JP2006293866A - 環境管理システムの運用方法及び環境管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】環境データの入力負担を軽減するとともに、正確性・信頼性の高い環境データの収集を可能とし、質の高い環境報告書の作成を支援することを可能とする。
【解決手段】サーバコンピュータ10とクライアントコンピュータ20とを含んで構成されるシステムにおいて、クライアントコンピュータ20が、特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための画面を表示し、対象フロン等入力画面に設けられているユーザインタフェースが操作されたのに応じて特定フロン等が一覧的に記載された画面を表示し、特定フロン等が一覧的に記載された画面に表示されている特定フロン等のいずれかがユーザインタフェースによって選択されると、選択された特定フロン等に関する情報を自動的に環境データを新規入力するための画面に入力するようにする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、コンピュータを用いて構成されるシステムに関し、とくに環境報告書の作成を支援するための技術に関する。
近年、社会全体の環境に対する意識や関心が高まっている。このような中で、企業等の事業者には、社会的責任(CSR(Corporate Social Responsibility))を強く意識した環境経営が求められるようになってきており、自らの事業活動における環境配慮の取り組み状況に関して積極的に情報を公開し、社会からの評価を受けていくための、環境コミュニケーション及び社会的説明責任が求められるようになってきている。
いわゆる環境報告書(Environmental Reporting)は、企業等の事業者が、環境コミュニケーションを促進し、環境保全に関する説明責任を果たしていくために、自らの環境保全に関する取組方針、取組内容、取組実績、将来の目標、環境への負荷の状況等を体系的に取りまとめ、これを広く社会に対して定期的に公表・報告するための媒体の一つである。
環境報告書には、事業者と社会の環境コミュニケーションツールとしての機能、事業者の社会に対する説明責任に基づく情報開示ツールとしての機能、及び事業者の社会とのプレッジ・アンド・レビュー(誓約と評価)による環境保全活動推進ツールとしての機能、といった「外部(社会的)」機能と、事業者自身の環境保全に関する方針・目標・行動計画等の策定・見直しのためのツールとしての機能、及び経営者や従業員の意識付け、行動促進のためのツールとしての機能といった「内部」機能の、2つの基本機能がある。ここでこのような環境報告書の上記機能が充分に発揮されるためには、環境報告書には、環境報告書作成の基準に則って作成され、その情報が正確で信頼性を有するとともに、事業活動の状況や方向性が正しく反映されていることが求められる。
特開2002−215846号公報 特許第3557989号公報 特許第3601466号公報
ところで、企業等の事業者による環境報告書の作成に際しては、まず環境報告書の作成に用いられるデータ(以下、環境データという)を収集することが必要であり、事業者の規模が大きいと、収集する環境データは膨大となる。また環境データは、環境法令等の各種法令や環境報告書ガイドライン等を参照しつつ適切な形で取得しなければならず、とくに規模の大きな事業者においては環境データを効率よく収集するための仕組みが必須となる。また昨今では、第三者レビューも盛んに実施されるようになっており、環境報告書の信頼性をより一層向上し、各事業所等の環境データが入力される箇所に環境データを正確かつ容易に入力できるようにするための仕組みも必要である。さらに環境データの入力は日常的な業務では無いため担当者が環境データの入力に習熟していないことが多く、また法改正等が行われる可能性もあり、担当者は毎回の入力に際し紙ベースのマニュアルや法令等を参照しなければならず、環境データの入力に際して多大な作業負担を強いられている。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたもので、環境データの入力負担を軽減するとともに、正確性・信頼性の高い環境データの収集を可能とし、質の高い環境報告書の作成を支援することができる環境管理システム及び環境管理システムの運用方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のうちの第1の請求項に記載の発明は、サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムの運用方法であって、前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための画面を表示する工程と、前記クライアントコンピュータが、前記対象フロン等入力画面に設けられているユーザインタフェースが操作されたのに応じて特定フロン等が一覧的に記載された画面を表示する工程と、前記クライアントコンピュータが、前記特定フロン等が一覧的に記載された画面に表示されている前記特定フロン等のいずれかがユーザインタフェースによって選択されたのに応じて、選択された特定フロン等に関する情報を前記環境データを新規入力するための画面に自動的に入力する工程とを有することとする。
本発明によれば、ユーザは一覧表示される対象フロンの一つを選択するだけで、対象フロン等の名称等を直接手入力することなく簡便に環境データを入力することができる。
本発明のうちの第2の請求項に記載の発明は、サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムの運用方法であって、前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための画面である対象フロン等入力画面を表示する工程と、前記クライアントコンピュータが、前記対象フロン等入力画面に設けられているユーザインタフェースが操作されたのに応じて、前記対象フロン等入力画面に設けられている名称入力欄に入力されている内容に対応する特定フロン等に関する情報を記載した検索結果一覧画面を表示する工程と、前記クライアントコンピュータが、前記特定フロン等一覧画面に表示されている前記特定フロン等のいずれかがユーザインタフェースによって選択されたのに応じて、選択された特定フロン等を前記対象フロン等入力画面に自動的に入力する工程とを有することとする。
このように、ユーザはフロン等の名称を入力して検索することにより一覧表示される検索結果一覧画面から対象フロンの一つを選択するだけで、対象フロン等の名称等を直接手入力することなく簡便に対象フロン等入力画面に自動的に入力することができる。
本発明のうちの第3の請求項に記載の発明は、サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムの運用方法であって、前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための画面を表示する工程と、前記クライアントコンピュータが、前記対象フロン等入力画面を介して新規入力された前記環境データの入力履歴の一覧と、前記環境データの夫々について設けられる、前記環境データの修正又は削除を行うための画面を表示させるためのユーザインタフェースと、が記載された画面である特定フロン等入力履歴画面を表示する工程と、前記クライアントコンピュータが、前記ユーザインタフェースに対する操作に応じて、前記環境データの修正又は削除を行うための前記画面を表示する工程とを有することとする。
本発明によれば、ユーザは環境データの入力履歴を一覧的に確認することができる。また環境データの入力履歴の一覧における個々の環境データについて設けられているユーザインタフェースを操作することにより環境データの修正又は削除を簡単に行うことができるため、ユーザは修正又は削除の対象となる環境データを確実に特定することができる。従って、ユーザは環境データの修正や削除を簡便かつ確実に行うことができる。
本発明のうちの第4の請求項に記載の発明は、サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムの運用方法であって、前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための一連の画面を表示する工程と、前記クライアントコンピュータが、前記一連の画面を表示するに際し、先行して表示された画面において行われた入力内容を後続する画面に表示する工程と、を有することとする。
このように、先行して表示された画面において行われた入力内容が後続する画面に表示されるため、ユーザは既に入力した内容を確認するためにいちいち前の画面に戻る必要が無い。このため、全体の流れを容易に視認することができ、ストレス無く円滑に入力作業を進めることができる。またその結果入力内容の正確性が向上し、環境データの信頼性が向上する。
本発明のうちの第5の請求項に記載の発明は、サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムであって、前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための画面を表示し、前記クライアントコンピュータが、前記対象フロン等入力画面に設けられているユーザインタフェースが操作されたのに応じて特定フロン等が一覧的に記載された画面を表示し、前記クライアントコンピュータが、前記特定フロン等が一覧的に記載された画面に表示されている前記特定フロン等のいずれかがユーザインタフェースによって選択されたのに応じて、選択された特定フロン等に関する情報を前記環境データを新規入力するための画面に自動的に入力することとする。
本発明のうちの第6の請求項に記載の発明は、サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムであって、前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための画面である対象フロン等入力画面を表示し、前記クライアントコンピュータが、前記対象フロン等入力画面に設けられているユーザインタフェースが操作されたのに応じて、前記対象フロン等入力画面に設けられている名称入力欄に入力されている内容に対応する特定フロン等に関する情報を記載した検索結果一覧画面を表示し、前記クライアントコンピュータが、前記特定フロン等一覧画面に表示されている前記特定フロン等のいずれかがユーザインタフェースによって選択されたのに応じて、選択された特定フロン等を前記対象フロン等入力画面に自動的に入力することとする。
本発明のうちの第7の請求項に記載の発明は、サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムであって、前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための画面を表示し、前記クライアントコンピュータが、前記対象フロン等入力画面を介して新規入力された前記環境データの入力履歴の一覧と、前記環境データの夫々について設けられる、前記環境データの修正又は削除を行うための画面を表示させるためのユーザインタフェースと、が記載された画面である特定フロン等入力履歴画面を表示し、 前記クライアントコンピュータが、前記ユーザインタフェースに対する操作に応じて、前記環境データの修正又は削除を行うための前記画面を表示することとする。
本発明のうちの第8の請求項に記載の発明は、サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムであって、前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための一連の画面を表示し、前記クライアントコンピュータが、前記一連の画面を表示するに際し、先行して表示された画面において行われた入力内容を後続する画面に表示することとする。
本発明によれば、環境データの入力負担を軽減するとともに、正確性・信頼性の高い環境データの収集を可能とし、質の高い環境報告書の作成を支援することができる。
以下、本発明の一実施形態につき詳細に説明する。図1に企業等の事業者において行われる環境報告書の作成に関する業務に利用されるシステムである環境管理システム1の概略構成を示している。環境管理システム1は、環境報告書の作成に用いられるデータ(以下、環境データという)を一元的に管理する。ここで環境データには、自動車燃料や電気、水、事務用紙等の使用量実績や古紙の再資源化量実績、一般廃棄物の再資源化量実績や処分量実績といった省エネ・省資源に関するデータ111、全社環境管理の達成状況(実績)に関するデータ112、廃棄物の発生量や再資源化量に関するデータ113、特定フロン等の使用状況に関するデータ114、PRTR(化学物質排出把握管理促進(Pollutant Release and Transfer Register))の取扱量に関する環境データ115、環境保全コストや環境保全対策に伴う経済効果といった環境会計に関するデータ116、環境報告書の作成に関するワークフローに関するデータ117、各種マスターに関するデータ118等の種類がある。
環境管理システム1によって一元的に管理される環境データには、全社・関連会社120、事業者に所属している事業所や室部、事業本部等、及びこれらの取り纏めを行っている事務局(以下、事業所等121という)、事業者における環境業務の取り纏めや啓発活動等を行っているCSR推進室122等の部門によってアクセスされる。ここでCSR推進室122は、環境データの取り纏めを行うとともに、取り纏めた環境データを事業者において運営されている環境総合委員会123に提供する部門である。また環境総合委員会123は、上記情報に基づいて環境行動計画の策定や取り組み結果を取り纏めた環境報告書を作成する部門である。
図2に環境管理システム1を構成しているハードウエアを示している。環境管理システム1は、サーバコンピュータ10と、事業所等121やCSR推進室122、全社・関連会社120等に設置され、通信ネットワーク5を介してサーバコンピュータ10と通信可能に接続しているクライアントコンピュータ20とを含んで構成されている。このうちサーバコンピュータ10及びクライアントコンピュータ20は、パーソナルコンピュータ、オフィスコンピュータ、メインフレーム等である。図3にサーバコンピュータ10又はクライアントコンピュータ20として用いられるコンピュータ30のハードウエアブロック構成の一例を示している。同図に示すコンピュータ30は、CPU31、RAM・ROM等のメモリ32、ハードディスクドライブ33、データ入力のためのユーザインタフェースとして機能するキーボードやマウス等の入力装置34、データを表示するためのユーザインタフェースとして機能するブラウン管ディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示装置35、通信ネットワーク5を通じて通信を行うための通信インタフェース36等を備えている。
図4に環境管理システム1を構成しているサーバコンピュータ10及びクライアントコンピュータ20において動作するソフトウエアを示している。サーバコンピュータ10では、データベースシステム110が動作している。データベースシステム110は、DBMS(DataBase Management System)であって、通信ネットワーク5を介して送られてくるクライアントコンピュータ20からの要求に応じて、データの登録や変更、削除、検索、参照等の機能を提供する。またデータベースシステム110の下では、各種のデータベースが管理されている。そのうちの一つである省エネ・省資源データベース11には、省エネ・省資源に関する環境データ111が管理されている。全社環境管理達成状況データベース12には、全社環境管理の達成状況(実績)に関する環境データ112が管理されている。廃棄物データベース13には、廃棄物の発生量や再資源化量に関する環境データ113が管理されている。特定フロン等使用状況データベース14には、特定フロン等の使用状況に関する環境データ114が管理されている。PRTRの取扱量データベース15には、PRTRの取扱量に関する環境データ115が管理されている。環境会計データベース16には、環境会計に関する環境データ116が管理されている。なお、環境会計とは、例えば、環境に配慮した商品開発又は工場の環境保全対策などからなる環境関連投資の経営に対する効果を集計して、バランスシートの形で示すものであり、コストを意識した「内部管理の強化」と、投資家向けの情報提供のための「企業の情報開示」の2つの目的をもつものである。ワークフローデータベース17には、環境報告書作成管理業務に関するワークフローに関する環境データ117が管理されている。マスターデータベース18には、各種マスターに関するデータ117が管理されている。
