JPH0315485Y2 - - Google Patents

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JPH0315485Y2
JPH0315485Y2 JP1984043869U JP4386984U JPH0315485Y2 JP H0315485 Y2 JPH0315485 Y2 JP H0315485Y2 JP 1984043869 U JP1984043869 U JP 1984043869U JP 4386984 U JP4386984 U JP 4386984U JP H0315485 Y2 JPH0315485 Y2 JP H0315485Y2
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JP
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JP1984043869U
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JPS60154251U (ja
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Priority to JP4386984U priority Critical patent/JPS60154251U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は振出し栓に係る。
「従来の技術」 この種振出し栓として、例えば、実開昭49−
52954号公報の考案がある。該考案は、容器体口
頸部嵌合用のキヤツプ本体の頂壁中央部に、該頂
壁上面に開口する軸受孔を形成すると共に、それ
等軸受孔に、蓋板の左右両側部に付設したピンを
枢着し、該枢着部を中心として蓋板を起伏回動さ
せることで、キヤツプ本体に形成した振出し孔を
開閉するよう形成している。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来列は、軸受孔とピンの枢着部が外部に
露出しているため体裁が悪く、また、その枢着部
に埃が付着し易く、すると摩擦抵抗の増大によつ
て蓋板の回動が困難となる欠点があつた。
本案はかかる欠点を有せず、しかも組立て容易
な振出し栓を提案するものである。
「課題を解決するための手段」 前部側に振出し孔15を穿設した頂壁6の後半
部を下方に凹陥し、また周壁5上部外周から受座
9を突設し、この受座9に重ね装着される環状の
重ね部材10を後部の可撓ヒンジ11で開閉可能
に一体に形成し、この受座9と重ね部材10の前
部側に施錠用の止め金を形成すると共に、左右両
側の上下対面部に軸受14,14形成用の上半部
材14a,14a、下半部材14b,14bをそ
れぞれ形成して容器体2口頸部に装着されたキヤ
ツプ体1と、円板状であつて、左右両側裏面から
突設した支軸17,17を前記軸受14,14に
支承させて回動可能に枢支され、かつ前部裏面か
ら前記振出し孔15に挿入される棒栓18を垂設
して常時閉方向に付勢された栓蓋4とから形成し
た。
「作用」 第2図の二点鎖線が示すように重ね部材10を
後方へ倒した状態で、軸受形成用の下半部材14
b,14b上面に栓蓋4の支軸17,17を載置
し、次いで、可撓ヒンジ11を中心として重ね部
材10を前方へ回動して受座9に重ね装着する
と、下半部材14b,14bと上半部材14a,
14aとで支軸17,17が枢着される。
「実施例」 以下添付図面を参照して本考案実施例を説明す
るに、図において、1は頂部に振出し孔を穿設し
て容器体2の口頸部3外面に螺合装着されるキヤ
ツプ体、4がこのキヤツプ体1頂部に枢着された
円板状の栓蓋で、これらは合成樹脂材で成形製作
される。
キヤツプ体1は、周壁5の下部内周に螺合用の
螺溝を形成し、また頂壁6の後半部(図示右側)
を周壁5側は弧状に弯曲7させて下方に深く凹陥
8し、また、後部側半周の周壁5上端をカツト
し、さらにこの周壁5上部外周から断面弧状の受
座9を斜め上外方に突設し、この受座9に重ね装
着される環状の重ね部材10を後部側の可撓ヒン
ジ11で開閉可能に一体に設けている。更に、上
記凹陥部8上面に突子19を付設し、後述栓蓋4
を開蓋した際、該栓蓋の後端部をその突子19下
面に係合して開蓋状態を保持できるよう形成して
いる。
前記受座9と重ね部材10の前部側にはそれぞ
れ止め金の係合突起12,13を設けて施錠でき
るようになつており、さらにこの受座9と重ね部
材10の左右両側の上下対面部には、軸受14,
14形成用の上半部材14a,14aと下半部1
4b,14bがそれぞれ形成され、そして頂壁6
の前部寄りには数個の振出し孔15を穿設してい
る。
栓蓋4は、後部上面に円形の押下げ面16を凹
形し、また左右両側裏面から外向きに前記軸受1
4,14に支承される支軸17,17を突設し、
そして前部裏面から前記振出し孔15に挿入する
棒栓18を垂設している。尚、図では示してない
が、支軸17,17部にばねを装着し、このばね
により栓蓋4を常時閉方向に付勢しておく。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、キヤツプ本
体1の周壁5上部外面から突設した受座9に環状
の重ね部材10を重ね装着させると共に、それ等
重ね部材10と受座9左右両側の上下対面部に軸
受け形成用の上半部材14a,14aと下半部材
14b,14bとをそれぞれ形成し、それ等上下
両半部材14a,14b間に、栓蓋4の左右両側
部に付設した支軸17,17を枢着させたから、
その枢着部が重ね部材10に遮られて外部から見
えなくなり、よつて体裁がよく、かつ、その枢着
部が外部に露出している場合のように、枢着部に
埃等が付着し、そのため摩擦抵抗の増大により栓
蓋4の回動が困難となることもない。
また、栓蓋4を単に押下げするワンタツチで振
出し孔15が開閉栓できるので、操作は至極簡便
である。更に、振出し孔15は棒栓18を挿入し
て閉栓されるので洩れや目詰まり等を起こす懸念
はなく、また構造的にはキヤツプ体1と栓蓋4の
2部材ですむので簡単であり、またこれらは単純
な形状なので合成樹脂材の成形で安価に提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案振出し栓の一実施例の外形斜視
図、第2図は同実施例の要部を破断した正面図、
第3図は同実施例の分解斜視図である。 1……キヤツプ体、2……容器体、4……栓
蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前部側に振出し孔15を穿設した頂壁6の後半
    部を下方に凹陥し、また周壁5上部外周から受座
    9を突設し、この受座9に重ね装着される環状の
    重ね部材10を後部の可撓ヒンジ11で開閉可能
    に一体に形成し、この受座9と重ね部材10の前
    部側に施錠用の止め金を形成すると共に、左右両
    側の上下対面部に軸受14,14形成用の上半部
    材14a,14a、下半部材14b,14bをそ
    れぞれ形成して容器体2口頸部に装着されたキヤ
    ツプ体1と、円板状であつて、左右両側裏面から
    突設した支軸17,17を前記軸受14,14に
    支承させて回動可能に枢支され、かつ前部裏面か
    ら前記振出し孔15に挿入される棒栓18を垂設
    して常時閉方向に付勢された栓蓋4とからなる振
    出し栓。
JP4386984U 1984-03-26 1984-03-26 振出し栓 Granted JPS60154251U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4386984U JPS60154251U (ja) 1984-03-26 1984-03-26 振出し栓

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JP4386984U JPS60154251U (ja) 1984-03-26 1984-03-26 振出し栓

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Publication Number Publication Date
JPS60154251U JPS60154251U (ja) 1985-10-15
JPH0315485Y2 true JPH0315485Y2 (ja) 1991-04-04

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ID=30555930

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JP4386984U Granted JPS60154251U (ja) 1984-03-26 1984-03-26 振出し栓

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200451749Y1 (ko) 2007-10-10 2011-01-10 이호택 원터치 용기

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4717101U (ja) * 1971-03-27 1972-10-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232434Y2 (ja) * 1972-08-15 1977-07-23
JPS5966759U (ja) * 1982-10-25 1984-05-04 三笠産業株式会社 瓶蓋

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4717101U (ja) * 1971-03-27 1972-10-27

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Publication number Publication date
JPS60154251U (ja) 1985-10-15

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