JPH03153873A - 予備形状構造物の仕上げと形状を複製する化学気相蒸着法 - Google Patents

予備形状構造物の仕上げと形状を複製する化学気相蒸着法

Info

Publication number
JPH03153873A
JPH03153873A JP2282052A JP28205290A JPH03153873A JP H03153873 A JPH03153873 A JP H03153873A JP 2282052 A JP2282052 A JP 2282052A JP 28205290 A JP28205290 A JP 28205290A JP H03153873 A JPH03153873 A JP H03153873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace
support
gas
sic
vapor deposition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2282052A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH079063B2 (ja
Inventor
Raymond L Taylor
レイモンド エル.テイラー
Michael A Pickering
マイケル エー.ピカリング
Joseph T Keeley
ジョゼフ ティー.キーレイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CVD Inc
Original Assignee
CVD Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CVD Inc filed Critical CVD Inc
Publication of JPH03153873A publication Critical patent/JPH03153873A/ja
Publication of JPH079063B2 publication Critical patent/JPH079063B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/22Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of inorganic material, other than metallic material
    • C23C16/30Deposition of compounds, mixtures or solid solutions, e.g. borides, carbides, nitrides
    • C23C16/32Carbides
    • C23C16/325Silicon carbide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/01Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes on temporary substrates, e.g. substrates subsequently removed by etching
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/22Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of inorganic material, other than metallic material
    • C23C16/26Deposition of carbon only

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、化学気相蒸着を用いて複製する、すなわち予
備形状構造物から仕上げと形状の精密な複製をする方法
に関する。本発明(さ、レプリカをわずかにみがくだけ
で最終製品とし、そして原型支持体又はマンドレルを再
利用することで、高度にみがいた光学素子の迅速な製作
をおこなう場合に特に実用性がある。本発明は、セラミ
ックエンジン部品やセラミック管のような製品の迅速な
製作にも実用性がある。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕光学素
子の分野において、光の検出及びレンジング(ライダー
(LIDAR) : light detection
 andranging)システムは、大気パラメータ
ー例えば微量成分の濃度、圧力、温度、及び水蒸気プロ
フィール、エーロゾル分布、及び風フィールドの多様性
を遠隔測定するための重要な診断手法として認識されて
きた。後方散乱シグナノペ示差吸収、及びドツプラーシ
フトのようなライダー技術は地球大気の情報を得るため
に使われてきた。
システムの性能はその受信テレスコープの光学的構成に
よる。シャトル用ライダーシステムは、空間の制約上そ
のテレスコープの長さが固定されている。それ故、光学
設計者はテレスコープの処理能力を最大にするよう鏡の
特殊な形状及び光学スピードを選定せねばならない。受
信テレスコープの最も限定的要素は、その寸法、重さ、
製作コスト、及び外界での熱暴露故にその主鏡である。
受信信号は主鏡の面積に直接比例するので、正確な測定
のための適当な信号レベルを得るには、できるだけ大き
い主鏡を用いることが大切である。
スペース用ライダーシステムを、地球大気の対流圏にお
ける風プロフィールを測定するのに用いる場合、このこ
とは特に重要である。
大鏡(径1.0m以上)を製作するのに先行技術で採用
している既存手法はきわめて日数を要する。
極低膨張石英ガラス又はゼロドア(Zerodur) 
、スコツトガラスチクノロシーズ、インク、、 400
ヨークアヒニュー、デュイア、ペンシルバニア州186
42(Schott Glass Technolog
ies、  Inc、、 400York Avenu
e、 Duryea、 PA 18642)から市販さ
れている製品、から大鏡を製作するには数ケ月から数年
を要する。将来スペース用ライダーシステムが数多く計
画されている故、近年大型高性能鏡の迅速且つ経済的な
生産をするための技術開発にかなりの注意が払われてい
る。
このように、軽量ハネカムセルを含む径1.2〜3.5
mのガラス鏡半加工品を製作するためにスピン鋳造技術
が提案されてきた。この技術は既存の鏡製作法より比較
的迅速に軽量な鏡を製作できるが、しかしこれらの鏡の
重量は多くのスペース向用途にはいまだ許容程度を越え
ている。その上、高融点の炭化ケイ素(SiC) 、二
価化チタン(TI82)、及び炭化硼素(B4C)のよ
うな高級セラミックスで大鏡を製作するには、このスピ
ン鋳造技術は不適である。これらの高級セラミックスは
大型軽量光学素子用のガラスとしてすぐれた特性をもっ
ている。
エポキシ及びプラスチックを含む繊維強化複合材料の鋳
造法及び適当な支持体上での膜の弯曲成形を含む別の技
術も現在開発中である。
ゲーテ(Goela)他による米国特許出願第389.