なお、データベースシステム110では、さらにユーザ認証を行うためのユーザIDやパスワード等の認証情報、認証情報とユーザの所属部門等のユーザに関する情報とを対応づけた情報であるユーザ管理情報、各種ドキュメントやマニュアル、法令・規定等、環境管理システム1において用いられる各種のデータを管理するためのデータベースが管理されている。
以上のように、本実施形態の環境管理システム1は、環境報告書の作成に関する情報をサーバコンピュータ10のデータベースシステム110において一元的に管理する構成である。このため、全てのクライアントコンピュータ20に最新の情報を迅速に提供することが可能である。
クライアントコンピュータ20では、オペレーティングシステム21上において、クライアントコンピュータ20のCPU31がメモリ32に記憶されているプログラムを実行することにより、集計処理等の各種処理を行う処理部22、データベースシステム110と通信を行う通信部23、入力装置34からデータを取得する機能である入力部24、表示装置35に各種の情報を表示する表示部25等の機能が実現されている。より具体的には、これらの機能は、例えば、上述のDBMS、HTML(Hypertext Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)等のWebページ記述言語によって記述されたドキュメントデータ、及びJava(登録商標)に関する各種プログラミングツールやCGI(Common Gateway Interface)等のプログラミング言語で記述されたプログラムデータ等によって実現されている。
次に、以上の構成からなる環境管理システム1の詳細な機能について、クライアントコンピュータ20の表示装置35に表示される画面を示しつつ詳述する。
<代表メニュー画面>
図5は環境管理システム1がクライアントコンピュータ20に表示する画面であり、ユーザに環境管理システム1の機能を選択させるための代表メニュー画面500である。なお、この代表メニュー画面500は、例えばユーザIDとパスワードの入力や、IDカードをIDカードリーダに読み取らせるといった、所定の認証手続きを経て、正当なユーザであると認証された場合に表示される。このように、環境管理システム1へのアクセスが、認証手続きを経た後に成されることで、環境データの信頼性を確保することができる。
代表メニュー画面500の中央上部には、環境方針の表示欄(以下、環境方針表示欄501という)が設けられている。環境方針表示欄501には、後述するマスター管理機能によって登録された環境方針が自動表示される。ここで、表示される環境方針の内容は、上述の認証操作の結果に応じて切り換えられる。すなわち、環境管理システム1は、認証手続きに際して取得したユーザID等のユーザ特定情報によってそのユーザの所属部門を取得し、取得した所属部門について設定されている環境方針を環境方針表示欄501に表示する。このように、ユーザの所属する部門について設定されている環境方針が、代表メニュー画面500に自動的に切換表示されることによって、ユーザに環境管理に対する理解を促して、環境管理に関する意識の徹底を図ることができる。
代表メニュー画面500の中央下部には、新着情報が表示される欄(以下、新着情報表示欄502という)が設けられている。新着情報表示欄502には、後述するマスター管理機能によって編集された情報が自動表示される。
代表メニュー画面500の左側には、複数の選択ボタン511〜518が設けられている。またその下には、当該代表メニュー画面500の仕様を表示させるためのボタン(以下、仕様表示ボタン519という)が設けられている。選択ボタン511〜518のうちの一つがユーザによって選択されると、その選択ボタンに関する処理が開始される。なお、「マスター管理」の選択ボタン518については、上記認証手続きにおいて所定の権限を持ったユーザであると判断された場合にのみ表示される。また仕様を表示させるためのボタン(以下、仕様表示ボタン519という)が選択されると、環境データの入力に関する各種の情報が表示される。
代表メニュー画面500の右側には、「環境関係規定・マニュアル類」に関する選択ボタン、「環境法令一覧」に関する選択ボタン、「環境情報」に関する選択ボタン、「環境教育」に関する選択ボタン、「環境相談窓口メール」の選択ボタン等、ユーザが各種の情報を参照する場合に選択する選択ボタン521〜525が設けられている。このうち、「環境関係規定・マニュアル類」の選択ボタン群521が選択されると、環境関係規定やマニュアルの内容が表示装置35に表示される。「環境法令一覧」に関する選択ボタン522が選択されると、該当の環境法令の内容が表示装置35に表示される。「環境情報」に関する選択ボタン523が選択されると、該当の環境情報が表示装置35に表示される。「環境教育」に関する選択ボタン524が選択されると、該当の環境教育に関する情報が表示装置35に表示される。なお、これらの選択ボタン521〜525が選択された場合に表示装置25に表示される内容はサーバコンピュータ10に格納されている。すなわち、選択ボタン521〜525が選択されたのに応じて、対応する内容が適宜サーバコンピュータ10からクライアントコンピュータ20にダウンロードされる。
「環境相談窓口メール」の選択ボタン525がクリックされると、環境相談窓口の電子メールアドレスが記載された電子メールの新規文書作成ウィンドウが自動表示される。ユーザは、このウィンドウ内に相談したい内容や問い合わせ内容等を書き込んだ後、この内容を送信する操作を行う。これによりユーザは環境相談窓口に相談や問い合わせをすることができる。このように、環境管理システム1のユーザは、代表メニュー画面500に対して所定の操作を行うことで、従来紙ベースで管理されていた環境関係規定・マニュアル類、環境法令、環境情報、環境教育等の情報に容易にアクセスすることができる。このため、ユーザは環境データの入力方法や入力項目の意味内容・構成等を容易に理解することができ、環境データの記載漏れや記載ミス等を防ぐことができる。また環境データの入力にかかる時間も短縮される。また従来、環境報告書の記載方法や環境データの入力方法がわからない場合、ユーザはCSR推進室122に問い合わせを行っていたが、上記情報を参照することでそのような問い合わせを行う必要が無くなり、CSR推進室122の業務負担も減らすことができる。また例えば規定や法令等は、適宜改正等がなされるが、そのような場合にはサーバコンピュータ10に格納されているデータを更新することにより環境管理システム1の全てのユーザが迅速に最新の規定や法令等を参照できる状態となる。
<エコオフィス>
図5の代表メニュー画面500における「エコオフィス」の選択ボタン511は、サーバコンピュータ10の省エネ・省資源データベース11において管理されるオフィスにおける省エネ・省資源に関する環境データの入力、修正、参照等を行う場合に選択される。図6は代表メニュー画面500において「エコオフィス」の選択ボタン511が選択された場合にクライアントコンピュータ20に表示される画面(以下、エコオフィスメニュー画面600という)である。
エコオフィスメニュー画面600には、環境データの入力・修正を行う場合に選択されるボタン(以下、入力・修正指示ボタン610という)、環境データの集計・出力を行う場合に選択されるボタン(以下、データ出力ボタン620という)、環境データの入力対象箇所一覧を表示させる場合に選択されるボタン(以下、対象箇所一覧表示指示ボタン630という)、環境データの入力に関する仕様を参照する場合に選択されるボタン(以下、仕様表示ボタン640という)が設けられている。
またエコオフィスメニュー画面600には、入力・修正指示ボタン610に付随して、環境データの入力・修正を行う年度を指定する欄(以下、年度指定欄611という)、及び入力箇所を指定する欄(以下、入力箇所指定欄612という)が設けられている。またデータ出力ボタン620に付随して、環境データの集計・出力を行う年度を指定する欄(以下、年度入力欄621という)、集計単位を指定する欄(以下、集計単位指定欄622という)、及び入力箇所を指定する欄(以下、入力箇所指定欄623という)が設けられている。
図7は、エコオフィスメニュー画面600において、入力・修正ボタン610が選択された場合に表示される画面(以下、エコオフィスデータ表示画面700という)である。エコオフィスデータ表示画面700の内容表示欄711には、省エネ・省資源データベース11に管理されている環境データ、例えば、自動車燃料や電気、水、事務用紙等の使用量実績や古紙の再資源化量実績、一般廃棄物の再資源化量実績や処分量実績等の環境データが表示される。なお、図7に示すように、エコオフィスデータ表示画面700には、この画面に設けられている入力設定ボタン713によって設定される定義やコメントの表示欄714が設けられている。なお、仕様ボタン715を選択することで、エコオフィスデータ表示画面700を利用した環境データの入力方法を参照することができる。帳票出力ボタン721は、帳票を出力する場合に選択される。またボタン722(以下、CSR推進室報告ボタン722という)は、省エネ・省資源に関する環境データを更新した旨の通知をCSR推進室122に対してする場合に選択される。
環境データの入力、すなわち、環境データの省エネ・省資源データベース11への登録は、ビル等の施設単位で環境データを入力するか(管理箇所別)、又は事業者に所属する事業所等の部門単位で一括して入力するか、のいずれかの入力方法により行うことができる。このうち、管理箇所別に環境データを入力する場合には、エコオフィスデータ表示画面700の左上に設けられている管理箇所別入力ボタン716を選択する。また環境データを一括入力したい場合には、エコオフィスデータ表示画面700の左上に設けられている一括入力ボタン717を選択する。
図8は管理箇所別入力ボタン714が選択された場合にクライアントコンピュータ20の表示装置35に表示される画面(以下、管理箇所別入力画面800という)である。管理箇所別入力画面800には、担当箇所811、管理No812(管理箇所)ごとの、走行距離や給油量等の入力欄813〜817が設けられている。また管理箇所別入力画面800には、上記入力欄813〜817とともに、省エネ・省資源データベース11に登録されている過去分の実績データを表示する欄(以下、過去実績表示欄816という)が表示される。ここで過去実績表示欄816に表示されている過去分の実績データは、管理箇所別入力画面800の表示に際し、クライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信された要求に応じて、サーバコンピュータ10からクライアントコンピュータ20に送信されたデータである。
このように、環境データの入力欄とともに過去に入力されてサーバコンピュータ10に記憶されている環境データが表示されることで、ユーザは過去に入力された環境データと対比しつつ、新たな環境データを入力することができる。また数値の大きさや単位が間違っていないかどうかを確認しつつ、環境データを入力することができるので、環境データの入力ミスを防ぐことができる。なお、入力した環境データを省エネ・省資源データベース11に登録する場合には、登録ボタン820を選択する。また既に登録されている環境データを削除したい場合には、削除ボタン821を選択する。
図9Aは登録ボタン820を選択することにより表示される登録確認画面900である。この画面の登録ボタン911を選択することにより、入力された環境データが省エネ・省資源データベース11に登録される。また図9Bは削除ボタン821を選択することにより表示される削除確認画面950である。この画面の削除ボタン951を選択することにより、入力された環境データが省エネ・省資源データベース11から削除される。
また管理箇所別入力画面800の仕様ボタン831を選択することで、管理箇所別入力画面800による環境データの入力方法をいつでも参照することができる。なお、図8には自動車燃料関係の管理箇所別入力画面800を例示しているが、電気、水、事務用紙等の使用量実績や古紙の再資源化量実績、一般廃棄物の再資源化量実績や処分量実績についての管理箇所別入力画面800についても同様に用意されており、これらも担当箇所、管理箇所ごとに環境データの入力欄が設けられる構成になっている。
図10は管理箇所別入力画面800において全月表示ボタン842が選択された場合に表示される画面(以下、全月表示画面1000という)である。このように、全月表示ボタン842を選択することで、省エネ・省資源データベース11に登録されている環境データを全月表示させることができる。
図11は、管理箇所別入力画面800における設定ボタン841が選択された場合に表示される画面(以下、管理箇所設定画面1100という)である。この画面の担当箇所、管理No(管理項目)等の入力欄1111〜1113に必要な内容を入力した後、新規登録ボタン1114を選択すると、管理箇所を追加することができる。また修正ボタン1115や削除ボタン1116を選択することで、既に登録されている管理箇所の修正や削除を行うことができる。
図12は、エコオフィスデータ表示画面700において一括入力ボタン717が選択された場合に表示される画面(以下、一括入力画面1200という)である。ユーザが、入力対象となる月を入力する欄(以下、対象月入力欄1211という)に、入力対象となる月を、修正のタイプを選択する欄(以下、修正タイプ選択欄1212という)に修正のタイプを指定した後、検索ボタン1213を選択すると、データ入力・修正確認画面1214が表示される。データ入力・修正確認画面1214には、ガソリン車や電気自動車、及びディーゼル車についての、走行距離や燃料使用量、燃費等の環境データを、月ごとに入力する欄(以下、一括入力欄1215という)が設けられている。一括入力欄1215に環境データが入力された状態で登録ボタン1221が選択されると、データ入力・修正確認画面1214に入力された環境データが省エネ・省資源データベース11に登録される。なお、データ入力・修正確認画面1214には、省エネ・省資源データベース11に登録されている過去の実績データが表示される。
このように過去の環境データが表示されることで、ユーザは新たに入力する環境データの評価を容易に行いつつ、環境データを入力することができる。また数値の桁や大きさ、単位が間違っていないかどうかを確認しながら環境データを入力することができる。これにより、環境データの入力ミスを防ぐことができる。
図13はエコオフィスデータ表示画面700において、入力設定ボタン713が選択された場合に表示される画面(以下、入力設定画面1300という)である。ユーザは、この画面を利用して、入力形式の設定1311やエコオフィスデータ表示画面700等に表示される定義1312やコメント1313を設定することができる。また一部の環境データについては管理項目を追加することが可能である(図13の例では自動車燃料関係に関して管理項目を追加することが可能)。なお、図13には自動車燃料関係、電気(オフィスのみ)に関する画面のみが示されているが、水(オフィスのみ)、事務用紙、古紙再資源化関係、一般廃棄物関係の夫々についての入力設定画面1300も設けられている。
入力設定画面1300に所定の内容が入力されて登録ボタンが選択されると、入力された内容で管理項目や定義、コメントの内容がサーバコンピュータに送信されてデータベースに登録される。
図6に示すエコオフィスメニュー画面600のデータ出力ボタン620は、環境データの集計結果を表示させる場合に選択される。集計結果を表示させる場合には、集計方法として、対象年度、集計単位、集計箇所を指定することができる。この場合、対象年度は年度入力欄621に、集計単位は集計単位指定欄622に、集計箇所(集計単位が全社の場合は無効である)は入力箇所指定欄623に、夫々指定する。クライアントコンピュータ20は、入力された集計方法をサーバコンピュータ10に送信する。サーバコンピュータ10は、送信されてくる集計方法を受信すると、その集計方法に従って省エネ・省資源データベース11に格納されている環境データを集計し、その集計結果をクライアントコンピュータ20に送信する。そしてクライアントコンピュータ20は、集計結果を受信するとこれを表示装置35に表示する。このように、ユーザは、環境データの集計対象となる年度、環境データの集計単位、及び環境データの集計箇所のうちの少なくともいずれかの集計方法を選択し、選択した集計方法に従って集計された集計結果を参照することができる。このため、ユーザは個々のニーズに合わせて環境データを様々な視点で評価・参照することができる。
図14Aは、集計年度を2004年に、集計単位を事業所に設定した場合に、クライアントコンピュータ20の表示装置35に表示される画面(以下、データ出力画面(事業所)1400という)である。また図14Bは、集計年度を2004年に、集計単位を事業所本部に設定した場合に表示装置35に表示される画面(以下、データ出力画面(事業所本部)1410という)である。また図14Cは、集計年度を2004年に、集計単位を全社に設定した場合に表示装置35に表示される画面(以下、データ出力画面(事業所本部)1420という)である。これらの画面は、サーバコンピュータ10の省エネ・省資源データベース11の内容に基づいて作成されたものである。
このように、ユーザは、エコオフィスメニュー画面600のデータ出力ボタン620を選択するだけで、省エネ・省資源データベース11に管理されている環境データの集計結果を、多彩な出力形式によって確認することができる。またこれら各画面に設けられている、グラフ表示ボタン1401,1411,1421や帳票出力ボタン1402,1412,1422を利用することで、容易にグラフ(例えば経年変化のグラフ)で表示させたり帳票出力させたりすることができる。なお、図14A〜図14Cに示すデータ出力画面1400,1410,1420には、自動車燃料関係、電気(オフィスのみ)に関する画面のみが示されているが、水(オフィスのみ)、事務用紙、古紙再資源化関係、一般廃棄物関係の夫々についてのデータ出力画面も同様に設けられる。
図15は、エコオフィスメニュー画面600において、対象箇所一覧表示指示ボタン630が選択された場合に表示される画面(以下、対象箇所一覧画面1500という)である。このように、ユーザは、クライアントコンピュータ20を操作して、環境データの入力対象となっている事業所を容易に確認することができる。従って自分が入力すべき環境データであるのかどうかを容易に確認することができる。
<全社環境管理目標>
図5の代表メニュー画面500における「全社環境管理目標」の選択ボタン512は、サーバコンピュータ10の全社環境管理環境データベース12において管理される環境管理目標達成状況に関する環境データの入力、修正、参照等を行う場合に選択される。図16は、代表メニュー画面500において「全社環境管理目標」の選択ボタン512が選択された場合にクライアントコンピュータ20に表示される画面(以下、全社環境管理目標メニュー画面1600という)である。全社環境管理目標メニュー画面1600には、全社環境管理目標達成状況に関する画面(以下、全社環境管理目標達成状況画面1610という)、火力・原子力発電所環境データに関する画面(以下、火力・原子力発電所環境データ画面1620という)が含まれる。
全社環境管理目標達成状況画面1610には、環境データの入力・修正を行う場合に選択されるボタン(以下、入力・修正指示ボタン1611という)、環境データの集計・出力を行う場合に選択されるボタン(以下、データ出力ボタン1612という)、環境データの入力対象箇所一覧を表示させる場合に選択されるボタン(以下、対象箇所一覧表示指示ボタン1613という)が設けられている。
また全社環境管理目標達成状況画面1610には、入力・修正指示ボタン1611に付随して、環境データの入力・修正を行う年度を指定する欄(以下、年度指定欄1614という)が、またデータ出力ボタン1612に付随して、データの集計・出力を行う年度を指定する欄(以下、年度入力欄1615という)が設けられている。
図17は、全社環境管理目標達成状況画面1610において、入力・修正指示ボタン1611が選択された場合に表示される画面(以下、全社環境管理目標達成状況表示画面1700という)である。この画面のボタン1712(以下、CSR推進室報告ボタン1712という)は、環境データを更新した旨の通知をCSR推進室122に対してする場合に選択される。
図18は、全社環境管理目標達成状況表示画面1700に設けられているデータ入力1711ボタンが選択された場合に表示される画面(以下、環境データ入力画面1800という)である。同図に示すように、この画面には過去の環境データが表示される。ユーザは、新たに入力する環境データの評価を容易に行いつつ、環境データを入力することができる。また数値の桁や大きさ、単位が間違っていないかどうかを確認しながら環境データを入力することができる。これにより、環境データの入力ミスを防ぐことができ、環境データの信頼性が向上する。
同図に示す実績の欄1811(この場合「2004年」の欄)に環境データが入力された後、登録ボタン1812が選択されると、クライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に入力された環境データが送信され、環境データ入力画面1800に入力された環境データが全社環境管理達成状況データベース12に登録される。
図19は、図16に示す全社環境管理目標達成状況画面1610において、データ出力ボタン1612が選択された場合に表示される画面(以下、全社環境管理目標達成状況表示画面1900という)である。この画面に表示される内容は、サーバコンピュータ10の全社環境管理達成状況データベース12に登録されている内容であり、データ出力ボタン1612が選択されたのに応じてサーバコンピュータ10からクライアントコンピュータ20に送信されてくる。ユーザは全社環境管理目標達成状況表示画面1900によって、全社環境管理達成状況データベース12に管理されている環境データを容易に参照することができる。
図20は、図16に示す全社環境管理目標達成状況画面1610において、対象箇所一覧表示指示ボタン1613が選択された場合にクライアントコンピュータ20の表示装置35に表示される画面(以下、データ入力対象箇所一覧画面2000という)である。データ入力対象箇所一覧画面2000の内容は、サーバコンピュータ10のデータベースシステム110において管理されており、対象箇所一覧表示指示ボタン1613が選択されたのに応じてサーバコンピュータ10からクライアントコンピュータ20に送信されてくる。ユーザはデータ入力対象箇所一覧画面2000によって、データ入力対象箇所を容易に確認することができる。
図16に示すように、火力・原子力発電所環境データ画面1620には、環境データの入力・修正を行う場合に選択されるボタン(以下、入力・修正指示ボタン1621という)、環境データの集計・出力を行う場合に選択されるボタン(以下、データ出力ボタン1622という)、環境データの入力対象箇所一覧を表示させる場合に選択されるボタン(以下、対象箇所一覧表示指示ボタン1623という)が設けられている。
また火力・原子力発電所環境データ画面1620には、入力・修正指示ボタン1621に付随して、環境データの入力・修正を行う年度を指定する欄(以下、年度指定欄1624という)が設けられている。
図21は、火力・原子力発電所環境データ画面1620において、入力・修正指示ボタン1621が選択された場合に表示される画面(以下、火力・原子力発電所環境データ表示画面2100という)である。火力・原子力発電所環境データ表示画面2100に設けられている規定値入力・訂正ボタン2111が選択されると、図22に示す画面(以下、施設設定画面2200という)が表示される。ユーザは、この施設設定画面2200を利用して、環境データの入力対象となる施設を追加すること、及び、追加する施設についての法令、条例、協定による規定値を設定することができる。この画面に施設名や規制値等の必要な情報が入力されて、新規登録ボタン2211が選択されると、入力された施設名や規制値が全社環境管理達成状況データベース12に追加登録されて、以後その施設名についての環境データの設定ができるようになる。なお、ユーザは、施設設定画面2200の修正ボタン2212を選択することで、既に環境データの入力対象となっている施設名やその規制値を修正することができる。またユーザは、施設設定画面2200の削除ボタン2213を選択することで、既に環境データの入力対象となっている施設名やその規制値を削除することもできる。
図21に示す火力・原子力発電所環境データ表示画面2100に設けられているデータ入力ボタン2112が選択されると、図23に示す画面(以下、環境データ入力画面2300という)が表示される。同図に示す実績の欄2311(この場合「2004年」の欄)に環境データが入力された後、登録ボタン2312が選択されると、クライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に入力された環境データが送信され、環境データ入力画面2300に入力された環境データが全社環境管理達成状況データベース12に登録される。
ここで同図に示すように、この画面には各施設名について設定されている規制値や、過去の環境データが表示される。このように、環境データの入力欄とともに規制値が表示されることで、ユーザは規制値を確認しつつ、新たな環境データを入力することができる。また環境データの入力欄とともに過去の環境データが表示されることで、ユーザは新たに入力する環境データの評価を容易に行いつつ、環境データを入力することができる。また数値の大きさや桁、単位が間違っていないかどうかを確認しながら環境データを入力することができる。これにより、環境データの入力ミスを防ぐことができ、環境データの信頼性が向上する。
図24は、図16に示す火力・原子力発電所環境データ画面1620において、データ出力ボタン1622が選択された場合に表示される画面(以下、火力・原子力発電所環境データ表示画面2400という)である。この画面に表示される内容は、サーバコンピュータ10の全社環境管理達成状況データベース12に登録されている内容であり、データ出力ボタン1612が選択されたのに応じてサーバコンピュータ10からクライアントコンピュータ20に送信されてくる。ユーザは火力・原子力発電所環境データ表示画面2400によって、全社環境管理達成状況データベース12の環境データを容易に参照することができる。
図25は、図16に示す火力・原子力発電所環境データ画面1620において、対象箇所一覧表示指示ボタン1623が選択された場合にクライアントコンピュータ20の表示装置35に表示される画面(以下、データ入力対象箇所一覧画面2500という)である。データ入力対象箇所一覧画面2500の内容は、サーバコンピュータ10のデータベースに格納されており、対象箇所一覧表示指示ボタン1623が選択されたのに応じてサーバコンピュータ10からクライアントコンピュータ20に送信されてくる。ユーザはデータ入力対象箇所一覧画面2500によって、データ入力対象箇所を容易に確認することができる。
<廃棄物発生量・再資源化量>
図5の代表メニュー画面500における「廃棄物発生量・再資源化量」の選択ボタン513は、サーバコンピュータ10の廃棄物データベース13において管理される環境データの入力、修正、参照等を行う場合に選択される。図26は、代表メニュー画面500において「廃棄物発生量・再資源化量」の選択ボタン513が選択された場合にクライアントコンピュータ20に表示される画面(以下、廃棄物発生量・再資源化量メニュー画面2600という)である。
廃棄物発生量・再資源化量メニュー画面2600には、環境データの入力・修正を行う場合に選択されるボタン(以下、入力・修正指示ボタン2610という)、廃棄物発生量・再資源化量に関する環境データの集計・出力を行う場合に選択されるボタン(以下、データ出力ボタン2620という)、環境データの入力対象箇所一覧を表示させる場合に選択されるボタン(以下、対象箇所一覧表示指示ボタン2630という)、環境データの入力に関する仕様を参照する場合に選択されるボタン(以下、仕様表示ボタン2640という)が設けられている。
また廃棄物発生量・再資源化量メニュー画面2600には、入力・修正指示ボタン2610に付随して、環境データの入力・修正を行う年度を指定する欄(以下、年度指定欄2611という)、及び入力箇所を指定する欄(以下、入力箇所指定欄2612という)が設けられている。またデータ出力ボタン2620に付随して、環境データの集計・出力を行う年度を指定する欄(以下、年度入力欄2621という)、集計項目を指定する欄(以下、集計項目指定欄2622という)、集計単位を指定する欄(以下、集計単位指定欄2623という)、及び入力箇所を指定する欄(以下、入力箇所指定欄2624という)が設けられている。
図27は、廃棄物発生量・再資源化量メニュー画面2600において、入力・修正指示ボタン2610が選択された場合に表示される画面(以下、廃棄物発生量・再資源化量データ表示画面2700という)である。廃棄物発生量・再資源化量データ表示画面2700の内容表示欄2711には、廃棄物データベース13において管理されている環境データ、具体的には、所定の分類項目ごとの産業廃棄物発生量、中間処理対象量、処分量等の環境データが表示される。なお、内容表示欄2711は、ユーザが内容を容易に把握することができるように、項目別に色分けがされている。
内容表示欄2711には、当社廃棄物に関する環境データと事業者の発注先である請負事業者の廃棄物に関する環境データのいずれの環境データを表示するかを選択させるためのタブ2712,2713が設けられている。ユーザは、これらいずれかのタブ2712,2713を選択することにより、当社廃棄物に関する環境データと請負事業者の廃棄物に関する環境データのいずれかの環境データのみを内容表示欄2711に表示させることができる。なお、このように、本実施形態の環境管理システム1は、事業者が直接管理を行っている廃棄物に関する環境データのみならず、請負事業者の廃棄物に関する環境データの管理も行うことができる。
廃棄物発生量・再資源化量データ表示画面2700には、定義及びコメントの表示欄2714が設けられている。担当設定ボタン2715は、環境データの入力時に自動入力させる担当者、及び定義やコメントの表示欄2714の表示内容を設定する場合に選択される。収集運搬会社設定ボタン2716は、環境データの入力時に自動入力させる収集運搬会社を設定する場合に選択される。処分会社設定ボタン2717は、環境データの入力時に自動入力させる処分会社を設定する場合に選択される。仕様ボタン2718は、廃棄物発生量・再資源化量データ表示画面2700の仕様を参照したい場合に選択される。
環境データを新規入力する場合には、ユーザはデータ入力ボタン2716を選択する。廃棄物データベース13に管理されている特定の環境データを修正する場合、ユーザは、内容表示欄2711に表示されている個々の環境データに対応づけて設けられている修正ボタン2717を選択する。廃棄物データベース13に管理されている特定の環境データを削除する場合、ユーザは、内容表示欄2711に表示されている個々の環境データに対応付けて設けられている削除ボタン2718を選択する。このように、修正ボタン2717や削除ボタン2718が個々の環境データに対応づけて設けられているため、ユーザは修正対象又は削除対象となる環境データを確実に指定することができる。これにより操作ミスが防止され、環境データの信頼性を確保することができる。
ユーザは、当社排出分帳票出力ボタン1721を選択することで、当社排出分帳票出力についての帳票を出力させることができる。またユーザは、請負会社排出分帳票出力1722を選択することで、請負会社排出分帳票出力についての帳票を出力させることができる。またユーザは、ボタン1723(以下、CSR推進室報告ボタン1723という)を選択することで、廃棄物発生量・再資源化量に関する環境データを更新した旨の通知をCSR推進室122にすることができる。
図28は、廃棄物発生量・再資源化量データ表示画面2700におけるデータ入力ボタン2716が選択された場合にクライアントコンピュータ20の表示装置35に表示される画面(以下、新規入力開始画面2800という)である。ユーザは新規入力開始画面2800に設けられている担当名の入力欄2810に担当者名を入力する。また新規入力開始画面2800には、産業廃棄物等の処理手順を示すフローチャート2811が記載されている。ユーザはこのフローチャート2811を参照することにより、産業廃棄物等の再資源化の処理の流れの全体を視覚的に効率よく把握することができる。なお、フローチャート2811の構成要素(処理ブロック)の配色は、廃棄物発生量・再資源化量データ表示画面2700の内容表示欄2711の項目の配色に対応させてある。このため、ユーザはフローチャート2811の各構成要素を廃棄物発生量・再資源化量データ表示画面2700の内容表示欄2711の項目に容易に対応づけることができる。
新規入力開始画面2800の内容を確認した後、ユーザは次の画面に進むためにボタン2812を選択する。図29はボタン2812が選択された場合に表示される画面(以下、排出元選択画面2900という)である。ユーザは、この画面に設けられている選択欄2911に、排出元(当社排出分又は請負会社排出分)を設定する。なお、排出元選択画面2900の所定位置2920には、新規入力開始画面2800で入力された担当者名が表示される。ユーザは、排出元選択画面2900のボタン2912を選択することで、新規入力開始画面2800に戻ることができる。
図30は、排出元選択画面2900において、次の画面に進むためのボタン2913が選択された場合に表示される画面(以下、工事名等入力画面3000という)である。ユーザはこの工事名等入力画面3000の工事名の入力欄3011に工事名を入力する。このように、ユーザは、順番に表示される画面に対し、必要な情報を入力していくだけで、環境データを入力することができる。
なお、工事名等入力画面3000の所定位置3020には、新規入力開始画面2800、及び排出元選択画面2900において入力された担当者名、及び排出元が表示されており、ユーザは、これまでに行った入力内容を参照しつつ入力作業を進めることができる。このように先行する画面において行われた入力内容が後続する画面に表示されるため、ユーザは既に入力した内容を確認するためにいちいち前の画面に戻る必要が無い。このため、全体の流れを容易に視認することができ、ストレス無く円滑に入力作業を進めることができる。またその結果入力内容の正確性が向上し、環境データの信頼性が向上する。なお、ユーザは、工事名等入力画面3000のボタン3012を選択することで、排出元選択画面2900に戻ることができる。
図31は、工事名等入力画面3000において、次の画面に進むためのボタン3013が選択された場合に表示される画面(以下、区分選択画面3100という)である。ユーザは、区分選択欄3111に、区分(産業廃棄物又は有価発生物等)を設定する。なお、区分選択画面3100の所定位置3120には、新規入力開始画面2800、排出元選択画面2900、及び工事名等入力画面3000において入力された担当者名、排出元、及び工事名が表示される。ユーザは、区分選択画面3100のボタン3112を選択することで、工事名等入力画面3000に戻ることができる。
図32は、区分選択画面3100において、次の画面に進むためのボタン3113が選択された場合に表示される画面(以下、マニフェスト管理入力画面3200という)である。ユーザは、マニフェストデータに付与する整理番号を、整理番号の入力欄3211に入力し、交付年月日を交付年月日の設定欄3212に設定する。なお、マニフェスト管理入力画面3200の所定位置3220には、新規入力開始画面2800、排出元選択画面2900、工事名等入力画面3000、及び区分選択画面3100において入力された担当者名、排出元、工事名、及び区分が表示される。なお、ユーザはマニフェスト管理入力画面3200のボタン3212を選択することで、区分選択画面3100に戻ることができる。
図33は、マニフェスト管理入力画面3200において、ボタン3213が選択された場合に表示される画面(以下、運搬会社等選択画面3300という)である。収集運搬会社の入力欄3311には収集運搬会社が入力される。この入力に際し、ユーザは収集運搬会社一覧ボタン3312を選択することで、収集運搬会社の住所、許可番号、許可番号有効期限等の収集運搬会社に関する情報を確認することができる。処分会社の入力欄3313には処分会社が入力される。この入力に際し、ユーザは処分会社社一覧ボタン3314を選択することで、処分会社の住所、許可番号、許可番号有効期限等の処分会社に関する情報を確認することができる。処分終了年月日の入力欄3315には、処分終了年月日を入力する。最終処分年月日の欄3316には、最終処分年月日を入力する。
なお、運搬会社等選択画面3300の所定位置3320には、新規入力開始画面2800、排出元選択画面2900、工事名等入力画面3000、区分選択画面3100、及びマニフェスト管理入力画面3200において入力された担当者名、排出元、工事名、区分、及びマニフェスト整理番号交付年月日が表示される。ユーザは、運搬会社等選択画面3300のボタン3212を選択することで、マニフェスト管理入力画面3200に戻ることができる。
図34は、運搬会社等選択画面3300において、ボタン3313が選択された場合に表示される画面(以下、産業廃棄物等選択画面3400という)である。ユーザはこの画面に表示されている産業廃棄物等の中から、廃棄物及び再資源化したものを選択する。
なお、産業廃棄物等選択画面3400の所定位置3420には、新規入力開始画面2800、排出元選択画面2900、工事名等入力画面3000、区分選択画面3100、マニフェスト管理入力画面3200、及び運搬会社等選択画面3300において入力された担当者名、排出元、工事名、区分、マニフェスト整理番号交付年月日、収集運搬会社、処分会社、処分終了年月日、及び最終処分終了年月日が表示される。ユーザは、産業廃棄物等選択画面3400のボタン3412を選択することで、運搬会社等選択画面3300に戻ることができる。
図35は、産業廃棄物等選択画面3400において、次の画面に進むためのボタン3413が選択された場合に表示される画面(以下、販売事業本部限定画面3500という)である。販売事業本部(営業所)におけるユーザは、建築廃材の内訳を選択する。
なお、販売事業本部限定画面3500の所定位置3520には、新規入力開始画面2800、排出元選択画面2900、工事名等入力画面3000、区分選択画面3100、マニフェスト管理入力画面3200、運搬会社等選択画面3300、及び産業廃棄物等選択画面3400において入力された担当者名、排出元、工事名、区分、マニフェスト整理番号交付年月日、収集運搬会社、処分会社、処分終了年月日、最終処分終了年月日、及び選択産業廃棄物等が表示される。ユーザは、販売事業本部限定画面3500のボタン3512を選択することで、産業廃棄物等選択画面3400に戻ることができる。
図36は、販売事業本部限定画面3500において、次の画面に進むためのボタン3513が選択された場合に表示される画面(以下、石炭灰選択限定画面3600という)である。石炭灰選択限定画面3600は、産業廃棄物等選択画面3400において石炭灰が選択されている場合に表示される。産業廃棄物等選択画面3400では、石炭灰の性状及び内訳を選択する。湿灰の場合には、加湿率の入力欄3611に加湿率を入力する。
なお、石炭灰選択限定画面3600の所定位置3620には、新規入力開始画面2800、排出元選択画面2900、工事名等入力画面3000、区分選択画面3100、マニフェスト管理入力画面3200、運搬会社等選択画面3300、及び産業廃棄物等選択画面3400において入力された担当者名、排出元、工事名、区分、マニフェスト整理番号交付年月日、収集運搬会社、処分会社、処分終了年月日、最終処分終了年月日、及び選択産業廃棄物等が表示される。ユーザは、石炭灰選択限定画面3600のボタン3612を選択することで、販売事業本部限定画面3500に戻ることができる。
図37Aは、石炭灰選択限定画面3600において、次の画面に進むためのボタン3613が選択された場合に表示される画面(以下、発生量・再資源化量入力画面3700という)である。ユーザは、発生量・再資源化量入力画面3700により、産業廃棄物等についての発生量・再資源化量を入力する。発生量・再資源化量入力画面3700の上部3720には、新規入力開始画面2800、排出元選択画面2900、工事名等入力画面3000、区分選択画面3100、マニフェスト管理入力画面3200、運搬会社等選択画面3300、及び産業廃棄物等選択画面3400において入力された担当者名、排出元、工事名、区分、マニフェスト整理番号交付年月日、収集運搬会社、処分会社、処分終了年月日、最終処分終了年月日、及び選択産業廃棄物等が表示される。
発生量・再資源化量入力画面3700の下段3721には、産業廃棄物等の処理手順を示すフローチャートが記載されており、フローチャートの各構成要素に産業廃棄物等の発生量及び再資源化量の入力欄が設けられている。これら各入力欄のうち、入力欄3711には、産業廃棄物等の発生量を入力する。また入力欄3712には、産業廃棄物等の発生量のうち、中間処理をせず、かつ、再資源化を行わない分量を、また入力欄3713には、中間処理をせず、かつ直接再資源化を行う分量を入力する。一方、入力欄3714には、中間処理を行い、かつ、中間処理後に再資源化を行わない分量を、また入力欄3715には、中間処理を行い、かつ、中間処理後に再資源化を行う分量を入力する。入力欄3716には、入力欄3713及び入力欄3715に入力した分量の総量のうち、無償譲渡して再資源化する分量を入力する。また入力欄3717には、入力欄3713及び入力欄3715に入力した分量の総量のうち、自社内で再資源化する分量を入力する。また入力欄3718には、入力欄3713及び入力欄3715に入力した分量の総量のうち、有償譲渡して再資源化する分量を入力する。また入力欄3719には、入力欄3713及び入力欄3715に入力した分量の総量のうち、処理費を支払い再資源化する分量を入力する。
このように、発生量・再資源化量入力画面3700には、産業廃棄物等の発生量及び再資源化量の入力欄を、産業廃棄物等の処理手順を示すフローチャートの構成要素に設けている。このため、ユーザは入力しようとする発生量や再資源化量の位置づけや意味を視覚的に把握することができる。従って、入力ミスを減らすことができ、環境データの信頼性を向上することができる。
なお、産業廃棄物等の発生量及び再資源化量の入力に際し、換算係数の表示ボタン3730が選択されると、図37Bに示す画面(以下、換算係数の一覧画面3701という)が表示される。このように、産業廃棄物等の発生量及び再資源化量の入力に際し、ユーザは換算係数を参照することができる。これにより入力ミスを減らすことができ、環境データの信頼性を向上することができる。
備考入力欄3740には備考が入力される。ユーザは、発生量・再資源化量入力画面3700のボタン3732を選択することで、販売事業本部限定画面3500に戻ることができる。
図38は、発生量・再資源化量入力画面3700において、ボタン3733が選択された場合に表示される画面(以下、入力確認画面3800という)である。登録後終了ボタン3811が選択されると、入力された内容がクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信され、廃棄物データベース13に環境データとして登録される。登録後続けて入力ボタン3812が選択されると、入力された内容がクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信され、廃棄物データベース13に環境データとして登録された後、排出元選択画面2900が表示される。登録後は同じ工事名で違う廃棄物を入力するボタン3813が選択されると、排出元選択画面2900の入力内容及び工事名等入力画面3000の入力内容については前回入力された内容がそのまま採用されて、区分選択画面3100が表示される。なお、ボタン3813が選択された場合でも、戻るボタン3112を選択することで、工事名等入力画面3000や排出元選択画面2900に戻ることもできる。ユーザは、入力確認画面3800の戻るボタン3814を選択することで、発生量・再資源化量入力画面3700に戻ることができる。
なお、図28〜図38とともに説明した以上の処理は、環境データを新規に入力する場合についての処理であるが、廃棄物発生量・再資源化量データ表示画面2700の修正ボタン2717を選択した場合も同様の仕組みで処理が行われ、これにより環境データの修正を行うことができる。
図39は、廃棄物発生量・再資源化量メニュー画面2600において、データ出力ボタン2620が選択された場合に表示される画面(以下、廃棄物発生量・再資源化量データ出力画面3900という)である。この廃棄物発生量・再資源化量データ出力画面3900の内容は、データ出力ボタン2620が選択されたのに応じてサーバコンピュータ10から送信されてくる情報に基づくものであり、サーバコンピュータ10の廃棄物データベース12の内容に基づくものである。このように、ユーザは、データ出力ボタン2620を選択するだけで、廃棄物データベース12に管理されている最新の環境データの集計結果を、多彩な出力形式によって確認することができる。またグラフ表示ボタン3911や帳票出力ボタン3912を利用することで、ユーザは廃棄物発生量・再資源化量データ出力画面3900の内容をグラフ(例えば経年変化のグラフ)で表示させたり帳票出力させたりすることができる。
図40は、廃棄物発生量・再資源化量メニュー画面2600において、対象箇所一覧表示指示ボタン2630が選択された場合に表示される画面(以下、対象箇所一覧画面4000という)である。ユーザは、この画面を参照することで、データ入力対象箇所を容易に確認することができる。
<特定フロン等使用状況>
図5の代表メニュー画面500における「特定フロン等使用状況」の選択ボタン514は、サーバコンピュータ10の特定フロン等使用状況データベース14において管理される環境データの入力、修正、参照等を行う場合に選択される。図41は、代表メニュー画面500において「特定フロン等使用状況」の選択ボタン514が選択された場合にクライアントコンピュータ20に表示される画面(以下、特定フロン等使用状況メニュー画面4100という)である。
特定フロン等使用状況メニュー画面4100には、特定フロン等使用状況に関する環境データの入力・修正を行う場合に選択されるボタン(以下、入力・修正指示ボタン4110という)、環境データの集計・出力を行う場合に選択されるボタン(以下、データ出力ボタン4120という)、環境データの入力対象箇所一覧を表示させる場合に選択されるボタン(以下、対象箇所一覧表示指示ボタン4130という)、環境データの入力に関する仕様を参照する場合に選択されるボタン(以下、仕様表示ボタン4140という)が設けられている。
また特定フロン等使用状況メニュー画面4100には、入力・修正指示ボタン4110に付随して、環境データの入力・修正を行う年度を指定する欄(以下、年度指定欄4111という)、及び入力箇所を指定する欄(以下、入力箇所指定欄4112という)が設けられている。またデータ出力ボタン4120に付随して、環境データの集計・出力を行う年度を指定する欄(以下、年度入力欄4121という)、集計単位を指定する欄(以下、集計単位指定欄4122という)、及び入力箇所を指定する欄(以下、入力箇所指定欄4123という)が設けられている。
図42は、特定フロン等使用状況メニュー画面4100において、入力・修正指示ボタン4110が選択された場合に表示される画面(以下、特定フロン等使用状況データ表示画面4200という)である。この特定フロン等使用状況データ表示画面4200の内容表示欄4211には、特定フロン等使用状況データベース14において管理されている環境データ(特定フロンごとの装置充填量、在庫量、消費量)が表示される。ユーザは、関係会社等依頼帳票出力ボタン4212を選択することで、関係会社等に送付するための帳票を出力させることができる。またユーザは、ボタン4213(以下、CSR推進室報告ボタン4213という)を選択することで、特定フロン等使用状況に関する環境データを更新した旨の通知をCSR推進室122に対してすることができる。
特定フロン等使用状況データベース14に管理される環境データを新規に入力する場合には、特定フロン等使用状況データ表示画面4200において、データ入力ボタン4221を選択する。図43Aは、データ入力ボタン4221が選択された場合にクライアントコンピュータ20の表示装置35に表示される画面(以下、新規入力開始画面4300という)である。新規入力開始画面4300には、特定フロン等の調査範囲を参照するためのボタンである調査範囲一覧ボタン4311、及び対象物質を参照するためのボタンである対象フロン等一覧表ボタン4312が設けられている。図43Bは調査範囲一覧ボタン4311が選択された場合に表示される画面(以下、調査範囲一覧画面4350という)であり、図43Cは対象フロン等一覧表ボタン4312が選択された場合に表示される画面(以下、対象フロン等一覧画面4360という)である。ユーザは特定フロン等使用状況に関する環境データを新規に入力するにあたり、これらの画面を利用して調査範囲や対象フロン等を簡便に参照又は確認することができる。
図44Aは、新規入力開始画面4300において、次の画面に進むためのボタン4313が選択された場合に表示される画面(以下、対象フロン等入力画面4400という)である。この対象フロン等入力画面4400において、ユーザは、一覧表から選択する方法、又はフロン名・物質名・呼び名等か検索する方法によって、対象フロン等を入力することができる。図44Bは対象フロン等入力画面4400に設けられている対象フロン等一覧ボタン4411が選択された場合に表示される画面(以下、対象フロン等一覧画面4450という)である。ユーザはこの対象フロン等一覧画面4450から対象フロン等を指定した後、選択ボタン4451を選択することにより対象フロン等入力画面4400に対象フロン等を自動的に入力することができる。このように、ユーザは一覧表示される対象フロンの一つを選択するだけで、対象フロン等の名称等を直接手入力することなく簡便に対象フロン等入力画面4400に入力することができる。
図44Cは、名称入力欄4412にフロン等の名称(フロン名、物質名、呼び名等)を入力し、対象フロン等入力画面4400に設けられている検索ボタン4413が選択された場合に表示される画面(以下、検索結果一覧画面4460という)である。ユーザは、この検索結果一覧画面4460から対象フロン等を指定した後、選択ボタン4461を選択するだけで、対象フロン等を自動的に入力することができる。なお、対象フロン等入力画面4400の所定位置4420には、選択された対象フロン等が自動的に表示される。ユーザは、ボタン4416を選択することにより新規入力開始画面4300に戻ることができる。
図45Aは、対象フロン等入力画面4400において、次の画面に進むためのボタン4415が選択された場合に表示される画面(以下、区分・用途の選択画面4500という)である。この画面の区分の入力欄4511には、対象フロン等入力画面4400において選択した対象フロン等が該当する区分を、用途の入力欄4512には、対象フロン等入力画面4400において選択した対象フロン等が該当する用途を、夫々入力し、選択ボタン4513を選択して内容を確定する。なお、ユーザは、ボタン4514(以下、区分・用途対象外の定義ボタン4514という)を選択することで、特定フロン等の調査範囲の定義を参照することができる。区分・用途対象外の定義ボタン4514が選択された場合に表示される画面(以下、特定フロン等の調査範囲一覧画面4550という)を図45Bに示す。
区分・用途の選択画面4500の所定位置4520には、対象フロン等入力画面4400において選択された対象フロン等、及び当該区分・用途の選択画面4500において選択された区分・用途が自動的に表示される。このように先行する画面において行われた入力内容が後続する画面に表示されるため、ユーザは既に入力した内容を確認するためにいちいち前の画面に戻る必要が無い。このため、全体の流れを容易に視認することができ、ストレス無く円滑に入力作業を進めることができる。またその結果入力内容の正確性・信頼性が向上する。ユーザは、ボタン4516を選択することで、対象フロン等入力画面4400に戻ることができる。
図46は、区分・用途の選択画面4500において、次の画面に進むためのボタン4515が選択された場合に表示される画面(以下、取扱量の入力画面4600という)である。取扱量の入力画面4600の所定位置4620には、対象フロン等入力画面4400において選択された対象フロン等、及び区分・用途の選択画面4500において選択された区分・用途が自動的に表示される。
取扱量の入力画面4600の入力欄4611には、年度末において冷媒装置等の通常充填されている量(装置充填量)が入力される。取扱量の入力画面4600の入力欄4612には、所定の装置にフロン等を補充するために事前に購入しておいたが、未使用等のまま倉庫に保管されているフロン等の量が入力される。取扱量の入力画面4600の入力欄4613には、年度中にスプレー等によって使用した量、リーク量(補充量)、フロン等の使用設備の点検等で消費した量が入力される。取扱量の入力画面4600の入力欄4614には、特定フロン回収破壊法に基づき、フロン等を廃棄時に業者へ引き渡し破棄処理した量が入力される。ユーザはボタン4615を選択することで、特定フロン回収破壊法の概要を参照することができる。またユーザは、ボタン4622を選択することで、区分・用途の選択画面4500に戻ることができる。
図47は、取扱量の入力画面4600において、次の画面に進むためのボタン4621が選択された場合に表示される画面(以下、入力確認画面4700という)である。入力確認画面4700には、対象フロン等入力画面4400において選択された対象フロン等、区分・用途の選択画面4500において選択された区分・用途、取扱量の入力画面4600において入力された装置充填量、在庫量、消費量、回収破壊量が自動的に表示される。当該入力確認画面4700の登録後終了ボタン4711が選択されると、当該入力確認画面4700に表示されている内容がクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信されて特定フロン等使用状況データベース14に登録され、その後は特定フロン等使用状況データ表示画面4200に戻る。また当該入力確認画面4700の登録後続けて入力ボタン4712が選択されると、入力画面4600に表示されている内容がクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信されて特定フロン等使用状況データベース14に登録され、その後は再び対象フロン等入力画面4400に戻る。ボタン4713が選択されると取扱量の入力画面4600に戻る。
図48Aは、特定フロン等使用状況データ表示画面4200において、入力履歴・修正ボタン4222が選択された場合にクライアントコンピュータ20の表示装置35に表示される画面(以下、特定フロン等入力履歴画面4800という)である。この画面には、ユーザによって入力された特定フロン等使用状況に関する環境データの入力履歴が記載されている。ユーザは、この画面を参照することで、各環境データの入力日付、特定フロンの名称、区分、用途、装置充填量、在庫量、消費量、回収破壊量、入力者を確認することができる。
特定フロン等入力履歴画面4800に表示されている環境データを修正する場合、ユーザは該当の環境データについて設けられている修正ボタン4811を選択する。また特定フロン等入力履歴画面4800に表示されている環境データを削除する場合には、該当の環境データについて設けられている削除ボタン4812を選択する。
図48Bは、修正ボタン4811が選択された場合に表示される画面(以下、修正画面4850という)である。この修正画面4850及びこれに後続して表示される画面の仕様は、上述と同様である。ユーザはこの修正画面4850及びこれに後続して表示される画面を利用して特定フロン等使用状況データベース14に登録されている環境データを修正することができる。図48Cは、削除ボタン4812が選択された場合に表示される画面(以下、削除確認画面4860という)である。ユーザはこの削除確認画面4860を利用して環境データを削除することができる。
このように、ユーザは、入力履歴として表示されている個々の環境データについて設けられているユーザインタフェース(修正ボタン4811又は削除ボタン4812)を操作するだけで、環境データの修正又は削除を簡単に行うことができる。このため、環境データの修正や削除にかかるユーザの負担が少ない。またユーザインタフェースが入力履歴として表示されている個々の環境データについて設けられているため、ユーザは修正又は削除の対象となる環境データを確実に特定することができる。このため環境データの入力ミスが防止され、環境データの正確性・信頼性を向上することができる。なお、ユーザは、特定フロン等入力履歴画面4800において、特定フロン等一覧表ボタン4013を選択することにより、対象フロン等一覧画面4360を参照することができる。
図49は、特定フロン等使用状況データ表示画面4200において、昨年度実績4223ボタンが選択された場合に表示される画面(以下、特定フロン等使用状況・実績表示画面4900という)である。この特定フロン等使用状況・実績表示画面4900の表示内容は、昨年度実績4223ボタンが選択されたのに応じて、サーバコンピュータ10からクライアントコンピュータ20に送信されてくる情報であり、サーバコンピュータ10の特定フロン等使用状況データベース14において管理されている情報である。
このように、ユーザは、昨年度実績4223ボタンを選択することで、特定フロン等の使用状況及び実績を容易に参照することができる。ユーザは、特定フロン等使用状況・実績表示画面4900を利用して、新たに入力する特定フロン等使用状況に関する環境データの評価を行ったり、妥当性を確認したりすることができる。そしてこれにより環境データの正確性・信頼性を向上する。
図50は、特定フロン等使用状況メニュー画面4100において、データ出力ボタン4120が選択された場合に表示される画面(以下、特定フロン等使用状況データ出力画面5000という)である。この特定フロン等使用状況データ出力画面5000の表示内容は、データ出力ボタン4120が選択されたのに応じてサーバコンピュータ10から送信されてくる情報に基づくものであり、サーバコンピュータ10の特定フロン等使用状況データベース14の内容に基づくものである。このように、ユーザは、データ出力ボタン4120を選択するだけで、特定フロン等使用状況データベース14に管理されている最新の環境データの内容を参照することができる。またグラフ表示ボタン5011や帳票出力ボタン5012を利用することで、ユーザは特定フロン等使用状況データ出力画面5000の内容をグラフ(例えば経年変化のグラフ)で表示させたり帳票出力させたりすることができる。
図51は、特定フロン等使用状況メニュー画面4100において、対象箇所一覧表示指示ボタン4130が選択された場合に表示される画面(以下、対象箇所一覧画面5100という)である。ユーザは、この画面を参照することで、データ入力対象箇所を容易に確認することができる。
<PRTR取扱化学物質量>
図5の代表メニュー画面500における「PRTR取扱化学物質量」の選択ボタン515は、サーバコンピュータ10のPRTR取扱化学物質量データベース15において管理される環境データの入力、修正、参照等を行う場合に選択される。図52は、代表メニュー画面500において「PRTR取扱化学物質量」の選択ボタン515が選択された場合にクライアントコンピュータ20に表示される画面(以下、PRTR取扱化学物質量メニュー画面5200という)である。
PRTR取扱化学物質量メニュー画面5200には、PRTR取扱化学物質量に関する環境データの入力・修正を行う場合に選択されるボタン(以下、入力・修正指示ボタン5210という)、環境データの集計・出力を行う場合に選択されるボタン(以下、データ出力ボタン5220という)、環境データの入力対象箇所一覧を表示させる場合に選択されるボタン(以下、対象箇所一覧表示指示ボタン5230という)、環境データの入力に関する仕様を参照する場合に選択されるボタン(以下、仕様表示ボタン5240という)が設けられている。
またPRTR取扱化学物質量メニュー画面5200には、入力・修正指示ボタン5210に付随して、環境データの入力・修正を行う年度を指定する欄(以下、年度指定欄5211という)、及び入力箇所を指定する欄(以下、入力箇所指定欄5212という)が設けられている。またデータ出力ボタン5220に付随して、環境データの集計・出力を行う年度を指定する欄(以下、年度入力欄5221という)、集計項目を指定する欄(以下、集計項目指定欄5222という)が設けられている。
図53Aは、PRTR取扱化学物質量メニュー画面5200において、入力・修正指示ボタン5210が選択された場合に表示される画面(以下、PRTR取扱化学物質表示画面5300という)である。このPRTR取扱化学物質表示画面5300の内容表示欄5311には、PRTR取扱化学物質量データベース15において管理されている環境データ(事業所名、政令番号、取扱化学物質、特定第一種指定化学物質、取扱量(kg/年)、用途)が表示される。削減対策の取組状況報告ボタン5315は、削減対策の取組状況を報告する場合に選択される。
図53Bは削減対策の取組状況報告ボタン5315が選択された場合に表示される画面(以下、削減対策の取組状況報告入力画面5350という)である。排出量・移動量算出ソフトダウンロードボタン5312は、排出量・移動量算出ソフトをダウンロードして利用する場合に選択されるボタンである。帳票出力ボタン5313は、帳票を出力する場合に選択される。またボタン5314(以下、CSR推進室報告ボタン5314という)は、PRTR取扱化学物質量に関する環境データを更新した旨の通知をCSR推進室122に対してする場合に選択される。
PRTR取扱化学物質量メニュー画面5200において、内容表示欄5311の詳細入力欄5326に設けられている詳細入力ボタン5325は、年間取扱量が1tを超えている場合にのみ表示される。図53Aに示すPRTR取扱化学物質表示画面5300の内容表示欄5311では、「六価クロム化合物」の年間取扱量のみが1tを超えているので、「六価クロム化合物」の詳細入力欄5326にのみ詳細入力ボタン5325が表示される。このように、環境データが所定の条件を満たす場合にのみ詳細入力ボタン5325が表示されるため、ユーザに無駄なデータ入力を強いることが無く、ユーザの入力負担を軽減することができる。
図54は、PRTR取扱化学物質表示画面5300における詳細入力ボタン5325が選択された場合に表示される画面(以下、PRTR取扱化学物質詳細入力画面5400という)である。ユーザは、取扱製品名の記入欄5411に取扱製品名を入力する。排出量の記入欄5412には、大気、水域、土壌別に排出量を入力する。また移動量の記入欄5413には、下水道その他への取扱化学物質の移動量を入力する。このように、ユーザは、PRTR取扱化学物質量メニュー画面5200の内容表示欄5311に表示されている環境データについて、詳細入力ボタン5325の有無によって、詳細入力が可能であるかどうかを知ることができ、さらに詳細入力ボタン5325が表示されている場合には、これを選択することで、容易に詳細入力を行うことができる。このため、ユーザは、少ない労力で円滑に入力作業を行うことができる。
PRTR取扱化学物質量データベース15に管理されるPRTR取扱化学物質量に関する環境データを新規に入力する場合には、PRTR取扱化学物質表示画面5300において、データ入力ボタン5321を選択する。
図55は、データ入力ボタン5321が選択された場合にクライアントコンピュータ20の表示装置35に表示される画面(以下、新規入力開始画面5500という)である。新規入力開始画面5500には、PRTR取扱化学物質量に関する環境データを新規入力するにあたり理解しておくべき情報が記載されている。また新規入力開始画面5500には、取扱物質一覧表を表示させるためのボタン5511が設けられている。ユーザはこのボタン5511を選択することで、取扱物質を簡便に参照することができる。図56にボタン5511が選択された場合に表示される画面(以下、PRTR取扱化学物質一覧画面5600という)を示す。
図57Aは、新規入力開始画面5500において、次の画面に進むためのボタン5512が選択された場合に表示される画面(以下、対象化学物質選択画面5700という)である。ユーザは、事業所名の入力欄5711では、事業所名を選択して入力することができる。また事業所名の入力欄5711における選択対象として、該当事業所が存在しない場合、ユーザは、キーボード操作により入力欄5712に事業所名を入力する。なお、キーボード操作によって入力された事業所名は、クライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信されてサーバコンピュータ10において管理され、次回入力時には入力欄5711に選択対象として自動的に表示されるようになる。このように、入力欄5112は、事業所名の入力を受け付ける機能と、その事業所名を入力欄5711における選択対象として登録する機能との2つの機能を有している。
取扱化学物質一覧表ボタン5714は、取扱化学物質を一覧表から選択する方法により入力する場合に選択される。図57Bは、取扱化学物質一覧表ボタン5714が選択された場合に表示される画面(以下、取扱化学物質選択画面5750という)である。ユーザは選択欄5751を選択することにより取扱化学物質を選択した後、選択ボタン5752を選択することにより取扱化学物質を入力することができる。
取扱化学物質は、政令番号、物質名、グループ(第一種、特定第一種)を検索条件として設定することにより、取扱化学物質を検索して入力することもできる。図57Cは検索条件設定欄5715に検索条件を設定した後、検索ボタン5716が選択されることにより表示される画面(以下、検索結果表示画面5760という)である。ユーザは選択欄5751を選択するだけで取扱化学物質を入力することができる。またユーザは取扱化学物質一覧表示ボタン5717を選択することにより取扱化学物質の一覧をいつでも参照することができる。
対象化学物質選択画面5700の所定位置5718には、当該対象化学物質選択画面5700において選択された取扱化学物質の政令番号、化学物質名、グループ(第一種、特定第一種)が自動的に表示されるため、ユーザは、これまでに行った入力内容を確認しながら入力を行うことができる。ユーザは、ボタン5520を選択することで、新規入力開始画面5500に戻ることができる。
図58は、対象化学物質選択画面5700において、次の画面に進むためのボタン5519が選択された場合に表示される画面(以下、化学物質の取扱量・用途入力画面5800という)である。化学物質の取扱量・用途入力画面5800の所定位置には、対象化学物質選択画面5700において選択された取扱化学物質の政令番号、化学物質名、グループ(第一種、特定第一種)が自動的に表示される。これによりユーザは、これまでに入力した内容を参照するためにいちいち前の画面に戻ることなくこれまでに入力した内容を参照することができ、ストレス無く円滑に入力作業を進めることができる。また入力される環境データの正確性・信頼性が確保される。取扱量の入力欄5812には化学物質の取扱量が入力される。また用途の入力欄5813には、化学物質の用途が入力される。ボタン5816が選択されると対象化学物質選択画面5700に戻る。
図59は、化学物質の取扱量・用途入力画面5800において、次の画面に進むためのボタン5815が選択された場合に表示される画面(以下、入力確認画面5900という)である。入力確認画面5900には、対象化学物質選択画面5700において入力された事業者名、取扱化学物質の政令番号、化学物質名、グループ(第一種、特定第一種)、化学物質の取扱量・用途入力画面5800において入力された取扱量、用途が自動的に表示される。入力確認画面5900における登録ボタン5911が選択されると、入力確認画面5900に表示されている内容がクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信されてPRTR取扱化学物質量データベース15に登録される。ボタン5912が選択されると、化学物質の取扱量・用途入力画面5800に戻る。
図60Aは、PRTR取扱化学物質表示画面5300において、入力履歴・修正ボタン5322が選択された場合にクライアントコンピュータ20の表示装置35に表示される画面(以下、PRTR取扱化学物質入力履歴・修正画面6000という)である。この画面には、ユーザによって入力されたPRTR取扱化学物質に関する環境データの入力履歴が記載されている。ユーザは、この画面を参照することで、各環境データの入力日付、事業所名、政令番号、化学物質名、取扱量、用途、入力者を確認することができる。
PRTR取扱化学物質入力履歴・修正画面6000に表示されている環境データを修正する場合、ユーザは該当の環境データについて設けられている修正ボタン6011を選択する。またPRTR取扱化学物質入力履歴・修正画面6000に表示されている環境データを削除する場合には、該当の環境データについて設けられている削除ボタン6012を選択する。
図60Bは、修正ボタン6011が選択された場合に表示される画面(以下、修正画面6050という)である。この修正画面6050及びこれに後続して表示される画面の仕様は、上述と同様であり、ユーザはこの修正画面6050及びこれに後続して表示される画面を利用してPRTR取扱化学物質量データベース15に登録されている環境データを修正することができる。図60Cは、削除ボタン6012が選択された場合に表示される画面(以下、削除確認画面6060という)である。ユーザはこの削除確認画面6060を利用して環境データを削除することができる。
このように、ユーザは、入力履歴として表示されている個々の環境データについて設けられている修正ボタン6011又は削除ボタン6012を選択するだけで、環境データの修正又は削除を簡単に行うことができる。このため、環境データの修正や削除にかかるユーザの負担が少ない。またこれにより修正又は削除の対象となる環境データを確実に特定することができ、入力ミスが防止され、環境データの正確性・信頼性を向上することができる。なお、ユーザは、PRTR取扱化学物質入力履歴・修正画面6000において、取扱化学物質一覧表ボタン6013を選択することにより、取扱化学物質一覧画面5600を参照することができる。
図61は、PRTR取扱化学物質量メニュー画面5200において、データ出力ボタン5220が選択された場合に表示される画面(以下、PRTR取扱化学物質量データ出力画面6100という)である。このPRTR取扱化学物質量データ出力画面6100の表示内容は、データ出力ボタン5220が選択されたのに応じてサーバコンピュータ10から送信されてくる情報に基づくものであり、サーバコンピュータ10のPRTR取扱化学物質量データベース15の内容に基づくものである。このように、ユーザは、データ出力ボタン5220を選択するだけで、PRTR取扱化学物質量データベース15に管理されている最新の環境データの内容を参照することができる。またグラフ表示ボタン5011や帳票出力ボタン5012を利用することで、ユーザはPRTR取扱化学物質量データ出力画面6100の表示内容をグラフ(例えば経年変化のグラフ)で表示させたり帳票出力させたりすることができる。
図62は、PRTR取扱化学物質量メニュー画面5200において、対象箇所一覧表示指示ボタン5230が選択された場合に表示される画面(以下、対象箇所一覧画面6200という)である。ユーザは、この画面を参照することで、データ入力対象箇所を容易に確認することができる。
ところで、一般に製造メーカのように自ら製品を製造する事業者では、原料調達→製品製造→製品出荷というライフサイクルを前提として取扱化学物質量の管理が行われているが、自らは製品を製造しない、いわゆるユーザ企業では、商品の購入から廃棄までのライフサイクルを前提として取扱化学物質量の管理が行われる。本実施形態の環境管理システム1におけるPRTR取扱化学物質量に関する機能は、製造ユーザ向ではなく、ユーザ企業向けにカスタマイズされたものである。従って、ユーザ企業等では、本実施形態の環境管理システム1におけるPRTR取扱化学物質量に関する機能を利用することで、少ない労力で環境データを入力することが可能であり、確実性かつ信頼性の高い環境データの管理ができる。
<環境会計>
図5の代表メニュー画面500における「環境会計」の選択ボタン516は、サーバコンピュータ10の環境会計データベース16において管理される環境データの入力、修正、参照等を行う場合に選択される。図63及び図64は、代表メニュー画面500において、「環境会計」の選択ボタン516が選択された場合にクライアントコンピュータ20に表示される画面(以下、夫々、環境保全コスト集計報告メニュー画面6300、経済効果集計報告メニュー画面6400という)である。環境保全コスト集計報告メニュー画面6300には、環境保全コストに関する環境データの入力・修正を行う場合に選択されるボタン(以下、入力・修正指示ボタン6310という)、環境データの集計・出力を行う場合に選択されるボタン(以下、データ出力ボタン6320という)、環境保全コスト把握方法を入力する場合に選択されるボタン(以下、把握方法入力・修正指示ボタン6330という)、環境データの入力対象箇所一覧を表示させる場合に選択されるボタン(以下、対象箇所一覧表示指示ボタン6340という)が設けられている。
また環境保全コスト集計報告メニュー画面6300には、入力・修正指示ボタン6310に付随して、環境データの入力・修正を行う年度を指定する欄(以下、年度指定欄6311という)が設けられている。またデータ出力ボタン6320に付随して、環境データの集計・出力を行う年度を指定する欄(以下、年度入力欄6321という)、集計単位を指定する欄(以下、集計単位指定欄6322という)、及び集計箇所を指定する欄(以下、集計箇所指定欄6323という)が設けられている。
経済効果集計報告メニュー画面6400には、環境保全対策に伴う経済効果に関する環境データのうち収益に関する環境データの入力・修正を行う場合に選択されるボタン(以下、収益に関する入力・修正指示ボタン6410という)、環境保全対策に伴う経済効果に関する環境データのうち費用節減額算定諸元に関する環境データの入力・修正を行う場合に選択されるボタン(以下、費用節減額算定諸元に関する入力・修正指示ボタン6420という)、環境保全対策に伴う経済効果に関する環境データの集計・出力を行う場合に選択されるボタン(以下、データ出力ボタン6330という)、環境保全対策に伴う環境データの入力対象箇所一覧を表示させる場合に選択されるボタン(以下、対象箇所一覧表示指示ボタン6340という)、環境データの入力に関する仕様を参照する場合に選択されるボタン(以下、仕様表示ボタン6350という)が設けられている。
また経済効果集計報告メニュー画面6400には、収益に関する入力・修正指示ボタン6410に付随して、環境データの入力・修正を行う年度を指定する欄(以下、年度指定欄6411という)が設けられている。また費用節減額算定諸元に関する入力・修正指示ボタン6420に付随して、環境データの集計・出力を行う年度を指定する欄(以下、年度入力欄6421という)、及び集計項目を指定する欄(以下、集計項目指定欄6422という)が設けられている。またデータ出力ボタン6430に付随して、環境データの出力を行う年度を指定する欄(以下、年度指定欄6431という)が設けられている。
図65は、環境保全コスト集計報告メニュー画面6300において、入力・修正指示ボタン6310が選択された場合に表示される画面(以下、環境保全コスト表示画面6500という)である。環境保全コスト表示画面6500には、環境管理コスト、地球環境保全コスト等の項目別に、環境会計データベース16において管理されている環境データ(コスト項目、調査箇所、実績(投資額、費用))が表示される。ボタン6511は、環境保全コストに関する環境データをCSR推進室122に報告する場合に選択される。
図66Aは、環境保全コスト表示画面6500におけるデータ入力ボタン6512が選択された場合に表示される画面(以下、環境保全コストデータ入力画面6600という)である。ユーザは、投資額の入力欄6611に投資額を、費用の入力欄6612に費用を入力する。ユーザは、算出方法の表示ボタン6615を選択することで、算出方法を参照することができる。図66Bに算出方法の表示ボタン6615が選択された場合に表示される画面(以下、算出方法表示画面6650という)を示す。図66Cは、環境保全コストデータ入力画面6600におけるボタン6616が選択された場合に表示される画面(以下、環境保全コストデータ登録画面6660という)である。ユーザは環境保全コストデータ登録画面6660の表示内容を確認した後、登録ボタン6665を選択する。これにより環境保全コストデータ登録画面6660に表示されている環境データがクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信され、環境保全コストデータ入力画面6600において入力された環境データが環境会計データベース16に登録される。ユーザは、ボタン6666を選択することで、環境保全コストデータ入力画面6600に戻ることができる。
図67は、環境保全コスト集計報告メニュー画面6300において、データ出力ボタン6320が選択された場合に表示される画面(以下、環境保全コスト集計報告データ出力画面6700という)である。この環境保全コスト集計報告データ出力画面6700の表示内容は、データ出力ボタン6320が選択されたのに応じてサーバコンピュータ10から送信されてくる情報に基づくものであり、サーバコンピュータ10の環境会計データベース16の内容に基づくものである。このように、ユーザは、データ出力ボタン5220を選択するだけで、環境会計データベース16に管理されている最新の環境データの内容を参照することができる。
図68は、環境保全コスト集計報告メニュー画面6300において、把握方法入力・修正指示ボタン6330が選択された場合に表示される画面(以下、環境保全コスト把握方法記入画面6800という)である。ユーザは、この画面に環境保全コスト把握方法(コスト項目/効果範囲、把握範囲、把握方法、気づき等)を入力した後、登録ボタン6811を選択する。これにより入力された内容がクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信され、入力された内容が環境会計データベース16に登録される。ボタン6812は、登録した上記環境データを、CSR推進室122に報告する場合に選択される。
図69は、環境保全コスト集計報告メニュー画面6300において、対象箇所一覧表示ボタン6340が選択された場合に表示される画面(以下、対象箇所一覧画面6900という)である。ユーザは、この画面を参照することで、データ入力対象箇所を容易に確認することができる。
図70は、経済効果集計報告メニュー画面6400において、収益に関する入力・修正指示ボタン6410が選択された場合に表示される画面(以下、収益に関する経済効果集計報告表示画面7000という)である。経済効果集計報告表示画面7000には、効果項目、調査室部ごとの、環境会計データベース16において管理されている効果額が表示される。帳票出力ボタン7011が選択されると、経済効果集計報告表示画面7000の内容が印刷される。ボタン7012は、経済効果集計報告表示画面7000の内容をCSR推進室122に報告する場合に選択される。
図71Aは、経済効果集計報告表示画面7000におけるデータ入力ボタン7013が選択された場合に表示される画面(以下、効果額入力画面7100という)である。ユーザは、貸出方法の表示ボタン7111を選択することで、貸出方法を参照することができる。図71Bは貸出方法の表示ボタン7111が選択された場合に表示される画面(以下、貸出方法表示画面7200という)である。効果額入力画面7100において、ボタン7112が選択されると、図71Cに示す画面(以下、入力確認画面7160という)が表示される。ユーザは入力確認画面7160の表示内容を確認した後、登録ボタン7111を選択する。これにより入力確認画面7160の内容がクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信されて環境会計データベース16に登録される。ユーザは、入力確認画面7160のボタン7112を選択することで、効果額入力画面7100に戻ることができる。
図72Aは、経済効果集計報告メニュー画面6400において、費用節減額算定諸元に関する入力・修正指示ボタン6420が選択された場合に表示される画面(以下、費用節減額算定諸元に関する経済効果集計報告表示画面7200という)である。この画面7200には、項目名、データ諸元ごとの、環境会計データベース16において管理されている実績額が表示される。ユーザは、算出方法の表示ボタン7211を選択することで、算出方法を参照することができる。図72Bは、算出方法の表示ボタン7211が選択された場合に表示される画面(以下、算出方法表示画面7250という)である。
図73は、費用節減額算定諸元に関する経済効果集計報告表示画面7200において、データ入力ボタン7212が選択された場合に表示される画面(以下、費用節減額算定諸元に関するデータ入力画面7300という)である。ユーザは、実績の入力欄7311に、データを入力する。費用節減額算定諸元に関するデータ入力画面7300において、ボタン7312が選択されると、図74に示す画面(以下、費用節減額算定諸元に関するデータ登録画面7400という)が表示される。ユーザは費用節減額算定諸元に関するデータ登録画面7400の表示内容を確認した後、登録ボタン7411を選択する。
図75は、経済効果集計報告メニュー画面6400において、データ出力ボタン6430が選択された場合に表示される画面(以下、経済効果集計報告データ出力画面7500という)である。この経済効果集計報告データ出力画面7500の表示内容は、データ出力ボタン6330が選択されたのに応じてサーバコンピュータ10から送信されてくる情報に基づくものであり、サーバコンピュータ10の環境会計データベース16の内容に基づくものである。このように、ユーザは、データ出力ボタン6430を選択するだけで、環境会計データベース16に管理されている最新の環境データの内容を参照することができる。
図76は、経済効果集計報告メニュー画面6400において、対象箇所一覧表示ボタン6440が選択された場合に表示される画面(以下、対象箇所一覧画面7600という)である。ユーザは、この画面を参照することで、データ入力対象箇所を容易に確認することができる。
<年度報告フロー>
図5の代表メニュー画面500における「年度報告フロー」の選択ボタン517は、データベースシステム110において管理されている各種環境データについての承認や承認申請等を行う場合に選択される。図77は、代表メニュー画面500において「年度報告フロー」の選択ボタン517が選択された場合にクライアントコンピュータ20に表示される画面(以下、年度報告フロー検索画面7700という)である。ユーザは、この年度報告フロー検索画面7700において検索条件を設定することにより、承認や承認申請等の対象となる環境データを検索することができる。検索においてユーザは年度報告フロー検索画面7700の年度指定欄7711に検索対象となる年度を指定する。機能の欄7712には、検索対象となる環境データの種類を指定する。状況の欄7713には、承認を行う場合には未承認・承認済みの区別を設定し、承認申請を行う場合には未申請、申請中、承認済の区別を設定する。ユーザが検索ボタン7721を選択すると、指定された検索条件がクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信され、サーバコンピュータ10において承認や承認申請等の対象となる環境データがデータベースシステム110によって検索される。検索結果はサーバコンピュータ10からクライアントコンピュータ20に送信される。なお、ユーザは度報告フロー検索画面7700に設けられている仕様表示ボタン7722を選択することにより年度報告フロー検索画面7700の仕様を参照することができる。
図78は、検索ボタン7721が選択された後に表示される画面(以下、検索結果一覧画面7800という)である。この検索結果一覧画面7800には、サーバコンピュータ10から送信されてくる上記検索結果が記載されている。ユーザは、この検索結果一覧画面7800の書類名の欄7811に記載されている内容のうちの一つを選択する。
図79は、検索結果一覧画面7800の書類名の欄7811に記載されている内容のうち、「PRTR取扱化学物質」を選択した場合に表示される画面(以下、承認申請画面7900という)である。ユーザはこの承認申請画面7900により環境データについての承認申請を行うことができる。申請内容の表示欄7911には、環境データの管理番号(書類No.)、環境データの管理名称(書類名)、申請者の氏名(申請者)、環境データの内容等が記載されている。ユーザはこの承認申請画面7900のデータ参照の欄の表示内容7912を選択することにより環境データの内容を確認することができる。
ユーザは、回送状況の表示欄7913において、当該環境データについてのワークフローを設定する。回送状況の表示欄7913には、承認者に関する情報(社員番号、氏名、所属)、及び承認日付が記載された承認者情報の欄7914が設けられている。承認者情報の欄7914には、承認者新規追加ボタン7917が設けられている。ユーザは承認者新規追加ボタン7917を選択して承認者情報を記載することにより、承認者を新たに設定することができる。またユーザは削除ボタン7916を選択することにより、承認者情報の欄7914に記載されている承認者を当該申請についての承認者から外すことができる。さらにユーザは承認者の欄7914に設けられている変更ボタン7915を選択することにより、承認者情報の欄7914に記載されている承認者に関する情報を変更することができる。
以上の設定を行った後、ユーザは申請ボタン7918を選択する。これにより承認申請画面7900に設定された申請内容及びワークフローが、クライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信され、ワークフローデータベース17にその旨が反映される。なお、ユーザは取消ボタン7919を選択することにより申請内容を取消すこともできる。この場合には承認が取り消された旨を示すデータがクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信され、ワークフローデータベース17にその旨が反映される。このように回送状況の表示欄7913に設けられている追加ボタン7917や変更ボタン7915、削除ボタン7916を利用して、承認のためのワークフローを簡便に設定することができる。
図80は、検索結果一覧画面7800の書類名の欄7811に記載されている内容のうち、「全社環境管理目標」を選択した場合に表示される画面(以下、承認画面8000という)である。ユーザは、この承認画面8000により、申請承認画面7900によって登録されている申請内容についての承認を行うことができる。申請内容の表示欄8011には、環境データの管理番号(書類No.)、環境データの管理名称(書類名)、申請者の氏名(申請者)、承認期限、環境データの内容、コメント等が記載されている。ユーザはデータ参照の欄の表示内容8012を選択することにより環境データの内容を確認することができる。この機能によりユーザは確実に承認を行うことができる。
回送状況の表示欄8013には、当該環境データについての承認状況が表示される。回送状況の表示欄8013には、承認者に関する情報(社員番号、氏名、所属)、及び承認日付が記載された承認者情報の欄8014が設けられている。ユーザは承認者の欄8014に設けられている変更ボタン8015を選択することにより、承認者情報の欄8014に記載されている承認者に関する情報を変更することができる(但し、承認日付が記入されていない場合に限る)。またユーザは削除ボタン8016を選択することにより、承認者情報の欄8014に記載されている承認者を当該申請についての承認者から外すことができる。
承認者に関する情報が記載されていない承認者情報の欄8014には、承認者新規追加ボタン8017が設けられている。ユーザは承認者新規追加ボタン8017を選択して承認者情報を記載することにより、承認者を新たに追加することができる。
環境データを確認した後、ユーザは承認ボタン8018を選択する。これにより当該申請者(申請内容の欄8011に記載されている申請者)により当該環境データ(申請内容の欄8011で特定される環境データ)について承認が行われた旨を示すデータがクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信され、ワークフローデータベース17にその旨が反映される。承認ボタン8018が選択されてその旨がワークフローデータベース17に反映されると、該当の環境データの内容が確定し、以後、ユーザは環境データの内容をすることができなくなる。またユーザは取消ボタン8019を選択することにより承認ボタン8018を選択して行った承認を取消すこともできる。この場合には承認が取り消された旨を示すデータがクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信され、ワークフローデータベース17にその旨が反映され、確定した緩急データは再び編集可能な状態になる。なお、ワークフロー中のある担当者によって承認が取り消されると、全ての担当者の承認がキャンセルされる。従って、ある環境データの承認を取り消す場合に、その環境データについての承認を行った全ての担当者が承認を取り消す操作をする必要は無い。
以上のように、ユーザは、承認申請画面7900や承認画面8000を利用して、容易に承認申請や承認をすることができる。そして承認申請や承認に関する情報がサーバコンピュータ10において一元的に集中管理されるため、承認申請や承認に関する情報が事業者内・関連企業内に迅速に周知され、申請者が直ちに承認申請を行うことが可能となる。また承認申請や承認に関する業務が事業者内・関連企業内において統一的に管理され、操作や認識の共通化されて操作の確実性が向上する。
<マスター管理>
図5の代表メニュー画面500における「マスター管理」の選択ボタン518は、マスターデータベース18に登録されているデータの登録や削除等、マスターの管理を行う場合に選択される。図81は、代表メニュー画面500において「マスター管理」の選択ボタン518が選択された場合にクライアントコンピュータ20に表示される画面(以下、マスター管理メニュー画面8100という)である。
マスター管理メニュー画面8100には、代表メニュー画面500の新着情報表示欄502に表示する情報を編集する場合に選択されるボタン8110(以下、新着情報表示欄編集ボタン8110という)、環境管理システム1への環境データの管理を行うユーザである「担当者」を設定する場合に選択されるボタン8120(以下、担当者設定ボタン8120という)、社員数や二酸化炭素排出係数を設定する場合に選択されるボタン8130(以下、社員数等設定ボタン8130という)、事業所の所属(グループ分け)を設定する場合に選択されるボタン8140(以下、グループ設定ボタン8140という)、代表メニュー画面500の環境方針表示欄501の表示内容を編集する場合に選択されるボタン8150(以下、環境方針編集ボタン8150という)、各事業所の社員数を設定する場合に選択されるボタン8160(以下、事業所社員数設定ボタン8160という)、当該マスター管理メニュー画面8100に関する仕様を参照する場合に選択されるボタン8170(以下、仕様参照ボタン8170という)が設けられている。
図82は、マスター管理メニュー画面8100において、新着情報表示欄編集ボタン8110が選択された場合に表示される画面(以下、新着情報表示欄編集画面8200という)である。ユーザがこの新着情報表示欄編集画面8200のタイトルの入力欄8211(必須)、関連リンクの入力欄8212(任意)、自由記入欄8213(任意)に内容を記入した後、登録ボタン8215を選択すると、入力された内容がクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信されて、マスターデータベース18に登録される。なお、ユーザは削除ボタン8215を選択することによってマスターデータベース18の登録内容を削除することもできる。
図83は、マスター管理メニュー画面8100において、担当者設定ボタン8120が選択された場合に表示される画面(以下、担当者設定画面8300という)である。ユーザは、事業所の選択欄8311において担当者を設定したい事業所を選択する。この選択がされると、対応する事業所の事業所名の一覧が記載された担当者の設定フォーム8320が表示される。ここでユーザが、設定したい事業所名に対応させて設けられている担当者の入力欄8321を選択すると、担当者入力画面8321が表示される。ユーザはこの画面の入力欄8322に担当者の氏名を入力し(複数入力可)、登録ボタン8323を選択する。登録ボタン8323が選択されると、入力された担当者の氏名がクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信され、マスターデータベース18に登録される。
図84は、マスター管理メニュー画面8100において、社員数等設定ボタン8130が選択された場合に表示される画面(以下、社員数等設定画面8400という)である。ユーザは、年度の入力欄8411に社員数等を設定する年度を設定し、社員数の入力欄8412に部門ごとの社員数を、二酸化炭素排出係数の入力欄8413に管理対象ごとの二酸化炭素排出係数を設定し、登録ボタン8414を選択する。登録ボタン8414が選択されると、設定された内容がクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信され、マスターデータベース18に登録される。
図85は、マスター管理メニュー画面8100において、グループ設定ボタン8140が選択された場合に表示される画面(以下、グループ設定画面8500という)である。ユーザは、グループ名の欄8511に、設定したいグループのグループ名を設定する。ユーザが検索事業者名の欄8512に事業者名を設定し、検索ボタン8513を選択すると、クライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に検索事業者名の欄8512に設定されている事業者名が送信される。サーバコンピュータ10は、受信した事業者名の事業者に所属する部門名をデータベースシステム110から検索し、その検索結果をクライアントコンピュータ20に送信する。クライアントコンピュータ20は、受信した部門名を部門の選択欄8514に表示する。ユーザが、部門の選択欄8514に表示されている部門名を選択(複数選択可)した後、追加ボタン8515を選択すると、選択されている部門名が関連付け事業所の欄8516に表示される。ユーザはこのようにしてグループ名の欄8511に設定したグループ名に対応づける(グループ化する)部門の部門名を関連付け事業所の欄8516に表示させる。次にユーザが登録ボタン8521を選択すると、グループ設定画面8500に設定された内容がクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信され、グループ名(グループID)と部門名(部門ID)との対応づけ(以下、グループ設定情報という)がマスターデータベース18に登録される。なお、ユーザは、削除ボタン8215を選択することにより、マスターデータベース18に登録されている特定のグループ名と部門名との対応づけを削除することもできる。
ISO(International Organization for Standardization)には、環境管理に関する目標を、環境管理に取り組んでいるグループのメンバーに提示する旨規定されており、事業者はグループごとに設定されている環境方針を夫々のグループに所属するメンバーに提示する必要がある。上記グループ設定情報は、代表メニュー画面500の環境方針表示欄501に表示される内容を特定する際に利用される。具体的には、サーバコンピュータ10は、上記各グループについて設定されている環境方針を各グループのグループ名に対応づけて記憶している。サーバコンピュータ10は、ユーザから受け付けた認証情報に対応する部門名を、データベースシステム110に管理されているユーザ管理情報から特定する。そしてサーバコンピュータ10は、その部門名が所属するグループ名を上記グループ設定情報から特定し、特定したグループ名に対応づけられている環境方針をクライアントコンピュータ20に送信し、クライアントコンピュータ20は、送信されてきた環境方針を受信して代表メニュー画面500の環境方針表示欄501に表示する。
ところで、事業所等の部門は組織改正によって合併・分離することがあり、組織改正が行われた場合には、グループ設定情報の内容を組織改正後の内容に変更する必要がある。環境管理システム1は、これを自動的に行う仕組みを備えている。具体的には、データベースシステム110には、組織改正前における部門名(部門ID)と組織改正後における部門名(部門ID)との対応づけ(以下、組織改正情報という)が管理されており、サーバコンピュータ10は、組織改正情報に基づいて、上記グループ設定情報の内容を変更する。すなわち、サーバコンピュータ10は、グループ設定情報におけるグループ名(グループID)と部門名(部門ID)との対応づけを、組織改正後におけるグループ名(グループID)と部門名(部門ID)との対応づけに設定する。なお、上記組織改正情報は、例えばユーザによって登録されることもあるし、事業所における基幹システムから供給されることもある。このように、本実施形態の環境管理システム1にあっては、組織改正が行われた場合でも、ユーザが自らグループ設定情報を変更する必要は無い。
図86は、マスター管理メニュー画面8100において、環境方針編集ボタン8150が選択された場合に表示される画面(以下、環境方針編集画面8600という)である。ユーザがこの環境方針編集画面8600のマニフェストの入力欄8611(必須)、関連リンクの入力欄8612(任意)、自由記入欄8613(任意)に内容を記入した後、登録ボタン8615を選択すると、入力された内容がクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信されて、マスターデータベース18に登録される。
図87は、マスター管理メニュー画面8100において、事業所社員数設定ボタン8160が選択された場合に表示される画面(以下、事業所社員数設定画面8700という)である。ユーザは、年度の入力欄8711に社員数等を設定する年度を設定し、社員数の入力欄8412に事業所名8712の社員数を入力する。ユーザが登録ボタン8715を選択すると、事業所社員数設定画面8700に設定された内容がクライアントコンピュータ20からサーバコンピュータ10に送信され、マスターデータベース18に登録される。
以上詳細に説明したように、本実施形態の環境管理システム1によれば、環境報告書の作成に用いられるデータ(以下、環境データと称する)の管理方法の統一化・簡素化がなされる。また環境データを効率よく収集し、担当者がデータを入力する際の入力ミスを減らすとともに入力負担を軽減することができる。また環境データが自動集計されることにより集計作業を効率よく行うことができる。また入力ミスが防止され、正確性・信頼性の高い環境報告書の作成が可能となる。さらに、環境データの集中管理によって環境管理に関する情報を事業所の各部門に迅速に提供することが可能となる。
なお、以上の実施形態の説明は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
本発明の一実施形態による環境管理システム1の概念を示す図である。 本発明の一実施形態による環境管理システム1を構成しているハードウエアを示す図である。 本発明の一実施形態によるサーバコンピュータ10又はクライアントコンピュータ20として用いられるコンピュータ30のハードウエアブロック構成を示す図である。 本発明の一実施形態によるサーバコンピュータ10及びクライアントコンピュータ20において動作するソフトウエアを示す図である。 本発明の一実施形態による代表メニュー画面500を示す図である。 本発明の一実施形態によるエコオフィスメニュー画面600を示す図である。 本発明の一実施形態によるエコオフィスデータ表示画面700を示す図である。 本発明の一実施形態による管理箇所別入力画面800を示す図である。 本発明の一実施形態による登録確認画面900を示す図である。 本発明の一実施形態による削除確認画面950を示す図である。 本発明の一実施形態による全月表示画面1000を示す図である。 本発明の一実施形態による管理箇所設定画面1100を示す図である。 本発明の一実施形態による一括入力画面1200を示す図である。 本発明の一実施形態による入力設定画面1300を示す図である。 本発明の一実施形態によるデータ出力画面(事業所)1400を示す図である。 本発明の一実施形態によるデータ出力画面(事業所本部)1410を示す図である。 本発明の一実施形態によるデータ出力画面(事業所本部)1420を示す図である。 本発明の一実施形態による対象箇所一覧画面1500を示す図である。 本発明の一実施形態による全社環境管理目標メニュー画面1600を示す図である。 本発明の一実施形態による全社環境管理目標達成状況表示画面1700を示す図である。 本発明の一実施形態による環境データ入力画面1800を示す図である。 本発明の一実施形態による全社環境管理目標達成状況表示画面1900を示す図である。 本発明の一実施形態によるデータ入力対象箇所一覧画面2000を示す図である。 本発明の一実施形態による火力・原子力発電所環境データ表示画面2100を示す図である。 本発明の一実施形態による施設設定画面2200を示す図である。 本発明の一実施形態による環境データ入力画面2300を示す図である。 本発明の一実施形態による火力・原子力発電所環境データ表示画面2400を示す図である。 本発明の一実施形態によるデータ入力対象箇所一覧画面2500を示す図である。 本発明の一実施形態による廃棄物発生量・再資源化量メニュー画面2600を示す図である。 本発明の一実施形態による廃棄物発生量・再資源化量データ表示画面2700を示す図である。 本発明の一実施形態による新規入力開始画面2800を示す図である。 本発明の一実施形態による排出元選択画面2900を示す図である。 本発明の一実施形態による工事名等入力画面3000を示す図である。 本発明の一実施形態による区分選択画面3100を示す図である。 本発明の一実施形態によるマニフェスト管理入力画面3200を示す図である。 本発明の一実施形態による運搬会社等選択画面3300を示す図である。 本発明の一実施形態による産業廃棄物等選択画面3400を示す図である。 本発明の一実施形態による販売事業本部限定画面3500を示す図である。 本発明の一実施形態による石炭灰選択限定画面3600を示す図である。 本発明の一実施形態による発生量・再資源化量入力画面3700を示す図である。 本発明の一実施形態による換算係数の一覧画面3701を示す図である。 本発明の一実施形態による入力確認画面3800を示す図である。 本発明の一実施形態による廃棄物発生量・再資源化量データ出力画面3900を示す図である。 本発明の一実施形態による対象箇所一覧画面4000を示す図である。 本発明の一実施形態による特定フロン等使用状況メニュー画面4100を示す図である。 本発明の一実施形態による特定フロン等使用状況メニュー画面4100を示す図である。 本発明の一実施形態による新規入力開始画面4300を示す図である。 本発明の一実施形態による調査範囲一覧画面4350を示す図である。 本発明の一実施形態による対象フロン等一覧画面4360を示す図である。 本発明の一実施形態による対象フロン等入力画面4400を示す図である。 本発明の一実施形態による対象フロン等一覧画面4450を示す図である。 本発明の一実施形態による検索結果一覧画面4460を示す図である。 本発明の一実施形態による区分・用途の選択画面4500を示す図である。 本発明の一実施形態による特定フロン等の調査範囲一覧画面4450を示す図である。 本発明の一実施形態による取扱量の入力画面4600を示す図である。 本発明の一実施形態による入力確認画面4700を示す図である。 本発明の一実施形態による特定フロン等入力履歴画面4800を示す図である。 本発明の一実施形態による修正画面4850を示す図である。 本発明の一実施形態による削除確認画面4860を示す図である。 本発明の一実施形態による特定フロン等使用状況・実績表示画面4900を示す図である。 本発明の一実施形態による特定フロン等使用状況データ出力画面5000を示す図である。 本発明の一実施形態による対象箇所一覧画面5100を示す図である。 本発明の一実施形態によるPRTR取扱化学物質量メニュー画面5200を示す図である。 本発明の一実施形態によるPRTR取扱化学物質表示画面5300を示す図である。 本発明の一実施形態による削減対策の取組状況報告入力画面5350を示す図である。 本発明の一実施形態によるPRTR取扱化学物質詳細入力画面5400を示す図である。 本発明の一実施形態による新規入力開始画面5500を示す図である。 本発明の一実施形態によるPRTR取扱化学物質一覧画面5600を示す図である。 本発明の一実施形態による対象化学物質選択画面5700を示す図である。 本発明の一実施形態による取扱化学物質選択画面5750を示す図である。 本発明の一実施形態による検索結果表示画面5760を示す図である。 本発明の一実施形態による化学物質の取扱量・用途入力画面5800を示す図である。 本発明の一実施形態による入力確認画面5900を示す図である。 本発明の一実施形態によるPRTR取扱化学物質入力履歴・修正画面6000を示す図である。 本発明の一実施形態による修正画面6050を示す図である。 本発明の一実施形態による削除確認画面6060を示す図である。 本発明の一実施形態によるPRTR取扱化学物質量データ出力画面6100を示す図である。 本発明の一実施形態による対象箇所一覧画面6200を示す図である。 本発明の一実施形態による環境保全コスト集計報告メニュー画面6300を示す図である。 本発明の一実施形態による経済効果集計報告メニュー画面6400を示す図である。 本発明の一実施形態による環境保全コスト表示画面6500を示す図である。 本発明の一実施形態による環境保全コストデータ入力画面6600を示す図である。 本発明の一実施形態による算出方法表示画面6650を示す図である。 本発明の一実施形態による環境保全コストデータ登録画面6660を示す図である。 本発明の一実施形態による環境保全コスト集計報告データ出力画面6700を示す図である。 本発明の一実施形態による環境保全コスト把握方法記入画面6800を示す図である。 本発明の一実施形態による対象箇所一覧画面6900を示す図である。 本発明の一実施形態による収益に関する経済効果集計報告表示画面7000を示す図である。 本発明の一実施形態による収益に関する効果額入力画面7100を示す図である。 本発明の一実施形態による収益に関する貸出方法表示画面7200を示す図である。 本発明の一実施形態による収益に関する入力確認画面7160を示す図である。 本発明の一実施形態による費用節減額算定諸元に関する経済効果集計報告表示画面7200を示す図である。 本発明の一実施形態による算出方法表示画面7250を示す図である。 本発明の一実施形態による費用節減額算定諸元に関するデータ入力画面7300を示す図である。 本発明の一実施形態による費用節減額算定諸元に関するデータ登録画面7400を示す図である。 本発明の一実施形態による経済効果集計報告データ出力画面7500を示す図である。 本発明の一実施形態による対象箇所一覧画面7600を示す図である。 本発明の一実施形態による年度報告フロー検索画面7700を示す図である。 本発明の一実施形態による検索結果一覧画面7800を示す図である。 本発明の一実施形態による承認申請画面7900を示す図である。 本発明の一実施形態による承認画面8000を示す図である。 本発明の一実施形態によるマスター管理メニュー画面8100を示す図である。 本発明の一実施形態による新着情報表示欄編集画面8200を示す図である。 本発明の一実施形態による担当者設定画面8300を示す図である。 本発明の一実施形態による社員数等設定画面8400を示す図である。 本発明の一実施形態によるグループ設定画面8500を示す図である。 本発明の一実施形態による環境方針編集画面8600を示す図である。 本発明の一実施形態による事業所社員数設定画面8700を示す図である。
符号の説明
1 環境管理システム
5 ネットワーク
10 サーバコンピュータ
11 省エネ・省資源データベース
12 全社環境管理達成状況データベース
13 廃棄物データベース
14 特定フロン等使用状況データベース
15 PRTRの取扱量データベース
16 環境会計データベース
17 ワークフローデータベース
18 マスターデータベース
20 クライアントコンピュータ
21 オペレーティングシステム
22 処理部
23 通信部
24 入力部
25 表示部
34 入力装置
35 表示装置
110 データベースシステム
500 代表メニュー画面
600 エコオフィスメニュー画面
700 エコオフィスデータ表示画面
1600 全社環境管理目標メニュー画面
2600 廃棄物発生量・再資源化量メニュー画面
4100 特定フロン等使用状況メニュー画面
5200 PRTR取扱化学物質量メニュー画面
6300 環境保全コスト集計報告メニュー画面
6400 経済効果集計報告メニュー画面6400
8100 マスター管理メニュー画面

Claims (8)

  1. サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムの運用方法であって、
    前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための画面を表示する工程と、
    前記クライアントコンピュータが、前記対象フロン等入力画面に設けられているユーザインタフェースが操作されたのに応じて特定フロン等が一覧的に記載された画面を表示する工程と、
    前記クライアントコンピュータが、前記特定フロン等が一覧的に記載された画面に表示されている前記特定フロン等のいずれかがユーザインタフェースによって選択されたのに応じて、選択された特定フロン等に関する情報を前記環境データを新規入力するための画面に自動的に入力する工程と
    を有することを特徴とする環境管理システムの運用方法。
  2. サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムの運用方法であって、
    前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための画面である対象フロン等入力画面を表示する工程と、
    前記クライアントコンピュータが、前記対象フロン等入力画面に設けられているユーザインタフェースが操作されたのに応じて、前記対象フロン等入力画面に設けられている名称入力欄に入力されている内容に対応する特定フロン等に関する情報を記載した検索結果一覧画面を表示する工程と、
    前記クライアントコンピュータが、前記特定フロン等一覧画面に表示されている前記特定フロン等のいずれかがユーザインタフェースによって選択されたのに応じて、選択された特定フロン等を前記対象フロン等入力画面に自動的に入力する工程と
    を有することを特徴とする環境管理システムの運用方法。
  3. サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムの運用方法であって、
    前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための画面を表示する工程と、
    前記クライアントコンピュータが、前記対象フロン等入力画面を介して新規入力された前記環境データの入力履歴の一覧と、前記環境データの夫々について設けられる、前記環境データの修正又は削除を行うための画面を表示させるためのユーザインタフェースと、が記載された画面である特定フロン等入力履歴画面を表示する工程と、
    前記クライアントコンピュータが、前記ユーザインタフェースに対する操作に応じて、前記環境データの修正又は削除を行うための前記画面を表示する工程と
    を有することを特徴とする環境管理システムの運用方法。
  4. サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムの運用方法であって、
    前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための一連の画面を表示する工程と、
    前記クライアントコンピュータが、前記一連の画面を表示するに際し、先行して表示された画面において行われた入力内容を後続する画面に表示する工程と
    を有することを特徴とする環境管理システムの運用方法。
  5. サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムであって、
    前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための画面を表示し、
    前記クライアントコンピュータが、前記対象フロン等入力画面に設けられているユーザインタフェースが操作されたのに応じて特定フロン等が一覧的に記載された画面を表示し、
    前記クライアントコンピュータが、前記特定フロン等が一覧的に記載された画面に表示されている前記特定フロン等のいずれかがユーザインタフェースによって選択されたのに応じて、選択された特定フロン等に関する情報を前記環境データを新規入力するための画面に自動的に入力すること
    を特徴とする環境管理システム。
  6. サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムであって、
    前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための画面である対象フロン等入力画面を表示し、
    前記クライアントコンピュータが、前記対象フロン等入力画面に設けられているユーザインタフェースが操作されたのに応じて、前記対象フロン等入力画面に設けられている名称入力欄に入力されている内容に対応する特定フロン等に関する情報を記載した検索結果一覧画面を表示し、
    前記クライアントコンピュータが、前記特定フロン等一覧画面に表示されている前記特定フロン等のいずれかがユーザインタフェースによって選択されたのに応じて、選択された特定フロン等を前記対象フロン等入力画面に自動的に入力すること
    を特徴とする環境管理システム。
  7. サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムであって、
    前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための画面を表示し、
    前記クライアントコンピュータが、前記対象フロン等入力画面を介して新規入力された前記環境データの入力履歴の一覧と、前記環境データの夫々について設けられる、前記環境データの修正又は削除を行うための画面を表示させるためのユーザインタフェースと、が記載された画面である特定フロン等入力履歴画面を表示し、
    前記クライアントコンピュータが、前記ユーザインタフェースに対する操作に応じて、前記環境データの修正又は削除を行うための前記画面を表示すること
    を特徴とする環境管理システム。
  8. サーバコンピュータと、前記サーバコンピュータに通信可能に接続する少なくとも一つ以上のクライアントコンピュータと、を含んで構成され、企業等の事業者における環境報告書の作成に用いられるデータである環境データを管理する環境管理システムであって、
    前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータに記憶されている特定フロン等の使用状況に関する環境データを新規入力するための一連の画面を表示し、
    前記クライアントコンピュータが、前記一連の画面を表示するに際し、先行して表示された画面において行われた入力内容を後続する画面に表示すること
    を特徴とする環境管理システム。

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