマークm31〜m33も表示する構成となって
いる。
【0096】また、図19に示すように、 第1番目の
タグTG31に設けられた情報表示用領域id1には、
上記第1のダイアログボックスDB31のデータ入力欄
e31a,e31b,e31cからの既存の設定値が表
示されている。なお、この情報表示用領域id3には、
上記既存の設定値とともに、これら設定値をシンボリッ
クにイメージ化したマークm11〜m13も表示する構
成となっている。
【0097】以上のように構成された第3実施例では、
使用者は、タグTG31〜TG33の配列を見ることで
設定に必要な作業手順を把握することができる。このた
めに、第1実施例、第2実施例と同様に、設定する情報
を入力しなかったり、設定する情報の項目を間違えたり
することを回避することができる。また、第2実施例と
同様に、アクティブ状態となっていないタグTG31〜
TG33については、既存の設定内容を情報表示用領域
id1〜id3から知ることができることから、データ
入力の間違いを早い段階で知ることができる。
【0098】さらに、この第3実施例では、非アクティ
ブなタグについては、上記既存の設定値とともに、設定
値をシンボリックにイメージ化したマークm11〜m3
3をタグ内に表示する構成としていることから、作業者
は既定値をイメージとして容易に把握することができ
る。これらの結果、作業者にとって極めて使い勝手がよ
いという効果を奏する。
【0099】以上、本発明の種々の実施例を詳述してき
たが、本発明は、こうした実施例に何等限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
なる態様にて実施することができる。
【0100】(1)例えば、前記実施例では、プリンタ
14がローカルなコンピュータ10と直接ケーブルに接
続されたコンピュータシステムに適用されているが、こ
れに替えて、LAN上のサーバに接続されたプリンタを
複数のコンピュータで共有するコンピュータシステムに
適用する構成としてもよい。
【0101】(2)あるいは、インターネットによりつ
なげられたサーバに接続されたプリンタを、インターネ
ットを介してコンピュータでコントロールするコンピュ
ータシステムに適用する構成としてもよい。
【0102】(3)前記実施例では、プリンタ14がコ
ンピュータ10に接続されたコンピュータシステムに適
用されていたが、これに替えて、印刷機構を内蔵するフ
ァクシミリ装置に適用する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を適用するコンピュータ
システムの外観図である。
【図2】コンピュータシステムのハードウェアの概略構
成を示すブロック図である。
【図3】コンピュータ本体16が扱う画像情報から印刷
が行なわれるまでの処理の様子を示すブロック図であ
る。
【図4】第1番目のタグTG1がクリックされたときの
「簡単印刷」のカードCD4を示す説明図である。
【図5】第2番目のタグTG2がクリックされたときの
「簡単印刷」のカードCD4を示す説明図である。
【図6】第3番目のタグTG3がクリックされたときの
「簡単印刷」のカードCD4を示す説明図である。
【図7】第4番目のタグTG4がクリックされたときの
「簡単印刷」のカードCD4を示す説明図である。
【図8】CPU30により実行される簡単印刷設定処理
ルーチンを示すフローチャートである。
【図9】CPU30により実行されるカード表示処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図10】ベース画像データDbaseで表わされる画
像の説明図である。
【図11】作業手順テーブルTBL1のデータ構造を示
す説明図である。
【図12】画像管理テーブルTBL2のデータ構造を示
す説明図である。
【図13】簡単印刷情報ファイルPFLのデータ構造を
示す説明図である。
【図14】第1実施例の変形例を示す説明図である。
【図15】第2実施例における「簡単印刷」のカードC
D4が開いたダイアログボックスDB20を例示する説
明図である。
【図16】第2実施例における画像管理テーブルTBL
2のデータ構造を示す説明図である。
【図17】第2実施例においてCPUにより実行される
カード表示処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図18】第1番目のタグTG31がアクティブな状態
となった「設定」のカードCD34を示す説明図であ
る。
【図19】第2番目のタグTG32がアクティブな状態
となった「設定」のカードCD34を示す説明図であ
る。
【図20】第3番目のタグTG33がアクティブな状態
となった「設定」のカードCD34を示す説明図であ
る。
【図21】従来のプリンタドライバにより表示される
「プロパティ」のダイアログボックス900を例示する
説明図である。
【符号の説明】
10…コンピュータ 12…CRTディスプレイ 14…プリンタ 16…コンピュータ本体 18…キーボード 20…マウス 22…フロッピィディスク 24…フロッピィディスクドライブ 30…CPU 31…ROM 32…RAM 33…表示画像メモリ 34…マウスインタフェース 35…キーボードインタフェース 36…FDC 37…HDC 38…CRTC 39…プリンタインタフェース 40…I/Oポート 41…HDD 44…モデム 46…公衆電話回線 48…サーバ 51…アプリケーションプログラム 52…ビデオドライバ 53…プリンタドライバ 54…ラスタライザ 55…色補正モジュール 56…ハーフトーンモジュール 57…情報設定モジュール TBL1…作業手順テーブル TBL2…画像管理テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 B41J 29/00 G06F 3/00 654

