JPH0315377Y2 - - Google Patents

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JPH0315377Y2
JPH0315377Y2 JP317485U JP317485U JPH0315377Y2 JP H0315377 Y2 JPH0315377 Y2 JP H0315377Y2 JP 317485 U JP317485 U JP 317485U JP 317485 U JP317485 U JP 317485U JP H0315377 Y2 JPH0315377 Y2 JP H0315377Y2
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JP
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center
support member
engine
bolts
supported
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JP317485U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車などの車輌におけるエンジンの
支持構造に利用されるものである。
(従来技術及びその問題点) 左右のサイドフレームに両端が支持されたサポ
ートメンバ上にエンジンを支持する構造は、実開
昭56−48915号公報、実開昭56−28427号公報など
に例示されるように種々のタイプのものがある。
そして第4図に示すように、左右のサイドフレ
ームaにゴムマウントbを介して両端が支持され
たサポートメンバc上にエンジンdを支持させる
構造のものも従来より知られている。ところでこ
の従来例によると、サポートメンバcの中央部が
エンジンdの下方を横切つているため、整備時な
どにおいてオイルパンeを脱着するとき、前記サ
ポートメンバcが障害となつてその作業を円滑に
進めることができなくなる。
上記問題点を解消するため、第5図に示すよう
に、サポートメンバcを左右のサイド部f,fと
中央のセンター部gとに3分割して、これらを脱
着可能に連結することが考えられる。これによつ
てオイルパンeの脱着を円滑に進めることができ
るようになるが、第5図に示すように、センター
部gを取外したとき、エンジンdの重量によつて
両サイド部f,fは外方に開き(このときゴムマ
ウントbは第5図に示すように容易に変形す
る。)、再びセンター部gを両サイドf,fに組付
けることが極めて困難になる。
(考案の目的) 本考案は上記問題点を解消することを目的とす
る。
(考案の構成) 本考案は上記目的を達成するため、左右のサイ
ドフレーム1にゴムマウント2を介して両端が支
持されたサポートメンバ3上にエンジン4を支持
させる構造において、サポートメンバ3を左右の
サイド部5a,5bと中央のセンター部6とに3
分割し、前記センター部6の一端部7を一方のサ
イド部5aに回動可能に枢着すると共に、前記セ
ンター部6の他端部8を他方のサイド部5bに設
けたガイド部9に弧回動可能に連結したことを特
徴とする。
(実施例) 第1図乃至第3図に示す実施例は、自動車用エ
ンジンの支持構造に係るものである。サポートメ
ンバ3は左右のサイド部5a,5bと中央のセン
ター部6とに3分割されている。
前記センター部6の一端部7には3個の貫通孔
16が形成され、これに対応するサイド部5aに
も前記貫通孔16と同芯の3個の貫通孔17が形
成されている。これら貫通孔16,17には夫々
ボルト18が挿通され、これらボルト18とこれ
らに螺合するナツト19及びスプリングワツシヤ
20とによつて前記センター部6と前記サイド部
5aとは連結される。そして前記3本のボルト1
8の内、両側のボルト18を取外し、中央のボル
ト18を僅かに弛めることによつて、前記センタ
ー部6を前記中央のボルト18の回りに水平方向
に回動させることができる。すなわち前記センタ
ー部6の一端部7は前記サイド部5aに前記中央
のボルト18を枢軸として回動可能に枢着されて
いる。
前記センター部6の他端部8にも3個の貫通孔
21が形成されている。これに対応するサイド部
5bは横方向に延出する円弧状のガイド部9を有
し、ここに円弧状のガイド孔9aが形成されてい
る。又ガイド部9の基端側部分において、前記ガ
イド孔9aの両側に2個の貫通孔22が設けられ
ている。前記センター部6の両側の貫通孔21と
前記ガイド部9の2個の貫通孔22、並びに前記
センター部6の中央の貫通孔21と前記ガイド孔
9aには夫々ボルト23が挿通され、これらボル
ト23とこれらに螺合するナツト24及びスプリ
ングワツシヤ25とによつて、前記センター部6
と前記サイド部5bとは連結されている。そして
前記3本のボルト23の内、両側のボルト23を
取外し、中央のボルト23を僅かに弛めることに
よつて、前記センター部6の端部8を前記ガイド
部9のガイド孔9aに沿つて弧回動させることが
できる。
以上のように前記センター部6の一端部7は一
方のサイド部5aに回動可能に枢着され、前記セ
ンター部6の他端部8は他方のサイド部5bに設
けたガイド部9に弧回動可能に連結されており、
これら3部材が接続された状態でサポートメンバ
3を構成している。
サポートメンバ3の両端は夫々ゴムマウント2
を介して左右のサイドフレーム1に取付けられて
いる。第1図において、2aは上防振ゴム、2b
は下防振ゴム、2cはスリーブ、2dはワツシ
ヤ、2eはゴムマウントボルト、2fはゴムマウ
ントナツトで、これらでゴムマウント2を構成し
ている。そして前記サポートメンバ3の両端、す
