JPH03152007A - 走行型入出庫クレーン - Google Patents

走行型入出庫クレーン

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JPH03152007A
JPH03152007A JP28879489A JP28879489A JPH03152007A JP H03152007 A JPH03152007 A JP H03152007A JP 28879489 A JP28879489 A JP 28879489A JP 28879489 A JP28879489 A JP 28879489A JP H03152007 A JPH03152007 A JP H03152007A
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JP
Japan
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unloading
shelf
auxiliary
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products
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JP28879489A
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Inventor
Hiroshi Hayakawa
宏 早川
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YONEI KK
Original Assignee
YONEI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 立体倉庫の製品格納用の棚に対するパレット積製品の出
入れを行う走行型入出庫クレーンに関し、立体倉庫が大
型化しても効率良く入出庫動作を行うことができるとと
もに、従来のような強固で大型の構造部品を必要としな
いように改良することを目的とし、 パレット上に積載した製品を格納する棚が立体的に配置
されている立体倉庫の各欄に対するパレット積製品の出
し入れを行う走行型入出庫クレーンにおいて、入出庫用
のパレット積製品を一時的に収納する補助棚を1個以上
備えた補助ラックと、補助ラックの補助棚と立体倉庫の
棚との間のパレット積製品の受渡しを行うパレット受渡
機構を設けるようにしたことを特徴とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、製品を格納する棚が立体的に配置されている
立体倉庫の各欄に対するパレット積製品の出し入れを行
う走行型入出庫クレーンにに関する。なお、以下の説明
において、製品は特に断らなくても、パレットに積載さ
れた状態の製品を指すものとする。
〔従来の技術] 立体倉庫は、スペースを有効に利用するために製品を格
納する棚を立体的に配置し、棚に対する製品の出し入れ
を効率良く行うために、走行型入出庫クレーンを使用し
て、棚に対する製品の出し入れを行っている。更に入出
庫動作を高速化するために、走行型入出庫クレーンによ
る入出庫動作をすべて遠隔制御により自動的に行う立体
自動倉庫が使用されるようになってきた。
第4図及び第5図は、従来の立体自動倉庫及びそれに使
用する走行型入出庫クレーンの構成を示したもので、第
4図は、立体自動倉庫の棚及び走行型入出庫クレーンの
部分を上からみた図面であり、第4図は、走行型入出庫
クレーンの斜視図である。
第4図及び第5図において、2OA及び20Bはラック
であり、製品30が格納される棚21A1〜21A、、
21B、〜21B7を備えた棚段が、複数段スタックさ
れた立体棚構造になっている。なお、ラック2OA及び
20Bを互いに区別する必要がない場合及び棚21A1
〜21A、、21B1〜21B、を互いに区別する必要
がない場合は、以下単にラック20及び棚21という。
31は入庫コンベヤであり、棚21に格納するための製
品30を、走行型入出庫クレーン40に渡す入庫ステー
ション32まで搬送する。
33は出庫コンベヤであり、出庫ステーション34にお
いて走行型入出庫クレーン40から製品30を受は取り
