JP2016081299A - 情報処理装置、記録システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、記録システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信物に記録される画像を編集するためにユーザが選択可能な項目を、ユーザの利用目的を推測した結果に応じて切り替え可能なプログラムを提供する。【解決手段】該プログラムは、第1画像を編集する第1編集処理と、第2画像の編集を指示する編集オブジェクトを含む第2編集画面を表示(S32、S33、S36、S37)し、選択された編集オブジェクトに対応づけられた編集内容で第2画像を編集する第2編集処理と、通信物に記録させる画像を示す画像データを出力する出力処理(S47)とをコンピュータに実行させる。そして、該プログラムは、対応第1画像が既に編集されている場合(S31/S35/S39:Yes)と、対応第1画像が未だ編集されていない場合(S31/S35/S39:No)とで、第2編集画面に含まれる編集オブジェクトの表示態様を異ならせる。【選択図】図6

Description

本発明は、記録用紙に記録される画像を編集する情報処理装置に搭載されるプログラム等に関する。
従来より、葉書の宛名面及び通信面それぞれに記録すべき情報の入力を受け付け、当該情報を葉書に記録するシステムが知られている。例えば特許文献1には、葉書の宛名面に記録される宛先及び通信面に記録される写真やメッセージ等を入力するユーザ操作を受け付け、入力された各種情報を葉書に記録する処理をサーバ装置に実行させるシステムが開示されている。
特開2002−44355号公報
このようなシステムの利用目的の一例として、取引先に送付する年賀状を作成する場合、多数の宛先の入力が必要な一方で通信面のレイアウトを編集する機能はシンプルであってもよい。他の例として、友達に送付する年賀状を作成する場合、通信面のレイアウトを編集する多様な機能が利用可能であることが望ましい。このように、ユーザの利用目的によって、システムに求められる機能は異なる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、通信物に記録される画像を編集するためにユーザが選択可能な項目を、ユーザの利用目的を推測した結果に応じて切り替え可能なプログラムを提供することにある。
(1) 本明細書に記載のプログラムは、表示部及びユーザ操作を受け付ける操作部を備えるコンピュータによって実行可能である。該プログラムは、第1面及び第2面を有する通信物の前記第1面に記録される第1画像の編集を指示する編集オブジェクトを含む第1編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記編集オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該編集オブジェクトに対応づけられた編集内容で前記第1画像を編集する第1編集処理と、前記第2面に記録される第2画像の編集を指示する編集オブジェクトを含む第2編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記編集オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該編集オブジェクトに対応づけられた編集内容で前記第2画像を編集する第2編集処理と、前記第1画像及び前記第2画像の少なくとも一方を通信物に記録させるために、当該画像を示す画像データを出力する出力処理とを前記コンピュータに実行させる。そして、該プログラムは、前記第2編集処理において、同一の通信物の前記第1面に記録される前記第1画像である対応第1画像が既に編集されている場合と、前記対応第1画像が未だ編集されていない場合とで、前記第2編集画面に含まれる前記編集オブジェクトの表示態様を異ならせる。
対応第1画像を編集した後で第2画像を編集する場合と、対応第1画像を編集する前に第2画像を編集する場合とでは、当該プログラムの利用目的が異なると推測できる。そこで、上記構成によれば、対応第1画像が既に編集されたか否かによって第2編集画面における編集オブジェクトの表示態様を異ならせるので、利用目的に合った機能をユーザに利用させることができる。
なお、通信物の具体例は特に限定されないが、例えば、年賀状や暑中見舞い等の葉書、クリスマスカード、封筒等が該当する。また、画像の編集とは、当該画像の元になるテンプレート画像の選択、当該画像に合成する部品画像の選択、部品画像を合成する位置の指定等、当該画像を完成させるために必要なあらゆる処理を含むものとする。さらに、編集オブジェクトは、後述するテンプレートオブジェクト、合成指示オブジェクト、差出人オブジェクト、及び部品画像オブジェクト等を含む。
(2) 例えば、前記第2編集画面に含まれる前記編集オブジェクトは、前記第2画像の元になるテンプレート画像に対応するテンプレートオブジェクトと、前記テンプレート画像に部品画像を合成することを指示する合成指示オブジェクトとを含む。そして、該プログラムは、前記第2編集処理において、前記テンプレートオブジェクトを含む前記第2編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記テンプレートオブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部に受け付けさせるテンプレート選択処理と、前記テンプレートオブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該テンプレートオブジェクトに対応する前記テンプレート画像及び前記合成指示オブジェクトを含む前記第2編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記合成指示オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像に前記部品画像を合成する合成処理とを前記コンピュータに実行させる。
(3) 好ましくは、該プログラムは、前記対応第1画像が編集された後に実行される前記テンプレート選択処理において、特定グループに属する前記テンプレート画像に対応する第1テンプレートオブジェクトを、前記特定グループに属しない前記テンプレート画像に対応する第2テンプレートオブジェクトより優先して前記第2編集画面に含める。
上記構成によれば、対応第1画像を編集した後に第2画像を編集する場合に、特定グループに属するテンプレート画像が選択されやすくなる。具体的な適用例としては、取引先に送付する年賀状を作成する場合は宛名面に記録する画像を先に編集すると考えられる。そこで、通信面に記録する画像の元になるテンプレート画像のうち、ビジネス用途に適したテンプレート画像が選択されやすくすればよい。
(4) 好ましくは、前記第1画像は、通信物の宛先を示す宛先画像を含む。また、前記宛先画像には、組織或いは個人を示す属性が割り当てられている。そして、該プログラムは、前記第1編集処理において、前記第1画像に含める前記宛先画像の選択を受け付け、前記テンプレート選択処理において、前記対応第1画像に含まれる前記宛先画像の属性が組織であることに応じて、前記第1テンプレートオブジェクトを前記第2テンプレートオブジェクトより優先して前記第2編集画面に含める。
(5) 好ましくは、前記第1画像は、通信物の宛先を示す宛先画像を含む。そして、該プログラムは、前記第2編集処理において、異なる前記宛先画像を含む複数の前記第1画像それぞれが記録される複数の通信物の前記第2面に共通して記録される前記第2画像を編集するユーザ操作を受け付けることが可能であり、前記対応第1画像の数が閾値以上である場合の前記テンプレート選択処理において、前記第1テンプレートオブジェクトを前記第2テンプレートオブジェクトより優先して前記第2編集画面に含める。
上記の各構成のように、宛先画像の属性が組織である場合、或いは複数の対応第1画像に共通の第2画像を編集する場合にも、特定グループに属するテンプレート画像が選択されやすくなるのが望ましい。
(6) 一例として、該プログラムは、前記対応第1画像が編集された後に実行される前記テンプレート選択処理において、前記第2編集画面における前記第1テンプレートオブジェクトの並び順を、前記第2テンプレートオブジェクトより前にする。
(7) 他の例として、該プログラムは、前記対応第1画像が編集された後に実行される前記テンプレート選択処理において、複数の前記テンプレートオブジェクトのうちの前記第1テンプレートオブジェクトのみを前記第2編集画面に含める。
(8) 好ましくは、該プログラムは、前記合成処理において前記第2編集画面に含める前記合成指示オブジェクトの数を、前記対応第1画像が既に編集されている場合に、前記対応第1画像が未だ編集されていない場合より少なくする。
上記構成によれば、対応第1画像を編集した後に第2画像を編集する場合に、対応第1画像を編集する前に第2画像を編集する場合と比較して、部品画像を合成できる位置が少なくなる。その結果、第2画像を簡単に編集できる。
(9) さらに好ましくは、前記合成指示オブジェクトは、通信物の差出人を示す差出人画像を前記第2画像に合成することを指示する差出人オブジェクトを含む。そして、該プログラムは、前記第1編集処理において、前記第1画像に前記差出人画像を含めるユーザ操作を受け付けることが可能であり、前記合成処理において、前記対応第1画像が前記差出人画像を含むことに応じて、前記第2編集画面において前記差出人オブジェクトを非表示にする。
上記構成によれば、同一の通信物に記録される第1画像及び第2画像の両方に差出人画像が含まれることを防止できる。
(10) 好ましくは、前記編集オブジェクトは、前記テンプレート画像に合成可能な前記部品画像に対応する部品画像オブジェクトを含む。そして、該プログラムは、前記合成処理において、前記合成指示オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、前記部品画像オブジェクトを含む前記第2編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記部品画像オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該部品画像オブジェクトに対応する前記部品画像を前記テンプレート画像に合成し、前記対応第1画像が既に編集されていることに応じて、特定グループに属する前記部品画像に対応する第1部品画像オブジェクトを、前記特定グループに属しない前記部品画像に対応する第2部品画像オブジェクトより優先して前記第2編集画面に含める。