248号明細書には、蒸着によって耐火材料から軽量構
造物を製作する方法が開示されている。この特許明細書
に開示されている方法と軽量構造物をここで参照すれば
、各構造物の形状と大きさを決めるのに黒鉛製コアを必
要とする。このコアは、構造せるためにSiC又はSi
 のような適当な蒸着層で開示されているように、Si
C面板上で反復する支持体又はマンドレルを作るのに黒
鉛を使うことが提案されている。このマンドレルの片面
を光学的に平面あるいは凸球面状に製作する。マンドレ
ルの他方の面を平面にラップする。このマンドレルのラ
ップされた面を柱又は黒鉛セメントで気相蒸着反応炉の
バッフル板に結合する。次いでこのマンドレルを溶剤中
のカーボン懸濁液で多重塗膜となるよう塗布し、そして
マンドレルの表面はその形状を著しく変えることなくで
きるだけびかびかにバフ磨き又はエツチングする。次に
マンドレル上にSiCを析出させる。この面板をマンド
レルから分離することなく黒鉛とSiCの結合を改善す
るために、熱苛性力!J (KOH)で露出しているS
iC表面をエツチングできる。次いで黒鉛製の軽量構造
物コアを製作しそして黒鉛セメントでマンドレルのSi
C表面に結合する。次にSiCがこのコアを囲うように
化学気相蒸着してバッフル板をバッフル柱から分離する
。余分なSiCを除去するために控え目な峰取りをして
もよい。黒鉛マンドレルとSiC面板の境界面をブレー
ドを用いて開き、SiC鏡面板を回収することができる
一方、上述の特許出願明細書に開示されている方法は、
迅速な軽量光学素子製作技術の開発を進めてきたが、最
終製品は鏡の半完成品、すなわち所望の光学的な品質、
宇宙用のライダーシステムに必要な高度な仕上げのもの
ではない。この理由はマンドレルに用いる黒鉛に高度な
エツチングをおこなわないからである。その上、黒鉛と
SiC間の熱膨張係数は相当な差があるので、化学気相
蒸着炉でSiCの析出がおこる高温(約1300℃)で
は、黒鉛がSiCより相当に変形する。その結果、Si
Cの化学気相蒸着による、黒鉛製支持体又はマンドレル
の常温又は室温での形状の複製は実際上不可能である。
この熱膨張係数の差異の補償をすることはきわめてむず
かしい。
このように(予備形状をした光学的な構造物及び他の構
造物の仕上げと形状を高度な光学的品質をもって複製す
るための迅速な製作方法が望まれている。本発明はこれ
らの点における技術上の障害を除くために考案された。
本発明の目的は、予備形状構造物の仕上げと形状を複製
するための化学気相蒸着を提供することである。
本発明の目的はまた、みがいたSiC鏡支持体又はマン
ドレルの非常に高度な仕上げと形状を複製し、それによ
って最終製品を得るために必要となるレプリカをわずか
にみがくだけで、高度な光学的品質をもつ鏡の迅速な製
作を容易にする方法を提供することである。
さらに本発明の目的はまた、原型支持体又はマンドレル
を再利用できる方法を提供することである。
本発明の目的はまた、用いる原型支持体又はマンドレル
の材質とレプリカを作るために、マンドレル上に析出さ
せる材質との熱膨張係数の差異を補償する必要がない化
学気相蒸着によって、予備形状構造物の迅速な製作のた
めの経済的で簡便な方法を提供することである。
本発明の目的はま゛た、 (a)高度な仕上げと均一な厚さのカーボン薄膜を支持
体上に現場で蒸着する予備処理をし、そして (b)このカーボン薄膜上に予め定めた厚さのSiC層
を蒸着することで支持体の仕上げと形状をもつレプリカ
を形成する 工程を含んでなるみがいた予備形状SiC支持体の仕上
げと形状を複製する化学気相蒸着法を提供することであ
る。
本発明の目的はまた、 (a)複製すべきみがいた予備形状支持体を化学気相蒸
着炉に据え、 (b)化学気相蒸着炉を排気し、漏れを調べて昇温し、 (c)その温度で支持体上に高度な仕上げと均一な厚さ
のカーボン薄膜を形成するのに有効であるガスを炉内に
導き、 (d)支持体上のカーボン薄膜の上に、支持体のレプリ
カとなるSiC層を蒸着するためのガスを炉内に導き、
そして (e)炉を常温に冷却し、支持体/レプリカを取出しそ
して支持体とレプリカを分離する工程を含んでなる予備
形状構造物の仕上げ又は(及び)形状を複製するための
方法を提供することである。
これらの又別の目的を達成するために、本発明に従って
高度にみがいたSiC支持体又はマンドレル(以下支持
体という)の仕上げと形状を複製するための化学気相蒸
着法を提供した。
〔課題を解決するための手段、作用及び発明の効果〕 化学気相蒸着装置の操作において、加熱した炉又は反応
器にガスを導き、そこでガスが炉の壁又は炉内に据えた
支持体あるいは他の構造物の表面で反応して固体蒸着層
又はコーティングを生じる。
支持体上のSiC蒸着のためには、メチル) IJクロ
ロシラン(c)+3SLC13:以下MTSで表す)、
水素(Ha)、そしてアルゴン(Ar)ガスをステンレ
ス鋼製のインジェクターから炉内に導く。MTS液体中
で泡立てたArが液体上のMTS蒸気をインジェクター
に運ぶ。炉内で未反応のガスを真空ポンプで排出し、濾
過しそしてガススクラバー内で洗って大気中に排気する
この方法を用いて、SiCの厚い蒸着層(0,25イン
チ(0,63cm)以上)を作ることができる。SiC
蒸着の代表的な条件は: 支持体温度     1300℃ 炉圧力       2QQtorr ガスの分圧−Ar68torr H2102torr M T S   30torr  である。
本発明による複製法の第1工程は、みがいた予備形状支
持体を化学気相蒸着炉に据えて1300℃に加熱する。
原理的には、蒸着する材料の蒸着温度より高い溶融温度
をもつ材料から支持体を作ることができる。しかし、支
持体の材質が複製法に用いるガスと反応する場合には、
・支持体の仕上げ及び(又は)形状の複製は品質が劣る
複製法の第2工程は、ガスを化学気相蒸着炉に導き、支
