JPH03152162A - 熱可塑性複合樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性複合樹脂組成物

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JPH03152162A
JPH03152162A JP29172389A JP29172389A JPH03152162A JP H03152162 A JPH03152162 A JP H03152162A JP 29172389 A JP29172389 A JP 29172389A JP 29172389 A JP29172389 A JP 29172389A JP H03152162 A JPH03152162 A JP H03152162A
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JP
Japan
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polyamide
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water absorption
physical properties
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JP29172389A
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English (en)
Inventor
Shuhei Komura
修平 小村
Shuichi Yamakami
山神 修一
Akira Tone
登根 彰
Yoichi Sato
洋一 佐藤
Hideo Okawa
秀夫 大川
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Idemitsu Fine Composites Co Ltd
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CALP Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱可塑性複合樹脂組成物に関し、特には低吸湿
性プラスチック製品用の樹脂組成物に関する。
[従来の技術] ポリアミド系樹脂は耐熱性が比較的高く1強靭であるた
め、自動車、機械又は電気製品等の機械精密部品に広く
用いられている。しかし、ポリアミド系樹脂は吸水率が
高いため1寸法安定性に欠け、精密部品の必須条件であ
る寸法精度に悪影響をおよぼしている。
従来から、低吸湿性ポリアミド系樹脂が提案されている
が、それらから調製されたプラスチック製品は必ずしも
充分な低吸湿性を示さず、吸湿によつて寸法変化を起こ
したり、物性低下(特に剛性低下)を起こしていた。
これらの欠点を解消するための各種の方法も提案されて
いる0例えば、ポリアミドへ繊維状強化材(例えばガラ
ス繊維)を配合する方法があるが、吸湿性を充分に低下
させることはできず、しかも成形品の外観不良が起き易
い、ポリアミドにポリエステルをブレンドすることによ
り、吸水性を低下させた例(特開昭60−188457
号公報)もあるが、その低下の程度は充分なものではな
い、更に、ガラス繊維をブレンドして吸水性を低下させ
た例(特開昭60−20953号公報)もある、これに
よって吸水性は低下するが、難燃性を付与するために難
燃剤を添加すると、成形時に滞留劣化(変色、強度低下
)を生じる。
[発明が解決しようとする課題] 従って、本発明の目的は、低吸水性で、成形性が良好で
、成形加工時の滞留劣化を防止することができ、しかも
物性の向上をもたらすポリアミド系樹脂素材を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 前記の課題は、本発明により、ポリアミド18〜74重
量%、熱可塑性ポリエステル2〜40重量%、繊維状強