、出荷場所(図示せず)まで搬送する。
走行型入出庫クレーン40は、一対のレール35及び3
6上を走行して、指定された棚21に対する製品の出し
入れを行う。なお、レールは1本でもよい。
この走行型入出庫クレーン40において、41は製品3
0を積載したパレットを棚21に移載するターンテーブ
ル付フォークであり、電動機(図示せず)により駆動さ
れる台車42上に垂直に取り付けられた一対の支柱43
及び44に昇降自在に取り付けられる。
このターンテーブル付フォーク41には、駆動機構41
1によって第4図に示す位置から+90度及び−90度
の範囲を回転するフォーク台412が設けられており、
更にこのフォーク台412上に、一対のフォーク413
及び414が設けられている。
フォーク413及び414は伸縮性であり、駆動機構4
11により駆動されて、第4図に点線で示すように前方
に伸縮することにより、入庫コンベヤ31にある製品3
0の受は取る操作、1i!A21に対する製品30の出
し入れを行う操作及び出庫コンベヤ33へ製品30を渡
す操作を行う。
415及び416はフォーク支持枠であり、駆動機構4
11の両側にそれぞれ垂直に固定されてターンテーブル
付フォーク41全体を支持し、支柱43及び44に昇降
自在に取り付けられる。各フォーク支持枠415及び4
16には支柱43及び44の両側にそれらを抱くように
して複数のローラが417が取り付けられ、ターンテー
ブル付フォーク41が支柱43に沿って円滑に昇降でき
るようにする。
45は梁枠であり、両支社43及び44を所定間隔で支
持するとともに、両支社43及び44の上端近くに滑車
451及び452が取り付けられる。滑車451及び4
52には、ターンテーブル付フォーク41を昇降するた
めのワイヤーロープ又はチェーン453及び454が取
り付けられる。
ワイヤーロープ453の一端はフォーク支持枠415の
上端に固定され、ワイヤーロー1454の一端はフォー
ク支持枠416の上端に固定され、他端はいずれも、次
に説明する駆動制御装置46に入る。
駆動制御装置46は台車41上に取り付けられ、図示し
ない管理センタからの指示にしたがって、台車41を駆
動制御して指定された棚21の位置までターンテーブル
付フォーク41を移動させる制御、ワイヤーローブ45
3及び454の巻き上げ又は巻き下げて、ターンテーブ
ル付フォーク4Iを指定された棚段位置に持っていく制
御、駆動機構411に指令してフォーク台412を指定
された方向に回転させる制御、フォーク413及び41
4を伸縮して、入庫コンベヤ31にある製品30の受は
取り、棚21に対する製品30の出し入れ及び出庫コン
ベヤ33へ製品30を渡す等の制御を行う。
421.422等は台車42に取り付けられた車輪であ
り、図示しない電動機により回転駆動されて、走行型入
出庫クレーン40レール35及び36に沿って上に走行
させる。
次に、この構成によって行われる製品30の入庫及び出
庫動作について説明する。なお、以下の各動作は、特に
言及しないかぎり図示しないホストコンピュータを備え
た管理センタの発信する指令を受けて、駆動制御装置4
6によって行われるものである。
(1)  入庫動作 入庫すべき製品30は、入庫コンベヤ31により、入庫
ステーション32まで搬送される。
走行型入出庫クレーン40も入庫ステーション32の前
面まで移動され、フォーク台412が駆動機構411に
より図示の位置から一90度、すなわち入庫コンベヤ3
1側に回転される。
次いで、フォーク台412上のフォーク413及び41
4が伸長され、入庫コンベヤ31上にある製品30の下
側に入ってこれを持ち上げ、再び縮小することにより、
入庫コンベヤ31上にある製品30をフォーク台412
上に取り込む。その後、フォーク台412は+90度回
転して、元の位置に戻る。
製品30の搭載が終了すると、台車42が駆動されて、
走行型入出庫クレーン40は、管理センタより指定され
た棚21のある位置まで移動される。次いで、駆動制御
装置46によりワイヤローブ又はチェーン453及び4
54の巻き上げてターンテーブル付フォーク41を指定
された棚段位置に持っていき、管理センタより指定され
た[21の前に位置付けさせる。
指定された棚21に対する位置付けが終了すると、フォ
ーク台412が駆動機構411により図示の位置から棚