持体上に高度な仕上げと均一な厚さをもつカーボン薄膜
を形成させる。次工程の複製をおこなうためのカーボン
薄膜を形成するために3種のガス混合物を用いることが
できる。これらのガス混合物は、 (1)MTS+Ar; (2)酸素(02) + Ar:  そして(3)O2
+Ar次いで02 +MTS+Arである。
アルゴンはキャリアガスとしてのみ用いる。02源は超
高純度空気(すなわち20%のOz、80%のN2)と
してよい。
複製工程である第3工程では、カーボン薄膜上に所望の
厚さのSiC層が得られるまで蒸着を続ける。
第4最終工程では、炉又は反応器を室温に冷却し、支持
体/レプリカを取出し、そして支持体/レプリカを分離
する。このカーボン層は支持体とレプリカの分離を容易
にするのに役立つが、さもないと強固に結合してしまう
SiC複製は上述したように3種のガスを用いておこな
うことができる。最良の複製は2ステップの予備処理工
程、すなわち02+Arとこれに続<02 +MTS+
Arを用いて得られる。3種のガス混合物を用いて複製
をおこなう一般条件は:(1)MTS+Ar。
支持体温度     1300℃ 炉圧力       9Q、 Qtorrガスの分圧−
Ar   78.7torrM T S  11.3t
orr 蒸着時flJIJ        10分(2)02 
+Ar 支持体温度     1300℃ 炉圧力      100〜400torrガスの分圧
−Ar   98〜32torr02  0.4〜l、
 5torr 蒸着時間      5〜15分 (3)Ch +Ar次いで02 + M T S + 
A r第1ステップ: 支持体温度 炉圧力 ガスの分圧−Ar O6 1300℃ 2QQtorr 19(itorr Q、 3torr 4〜5分 蒸着時間 第2ステップ: 支持体温度 炉圧力 ガスの分圧−Ar O□ T 1300℃ 2QQtorr 177〜196torr Q、3torr S3〜19torr 蒸着時間      2〜5分  である。
本発明の好ましい実施態様において、現場の予備処理期
間、そして次の化学気相蒸着SiC成長期間とも、化学
気相蒸着炉の反応室を流れる種々のガスの全流量を実質
的に一定に保つ。
蒸着しようとする材料と同じ材料からなる支持体上への
化学気相蒸着は非常に有利である。この理由は、このよ
うにすれば熱膨張係数の差がなくなるわけで、さもなけ
れば複製した鏡上で正しいすなわち適合する形状を得る
ための補償が必要となるからである。それ故、SiCの
化学気相蒸着が高温(1300℃)でおこるにもかかわ
らず、SiC支持体の常温又は室温状態の複製を達成す
ることができる。これは熱膨張係数の差異がないことに
よる。
本発明を特徴づける種々の新規性がこの明細書の一部を
なす特許請求の範囲に明確に示されている。本発明とそ
の実施による利点、及びその使用により達成される特定
の目的をより一層理解するために、図面及び好ましい実
施態様で本発明の詳細な説明する。
宇宙用として将来性のある大きな光学部品材料にとって
重要な性質である、すぐれた機械的、熱的及び物理的性
質をもつこと、そして更にSiCの大きな一体式構造物
を化学気相蒸着法で作ることができる故に、炭化珪素が
主要な候補として考えられてきた。
SiC源としてMTSを用いる、規模の拡大できる化学
気相蒸着法を考案した。化学気相蒸着によりSiC材料
を作って、大きな宇宙用光学素子にとっての重要な性質
である物理的、機械的、熱的そして光学的特性を示した
。化学気相蒸着したSiCは、大きな曲げ強さ(595
MPa)、高い熱伝導率(198W+yr’に一層) 
、高い弾性率(460GPa)、そしてすぐれたみがき
やすさ(〈10人RMS)をもつ、理論的には緻密で、
単一相(立方)、高純度、微粒多結晶質物質である。
予め定めた形状のみがいたSiC鏡を本発明に基づく化
学気相蒸着法で直接複製する可能性を小規模な実験で実
証した。すなわち、最終製品を得るために必要となるレ
プリカをわずかにみがくだけで、また原型SiC支持体
を再利用して、みがいたSiC鏡面を製作した。
一方、本発明の好ましい実施態様において、複製すべき
みがいた原型支持体を化学気相蒸着によるSiCで作る
が、このSiC支持体を周知な別の方法で作ることもで
きる。
第2〜5図は、SiC鏡の複製に伴うステップを集合的
に示したものである。第2図は高度にみがいた上面14
をもつ支持体の側面図を示す。この表面の形状は平面で
も曲面でもよい。曲面の場合は、表面14の形状は逆の
、すなわち製作すべきレプリカ表面のネガである。例え
ば、レプリカの表面が凹面鏡のように内側曲面であれば
、支持体12のみがいた表面14の形状は凸面鏡である
外側曲面をもつように形成される。
第3図は、みがいた表面14上に現場でカーボン薄膜1
6を蒸着した後の支持体12を示す。
第4図は、カーボン薄膜16上にSiCのコーティング
又は蒸着層I8を蒸着した後の支持体を示す。
第5図は、支持体12とSiC層又はレプリカ18の分
離を示す。
本発明の特徴は、支持体12とレプリカ18を分離する
のに、てこで離すような力を加える必要がなくおこなう
ことができることである。
この方法を用いて、みがいた支持体表面上に化学蒸着し
たSiCのすぐれたレプリカが得られる。
第6図に示すように、化学気相蒸着してみがいたSiC
支持体12の表面14(図の左側)、そして支持体12
から複製し化学気相蒸着したままのSiC鏡20の表面
22(図の右側)で、両表面とも前面にイメージ(文字
5iC)を映している写真の絵である。
第1図は、上述した第2〜5図の支持体12の表面14
のように複製すべき支持体のみがいた表面上に現場でカ
ーボン薄膜16を形成し、そしてこのカーボン薄膜の上
部にSiC層18の蒸着をおこなうために、本発明に従
って用いることのできる化学気相蒸着装置10の略図で
ある。
化学気相蒸着装置10は、電気加熱する3つのゾーンか