化材10〜40重量%、無機系充填剤1〜40重量%、
臭素系難燃剤10〜30重量%及び難燃助剤1〜10重
量%を含み、かつ前記ポリアミドと前記熱可塑性ポリエ
ステルとの配合比が重量で9/1〜515であることを
特徴とする熱可塑性複合樹脂組成物によって達成するこ
とができる。
本発明の組成物は、ポリアミドを18〜74重量%、好
ましくは20〜70重量%、特に好ましくは25〜45
重量%含有する。ポリアミド含有量が18重量%未満で
あると、ポリアミドの利点である強度(耐衝撃性、曲げ
強度等)を得ることができないだけでなく、成形時に変
色を起こし易い、含有量が74重量%を越えると、強度
が低下し、難燃性も低下し、吸水率が高くなり、吸水時
の寸法変化も大きくなる。
ポリアミドとしては1例えば、トナイロン。
6.6−ナイロン、12−ナイロン、4,6−ナイロン
又はそれらの混合物を用いることができる0本発明で用
いるポリアミドとしては、極限粘度が3.0 dl/g
以下のものが好ましい、極限粘度が3.0 dl/gよ
りも大きいものを用いると、混線時にトルクが上昇し、
繊維状強化材(例えばガラス繊維、又は炭素繊維)が折
れて、成形品の物性が低下することがある。
熱可塑性ポリエステルの含有量は、2〜40重量%、好
ましくは5〜35重量%、特には5〜30重量%である
。含有量が2重量%未満になると吸水率が増加して成形
品の寸法変化が大きくなり、40重量%を越えると強度
が低下し、成形時の変色が大きくなる。熱可塑性ポリエ
ステルとしては、極限粘度が0.8旧7g以下のものを
用いるのが好ましい、極限粘度が0.8 dl/gより
も大きいものを用いると成形品の物性低下を引起こす、
熱可塑性ポリエステルとしては、例えばポリエチレンテ
レフタレート(PET) 、ポリブチレンテレフタレー
ト(PBT) 、あるいはこれらの共重合体、又はそれ
らの混合物を用いることができる。ポリエチレンテレフ
タレートとポリブチレンテレフタレートとの混合物を用
いるのが好ましく、ポリエチレンテレフタレートとポリ
ブチレンテレフタレートとの配合比(PET/PBT)
が重量で278〜8/2であるものが特に好ましい。前
記の配合比(PET/PBT)が278より低いと成形
品の物性低下が生じ易く、 8/2を超えると成形加工
時の滞留劣化が生じ易くなる。
繊維状強化材は、成形品の物性を向上させる目的て添加
する。その含有量は、10〜40重量%、好ましkは1
3〜35重量%、特には25〜30重量%である。含有
量が10重量%未満になると曲げ強度か低くなり、吸水
時の寸法変化が大きくなる。
含有量か40重量%を越えると、耐衝撃強度が低下し、
成形性も低下する。繊維状強化材としては、繊維径5〜
15終畷のガラス繊維又は炭素繊維を用いるのが好まし
い、ガラス繊維の集束剤としては、特に限定するわけで
はないが、エポキシ系又は、ウレタン系のポリマーが好
適である。
無機系充填剤(特には、粒状の無機系充填剤)は成形加
工時の滞留劣化(例えば、滞留色の発生、滞留−強度の
低下)を防止する目的で添加する。その含有量は1〜4
0重量%、好ましくは2〜30重量%、特に好ましくは
5〜25重量%である。
含有量が1重量%未満になると滞留劣化の発生が激しく
なり、40重量%を超えると、成形品の衝撃強度が低下
し、成形性が悪化する。無機系充填剤としては、炭酸カ
ルシウム、ワラストナイト、マイカ、硫酸バリウム又は
タルク等を挙げることができる。無機系充填剤の粒径は
、0.5〜30ILs、好ましくは1〜2SIL■ (
重量平均径)である0粒径が0.51Lm未満のものは
分散性が悪く、30μmを超えるものを用いると成形品
の強度が低下する。
臭素系難燃剤の含有量は、10〜30重量%、好ましく
は15〜25重量%である。含有量が100重量%未満
なると充分な難燃性か得られず、30重量%を越えると
耐衝撃強度が低下する。臭素系難燃剤としては臭素含有
芳香族化合物等を用いるのが好ましい。
難燃助剤の含有量は1〜10重量%、特には2〜8重量
%である。含有量が1重量%未満では充分な難燃性か得