21側に回転される。指定された棚21がラック2OA
側にあるときは、図示の位置よりも+90度回転され、
ラック20B側にあるときは、図示の位置よりも一90
度回転される。
次いで、フォーク台412上のフォーク413及び41
4が伸長され、フォーク台412上にある製品30を棚
21内に搬入し、その後再び縮小することにより、製品
30を指定された棚21内の格納する。
製品の格納が終了すると、フォーク台412を回転して
元の位置に戻され、ターンテーブル付フォーク41も元
の位置に下げられ、その後走行型入出庫クレーン40は
入庫ステーション32に移動して入庫動作を終了する。
(2)出庫動作 管理センタより棚21に格納されている製品30の出庫
が指示されると、駆動制御装置47は、前述の製品の入
庫の場合と同様にして走行型入出庫クレーン40を移動
させ、ターンテーブル付フォーク41を指定された棚2
1に位置付けさせる。
ターンテーブル付フォーク41の指定種21に対する位
置付けが終了すると、前述の入庫動作の場合と同様にし
てフォーク台412が駆動機構411により棚21側に
回転される。
次いで、フォーク台412上のフォーク413及び41
4が伸長され、棚21内にある製品30の下側に入って
これを持ち上げ、再び縮小することにより、棚21内に
ある製品30をフォーク台412上に取り込む。その後
、フォーク台412は回転して、元の位置に戻る。
指定された棚21からの製品30の取り出しが終了する
と、ワイヤーローブ又はチェーン453及び454を巻
き下ろしてターンテーブル付フォーク41を下げ(出庫
コンベヤ33の高さ)、製品30を搭載した状態で走行
型入出庫クレーン40を、出庫ステーション34まで移
動させる。
出庫ステーション34では入庫ステーション32と逆の
操作が行われて、フォーク台412上にある製品30が
出庫コンベヤ33に渡される。
製品30の受は取りが終了すると、出庫コンベヤ33は
、受は取った製品30を図示しない出荷場所まで搬送し
て、出庫動作を終了する。
以上のようにして、ラック20の各欄21に対する製品
30の入出庫を全て自動的に行われるので、製品30の
入出庫を高速で効率良く行うことができる。
〔発明が解決しようとする課題] 従来の立体自動倉庫の格納+11]21に製品の出し入
れを行う走行型入出庫クレーン40は、前述の説明から
分るように、入庫の場合は、入庫ステーション32と棚
21の間を1回の走行で1パレット分の製品30を格納
するする方式であり、出庫の場合も、出庫ステーション
34と棚21の間を1回の走行で1パレット分の製品3
0を出庫する方式である。
このように、従来の立体自動倉庫の格納棚21に物品の
出し入れを行う走行型入出庫クレーン40はlサイクル
1パレツト方式であったため、入出庫動作の高速化が困
難となり、入出庫動作が効率良く行われないという問題
があった。
また、入出庫動作を高速化するために走行型入出庫クレ
ーンの数を増やすと、設備費が大幅に増加するようにな
るという問題が生ずる。
特に最近のように立体自動倉庫が大型化されるようにな
ると、指定された棚21に到達するまでの走行型入出庫
クレーン40の走行距離及びターンテーブル付フォーク
41の昇降距離が長くなるので、入出庫動作の効率化が
一層重要な問題となってきた。更に立体自動倉庫が大型
化すると、走行型入出庫クレーンも長大なものとなるの
で、十分な強度を確保するために、支柱や台車等の構造
部品を強個かつ大型なものとする必要があり、走行型入
出庫クレーンが全体として大型化するという問題が生じ
るようになってきた。これらのことは、手動制御で入出
庫が行われる立体倉庫についても同様である。
本発明は、立体倉庫が大型化しても効率良く入出庫動作
を行うことができるとともに、従来のような強固で大型
の構造部品を必要としないように改良した走行型入出庫
クレーンを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前述の課題を解決するために本発明が採用した手段を、
第1図を参照して説明する。第1図は、本発明の走行型
入出庫クレーン10の基本構成を示したものである。
第1図に示した走行型入出庫クレーン10において、1
1は補助ラックであり、走行型入出庫クレーン10内に
設けられ、入出庫用の製品30を一時的に収納する補助
槽12を1個以上備えているラックである。なお、複数
の補助槽12を互いに区別するときは12.乃至12m
で示し、区別する必要のないときは、単に補助槽12で
示す。
13はパレット受渡機構であり、補助ラック11の棚1
2と立体倉庫の棚21との間、の製品30の受渡しを行
う。この操作は、例えばターンテーブル付フォーク機構
によって行われる・14及び15は支柱であり、支柱1
4には・パレット受渡機構13が昇降自在に取り付けら
れる・16は梁枠であり、支柱14及び15の強化、両
支社を所定間隔に保持する等の機能を持っている。
17は台車であり、補助ラック11及び支柱14.15
がその上に設置される。なお、支柱15及び梁枠16は
、本発明の走行型入出庫クレーン10に必須の構成では
ない。
このように、補助ラック11を設けることにより、走行
型入出庫クレーン10全体の構造が強化される。特に補
助ラック11に支柱としての機能を持たせることができ
るので、従来のような大きい強度の支柱を必要とせず、
その構造を簡単化することができる。
〔作 用〕
本発明の作用を、入庫動作及び出庫動作にわけて説明す
る。なお、以下の各動作は、自動制御の場合は、図示し
ない管理センタからの遠隔制御によって行われ、手動制
御の場合は、係員の手動制御によって行われるものであ
る。
(1)入庫動作 入庫コンベヤにより製品30(いずれも図示せず)が搬
送されてくると、走行型入出庫クレーン10は、パレッ
ト受渡機構13により製品30を受は取る。次いで、パ
レット受渡機構13を支柱14に沿って昇降して、製品
30を補助ラック11の所定の補助棚12に一時的に収
納する。製品30が複数ある場合は、各製品30を補助
ラックll内の複数の補助棚12にそれぞれ収納する。
製品30の補助棚12への収納がすべて終了すると、走
行型入出庫クレーンlOは、製品を格納する棚が立体的
に配置されているラック内の指定された棚21(いずれ
も図示せず)のある所まで走行する。次いで、パレット
受渡機構13を支柱14に沿って昇降させることにより
、指定された棚21の前に位置付けさせる。
この位置付けが終了すると、パレット受渡機構13によ
り補助ラック11の補助棚12にある製品30を取り出
し、取り出した製品30を指定された棚21に格納する
補助ラックllの各補助棚12にある複数の製品30に
ついて、それぞれ前述の格納操作が行われて、入庫動作
を終了する。
(2,)出庫動作 ラック内の指定された棚2Iにある製品30を出庫する
場合は、前述の入庫動作と同様にして走行型入出庫クレ
ーン10のパレット受渡機構13を、指定された棚21
の前に位置付けさせる。
位置付けが終了すると、パレット受渡機構13により棚
21より製品30を取り出し、補助ラック11の所定の
補助棚12に一時的に収納する。
複数の製品を同時に出庫する場合は、出庫対象と各製品
30について前述の操作が行われ、出庫対象となる各製
品30が補助ラック11の所定補助槽12にそれぞれ収
納される。
出庫対象となる各製品30の補助棚12への収納が終了
すると、走行型入出庫クレーン10を図示しない出庫コ
ンベヤのある所まで走行させ、パレット受渡機構13に
より補助棚12から各製品30を順番に取り出して出庫
コンベヤに渡し、指定された各製品30の出庫を終了す
る。
以上のように、本発明は走行型入出庫クレーンlO内に
補助棚12を備えた補助ラック11を設けて、入出庫対
象となる各製品30を補助ラック11の各補助棚12に
一時的に収納するようにしたので、複数パレット分の製
品の入出庫が走行型入出庫クレーンによる一回の走行で
実行することができる。
これにより製品の入出庫動作が高速化され、立体倉庫が
大型になっても入出庫能力を大幅に向上させることがで
き、同じ入出庫能力の場合には、走行型入出庫クレーン
10の能力が向上したので、その分走行型入出庫クレー
ン10の台数を減らすことができる。
また、補助ラック11を設けることにより、台車を含め
て走行型入出庫クレーン10全体の構造が強化される。
特に補助ラック11に支柱としての機能を持たせること
ができるので、従来のような大きい強度の支柱を必要と
せず、その構造を簡単化することができる。
更に、走行型入出庫クレーン10が構造的に強化される
ので、その走行速度を上げることが可能となり、前述の
ことと相まって製品の入出庫動作を高速化することがで
きる。
(実施例〕 本発明の実施例を、入出庫がすべて自動的に行われる立
体自動倉庫に使用する走行型入出庫クレーンである場合
を例にとり、第2図及び第3図を参照して説明する。第
2図は立体自動倉庫及び走行型入出庫クレーンの上面図
、第3図は、本発明の走行型入出庫クレーンの一実施例
の斜視図である。
(A)実施例の構成 第2図及び第3図において、走行型入出庫クレーン10
、補助ラック11、補助棚12、パレット受渡機構13
、支柱14及び15、梁枠16並びに台車17について
は、第1図で説明したとおりである。
第3図の立体自動倉庫の構成は、走行型入出庫クレーン
10の構造を除いて、第4図及び第5図で説明した従来
の立体自動倉庫の構成と基本的に同じである。また、走
行型入出庫クレーン10の構成も、補助ラック11を設
けた点を除き、その他の構成は、従来の走行型入出庫ク
レーン40の構成と基本的に同じである。
すなわち、20A及び20Bはラックであり、製品30
が格納される棚21A1〜21A、、21BI〜21B
7を備えた棚段が複数段スタックされた立体棚構造にな
っている。なお、ラック20A及び20Bを互いに区別
する必要がない場合及び棚21A1〜21A、、21B
、〜21B7を互いに区別する必要がない場合は、単に
ラック20及び棚21ということも同しである。
31は入庫コンベヤであり、棚21に格納するための製
品30を、走行型入出庫クレーン10に渡す入庫ステー
ション32まで搬送する。
33は出庫コンベヤであり、走行型入出庫クレーン10
が指定された棚21より取り出した製品30を、出庫ス
テーション34で受は取って図示しない出荷場所まで搬
送する。
走行型入出庫クレーン10は、一対のレール35及び3
6上を走行して、指定された棚21に対する製品の出し
入れを行う。なお、レールは一本でもよい。
この走行型入出庫クレーン10において、パレット受渡
機構13は、製品30を搭載したパレットを左右90°
回転するターンテーブル付フォークによって構成され、
支柱14に昇降自在に取り付けられる。
このパレット受渡機構13は、駆動機構131によって
第2図に示す位置から+90度及び−90度の範囲を回
転するフォーク台132が設けられ、更にこのフォーク
台132上に、一対のフォーク133及び134が設け
られる。
フォーク133及び134は伸縮性であり、駆動機構1
31により駆動されて、第2図に点線で示すように前方
に伸縮することにより、入庫コンベヤ31にある製品3
0の受は取る操作、棚21に対する製品30の出し入れ
する操作及び出庫コンベヤ33へ製品30を渡す操作を
行う。
135はフォーク支持枠であり、駆動機構131の側部
に垂直に固定されてパレット受渡機構13全体を支持し
、支柱14に昇降自在に取り付けられる。フォーク支持
枠135には支柱14の両側にそれらを抱くようにして
複数のローラが136が取り付けられ、パレット受渡機
構13が支柱14に沿って円滑に昇降できるようにする
梁枠J6は両支社14及び15を所定間隔で支持すると
ともに、支柱14の上端近くに滑車161及び162が
取り付けられる。滑車161及び162には、パレット
受渡機構13を昇降するためのワイヤーローブ163及
び164が取り付けられる。ワイヤーローブ163及び
164の一端はフォーク支持枠135の上端に間隔を置
いて固定され、他端はいずれも、次に説明する駆動制御
装置18に入る。
駆動制御装置18は台車17上に取り付けられ、図示し
ない管理センタからの指示にしたがって、台車17を駆
動制御して指定された棚21の位置まで走行型入出庫ク
レーン10を移動させる制御、ワイヤーローブ163及
び164の巻き上げ又は巻き下げて、パレット受渡機構
13を指定された棚段位置に持ってい(制御、駆動機構
131に指令してフォーク台132を指定された方向に
回転させる制御、フォーク133及び134を伸縮して
、入庫コンベヤ31にある製品30の受は取り、棚21
に対する製品30の出し入れ及び出庫コンベヤ33へ製
品30を渡す等の制御を行う。
台車17は図示しない電動機により回転駆動されて、走
行型入出庫クレーン10をレール35及び36に沿って
上を走行させる。171,172は、台車17の両側に
それぞれ取り付けられた車輪である。
(B)実施例の動作 第2図及び第3図に示した本発明の一実施例の入庫動作
及び出庫動作について説明する。なお、以下の各動作は
、特に言及しないかぎり図示しない管理センタの発行す
る指示を受けて、駆動制御装置47によって行われるも
のである。
(1)入庫動作 入庫すべき製品30は、入庫コンベヤ31により、入庫
ステーション32まで搬送される。
走行型入出庫クレーン10も、入庫ステーション32に
移動され、パレット受渡機構13のフォーク台132が
駆動機構131により図示の位置から一90度、すなわ
ち入庫コンベヤ31側に回転される。
次いで、フォーク台132上のフォーク133及び13
4が伸長され、入庫コンベヤ31上にある製品30の下
側に入ってこれを持ち上げ、再び縮小することにより、
入庫コンベヤ31上にある製品30をフォーク台132
上に取り込む。その後、フォーク台132は+90度回
転して、元の位置に戻る。
製品30を搭載した状態でパレット受渡機構13を支柱
14に沿って昇降させ、指定された補助棚12の前に位
置付けさせる。この位置付けが終了すると、フォーク台
132上のフォーク133及び134が伸長され、フォ
ーク台132上にある製品30を補助棚12内に搬入し
、その後再び縮小することにより、製品30を指定され
た補助棚12内に一時的に収納する。
入庫する製品30が複数ある場合は、前述の操作を繰り
返すことにより、各製品30を補助ラック11内の複数
の補助棚12にそれぞれ収納させる。
製品30の補助棚12への収納がすべて終了すると、台
車17の電動機が駆動されて、走行型入出庫クレーン1
0は、管理センタより指定された棚21のある位置まで
移動される。次いで、駆動制御装置18によりワイヤー
ロープ163及び164を巻き上げパレット受渡機構1
3を指定された棚段位置に持っていき、管理センタより
指定された棚21の前に位置付けさせる。
指定された棚21に対する位置付けが終了すると、走行
型入出庫クレーン10において、前述の収納動作の場合
と同様にしてパレット受渡機構13が、補助ラック11
の指定された補助棚12の前に位置付けされる。次いで
、フォーク台132上のフォーク133及び134が伸
長され、補助棚12内にある製品30の下側に入ってこ
れを持ち上げ、再び縮小することにより、補助棚12内
にある製品30をフォーク台132上に取り込む。
その後、フォーク台132はフォーク台132が駆動機
構131により図示の位置から棚21側に回転される。
指定された棚21がラックIOA側にあるときは、図示
の位置よりも+90度回転され、ラックIOB側にある
ときは、図示の位置よりも一90度回転される。
次いで、フォーク台132上のフォーク133及び13
4が伸長され、フォーク台132上にある製品30を棚
21内に搬入し、その後再び縮小することにより、製品
30を指定された棚21内の格納する。
補助ラック11の各補助棚12にある複数の製品30に
ついて、それぞれ前述の格納操作がおこなわれて、入庫
動作を終了する。製品の格納が終了すると、フォーク台
132を回転して元の位置に戻され、パレット受渡機構
13も元の位置に戻さ・れた後、走行型入出庫クレーン
10は入庫ステーション32に移動する。
(2)出庫動作 管理センタよりラック20の棚21に格納されている複
数の製品30の出庫が指示されると、駆動制御装置18
は、前述の製品の入庫の場合と同様にして走行型入出庫
クレーン10を移動させ、パレット受渡機構13を指定
された棚21に位置付けさせる。
パレット受渡機構13の指定種21に対する位置付けが
終了すると、前述の出庫動作の場合と同様フォーク台1
32が駆動機構131により棚21側に回転される。
次いで、フォーク台132上のフォーク133及び13
4が伸長され、棚21内にある製品30の下側に入って
これを持ち上げ、再び縮小することにより、棚21内に
ある製品30をフォーク台132上に取り込む。
製品30の取り出しが終了すると、前述の補助ラック1
1の所定の補助棚12に一時的に収納する。
複数の製品を同時に出庫する場合は、出庫対象と各製品
30について前述の操作が行われ、出庫対象となる各製
品30が補助ラック11の所定補助棚12にそれぞれ収
納される。
指定された棚21からの製品30の取り出しがすべて終
了すると、ワイヤーロープ163及び164を巻き下ろ
してパレット受渡機構13を下げ(出庫コンベヤ33の
高さ)、各製品30を補助ラック11に各種12に収納
した状態で出庫ステージジン34の位置まで走行型入出
庫クレーン10を移動させる。
出庫ステーション34では入庫ステーション32と逆の
操作が行われて、補助ラック11の各補助棚12にある
製品30が出庫コンベヤ33に順番に渡される。
製品30の受は渡しがすべて終了すると、出庫コンベヤ
33は、受は取った各製品30を図示しない出荷場所ま
で搬送して、出庫動作を終了する。
以上、立体自動倉庫の場合の一実施例について説明した
が、前述のように、本発明の走行型入出庫クレーンは、
手動制御用の走行型入出庫クレーンとしても構成できる
ものである。その場合は、駆動制御装置1日として、公
知の各種の手動制御型の駆動制御装置が用いられるが、
その他の構成は自動制御型と同じである。また、走行型
入出庫クレーン10の構成も、第3図に示す構成に限定
されるものでなく、公知の各種の型の走行型入出庫クレ
ーンを用いて構成することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば次の諸効果が得ら
れる。
(1)走行型入出庫クレーン10内に補助棚12を備え
た補助ラック11を設けて、入出庫対象とな°る各製品
30を補助ラック11の各補助棚12に一時的に収納す
るようにしたので、複数パレット分の製品の入出庫が走
行型入出庫クレーンによる一回の走行で実行することが
できる。
Q)これにより製品の入出庫動作が高速化され、立体倉
庫が大型になっても入出庫能力を大幅に向上させること
ができ、同じ入出庫能力の場合には、走行型入出庫クレ
ーン10の能力が向上シタノで、その分走行型入出庫ク
レーン1oの台数を減らすことができる。
(3)補助ラックIIを設けることにより、台車を含め
て走行型入出庫クレーン10全体の構、造が強化される
。特に補助ラック11に支柱としての機能を持たせるこ
とができるので、従来のような大きい強度の支柱を必要
とせず、その構造を簡単化することができる。
(4)走行型入出庫クレーン10が構造的に強化される
ので、その走行速度を上げることが可能となり、前述の
ことと相まって製品の入出庫動作を高速化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成の説明図、 第2図は本発明の走行型入出庫クレーンの一実施例及び
立体自動倉庫の上面図、 第3図はは本発明の走行型入出庫クレーンの一実施例の
斜視図、 第4図は従来の立体自動倉庫の構成の説明図、第5図は
従来の走行型入出庫クレーンの構成の説明図である。 第1図乃至第3図において、 IO・・・走行型入出庫クレーン、11・・・補助ラッ
ク、12.〜12ni・・・補助棚、13・・・パレッ
ト受渡機構、14.15・・・支柱、16・・・梁枠、
17・・・台車、18・・・駆動制御装置、20A、2
0B・・・ラック、21AI〜21Bn・・・棚、3 
G ・・・製品、31・・・入庫コンベヤ、32・・・
入庫ステーション、33・・・出庫コンベヤ、34・・
・出庫ステーション。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パレット上に積載した製品を格納する棚(21)
    が立体的に配置されている立体倉庫の各棚(21)に対
    するパレット積製品(30)の出し入れを行う走行型入
    出庫クレーン(10)において、 (a)入出庫用のパレット積製品(30)を一時的に収
    納する補助棚(12)を1個以上備えた補助ラック(1
    1)と、 (b)補助ラック(11)の補助棚(12)と立体倉庫
    の棚(21)との間のパレット積製品(30)の受渡し
    を行うパレット受渡機構(13)、 を設けたことを特徴とする走行型入出庫クレーン。
  2. (2)パレット受渡機構(13)が、ターンテーブル付
    きフォーク機構を備えていることを特徴とする請求項1
    記載の走行型入出庫クレーン。
JP28879489A 1989-11-08 1989-11-08 走行型入出庫クレーン Pending JPH03152007A (ja)

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