JP2018067856A - 情報処理端末で実行されるプログラム及び情報処理端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが選択したスタンプをテンプレート画像に合成する情報処理端末のプログラムにおいて、テンプレート画像に適した属性の文字を含むスタンプを、簡単な操作でテンプレート画像に合成する技術を提供する。【解決手段】ハガキプログラムは、複数のテンプレート画像のうちの1つを特定テンプレート画像として特定するユーザ操作を受け付ける第1受付処理と、対象文字を入力するユーザ操作を受け付ける第2受付処理(S55)と、特定テンプレート画像に対応付けられた属性情報に従って、対象文字を表すスタンプ画像を生成する第1生成処理(S57)と、スタンプ画像を特定テンプレート画像に合成する第1合成処理(S58)とを情報処理端末に実行させる。【選択図】図6
Description
本発明は、ハガキの通信面に印刷される画像を編集する情報処理端末のプログラムに関する。
例えば特許文献1には、ハガキの通信面に印刷される画像を編集する情報処理端末のプログラムが開示されている。より詳細には、特許文献1に記載のプログラムは、複数のテンプレート画像のうちの1つをユーザに選択させ、選択されたテンプレート画像をユーザに編集させ、編集されたテンプレート画像をハガキの通信面に記録する印刷動作をプリンタに実行させることができる。
上記構成のプログラムのなかには、ユーザが指定した図柄或いは文字を表す画像(以下、「スタンプ」と表記する。)を生成し、生成したスタンプをテンプレート画像に合成する処理が実装されたものもある。ここで、テンプレート画像に合成するスタンプには、当該テンプレート画像に適した属性(例えば、文字のサイズ、文字列の配列方向、文字のフォントタイプ、文字の色等)の文字が含められるのが望ましい。しかしながら、文字を含むスタンプを生成する度に、当該文字の属性をテンプレート画像に合わせてユーザが特定しなければならないとすると、ユーザ操作が煩雑になる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、ユーザが選択したスタンプをテンプレート画像に合成する情報処理端末のプログラムにおいて、テンプレート画像に適した属性の文字を含むスタンプを、簡単な操作でテンプレート画像に合成する技術を提供することにある。
本明細書では様々な開示を行う。開示例の1つであるプログラムは、入力インタフェースを備える情報処理端末によって実行可能である。該プログラムは、複数のテンプレート画像のうちの1つを、ハガキの通信面に印刷する特定テンプレート画像として特定するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第1受付処理を前記情報処理端末に実行させる。複数の前記テンプレート画像それぞれには、文字の属性を示す属性情報が予め対応付けられている。該プログラムは、対象文字を入力するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第2受付処理と、前記特定テンプレート画像に対応付けられた前記属性情報に従って、前記対象文字を表すスタンプ画像を生成する第1生成処理と、前記第1生成処理で生成した前記スタンプ画像を前記特定テンプレート画像に合成する第1合成処理とを前記情報処理端末に実行させる。
上記構成によれば、特定テンプレート画像に対応付けられた属性情報に従って、スタンプに含める文字の属性がカスタマイズされる。これにより、スタンプを作成する度に属性情報を特定するユーザ操作をユーザに要求することなく、特定テンプレート画像に適した属性の文字を含むスタンプ画像を、特定テンプレート画像に合成することができる。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1は、本実施形態に係る印刷システム100の概略図である。図1に示される印刷システム100は、MFP(Multi-Function Peripheralの略)10と、情報処理端末50とで構成されている。また、印刷システム100は、MFP10に代えて、プリンタ単能機を含んでもよい。
MFP10及び情報処理端末50は、通信ネットワーク101を通じて相互に通信可能に構成されている。通信ネットワーク101の具体例は特に限定されないが、例えば、インターネット、有線LAN、無線LAN、或いはこれらの組み合わせであってもよい。または、MFP10及び情報処理端末50は、USBケーブル等によって接続されていてもよい。
MFP10は、図1に示されるように、プリンタ11と、スキャナ12と、ディスプレイ23と、入力I/F24と、通信I/F25と、CPU31と、メモリ32と、通信バス33とを主に備える。MFP10を構成する各構成要素は、通信バス33を通じて相互に接続されている。
プリンタ11は、画像データで示される画像をシートに印刷する印刷動作を実行する。プリンタ11の印刷技術としては、インクジェット技術や電子写真技術などの公知の技術を採用することができる。スキャナ12は、原稿に印刷された画像を読み取って画像データを生成するスキャン動作を実行する。但し、スキャナ12は、省略可能である。
ディスプレイ23には、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等があり、各種情報を表示する表示画面を備える。
入力I/F24は、ユーザによる入力操作を受け付けるユーザインタフェースである。具体的には、入力I/F24はボタンを有しており、押下されたボタンに対応づけられた各種の操作信号をCPU31へ出力する。さらに、入力I/F24は、ディスプレイ23の表示面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。ディスプレイ23の表示面に表示されたオブジェクトを指定する操作、文字列或いは数字列を入力する操作は、ユーザ操作の一例である。「オブジェクト」とは、例えば、ディスプレイ23に表示された文字列、アイコン、ボタン、リンク、ラジオボタン、チェックボックス、プルダウンメニュー等である。
タッチセンサとして実現される入力I/F24は、ユーザがタッチした表示面上の位置を示す位置情報を出力する。なお、本明細書中における「タッチ」とは、入力媒体を表示面に接触させる操作全般を含む。また、入力媒体が表示面に触れていなくても、表示面との間の距離がごく僅かな位置まで入力媒体を近接させる「ホバー」或いは「フローティングタッチ」を、前述の「タッチ」の概念に含めてもよい。さらに入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。ディスプレイ23に表示されたオブジェクトの位置をタップするユーザ操作は、当該オブジェクトを指定するユーザ操作の一例である。
通信I/F25は、通信ネットワーク101を通じて外部装置と通信可能なインタフェースである。すなわち、MFP10は、通信I/F25を通じて外部装置に各種情報を送信し、通信I/F25を通じて外部装置から各種情報を受信する。通信I/F25の具体的な通信手順は特に限定されないが、例えば、Wi−Fi(Wi-Fi Allianceの登録商標)を採用することができる。また、MFP10及び情報処理端末50がUSBケーブルで接続される場合、通信I/F25は、USBケーブルを着脱可能なUSBインタフェースであってもよい。