なわち前記サイド部5a,5bのゴムマウント取
付部10は、第2図及び第3図に示すように、防
振作用を営む前記ゴムマウント2を介して、サイ
ドフレーム1に弾性的に支持されている。
両サイド部5a,5bの夫々には、第2図及び
第3図に示すように支承部材12を介してエンジ
ン4が支持されている。
次に上記構成の車輌用エンジンの支持構造の作
用を説明をする。
第2図は通常時のエンジン支持構造を示してお
り、前記ゴムマウント2は適度に締付けられた状
態にあつて、エンジン4からサイドフレーム1に
伝わる振動を吸収して防振作用を営んでいる。前
記センター部6と左右のサイド部5a,5bとは
夫々、3本のボルト18,23を用して剛結状態
に連結されている。
第3図はエンジン4よりオイルパン13を脱着
するときの状態を示している。この脱着作業をす
る前に、前記センター部6の一端部7と前記サイ
ド部5aとを連結する3本のボルトの内、両側の
ボルト18を取外し、中央のボルト18を僅かに
弛める一方、前記センター部6の他端部8と前記
ガイド部9とを連結する3本のボルト23の内、
両側のボルト23を取外し、中央のボルト23を
僅かに弛めておく。そして次に第3図及び第1図
仮想線に示すように、前記センター部6を一方の
サイド部5aに枢着されるボルト18を中心とし
て水平方向に回動させる。このとき前記センター
部6の他端部8は前記ガイド部9に案内されて弧
回動する。
かくして前記センター部6の回動によつて、オ
イルパン13の下方に障害物が無い状態とするこ
とができるので、オイルパン13の脱着作業を極
めて円滑に行うことができる。又左右のサイド部
5a,5bとセンター部6とは連結状態を維持さ
れているので、エンジン4の重量が左右のサイド
部5a,5bに作用しても、左右のサイド部5
a,5bが外方に開くことを防ぎ、これらを元の
姿勢に維持することができる。
従つて、オイルパン13の脱着作業終了後、サ
ポートメンバ3を元の状態に復元する作業も容易
に行うことができる。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば前記センター部6の
一端部7を前記サイド部5aに枢着する構造とし
て、枢支ピンを用いたものなどを採用することが
でき、又前記ガイド部9の態様も上記実施例に示
すものに限定されない。
(考案の効果) 本考案は上記構成を有し、オイルパンの脱着作
業を容易に行うことができると共に、オイルパン
脱着後のサポートメンバの復元作業を容易に行う
ことができるという効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を分解して示す斜視
図、第2図は通常状態における正面図、第3図は
オイルパン脱着時の状態における正面図、第4図
は従来例の正面図、第5図は従来例を一部改良し
た例で、オイルパンを脱着した状態を示す正面図
である。 1…サイドフレーム、2…ゴムマウント、3…
サポートメンバ、4…エンジン、5a,5b…サ
イド部、6…センター部、7…一端部、8…他端
部、9…ガイド部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右のサイドフレームにゴムマウントを介して
    両端が支持されたサポートメンバ上にエンジンを
    支持させる構造において、サポートメンバを左右
    のサイド部と中央のセンター部とに3分割し、前
    記センター部の一端部を一方のサイド部に回動可
    能に枢着すると共に、前記センター部の他端部を
    他方のサイド部に設けたガイド部に弧回動可能に
    連結したことを特徴とする車輌用エンジンの支持
    構造。
JP317485U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH0315377Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP317485U JPH0315377Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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JP317485U JPH0315377Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61118830U JPS61118830U (ja) 1986-07-26
JPH0315377Y2 true JPH0315377Y2 (ja) 1991-04-04

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ID=30477553

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JP317485U Expired JPH0315377Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2513616Y2 (ja) * 1989-11-16 1996-10-09 三菱自動車工業株式会社 エンジンの支持構造
JP2509261Y2 (ja) * 1990-11-26 1996-08-28 ダイハツ工業株式会社 自動車のサスペンションア―ム枢支構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61118830U (ja) 1986-07-26

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