らなるリンドバーグ(Linclberg)炉24で構
成する水平実験炉24を含む。この装置10はさらに反
応体供給系26と排気系28を含む。
複製すべき支持体12を据える反応室又は蒸着室32を
含む酸化アルミニウム(A1203)でできた長管30
が炉24と組合わさる。長管30は実質的に3ゾーン炉
24のゾーン2と同一の広がりを有する。ゾーン2は発
熱体34で加熱される。ゾーン1と3はそれぞれマニホ
ールドと排気ゾーンを含んでなり、これらと組合わさっ
た発熱体36と38で個別に加熱される。マニホールド
40はゾーン1と2の間にある。
支持体温度コントローラー42は発熱体34の熱量を制
御する。同様に、マニホールド温度コントローラー44
は発熱体36のそして排気温度コントローラー46は発
熱体38の熱量を制御する。
支持体12を据える蒸着ゾーン48は蒸着室32内に位
置する。第1図の支持体12は開放箱の4つの面から成
る。蒸着室32にはバッフル板50が含まれる。
ステンレス製のインジェクター52がマニホールド40
を通して蒸着ゾーン48に伸びる。ゾーン48内の圧力
と温度は圧力計54と温度計56でそれぞれ指示される
反応体供給系26は、MTSを含む浸漬管付泡立シリン
ダー58、加圧下のアルゴン源を含むタンク60、加圧
下の水素源を含むタンク62、そして加圧下の純粋又は
特別な空気源(20%の02と80%のN2)を含むタ
ンク64からなる。アルゴンは流路66を通って浸漬管
付泡立シリンダー58に流れる。流路66につないだ流
量計とコントローラー68はアルゴンの流量を制御する
。反応体MTSを運ぶアルゴンの気泡は流路70と72
を通ってマニホールド40にあるインジェクター52に
流れる。水素は流量計とコントローラー76が付いてい
る流路74を通ってタンク62から流路70と72の接
点へ、モして流路72を通ってインジェクター52に流
れる。空気は流量計とコントローラー79が付いている
流路78を通ってタンク64から流路70と72の接点
へ、そして流路72を通ってインジェクター52に流れ
る。
排気系28は、流路82で炉24の排気ゾーンにつない
だ一対のガスフィルター80.81を含む。炉圧コント
ロールバルブ86を含む流路84はフィルター80゜8
1の出側を真空ポンプ88につなぐ。流路84の出側圧
力は圧力計90で示される。バイパス弁92をフィルタ
ー80.81の出側の中間につなぐことができる。
真空ポンプ88の出側を流路94でガススクラバー96
につなぐ。洗しようガスを大気に放散するためガススク
ラバー96の出側を流路98につなぐ。排気系28は、
前処理及びSiC蒸着操作の間に反応室48内で発生す
るガス状反応生成物を排気するために設置する。
前述したように蒸着室48で支持体12上に蒸着すべき
SiC材料はMTSとN2の反応で作られる。
しかし、SiCを作るために別のシランと水素源が使用
できる。第1表に示すように、この材料は蒸着温度と反
応圧力、すなわち反応室48内の圧力の広い範囲で作ら
れる。
第1表 中心に位置したインジェクター52を通して反応体を反
応室48に導く。図に示してないが、インジェクター5
2内で蒸着がおこらないように、また反応体の温度を低
く保ってガス相分解又は核形成を最少にするために、イ
ンジェクター52を水で冷却することができる。蒸着操
作パラメーターと蒸着時間を変えて蒸着厚さを制御する
。SiC材料の十分な厚さを蒸着したあと、残留応力に
よる複製した構造物の割れやすさを極力押えるために、
蒸着操作を止めて炉をきわめてゆっくり冷却する。
本発明に従って、みがいたSiC支持体の複製するのに
SiCレプリカを蒸着するのに先立って、複製すべき支
持体のみがいた表面上に1300℃でカーボンの薄層又
は薄膜の蒸着をおこなうことを含む。
この前処理で蒸着したカーボン薄膜によって、SIC蒸
着後に支持体とレプリカを容易に分離することができる
。分離によってカーボン薄膜はレプリカの表面に付着す
る。レプリカの分離したままの表面は、支持体の仕上げ
と形状に適合した高度な仕上げと形状になっている。
0標準l/分 カーボン薄膜を種々のガス混合物、(1)MTS;(2
)空気;そして(3)空気+MTS、を用いて蒸着でき
る。反応体として空気を使うことにより、支持体のみが
いた表面は実質的に酸素で処理される。最良の複製結果
となる本発明の好ましい実施態様においては、支持体を
まず現場で5分間空気で処理し、次いで直ちに3分間空
気とMTSで処理した。次いでSiCの蒸着に必要な条
件で30時間蒸着を継続した。本発明の好ましい実施態
様である2ステップ前処理法に従って、SiC複製をお
こなうための化学気相蒸着条件の要約を第2表に示す。
第2表 第7図の略図は本発明のSiC複製法を詳細に示してい
る。すなわち、まずカーボンに富んだSIC薄膜100
がみがいたSiC支持体102上に蒸着され、そして化
学気相蒸着したSiC層104がこの薄膜100の上に
成長する。蒸着の最後に、複製したSiC104は容易
に支持体102から分離される。これはこの薄膜100
とSiC支持体104間の弱い結合に基づくからである
。この薄膜を非常に薄くすることで良い複製が可能とな
る。すなわち薄膜が薄いほど良い複製が得られる。
異なるガス混合物を用いた実験で作った支持体とレプリ
カの表面をさまざまの技術を使ってその特質を明らかに
した。これらの研究から複製法に関するいくつかの情報
を得た。空気あるいは02とArによる前処理は、まず
SiC支持体上に二酸化珪素(S102)の薄膜を作る
。次に、MTS+Ar及び02 + M T S + 
A r処理の結果としてカーボン層が蒸着される。この
カーボン層はすぐれた仕上げであってガラス状カーボン
あるいは不完全な黒鉛化したカーボンの形態をしている
ことをデータは示している。化学機構は明確でないが、
酸素は多分MTSの解離と、MTS+Ar単独で形成し
た輝きの少ないカーボン表面と比較して輝いたカーボン