上記構成によれば、対応第1画像を編集した後に第2画像を編集する場合に、特定グループに属する部品画像が選択されやすくなる。具体的な適用例としては、取引先に送付する年賀状を作成する場合に、ビジネス用途に適した部品画像が選択されやすくすればよい。
(11) 好ましくは、前記コンピュータは、記録用紙に画像を記録する記録処理を実行可能な画像記録装置と通信可能な通信部をさらに備える。そして、該プログラムは、前記出力処理において、前記画像データ及び前記画像データに対する前記記録処理の実行条件を示す条件情報を前記通信部を通じて前記画像記録装置に送信し、前記画像データが前記第1画像及び前記第2画像を含む場合と、前記画像データが前記第2画像のみを含む場合とで、前記条件情報を異ならせる。
上記構成によれば、同一の通信物に記録される第1画像及び第2画像の両方が編集された場合と、第2画像のみが編集された場合とで、それぞれに適した条件情報で画像記録装置に記録処理を実行させることができる。
(12) 具体的には、該プログラムは、前記出力処理において、前記画像データが前記第1画像及び前記第2画像を含むことに応じて、記録用紙の表面に前記第1画像を記録し、当該記録用紙の裏面に前記第2画像を記録することを示す前記条件情報を前記通信部を通じて前記画像記録装置に送信し、前記画像データが前記第2画像のみを含むことに応じて、記録用紙の表面に前記第2画像を記録することを示す前記条件情報を前記通信部を通じて前記画像記録装置に送信する。
(13) 本明細書に記載の情報処理装置は、表示部、ユーザ操作を受け付ける操作部、及び制御部を備える。前記制御部は、第1面及び第2面を有する通信物の前記第1面に記録される第1画像の編集を指示する編集オブジェクトを含む第1編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記編集オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該編集オブジェクトに対応づけられた編集内容で前記第1画像を編集する第1編集処理と、前記第2面に記録される第2画像の編集を指示する編集オブジェクトを含む第2編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記編集オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該編集オブジェクトに対応づけられた編集内容で前記第2画像を編集する第2編集処理と、前記第1画像及び前記第2画像の少なくとも一方を通信物に記録させるために、当該画像を示す画像データを出力する出力処理とを実行する。そして、前記制御部は、前記第2編集処理において、同一の通信物の前記第1面に記録される前記第1画像である対応第1画像が既に編集されている場合と、前記対応第1画像が未だ編集されていない場合とで、前記第2編集画面に含まれる前記編集オブジェクトの表示態様を異ならせる。
(14) 本明細書に記載の記録システムは、表示部、ユーザ操作を受け付ける操作部、第1通信部、及び第1制御部を備える情報処理装置と、記録用紙に画像を記録する記録部、第2通信部、及び第2制御部を備える画像記録装置とを備える。前記第1制御部は、第1面及び第2面を有する通信物の前記第1面に記録される第1画像の編集を指示する編集オブジェクトを含む第1編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記編集オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該編集オブジェクトに対応づけられた編集内容で前記第1画像を編集する第1編集処理と、前記第2面に記録される第2画像の編集を指示する編集オブジェクトを含む第2編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記編集オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該編集オブジェクトに対応づけられた編集内容で前記第2画像を編集する第2編集処理と、前記第1画像及び前記第2画像の少なくとも一方を示す画像データを前記第1通信部を通じて前記画像記録装置に送信する出力処理とを実行する。そして、前記第1制御部は、前記第2編集処理において、同一の通信物の前記第1面に記録される前記第1画像である対応第1画像が既に編集されている場合と、前記対応第1画像が未だ編集されていない場合とで、前記第2編集画面に含まれる前記編集オブジェクトの表示態様を異ならせる。また、前記第2制御部は、前記第2通信部を通じて前記情報処理装置から前記画像データを受信したことに応じて、当該画像データで示される画像を記録用紙に記録する記録処理を前記記録部に実行させる。
本発明によれば、対応第1画像が既に編集されたか否かによって、第2編集画面における編集オブジェクトの表示態様を異ならせるので、利用目的に合った機能をユーザに利用させることができる。
図1は、実施形態に係る記録システム100のブロック図である。 図2は、データ記憶領域62Bの写真データフォルダに対応付けて記憶された写真データ、ファイル名、撮影日時、及び色調情報の一例である。 図3は、データ記憶領域62Bの記憶内容の一例であって、(A)は宛先情報を、(B)は差出人情報を、(C)は編集画像データ記憶領域のデータ構造を示す。 図4は、サーバ装置70に対応付けて記憶された通信面テンプレート画像データ、ファイル名、部品情報、及びカテゴリ情報の一例である。 図5は、宛名面画像編集処理のフローチャートである。 図6は、通信面画像編集処理のフローチャートである。 図7は、表示部53の表示例であって、(A)はメニュー画面を、(B)は年賀状作成画面を示す。 図8は、表示部53の表示例であって、(A)は宛先情報入力画面を、(B)は差出人情報入力画面を示す。 図9は、宛名面画像編集画面の表示例であって、(A)は宛先画像120及び差出人画像121が合成される前の宛名面テンプレート画像116を含み、(B)は宛先画像120及び差出人画像121が合成された後の宛名面テンプレート画像116を含む。 図10は、表示部53の表示例であって、(A)は宛先選択画面を、(B)は宛名面画像編集処理におけるプリント設定画面を示す。 図11は、テンプレート選択画面の表示例であって、(A)は全カテゴリのテンプレートアイコンを含み、(B)はカテゴリ情報が“シンプル”のテンプレートアイコンのみを含む。 図12は、通信面画像編集画面の表示例であって、(A)は部品画像140及び差出人画像141が合成される前の通信面テンプレート画像130を含み、(B)は部品画像140及び差出人画像141が合成された後の通信面テンプレート画像130を含む。 図13は、部品画像選択画面の表示例であって、(A)は全ての色調の部品アイコンを含み、(B)は色調情報が“モノクロ”の部品アイコンのみを含む。 図14は、通信面画像編集処理におけるプリント設定画面を示す。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1は、本実施形態における記録システム100の概略図である。図1に示される記録システム100は、複合機10と、携帯端末50と、サーバ装置70とで構成されている。複合機10、携帯端末50、及びサーバ装置70は、通信ネットワーク102を介して相互に通信可能とされている。通信ネットワーク102の具体例は特に限定されないが、例えば、インターネット、移動体通信網、有線LAN(Local Area Networkの略)、無線LAN、或いはこれらの組み合わせであってもよい。
[複合機10]
複合機10は、図1に示されるように、プリンタ部11と、スキャナ部12と、表示部23と、操作部24と、通信部25と、CPU31と、記憶部32と、通信バス33とを主に備える。複合機10を構成する各構成要素は、通信バス33を介して相互に接続されている。複合機10は、画像記録装置の一例である。
[プリンタ部11、スキャナ部12]
プリンタ部11は、画像データで示される画像を記録用紙に記録する記録処理を実行する。プリンタ部11の記録方式は特に限定されないが、例えば、インクジェット方式や電子写真方式などの公知の方式を採用することができる。スキャナ部12は、記録用紙に記録されている画像を読み取って画像データを生成するスキャン処理を実行する。複合機10は、FAXの送受信を行うFAX機能、記録用紙に記録された画像を読み取って他の記録用紙に記録するコピー機能等をさらに有してもよい。
[表示部23]
表示部23は、各種情報を表示する表示画面を備える。表示部23の具体的な構成は特に限定されないが、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Displayの略)、有機ELディスプレイ(Organic Electro−Luminescence Displayの略)等を採用することができる。
[操作部24]
操作部24は、表示部23の表示画面に表示されたオブジェクトを選択するユーザの操作を受け付ける。具体的には、操作部24は、例えば押ボタンを有しており、押下された押ボタンに対応づけられた各種の操作信号をCPU31へ出力する。さらに、操作部24は、表示部23の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。すなわち、表示部23がタッチパネルディスプレイとして構成されてもよい。タッチセンサには、静電容量方式、抵抗膜方式等の周知の方式を採用することができる。
なお、「オブジェクト」とは、ユーザが操作部24を操作することによって選択可能な画像を指す。一例として、オブジェクトは表示部23に表示された文字列であって、操作部24の方向キーを押下することによってオブジェクトの1つがハイライト表示され、操作部24の決定ボタンを押下することによってハイライト表示されたオブジェクトが選択されてもよい。他の例として、操作部24がタッチパネルである場合のオブジェクトは表示部23に表示されたアイコン、ボタン、リンク、ラジオボタン、チェックボックス、或いはプルダウンメニュー等であって、タッチ位置に表示されたオブジェクトが選択されてもよい。
[通信部25]
