JPH0315091B2 - - Google Patents
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- JPH0315091B2 JPH0315091B2 JP59181689A JP18168984A JPH0315091B2 JP H0315091 B2 JPH0315091 B2 JP H0315091B2 JP 59181689 A JP59181689 A JP 59181689A JP 18168984 A JP18168984 A JP 18168984A JP H0315091 B2 JPH0315091 B2 JP H0315091B2
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- JP
- Japan
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- transistor
- ignition
- timer
- capacitor
- comparator
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 26
- 238000010926 purge Methods 0.000 claims description 18
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 101000662518 Solanum tuberosum Sucrose synthase Proteins 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
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- 238000004064 recycling Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/20—Systems for controlling combustion with a time programme acting through electrical means, e.g. using time-delay relays
- F23N5/203—Systems for controlling combustion with a time programme acting through electrical means, e.g. using time-delay relays using electronic means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2223/00—Signal processing; Details thereof
- F23N2223/22—Timing network
- F23N2223/26—Timing network with capacitors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2227/00—Ignition or checking
- F23N2227/04—Prepurge
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2227/00—Ignition or checking
- F23N2227/28—Ignition circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は燃焼安全制御装置に係り、特にプレパ
ージ後にプレイグニツシヨンに入るようにすると
ともに、このためタイマ回路を直列接続で構成す
ることでこの動作の安全性を確実なものとした燃
焼安全制御装置に関する。
ージ後にプレイグニツシヨンに入るようにすると
ともに、このためタイマ回路を直列接続で構成す
ることでこの動作の安全性を確実なものとした燃
焼安全制御装置に関する。
燃焼のための安全制御において、着火に入る前
に未燃焼ガスを燃焼室から追い出すプレパージ動
作と、燃料供給開始の前に点火動作に入るプレイ
グニツシヨン動作は、燃焼を安全なものとするた
めに必要欠くべからざるものである。この動作要
求に対して、従来から行なわれているものに上記
したプレパージ動作とプレイグニツシヨン動作を
同時に実行してしまう方式のものがある。すなわ
ち、運転開始命令でフアンモータを回転させプレ
パージ動作に入ると同時にイグナイタを駆動して
点火動作に入り、所定の時間経過後に燃焼供給を
開始する方式である。この方式のものは、プレパ
ージ用とプレイグニツシヨン用のタイマを別々に
持たなくてすむため回路構成が簡単になるという
利点があるものの、バルブ等に漏れがあつて運転
開始前に未燃焼ガスが燃焼室に充満しているとき
は爆発を起こすという危険性があつた。
に未燃焼ガスを燃焼室から追い出すプレパージ動
作と、燃料供給開始の前に点火動作に入るプレイ
グニツシヨン動作は、燃焼を安全なものとするた
めに必要欠くべからざるものである。この動作要
求に対して、従来から行なわれているものに上記