薄膜の形成とを促進するようである。
Oh+Ar次いで02 + M T S + Arの2
ステップ法では、02 +Arステップ期間に形成され
るSin、薄膜の厚さは0.006〜0.036m (
60〜360人)の範囲であり、モしてOa +MTS
+Arステップ期間に形成されるカーボン薄膜は0.2
2〜1.0θμ(2200〜10000人)の範囲であ
った。
以下に示す例は本発明の説明のためのものであって、こ
れに限定されるものではない。
〔実施例〕
(実施例1) 第2表に定めた本発明の好ましい実施態様に基づく反応
条件を用いて、現場で前処理しそしてMTSから炭化珪
素蒸着層を得るために、第1図の化学気相蒸着装置を使
った。前処理とSiC蒸着に先立って、4個の1.5イ
ンチ(38mm)径のみがいたSiC支持体を反応ゾー
ン48に据えた。黒鉛でできた個別に組合わさるホルダ
ーにこれらの支持体をそれぞれ据えた。30時間の蒸着
後、冷却して各蒸着したままのSiCレプリカを組合わ
さったSiC支持体から容易に分離できた。各レプリカ
の仕上げと形状は、みがいた個々の原型SiCの仕上げ
と形状に適合した。
(実施例2) 実施例1の支持体と同様に据えた、4個の1.5インチ
(38mm)径のみがいたSiC支持体を現場で前処理
しそしてMTSからSiC蒸着層を得るために、第1図
の化学気相蒸着装置を使い前処理とSiC成長工程の間
1300℃の温度に保った。15分間の前処理工程に右
いて、炉圧力は100mmHgであった。
アルゴンと空気の流量はそれぞれ5及び0.1(標準1
7分)で、一方MTSとH2は流さなかった。
27時間のSiC成長工程において、炉圧力は200m
mHgでありMTS、Ar及びH3の流量はそれぞれ0
.70,2.0及び3.0(標準1/分)であった。空
気は流さなかった。これらの条件と蒸着時間では、27
時間の蒸着とそれに続く冷却の後、蒸着したままのSi
CはSiC支持体に部分的に付着していた、すなわち4
個の支持体のうち2個だけレプリカの分離をおこなった
(実施例3) 実施例1の支持体と同様に据えた4個の1.5インチ(
38ma+)径のみがいたSiC支持体を現場で前処理
しそしてMTSからSiC蒸着層を得るために、第1図
の化学気相蒸着装置を使い前処理とSiC成長工程の間
1300℃の温度に保った。5分間の前処理工程におい
て、炉圧力は400mmHgであった。Arと空気の流
量はそれぞれ5及び0.1(標準17分)であったが、
一方MTSとH2は流さなかった。
36時間続けたSiC成長工程において、炉圧は200
mmHgであり、MTS、Ar及びH2の流量はそれぞ
れ0.70.2.0及び3.0(標準17分)であった
これらの条件下で36時間の蒸着とそれに続く冷却の後
、蒸着したままのSiCはSiC支持体に部分的に付着
していた、すなわち蒸着したままのSiCレプリカのあ
る部分は分離していた。
(実施例4) 実施例1の支持体と同様に据えた1個の1.5インチ(
38mm)径のみがいたSiC支持体を現場で前処理し
そしてMTSからSiC蒸着層を得るために、第1図の
化学気相蒸着装置を使い、前処理とSiC成長工程の間
1300℃の温度に保った。5分間の前処理工程におい
て、炉圧は200mm)Igであった。Arと空気の流
量はそれぞれ5及び0.10(標準2/分)であり、M
TSとH2は流さなかった。40時間のSiC成長工程
において、炉圧を200mmHgに保ち、そしてMTS
、Ar及びH2の流量はそれぞれ0.70,2.0及び
3.0(標準!!/分)であり空気は流さなかった。蒸
着及び冷却の後、蒸着したままのSiCレプリカは容易
に支持体から分離できた、すなわち実験の終了時に炉2
4を解体したとき簡単に取出すことができた。第8〜1
0図は、それぞれ蒸着前のSiC支持体表面、蒸着後の
支持体表面そして複製し蒸着したままのレプリカ表面の
顕微鏡写真を示す。倍率は200倍である。蒸着後の支
持体表面と複製した蒸着したままの表面は非常に類似し
てふり、そして表面特性が5−以下であることに注目す
べきである。蒸着前の支持体表面(第8図)は蒸着後の
支持体表面や複製した表面よりもなめらかに見える。
(実施例5) 実施例1の支持体と同様に据えた1個の1.5インチ(
38mm)径のみがいたSiC支持体を現場で前処理し
そしてMTSからSiC蒸着層を得るために、第1図の
化学気相蒸着装置を使い、前処理とSiC成長工程の間
1300℃の温度に保った。5分間の前処理工程におい
て、炉圧は100mmHgであった。Arと空気の流量
はそれぞれ5及び0.1(標準17分)であり、MTS
とH2は流さなかった。16時間のSiC成長工程にお
いて、炉圧は200mmHgであり、MTS、H2及び
Arの流量はそれぞれ0.70 。
2.0及び3.0〈標準1/分)であった。空気は流さ
なかった。蒸着したままのSiCはSiC支持体に付着
した。
複製の結果をまとめれば、現場の前処理は酸素エツチン
グだけでもおこなえると考えられる。すなわちみがいた
SiC支持体を高温(1300℃)で酸素にさらすと、
酸化物層(Sin□)がこの支持体上に形成され、この
酸化物層がSiCの初期蒸着の間MTSと反応してカー
ボン層を形成する触媒として働くことを解析が示してい
る。この酸化物層の厚さを制御することで、カーボン層
の厚さ及び複製の程度を制御することができる。しかし
、前述したように最良の複製は2ステップ法、Oa+A
rそれに続<Oa +MTS+Arを用いて得られる。
本発明に従って、予備形状構造物の仕上げと形状を複製
する化学気相蒸着法を提供した。本発明の方法は、みが
いたSiC鏡支持体又はマンドレルの高度な仕上げと形
状を複製する場合に特別な実用性を有し、また高度な光
学的特性、すなわち所望の最終製品とするのに得られた
レプリカを簡単にみがくだけで精密な仕上げをもつ鏡の
直接に迅速な製作を可能にする。
本発明の方法は、支持体又はマンドレルの材料と、そし
