JP2018006894A - プログラム及び情報処理端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】差出人画像及びコメント画像の両方をテンプレート画像に合成可能なプログラムを提供する。【解決手段】当該プログラムは、コメント画像の合成前に領域指示オブジェクトが指定されたことに応じて(S21:なし)、差出人オブジェクト及びコメントオブジェクトを含む第2画面を表示させる第2表示処理(S22)と、差出人オブジェクトが指定されたことに応じて(S23:差出人入力)、テンプレート画像に差出人画像を合成する第2合成処理(S26)と、コメントオブジェクトが指定されたことに応じて(S23:コメント入力)、テンプレート画像にコメント画像を合成する第3合成処理(S29)とを情報処理端末に実行させる。当該プログラムは、コメント画像の合成後に領域指示オブジェクトが指定されたことに応じて(S21:あり)、第2表示処理(S22)を実行することなく、第2合成処理(S26)を情報処理端末に実行させる。【選択図】図4
Description
本発明は、ハガキの通信面に印刷される画像を編集するプログラムに関する。
例えば特許文献1には、ハガキの通信面に印刷される画像を編集するプログラムが開示されている。より詳細には、特許文献1に記載のプログラムは、テンプレート画像上の差出人アイコンがタップされたことに応じて、差出人の氏名及び住所を示す差出人画像を、差出人アイコンに代えてテンプレート画像に合成する。また、差出人アイコンの位置には、入力インタフェースを通じてユーザが入力した文字列を示すコメント画像が、差出人画像に代えて合成されてもよい。
しかしながら、前述の例において、差出人画像の位置に合成可能なのは、差出人画像及びコメント画像の一方に限定される。すなわち、特許文献1に記載のプログラムでは、差出人画像及びコメント画像の一方のみが合成されたテンプレート画像しか生成できないという課題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、ハガキの通信面に印刷されるテンプレート画像に対して、差出人画像及びコメント画像の両方を、ユーザの指示に従って合成可能な情報処理端末のプログラムを提供することにある。
本明細書では様々な開示を行う。開示例の1つであるプログラムは、ディスプレイと、入力インタフェースとを備える情報処理端末によって実行可能である。該プログラムは、テンプレート画像、追加指示オブジェクト、及び前記テンプレート画像に重ねられた領域指示オブジェクトを含む第1画面を、前記ディスプレイに表示させる第1表示処理を前記情報処理端末に実行させる。前記テンプレート画像は、ハガキの通信面に印刷される画像である。前記追加指示オブジェクトは、文字列を示すコメント画像を前記テンプレート画像に合成させる指示に対応する。前記領域指示オブジェクトは、前記テンプレート画像上において、前記ハガキの差出人を示す差出人画像及び前記コメント画像の一方を合成可能な領域を示す。該プログラムは、前記追加指示オブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記入力インタフェースから文字列の入力を受け付け、入力された文字列を示す前記コメント画像を、前記テンプレート画像に合成する第1合成処理と、前記領域指示オブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像に前記コメント画像を合成済みか否かを判断する第1判断処理とを前記情報処理端末に実行させる。該プログラムは、前記第1判断処理で合成済みでないと判断したことに応じて、差出人オブジェクト及びコメントオブジェクトを含む第2画面を、前記ディスプレイに表示させる第2表示処理と、前記差出人オブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像の前記領域指示オブジェクトの位置に前記差出人画像を合成する第2合成処理と、前記コメントオブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像の前記領域指示オブジェクトの位置に前記コメント画像を合成する第3合成処理とを前記情報処理端末に実行させる。該プログラムは、前記第1判断処理で合成済みと判断したことに応じて、前記第2表示処理を実行することなく、前記第2合成処理を前記情報処理端末に実行させる。
上記構成によれば、コメント画像及び差出人画像の両方をテンプレート画像に合成することができる。また、第1合成処理でコメント画像を合成した後には、第2表示処理が実行されないので、コメント画像、差出人画像の順に合成する場合のユーザ操作を簡素化することができる。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1は、本実施形態に係る印刷システム100の概略図である。図1に示される印刷システム100は、MFP(MultiFunction Peripheralの略)10と、情報処理端末50とで構成されている。また、印刷システム100は、MFP10に代えて、プリンタ単能機を含んでもよい。MFP10及び情報処理端末50は、通信ネットワーク101を通じて相互に通信可能に構成されている。通信ネットワーク101の具体例は特に限定されないが、例えば、インターネット、有線LAN、無線LAN、或いはこれらの組み合わせであってもよい。または、MFP10及び情報処理端末50は、USBケーブル等によって接続されていてもよい。
MFP10は、図1に示されるように、プリンタ11と、FAX部13と、ディスプレイ23と、入力I/F24と、通信I/F25と、CPU31と、メモリ32と、通信バス33とを主に備える。MFP10を構成する各構成要素は、通信バス33を通じて相互に接続されている。
プリンタ11は、画像データで示される画像をシートに印刷する印刷動作を実行する。プリンタ11の印刷方式としては、インクジェット方式や電子写真方式などの公知の方式を採用することができる。FAX部13は、画像データを外部装置にFAX送信するFAX送信動作と、画像データを外部装置からFAX受信するFAX受信動作とを実行する。MFP10は、原稿に印刷された画像を読み取って画像データを生成するスキャナをさらに備えていてもよい。
ディスプレイ23は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等であり、各種情報を表示する表示画面を備える。
入力I/F24は、ユーザによる入力操作を受け付けるユーザインタフェースである。具体的には、入力I/F24はボタンを有しており、押下されたボタンに対応づけられた各種の操作信号をCPU31へ出力する。さらに、入力I/F24は、ディスプレイ23の表示面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。ディスプレイ23の表示面に表示されたオブジェクトを指定する操作、文字列或いは数字列を入力する操作は、ユーザ操作の一例である。「オブジェクト」とは、例えば、ディスプレイ23に表示された文字列、アイコン、ボタン、リンク、ラジオボタン、チェックボックス、プルダウンメニュー等である。
タッチセンサとして実現される入力I/F24は、ユーザがタッチした表示面上の位置を示す位置情報を出力する。なお、本明細書中における「タッチ」とは、入力媒体を表示面に接触させる操作全般を含む。また、入力媒体が表示面に触れていなくても、表示面との間の距離がごく僅かな位置まで入力媒体を近接させる「ホバー」或いは「フローティングタッチ」を、前述の「タッチ」の概念に含めてもよい。さらに入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。ディスプレイ23に表示されたオブジェクトの位置のタップするユーザ操作は、当該オブジェクトを指定する指定操作の一例である。
通信I/F25は、通信ネットワーク101を通じて外部装置と通信可能なインタフェースである。すなわち、MFP10は、通信I/F25を通じて外部装置に各種情報を送信し、通信I/F25を通じて外部装置から各種情報を受信する。通信I/F25の具体的な通信手順は特に限定されないが、例えば、Wi−Fi(Wi-Fi Allianceの登録商標)を採用することができる。また、MFP10及び情報処理端末50がUSBケーブル等で接続される場合、通信I/F25は、USBケーブルを着脱可能なUSBインタフェースであってもよい。
CPU31は、MFP10の全体動作を制御するものである。CPU31は、入力I/F24から出力される各種情報、通信I/F25を通じて外部装置から受信した各種情報等に基づいて、後述する各種プログラムをメモリ32から取得して実行する。CPU31及びメモリ32は、コントローラの一例を構成する。
メモリ32は、OS34と、装置プログラム35とを記憶している。装置プログラム35は、単一のプログラムであってもよいし、複数のプログラムの集合体であってもよい。また、メモリ32は、装置プログラム35の実行に必要なデータ或いは情報等を記憶する。メモリ32は、例えば、RAM、ROM、EEPROM、HDD、MFP10に着脱されるUSBメモリ等の可搬記憶媒体、CPU31が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成される。
メモリ32は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。後述する情報処理端末50のメモリ62についても同様である。
情報処理端末50は、図1に示されるように、ディスプレイ53と、入力I/F54と、通信I/F55と、CPU61と、メモリ62と、通信バス63とを主に備える。情報処理端末50に含まれるディスプレイ53、入力I/F54、通信I/F55、CPU61、メモリ62、及び通信バス63は、MFP10に含まれるディスプレイ23、入力I/F24、通信I/F25、CPU31、メモリ32、及び通信バス33と同様の構成であるので、説明は省略する。CPU61及びメモリ62は、コントローラの一例である。
情報処理端末50は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、或いはPC等である。より詳細には、情報処理端末50のディスプレイ53は、表示画面のサイズが12インチ以下、より好ましくは8インチ以下であるのが望ましい。また、情報処理端末50の入力I/F54は、ディスプレイ53の表示画面に重ねられたタッチパネルであるのが望ましい。メモリ62は、図2に示されるテンプレートリストと、不図示の図柄画像データ、差出人情報、初回フラグ、直前タブ情報等とを記憶することができる。
テンプレートリストは、1以上のテンプレートレコードを含む。テンプレートレコードは、テンプレート画像データと、領域情報とを含む。テンプレート画像データ、領域情報、及び不図示の図柄画像データは、例えば端末プログラム65のインストール時に、メモリ62に記憶される。または、テンプレート画像データ、領域情報、及び不図示の図柄画像データは、メモリ62に代えてインターネット上の不図示のサーバに記憶されていてもよい。そして、情報処理端末50は、テンプレート画像データ、領域情報、及び不図示の図柄画像データを、通信I/F55を通じて当該サーバから受信してもよい。
テンプレート画像データは、ハガキの通信面に印刷されるテンプレート画像を示すものである。本実施形態では、年賀状の通信面に印刷されるテンプレート画像の例を説明するが、テンプレート画像の用途はこれに限定されず、例えば、暑中見舞い、クリスマスカード等にも応用することができる。図柄画像データは、テンプレート画像上に合成することができる図柄画像を示す。図柄画像は、例えば、干支や絵文字等の図柄を示す画像である。図柄画像は、テンプレート画像より画像サイズが小さい。
領域情報は、差出人画像及び文字列画像の一方を合成可能なテンプレート画像上の領域(図2に破線で示される領域であって、以下、「編集領域」と表記する。)を示す情報である。編集領域は、例えば、横1000ピクセル×縦1500ピクセルのテンプレート画像の左上端位置を基準として特定される。なお、図2に示されるテンプレート2、4のように、領域情報が対応付けられていないテンプレート画像データが存在してもよい。また、1つのテンプレート画像データに複数の領域情報が対応付けられていてもよい。
一例として、図2のテンプレート1の領域情報は、中心位置“center”及び半径“radius”で特定される円形状の編集領域を指す。他の例として、図2のテンプレート3の領域情報は、左端位置“left”、上端位置“top”、右端位置“right”、及び下端位置“bottom”で特定される矩形状の編集領域を指す。なお、編集領域の形状及び位置の特定方法は上記の例に限定されない。例えば、3つの頂点の位置によって三角形の編集領域を特定してもよい。
差出人画像は、対応するテンプレート画像が印刷されたハガキの差出人を示す画像である。すなわち、差出人画像は、差出人の氏名及び住所等を示す文字列を含む。文字列画像は、入力I/F54を通じてユーザが入力した任意の文字列を示す画像である。すなわち、差出人画像及び文字列画像は、文字列を含む点において共通し、文字列の意味内容が予め定められているか否かにおいて相違する。
差出人情報は、差出人画像を構成する文字列である。差出人が個人である場合の差出人情報は、例えば、氏名“ブラザー 太郎”と、住所“名古屋市α区”とを含む。また、差出人が組織である場合の差出人情報は、名称“太郎特許事務所”と、住所“名古屋市β区”とを含む。差出人情報は、例えば、情報処理端末50のユーザによって、入力I/F54を通じて予め入力されているものとする。また、メモリ62に記憶される差出人情報は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
初回フラグには、後述するスタンプ合成処理が初めて実行されることを示す第1値“ON”、或いはスタンプ合成処理が既に実行されたことを示す第2値“OFF”が設定される。初回フラグの初期値は第1値“ON”であり、端末プログラム65が起動されたタイミングで初期化される。直前タブ情報は、後述するスタンプ選択画面150のコメントタブ151及び図柄タブ152のうち、直前に選択されたタブを示す情報である。
[印刷システム100の動作]
図3〜図6を参照して、本実施形態に係る印刷システム100の動作を説明する。
図3〜図6を参照して、本実施形態に係る印刷システム100の動作を説明する。
[通信面編集処理]
まず、情報処理端末50の端末プログラム65は、図7(A)に示されるテンプレート選択画面をディスプレイ53に表示させる(S11)。テンプレート選択画面は、複数のテンプレートアイコン111、112、113、114を含む。テンプレートアイコン111〜114は、メモリ62に記憶された複数のテンプレートレコードの1つに対応する。そして、端末プログラム65は、テンプレート選択画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S12)。
まず、情報処理端末50の端末プログラム65は、図7(A)に示されるテンプレート選択画面をディスプレイ53に表示させる(S11)。テンプレート選択画面は、複数のテンプレートアイコン111、112、113、114を含む。テンプレートアイコン111〜114は、メモリ62に記憶された複数のテンプレートレコードの1つに対応する。そして、端末プログラム65は、テンプレート選択画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S12)。
次に、端末プログラム65は、例えばテンプレートアイコン113の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S12:Yes)、指定されたテンプレートアイコン113に対応付けられたテンプレートレコードをテンプレートリストから読み出す。次に、端末プログラム65は、図7(B)に示されるテンプレート編集画面を、テンプレート選択画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S13)。ステップS13の処理は、第1表示処理の一例である。
テンプレート編集画面は、テンプレート画像121と、領域指示オブジェクトの一例である領域指示画像122と、フォントアイコン123と、追加指示オブジェクトの一例であるスタンプアイコン124と、[保存]アイコン125と、印刷指示オブジェクトの一例である[印刷]アイコン126とを含む第1画面の一例である。そして、端末プログラム65は、テンプレート編集画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S14)。
テンプレート画像121は、読み出したテンプレートレコードに含まれるテンプレート画像データで示される画像である。領域指示画像122は、読み出したテンプレートレコードに含まれる領域情報で示されるテンプレート画像121上の編集領域を示す画像である。領域指示画像122は、例えば、編集領域を表す枠型の画像である。換言すれば、領域指示画像122は、後述する差出人/コメント合成処理(S15)で生成した差出人画像或いはコメント画像が合成されるべき領域を表す画像である。フォントアイコン123は、差出人画像及びコメント画像を構成する文字のフォント(例えば、ゴシック体、明朝体等)を切り替える指示に対応する。
スタンプアイコン124は、テンプレート画像121に合成する図柄画像(以下、「図柄スタンプ」と表記することがある。)或いはコメント画像(以下、「コメントスタンプ」と表記することがある。)を選択する指示に対応する。[保存]アイコン125は、編集画像データをメモリ62に記憶させる指示に対応する。編集画像データは、差出人画像、コメント画像、或いは図柄画像が合成されたテンプレート画像121(以下、「編集画像」と表記する。)を示すデータである。[印刷]アイコン126は、編集画像に対する印刷動作をMFP10に実行させる指示に対応する。
次に、端末プログラム65は、領域指示画像122を指定するユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S14:領域指示画像)、差出人/コメント合成処理を実行する(S15)。差出人/コメント合成処理は、テンプレート画像121上の領域指示画像122の位置に、ユーザが指定した差出人画像及びコメント画像の一方を合成する処理である。図4を参照して、差出人/コメント合成処理の詳細を説明する。
[差出人/コメント合成処理]
まず、端末プログラム65は、テンプレート画像121にコメントスタンプが既に合成されているか否かを判断する(S21)。S21の処理は、第1判断処理の一例である。そして、端末プログラム65は、テンプレート画像121にコメントスタンプが既に合成されていると判断したことに応じて(S21:あり)、後述するS22、S23の処理を実行することなく、後述するS24以降の処理を実行する。
まず、端末プログラム65は、テンプレート画像121にコメントスタンプが既に合成されているか否かを判断する(S21)。S21の処理は、第1判断処理の一例である。そして、端末プログラム65は、テンプレート画像121にコメントスタンプが既に合成されていると判断したことに応じて(S21:あり)、後述するS22、S23の処理を実行することなく、後述するS24以降の処理を実行する。
一方、端末プログラム65は、テンプレート画像121にコメントスタンプが未だ合成されていないと判断したことに応じて(S21:なし)、図8(A)に示される差出人/コメント選択画面130をディスプレイ53に表示させる(S22)。本実施形態に係る差出人/コメント選択画面130は、テンプレート編集画面に重ねて表示されるポップアップウィンドウである。S22の処理は、第2表示処理の一例である。そして、端末プログラム65は、差出人/コメント選択画面130に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S23)。
差出人/コメント選択画面130は、[差出人入力]アイコン131と、[コメント入力]アイコン132とを含む第2画面の一例である。[差出人入力]アイコン131は、領域指示画像122の位置に差出人画像を合成する指示に対応する差出人オブジェクトの一例である。[コメント入力]アイコン133は、領域指示画像122の位置に差出人画像を合成する指示に対応するコメントオブジェクトの一例である。
次に、端末プログラム65は、[差出人入力]アイコン131の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S23:差出人入力)、図8(B)に示される差出人選択画面を、差出人/コメント選択画面130及びテンプレート編集画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S24)。差出人選択画面は、差出人アイコン135、136を含む。差出人アイコン135、136は、メモリ62に記憶された複数の差出人情報の1つに対応する。そして、端末プログラム65は、差出人選択画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S25)。
次に、端末プログラム65は、例えば差出人アイコン136の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S25:Yes)、図9(A)に示される差出人画像137を生成し、生成した差出人画像137をテンプレート画像121上の領域指示画像122の位置に合成する(S26)。S26の処理は、第2合成処理の一例である。次に図3に戻って、端末プログラム65は、図9(A)に示されるテンプレート編集画面を、差出人選択画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S13)。図9(A)に示されるテンプレート編集画面は、領域指示画像122の位置に差出人画像137が合成されている点において、図7(B)と相違する。
また図4に戻って、端末プログラム65は、差出人/コメント選択画面130の[コメント入力]アイコン132の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S23:コメント入力)、図9(B)に示されるコメント入力画面を、差出人/コメント選択画面130及びテンプレート編集画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S27)。コメント入力画面は、ソフトウェアキーボード141と、文字列表示領域142と、[完了]アイコン143とを含む。そして、端末プログラム65は、コメント入力画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S28)。
次に、端末プログラム65は、ソフトウェアキーボード141の位置のタップ操作或いはフリック操作を受け付けたことに応じて、当該操作に対応する文字の入力を受け付ける。すなわち、端末プログラム65は、ユーザ操作に対応する文字を示す文字データをメモリ62に一時記憶させる。また、端末プログラム65は、入力を受け付けた文字を文字列表示領域142に表示させる。
そして、端末プログラム65は、[完了]アイコン143の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S28:Yes)、メモリ62に一時記憶させた文字列で構成されるコメント画像を生成し、生成したコメント画像を、テンプレート画像121上の領域指示画像122の位置に合成して(S29)、領域指示画像122の位置にコメント画像が合成されたテンプレート編集画面を、コメント入力画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S13)。S29の処理は、第3合成処理の一例である。
また、端末プログラム65は、テンプレート編集画面のスタンプアイコン124の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S14:スタンプアイコン)、スタンプ合成処理を実行する(S17)。スタンプ合成処理は、テンプレート画像121に図柄画像或いはコメント画像を合成する処理である。図5を参照して、スタンプ合成処理の詳細を説明する。
[スタンプ合成処理]
まず、端末プログラム65は、メモリ62に記憶された初回フラグ及び直前タブ情報に基づいて、S34で表示するスタンプ選択画面150の選択タブを決定する(S31〜S33)。より詳細には、端末プログラム65は、初回フラグに第1値“ON”が設定されていると判断したことに応じて(S31:ON)、コメントタブ151を選択タブに決定する(S32)。一方、端末プログラム65は、初回フラグに第2値“OFF”が設定されていると判断したことに応じて(S31:OFF)、メモリ62に記憶された直前タブ情報で示されるタブを選択タブに決定する(S33)。
まず、端末プログラム65は、メモリ62に記憶された初回フラグ及び直前タブ情報に基づいて、S34で表示するスタンプ選択画面150の選択タブを決定する(S31〜S33)。より詳細には、端末プログラム65は、初回フラグに第1値“ON”が設定されていると判断したことに応じて(S31:ON)、コメントタブ151を選択タブに決定する(S32)。一方、端末プログラム65は、初回フラグに第2値“OFF”が設定されていると判断したことに応じて(S31:OFF)、メモリ62に記憶された直前タブ情報で示されるタブを選択タブに決定する(S33)。
次に、端末プログラム65は、図10に示されるスタンプ選択画面150を、テンプレート編集画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S34)。より詳細には、端末プログラム65は、S31〜S33で決定した選択タブが選択された状態のスタンプ選択画面150を表示させる。本実施形態に係るスタンプ選択画面150は、後述するスタンプ編集画面に重ねて表示されるポップアップウィンドウである。そして、端末プログラム65は、スタンプ選択画面150に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S35&S37)。スタンプ選択画面150は第3画面の一例であり、S34の処理は第3表示処理の一例である。
S31〜S33でコメントタブ151が選択タブに決定された場合、図10(A)に示されるスタンプ選択画面150がディスプレイ53に表示される。図10(A)に示されるスタンプ選択画面150は、切替オブジェクトの一例であるコメントタブ151及び図柄タブ152と、属性オブジェクトの一例であるコメントアイコン153、154、155とを含む。コメントアイコン153〜155は、テンプレート画像121に合成するコメント画像の複数の属性の1つに対応する。図10(A)に示されるスタンプ選択画面150は、属性画面の一例である。
より詳細には、コメントアイコン153は、コメント画像を構成する文字の配列方向が横書き状態であることに対応する。横書き状態とは、例えば図12(A)に示されるコメントスタンプ164のように、文字列の配列方向と各文字の上下方向とを交差させた状態である。コメントアイコン154は、コメント画像を構成する文字の配列方向が縦書き状態であることに対応する。縦書き状態とは、例えば図11(A)に示されるコメントスタンプ163のように、文字列の配列方向と各文字の上下方向とを一致させた状態である。コメントアイコン155は、コメント画像が文字列を囲う輪郭線を有することに対応する。但し、コメント画像の属性は、これらに限定されない。
一方、S31〜S33で図柄タブ152が選択タブに決定された場合、図10(B)に示されるスタンプ選択画面150がディスプレイ53に表示される。図10(B)に示されるスタンプ選択画面150は、切替オブジェクトの一例であるコメントタブ151及び図柄タブ152と、図柄オブジェクトの一例である図柄アイコン157、158、159とを含む。図柄アイコン157〜159は、メモリ62に記憶された複数の図柄画像データの1つに対応する。図10(B)に示されるスタンプ選択画面150は、図柄画面の一例である。
端末プログラム65は、図10(A)に示される図柄タブ152の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S35:タブ)、図10(B)に示されるスタンプ選択画面150を、図10(A)に示されるスタンプ選択画面150に代えてディスプレイ53に表示させる(S36→S34)。同様に、端末プログラム65は、図10(B)に示されるコメントタブ151の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S35:タブ)、図10(A)に示されるスタンプ選択画面150を、図10(B)に示されるスタンプ選択画面150に代えてディスプレイ53に表示させる(S36→S34)。また、端末プログラム65は、新たに選択されたタブを示すように、メモリ62に記憶された直前タブ情報を更新する。これらの処理は、スタンプ選択画面150を属性画面及び図柄画面の一方の画面から他方の画面に切り替える切替処理の一例である。
また、端末プログラム65は、例えばコメントアイコン154の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S35:スタンプ&S37:Yes)、図9(B)に示されるコメント入力画面を、スタンプ編集画面及びスタンプ選択画面150に代えてディスプレイ53に表示させる(S39)。そして、端末プログラム65は、コメント入力画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S40)。S39、S40の処理は、S27、S28の処理と同様である。
次に、端末プログラム65は、例えば、入力I/F54を通じて文字列“今年もよろしく”の入力を受け付ける。次に、端末プログラム65は、[完了]アイコン143の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S40:Yes)、図11(A)に示されるように、入力された文字列“今年もよろしく”を示すコメントスタンプ163を、コメントアイコン154に対応する属性“縦書き状態”に従って生成する。そして、端末プログラム65は、生成したコメントスタンプ163をテンプレート画像121上の所定の位置に合成する(S41)。S39〜S41の処理は、第1合成処理の一例である。
次に、端末プログラム65は、図11(A)に示されるスタンプ編集画面を、コメント入力画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S42)。スタンプ編集画面は、コメントスタンプ163が合成されたテンプレート画像121と、テンプレート画像121に重ねられた領域指示画像122と、[スタンプ追加]アイコン161と、[決定]アイコン162とを含む第4画面の一例である。なお、差出人/コメント合成処理が既に実行されている場合、スタンプ編集画面に表示されるテンプレート画像には、領域指示画像122の位置に差出人画像或いはコメント画像が合成されている。そして、端末プログラム65は、スタンプ編集画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S43)。ステップS42の処理は、第4表示処理の一例である。
次に、端末プログラム65は、例えばコメントスタンプ163の編集を指示するユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S43:スタンプ)、スタンプ編集処理を実行する(S44)。スタンプ編集処理は、入力I/F54を通じたユーザの編集操作に従って、テンプレート画像121に合成されたコメントスタンプ163或いは不図示の図柄スタンプを編集する処理である。図6を参照して、スタンプ編集処理の詳細を説明する。
[スタンプ編集処理]
まず、端末プログラム65は、コメントスタンプ163の位置をタップするユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S51:Yes&S52:Yes)、コメント入力画面をスタンプ編集画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S53)。S53で表示されるコメント入力画面は、コメントスタンプ163を構成する文字列“今年もよろしく”が文字列表示領域142に既に表示されている点において、図9(B)と相違する。そして、端末プログラム65は、文字列表示領域142に表示された文字列を編集するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S54)。
まず、端末プログラム65は、コメントスタンプ163の位置をタップするユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S51:Yes&S52:Yes)、コメント入力画面をスタンプ編集画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S53)。S53で表示されるコメント入力画面は、コメントスタンプ163を構成する文字列“今年もよろしく”が文字列表示領域142に既に表示されている点において、図9(B)と相違する。そして、端末プログラム65は、文字列表示領域142に表示された文字列を編集するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S54)。
次に、端末プログラム65は、例えば、文字列“今年もよろしく”の末尾に“!”を追加するユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付ける。そして、端末プログラム65は、[完了]アイコン143の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、図11(B)に示されるように、編集後の文字列“今年もよろしく!”を示すコメントスタンプ164を、コメントスタンプ163に代えてテンプレート画像121に合成する。また、端末プログラム65は、コメントスタンプ164を指定状態にする(S55)。指定状態とは、コメントスタンプ164に対応付けられた編集アイコン165、166、167がスタンプ編集画面に表示された状態である。
そして、端末プログラム65は、図11(B)に示されるスタンプ編集画面を、コメント入力画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S42)。図11(B)に示されるスタンプ編集画面は、コメントスタンプ163に代えてコメントスタンプ164がテンプレート画像121に合成され、コメントスタンプ164の周囲に編集アイコン165〜167が表示されている点において、図11(A)と相違する。編集アイコン165はコメントスタンプ164を回転させる指示に対応し、編集アイコン166はコメントスタンプ164を拡大或いは縮小させる指示に対応し、編集アイコン167はコメントスタンプ164を削除する指示に対応する。
また、端末プログラム65は、図11(B)の背景領域をタップするユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S56:Yes)、コメントスタンプ164の指定状態を解除して(S57)、編集アイコン165〜167が非表示にされたスタンプ編集画面をディスプレイ53に表示させる(S42)。背景領域とは、例えば、テンプレート画像121上で、且つコメントスタンプ164及び編集アイコン165〜167と異なる領域を指す。
また、端末プログラム65は、図11(B)の編集アイコン165の位置からのスライド操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S58:Yes)、図12(A)に示されるように、テンプレート画像121上でコメントスタンプ164を回転させて(S59)、回転後のコメントスタンプ164を含むコメント編集画面をディスプレイ53に表示させる(S42)。編集アイコン165に対するユーザ操作は、コメントスタンプ164の回転を指示する編集操作の一例である。
より詳細には、端末プログラム65は、編集アイコン165の位置にタッチされた入力媒体のスライド方向(例えば、時計回り/反時計回り)に、コメントスタンプ164を回転させる。コメントスタンプ164の回転角は、スライド量が多いほど大きくなる。さらに、端末プログラム65は、図11(B)のコメントスタンプ164の回転角が閾値角(例えば、45°)以上になったことに応じて、図12(A)に示されるように、コメントスタンプ165に含まれる文字列を縦書き状態から横書き状態に切り替える。
また図示は省略するが、端末プログラム65は、図12(A)に示されるコメントスタンプ164を閾値角以上回転させたことに応じて、図11(B)に示されるように、コメントスタンプ164に含まれる文字列を横書き状態から縦書き状態に切り替える。すなわち、端末プログラム65は、編集アイコン165に対するユーザ操作に従って、コメントスタンプ164を回転させると共に、コメントスタンプ164に含まれる文字列を縦書き状態及び横書き状態の一方から他方に切り替える。
また、端末プログラム65は、図11(B)の編集アイコン166の位置からのスライド操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S60:Yes)、図12(B)に示されるように、コメントスタンプ164のサイズを変更して(S61)、サイズ変更後のコメントスタンプ164を含むコメント編集画面をディスプレイ53に表示させる(S42)。編集アイコン166に対するユーザ操作は、テンプレート画像121上におけるコメントスタンプ164の拡大或いは縮小を指示する編集操作の一例である。
より詳細には、端末プログラム65は、編集アイコン166の位置にタッチされた入力媒体のスライド方向(例えば、コメントスタンプ164の中心から遠ざかる方向/コメントスタンプ164に近づく方向)に、コメントスタンプ164を拡大或いは縮小させる。なお、コメントスタンプ164のサイズの変化率は、スライド量が大きいほど大きくなる。さらに、端末プログラム65は、変更後のコメントスタンプ164のサイズに合わせて、コメントスタンプ164に含まれる文字列のサイズを拡大或いは縮小する。
また、端末プログラム65は、図11(B)の編集アイコン167の位置のタップ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、スタンプ編集画面からコメントスタンプ164を削除する。編集アイコン167に対するユーザ操作は、テンプレート画像121上におけるコメントスタンプ164の削除を指示する編集操作の一例である。
さらに、端末プログラム65は、図11(B)のコメントスタンプ164の位置からのスライド操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、図13(A)に示されるように、テンプレート画像121上において、スライド方向に沿ってコメントスタンプ164を移動させる。すなわち、コメントスタンプ164の位置をタッチした入力媒体がスライドされた場合に、当該入力媒体が表示画面から離間した位置にコメントスタンプ164を移動させる。コメントスタンプ164の位置のドラッグ操作は、テンプレート画像121上におけるコメントスタンプ164の移動を指示する編集操作の一例である。
このように、スタンプ編集処理が実行される度に、スタンプ編集画面に表示されるコメントスタンプ164の表示態様が変更される。すなわち、端末プログラム65は、ステップS44の後のステップS42において、編集されたコメントスタンプ164を含むテンプレート編集画面を表示させる。なお、端末プログラム65は、追加、移動、回転、拡大されたコメントスタンプ164が、テンプレート画像121上の領域指示画像122、差出人画像、或いはコメント画像に重なることを、許容してもよいし、禁止してもよい。
一方、端末プログラム65は、例えば、図10(B)に示される図柄アイコン157の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S35:スタンプ&S37:No)、指定された図柄アイコン157に対応する図柄画像データをメモリ62から読み出し、読み出した図柄画像データで示される図柄スタンプをテンプレート画像121上の所定の位置に合成して(S38)、S42以降の処理を実行する。S38の処理は、第4合成処理の一例である。
また、端末プログラム65は、スタンプ編集画面に表示された図柄スタンプの位置をタップするユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S51:Yes&S52:No)、S53、S54の処理を実行することなく、図柄スタンプを指定状態にする(S55)。その他の編集操作に対応する図柄スタンプの編集内容は、文字列の編集を除いて、コメントスタンプ164の場合と同様である。
また、端末プログラム65は、スタンプ編集画面の[スタンプ追加]アイコン161の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、ステップS41以降の処理を実行する。さらに、端末プログラム65は、図11(B)の[決定]アイコン162の位置の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S43:決定)、図13(B)に示されるテンプレート編集画面を、スタンプ編集画面に代えてディスプレイ53に表示させる(S13)。
また、端末プログラム65は、テンプレート編集画面のフォントアイコン123の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、文字列のフォントを切り替える。また、端末プログラム65は、テンプレート編集画面の[保存]アイコン125の位置のタップ操作を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて、編集画像データをメモリ62に記憶させる。さらに、端末プログラム65は、ユーザの指示に基づいて、メモリ62に記憶された編集画像データを読み出し、当該編集画像データで示される編集画像を含むテンプレート編集画面をディスプレイ53に表示させてもよい。
また、端末プログラム65は、テンプレート編集画面の[印刷]アイコン126の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S14:印刷)、通信I/F55を通じてMFP10に印刷指示情報を送信する(S16)。印刷指示情報は、編集画像をハガキの通信面に印刷する印刷動作をMFP10に実行させるための情報である。印刷指示情報は、編集画像データを含む。S16の処理は、印刷指示処理の一例である。
一方、図示は省略するが、MFP10の装置プログラム35は、通信I/F25を通じて情報処理端末50から印刷指示情報を受信する。そして、装置プログラム35は、受信した印刷指示情報に従った印刷動作をプリンタ11に実行させる。すなわち、プリンタ11は、印刷指示情報に含まれる編集画像データで示される編集画像を、ハガキに印刷する。なお、S16でMFP10に実行させる動作は印刷動作に限定されず、例えば、編集画像データをFAX送信するFAX送信動作でもよいし、不図示の装着部に装着された記憶媒体に編集画像データを記憶させる記憶動作であってもよい。
[本実施形態の作用効果]
上記の実施形態によれば、差出人/コメント合成処理で差出人画像137をテンプレート画像121に合成し、スタンプ合成処理でコメントスタンプ163をテンプレート画像121に合成することができる。また、S41でコメントスタンプ163を合成した後の差出人/コメント合成処理において、S22&S23の処理がスキップされる。これにより、コメントスタンプ163、差出人画像137の順に、各画像をテンプレート画像121に合成する場合のユーザ操作を簡素化することができる。
上記の実施形態によれば、差出人/コメント合成処理で差出人画像137をテンプレート画像121に合成し、スタンプ合成処理でコメントスタンプ163をテンプレート画像121に合成することができる。また、S41でコメントスタンプ163を合成した後の差出人/コメント合成処理において、S22&S23の処理がスキップされる。これにより、コメントスタンプ163、差出人画像137の順に、各画像をテンプレート画像121に合成する場合のユーザ操作を簡素化することができる。
また、上記の実施形態によれば、コメントアイコン153〜155の1つをユーザに選択させることによって、所望の属性に従って生成されたコメントスタンプ163をテンプレート画像121に合成することができる。なお、コメントスタンプ163の属性とは、例えば、コメントスタンプ163に含まれる文字列の配列方向(例えば、縦書き、横書き)、及び文字列を枠で囲うか否かに限定されず、文字列を囲う枠の形状、コメントスタンプ163に含めることが可能な文字の数、或いは文字列のフォントタイプ等であってもよい。
また、上記の実施形態によれば、スタンプアイコン124或いは[スタンプ追加]アイコン161を通じて、スタンプ合成処理を繰り返し実行することができる。すなわち、テンプレート画像121には、複数のコメントスタンプ及び図柄スタンプを合成することができる。そして、最初に表示されるスタンプ選択画面150は、コメントタブ151が選択された状態になっている。これにより、テンプレート画像121へのコメントスタンプの合成をユーザに促すことができる。
また、上記の実施形態によれば、ユーザの指示に従ってコメントスタンプ164を編集することができる。これにより、ユーザが所望するコメントスタンプ164をテンプレート画像121に合成することができる。一例として、コメントスタンプ164の回転に合わせて、コメントスタンプ164に含まれる文字列が縦書き状態及び横書き状態の一方から他方に切り替えられる。これにより、ハガキを受け取った人にとって文字列が読みやすいように、テンプレート画像121上にコメントスタンプ164を合成することができる。他の例として、コメントスタンプ164のサイズに合わせて文字のサイズが拡大或いは縮小される。これにより、テンプレート画像121に合成されたコメントスタンプ164において、文字列がはみ出したり、文字列が見にくくなったりすることが抑制される。
さらに他の例として、スタンプ編集画面に領域指示画像122を表示させることによって、領域指示画像122の位置を確認しながらコメントスタンプ164を移動させることができる。これにより、差出人画像137を合成する前にコメントスタンプ164を編集する場合において、コメントスタンプ164と差出人画像137とが重なった状態でテンプレート画像121に合成されることを抑制することができる。
また、上記の実施形態のMFP10及び情報処理端末50において、メモリ32、62に記憶された各種プログラムがCPU31、61によって実行されることによって、本発明のコントローラが実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、コントローラの構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路等のハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明は、MFP10及び情報処理端末50として実現できるだけでなく、MFP10及び情報処理端末50に処理を実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、当該プログラムは、non−transitoryな記録媒体に記録されて提供されてもよい。non−transitoryな記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM等の他、通信ネットワーク101を通じてMFP10及び情報処理端末50に接続可能なサーバに搭載されたメモリを含んでもよい。そして、サーバのメモリに記憶されたプログラムは、当該プログラムを示す情報或いは信号として、インターネット等の通信ネットワーク101を通じて配信されてもよい。
10・・・MFP
11・・・プリンタ
50・・・情報処理端末
53・・・ディスプレイ
54・・・入力I/F
55・・・通信I/F
61・・・CPU
62・・・メモリ
65・・・端末プログラム
11・・・プリンタ
50・・・情報処理端末
53・・・ディスプレイ
54・・・入力I/F
55・・・通信I/F
61・・・CPU
62・・・メモリ
65・・・端末プログラム
Claims (9)
- ディスプレイと、入力インタフェースとを備える情報処理端末によって実行可能なプログラムであって、
該プログラムは、テンプレート画像、追加指示オブジェクト、及び前記テンプレート画像に重ねられた領域指示オブジェクトを含む第1画面を、前記ディスプレイに表示させる第1表示処理を前記情報処理端末に実行させ、前記テンプレート画像は、ハガキの通信面に印刷される画像であり、前記追加指示オブジェクトは、文字列を示すコメント画像を前記テンプレート画像に合成させる指示に対応し、前記領域指示オブジェクトは、前記テンプレート画像上において、前記ハガキの差出人を示す差出人画像及び前記コメント画像の一方を合成可能な領域を示し、
該プログラムは、
前記追加指示オブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記入力インタフェースから文字列の入力を受け付け、入力された文字列を示す前記コメント画像を、前記テンプレート画像に合成する第1合成処理と、
前記領域指示オブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像に前記コメント画像を合成済みか否かを判断する第1判断処理とを前記情報処理端末に実行させ、
前記第1判断処理で合成済みでないと判断したことに応じて、
差出人オブジェクト及びコメントオブジェクトを含む第2画面を、前記ディスプレイに表示させる第2表示処理と、
前記差出人オブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像の前記領域指示オブジェクトの位置に前記差出人画像を合成する第2合成処理と、
前記コメントオブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像の前記領域指示オブジェクトの位置に前記コメント画像を合成する第3合成処理とを前記情報処理端末に実行させ、
前記第1判断処理で合成済みと判断したことに応じて、前記第2表示処理を実行することなく、前記第2合成処理を前記情報処理端末に実行させるプログラム。 - 該プログラムは、前記追加指示オブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、
各々が前記コメント画像の属性を示す複数の属性オブジェクトを含む第3画面を、前記ディスプレイに表示させる第3表示処理と、
複数の前記属性オブジェクトの1つを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、当該属性オブジェクトで示される前記属性に従って生成した前記コメント画像を、前記テンプレート画像に合成する前記第1合成処理とを前記情報処理端末に実行させる請求項1に記載のプログラム。 - 前記追加指示オブジェクトは、前記コメント画像或いは図柄を示す図柄画像を前記テンプレート画像に合成する指示に対応し、
前記第3画面は、複数の前記属性オブジェクトが表示された属性画面、及び各々が前記図柄画像に対応する複数の図柄オブジェクトが表示された図柄画面の一方の画面から他方の画面に切り替える切替オブジェクトを含み、
該プログラムは、
最初の前記第3表示処理において、前記属性画面を前記ディスプレイに表示させ、
前記切替オブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記第3画面を前記属性画面及び前記図柄画面の一方の画面から他方の画面に切り替える切替処理と、
前記図柄オブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、当該図柄オブジェクトに対応する前記図柄画像を、前記テンプレート画像に合成する第4合成処理とを前記情報処理端末に実行させる請求項2に記載のプログラム。 - 該プログラムは、前記第1合成処理を実行したことに応じて、
前記コメント画像が合成された前記テンプレート画像を含む第4画面を、前記ディスプレイに表示させる第4表示処理と、
前記第4画面上で前記コメント画像の編集を指示する編集操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、当該編集操作に従って前記テンプレート画像に合成された前記コメント画像を編集する編集処理とを前記情報処理端末に実行させる請求項1から3のいずれかに記載のプログラム。 - 該プログラムは、前記コメント画像の回転を指示する編集操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記コメント画像を回転させると共に、前記コメント画像に含まれる文字列を縦書き状態及び横書き状態の一方から他方に切り替え、前記縦書き状態は、文字列の配列方向と各文字の上下方向とを一致させた状態であり、前記横書き状態は、文字列の配列方向と各文字の上下方向とを交差させた状態である請求項4に記載のプログラム。
- 該プログラムは、前記コメント画像のサイズ変更を指示する編集操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記コメント画像のサイズを変更すると共に、変更後の前記コメント画像のサイズに合わせて、前記コメント画像に含まれる文字のサイズを拡大或いは縮小する請求項4又は5に記載のプログラム。
- 該プログラムは、
前記領域指示オブジェクトの位置に前記差出人画像或いは前記コメント画像が合成される前の前記第4表示処理において、前記テンプレート画像に重ねられた前記領域指示オブジェクトをさらに含む前記第4画面を、前記ディスプレイに表示させ、
前記コメント画像の移動を指示する編集操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、当該編集操作に従って前記テンプレート画像上における前記コメント画像の位置を変更する請求項4から6のいずれかに記載のプログラム。 - 前記情報処理端末は、通信インタフェースを備えており、
前記第1画面は、前記テンプレート画像を前記ハガキに印刷する指示に対応する印刷指示オブジェクトを含み、
該プログラムは、前記印刷指示オブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記通信インタフェースを通じてプリンタに印刷指示情報を送信する印刷指示処理を前記情報処理端末に実行させ、前記印刷指示情報は、画像が合成された前記テンプレート画像を前記ハガキに印刷することを指示する情報である請求項1から7のいずれかに記載のプログラム。 - ディスプレイと、
入力インタフェースと、
コントローラとを備える情報処理端末であって、
前記コントローラは、テンプレート画像、追加指示オブジェクト、及び前記テンプレート画像に重ねられた領域指示オブジェクトを含む第1画面を、前記ディスプレイに表示させる第1表示処理を実行し、前記テンプレート画像は、ハガキの通信面に印刷される画像であり、前記追加指示オブジェクトは、文字列を示すコメント画像を前記テンプレート画像に合成させる指示に対応し、前記領域指示オブジェクトは、前記テンプレート画像上において、前記ハガキの差出人を示す差出人画像及び前記コメント画像の一方を合成可能な領域を示し、
前記コントローラは、
前記追加指示オブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記入力インタフェースから文字列の入力を受け付け、入力された文字列を示す前記コメント画像を、前記テンプレート画像に合成する第1合成処理と、
前記領域指示オブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像に前記コメント画像を合成済みか否かを判断する第1判断処理とを実行し、
前記第1判断処理で合成済みでないと判断したことに応じて、
差出人オブジェクト及びコメントオブジェクトを含む第2画面を、前記ディスプレイに表示させる第2表示処理と、
前記差出人オブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像の前記領域指示オブジェクトの位置に前記差出人画像を合成する第2合成処理と、
前記コメントオブジェクトを指定する指定操作を前記入力インタフェースから受け付けたことに応じて、前記テンプレート画像の前記領域指示オブジェクトの位置に前記コメント画像を合成する第3合成処理とを実行し、
前記第1判断処理で合成済みと判断したことに応じて、前記第2表示処理を実行することなく、前記第2合成処理を実行する情報処理端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016128822A JP2018006894A (ja) | 2016-06-29 | 2016-06-29 | プログラム及び情報処理端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016128822A JP2018006894A (ja) | 2016-06-29 | 2016-06-29 | プログラム及び情報処理端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018006894A true JP2018006894A (ja) | 2018-01-11 |
Family
ID=60948122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016128822A Pending JP2018006894A (ja) | 2016-06-29 | 2016-06-29 | プログラム及び情報処理端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018006894A (ja) |
-
2016
- 2016-06-29 JP JP2016128822A patent/JP2018006894A/ja active Pending
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