られず10重量%を越えると成形時に変色し易くなる。
難燃助剤としては、三酸化アンチモンを用いるのが好ま
しく、特に表面をシラン処理又はチタネート処理したも
ので、粒径1μ−以下、特には0.4〜0.8終−のも
のが好ましい。
表面処理をしていないものでは、成形時に変色及び物性
変化を起こし易い。
本発明の組成物においては、無機系充填剤を含有させる
ことによって成形加工時における滞留劣化を有効に防止
するものであるが、その無機系充填剤を含有させても、
難燃助剤を含有させないと、良好な難燃性を有する成形
品を得ることができない。
ポリアミドと熱可塑性ポリエステルとの重量比は、9/
1〜515、好ましくは5/1〜3/2である。
重量比が515より低くなると成形時に変色し易くなり
、9/1を越えると吸水率が高くなり、吸水寸法変化が
大きくなる。
なお、本発明の組成物において、前記6種の必須成分の
各含有量は、それら6種の成分のみ(場合により配合す
る以下の添加剤を含まない)の合計重量を基準とするも
のである。
本発明の組成物には、場合により、公知の添加剤例えば
酸化防止剤、プロセス安定剤、着色剤、滑剤等を加える
こともできる。これらの添加剤の配合量は組成物の全重
量の0.05〜0.5重量%である。
本発明の組成物は、前記の6種の必須成分と場合により
添加剤とを均一に混合して予め単軸又は二軸混練用押出
機等で混練造粒するか、あるいは、これらを均一に混合
してそのまま直接成形に供してもよい、また、これらの
成形成分は任意の順序で添加することかできる。
本発明の組成物は、熱可塑性樹脂の成形方法として知ら
れている任意の成形方法(例えば、射出成形法、押出成
形)を利用して成形品とすることかできる。
本発明の組成物は、低吸湿性や難燃性を必要とし、吸水
時の寸法変化や物性低下の少ないことが望ましいプラス
チック製品用の素材として用いるのが好ましい0例えば
、電気通信機械器具(特にコネクター、スイッチ、リレ
ーケース)、電気機械器具、並びに自動車の部品及び付
属品に用いることかできる。
[実施例] 以下、実施例によって本発明を更に具体的に説明するが
、これらは本発明の範囲を限定するものではない。
試料片の調製 以下、各実施例及び比較例において、各表に示す成分及
び配合比率で組成物を準備し、その組成物100重量部
に対して酸化防止剤(マークAO−60ニアデカ・アー
ガス社)0.3重量及びプロセス安定剤(PEP−24
Cニアデカ・アーガス社)0.1重量部を加え、2軸混
練押出機(PCI145■:池貝鉄工製)によって27
0〜290℃で混線押出しした後、ストランドカットに
よってベレットを調製した。続いて、このベレットを射
出成形機(FS−150: 8精樹脂工業)にかけて物
性試験用試料片を調製した。
なお、特に断らない限り、組成物の配合成分としては、
以下の材料を用いた。なお、各表中の数値は重量%であ
る。
ポリアミド=6,6−ナイロン(CM3007 :東し
)PET :ポリエチレンテレフタレート(KL226
R:クラレ) PRT :ポリブチレンテレフタレート(N1300L
:音大) ガラス繊m:エポキシ系集束剤使用のガラス繊維(繊維
径−1O鉢鵬) 難燃剤:臭素系芳香族化合物 (臭素化ポリスチレン:臭素66駕) 無機系充填剤(フィラー)二炭酸カルシウム(粒径=S
ILm) 難燃助剤:表面シラン処理三酸化アンチモン(粒径−0
,5〜0.7μl) 隻JjL廼 前記の試料片の物性は以下の方法で評価した。
耐衝撃強度: ASTM D−256によるアイゾツト
衝撃試験によって評価した(単位: Kg−cm/cm
) *なお、各表中のカッコ内の数値は吸水時(後述)
のものである。
曲げ強度: ASTM D−790で評価した(単位二
Kg/cm2)なお、各表中のカッコ内の数値は吸水時
(後述)のものである。
吸水率:乾燥試料片を40℃の温水に24時間浸漬した
時(これを吸水時と称する)と、試料片を成形後、湿度
65%及び温度23℃の条件下に24時間保持した時(
これを絶対乾燥時と称する)との重量変化て評価した(
単位=2)。
吸水時寸法変化: 80x aox 2g+sの試料片
に関して、絶対乾燥時と吸水時とのTD力方向寸法変化
で評価した(単位:2)。
滞留色:射出10秒間及び冷却5分間からなるサイクル
を5回繰返した後の試料片の色調変化を肉眼により以下
の3段階で評価した。
変化なし・・・O 町ご〒高°°°6 用  題ない程度) 全体的に変色・・・X 滞留曲げ強度:滞留色が観察された試料片の曲げ強度で
ある。
燃焼性: uL−94燃焼試験方法に基づいて評価した
成形性二成形材料を射出成形機に充填する際に測定した
射出ゲージ圧の最低値(単位: Kg/c■2・G)に
よって評価した。
1〜5並びに  例1及び2 第1表に示すとおり、ポリアミド含有量とポリエステル
(PETとPBTどのブレンド)との配合比を17/2
6から10IOまで7段階に変化させて試料片を調製し
、それらの物性を評価した。結果を第2表に示す。
第1表 第2表 第1表(続き) 第2表(続き) (注)1リアミド及びPBTの欄のカッコ内の数値は、
ポリアミドとポリエステル(PET十PBT)との相対
比を示す。
第1表及び第2表から明らかなとおり、本発明による組
成物は、測定した項目のすべてに関して優れた物性を示
すのに対し、ポリアミドの含有量が少なく、ポリアミド
/ポリエステル重量比が1より低くなると、耐衝撃強度
が低下し、変色が起きる(比較例1)、また、ポリエス
テルを含有しないと、吸水時寸法変化及び吸水率が上昇
し、難燃性か低下する(比較例2)。
実施例6〜10並びに比較例3及び4 第3表に示すとおり、フィラー含有量をol量%から4
5重量%まで7段階に変化させ、それに伴ってその他の
成分の含有量を変化させて試料片を調製し、それらの物
性を評価した。結果を第4表に示す。
[以下、余白] 第3表 第3表 (続き) 第4表 第4表 (続き) 第3表及び第4表から明らかなとおり1本発明による組
成物は、測定した項目のすべてに関して優れた物性を示
すのに対し、フィラーを含有しないと、変色が起きる(
比較例3)、また、フィラー含有量が多くなると、耐衝
撃強度が低下し、難燃性が低下する。(比較例4)。
11〜13 びに   5 び6 第5表に示すとおり、 PETとPBTとの比率(PE
T/PBT)を9/1から1/9まで5段階に変化させ
て試料片を調製し、それらの物性を評価した。結果を第
6表に示す。
第5表 第5表 (続き) 第6表 (続き) (注) PET及びPBT の相対比を示す。
第6表 の欄のカッコ内の数値は両者 第5表及び第6表から明らかなとおり1本発明による組
成物は、測定した項目のすべてに関して優れた物性を示
すのに対し、PET/PBTの値が大きいと、変色が起
きる(比較例5) また、PET/PBTの値が小さい
と1曲り強度が低下し、変色が起きる(比較例6)。
!嵐性上土ニュ遣 使用するフィラーの種類を変えること以外は、実施例7
の操作を繰返して試料片を調製し、それらの物性を調べ
たところ、第7表に示すとおり、すべての測定項目に関
して優れた物性を示した。
なお、フィラーとしては、タルク(粒径■51L■)〈
実施例14>、炭酸カルシウム(粒径・Igm )<実
施例15〉、炭酸カルシウム(粒径・10 g−) <
実施例16>、ワラストナイト(粒径−2,5μm)<
実施例17〉、マイカ(粒径雪20鉢霞)<実施例18
>、及び硫酸バリウム(粒径=3pm )<実施例19
〉、を用いた。なお、′比較の便宜のために実施例7(
粒径−5終飄の炭酸カルシウム使用)の結果も示す、ま
た、粒径は重量平均径である。
第7表 第7表(続き) 第8表に示すとおり、ポリアミド含有量を10重量%か
ら80重量%まで6段階に変化させ、それに伴ってその
他の成分の含有量を変化させて試料片を調製し、それら
の物性を評価した。結果を第9表に示す、なお、比較の
便宜上、実施例7の結果も示す。
[以下、余白] 第8表 第9表 第8表 (続き) 第9表 (続き) 第8表及び第9表から明らかなとおり、本発明の組成物
は、測定した項目のすべてに関して優れた物性を示すの
に対し、ポリアミドの含有量が少なく、ポリアミド/ポ
リエステル重量比が1より低くなると、耐衝撃強度が低
下し、変色が起きる(比較例7)、また、ポリアミド含
有量が多くなると、曲げ強度が低下し、吸水時寸法変化
及び吸水率が上昇し、難燃性が低下する(比較例8)。
23〜25並びに   9 び10 第10表に示すとおり、ガラス繊維含有量を5重量%か
ら50重量%まで6段階に変化させ、試料片を調製し、
それらの物性を価価した。結果を第11表に示す、なお
、比較の便宜のために実施例7のデータも示す。
第1O表 第10表(続き) [以下、余白] 第11表 第11表(続き) して優れた物性を示すのに対し、ガラス繊維の含有量が
少ないと、吸水率が上昇する(比較例9)、また、その
含有量が多いと、耐衝撃強度が低下し、成形性も低下す
る(比較例1O)。
26〜28並びに   11 び12 第12表に示すとおり、難燃剤含有量を5重量%から4
0重量%まで6段階に変化させ、それに伴ってその他の
成分の含有量を変化させて試料片を調製し、それらの物
性を評価した。結果を第13表に示す、比較、の便宜の
ために実施例4のデータも示す。
第12表 第1O表及び第11表から明らかなとおり、本発明によ
る組成物は、測定した項目のすべてに間第12表(続き
) 第13表(続き) 第13表 第12表及び第13表から明らかなとおり、本発明によ
る組成物は、測定した項目のすべてに関して優れた物性
を示すのに対し、難燃剤の含有量が少ないと、充分な難
燃性が得られず(比較例11)、また、その含有量が多
いと、耐衝撃強度が低下する(比較例12)。
29 びに   13 び14 第14表に示すとおり、難燃助剤含有量を0.5重量%
から15重量%まで4段階に変化させ、それに伴ってそ
の他の成分の含有量を変化させて試料片を調製し、それ
らの物性を評価した。結果を第15表に示す、なお、実
施例7のデータも示す。
第14表 第15表 wIJ14表(続き) 第15表(続き) [以下、 余白] 第14表及び第15表から明らかなとおり、本発明によ
る組成物は、測定した項目のすべてに関して優れた物性
を示すのに対し、難燃助剤の含有量が少なくなると、充
分な難燃性が得られず(比較例13)、また、その含有
量が多くなると、耐衝撃強度が低下し、滞留色も現れる
(比較例12)。
[発明の効果] 本発明の組成物から成形したプラスチック製品は、吸水
率が極めて低く(従来の難燃性ポリアミド系のものの半
分以下である)、吸水による寸法変化や物性低下が小さ
い、すなわち、寸法安定性が高く、強度低下が少ない、
そして、非吸水時の強度(衝撃強度、曲げ強度など)が
高い、更に、難燃性に優れ、しかも難燃剤の分解による
異臭がなく、成形品のブリートもない。また、成形性が
良好で、低温成形も可能であるのでシリンダー内での熱
劣化や、成形品の色調変化も少ない、更に、流動性が良
好なので薄肉成形が可能であり、ハイサイクル性にも優
れている。更に、成形加工時の滞留劣化が防止される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリアミド18〜74重量%、熱可塑性ポリエステル2
    〜40重量%、繊維状強化材18〜40重量%、無機系
    充填剤1〜40重量%、臭素系難燃剤10〜30重量%
    及び難燃助剤1〜10重量%を含み、かつ前記ポリアミ
    ドと前記熱可塑性ポリエステルとの配合比が重量で9/
    1〜5/5であることを特徴とする熱可塑性複合樹脂組
    成物。
JP29172389A 1989-11-09 1989-11-09 熱可塑性複合樹脂組成物 Pending JPH03152162A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10219105A (ja) * 1997-02-07 1998-08-18 Unitika Ltd ポリアミド樹脂組成物、これを用いてなる電気機器筐体部品
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