てレプリカを製作するためにその上に化学気相蒸着する
材料との間の熱膨張係数の差異を補償する必要がないこ
とで特徴づけられる。更に原型支持体又はマンドレルが
再利用できることでも特徴づけられる。
この発明の詳細な説明によって、この発明の修正をこの
発明の精神に反することなく実行できることは当業者に
よって認識されよう。それ故、この発明の範囲は記述し
た、特定な実施態様に制約されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は支持体の仕上げと形状を複製するに際し、みが
いたSiC支持体の前処理及びそれに続くSiCコーテ
ィング又は蒸着層の蒸着に使うことができる化学気相蒸
着装置の略図、第2図はみがいた上面をもつSiC支持
体の側面図、第3図は上面に02とCH3SiCl3で
蒸着してカーボン薄膜とする最初の前処理をした第2図
の支持体の側面図、第4図は上面に化学気相蒸着してS
iCコーティング又は層を複製する第3図の支持体の側
面図、第5図は第4図の支持体とレプリカの分離を示す
略図、第6図は化学気相蒸着してみがいたSiC支持体
(左側)とそれから複製した蒸着したままの化学気相蒸
着したSiC鏡(右側)の図、第7図はSiC複製法を
示した略図、第8図は蒸着前の化学気相蒸着したSiC
支持体のみがいた表面の顕微鏡写真、第9図は蒸着後の
第8図の支持体表面の顕微鏡写真、そして第10図は第
8図の支持体の複製した蒸着したままの表面の顕微鏡写
真である。 10・・・化学気相蒸着装置、12・・・支持体、16
・・・カーボン薄膜、  18・・・レプリカ、24・
・・リンドバーグ炉、 26・・・反応体供給系、28
・・・排気系、     30・・・長管、32・・・
蒸着室、     34,36.38・・・発熱体、4
0・・・マニホールド、50・・・バッフル板、52・
・・インジェクター  60・・・アルゴン源タンク、
62・・・水素源タンク、64・・・空気源タンク、8
0.81・・・ガスフィルター、 88・・・真空ポンプ、96・・・ガススクラバー1゜ Feg・ Fig 。 Fig、 10 464−

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)複製すべきみがいた予備形状支持体を化学気
    相蒸着炉に据えて、 (b)化学気相蒸着炉を排気し、漏れを調べ次いで加熱
    し、 (c)その炉内温度で、該支持体上に高度な仕上げと均
    一な厚さのカーボン薄膜を形成するのに有効であるガス
    を炉内に導き、 (d)該支持体のカーボン薄膜上に該支持体のレプリカ
    となるSiC層を蒸着するためのガスを炉内に導き、そ
    して (e)炉を常温に冷却し、該支持体/レプリカを取り出
    して支持体とレプリカを分離する 工程を含んでなる予備形状構造物の仕上げと形状を複製
    する方法。
  2. 2.前記工程(d)において、カーボン薄膜の上にSi
    C層を蒸着するために、炉内に導くガスがMTS(メチ
    ルトリクロロシラン)、H_2及びAr(アルゴン)の
    混合物を含んでなる請求項1記載の方法。
  3. 3.前記SiC蒸着条件が、 支持体温度 1300℃ 炉圧力 200torr ガスの分圧−Ar 68torr H_2 102torr MTS 30torr である請求項2記載の方法。
  4. 4.前記工程(b)において、炉を約1300℃に加熱
    し、そして工程(c)において、該支持体上にカーボン
    薄膜を形成するために炉内に導くガスが、第1ステップ
    はO_2+Arの混合物で、引続く第2ステップはO_
    2+MTS+Arの混合物を含んでなる請求項3記載の
    方法。
  5. 5.厚さ60〜360Åの範囲である二酸化珪素層を該
    第1ステップで形成し、そして厚さ2200〜1000
    0Åの範囲であるカーボン層を該第2ステップで形成す
    る請求項4記載の方法。
  6. 6.該支持体を炭化珪素で作る請求項4記載の方法。
  7. 7.炉内に導くガスの全流量が実質的に前記工程(c)
    と(d)を通じて同一とする請求項4記載の方法。
  8. 8.炉内に導く該ガス混合物のO_2が、20%のO_
    2と80%のN_2を含んでなる特別な空気の構成であ
    る請求項4記載の方法。
  9. 9.前記工程(c)と(d)のそれぞれにおいて、ガス
    混合物をいずれもインジェクターを通して炉内に導く請
    求項4記載の方法。
  10. 10.前記工程(c)で、ガスを炉内に導くにあたり、
    その一般条件が、 第1ステップ: 支持体温度 1300℃ 炉圧力 200torr ガスの分圧−Ar 196torr O_2 0.8torr 蒸着時間 4〜5分 第2ステップ: 支持体温度 1300℃ 炉圧力 200torr ガスの分圧−Ar 177〜196torrO_2 0
    .8torr MTS 3〜19torr 蒸着時間 2〜5分 を含んでなる請求項4記載の方法。
  11. 11.前記工程(b)において、該炉を約1300℃に
    加熱し、そして工程(c)において、該支持体上にカー
    ボン薄膜を形成するために炉内に導くガスがMTS+A
    rの混合物を含んでなる請求項3記載の方法。
  12. 12.炉内に導く該ガス混合物中のO_2が、20%の
    O_2と80%のN_2を含んでなる特別な空気の構成
    である請求項11記載の方法。
  13. 13.前記各工程(c)と(d)において、それぞれの
    ガス混合物をインジェクターを通して炉内に導く請求項
    11記載の方法。
  14. 14.前記工程(c)において、ガスを炉内に導くにあ
    たり、その一般条件が、 支持体温度 1300℃ 炉圧力 90.0torr ガスの分圧−Ar 78.7torr MTS 11.3torr 蒸着時間 10.0分 である請求項11記載の方法。