通信部25は、通信ネットワーク102を通じて外部装置と通信を行うためのインタフェースである。すなわち、複合機10は、通信部25を通じて携帯端末50或いはサーバ装置70に各種情報を出力し、通信部25を通じて携帯端末50或いはサーバ装置70から各種データ又は各種情報を受信する。通信部25の具体的な通信手順は特に限定されないが、例えば、Wi−Fi(Wi−Fi Allianceの登録商標)を採用することができる。
[CPU31]
CPU(Central Processing Unitの略)31は、複合機10の全体動作を制御するものである。CPU31は、操作部24から出力される各種情報、及び通信部25を通じて外部装置から取得した各種情報等に基づいて、後述する各種プログラムを記憶部32から取得して実行する。すなわち、CPU31及び記憶部32は、制御部の一例を構成する。
[記憶部32]
記憶部32は、プログラム記憶領域32Aと、データ記憶領域32Bとを有する。プログラム記憶領域32Aには、OS(Operating Systemの略)34と、制御プログラム35とが格納される。なお、制御プログラム35は、単一のプログラムであってもよいし、複数のプログラムの集合体であってもよい。データ記憶領域32Bには、制御プログラム35の実行に必要なデータ或いは情報が記憶される。
なお、本明細書中の「データ」と「情報」とは、コンピュータによって取り扱い可能なビット或いはビット列である点において共通する。「データ」とは、各ビットが示す意味内容をコンピュータが考慮することなく取り扱えるものを指す。これに対して、「情報」とは、各ビットが示す意味内容によってコンピュータの動作が分岐するものを指す。さらに、「指示」は、送信先の装置に対して次の動作を促すための制御信号であって、情報を含んでいることもあるし、それ自体が情報としての性質を有していることもある。
また、「データ」及び「情報」は、形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)がコンピュータ毎に変更されたとしても、同一の意味内容と認識される限り、同一のデータ及び情報として取り扱われる。例えば、「2つ」であることを示す情報が、あるコンピュータではASCIIコードで”0x32”というテキスト形式の情報として保持され、別のコンピュータでは二進数表記で”10”というバイナリ形式の情報として保持されてもよい。
但し、上記の「データ」及び「情報」の区別は厳密なものではなく、例外的な取り扱いも許容される。例えば、データが一時的に情報として扱われてもよいし、情報が一時的にデータとして扱われてもよい。また、ある装置ではデータとして扱われるものが、他の装置では情報として扱われてもよい。さらには、データの中から情報が取り出されてもよいし、情報の中からデータが取り出されてもよい。
記憶部32は、例えば、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memoryの略)、HDD(Hard Disk Driveの略)、CPU31が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成される。
なお、記憶部32は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
プログラム記憶領域32Aに記憶されているプログラムは、CPU31によって実行される。しかしながら、本明細書では、CPU31を省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「プログラムAが処理Aを実行する」という趣旨の記述は、「CPU31がプログラムAに記述された処理Aを実行する」ことを指してもよい。後述する携帯端末50についても同様である。
OS34は、複合機10を構成するハードウェアであるプリンタ部11、スキャナ部12、表示部23、操作部24、及び通信部25等を制御するためのAPI(Application Programming Interfaceの略)を提供する基本プログラムである。すなわち、上記の各プログラムは、OS34が提供するAPIを呼び出すことによって、各ハードウェアを制御する。しかしながら、本明細書では、OS34を省略して各プログラムの動作を説明する。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記述は、「プログラムBがOS34のAPIを通じてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。後述する携帯端末50についても同様である。
[携帯端末50]
携帯端末50は、図1に示されるように、表示部53と、操作部54と、通信部55と、CPU61と、記憶部62と、通信バス63とを主に備える。携帯端末50に含まれる表示部53、操作部54、通信部55、CPU61、記憶部62、及び通信バス63は、複合機10に含まれる表示部23、操作部24、通信部25、CPU31、記憶部32、及び通信バス33と共通するので、再度の説明は省略する。携帯端末50は情報処理装置の一例であり、CPU61及び記憶部62は制御部の一例である。情報処理装置の具体例は、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等の携帯端末50に限定されず、PC(Personal Computerの略)等であってもよい。
携帯端末50の操作部54は、表示部53の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサを含む。そして、操作部54は、表示部53の表示画面をタッチするユーザ操作を受け付ける。また、操作部54は、ユーザがタッチした表示画面上の位置を示す位置情報を出力する。位置情報は、例えば、表示画面の左上端を原点とし、右向きをx軸の正の向き、下向きをy軸の正の向きとしたx−y平面上の座標(x,y)として表現できる。
なお、本明細書中における「タッチ」とは、入力媒体を表示画面に接触させる操作全般を含む。すなわち、タッチした入力媒体を所定時間内に表示画面から離間させるタップ操作、タッチした入力媒体を表示画面上で静止させるロングタッチ操作、タッチした入力媒体を表示画面上でスライドさせるスライド操作、表示画面上をスライドする入力媒体の加速度が閾値以上であるフリック操作、表示画面上の異なる位置にタッチした2つの入力媒体を互いに近づける向きにスライドさせるピンチイン操作、表示画面上の異なる位置にタッチした2つの入力媒体を互いに離れる向きにスライドさせるピンチアウト操作等は、タッチの一例である。また、入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。
通信部55は、移動体通信網或いは無線LANを通じて複合機10或いはサーバ装置70と通信する。記憶部62のプログラム記憶領域62Aには、OS64と、制御プログラム65とが格納されている。記憶部62のデータ記憶領域62Bは、例えば、図2に示される写真データフォルダ、図3(A)及び図3(B)に示されるアドレスフォルダ、及び図3(C)に示される編集画像データ記憶領域を含む。
写真データフォルダには、例えば図2に示されるように、複数の写真データが格納されている。写真データは、写真属性の部品画像データの一例である。写真データで示される写真は、写真属性の部品画像の一例である。部品画像は、後述するテンプレート画像の部品領域への合成対象になり得る画像である。但し、部品画像データ及び部品画像はこれに限定されず、例えば、イラスト画像を示すイラスト画像データ等であってもよい。写真データフォルダは、写真属性の部品画像データのデータ取得元の一例である。但し、データ取得元はこれに限定されず、例えば、携帯端末50に着脱されるメモリーカード、或いはインターネット上のストレージサーバ等であってもよい。
各写真データには、ファイル名、撮影日時、及び色調情報が対応付けられている。ファイル名は、対応する写真データを識別する識別情報の一例である。撮影日時は、対応する写真データで示される写真を撮影した日時を示す。撮影日時は、カメラによって自動的に設定されてもよいし、ユーザによって事後的に設定されてもよい。色調情報は、対応する写真データで示される写真の色調を示す。本実施形態における色調情報には、例えば、“カラー”、“セピア”、“モノクロ”等が設定される。色調情報は、例えば、撮影時のカメラの設定値に基づいて設定されてもよいし、写真データに事後的に施された画像処理の内容に基づいて設定されてもよい。
アドレスフォルダには、例えば図3(A)に示されるように、複数の宛先情報が格納されている。宛先情報は、例えば、氏名、住所、及び属性情報等が宛先IDに対応付けられている。宛先IDは、宛先情報を識別する識別情報の一例である。属性情報は、対応する宛先情報の属性を示す情報である。本実施形態における属性情報には、例えば、対応する宛先情報が個人を表していることを示す“個人”、或いは対応する宛先情報が組織を表していることを示す“組織”のいずれかが設定される。また、宛先情報には、氏名及び住所の他に、電話番号やメールアドレス等が含まれてもよい。
また、アドレスフォルダには、例えば図3(B)に示されるように、差出人情報が格納されている。差出人情報は、氏名及び住所を含む。宛先情報或いは差出人情報に含まれる氏名及び住所は、後述する宛先画像或いは差出人画像を生成するための情報である。また、宛先情報及び差出人情報は、後述する宛先情報入力画面及び差出人情報入力画面を通じて、ユーザから取得することができる。宛先画像は宛先属性の部品画像の一例であり、差出人画像は差出人属性の部品画像の一例である。また、アドレスフォルダは、宛先属性及び差出人属性の部品画像データのデータ取得元の一例である。
さらに、編集画像データ記憶領域は、例えば図3(C)に示されるように、宛名面画像データと、通信面画像データとを対応付けて記憶することができる領域である。編集画像データ記憶領域に対応付けて記憶される宛名面画像データ及び通信面画像データは、同一の通信物の宛名面及び通信面に記録される画像を示すものである。なお、図3(C)は、宛名面画像データと通信面画像データとが一対一で対応付けられる例を示しているが、複数の宛名面画像データと1つの通信面画像データとが対応付けられていてもよい。
また、各画像データには、差出人フラグが対応付けられている。差出人フラグは、対応する画像データに差出人画像が含まれているか否かを示すものである。本実施形態における差出人フラグには、対応する画像データに差出人画像が含まれている場合に“ON”が設定され、対応する画像データに差出人画像が含まれていない場合に“OFF”が設定される。
[サーバ装置70]
サーバ装置70は、図4に示されるように、複数の通信面テンプレート画像データを記憶している。また、各通信面テンプレート画像データには、ファイル名、部品情報、及びカテゴリ情報が対応付けられている。また、サーバ装置70は、携帯端末50からの要求に応じて、通信面テンプレート画像データ及び当該通信面テンプレート画像データに対応付けられた各種情報を携帯端末50に送信する。なお、本明細書中の「に応じて」は、当該文字列の前に記載された条件が満たされた場合に、当該文字列の後に記載された処理が実行されることを示す。なお、処理が実行されるタイミングは、条件が満たされた後であればよく、当該条件が満たされた直後である必要は必ずしもない。
通信面テンプレート画像データは、通信物の一例である葉書の通信面に記録される通信面テンプレート画像を示すものである。ファイル名は、対応する通信面テンプレート画像データを識別する識別情報の一例である。部品情報は、領域情報及び属性情報を含む。カテゴリ情報は、対応する通信面テンプレート画像のデザイン上のカテゴリを示す情報である。本実施形態におけるカテゴリ情報には、“シンプル”、“ポップ”、“クール”等のように、通信面テンプレート画像のデザインのテイストを示す値が設定される。
領域情報は、部品画像を合成可能な通信面テンプレート画像上の部品領域を示す情報である。部品領域とは、合成対象の画像が合成される通信面テンプレート画像上の領域である。一例として、領域情報は、中心位置“center”及び半径“radius”で特定される円形状の領域を指す。他の例として、領域情報は、左端位置“left”、上端位置“top”、右端位置“right”、及び下端位置“bottom”で特定される矩形状の領域を指す。上記の各位置は、例えば、通信面テンプレート画像の左上端位置を基準として特定される。なお、部品領域の形状及び特定方法は上記の例に限定されない。例えば、3つの頂点の位置によって三角形の部品領域を特定してもよい。
属性情報は、対応する領域情報で示される部品領域に合成可能な部品画像の属性を示す。本実施形態における属性情報には、写真属性の部品画像が合成可能であることを示す“写真”、差出人属性の部品画像が合成可能であることを示す“差出人”のいずれかが設定される。また、図示は省略するが、宛先属性の部品画像が合成可能であることを示す“宛先”が設定されてもよい。
[記録システム100の動作]
図5〜図14を参照して、記録システム100の動作を説明する。本実施形態に係る記録システム100は、年賀状の宛名面及び通信面に記録する画像を携帯端末50で編集し、当該画像を複合機10が年賀状に記録する処理を実行する。以下、年賀状の宛名面及び通信面に画像を記録する例を説明するが、通信物の具体例は年賀状に限定されず、例えば、暑中見舞い、クリスマスカード、チラシ等にも応用することができる。
まず、携帯端末50の制御プログラム65が起動されたことに応じて、メニュー画面が携帯端末50の表示部53に表示される。図7(A)は、メニュー画面の一例である。図7(A)に示されるメニュー画面は、年賀状作成画面を表示させる[年賀状作成]アイコン111と、宛先情報を登録する[宛先登録]アイコン112と、差出人情報を登録する[差出人登録]アイコン113とを含む。
次に、制御プログラム65は、[宛先登録]アイコン112の位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、宛先情報入力画面を表示部53に表示させる。図8(A)は、宛先情報入力画面の一例である。図8(A)に示される宛先情報入力画面は、氏名、住所、及び属性情報等の入力を受け付けるテキストボックスと、[完了]アイコンとを含む。制御プログラム65は、[完了]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、不図示のソフトウェアキーボード等を通じてテキストボックスに入力された氏名、住所、及び属性情報等を、新たに採番した宛先IDと対応付けてアドレスフォルダに記憶させる。
また、制御プログラム65は、[差出人登録]アイコン113の位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、差出人情報入力画面を表示部53に表示させる。図8(B)は、差出人情報入力画面の一例である。図8(B)に示される差出人情報入力画面は、氏名及び住所等の入力を受け付けるテキストボックスと、[完了]アイコンとを含む。制御プログラム65は、[完了]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、不図示のソフトウェアキーボード等を通じてテキストボックスに入力された氏名及び住所等を、アドレスフォルダに記憶させる。
さらに、制御プログラム65は、[年賀状作成]アイコン111の位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、年賀状作成画面を表示部53に表示させる。図7(B)は、年賀状作成画面の一例である。図7(B)に示される年賀状作成画面は、通信面に記録する通信面画像を編集する処理を実行させる通信面編集アイコン114と、宛名面に記録する宛名面画像を編集する処理を実行させる宛名面編集アイコン115とを含む。
また、制御プログラム65は、[年賀状作成]アイコン111の位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、図3(C)に示される編集画像データ記憶領域をデータ記憶領域62B内に新たに確保する。ここで確保される編集画像データ記憶領域には、宛名面画像データ及び通信面画像データが記憶されておらず、且つ差出人フラグに“OFF”が設定されている。また、編集画像データ記憶領域に記憶される画像データは、後述するテンプレート画像が編集される度に、編集後のテンプレート画像を示す画像データで上書きされる。
次に、制御プログラム65は、宛名面編集アイコン115の位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、宛名面画像編集処理を実行する。宛名面画像編集処理は、年賀状の宛名面に記録される宛名面画像をユーザの指示に従って編集する処理である。宛名面画像とは、例えば、後述する宛名面テンプレート画像116そのもの、或いは部品画像が合成された宛名面テンプレート画像116を指す。図7(B)に示される宛名面編集アイコン115が選択されたことに応じて実行される宛名面画像編集処理は、第1編集処理の一例である。また、年賀状の宛名面は、通信物の第1面の一例である。図5を参照して、宛名面画像編集処理の詳細を説明する。
まず、制御プログラム65は、対応する通信面画像(以下、「対応通信面画像」と表記する。)に差出人画像が含まれているか否かを判断する(S11)。対応通信面画像とは、当該宛名面画像編集処理で編集される宛名面画像が記録される年賀状の通信面に記録される画像を指す。対応通信面画像が既に編集済みであるか否かは、例えば、編集画像データ記憶領域に通信面画像データが記憶されているか否かによって判断できる。また、通信面画像に差出人画像が含まれているか否かは、編集画像データ記憶領域に記憶された通信面画像データに対応付けられた差出人フラグの値によって判断できる。
制御プログラム65は、編集画像データ記憶領域に通信面画像データが記憶されていない、或いは編集画像データ記憶領域に通信面画像データが記憶されており、且つ当該通信面画像データに対応する差出人フラグに“OFF”が設定されていることに応じて(S11:No)、対応通信面画像に差出人画像が含まれていないと判断する。一方、制御プログラム65は、編集画像データ記憶領域に通信面画像データが記憶されており、且つ当該通信面画像データに対応する差出人フラグに“ON”が設定されていることに応じて(S11:Yes)、対応通信面画像に差出人画像が含まれていると判断する。
次に、制御プログラム65は、宛名面テンプレート画像116を含む宛名面画像編集画面を表示部53に表示させる(S12、S13)。宛名面画像編集画面は第1編集画面の一例であり、宛名面テンプレート画像116は第1画像の一例である。また、制御プログラム65は、宛名面テンプレート画像116を示す画像データを、宛名面画像データとして編集画像データ記憶領域に記憶させる。さらに、制御プログラム65は、宛名面画像編集画面に対するユーザ操作を操作部54を通じて受け付け可能な状態で待機する(S14)。なお、制御プログラム65は、ステップS11の判断結果に応じて、宛名面画像編集画面における[+差出人]アイコンの表示態様を異ならせる。
制御プログラム65は、対応通信面画像に差出人画像が含まれていないことに応じて(S11:No)、図9(A)に示される宛名面画像編集画面を表示部53に表示させる(S12)。一方、制御プログラム65は、対応通信面画像に差出人画像が含まれていることに応じて(S11:Yes)、図9(A)の[+差出人]アイコンを省略した宛名面画像編集画面を表示部53に表示させる(S13)。すなわち、制御プログラム65は、対応通信面画像に差出人画像が含まれていることに応じて(S11:Yes)、宛名面画像編集画面における[+差出人]アイコンを非表示にする。
図9(A)に示される宛名面画像編集画面は、宛名面テンプレート画像116と、[+宛先]アイコンと、[+差出人]アイコンと、[新規追加]アイコンと、[完成]アイコンとを含む。宛名面テンプレート画像116は、年賀状の宛名面に記録される画像である。宛名面テンプレート画像116を示す宛名面テンプレート画像データは、例えば、データ記憶領域62Bに予め記憶されていてもよいし、通信部55を通じてサーバ装置70から受信してもよい。また、複数の宛名面テンプレート画像の候補のうちから所望の宛名面テンプレート画像をユーザに選択させてもよい。
[+宛先]アイコンは、宛先画像が合成される宛名面テンプレート画像116上の位置を示すと共に、宛名面テンプレート画像116に宛先画像を合成する処理の実行を指示するユーザ操作を受け付けるためのものである。[+差出人]アイコンは、差出人画像が合成される宛名面テンプレート画像116上の位置を示すと共に、宛名面テンプレート画像116に差出人画像を合成する処理の実行を指示するユーザ操作を受け付けるためのものである。すなわち、[+宛先]アイコン及び[+差出人]アイコンは、宛名面テンプレート画像116に重ねて表示されるが、後述する記録処理において年賀状に記録されることはない。[+宛先]アイコン及び[+差出人]アイコンは、合成指示オブジェクトの一例である。また、[+差出人]アイコンは、差出人オブジェクトの一例である。
次に、制御プログラム65は、[+宛先]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S14:[+宛先]アイコン)、宛先選択画面を表示部53に表示させる(S15)。図10(A)は、宛先選択画面の一例である。図10(A)に示される宛先選択画面は、宛先アイコン117、118、119を含む。
各宛先アイコン117〜119は、図3(A)に示される宛先情報の1つに対応する。図10(A)に示される宛先アイコン117〜119には、対応する宛先情報に含まれる氏名が記述されている。但し、宛先アイコン117〜119に記述されるのは氏名に限定されず、宛先ID或いは住所等であってもよい。そして、制御プログラム65は、宛先アイコン117〜119の位置をタップするユーザ操作を操作部54を通じて受付可能な状態で待機する(S16)。
次に、制御プログラム65は、宛先アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S16:Yes)、図9(B)に示されるように、当該宛先アイコンに対応する宛先画像120を宛名面テンプレート画像116に合成する(S17)。図9(B)は、宛先ID“001”に対応する宛先アイコン117が選択された場合の例である。ステップS17の処理は、合成処理の一例である。後述するステップS18、S43、S44についても同様である。
具体的には、制御プログラム65は、タップ位置の宛先アイコンに対応する宛先情報をアドレスフォルダから読み出す。次に、制御プログラム65は、読み出した宛先情報に含まれる氏名及び住所を所定のレイアウトに従って配置した宛先画像120を生成する。そして、制御プログラム65は、宛名面テンプレート画像116の[+宛先]アイコンの位置に、生成した宛先画像120を合成する。なお、制御プログラム65は、ステップS15において、図8(A)に示される宛先情報入力画面を表示部53に表示させてもよい。そして、制御プログラム65は、ステップS17において、当該宛先情報入力画面を通じてユーザから取得した宛先情報に基づいて生成される宛先画像120を、宛名面テンプレート画像116に合成してもよい。
また、制御プログラム65は、宛先画像120が合成された宛名面テンプレート画像116を示す画像データを、宛名面画像データとして編集画像データ記憶領域に記憶させる。さらに、制御プログラム65は、宛先画像120が合成された宛名面テンプレート画像116を含む宛名面画像編集画面を再び表示部53に表示させ、当該宛名面画像編集画面に対するユーザ操作を操作部54を通じて受付可能な状態で待機する(S14)。
また、制御プログラム65は、[+差出人]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S14:[+差出人]アイコン)、図9(B)に示されるように、差出人画像121を宛名面テンプレート画像116に合成する(S18)。具体的には、制御プログラム65は、アドレスフォルダに格納された差出人情報に含まれる氏名及び住所を所定のレイアウトに従って配置した差出人画像121を生成する。そして、制御プログラム65は、宛名面テンプレート画像116の[+差出人]アイコンの位置に、生成した差出人画像121を合成する。
なお、制御プログラム65は、ステップS18において、図8(B)に示される差出人情報入力画面を表示部53に表示させてもよい。そして、制御プログラム65は、当該差出人情報入力画面を通じてユーザから取得した差出人情報に基づいて生成される差出人画像121を、宛名面テンプレート画像116に合成してもよい。または、アドレスフォルダには、複数の差出人情報が格納されていてもよい。そして、制御プログラム65は、ステップS18において、複数の差出人情報のうちからユーザによって選択された差出人情報に基づいて生成される差出人画像121を、宛名面テンプレート画像116に合成してもよい。
また、制御プログラム65は、差出人画像121が合成された宛名面テンプレート画像116を示す画像データを、宛名面画像データとして編集画像データ記憶領域に記憶させる。また、制御プログラム65は、当該宛名面画像データに対応する差出人フラグに“ON”を設定する。さらに、制御プログラム65は、差出人画像121が合成された宛名面テンプレート画像116を含む宛名面画像編集画面を再び表示部53に表示させ、当該宛名面画像編集画面に対するユーザ操作を操作部54を通じて受付可能な状態で待機する(S14)。
さらに、制御プログラム65は、[完成]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S14:[完成]アイコン)、プリント設定画面を表示部53に表示させる(S19)。図10(B)は、プリント設定画面の一例である。図10(B)に示されるプリント設定画面は、複合機10に実行させる記録処理の実行条件の入力を受け付ける各種オブジェクトと、[プリント]アイコンと、[通信面編集]アイコンとを含む。そして、制御プログラム65は、当該プリント設定画面に対するユーザ操作を操作部54を通じて受付可能な状態で待機する(S20)。
実行条件とは、宛名面画像編集処理で編集した宛名面画像を年賀状の宛名面に記録する記録処理を複合機10に実行させるための条件を指す。図10(B)に示されるプリント設定画面は、当該記録処理を実行させる複合機10、用紙の種類(例えば、葉書、インクジェット紙、普通紙等)、及び部数の選択を受け付けることができる。但し、実行条件の具体例はこれらに限定されず、色数(例えば、フルカラー、256色、モノクロ等)、解像度、倍率等を含んでもよい。
次に、制御プログラム65は、[プリント]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S20:[プリント]アイコン)、通信部55を通じて複合機10に記録指示情報を送信する(S21)。そして、複合機10の制御プログラム35は、通信部25を通じて携帯端末50から記録指示情報を受信したことに応じて、当該記録指示情報に従った記録処理をプリンタ部11に実行させる。ステップS21の処理は、出力処理の一例である。後述するステップS47についても同様である。
記録指示情報は、記録処理の実行を複合機10に指示するための情報である。記録指示情報は、記録処理の対象となる画像データと、プリント設定画面を通じてユーザから受け付けた実行条件を示す条件情報とを含む。なお、制御プログラム65は、宛名面画像データ及び通信面画像データの両方が編集画像データ記憶領域に記憶されている場合と、宛名面画像データのみが編集画像データ記憶領域に記憶されている場合とで、記録指示情報の内容を異ならせる。
具体的には、宛名面画像データ及び通信面画像データの両方が編集画像データ記憶領域に記憶されている場合の記録指示情報は、宛名面画像データ及び通信面画像データを含む。また、この場合の記録指示情報は、宛名面画像データで示される宛名面画像を年賀状の宛名面に記録し、通信面画像データで示される通信面画像を当該年賀状の通信面に記録することを示す条件情報を含む。一方、宛名面画像データのみが編集画像データ記憶領域に記憶されている場合の記録指示情報は、宛名面画像データと、宛名面画像データで示される宛名面画像を年賀状の宛名面に記録することを示す条件情報とを含む。
なお、記録指示情報に含まれる画像データは、例えば、JPEG等の画像ファイルであってもよいし、プリンタ部11による記録処理に適した印刷データであってもよい。また、ステップS21における画像データの出力先は、複合機10に限定されず、データ記憶領域62B或いはサーバ装置70等であってもよい。
また、制御プログラム65は、[通信面編集]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S20:[通信面編集]アイコン)、通信面画像編集処理を実行する(S22)。さらに、図示は省略するが、制御プログラム65は、宛名面画像編集画面の[新規追加]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、新たな宛名面画像データを記憶させる領域を編集画像データ記憶領域に追加し、ステップS11以降の処理を再び実行する。すなわち、図5に示される宛名面画像編集処理では、異なる宛先画像を含む複数の宛名面画像を連続して編集することができる。この場合において、複数の宛名面画像データに対応付けられた通信面画像データは、複数の年賀状に共通して記録される通信面画像を示すことになる。
通信面画像編集処理は、年賀状の通信面に記録される通信面画像をユーザの指示に従って編集する処理である。通信面画像とは、例えば、後述する通信面テンプレート画像130そのもの、或いは部品画像が合成された通信面テンプレート画像130を指す。図10(B)に示される[通信面編集]アイコンが選択されたことに応じて実行される通信面画像編集処理は、第2編集処理の一例である。また、年賀状の通信面は、通信物の第2面の一例である。図6を参照して、通信面画像編集処理の詳細を説明する。
まず、制御プログラム65は、対応する宛名面画像(以下、「対応宛名面画像」と表記する。)が既に編集されているか否かを判断する(S31)。対応宛名面画像が既に編集済みであるか否かは、例えば、編集画像データ記憶領域に宛名面画像データが記憶されているか否かによって判断できる。すなわち、制御プログラム65は、編集画像データ記憶領域に宛名面画像データが記憶されていないことに応じて(S31:No)、対応宛名面画像が未だ編集されていないと判断する。一方、制御プログラム65は、編集画像データ記憶領域に宛名面画像データが記憶されていることに応じて(S31:Yes)、対応宛名面画像が既に編集されていると判断する。
次に、制御プログラム65は、テンプレート選択画面を表示部53に表示させる(S32、S33)。テンプレート選択画面は、サーバ装置70に記憶された複数の通信面テンプレート画像のうちの1つを選択するユーザ操作を受け付けるために、当該通信面テンプレート画像を示すテンプレートアイコンが一覧表示される画面である。そして、制御プログラム65は、テンプレートアイコンを選択するユーザ操作を操作部54を通じて受付可能な状態で待機する(S34)。ステップS31〜S34の処理は、テンプレート選択処理の一例である。なお、制御プログラム65は、ステップS31の判断結果に応じて、テンプレート選択画面におけるテンプレートアイコンの表示態様を異ならせる。
制御プログラム65は、対応宛名面画像が未だ編集されていないことに応じて(S31:No)、図11(A)に示されるテンプレート編集画面を表示部53に表示させる(S32)。一方、制御プログラム65は、対応宛名面画像が既に編集されていることに応じて(S31:Yes)、図11(B)に示されるテンプレート選択画面を表示部53に表示させる(S33)。
図11(A)に示されるテンプレート選択画面は、テンプレートアイコン122、123、124、125と、[ポップ]タブと、[クール]タブと、[シンプル]タブとを含む。図11(A)に示されるテンプレート選択画面は、[ポップ]タブが選択された状態である。また、テンプレートアイコン122〜125は、サーバ装置70に記憶されている複数の通信面テンプレート画像データのうち、カテゴリ情報に“ポップ”が設定された通信面テンプレート画像データに対応する。
また、制御プログラム65は、[クール]タブの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて、カテゴリ情報に“クール”が設定された通信面テンプレート画像データに対応するテンプレートアイコンを、テンプレートアイコン122〜125に代えて表示部53に表示させる。[シンプル]タブが選択された場合も同様である。すなわち、図11(A)に示されるテンプレート選択画面は、全てのカテゴリの通信面テンプレート画像データに対応するテンプレートアイコンを含む。
図11(B)に示されるテンプレート選択画面は、テンプレートアイコン126、127、128、129と、[シンプル]タブとを含む。テンプレートアイコン126〜129は、サーバ装置70に記憶されている複数の通信面テンプレート画像データのうち、カテゴリ情報に“シンプル”が設定された通信面テンプレート画像データに対応する。一方、図11(B)に示されるテンプレート選択画面は、[ポップ]タブ及び[クール]タブを含まない。すなわち、図11(B)に示されるテンプレート選択画面は、カテゴリ情報に“シンプル”が設定された通信面テンプレート画像データに対応するテンプレートアイコンのみを含む。
テンプレートアイコンは、対応する通信面テンプレート画像の画像サイズや解像度を削減した、所謂サムネイル画像であってもよい。制御プログラム65は、例えば、テンプレートアイコンを示す画像データ及びカテゴリ情報を、通信部55を通じてサーバ装置70から取得することができる。テンプレートアイコンは、テンプレートオブジェクトの一例である。また、カテゴリ情報に“シンプル”が設定された通信面テンプレート画像データの集まりは、特定グループの一例である。図11に示されるテンプレート選択画面は、第2編集画面の一例である。
次に、制御プログラム65は、テンプレート選択画面に含まれるテンプレートアイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S34:Yes)、対応宛名面画像に差出人画像が含まれているか否かを判断する(S35)。宛名面画像に差出人画像が含まれているか否かは、宛名面画像データに対応付けられた差出人フラグの値によって判断できる。また、制御プログラム65は、タップ位置のテンプレートアイコンに対応する通信面テンプレート画像データ及び部品情報を、通信部55を通じてサーバ装置70から受信する。図4に示されるファイル名“テンプレート01”に対応するテンプレートアイコン122が選択されたものとして、以降の処理を説明する。
次に、制御プログラム65は、通信面テンプレート画像130を含む通信面画像編集画面を表示部53に表示させる(S36、S37)。通信面画像編集画面は第2編集画面の一例であり、通信面テンプレート画像130は第2画像の一例である。また、制御プログラム65は、通信面テンプレート画像130を示す画像データを、通信面画像データとして編集画像データ記憶領域に記憶させる。さらに、制御プログラム65は、通信面画像編集画面に対するユーザ操作を操作部54を通じて受け付け可能な状態で待機する(S38)。なお、制御プログラム65は、ステップS35の判断結果に応じて、通信面画像編集画面における[+差出人]アイコンの表示態様を異ならせる。
制御プログラム65は、対応宛名面画像に差出人画像が含まれていないことに応じて(S35:No)、図12(A)に示される通信面画像編集画面を表示部53に表示させる(S36)。一方、制御プログラム65は、対応宛名面画像に差出人画像が含まれていることに応じて(S35:Yes)、図12(A)の[+差出人]アイコンを省略した通信面画像編集画面を表示部53に表示させる(S37)。図12(A)に示される通信面画像編集画面は、通信面テンプレート画像130と、領域指示アイコン131と、[+差出人]アイコンと、[完成]アイコンとを含む。
通信面テンプレート画像130は、サーバ装置70から受信した通信面テンプレート画像データで示される画像である。換言すれば、通信面テンプレート画像130は、テンプレート選択画面で選択されたテンプレートアイコン122に対応する画像である。領域指示アイコン131は、属性情報“写真”に対応する領域情報で示される部品領域を示す。本実施形態に係る領域指示アイコン131は、ハッチングされた円形状である。[+差出人]アイコンは、属性情報“差出人”に対応する領域情報で示される部品領域を示す。領域指示アイコン131は、合成指示オブジェクトの一例である。また、[+差出人]アイコン及び[完成]アイコンの機能は、図9(A)と共通する。
次に、制御プログラム65は、領域指示アイコン131の位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S38:領域指示アイコン)、対応宛名面画像が既に編集されているか否かを判断する(S39)。ステップS39の処理はステップS31と共通するので、再度の説明は省略する。
次に、制御プログラム65は、部品画像選択画面を表示部53に表示させる(S40、S41)。部品画像選択画面は、写真データフォルダに格納された複数の写真のうちの1つを選択するユーザ操作を受け付けるために、当該写真を示す部品アイコンが一覧表示される画面である。そして、制御プログラム65は、部品アイコンを選択するユーザ操作を操作部54を通じて受付可能な状態で待機する(S42)。なお、制御プログラム65は、ステップS39の判断結果に応じて、部品画像選択画面における部品アイコンの表示態様を異ならせる。
制御プログラム65は、対応宛名面画像が未だ編集されていないことに応じて(S39:No)、図13(A)に示される部品画像選択画面を表示部53に表示させる(S40)。一方、制御プログラム65は、対応宛名面画像が既に編集されていることに応じて(S39:Yes)、図13(B)に示される部品画像選択画面を表示部53に表示させる(S41)。
図13(A)に示される部品画像選択画面は、部品アイコン132、133、134、135、136、137を含む。部品アイコン132〜137は、写真データフォルダに格納されている写真データに対応する。すなわち、図13(A)に示される部品画像選択画面は、全ての色調の写真データに対応する部品アイコンを含む。また、図13(A)の例において、部品アイコン132〜137の並び順は、対応する写真の撮影日時順である。但し、部品アイコン132〜137の並び順はこれに限定されない。
図13(B)に示される部品画像選択画面は、部品アイコン138、139を含む。部品アイコン138、139は、写真データフォルダに格納されている写真データのうち、色調情報に“モノクロ”が設定された写真データに対応する。一方、図13(B)に示される部品画像選択画面は、色調情報に“カラー”或いは“セピア”が設定された写真データに対応する部品アイコンを含まない。すなわち、図13(B)に示される部品画像選択画面は、色調情報に“モノクロ”が設定された写真データに対応する部品アイコンのみを含む。
部品アイコンは、対応する写真の画像サイズや解像度を削減した、所謂サムネイル画像であってもよい。部品アイコンは、部品画像オブジェクトの一例である。また、色調情報に“モノクロ”が設定された写真データの集まりは、特定グループの一例である。図13に示される部品画像選択画面は、第2編集画面の一例である。
次に、制御プログラム65は、部品アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S42:Yes)、図12(B)に示されるように、部品画像140を通信面テンプレート画像130に合成する(S43)。具体的には、制御プログラム65は、タップ位置の部品アイコンに対応する写真データを写真データフォルダから取得する。そして、制御プログラム65は、通信面テンプレート画像130の領域指示アイコン131の位置に、当該写真データで示される写真を部品画像140として合成する。
また、制御プログラム65は、部品画像140が合成された通信面テンプレート画像130を示す画像データを、通信面画像データとして編集画像データ記憶領域に記憶させる。さらに、制御プログラム65は、部品画像140が合成された通信面テンプレート画像130を含む通信面画像編集画面を再び表示部53に表示させ、当該通信面画像編集画面に対するユーザ操作を操作部54を通じて受付可能な状態で待機する(S38)。
また、制御プログラム65は、[+差出人]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S38:[+差出人]アイコン)、図12(B)に示されるように、差出人画像141を通信面テンプレート画像130に合成する(S44)。具体的には、制御プログラム65は、アドレスフォルダに格納された差出人情報に含まれる氏名及び住所を所定のレイアウトに従って配置した差出人画像141を生成する。そして、制御プログラム65は、通信面テンプレート画像130の[+差出人]アイコンの位置に、生成した差出人画像141を合成する。
また、制御プログラム65は、差出人画像141が合成された通信面テンプレート画像130を示す画像データを、通信面画像データとして編集画像データ記憶領域に記憶させる。また、制御プログラム65は、当該通信面画像データに対応する差出人フラグに“ON”を設定する。さらに、制御プログラム65は、差出人画像141が合成された通信面テンプレート画像130を含む通信面画像編集画面を再び表示部53に表示させ、当該通信面画像編集画面に対するユーザ操作を操作部54を通じて受付可能な状態で待機する(S38)。
さらに、制御プログラム65は、[完成]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S38:[完成]アイコン)、プリント設定画面を表示部53に表示させる(S45)。図14は、プリント設定画面の一例である。図14に示されるプリント設定画面は、複合機10に実行させる記録処理の実行条件の入力を受け付ける各種オブジェクトと、[プリント]アイコンと、[宛名面編集]アイコンとを含む。そして、制御プログラム65は、当該プリント設定画面に対するユーザ操作を操作部54を通じて受付可能な状態で待機する(S46)。
次に、制御プログラム65は、[プリント]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S46:[プリント]アイコン)、通信部55を通じて複合機10に記録指示情報を送信する(S47)。なお、宛名面画像データ及び通信面画像データの両方が編集画像データ記憶領域に記憶されている場合の記録指示情報は、ステップS21と共通する。一方、通信面画像データのみが編集画像データ記憶領域に記憶されている場合の記録指示情報は、通信面画像データと、当該通信面画像データで示される通信面画像を年賀状の通信面に記録することを示す条件情報とを含む。
また、制御プログラム65は、[宛名面編集]アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部54が受け付けたことに応じて(S46:[宛名面編集]アイコン)、宛名面画像編集処理を実行する(S48)。宛名面画像編集処理は図5を参照して既に説明したので、再度の説明は省略する。
[本実施形態の作用効果]
対応宛名面画像を編集した後で通信面画像を編集する場合と、対応宛名面画像を編集する前に通信面画像を編集する場合とでは、当該プログラムの利用目的が異なると推測できる。例えば、前者の順序で各画像を編集するユーザは、後者の場合と比較して、通信面画像の編集を重要視していないと推測できる。そこで、上記の実施形態によれば、対応宛名面画像が既に編集されたか否かによって第2編集画面における編集オブジェクトの表示態様を異ならせるので、利用目的に合った機能をユーザに利用させることができる。
なお、対応通信面画像が既に編集済みであるか否かの判断手法は、編集画像データ記憶領域に通信面画像データが記憶されているか否かに限定されない。例えば、編集画像データ記憶領域には、通信面画像が既に編集済みであるか否かを示す編集済みフラグがさらに記憶されていてもよい。そして、制御プログラム65は、通信面画像データを編集画像データ記憶領域に記憶させる際に、対応通信面画像が既に編集済みであることを示す値を編集済みフラグに設定してもよい。また、制御プログラム65は、編集済みフラグを参照することによって、対応通信面画像が既に編集済みであるか否かを判断してもよい。対応宛名面画像が既に編集済みであるか否かの判断手法についても同様である。
また、上記の実施形態によれば、先に編集された宛名面画像に差出人画像が含まれる場合に、後に編集される通信面画像に差出人画像を含めることができなくなる。すなわち、一つの年賀状に記録される宛名面画像及び通信面画像の両方に差出人画像が含まれることを防止できる。
但し、対応宛名面画像を編集した後に通信面画像を編集する場合に、通信面画像編集画面で非表示にする合成指示オブジェクトは[+差出人]アイコンに限定されない。例えば、通信面テンプレート画像データに対応付けられた複数の部品情報に重要度が設定されており、当該重要度が閾値未満の部品情報に対応する合成指示オブジェクトを非表示にしてもよい。このように、制御プログラム65は、宛名面画像編集画面に含める合成指示オブジェクトの数を、対応通信面画像が既に編集されている場合に、対応通信面画像が未だ編集されていない場合より少なくすればよい。
また、上記の実施形態によれば、対応宛名面画像を編集した後に通信面画像を編集する場合に、カテゴリ情報が“シンプル”の通信面テンプレート画像が選択されやすくなる。具体的な適用例としては、取引先に送付する年賀状を作成する場合は宛名面画像を先に編集すると考えられる。そこで、通信面画像の元になる通信面テンプレート画像のうち、ビジネス用途に適した通信面テンプレート画像を選択されやすくすればよい。
一方、対応宛名面画像を編集する前に通信面画像を編集する場合に全カテゴリの通信面テンプレート画像の中から所望の通信面テンプレート画像を選択させることができる。具体的な適用例としては、友達に送付する年賀状を作成する場合は通信面画像を先に編集すると考えられる。そこで、通信面画像の元になる通信面テンプレート画像を、多数の候補の中から選択可能にすればよい。
但し、特定グループの具体例は前述の例に限定されない。例えば、サーバ装置70に記憶された通信面テンプレート画像データのうち、対応する部品情報の数が閾値未満の通信面テンプレート画像データの集まりを特定グループとしてもよい。これにより、前述の適用例において、通信面画像の編集に手間のかからない通信面テンプレート画像が選択されやすくなる。
なお、図11(B)の例では、対応宛名面画像が既に編集されている場合のテンプレート選択画面にテンプレートアイコン126〜129のみが含められている。これは、特定グループに属する通信面テンプレート画像に対応するテンプレートアイコン(以下、「第1テンプレートアイコン」と表記する。)を、特定グループに属しない通信面テンプレート画像に対応するテンプレートアイコン(以下、「第2テンプレートアイコン」と表記する。)より優先してテンプレート選択画面に含める一態様である。
しかしながら、テンプレート選択画面の表示態様はこれに限定されない。例えば、対応宛名面画像が既に編集されている場合のテンプレート選択画面は、全てのテンプレートアイコンを含んでもよい。そして、一覧表示されたテンプレートアイコンのうち、第1テンプレートアイコンの並び順を、第2テンプレートアイコンより前にしてもよい。図13に示される部品画像選択画面に含められる部品アイコンについても同様である。
また、上記の実施形態では、対応宛名面画像が既に編集されているか否かに応じて、テンプレート選択画面におけるテンプレートアイコンの表示態様を変更する例を説明した。しかしながら、ステップS31における判断基準はこれに限定されない。一例として、属性情報が“組織”の宛先情報がステップS16で選択されたことに応じて、第1テンプレートアイコンを優先表示してもよい。他の例として、宛名面画像編集画面の[新規追加]アイコンの選択によって連続して編集された宛名面画像の数が閾値以上であることに応じて、第1テンプレートアイコンを優先表示してもよい。これらは、ステップS39の判断基準にも適用することができる。
また、上記の実施形態によれば、対応宛名面画像を編集した後に通信面画像を編集する場合に、色調情報が“モノクロ”の写真が選択されやすくなる。但し、特定グループの具体例は前述の例に限定されない。例えば、写真データフォルダに格納された写真データのうち、撮影日時が現時点から1年以内の写真データの集まりを特定グループとしてもよい。これにより、今年の出来事を表す写真を年賀状に載せることができる。
さらに、上記の実施形態によれば、一つの年賀状に記録される宛名面画像及び通信面画像の両方が編集された場合と、通信面画像のみが編集された場合とで、それぞれに適した条件情報で複合機10に記録処理を実行させることができる。
なお、上記の実施形態では、宛名面画像を第1画像とし、通信面画像を第2画像とした例を説明したが、第1画像及び第2画像はこれに限定されない。すなわち、通信面画像を第1画像とし、宛名面画像を第2画像としてもよい。この場合、通信面画像編集処理が実行された後で宛名面画像編集処理が実行される。すなわち、図7(B)に示される通信面編集アイコン114が選択されたことに応じて実行される通信面画像編集処理は、第1編集処理の一例である。また、図14に示される[宛名面編集]アイコンが選択されたことに応じて実行される宛名面画像編集処理は、第2編集処理の一例である。
なお、各実施形態の複合機10及び携帯端末50において、記憶部32、62のプログラム記憶領域32A、62Aに記憶された各種プログラムがCPU31、61によって実行されることによって、本発明の制御部が実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、制御部の構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路(IC(Integrated Circuitの略)とも言う。)等のハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明は、複合機10或いは携帯端末50として実現できるだけでなく、複合機10或いは携帯端末50に処理を実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、当該プログラムは、non−transitoryな記録媒体に記録されて提供されてもよい。non−transitoryな記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM等の他、通信ネットワーク102を介して複合機10或いは携帯端末50に接続可能なサーバ装置に搭載された記憶部を含んでもよい。そして、サーバ装置の記憶部に記憶されたプログラムは、当該プログラムを示す情報或いは信号として、インターネット等の通信ネットワーク102を介して配信されてもよい。
10・・・複合機
11・・・プリンタ部
50・・・携帯端末
53・・・表示部
54・・・操作部
25,55・・・通信部
31,61・・・CPU
32,62・・・記憶部
35,65・・・制御プログラム

Claims (14)

  1. 表示部及びユーザ操作を受け付ける操作部を備えるコンピュータによって実行可能なプログラムであって、
    第1面及び第2面を有する通信物の前記第1面に記録される第1画像の編集を指示する編集オブジェクトを含む第1編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記編集オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該編集オブジェクトに対応づけられた編集内容で前記第1画像を編集する第1編集処理と、
    前記第2面に記録される第2画像の編集を指示する編集オブジェクトを含む第2編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記編集オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該編集オブジェクトに対応づけられた編集内容で前記第2画像を編集する第2編集処理と、
    前記第1画像及び前記第2画像の少なくとも一方を通信物に記録させるために、当該画像を示す画像データを出力する出力処理と、を前記コンピュータに実行させ、
    前記第2編集処理において、同一の通信物の前記第1面に記録される前記第1画像である対応第1画像が既に編集されている場合と、前記対応第1画像が未だ編集されていない場合とで、前記第2編集画面に含まれる前記編集オブジェクトの表示態様を異ならせるプログラム。
  2. 前記第2編集画面に含まれる前記編集オブジェクトは、
    前記第2画像の元になるテンプレート画像に対応するテンプレートオブジェクトと、
    前記テンプレート画像に部品画像を合成することを指示する合成指示オブジェクトと、を含み、
    該プログラムは、前記第2編集処理において、
    前記テンプレートオブジェクトを含む前記第2編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記テンプレートオブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部に受け付けさせるテンプレート選択処理と、
    前記テンプレートオブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該テンプレートオブジェクトに対応する前記テンプレート画像及び前記合成指示オブジェクトを含む前記第2編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記合成指示オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像に前記部品画像を合成する合成処理と、を前記コンピュータに実行させる請求項1に記載のプログラム。
  3. 該プログラムは、前記対応第1画像が編集された後に実行される前記テンプレート選択処理において、特定グループに属する前記テンプレート画像に対応する第1テンプレートオブジェクトを、前記特定グループに属しない前記テンプレート画像に対応する第2テンプレートオブジェクトより優先して前記第2編集画面に含める請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記第1画像は、通信物の宛先を示す宛先画像を含み、
    前記宛先画像には、組織或いは個人を示す属性が割り当てられており、
    該プログラムは、
    前記第1編集処理において、前記第1画像に含める前記宛先画像の選択を受け付け、
    前記テンプレート選択処理において、前記対応第1画像に含まれる前記宛先画像の属性が組織であることに応じて、前記第1テンプレートオブジェクトを前記第2テンプレートオブジェクトより優先して前記第2編集画面に含める請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記第1画像は、通信物の宛先を示す宛先画像を含み、
    該プログラムは、
    前記第2編集処理において、異なる前記宛先画像を含む複数の前記第1画像それぞれが記録される複数の通信物の前記第2面に共通して記録される前記第2画像を編集するユーザ操作を受け付けることが可能であり、
    前記対応第1画像の数が閾値以上である場合の前記テンプレート選択処理において、前記第1テンプレートオブジェクトを前記第2テンプレートオブジェクトより優先して前記第2編集画面に含める請求項3に記載のプログラム。
  6. 該プログラムは、前記対応第1画像が編集された後に実行される前記テンプレート選択処理において、前記第2編集画面における前記第1テンプレートオブジェクトの並び順を、前記第2テンプレートオブジェクトより前にする請求項3から5のいずれかに記載のプログラム。
  7. 該プログラムは、前記対応第1画像が編集された後に実行される前記テンプレート選択処理において、複数の前記テンプレートオブジェクトのうちの前記第1テンプレートオブジェクトのみを前記第2編集画面に含める請求項3から5のいずれかに記載のプログラム。
  8. 該プログラムは、前記合成処理において前記第2編集画面に含める前記合成指示オブジェクトの数を、前記対応第1画像が既に編集されている場合に、前記対応第1画像が未だ編集されていない場合より少なくする請求項2から7のいずれかに記載のプログラム。
  9. 前記合成指示オブジェクトは、通信物の差出人を示す差出人画像を前記第2画像に合成することを指示する差出人オブジェクトを含み、
    該プログラムは、
    前記第1編集処理において、前記第1画像に前記差出人画像を含めるユーザ操作を受け付けることが可能であり、
    前記合成処理において、前記対応第1画像が前記差出人画像を含むことに応じて、前記第2編集画面において前記差出人オブジェクトを非表示にする請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記編集オブジェクトは、前記テンプレート画像に合成可能な前記部品画像に対応する部品画像オブジェクトを含み、
    該プログラムは、前記合成処理において、
    前記合成指示オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、前記部品画像オブジェクトを含む前記第2編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記部品画像オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該部品画像オブジェクトに対応する前記部品画像を前記テンプレート画像に合成し、
    前記対応第1画像が既に編集されていることに応じて、特定グループに属する前記部品画像に対応する第1部品画像オブジェクトを、前記特定グループに属しない前記部品画像に対応する第2部品画像オブジェクトより優先して前記第2編集画面に含める請求項2から9のいずれかに記載のプログラム。
  11. 前記コンピュータは、記録用紙に画像を記録する記録処理を実行可能な画像記録装置と通信可能な通信部をさらに備えており、
    該プログラムは、前記出力処理において、
    前記画像データ及び前記画像データに対する前記記録処理の実行条件を示す条件情報を前記通信部を通じて前記画像記録装置に送信し、
    前記画像データが前記第1画像及び前記第2画像を含む場合と、前記画像データが前記第2画像のみを含む場合とで、前記条件情報を異ならせる請求項1から10のいずれかに記載のプログラム。
  12. 該プログラムは、前記出力処理において、
    前記画像データが前記第1画像及び前記第2画像を含むことに応じて、記録用紙の表面に前記第1画像を記録し、当該記録用紙の裏面に前記第2画像を記録することを示す前記条件情報を前記通信部を通じて前記画像記録装置に送信し、
    前記画像データが前記第2画像のみを含むことに応じて、記録用紙の表面に前記第2画像を記録することを示す前記条件情報を前記通信部を通じて前記画像記録装置に送信する請求項11に記載のプログラム。
  13. 表示部、ユーザ操作を受け付ける操作部、及び制御部を備える情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    第1面及び第2面を有する通信物の前記第1面に記録される第1画像の編集を指示する編集オブジェクトを含む第1編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記編集オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該編集オブジェクトに対応づけられた編集内容で前記第1画像を編集する第1編集処理と、
    前記第2面に記録される第2画像の編集を指示する編集オブジェクトを含む第2編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記編集オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該編集オブジェクトに対応づけられた編集内容で前記第2画像を編集する第2編集処理と、
    前記第1画像及び前記第2画像の少なくとも一方を通信物に記録させるために、当該画像を示す画像データを出力する出力処理と、を実行し、
    前記第2編集処理において、同一の通信物の前記第1面に記録される前記第1画像である対応第1画像が既に編集されている場合と、前記対応第1画像が未だ編集されていない場合とで、前記第2編集画面に含まれる前記編集オブジェクトの表示態様を異ならせる情報処理装置。
  14. 表示部、ユーザ操作を受け付ける操作部、第1通信部、及び第1制御部を備える情報処理装置と、記録用紙に画像を記録する記録部、第2通信部、及び第2制御部を備える画像記録装置と、を備える記録システムであって、
    前記第1制御部は、
    第1面及び第2面を有する通信物の前記第1面に記録される第1画像の編集を指示する編集オブジェクトを含む第1編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記編集オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該編集オブジェクトに対応づけられた編集内容で前記第1画像を編集する第1編集処理と、
    前記第2面に記録される第2画像の編集を指示する編集オブジェクトを含む第2編集画面を前記表示部に表示させ、且つ前記編集オブジェクトを選択するユーザ操作を前記操作部が受け付けたことに応じて、当該編集オブジェクトに対応づけられた編集内容で前記第2画像を編集する第2編集処理と、
    前記第1画像及び前記第2画像の少なくとも一方を示す画像データを前記第1通信部を通じて前記画像記録装置に送信する出力処理と、を実行し、
    前記第2編集処理において、同一の通信物の前記第1面に記録される前記第1画像である対応第1画像が既に編集されている場合と、前記対応第1画像が未だ編集されていない場合とで、前記第2編集画面に含まれる前記編集オブジェクトの表示態様を異ならせ、
    前記第2制御部は、前記第2通信部を通じて前記情報処理装置から前記画像データを受信したことに応じて、当該画像データで示される画像を記録用紙に記録する記録処理を前記記録部に実行させる記録システム。
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