CPU31は、MFP10の全体動作を制御するものである。CPU31は、入力I/F24から出力される各種情報、通信I/F25を通じて外部装置から受信した各種情報等に基づいて、後述する各種プログラムをメモリ32から取得して実行する。CPU31及びメモリ32は、コントローラの一例を構成する。
メモリ32は、OS34と、装置プログラム35とを記憶している。装置プログラム35は、単一のプログラムであってもよいし、複数のプログラムの集合体であってもよい。また、メモリ32は、装置プログラム35の実行に必要なデータ或いは情報等を記憶する。メモリ32は、例えば、RAM、ROM、EEPROM、HDD、MFP10に着脱されるUSBメモリ等の可搬記憶媒体、CPU31が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成される。
メモリ32は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。後述する情報処理端末50のメモリ62についても同様である。
情報処理端末50は、図1に示されるように、ディスプレイ53と、入力I/F54と、通信I/F55と、CPU61と、メモリ62と、通信バス63とを主に備える。情報処理端末50に含まれるディスプレイ53、入力I/F54、通信I/F55、CPU61、メモリ62、及び通信バス63は、MFP10に含まれるディスプレイ23、入力I/F24、通信I/F25、CPU31、メモリ32、及び通信バス33と同様の構成であるので、説明は省略する。CPU61及びメモリ62は、コントローラの一例である。
情報処理端末50は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、或いはPC等である。より詳細には、情報処理端末50のディスプレイ53は、表示画面のサイズが12インチ以下、より好ましくは8インチ以下であるのが望ましい。また、情報処理端末50の入力I/F54は、ディスプレイ53の表示画面に重ねられたタッチパネルであるのが望ましい。
メモリ62は、ハガキプログラム65を記憶している。ハガキプログラム65は、ハガキの宛名面及び通信面に印刷する画像をユーザの指示に従って生成し、生成した画像をハガキに印刷する印刷処理をMFP10に実行させるプログラムである。なお、ハガキプログラム65は、情報処理端末50にインストールされた他のプログラムを通じて、MFP10に印刷処理を実行させてもよい。
また、メモリ62は、図2(A)に示されるテンプレートリストを記憶することができる。テンプレートリストは、1以上のテンプレートレコードを含む。テンプレートレコードは、例えば、テンプレート画像データと、領域情報と、属性情報とを含む。
テンプレート画像データは、ハガキの通信面に印刷されるテンプレート画像を示すデータである。テンプレート画像の縦横比は、ハガキと同一であってもよい。本実施形態では、年賀状の通信面に印刷されるテンプレート画像の例を説明するが、テンプレート画像の用途はこれに限定されず、例えば、暑中見舞い、クリスマスカード等にも応用することができる。
領域情報は、差出人画像及びコメント画像の一方を合成可能なテンプレート画像上の領域(図2(A)に破線で示される領域であって、以下、「編集領域」と表記する。)を示す情報である。編集領域は、例えば、横1000ピクセル×縦1500ピクセルのテンプレート画像の左上端位置を基準として特定される。なお、図2(A)に示されるテンプレート2、4のように、領域情報が対応付けられていないテンプレート画像データが存在してもよい。また、1つのテンプレート画像データに複数の領域情報が対応付けられていてもよい。
一例として、図2(A)のテンプレート1の領域情報は、中心位置“center”及び半径“radius”で特定される円形状の編集領域を指す。他の例として、図2(A)のテンプレート3の領域情報は、左端位置“left”、上端位置“top”、右端位置“right”、及び下端位置“bottom”で特定される矩形状の編集領域を指す。なお、編集領域の形状及び位置の特定方法は上記の例に限定されない。例えば、3つの頂点の位置によって三角形の編集領域が特定されてもよい。
差出人画像は、対応するテンプレート画像が印刷されたハガキの差出人を示す画像である。すなわち、差出人画像は、差出人の氏名及び住所等を示す文字列を含む。コメント画像は、入力I/F54を通じてユーザが入力した任意の文字列を示す画像である。すなわち、差出人画像及びコメント画像は、文字列を含む点において共通し、文字列の意味内容が予め定められているか否かにおいて相違する。
差出人情報は、差出人画像を構成する文字列である。差出人が個人である場合の差出人情報は、例えば、氏名“ブラザー 太郎”と、住所“名古屋市α区”とを含む。また、差出人が組織である場合の差出人情報は、名称“太郎特許事務所”と、住所“名古屋市β区”とを含む。差出人情報は、例えば、情報処理端末50のユーザによって、入力I/F54を通じて予め入力されているものとする。また、メモリ62に記憶される差出人情報は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
属性情報は、文字の属性を示す情報である。「文字の属性」とは、例えば、文字そのものの意味内容を変更することなく、文字の見た目、外観、形状を特定するためのパラメータである。テンプレートレコードに含まれる属性情報は、例えば、差出人画像及びコメント画像に含まれる文字の属性を示す。テンプレートレコードの属性情報は、例えば、テンプレート画像の制作者、或いはハガキプログラム65の開発者によって設定される。
属性情報は、例えば、複数の項目“サイズ”、“方向”、“タイプ”、“色”それぞれの属性値を含む。項目“サイズ”には、文字の大きさを示す属性値(例えば、30px(ピクセルの略)、35px、40px、45px、50px等)が設定される。項目“方向”には、文字列の配列方向(例えば、“縦書き”、“横書き”)を示す属性値が設定される。項目“タイプ”には、文字のフォントタイプ(例えば、“ゴシック体”、“明朝体”、“ポップ体”等)を示す属性値が設定される。項目“色”には、文字の色(例えば、“黒”、“赤”、“青”等)を示す属性値が設定される。
また、メモリ62は、図2(B)に示されるカスタムスタンプリストを記憶することができる。カスタムスタンプリストは、1以上のカスタムスタンプレコードを含む。カスタムスタンプレコードは、ユーザの指示に従ってハガキプログラム65が生成したスタンプ(以下、「カスタムスタンプ」と表記することがある。)に対応する。カスタムスタンプレコードは、例えば、スタンプ画像データ、テキストデータ、属性情報、追加フラグの一部又は全部を含む。より詳細には、テキストデータ及び属性情報は、後述する文字スタンプに対応するカスタムスタンプレコードに含まれ、後述する図柄スタンプに対応するカスタムスタンプレコードに含まれない。
スタンプは、テンプレート画像上に合成可能な画像であって、テンプレート画像より画像サイズ(すなわち、面積)が小さい。また、スタンプは、図柄スタンプと、文字スタンプとに大別される。図柄スタンプは、例えば図9のスタンプアイコン152、153、154、158で示されるように、干支の図柄、或いは情報処理端末50に搭載されたカメラで撮影した写真の一部分を示す画像である。文字スタンプは、例えば図9のスタンプアイコン151、159で示されるように、文字を含む画像である。スタンプは、スタンプ画像の一例である。