  15. 15.前記工程(b)において、該炉を約1300℃に
    加熱し、そして工程(c)において、カーボン薄膜を形
    成するために炉内に導くガスがO_2+Arの混合物で
    ある請求項3記載の方法。
  16. 16.炉内に導く該ガス混合物のO_2が、20%のO
    _2と80%のN_2を含んでなる特別な空気の構成で
    ある請求項15記載の方法。
  17. 17.前記の各工程(c)と(d)において、それぞれ
    のガス混合物をインジェクターを通して炉内に導く請求
    項15記載の方法。
  18. 18.前記工程(c)において、ガスを炉内に導くにあ
    たり、その一般条件が、 支持体温度 1300℃ 炉圧力 100〜400torr ガスの分圧−Ar 98〜392torr O_2 0.4〜1.6torr 蒸着時間 5〜15分 を含んでなる請求項15記載の方法。
  19. 19.(a)みがいた予備形状炭化珪素支持体上に、高
    度な仕上げと均一な厚さのカーボン薄膜を現場で気相蒸
    着することで該支持体を前処理し、そして (b)該カーボン薄膜上に、予め定めた厚さの炭化珪素
    層を気相蒸着することで該支持体のレプリカを形成する 工程を含んでなるみがいた予備形状炭化珪素支持体の仕
    上げと形状を複製するための化学気相蒸着法。
JP2282052A 1989-10-23 1990-10-22 予備形状構造物の仕上げと形状を複製する化学気相蒸着法 Expired - Fee Related JPH079063B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/425,076 US4997678A (en) 1989-10-23 1989-10-23 Chemical vapor deposition process to replicate the finish and figure of preshaped structures
US425076 1989-10-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03153873A true JPH03153873A (ja) 1991-07-01
JPH079063B2 JPH079063B2 (ja) 1995-02-01

Family

ID=23685038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2282052A Expired - Fee Related JPH079063B2 (ja) 1989-10-23 1990-10-22 予備形状構造物の仕上げと形状を複製する化学気相蒸着法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4997678A (ja)
EP (1) EP0425196B1 (ja)
JP (1) JPH079063B2 (ja)
CA (1) CA2027171C (ja)
DE (1) DE69008815T2 (ja)
IL (1) IL95966A0 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001073139A (ja) * 1999-09-07 2001-03-21 Asahi Glass Co Ltd 炭化ケイ素質成形体の製造方法
JP2006052427A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Nuclear Fuel Ind Ltd メチルトリクロロシランガス発生装置
WO2011142055A1 (ja) * 2010-05-14 2011-11-17 トヨタ自動車株式会社 半導体膜の気相成長方法
JP2019513241A (ja) * 2016-03-18 2019-05-23 コーニング インコーポレイテッド 高剛性基体を伴う反射性光学素子

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2655364B1 (fr) * 1989-12-01 1992-04-10 Europ Propulsion Procede de fabrication d'une piece en materiau composite, notamment a texture fibres de carbone ou refractaires et matrice carbone ou ceramique.
FR2659949B1 (fr) * 1990-03-26 1992-12-04 Europ Propulsion Procede de conformation d'une texture fibreuse de renfort pour la fabrication d'une piece en materiau composite.
US5374412A (en) * 1992-07-31 1994-12-20 Cvd, Inc. Highly polishable, highly thermally conductive silicon carbide
US5484629A (en) * 1993-05-27 1996-01-16 Eastman Kodak Company Coating apparatus and method
EP0665305A4 (en) * 1993-08-17 1996-01-10 Aktsionernoe Obschestvo Russko METHOD FOR PRODUCING LAYERS FROM SI CARBIDE AND PRODUCT PRODUCED THEREOF.