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入力用画面を表示装置に表示し
    て、該データ入力用画面に従って操作される入力装置か
    らの入力データを取り込むことにより、所定の印刷装置
    において印刷のために必要となる各種項目の情報を設定
    する印刷情報設定装置において、 前記各種項目の情報の設定に必要な作業を複数のグルー
    プに、少なくとも1グループは複数の項目が対応づけら
    れるように分けて、各グループを順序づけることにより
    得られる作業手順の配列を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された作業手順の配列を示す指標列
    を前記データ入力用画面内に表示する第1表示制御手段
    と、 前記指標列の中から任意の指標を選択する選択手段と、 該選択された指標で示される作業のグループに対応する
    項目の情報を項目毎に入力するための1または複数の
    ータ入力欄を、前記データ入力用画面における前記選択
    された指標に連なる位置に表示する第2表示制御手段と
    を備えることを特徴とする印刷情報設定装置。
  2. 【請求項2】 前記指標列は、前記順序づけの順位を示
    す数字とともに示す配列である請求項1に記載の印刷情
    報設定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の印刷情報設定
    装置であって、 前記選択手段は、 前記データ入力用画面内に指標選択用のボタンを表示す
    る第3表示制御手段と、 前記ボタンが操作されたとき、前記グループの順序づけ
    に従って前記選択される指標を順に移す選択実行手段と
    を備える 印刷情報設定装置。
  4. 【請求項4】 前記第1表示制御手段および第2表示制
    御手段は、画像表示用メモリに格納されたデータ入力用
    画面の画像データの部分に前記指標列と前記データ入力
    欄とを書込み、該画像表示用メモリの内容を前記表示装
    置に表示する手段である請求項1ないし3のいずれかに
    記載の印刷情報設定装置。
  5. 【請求項5】 前記指標列は、「原稿」、「用紙」、
    「品質」に関わる作業を少なくとも含む配列である請求
    項1ないし4のいずれかに記載の印刷情報設定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の印
    刷情報設定装置であって、 前記第2表示制御手段により表示されたデータ入力欄か
    ら入力された全てのデータを表示装置に一覧表示する第
    4表示制御手段を備える印刷情報設定装置。
  7. 【請求項7】 データ入力用画面を表示装置に表示し
    て、該データ入力用画面に従って操作される入力装置か
    らの入力データを取り込むことにより、所定の印刷装置
    において印刷のために必要となる各種項目の情報を設定
    する印刷情報設定装置において、 前記各種項目の情報の設定に必要な作業を複数のグルー
    プに、少なくとも1グループは複数種類の項目が対応づ
    けられるように分けて、各グループを順序づけることに
    より得られる作業手順の配列を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された作業手順の配列を示す指標列
    を前記データ入力用画面内に表示する第1表示制御手段
    と、 前記指標列の中から任意の指標を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された指標については、該指標
    で示される作業のグループに対応する項目の情報を項目
    毎に入力するための1または複数のデータ入力欄を
    記選択手段により選択されていない指標については、前
    記データ入力欄から既に入力された前記項目の情報を示
    す表示領域を、前記データ入力用画面における前記指標
    列の各指標に連なる位置にそれぞれ表示する第2表示制
    御手段とを備えることを特徴とする印刷情報設定装置。
  8. 【請求項8】 前記第2表示制御手段は、前記表示領域
    への表示を、前記項目の情報を該情報の内容に関連付け
    られたマークとともに行なう構成である請求項7記載の
    印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 データ入力用画面を表示装置に表示し
    て、該データ入力用画面に従って操作される入力装置か
    らの入力データを取り込むことにより、所定の印刷装置
    において印刷のために必要となる各種項目の情報を設定
    する印刷情報設定方法において、 (a)前記各種項目の情報の設定に必要な作業を複数の
    グループに、少なくとも1グループは複数の項目が対応
    づけられるように分けて各グループを順序づけることに
    より得られる作業手順の配列を記憶する工程と、 (b)該記憶された作業手順の配列を示す指標列を前記
    データ入力用画面内に表示する工程と、 (c)前記指標列の中から任意の指標を選択する工程
    と、 (d)該選択された指標で示される作業のグループに対
    応する項目の情報を項目毎に入力するための1または複
    数のデータ入力欄を、前記データ入力用画面における前
    記選択された指標に連なる位置に表示する工程とを備え
    ることを特徴とする印刷情報設定方法。
  10. 【請求項10】 データ入力用画面を表示装置に表示し
    て、該データ入力用画面に従って操作される入力装置か
    らの入力データを取り込むことにより、所定の印刷装置
    において印刷のために必要となる各種項目の情報を設定
    する印刷情報設定方法において、 (a)前記各種項目の情報の設定に必要な作業を複数の
    グループに、少なくとも1グループは複数種類の項目が
    対応づけられるように分けて各グループを順序づけるこ
    とにより得られる作業手順の配列を記憶する工程と、 (b)該記憶された作業手順の配列を示す指標列を前記
    データ入力用画面内に表示する工程と、 (c)前記指標列の中から任意の指標を選択する工程
    と、 (d)前記工程(c)により選択された指標について
    は、該指標で示される作業のグループに対応する項目の
    情報を項目毎に入力するための1または複数のデータ入
    力欄を前記工程(c)により選択されていない指標に
    ついては、前記データ入力欄から既に入力された前記
    目の情報を示す表示領域を、前記データ入力用画面にお
    ける前記指標列の各指標に連なる位置にそれぞれ表示す
    る工程とを備えることを特徴とする印刷情報設定方法。
  11. 【請求項11】 データ入力用画面を表示装置に表示し
    て、該データ入力用画面に従って操作される入力装置か
    らの入力データを取り込むことにより、所定の印刷装置
    において印刷のために必要となる各種項目の情報を設定
    するためのコンピュータプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体であって、 (a)前記各種項目の情報の設定に必要な作業を複数の
    グループに、少なくとも1グループは複数の項目が対応
    づけられるように分けて各グループを順序づけることに
    より得られる作業手順の配列を記憶する機能と、 (b)該記憶された作業手順の配列を示す指標列を前記
    データ入力用画面内に表示する機能と、 (c)前記指標列の中から任意の指標を選択する機能
    と、 (d)該選択された指標で示される作業のグループに対
    応する項目の情報を項目毎に入力するための1または複
    数のデータ入力欄を、前記データ入力用画面における前
    記選択された指標に連なる位置に表示する機能とをコン
    ピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記指標列は、前記順序づけの順位を
    示す数字とともに示す配列である請求項11に記載の
    録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載の記録媒
    体であって、 前記機能(c)は、 前記データ入力用画面内に指標選択用のボタンを表示す
    る機能と、 前記ボタンが操作されたとき、前記グループの順序づけ
    に従って前記選択される指標を順に移す機能と を備える
    記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記機能(b)と機能(d)は、画像
    表示用メモリに格納されたデータ入力用画面の画像デー
    タの部分に前記指標列と前記データ入力欄とを書込み、
    該画像表示用メモリの内容を前記表示装置に表示する機
    能である請求項11ないし13のいずれかに記載の記録
    媒体。
  15. 【請求項15】 前記指標列は、「原稿」、「用紙」、
    「品質」に関わる作業を少なくとも含む配列である請求
    項11に記載の記録媒体。
  16. 【請求項16】 データ入力用画面を表示装置に表示し
    て、該データ入力用画面に従って操作される入力装置か
    らの入力データを取り込むことにより、所定の印刷装置
    において印刷のために必要となる各種項目の情報を設定
    するためのコンピュータプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体であって、 (a)前記各種項目の情報の設定に必要な作業を複数の
    グループに、少なくとも1グループは複数種類の項目が
    対応づけられるように分けて各グループを順序づけるこ
    とにより得られる作業手順の配列を記憶する機能と、 (b)該記憶された作業手順の配列を示す指標列を前記
    データ入力用画面内に表示する機能と、 (c)前記指標列の中から任意の指標を選択する機能
    と、 (d)前記機能(c)により選択された指標について
    は、該指標で示される作業のグループに対応する項目の
    情報を項目毎に入力するための1または複数のデータ入
    力欄を前記機能(c)により選択されていない指標に
    ついては、前記データ入力欄から既に入力された前記
    目の情報を示す表示領域を、前記データ入力用画面にお
    ける前記指標列の各指標に連なる位置にそれぞれ表示す
    る機能とをコンピュータに実現させるためのコンピュー
    タプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  17. 【請求項17】 前記機能(d)は、前記表示領域への
    表示を、前記項目の情報を該情報の内容に関連付けられ
    たマークとともに行なう構成である請求項16記載の記
    録媒体。
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