スタンプ画像データは、スタンプを示す画像データである。テキストデータは、文字スタンプに含まれる文字の文字コードを示すデータである。より詳細には、フォントデータは、ASCIIやUnicode等のコードセットのうち、ユーザが入力した文字に割り当てられたビット列である。属性情報は、スタンプ画像データで示されるスタンプ上において、テキストデータで示される文字の属性を示す情報である。属性情報の詳細は、テンプレートリストに含まれる属性情報と同様である。追加フラグは、対応するスタンプ画像データで示されるスタンプがテンプレート画像に合成されたか否かを示す情報である。追加フラグには、既に合成されたことに対応する第1値“ON”、或いは未だ合成されていないことに対応する第2値“OFF”が設定される。追加フラグの初期値は、第2値“OFF”である。
また図示は省略するが、メモリ62は、標準スタンプリストを記憶してもよい。標準スタンプリストは、ハガキプログラム65の開発者によって提供されたスタンプ(以下、「標準スタンプ」と表記することがある。)に対応する1以上の標準スタンプレコードを含む。標準スタンプレコードのデータ構造は、例えば、カスタムスタンプレコードと同様であってもよい。以下、標準スタンプリスト及びカスタムスタンプリストを総称して「スタンプリスト」と表記することがあり、標準スタンプレコード及びカスタムスタンプレコードを総称して「スタンプレコード」と表記することがある。
さらに図示は省略するが、メモリ62は、写真データを記憶していてもよい。写真データは、例えば、不図示のカメラによって撮影されたものであってもよいし、通信I/F55を通じて外部装置から受信したものであってもよい。なお、テンプレートリスト、標準スタンプリスト、カスタムスタンプリスト、及び写真データの一部及び全部は、メモリ62に代えて、インターネット上の不図示のサーバに記憶されていてもよい。
[印刷システム100の動作]
図3〜図6を参照して、本実施形態に係る印刷システム100の動作を説明する。なお、図3の処理が開始される時点において、カスタムスタンプリストには、図2(B)に示される2つのカスタムスタンプレコードが登録されているものとする。
図3〜図6を参照して、本実施形態に係る印刷システム100の動作を説明する。なお、図3の処理が開始される時点において、カスタムスタンプリストには、図2(B)に示される2つのカスタムスタンプレコードが登録されているものとする。
[通信面編集処理]
まず、情報処理端末50のハガキプログラム65は、ユーザの指示に従ってOS64によって起動されたことに応じて、図7(A)に示されるテンプレート選択画面をディスプレイ53に表示させる(S11)。テンプレート選択画面は、複数のテンプレートアイコン111、112、113、114を含む。テンプレートアイコン111〜114は、図2(A)に示される複数のテンプレートレコードの1つに対応する。そして、ハガキプログラム65は、テンプレート選択画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S12)。S12の処理は、第1受付処理の一例である。
まず、情報処理端末50のハガキプログラム65は、ユーザの指示に従ってOS64によって起動されたことに応じて、図7(A)に示されるテンプレート選択画面をディスプレイ53に表示させる(S11)。テンプレート選択画面は、複数のテンプレートアイコン111、112、113、114を含む。テンプレートアイコン111〜114は、図2(A)に示される複数のテンプレートレコードの1つに対応する。そして、ハガキプログラム65は、テンプレート選択画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S12)。S12の処理は、第1受付処理の一例である。
次に、ハガキプログラム65は、例えばテンプレートアイコン113の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S12:Yes)、指定されたテンプレートアイコン113に対応付けられたテンプレートレコード(以下、「特定テンプレートレコード」と表記する。)を、メモリ62から読み出す。テンプレートアイコン113のタップは、対応する特定テンプレートレコードのスタンプ画像データで示されるテンプレート画像を、特定テンプレート画像として特定するユーザ操作の一例である。
次に、ハガキプログラム65は、図7(B)に示されるテンプレート編集画面を、テンプレート選択画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S13)。テンプレート編集画面は、テンプレート画像121と、領域指示画像122と、フォントアイコン123と、スタンプアイコン124と、[保存]アイコン125と、[印刷]アイコン126とを含む。そして、ハガキプログラム65は、テンプレート編集画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S14)。
テンプレート画像121は、特定テンプレートレコードのテンプレート画像データで示される特定テンプレート画像の一例である。領域指示画像122は、特定テンプレートレコードに含まれる領域情報で示されるテンプレート画像121上の編集領域を示す画像である。領域指示画像122は、例えば、編集領域を表す枠型の画像である。換言すれば、領域指示画像122は、後述する差出人/コメント合成処理(S15)で生成した差出人画像或いはコメント画像が合成されるべき領域を表す画像である。
フォントアイコン123は、テンプレート画像121に含まれる文字のフォントタイプ(例えば、ゴシック体、明朝体等)を切り替える指示に対応する。スタンプアイコン124は、テンプレート画像121に合成するスタンプを選択する指示に対応する。[保存]アイコン125は、編集されたテンプレート画像データをメモリ62に記憶させる指示に対応する。[印刷]アイコン126は、編集されたテンプレート画像121をハガキの通信面に印刷する指示に対応する。
次に、ハガキプログラム65は、例えば、領域指示画像122を指定するユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S14:領域指示画像)、差出人/コメント合成処理を実行する(S15)。差出人/コメント合成処理は、テンプレート画像121上の領域指示画像122の位置に、ユーザが指定した差出人画像及びコメント画像の一方を合成する処理である。図4を参照して、差出人/コメント合成処理の詳細を説明する。
[差出人/コメント合成処理]
まず、ハガキプログラム65は、図8(A)に示される差出人/コメント選択画面130をディスプレイ53に表示させる(S21)。本実施形態に係る差出人/コメント選択画面130は、テンプレート編集画面に重ねて表示されるポップアップウィンドウである。差出人/コメント選択画面130は、[差出人入力]アイコン131と、[コメント入力]アイコン132とを含む。[差出人入力]アイコン131は、領域指示画像122の位置に差出人画像を合成する指示に対応する。[コメント入力]アイコン132は、領域指示画像122の位置にコメント画像を合成する指示に対応する。そして、ハガキプログラム65は、差出人/コメント選択画面130に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S22)。
まず、ハガキプログラム65は、図8(A)に示される差出人/コメント選択画面130をディスプレイ53に表示させる(S21)。本実施形態に係る差出人/コメント選択画面130は、テンプレート編集画面に重ねて表示されるポップアップウィンドウである。差出人/コメント選択画面130は、[差出人入力]アイコン131と、[コメント入力]アイコン132とを含む。[差出人入力]アイコン131は、領域指示画像122の位置に差出人画像を合成する指示に対応する。[コメント入力]アイコン132は、領域指示画像122の位置にコメント画像を合成する指示に対応する。そして、ハガキプログラム65は、差出人/コメント選択画面130に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S22)。
次に、ハガキプログラム65は、[差出人入力]アイコン131の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S22:差出人入力)、図8(B)に示される差出人選択画面を、差出人/コメント選択画面130及びテンプレート編集画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S23)。差出人選択画面は、差出人アイコン135、136を含む。差出人アイコン135、136は、メモリ62に記憶された複数の差出人情報の1つに対応する。そして、ハガキプログラム65は、差出人選択画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S24)。S24の処理は、第4受付処理の一例である。
次に、ハガキプログラム65は、例えば差出人アイコン136の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S24:Yes)、特定テンプレートレコードの属性情報に従って、差出人アイコン136に対応する差出人情報で示される文字列を表す差出人画像170を生成する(S25)。すなわち、差出人画像170には、図11に示されるように、35px、ポップ体、赤色の文字列“太郎特許事務所”、“名古屋市β区”が縦書きで表される。S25の処理は、第2生成処理の一例である。
次に、ハガキプログラム65は、S25で生成した差出人画像170を、テンプレート画像121上の領域指示画像122の位置に合成する(S26)。S26の処理は、第2合成処理の一例である。そして図3に戻って、ハガキプログラム65は、領域指示画像122の位置に差出人画像170が合成されたテンプレート編集画面を、差出人選択画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S13)。
また、ハガキプログラム65は、差出人/コメント選択画面130の[コメント入力]アイコン132の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S22:コメント入力)、不図示のコメント入力画面を、差出人/コメント選択画面130及びテンプレート編集画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S27)。コメント入力画面は、例えば10(A)に示されるように、テキストボックス161と、[完了]アイコン162と、ソフトウェアキーボード165とを含む。そして、ハガキプログラム65は、コメント入力画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S28)。
次に、ハガキプログラム65は、ソフトウェアキーボード165の位置のタップ操作或いはフリック操作を受け付けたことに応じて、当該操作に対応する文字の入力を受け付ける。すなわち、ハガキプログラム65は、ユーザ操作に対応する文字を示す文字データをメモリ62に一時記憶させる。また、ハガキプログラム65は、ソフトウェアキーボード165を通じて入力された文字を、テキストボックス161に表示させる。
次に、ハガキプログラム65は、[完了]アイコン162の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S28:Yes)、特定テンプレートレコードの属性情報に従って、メモリ62に一時記憶させた文字列を表すコメント画像を生成する(S29)。そして、ハガキプログラム65は、S29で生成したコメント画像を、テンプレート画像121上の領域指示画像122の位置に合成する(S30)。さらに、ハガキプログラム65は、領域指示画像122の位置にコメント画像が合成されたテンプレート編集画面を、コメント入力画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S13)。
また、ハガキプログラム65は、テンプレート編集画面のスタンプアイコン124の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S14:スタンプ)、スタンプ合成処理を実行する(S17)。スタンプ合成処理は、テンプレート画像121にスタンプを合成する処理である。図5を参照して、スタンプ合成処理の詳細を説明する。
[スタンプ合成処理]
まず、ハガキプログラム65は、図9に示されるスタンプ選択画面140を、テンプレート編集画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S41)。本実施形態に係るスタンプ選択画面140は、後述するスタンプ編集画面に重ねて表示されるポップアップウィンドウである。そして、ハガキプログラム65は、スタンプ選択画面140に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S42)。
まず、ハガキプログラム65は、図9に示されるスタンプ選択画面140を、テンプレート編集画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S41)。本実施形態に係るスタンプ選択画面140は、後述するスタンプ編集画面に重ねて表示されるポップアップウィンドウである。そして、ハガキプログラム65は、スタンプ選択画面140に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S42)。
スタンプ選択画面140は、切替タブ141、142を含む。切替タブ141は、標準スタンプレコードに対応するスタンプアイコン151、152、153、154を一覧表示させる指示に対応する。切替タブ142は、カスタムスタンプレコードに対応するスタンプアイコン158、159を一覧表示させる指示に対応する。切替タブ141、142は、一方が選択状態となり、他方が非選択状態となる。切替タブ141、142は、例えば、選択状態の時と、非選択状態の時とで表示態様が異なる。
ハガキプログラム65は、非選択状態の切替タブ141の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S42:タブ)、ディスプレイ53に表示させるスタンプ選択画面140を、図9(B)から図9(A)に切り替える(S43→S41)。また、ハガキプログラム65は、非選択状態の切替タブ142の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S42:タブ)、ディスプレイ53に表示させるスタンプ選択画面140を、図9(A)から図9(B)に切り替える(S43→S41)。
図9(A)に示されるスタンプ選択画面140は、選択状態の切替タブ141と、非選択状態の切替タブ142と、スタンプアイコン151、152、153、154とを含む。スタンプアイコン151〜154は、標準スタンプレコードの1つに対応する。図9(B)に示されるスタンプ選択画面140は、非選択状態の切替タブ141と、選択状態の切替タブ142と、[図柄スタンプ]アイコン156と、[文字スタンプ]アイコン157と、スタンプアイコン158、159とを含む。[図柄スタンプ]アイコン156は、図柄スタンプを新たに生成する指示に対応する。[文字スタンプ]アイコン157は、文字スタンプを新たに生成する指示に対応する。スタンプアイコン158、159は、カスタムスタンプレコードの1つに対応する。
次に、ハガキプログラム65は、例えば、図9(B)の[文字スタンプ]アイコン157の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S42:文字)、文字スタンプ生成処理を実行する(S44)。文字スタンプ生成処理は、ユーザの指示に従って文字スタンプを生成する処理である。図6を参照して、文字スタンプ生成処理の詳細を説明する。
[文字スタンプ生成処理]
まず、ハガキプログラム65は、テンプレート画像121に既にスタンプが合成されているか否かを判断する(S51)。より詳細には、ハガキプログラム65は、追加フラグに第1値“ON”が設定されたスタンプレコードがスタンプリストに登録されているか否かを判断する。S51の処理は、第1判断処理の一例である。
まず、ハガキプログラム65は、テンプレート画像121に既にスタンプが合成されているか否かを判断する(S51)。より詳細には、ハガキプログラム65は、追加フラグに第1値“ON”が設定されたスタンプレコードがスタンプリストに登録されているか否かを判断する。S51の処理は、第1判断処理の一例である。
ハガキプログラム65は、全てのスタンプレコードの追加フラグに第2値“OFF”が設定されていることに応じて(S51:No)、テンプレート画像121に未だスタンプが合成されていないと判断する。そして、ハガキプログラム65は、特定テンプレートレコードの属性情報を、テンプレートリストから読み出す(S52)。
一方、ハガキプログラム65は、追加フラグに第1値“ON”が設定されたスタンプレコードが存在することに応じて(S51:Yes)、テンプレート画像121に既にスタンプが合成されていると判断する。そして、ハガキプログラム65は、追加フラグに第1値“ON”が設定されたスタンプレコードの属性情報を、スタンプリストから読み出す(S53)。なお、追加フラグに第1値“ON”が設定されたスタンプレコードが複数存在する場合、ハガキプログラム65は、テンプレート画像121に最後に合成したスタンプに対応するスタンプレコードの属性情報を読み出せばよい。
次に、ハガキプログラム65は、図10に示されるテキスト設定画面を、スタンプ選択画面140に代えてディスプレイ53に表示させる(S54)。テキスト設定画面は、ソフトウェアキーボード165を通じて入力された文字を表示させるテキストボックス161と、[完了]アイコン162と、切替タブ163、164とを含む。そして、ハガキプログラム65は、テキスト設定画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S55)。S54の処理は、表示処理の一例である。
ハガキプログラム65は、非選択状態の切替タブ163の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S55:タブ)、図10(A)に示されるように、文字の入力を受け付けるソフトウェアキーボード165をテキスト設定画面に表示させる(S56→S54)。また、ハガキプログラム65は、非選択状態の切替タブ164の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S55:タブ)、図10(B)に示されるように、属性オブジェクトの一例であるプルダウンメニュー166、167、168、169をテキスト設定画面に表示させる(S56→S54)。
プルダウンメニュー166は、項目“サイズ”の属性値(例えば、30px、35px、40px、45px、50px)を特定するユーザ操作を受け付ける。プルダウンメニュー167は、項目“方向”の属性値(例えば、“横書き”、“縦書き”)を特定するユーザ操作を受け付ける。プルダウンメニュー168は、項目“タイプ”の属性値(例えば、“ゴシック体”、“明朝体”、“ポップ体”)を特定するユーザ操作を受け付ける。プルダウンメニュー169は、項目“色”の属性値(例えば、“黒”、“赤”、“青”)を特定するユーザ操作を受け付ける。
また、プルダウンメニュー166〜169には、特定された属性値が表示される。ハガキプログラム65は、最初に表示されるテキスト設定画面において、S52、S53で読み出した属性情報に含まれる属性値を、初期値としてプルダウンメニュー166〜169に表示させる。すなわち、テンプレート画像121にスタンプが合成される前のテキスト設定画面において、プルダウンメニュー166〜169には、図10(B)に示されるように、特定テンプレートレコードの属性情報“35px”、“縦書き”、“ポップ体”、“赤”が表示される。
ハガキプログラム65は、例えば、ソフトウェアキーボード165を通じて文字“よろしく”を入力するユーザ操作と、プルダウンメニュー166〜169に表示された属性情報を“45px”、“横書き”、“ポップ体”、“黒”に変更するユーザ操作とを、入力I/F54を通じて受け付ける。これにより、テキストボックス161に文字“よろしく”が表示され、プルダウンメニュー166〜169に属性情報“45px”、“横書き”、“ポップ体”、“黒”が表示される。文字の入力を受け付ける処理は第2受付処理の一例であり、属性情報の変更を受け付ける処理は第3受付処理の一例である。
次に、ハガキプログラム65は、[完了]アイコン162の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S55:完了)、プルダウンメニュー166〜169に表示された属性情報に従って、テキストボックス161に表示された文字を表す文字スタンプ171を生成する(S57)。すなわち、文字スタンプ171には、図11に示されるように、45px、ポップ体、及び黒色の文字列“よろしく”が横書きで表される。S57の処理は、第1生成処理の一例である。
そして、ハガキプログラム65は、S57で生成した文字スタンプ171を示すスタンプ画像データと、文字“よろしく”を示すテキストデータと、属性情報“35px”、“縦書き”、“ポップ体”、“赤”と、第2値“OFF”が設定された追加フラグとを含むカスタムスタンプレコードを、カスタムスタンプリストに登録する(S58)。S58の処理は、記憶処理の一例である。
次に図5に戻って、ハガキプログラム65は、S57で生成した文字スタンプ171を、テンプレート画像121上の所定の位置に合成する(S45)。また、ハガキプログラム65は、S58で登録したカスタムスタンプレコードの追加フラグに、第1値“ON”を設定する。S45の処理は、第1合成処理の一例である。次に、ハガキプログラム65は、図11(A)に示されるスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S46)。そして、ハガキプログラム65は、スタンプ編集画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S47)。
スタンプ編集画面は、文字スタンプ171が合成されたテンプレート画像121と、[スタンプ追加]アイコン176と、[決定]アイコン177とを含む。[スタンプ追加]アイコン176は、テンプレート画像121に合成するスタンプを追加する指示に対応する。[決定]アイコン177は、スタンプ合成処理を終了する指示に対応する。また、文字スタンプ171を合成した直後のスタンプ編集画面において、文字スタンプ171は指定状態となっている。
「指定状態のスタンプ」とは、当該スタンプが編集の対象であることを指す。一方、「非指定状態のスタンプ」とは、当該スタンプが編集の対象でないことを示す。そして、ハガキプログラム65は、指定状態の文字スタンプ171と異なる位置がタップされたことに応じて、文字スタンプ171を指定状態から非指定状態に切り替える。また、ハガキプログラム65は、非指定状態の文字スタンプ171の位置がタップされたことに応じて、文字スタンプ171を非指定状態から指定状態に切り替える。
指定状態の文字スタンプ171には、図11(A)に示されるように、カスタムアイコン172と、編集アイコン173、174、175とが付加される。一方、非指定状態の文字スタンプ171には、アイコン172〜175が付加されない。カスタムアイコン172は、カスタムスタンプを編集する指示に対応する。すなわち、標準スタンプを指定状態にしても、カスタムアイコン172は付加されない。編集アイコン173は、文字スタンプ171を削除する指示に対応する。編集アイコン174は、文字スタンプ171を拡大或いは縮小させる指示に対応する。編集アイコン175は、文字スタンプ171を回転させる指示に対応する。
次に、ハガキプログラム65は、文字スタンプ171の編集を指示するユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S47:編集)、文字スタンプ171を編集する(S48)。文字スタンプ171を編集する具体的な処理は、後述する。そして、ハガキプログラム65は、文字スタンプ171を編集した後のテンプレート画像121を含むスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S45&S46)。
一例として、ハガキプログラム65は、カスタムアイコン172の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、S54〜S58の処理を実行する。但し、テキスト設定画面には、対応するカスタムスタンプレコードに含まれる情報がテキストボックス161及びプルダウンメニュー166〜169に既に表示されている。
他の例として、ハガキプログラム65は、編集アイコン173の位置のタップ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、テンプレート画像121上から文字スタンプ171を削除して、文字スタンプ171が削除されたスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S45&S46)。
他の例として、ハガキプログラム65は、編集アイコン174の位置に対するドラッグ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、入力媒体の移動量に応じた倍率で文字スタンプ171のサイズを変更する。そして、ハガキプログラム65は、サイズ変更後の文字スタンプ171が合成されたテンプレート画像121を含むスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S45&S46)。
他の例として、ハガキプログラム65は、編集アイコン175の位置に対するドラッグ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、テンプレート画像121上で文字スタンプ171を回転させて、回転後の文字スタンプ171が合成されたテンプレート画像121を含むスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S45&S46)。
さらに他の例として、ハガキプログラム65は、文字スタンプ171の位置に対するドラッグ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、テンプレート画像121上における入力媒体の移動に追従して文字スタンプ171を移動させ、新たな位置に文字スタンプ171が合成されたテンプレート画像121を含むスタンプ編集画面を、ディスプレイ53に表示させる(S45&S46)。
次に、ハガキプログラム65は、[決定]アイコン177の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S47:決定)、図11(B)に示されるテンプレート編集画面を、スタンプ編集画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S13)。図11(B)に示されるテンプレート編集画面は、テンプレート画像121に差出人画像170及び文字スタンプ171が合成されている点において、図7(B)と相違する。
また、ハガキプログラム65は、テンプレート編集画面のフォントアイコン123の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、テンプレート画像121に含まれる文字列のフォントを切り替える。また、ハガキプログラム65は、テンプレート編集画面の[保存]アイコン125の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、編集されたテンプレート画像121を示すテンプレート画像データを、メモリ62に記憶させる。
さらに、ハガキプログラム65は、テンプレート編集画面の[印刷]アイコン126の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S14:印刷)、通信I/F55を通じてMFP10に印刷指示情報を送信する(S16)。印刷指示情報は、編集されたテンプレート画像121をハガキの通信面に印刷する印刷動作をMFP10に実行させるための情報である。印刷指示情報は、編集されたテンプレート画像121を示すテンプレート画像データを含む。S16の処理は、印刷指示処理の一例である。
一方、図示は省略するが、MFP10の装置プログラム35は、通信I/F25を通じて情報処理端末50から印刷指示情報を受信する。そして、装置プログラム35は、受信した印刷指示情報に従った印刷動作をプリンタ11に実行させる。すなわち、プリンタ11は、印刷指示情報に含まれるテンプレート画像データで示されるテンプレート画像121を、ハガキの通信面に印刷する。
また、ハガキプログラム65は、図11(A)に示されるスタンプ編集画面の[スタンプ追加]アイコン176の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S47:スタンプ追加)、S41以降の処理を実行する。文字スタンプ生成処理(S44)を実行した後のスタンプ選択画面140は、図12(A)に示されるように、S58で登録したカスタムスタンプレコードに対応するスタンプアイコン180をさらに含む点において、図9(B)と相違する。
また、ハガキプログラム65は、図12(A)に示されるスタンプ編集画面の[文字スタンプ]アイコン157の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S42:文字)、図12(B)に示されるテキスト設定画面をディスプレイ53に表示させる(S44→S51:Yes→S53&S54)。テンプレート画像121に文字スタンプ171が合成された後のテキスト設定画面において、プルダウンメニュー166〜169には、図12(B)に示されるように、当該文字スタンプ171に対応する属性情報“45”、“横書き”、“ポップ体”、“黒”が初期値として表示される。
また、ハガキプログラム65は、スタンプ選択画面140に含まれるスタンプアイコン151〜154、158、159、180の1つの位置に対するタップ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S42:スタンプ)、タップされたスタンプアイコンに対応するスタンプをテンプレート画像121に合成し(S45)、スタンプが合成されたテンプレート画像121を含むスタンプ編集画面をディスプレイ53に表示させる(S46)。スタンプアイコンがタップされた後に実行するS45以降の処理は、前述の説明と共通するので説明は省略する
さらに図示は省略するが、ハガキプログラム65は、[図柄スタンプ]アイコン156の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、入力I/F54を通じたユーザ操作に従って、図柄スタンプを生成する。図柄スタンプは、例えば、メモリ62に記憶された写真データに基づいて生成される。そして、ハガキプログラム65は、生成した図柄スタンプを示すスタンプ画像データと、第2値“OFF”が設定された追加フラグとを含むカスタムスタンプレコードを、カスタムスタンプリストに登録する。
[本実施形態の作用効果]
上記の実施形態によれば、テンプレート画像121に対応付けられた属性情報に従って、文字スタンプ171に含める文字の属性がカスタマイズされる。これにより、文字スタンプ171を作成する度に属性情報を特定するユーザ操作をユーザに要求しなくても、テンプレート画像121に適した属性の文字を含む文字スタンプ171を、テンプレート画像121に合成することができる。
上記の実施形態によれば、テンプレート画像121に対応付けられた属性情報に従って、文字スタンプ171に含める文字の属性がカスタマイズされる。これにより、文字スタンプ171を作成する度に属性情報を特定するユーザ操作をユーザに要求しなくても、テンプレート画像121に適した属性の文字を含む文字スタンプ171を、テンプレート画像121に合成することができる。
また、上記の実施形態によれば、差出人画像170に含まれる文字の属性と、文字スタンプ171に含まれる文字の属性とを、特別なユーザ操作を必要とせずに共通化することができる。なお、テンプレートレコードに含まれる属性情報は、差出人画像及びコメント画像に含まれる文字の属性に限定されず、例えば、テンプレート画像そのものに含まれる文字の属性を示してもよいし、これらとは無関係にテンプレート画像のデザインに適した文字の属性を示してもよい。
また、上記の実施形態によれば、S52、S53で読み出した属性情報が初期値として表示されたプルダウンメニュー166〜169を通じて、ユーザが所望する属性情報への変更を受け付けることができる。これにより、プルダウンメニュー166〜169に表示された属性情報を変更しなければ、S52、S53で読み出した属性情報で示される属性の文字スタンプ171が生成される。一方、プルダウンメニュー166〜169に表示された属性情報を変更すれば、ユーザが所望する属性の文字スタンプ171が生成される。その結果、テンプレート画像121に適した属性の文字を含む文字スタンプ171を、簡単且つ柔軟に生成することができる。
より詳細には、テンプレート画像121に文字スタンプ171が合成される前のプルダウンメニュー166〜169には、テンプレート画像121に対応付けられた属性情報が初期値として表示される。一方、テンプレート画像121に文字スタンプ171が合成された後のプルダウンメニュー166〜169には、文字スタンプ171に対応付けられた属性情報が初期値として表示される。これにより、テンプレート画像121に適した属性の文字を含む文字スタンプを、さらに簡単且つ柔軟に生成することができる。
なお、上記の実施形態では、文字スタンプ生成処理で文字スタンプ171が生成されると、特別なユーザ操作を必要とせずに当該文字スタンプ171がテンプレート画像121に合成される例を説明した。しかしながら、ハガキプログラム65は、文字スタンプ171の生成(S44)と、文字スタンプ171のテンプレート画像121への合成(S45)とを、別々のユーザ操作に従って実行してもよい。
この場合において、S51の判断は、「テンプレート画像に既にスタンプが合成されているか否か」に限定されない。他の例として、ハガキプログラム65は、ハガキプログラム65が直近に起動された後において、文字スタンプを生成したか否か、文字スタンプを示すカスタムスタンプレコードをカスタムスタンプリストに登録したか否か、或いは文字スタンプ生成処理を実行したか否かを、S51で判断してもよい。
また、上記の実施形態のMFP10及び情報処理端末50において、メモリ32、62に記憶された各種プログラムがCPU31、61によって実行されることによって、本発明のコントローラが実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、コントローラの構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路等のハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明は、MFP10及び情報処理端末50として実現できるだけでなく、MFP10及び情報処理端末50に処理を実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、当該プログラムは、non−transitoryな記録媒体に記録されて提供されてもよい。non−transitoryな記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM等の他、通信ネットワーク101を通じてMFP10及び情報処理端末50に接続可能なサーバに搭載されたメモリを含んでもよい。そして、サーバのメモリに記憶されたプログラムは、当該プログラムを示す情報或いは信号として、インターネット等の通信ネットワーク101を通じて配信されてもよい。
10・・・MFP
11・・・プリンタ
50・・・情報処理端末
53・・・ディスプレイ
54・・・入力I/F
55・・・通信I/F
61・・・CPU
62・・・メモリ
65・・・ハガキプログラム
11・・・プリンタ
50・・・情報処理端末
53・・・ディスプレイ
54・・・入力I/F
55・・・通信I/F
61・・・CPU
62・・・メモリ
65・・・ハガキプログラム
Claims (8)
- 入力インタフェースを備える情報処理端末によって実行可能なプログラムであって、
該プログラムは、複数のテンプレート画像のうちの1つを、ハガキの通信面に印刷する特定テンプレート画像として特定するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第1受付処理を前記情報処理端末に実行させ、複数の前記テンプレート画像それぞれには、文字の属性を示す属性情報が予め対応付けられており、
該プログラムは、
対象文字を入力するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第2受付処理と、
前記特定テンプレート画像に対応付けられた前記属性情報に従って、前記対象文字を表すスタンプ画像を生成する第1生成処理と、
前記第1生成処理で生成した前記スタンプ画像を前記特定テンプレート画像に合成する第1合成処理とを前記情報処理端末に実行させるプログラム。 - 前記情報処理端末は、ディスプレイを備えており、
該プログラムは、前記属性情報の特定を受け付けるための属性オブジェクトを前記ディスプレイに表示させる表示処理を前記情報処理端末に実行させ、前記属性オブジェクトは、複数の前記属性情報のうち、前記特定テンプレート画像に対応付けられた前記属性情報が特定された状態を示し、
該プログラムは、
前記属性オブジェクトで特定された前記属性情報を変更するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第3受付処理を前記情報処理端末に実行させ、
前記第1生成処理において、前記属性オブジェクトで特定された前記属性情報に従って、前記対象文字を表す前記スタンプ画像を生成する請求項1に記載のプログラム。 - 前記情報処理端末は、メモリを備えており、
該プログラムは、
前記第1生成処理で生成した前記スタンプ画像を示すスタンプ画像データ、及び前記第3受付処理で変更された前記属性情報を、互いに対応付けて前記メモリに記憶させる記憶処理を前記情報処理端末に実行させ、
前記第1合成処理を既に実行したか否かを判断する第1判断処理を、前記表示処理に先立って前記情報処理端末に実行させ、
前記第1判断処理で未だ実行していないと判断した場合の前記表示処理において、前記特定テンプレート画像に対応付けられた前記属性情報が特定された前記属性オブジェクトを前記ディスプレイに表示させ、
前記第1判断処理で既に実行したと判断した場合の前記表示処理において、前記第1合成処理で合成した前記スタンプ画像に対応する前記属性情報が特定された前記属性オブジェクトを前記ディスプレイに表示させる請求項2に記載のプログラム。 - 前記情報処理端末は、メモリを備えており、
該プログラムは、
前記第1生成処理で生成した前記スタンプ画像を示すスタンプ画像データ、及び前記第3受付処理で変更された前記属性情報を、互いに対応付けて前記メモリに記憶させる記憶処理を前記情報処理端末に実行させ、
前記第1生成処理を既に実行したか否かを判断する第1判断処理を、前記表示処理に先立って前記情報処理端末に実行させ、
前記第1判断処理で未だ実行していないと判断した場合の前記表示処理において、前記特定テンプレート画像に対応付けられた前記属性情報が特定された前記属性オブジェクトを前記ディスプレイに表示させ、
前記第1判断処理で既に実行したと判断した場合の前記表示処理において、前記第1生成処理で生成した前記スタンプ画像に対応する前記属性情報が特定された前記属性オブジェクトを前記ディスプレイに表示させる請求項2に記載のプログラム。 - 該プログラムは、
前記特定テンプレート画像が印刷されたハガキの差出人を特定するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第4受付処理と、
前記特定テンプレート画像に対応付けられた前記属性情報に従って、前記第4受付処理で特定された差出人を示す文字を表す差出人画像を生成する第2生成処理と、
前記第2生成処理で生成した前記差出人画像を前記特定テンプレート画像に合成する第2合成処理とを前記情報処理端末に実行させる請求項1から4のいずれかに記載のプログラム。 - 前記属性情報は、文字の大きさ、文字のフォントタイプ、文字の色、及び文字列の配列方向の少なくとも1つを示す請求項1から5のいずれかに記載のプログラム。
- 前記情報処理端末は、通信インタフェースを備えており、
該プログラムは、
前記特定テンプレート画像の印刷を指示するユーザ操作を前記入力インタフェースを通じて受け付けたことに応じて、前記通信インタフェースを通じてプリンタに印刷指示情報を送信する印刷指示処理を前記情報処理端末に実行させ、前記印刷指示情報は、前記特定テンプレート画像をハガキの通信面に印刷させるための情報である請求項1から6のいずれかに記載のプログラム。 - 入力インタフェースと、
コントローラとを備える情報処理端末であって、
前記コントローラは、複数のテンプレート画像のうちの1つを、ハガキの通信面に印刷する特定テンプレート画像として特定するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第1受付処理を実行し、複数の前記テンプレート画像それぞれには、文字の属性を示す属性情報が予め対応付けられており、
前記コントローラは、
対象文字を入力するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第2受付処理と、
前記特定テンプレート画像に対応付けられた前記属性情報に従って、前記対象文字を表すスタンプ画像を生成する第1生成処理と、
前記第1生成処理で生成した前記スタンプ画像を前記特定テンプレート画像に合成する第1合成処理とを実行する情報処理端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016206517A JP2018067856A (ja) | 2016-10-21 | 2016-10-21 | 情報処理端末で実行されるプログラム及び情報処理端末 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020126352A (ja) * | 2019-02-01 | 2020-08-20 | キヤノン株式会社 | プログラム、および情報処理装置 |
-
2016
- 2016-10-21 JP JP2016206517A patent/JP2018067856A/ja active Pending
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