US5719062A (en) * 1995-06-06 1998-02-17 Saint Gobain Industrial Ceramics Corporation Process for analyzing analytes using HF-resistant ultrasonic nebulizer components
JPH1179846A (ja) * 1997-09-01 1999-03-23 Tokai Carbon Co Ltd 炭化珪素成形体
US6042758A (en) * 1998-05-05 2000-03-28 Cvd, Inc. Precision replication by chemical vapor deposition
US6228297B1 (en) * 1998-05-05 2001-05-08 Rohm And Haas Company Method for producing free-standing silicon carbide articles
US6231923B1 (en) 1998-08-17 2001-05-15 Tevtech Llc Chemical vapor deposition of near net shape monolithic ceramic parts
US6464912B1 (en) 1999-01-06 2002-10-15 Cvd, Incorporated Method for producing near-net shape free standing articles by chemical vapor deposition
US6641767B2 (en) * 2000-03-10 2003-11-04 3M Innovative Properties Company Methods for replication, replicated articles, and replication tools
US6616870B1 (en) * 2000-08-07 2003-09-09 Shipley Company, L.L.C. Method of producing high aspect ratio domes by vapor deposition
US8114505B2 (en) * 2003-12-05 2012-02-14 Morgan Advanced Ceramics, Inc. Free-standing silicon carbide articles formed by chemical vapor deposition and methods for their manufacture
US20050123713A1 (en) * 2003-12-05 2005-06-09 Forrest David T. Articles formed by chemical vapor deposition and methods for their manufacture
US20060057287A1 (en) * 2003-12-08 2006-03-16 Incomplete Trex Enterprises Corp Method of making chemical vapor composites
EP1772901B1 (en) * 2005-10-07 2012-07-25 Rohm and Haas Electronic Materials, L.L.C. Wafer holding article and method for semiconductor processing
JP5065660B2 (ja) * 2005-12-02 2012-11-07 ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ,エル.エル.シー. 半導体処理
US8545103B1 (en) * 2011-04-19 2013-10-01 Us Synthetic Corporation Tilting pad bearing assemblies and apparatuses, and motor assemblies using the same
KR101469713B1 (ko) * 2012-12-06 2014-12-05 연세대학교 산학협력단 경사형 C/SiC 코팅막 형성 방법 및 장치

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1109142B (de) * 1958-04-03 1961-06-22 Wacker Chemie Gmbh Verfahren zur Herstellung geformter Koerper
US3905778A (en) * 1973-08-01 1975-09-16 Westinghouse Electric Corp Mirror with optically polished surface
GB1499683A (en) * 1974-06-20 1978-02-01 Westinghouse Electric Corp High power laser mirror
US4426405A (en) * 1981-02-20 1984-01-17 Emerson Electric Co. Method for producing improved silicon carbide resistance elements
US4513030A (en) * 1982-06-18 1985-04-23 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Method of producing silicon carbide articles
US4753414A (en) * 1986-04-14 1988-06-28 Balzers Optical Corporation Carbon coatings in replicated optics art
ZW6687A1 (en) * 1986-05-13 1987-12-02 Hoffmann La Roche 1,3-disubstituted imidazolium salts

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001073139A (ja) * 1999-09-07 2001-03-21 Asahi Glass Co Ltd 炭化ケイ素質成形体の製造方法
JP2006052427A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Nuclear Fuel Ind Ltd メチルトリクロロシランガス発生装置
WO2011142055A1 (ja) * 2010-05-14 2011-11-17 トヨタ自動車株式会社 半導体膜の気相成長方法
JP2011243634A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Toyota Central R&D Labs Inc 半導体膜の気相成長方法
US8703590B2 (en) 2010-05-14 2014-04-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vapor-phase growth method for semiconductor film
JP2019513241A (ja) * 2016-03-18 2019-05-23 コーニング インコーポレイテッド 高剛性基体を伴う反射性光学素子

Also Published As

Publication number Publication date
CA2027171C (en) 1993-12-21
IL95966A0 (en) 1991-07-18
DE69008815D1 (de) 1994-06-16
DE69008815T2 (de) 1994-08-25
EP0425196B1 (en) 1994-05-11
CA2027171A1 (en) 1991-04-24
JPH079063B2 (ja) 1995-02-01
US4997678A (en) 1991-03-05
EP0425196A1 (en) 1991-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03153873A (ja) 予備形状構造物の仕上げと形状を複製する化学気相蒸着法
US5071596A (en) Fabrication of lightweight ceramic mirrors by means of a chemical vapor deposition process
JP3249905B2 (ja) プレーナ導波路の作製用エーロゾルプロセス
US4388344A (en) Method of repairing surface defects in coated laser mirrors
US4990374A (en) Selective area chemical vapor deposition
US4421592A (en) Plasma enhanced deposition of semiconductors
JP3064857B2 (ja) 光リソグラフィー用光学部材および合成石英ガラスの製造方法
US4444467A (en) Coated laser mirror and method of coating
US4963393A (en) Method to prevent backside growth on substrates in a vapor deposition system
US4604292A (en) X-ray mask blank process
JPH0921921A (ja) プレーナ光導波路の改善された製造方法
US20160024648A1 (en) Process for making triple graded CVC-CVD-CVC silicon carbide products
US5150507A (en) Method of fabricating lightweight honeycomb structures
JP4615644B2 (ja) 化学蒸着による精密な再現法
Goela et al. Large scale fabrication of lightweight Si/SiC lidar mirrors
US20050064197A1 (en) Graded material and method for synthesis thereof and method for processing thereof
EP0411910A2 (en) Lightweight structures and methods for the fabrication thereof
Goela et al. Fabrication of light-weighted Si/SiC lidar mirrors
JPS60155508A (ja) 耐湿性にすぐれた透明性非晶質窒化ホウ素組成物
JP2531819B2 (ja) 光学素子成形用型
JPH02262324A (ja) X線透過膜およびその製造方法
Goela et al. Fabrication of lightweight Si/SiC LIDAR mirrors
JPS62279303A (ja) 光導波層の製造方法
JPH0146454B2 (ja)
Min et al. Micro/nano glass press molding using silicon carbide molds fabricated by silicon lost molding

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees