JP2002032771A - 定型フォーム処理装置及び記録媒体 - Google Patents

定型フォーム処理装置及び記録媒体

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JP2002032771A
JP2002032771A JP2001110594A JP2001110594A JP2002032771A JP 2002032771 A JP2002032771 A JP 2002032771A JP 2001110594 A JP2001110594 A JP 2001110594A JP 2001110594 A JP2001110594 A JP 2001110594A JP 2002032771 A JP2002032771 A JP 2002032771A
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Hironobu Shishido
広信 宍戸
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Tsubasa System Co Ltd
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Tsubasa System Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの定型フォームに対する複数パターンの
入力項目群について、効率の良い呼び出し・情報の追加
・印刷を可能とする。 【解決手段】 処理システム10は、定型フォームのイ
メージとレイアウトされた配置項目情報を対応させたレ
イアウト情報データを表示し、表示されたレイアウト情
報データを印刷する。ユーザが配置項目欄50の項目
「住所」を選択し、マウス操作で選択項目データ入力枠
52をドラッグすると、ドラッグした位置に実際の住所
が表イメージに配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定型フォーム上に
任意の情報を配置する定型フォーム処理装置及び記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一つの定型フォームに入力項目群
を複数パターン記入することにより得られる、同一フォ
ームに則った複数の出力項目群を管理・印刷する方法と
して、以下のようなものがある。
【0003】懸賞ハガキや懸賞応募用紙等を使う、商品
やサービスの購入を条件として行われる懸賞がある。一
般に、懸賞広告主が作成した専用の応募ハガキ等が店頭
などに備えられ、応募者(消費者)はこれを用いて応募
する。応募者は、商品に貼られた応募シール等を応募用
紙に貼りつけ、その他アンケート項目等を記入して広告
主に郵送する。ここで、複数口の応募をする場合には、
住所氏名やアンケート項目を、複数枚の応募用紙に書き
込む。或いは、記入済みの応募用紙をスキャナで読み取
り、読み取ったイメージを必要枚数印刷する。また、家
族等で応募者名義を変えて応募する場合は、応募者名義
ごとに応募用紙へ記入する。
【0004】このような定型フォームの用紙を作成する
装置の特許出願公開としては、“特開平2−13627
0号”がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】応募用紙のような定型
フォームに記入する場合、複数口の応募では住所氏名や
アンケート項目を、複数枚の応募用紙に何度も書き込ま
なければならない。あるいは、記入済みの応募用紙をス
キャナで読み取ったイメージを印刷するにしても、一度
は手作業で記入する必要がある。また、家族等で応募者
名義を変えて応募する場合も、応募者名義ごとに応募用
紙への記入が必要となる。このため、複数口の応募用紙
の記入処理が煩雑であるという課題があった。
【0006】また、“特開平2−136270号”に示
されるような従来の帳票設計システムを利用するには、
データベースやプログラミングの知識を要し記載情報の
配置位置の設定が煩雑である、という解決すべき課題が
従来技術にはあった。
【0007】そこで、本発明の目的は、特別なコンピュ
ータの知識が無いユーザでも容易に定型フォームの用紙
を作成することが可能な、定型フォーム処理装置及び記
録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、定型フォームを処理する
定型フォーム処理装置であって、定型フォームのイメー
ジを入力するイメージ入力手段と、当該入力された定型
フォームのイメージを表示する定型フォーム表示手段
と、定型フォームに配置可能な情報についての複数の項
目を前記定型フォームと同時に表示し、当該表示された
複数の項目の中の1つをポインティング・デバイスによ
り選択し、選択された前記項目に対応する情報を前記定
型フォーム上の任意位置に表示する第1のグラフィカル
・ユーザ・インタフェースと、表示された前記項目の情
報を、表示されている定型フォーム上の任意の位置にポ
インティング・デバイスによりドラッグすることによ
り、表示された前記項目の情報の配置位置を指示する第
2のグラフィカル・ユーザ・インタフェースと、前記第
1のグラフィカル・ユーザ・インタフェースにより表示
する複数の項目と対応する情報を記憶する記憶手段と、
前記定型フォーム上に配置された前記項目に対応する情
報を前記記憶手段から読み出し、前記定型フォーム上に
表示する第3のグラフィカル・ユーザ・インタフェース
とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載の定型
フォーム処理装置において、前記項目についての情報
を、前記項目が前記定型フォーム上に配置して表示され
た状態で入力する入力手段と、当該入力された情報を前
記記憶手段に書き込む登録/修正手段とをさらに備えた
ことをする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1に記載の定型
フォーム処理装置において、前記第1のグラフィカル・
ユーザ・インタフェースは、第1の種類の複数の項目を
表示し、前記ポインティング・デバイスにより選択する
ための第1のウィンドウと、第2の種類の複数の項目を
表示し、前記ポインティング・デバイスにより選択する
ための第2のウィンドウとを有し、前記第1のウィンド
ウおよび第2のウィンドウを同時に表示し、前記第2の
ウィンドウに表示される項目は、前記第1のウィンドウ
に表示される複数の項目に対応する情報を識別する情報
であり、前記第3のグラフィカル・ユーザ・インタフェ
ースは、前記第2ウィンドウにおいて選択された項目に
対応する情報を、前記配置された項目の情報として表示
することを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、定型フォームをコンピ
ュータにより処理するための定型フォーム処理プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
って、前記プログラムは、定型フォームのイメージを入
力する第1のステップと、当該入力された定型フォーム
のイメージを表示する第2のステップと、定型フォーム
に配置可能な情報についての複数の項目を前記定型フォ
ームと同時に表示し、当該表示された複数の項目の中の
1つをポインティング・デバイスにより選択し、選択さ
れた前記項目に対応する情報を前記定型フォーム上の任
意位置に表示するための第3のステップと、表示された
前記項目の情報を、表示されている定型フォーム上の任
意の位置にポインティング・デバイスによりドラッグす
ることにより、表示された前記項目の情報の配置位置を
指示するための第4のステップと、前記第3のステップ
で表示する複数の項目と対応する情報が前記コンピュー
タの記憶手段に予め記憶されており、前記第4のステッ
プで前記定型フォーム上に配置された前記項目に対応す
る情報を前記記憶手段から読み出し、前記定型フォーム
上に表示するための第5のステップとを備えたことを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の定型フォー
ム処理をするコンピュータシステムを示す図である。図
1において、処理システム10はキーボード14、ディ
スプレイ16、ポインティング・デバイス20およびコ
ンピュータ本体12を有する。
【0013】ディスプレイ16は、陰極線管表示装置
(CRT)、液晶表示装置(LCD)等を使用可能であり、表
示画面18に情報が表示される。ポインティング・デバ
イス20はマウスが一般的に使われる。ポインティング
・デバイス20は表示画面18中のポインタ或いはカー
ソルを移動するために用いられる。
【0014】コンピュータ本体12は、モデム22、CD
を駆動する光ディスク装置24、ネットワーク・アダプ
タ26、フロッピー・ディスク・ドライブ28のような
周辺装置を接続することができる。また、スキャナ30
のような入力装置、プリンタ32のような出力装置をコ
ンピュータ本体12に接続することができる。
【0015】図2は、コンピュータ本体12の概略構成
を示す。図1と同様の箇所には同一の符号を付し、その
詳細な説明を省略する。図2において、中央処理装置3
4は、システム・バス36を介してシステム・メモリ3
8その他周辺装置等のリソースの情報処理を実行する。
【0016】システム・バス36は、コンピュータの主
データ転送路であり、中央処理装置34からシステムの
リソースへ、また、システムのリソースから中央処理装
置34へ情報が転送される。
【0017】システム・メモリ38では、処理に関わる
プログラムやデータがロードされ展開される。ハード・
ディスク・ドライブ40は、プログラムやデータ等のフ
ァイルを保存するハード・ディスク42を駆動する。
【0018】本発明に関わる定型フォーム処理プログラ
ムは、ハード・ディスク42に記憶され使用される。定
型フォーム処理プログラムは、キーボード14やポイン
ティング・デバイス20からの起動指示、或いはシステ
ムからの自動起動等の方法によって、システム・メモリ
38にロードされ、中央処理装置34によって実行され
る。定型フォーム処理プログラムの実行に際しては、キ
ーボード14やポインティング・デバイス20からの指
示が表示画面18内に表示される。この時の基本的な操
作の流れとしては、スキャナ30から定型フォームイメ
ージを読み取り、定型フォーム処理を行い、得られたデ
ータをハード・ディスク42に保存し、必要に応じてそ
のデータをプリンタ32から印刷する。
【0019】図7および図8は、本発明に関わる定型フ
ォーム処理プログラムが表示画面18内に表示する画面
を示す。この画面例は、パーソナル・コンピュータOSで
あるWindows95(Microsoft社製)が提供するグラフィカ
ル・ユーザ・インタフェースを使用した場合の例を示
す。
【0020】図7は、スキャナ30で読み取った応募用
紙定型フォームの表示例を示す。読み取った応募用紙定
型フォームの表イメージが、レイアウト情報表示ウィン
ドウ44中の表イメージ入力ボタン54下のレイアウト
枠46内に表示される。また、システムに予め登録され
ている配置項目群が、リスト・ボックス形式で配置項目
欄50に表示される。
【0021】差出人欄48もリスト・ボックスである。
スキャナ30で応募用紙定型フォームの裏面を読み取っ
た場合は、読み取った裏イメージも表イメージと同様に
して、裏イメージ入力ボタン56下のレイアウト枠46
内に表示される。
【0022】図8は、応募用紙定型フォームの表イメー
ジ上に、必要な項目をレイアウトする場合の表示例を示
す。図8は、差出人欄48の新規差出人「花子」の登録
後、配置項目欄50内の「住所」をマウスでポイント
(選択すること)したところを表す。
【0023】この時、表イメージ上に点線で選択項目デ
ータ入力枠52が現れるので、選択項目データ入力枠5
2内に必要なデータ(この場合は住所)を入力する。そし
て、データ入力後の選択項目データ入力枠52をマウス
でドラッグし、上述の表イメージ上の所望の位置へ配置
し、大きさもマウスで伸縮させて調整し、レイアウト情
報を決定する。
【0024】なお、応募用紙定型フォームの裏イメージ
上の項目のレイアウト要領は、裏イメージが上述ウィン
ドウ内の裏イメージ入力ボタン56下のレイアウト枠4
6内に表示される以外は、その他上述表イメージ表示時
と同様である。
【0025】図7および図8中の差出人欄48および配
置項目欄50のグラフィカル・ユーザ・インタフェースが
本発明に係る。差出人欄48、配置項目欄50自体は従
来から周知のリスト・ボックス(あるいはコンボ・ボック
ス)を使用する。ただし、以下の操作を実現するグラフ
ィカル・ユーザ・インタフェースが新規なものとなる。
【0026】すなわち、ユーザが配置項目欄50の選択
項目を応募用紙のイメージにドラッグして配置すると、
配置した位置に選択項目データ入力枠52が表示され
る。選択項目データ入力枠52の中には、差出人欄48
および配置項目欄50の選択項目で定まる実際の住所が
表示される。
【0027】このような動作が実現されるためには、次
のような処理が中央処理装置34で実行される。中央処
理装置34では、マウス・カーソルが差出人欄48内に
位置し、マウス20のクリック・ボタンが操作される
と、リスト・ボックスの機能によりマウス・カーソルの位
置に対応する項目情報(図8の例では花子)を取得す
る。
【0028】取得した差出人の項目情報はシステム・メ
モリ38内に記憶される。
【0029】次に配置項目欄50の所定項目が、マウス
・カーソルの指定およびマウス20のクリック操作によ
り選択された場合も同様にして、リスト・ボックスの機
能により、選択項目情報(図8の例では住所)がシステ
ム・メモリ38内に記憶される。
【0030】中央処理装置34は、差出人欄48と配置
項目欄50の双方が選択されたことを、システム・メモ
リ38に記憶された選択項目情報に基づき検出すると、
配置項目の選択項目のドラッグ操作を検知するドラッグ
用のグラフィカル・ユーザ・インタフェースを動作可能と
する。ドラッグ用のインタ・フェースは、たとえば、ア
イコンの移動と同じグラフィカル・ユーザ・インタフェー
スを使用することができる。ただし、ドラッグにより作
成される図形が矩形枠となる。矩形枠の大きさは固定で
もよいし、上述の選択項目に基づき実際に後述のデータ
・ベースから得られる情報(たとえば、住所情報)の文
字数から定まる大きさとしてもよい。
【0031】ユーザのドラッグした位置で、マウス20
のクリック・ボタンの押し下げを解除すると、その時
の、矩形枠の位置が配置位置として確定され、選択項目
データ入力枠52が確定される。
【0032】選択項目データ入力枠52の中に、データ
・ベースの検索で得られた情報が表示される。表示され
た選択項目データ入力枠52は、マウス20の操作で従
来と同様に、任意の位置に移動可能である。
【0033】本実施形態では、ここには周知のグラフィ
カル・ユーザ・インタフェースを使用するが、その組み合
わせ方が新規であり、かつ、新規な効果を奏する。
【0034】このようなシステム構成において実行され
る定型フォーム処理を図3のフローチャートを参照して
説明する。なお応募用紙定型フォームを例とする。
【0035】ユーザからの起動の指示に応じて図3のプ
ログラムが中央処理装置34により実行される。中央処
理装置34は表示画面18に処理メニューを表示する
(ステップS10)。本実施形態では、定型フォームの
レイアウト情報新規登録処理、既存レイアウト情報への
新規差出人追加処理、または既存レイアウト情報印刷処
理が選択可能である。
【0036】ユーザはポインティング・デバイス20あ
るいはキーボード14を使用して処理メニューを選択す
る。ユーザがレイアウト情報新規登録処理を選択した場
合、処理手順はステップS20を経てステップS25で
レイアウト情報新規登録処理が実行される。
【0037】ユーザが既存レイアウト情報への新規差出
人追加処理を選択した場合には、処理手順はステップS
20→S30→S35へと進み、このステップで既存レ
イアウト情報への新規差出人追加処理が実行される。
【0038】ユーザが新規レイアウト情報印刷処理を選
択した場合、処理手順はステップS25またはS35を
経てS50→S55へと進み、このステップで新規レイ
アウト情報印刷処理が実行される。
【0039】ユーザが既存レイアウト情報印刷処理を選
択した場合、処理手順はステップS30→S40→S4
3→S45→S48→S55へと進み、このステップで
既存レイアウト情報印刷処理が実行される。
【0040】ユーザが終了を選択した場合、処理手順は
ステップS40またはS50またはS55を経てS60
へと進み、処理プログラムの実行が終了する。
【0041】(登録処理)図3のステップS25のレイア
ウト情報新規登録処理の詳細を図4に示す。図4におい
て、ユーザがスキャナ30に応募用紙定型フォームをセ
ットし、読み取りを指示すると、中央処理装置34は、
スキャナ30により読み取られた応募用紙定型フォーム
表イメージをシステム・メモリ38にロードする。そし
て、表示画面18に表示されているレイアウト情報表示
ウィンドウ44内のレイアウト枠46内に上記表イメー
ジを表示する(ステップS100→S110→S12
0)。このステップS100→S110→S120に至
る、表示画面18内のレイアウト情報表示ウィンドウの
GUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)を図
7に示す。
【0042】ユーザがキーボード14から差出人を入力
すると、差出人欄48内に新規の差出人名が表示され
る。そして前述の図8の説明に則った要領で、その差出
人について、配置項目欄50内の選択項目のデータを選
択項目データ入力枠52内に入力し、その選択項目デー
タ入力枠52の配置・大きさを決め、レイアウト情報を
決定する。なお、選択項目が○印等の場合は選択項目デ
ータ入力は不要である。
【0043】この配置項目の処理を、必要な項目分繰り
返す(ステップS130→S140→S150→S16
0→S170→S180)。以上の処理による、表示画
面18内のレイアウト情報表示ウィンドウ44のGUI
の表示の様子を図8に示す。上記図4のステップS11
0からステップS180の上記表イメージの処理を、ス
キャナ30により読み取られた応募用紙定型フォーム裏
イメージにも施す(ステップS190→S200→S2
10→S220→S230→S240)。
【0044】表・裏イメージの入力処理が終了すると、
ユーザはレイアウト情報表示ウィンドウ44内の新規登
録ボタン58により、差出人のレイアウト情報の登録を
指示する。この時、中央処理装置34は、上述の表・裏
イメージ情報と上述の差出人のレイアウト情報をシステ
ム・メモリ38に一時記憶する(ステップS250)。
さらに新規差出人のレイアウト情報を登録する場合は、
図4のステップS130からS250までの処理を繰り
返す(ステップS260)。
【0045】所望の差出人分のレイアウト情報登録が終
了したら、登録のレイアウト情報にレイアウト情報ID
を付加する。
【0046】中央処理装置34はID付きのレイアウト情
報をレイアウト情報ファイルに追加後、そのファイルを
ハード・ディスク42に保存する(ステップS270→
S280)。
【0047】なお、この時保存されるレイアウト情報デ
ータ構造とレイアウト情報ファイルの説明を図9に示
す。図9において1レイアウト情報データは、1応募用
紙表・裏イメージの印刷座標(レイアウト枠46内にお
ける座標)とイメージデータを持つ。さらにそのレイア
ウト情報データは、差出人に対して登録されたレイアウ
ト情報(任意の配置項目データとその印刷座標)を登録
差出人分持つ。上述のレイアウト情報データをn(nは
整数)応募用紙分格納しているのがレイアウト情報ファ
イルであることを、図9は示している。
【0048】図3のステップS35の既存レイアウト情
報への新規差出人追加処理の詳細を図5に示す。図5に
おいて、表示画面18内の処理メニューはレイアウト情
報IDの入力を促してくるので、ユーザは所望の応募用
紙定型フォームのレイアウト情報データのレイアウト情
報IDを入力する。
【0049】このレイアウト情報IDにより、所望のレ
イアウト情報データがレイアウト情報ファイルより抽出
される(ステップS400→S410)。なお、入力レ
イアウト情報IDと抽出レイアウト情報データの構成を
前述の図9により説明する。中央処理装置34は表示画
面18に表示されているレイアウト情報表示ウィンドウ
44内のレイアウト枠46内に上記抽出レイアウト情報
データの応募用紙定型フォーム表・裏イメージを表示す
る(ステップS420)。なお、前述の図3のステップ
S43からS48も、このステップS400からS42
0までの処理と同様である。
【0050】さらに図5において、ユーザが表面編集モ
ードを指示し、キーボード14から差出人を入力する
と、差出人欄48内に新規の差出人名が表示される。ユ
ーザはその差出人について、配置項目欄50内の選択項
目のデータを選択項目データ入力枠52内に入力し、そ
の選択項目データ入力枠52の配置・大きさを決め、レ
イアウト情報を決定する(図8の説明と同様)。
【0051】なお、選択項目が○印等の場合は選択項目
データ入力は不要である。
【0052】この配置処理を、必要な項目分繰り返す
(ステップS423→S427→S430→S440→
S450→S460→S470→S480)。上記図5
のステップS423からステップS480の上記表イメ
ージの処理を、応募用紙定型フォーム裏イメージにも施
す(ステップS483→S487→S490→S500
→S510→S520)。
【0053】表・裏イメージの処理が終了すると、ユー
ザはレイアウト情報表示ウィンドウ44内の新規登録ボ
タン58により、差出人のレイアウト情報の登録を指示
する。この時、中央処理装置34は、上述の表・裏イメ
ージ情報と上述の差出人のレイアウト情報をシステム・
メモリ38に一時記憶する(ステップS530)。
【0054】さらに新規差出人のレイアウト情報を登録
する場合は、図5のステップS430からS530まで
の処理を繰り返す(ステップS540)。所望の新規差
出人追加分のレイアウト情報登録が済んだら、これを入
力レイアウト情報IDのレイアウト情報ファイルに追加
後、そのファイルをハード・ディスク42に保存する
(ステップS550)。
【0055】(印刷処理)図3のステップS55のレイア
ウト情報印刷処理の詳細を図6に示す。この処理に至る
時点で、表示画面18内のレイアウト情報表示ウィンド
ウ44のレイアウト枠46は、入力レイアウト情報ID
のレイアウト情報データの応募用紙定型フォーム表・裏
イメージを表示している。また、レイアウト情報表示ウ
ィンドウ44内の差出人欄48には、上記レイアウト情
報データに登録されている差出人が登録人数分表示され
ている。図6において、ユーザが1差出人を選択する
と、その差出人の登録情報に基づいた配置項目が、レイ
アウト枠46内に表示される(ステップS600→S6
50)。
【0056】ユーザが表イメージの印刷を指示すると、
表イメージとその上に配置されている配置項目が印刷さ
れる(ステップS700→S710)。書式が既に印刷
してある用紙に印刷を行う場合には、ユーザは表イメー
ジの印刷を指示しなければよく、この場合、表イメージ
は印刷されず、配置項目のみが応募用紙等に印刷される
(ステップS700→ステップS720)。「ステップ
S700→ステップS710またはステップS720」
と同様な処理を、裏イメージの印刷についても行う(ス
テップS730→ステップS740またはステップS7
50)。
【0057】上述の実施形態の他に次の形態を実施でき
る。 1)上述の実施形態ではポインティング・デバイス20
にマウスを使用しているが、他のポインティング・デバ
イスとしてはトラック・ボール、ジョイスティック、タ
ッチ・センシティブ・タブレット、タッチ・センシティ
ブ・スクリーンおよびその他を使用してもよい。 2)上述の実施形態ではコンピュータ本体に接続の光デ
ィスク装置24がCDを駆動するとしているが、光ディス
ク装置が駆動する他媒体としてはMO/PD/DVDおよびその
他がある。 3)上述の実施形態では定型フォーム処理プログラム
は、ハード・ディスク・ドライブ40に駆動されるハー
ド・ディスク42に記憶され使用されるとしているが、
その他この定型フォーム処理プログラムがアクセスされ
る場所としては、フロッピー(登録商標)・ディスク・
ドライブ28で駆動されるフロッピー・ディスクや光デ
ィスク装置24で駆動されるCD/MO/PD/DVD、およびその
他記憶媒体でも可能である。さらに上記の場所として、
モデム22やネット・ワーク・アダプタ26およびその
他を介しての他コンピュータでも可能である。 4)上述の実施形態では定型フォーム処理を行い得られ
たデータをハード・ディスク42に保存しているが、こ
の時得た処理データの保存は、フロッピー・ディスク・
ドライブ28で駆動されるフロッピー・ディスクや光デ
ィスク装置24で駆動されるCD/MO/PD/DVDおよびその他
記憶媒体でも可能である。さらにその保存場所として、
モデム22やネット・ワーク・アダプタ26およびその
他を介しての他コンピュータでも可能である。 5)上述の実施形態ではスキャナから定型フォームイメ
ージを読み取っているが、上記定型フォームイメージは
ビットマップ等のいわゆるイメージファイルに限らず、
そのイメージを印刷可能な情報が格納されていれば形態
を問わない。よって、その定型フォームイメージファイ
ルは、スキャナに代えて、フロッピー・ディスク・ドラ
イブ28で駆動されるフロッピー・ディスクや光ディス
ク装置24で駆動されるCD/MO/PD/DVDおよびその他記憶
媒体から読み取られるものでも良い。さらに上記ファイ
ルは、モデム22やネット・ワーク・アダプタ26およ
びその他を介しての他コンピュータから読み取られるも
のでも良い 6)上述の実施形態では図7のようにレイアウト情報表
示ウィンドウ44は差出人欄48/配置項目欄50の2
サブウィンドウのみを持つが、用紙の種類によって3つ
以上のサブウィンドウを持つことも可能である。 7)上述の実施形態では図7のように表・裏イメージ入
力が別レイアウト枠46となっているが、1レイアウト
枠のみでそれを表・裏共用として表・裏の切り替え表示
で処理をすることも可能である。 8)上述の実施形態では基本的な操作の流れとしては、
スキャナ30から定型フォームイメージを読み取り、定
型フォーム処理データを必要に応じてプリンタ32から
印刷するが、この読み取り・印刷部分をFAX機能とリン
クさせて、FAXから定型フォームイメージを読み取り、
定型フォーム処理データを必要に応じてFAXで送信する
ことも可能である。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、4の
発明によれば、特別なコンピュータの知識が無いユーザ
でも容易に定型フォームの用紙を作成することができ
る、ユーザフレンドリな作成環境が提供可能となる。
【0059】請求項2の発明によれば、定型フォーム内
の項目のレイアウト操作とその項目のデータ入力を同時
に行え、選択された項目の情報を容易に登録・修正する
ことができる。
【0060】請求項3の発明によれば、定型フォーム処
理を行うグラフィカル・ユーザ・インタフェース内のサ
ブウィンドウ内の項目選択の自由度が高く、自由に選択
された項目をドラッグすることにより任意の位置へレイ
アウトすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の定型フォーム処理をする、コ
ンピュータによる処理システムを示す図である。
【図2】図1のシステムの主要な構成要素を説明するた
めのブロック図である。
【図3】本発明実施形態の定型フォーム処理をするプロ
グラムがコンピュータで実行される時の処理を説明する
概要フローチャートである。
【図4】本発明実施形態の定型フォーム処理をするプロ
グラムがコンピュータで実行される時の処理を説明する
概要フローチャートである。
【図5】本発明実施形態の定型フォーム処理をするプロ
グラムがコンピュータで実行される時の処理を説明する
概要フローチャートである。
【図6】本発明実施形態の定型フォーム処理をするプロ
グラムがコンピュータで実行される時の処理を説明する
概要フローチャートである。
【図7】図4の処理の説明を補足する、表示画面上の表
示ウィンドウの図である。
【図8】図4の処理の説明を補足する、表示画面上の表
示ウィンドウの図である。
【図9】図3、図4、図5の処理の説明を補足する、レ
イアウト情報データ構造の説明の図である。
【符号の説明】
10 処理システム 12 コンピュータ本体 14 キーボード 16 ディスプレイ 18 表示画面 20 ポインティング・デバイス(マウス) 22 モデム 24 光ディスク装置 26 ネットワーク・アダプタ 28 フロッピー・ディスク・ドライブ 30 スキャナ 32 プリンタ 34 中央処理装置 36 システム・バス 38 システム・メモリ 40 ハード・ディスク・ドライブ 42 ハード・ディスク 44 レイアウト情報表示ウィンドウ 46 レイアウト枠 48 差出人欄 50 配置項目欄 52 選択項目データ入力枠 54 表イメージ入力ボタン 56 裏イメージ入力ボタン 58 新規登録ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 200 G06T 1/00 200D H04N 1/387 H04N 1/387 Fターム(参考) 5B009 NC07 ND01 5B021 AA02 BB01 BB06 CC05 5B050 AA10 BA06 BA10 BA16 CA07 DA06 EA20 FA02 FA09 FA12 FA13 FA19 GA08 5C076 AA13 AA16 AA17 BA06 CA02 5E501 AA02 AC34 BA05 CA02 CB02 CB09 CB13 EA07 EB11 FA02 FA05 FA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定型フォームを処理する定型フォーム処
    理装置であって、 定型フォームのイメージを入力するイメージ入力手段
    と、 当該入力された定型フォームのイメージを表示する定型
    フォーム表示手段と、 定型フォームに配置可能な情報についての複数の項目を
    前記定型フォームと同時に表示し、当該表示された複数
    の項目の中の1つをポインティング・デバイスにより選
    択し、選択された前記項目に対応する情報を前記定型フ
    ォーム上の任意位置に表示する第1のグラフィカル・ユ
    ーザ・インタフェースと、 表示された前記項目の情報を、表示されている定型フォ
    ーム上の任意の位置にポインティング・デバイスにより
    ドラッグすることにより、表示された前記項目の情報の
    配置位置を指示する第2のグラフィカル・ユーザ・イン
    タフェースと、 前記第1のグラフィカル・ユーザ・インタフェースによ
    り表示する複数の項目と対応する情報を記憶する記憶手
    段と、 前記定型フォーム上に配置された前記項目に対応する情
    報を前記記憶手段から読み出し、前記定型フォーム上に
    表示する第3のグラフィカル・ユーザ・インタフェース
    とを備えたことを特徴とする定型フォーム処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の定型フォーム処理装置
    において、前記項目についての情報を、前記項目が前記
    定型フォーム上に配置して表示された状態で入力する入
    力手段と、当該入力された情報を前記記憶手段に書き込
    む登録/修正手段とをさらに備えたことをする定型フォ
    ーム処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の定型フォーム処理装置
    において、前記第1のグラフィカル・ユーザ・インタフ
    ェースは、第1の種類の複数の項目を表示し、前記ポイ
    ンティング・デバイスにより選択するための第1のウィ
    ンドウと、第2の種類の複数の項目を表示し、前記ポイ
    ンティング・デバイスにより選択するための第2のウィ
    ンドウとを有し、前記第1のウィンドウおよび第2のウ
    ィンドウを同時に表示し、前記第2のウィンドウに表示
    される項目は、前記第1のウィンドウに表示される複数
    の項目に対応する情報を識別する情報であり、前記第3
    のグラフィカル・ユーザ・インタフェースは、前記第2
    ウィンドウにおいて選択された項目に対応する情報を、
    前記配置された項目の情報として表示することを特徴と
    する定型フォーム処理装置。
  4. 【請求項4】 定型フォームをコンピュータにより処理
    するための定型フォーム処理プログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記プログ
    ラムは、 定型フォームのイメージを入力する第1のステップと、 当該入力された定型フォームのイメージを表示する第2
    のステップと、 定型フォームに配置可能な情報についての複数の項目を
    前記定型フォームと同時に表示し、当該表示された複数
    の項目の中の1つをポインティング・デバイスにより選
    択し、選択された前記項目に対応する情報を前記定型フ
    ォーム上の任意位置に表示するための第3のステップ
    と、 表示された前記項目の情報を、表示されている定型フォ
    ーム上の任意の位置にポインティング・デバイスにより
    ドラッグすることにより、表示された前記項目の情報の
    配置位置を指示するための第4のステップと、 前記第3のステップで表示する複数の項目と対応する情
    報が前記コンピュータの記憶手段に予め記憶されてお
    り、 前記第4のステップで前記定型フォーム上に配置された
    前記項目に対応する情報を前記記憶手段から読み出し、
    前記定型フォーム上に表示するための第5のステップと
    を備えたことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014215819A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 大日本印刷株式会社 情報表示装置、情報表示方法及び情報表示用プログラム
JP2016081299A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 ブラザー工業株式会社 情報処理装置、記録システム、及びプログラム

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