したプレパージ動作とプレイグニツシヨン動作を
同時に実行してしまう方式のものがある。すなわ
ち、運転開始命令でフアンモータを回転させプレ
パージ動作に入ると同時にイグナイタを駆動して
点火動作に入り、所定の時間経過後に燃焼供給を
開始する方式である。この方式のものは、プレパ
ージ用とプレイグニツシヨン用のタイマを別々に
持たなくてすむため回路構成が簡単になるという
利点があるものの、バルブ等に漏れがあつて運転
開始前に未燃焼ガスが燃焼室に充満しているとき
は爆発を起こすという危険性があつた。
更に他の従来技術としては、プレパージタイマ
とプレイグニツシヨンタイマを別々に設ける方式
もある。この方式のものは、プレパージとプレイ
グニツシヨンを同時に実行するものではなく、プ
レパージ動作に入つてから所定時間経過後にプレ
イグニツシヨン動作に入るようにタイマ時間を設
定するものである。従つて、前述の従来技術のよ
うな運転開始時での爆発の危険性はないものの、
各々のタイマを独立させてタイマ時間のタイミン
グをとるため、例えば何らかの原因でプレイグニ
ツシヨンタイマのタイミングが長くなり、プレパ
ージ終了後のバルブを開いてからプレイグニツシ
ヨン動作に入るといつた可能性があり、これによ
る未燃焼ガスの充満による爆発の危険性が残され
ているものである。
とプレイグニツシヨンタイマを別々に設ける方式
もある。この方式のものは、プレパージとプレイ
グニツシヨンを同時に実行するものではなく、プ
レパージ動作に入つてから所定時間経過後にプレ
イグニツシヨン動作に入るようにタイマ時間を設
定するものである。従つて、前述の従来技術のよ
うな運転開始時での爆発の危険性はないものの、
各々のタイマを独立させてタイマ時間のタイミン
グをとるため、例えば何らかの原因でプレイグニ
ツシヨンタイマのタイミングが長くなり、プレパ
ージ終了後のバルブを開いてからプレイグニツシ
ヨン動作に入るといつた可能性があり、これによ
る未燃焼ガスの充満による爆発の危険性が残され
ているものである。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであ
つて、従来技術のようにプレパージタイマとプレ
イグニツシヨンタイマを並列的に設けるものでは
なく、2つのタイマを時系列的に動作されること
でタイミングの周期を図り、所定時間のプレパー
ジ実行後にプレイグニツシヨン動作に入ることを
確実なものとするとともに、燃料供給開始後のイ
グニツシヨントライアル、更に着火後のポストイ
グニツシヨンの実行を時系列的に保証することで
燃焼の安全制御を実現せしめる燃焼安全制御装置
を提供することを目的とする。
つて、従来技術のようにプレパージタイマとプレ
イグニツシヨンタイマを並列的に設けるものでは
なく、2つのタイマを時系列的に動作されること
でタイミングの周期を図り、所定時間のプレパー
ジ実行後にプレイグニツシヨン動作に入ることを
確実なものとするとともに、燃料供給開始後のイ
グニツシヨントライアル、更に着火後のポストイ
グニツシヨンの実行を時系列的に保証することで
燃焼の安全制御を実現せしめる燃焼安全制御装置
を提供することを目的とする。
以下、本発明に係る燃焼安全制御装置の一実施
例を第1図に示し説明する。
例を第1図に示し説明する。
図において、1は電源スイツチであつて、これ
を閉成すると燃焼安全制御装置に電源が投入され
燃焼シーケンスが実行される。2はフアンモータ
であり、燃焼用の空気を燃焼系に供給する。3は
バルブであり燃焼供給のための開閉動作を行う。
4はイグナイタであり点火動作を実行する。5は
熱応動タイマであつて、一定時間電源に接続され
ると常閉接点SS16を開成するとともに常開接
点SS27を閉成する。8はアラームであり、燃
焼シーケンスに異常があつたときに警報を発し、
その旨を使用者に知らせるものである。
を閉成すると燃焼安全制御装置に電源が投入され
燃焼シーケンスが実行される。2はフアンモータ
であり、燃焼用の空気を燃焼系に供給する。3は
バルブであり燃焼供給のための開閉動作を行う。
4はイグナイタであり点火動作を実行する。5は
熱応動タイマであつて、一定時間電源に接続され
ると常閉接点SS16を開成するとともに常開接
点SS27を閉成する。8はアラームであり、燃
焼シーケンスに異常があつたときに警報を発し、
その旨を使用者に知らせるものである。
本発明に係る燃焼安全制御装置の回路は、タイ
マ回路19、タイマ回路210、バルブ駆動回路
11、イグナイタ駆動回路12、火炎検出回路1
3、リセツト回路14、アラーム回路15から構
成される。
マ回路19、タイマ回路210、バルブ駆動回路
11、イグナイタ駆動回路12、火炎検出回路1
3、リセツト回路14、アラーム回路15から構
成される。
上記のタイマ回路19は、抵抗を介して直流電
源に接続されたコンデンサC1と、該コンデンサ
C2にベース接続されたトランジスタQ1と、該
トランジスタQ1のコレクタにベースが接続され
たトランジスタQ2から構成されている。
源に接続されたコンデンサC1と、該コンデンサ
C2にベース接続されたトランジスタQ1と、該
トランジスタQ1のコレクタにベースが接続され
たトランジスタQ2から構成されている。
タイマ回路210は、コンパレータ1とコンパ
レータ2からなり、コンパレータ1の非反転入力
端子(+)の入力レベルは、上記したトランジス
タQ2がONしたときの抵抗R1,R2,R3,
R4と抵抗R5の分割比から決定され、反転入力
端子(−)の入力レベルは抵抗R6を介してR2
とR3の中点に接続されるコンデンサC2の充放
電電圧により決定される。このコンパレータ1の
出力は抵抗R3,R2を介してコンパレータ2の
反転入力端子(−)に接続されるとともに、該コ
ンパレータ2の非反転入力端子(+)は上記した
コンデンサC2に接続される。なお、上記のコン
パレータ2の動作電源は、トランジスタQ2が
ONしたとき初めて供給されるように構成されて
いる。
レータ2からなり、コンパレータ1の非反転入力
端子(+)の入力レベルは、上記したトランジス
タQ2がONしたときの抵抗R1,R2,R3,
R4と抵抗R5の分割比から決定され、反転入力
端子(−)の入力レベルは抵抗R6を介してR2
とR3の中点に接続されるコンデンサC2の充放
電電圧により決定される。このコンパレータ1の
出力は抵抗R3,R2を介してコンパレータ2の
反転入力端子(−)に接続されるとともに、該コ
ンパレータ2の非反転入力端子(+)は上記した
コンデンサC2に接続される。なお、上記のコン
パレータ2の動作電源は、トランジスタQ2が
ONしたとき初めて供給されるように構成されて
いる。
バルブ駆動回路11は、上記のコンパレータ2
の出力にベースが接続されたトランジスタQ3
と、該トランジスタQ3のコレクタに接続された
リレーK1からなり、該リレーK1は上記したト
ランジスタQ2を介して直流電源に接続されてい
る。更にこのリレーK1は、ダイオードD1の逆
接続を介して上記したコンデンサC2に接続され
ている。
の出力にベースが接続されたトランジスタQ3
と、該トランジスタQ3のコレクタに接続された
リレーK1からなり、該リレーK1は上記したト
ランジスタQ2を介して直流電源に接続されてい
る。更にこのリレーK1は、ダイオードD1の逆
接続を介して上記したコンデンサC2に接続され
ている。
イグナイタ駆動回路12は、トランジスタQ4
とリレーK2の直列接続からなる。該リレーK2
は、上記リレーK1と同様にトランジスタQ2を
介して直流電源に接続されるとともに、トランジ
スタQ4のベースは後述する火炎検出回路13に
接続される。
とリレーK2の直列接続からなる。該リレーK2
は、上記リレーK1と同様にトランジスタQ2を
介して直流電源に接続されるとともに、トランジ
スタQ4のベースは後述する火炎検出回路13に
接続される。
火炎検出回路13は、例えばCdS等からなる火
炎センサと、該火炎センサの検出値を所定の電圧
レベルと比較することで火炎の有無を出力するコ
ンパレータ3と、該コンパレータ3の出力にベー
スが接続されたトランジスタQ5からなる。該ト
ランジスタQ5のコレクタは、ダイオードD2と
抵抗を介してトランジスタQ4のベースに接続さ
れる。ここで抵抗と並列にコンデンサC3が設け
られるが、該コンデンサC3はポストイグニツシ
ヨンの動作のために設けられたものである。更に
トラジスタQ5のベースはトランジスタQ3のベ
ースにも接続される。上記した火炎センサとして
CdSを用いると、CdSは火炎の検出によりその抵
抗値が減少するので、火炎が確立するとコンパレ
ータ3の出力はHIとなり、従つてトランジスタ
Q5はONすることになる。
炎センサと、該火炎センサの検出値を所定の電圧
レベルと比較することで火炎の有無を出力するコ
ンパレータ3と、該コンパレータ3の出力にベー
スが接続されたトランジスタQ5からなる。該ト
ランジスタQ5のコレクタは、ダイオードD2と
抵抗を介してトランジスタQ4のベースに接続さ
れる。ここで抵抗と並列にコンデンサC3が設け
られるが、該コンデンサC3はポストイグニツシ
ヨンの動作のために設けられたものである。更に
トラジスタQ5のベースはトランジスタQ3のベ
ースにも接続される。上記した火炎センサとして
CdSを用いると、CdSは火炎の検出によりその抵
抗値が減少するので、火炎が確立するとコンパレ
ータ3の出力はHIとなり、従つてトランジスタ
Q5はONすることになる。
リセツト回路14は、トランジスタQ5のコレ
クタに接続されたコンデンサC4と、該コンデン
サC4にベースが接続されたトランジスタQ6か
らなる。該トランジスタQ6のコレクタは抵抗R
7を介してコンデンサC1に接続されている。上
記のコンデンサC4は微分回路を構成し、トラン
ジスタQ5のコレクタがLOからHIに転じたとき
の一瞬にトランジスタQ6をONさせることにな
る。すなわち、上記のリセツト回路14は、確立
されていた火炎が消えるとトランジスタQ6を
ONする動作を実行する。
クタに接続されたコンデンサC4と、該コンデン
サC4にベースが接続されたトランジスタQ6か
らなる。該トランジスタQ6のコレクタは抵抗R
7を介してコンデンサC1に接続されている。上
記のコンデンサC4は微分回路を構成し、トラン
ジスタQ5のコレクタがLOからHIに転じたとき
の一瞬にトランジスタQ6をONさせることにな
る。すなわち、上記のリセツト回路14は、確立
されていた火炎が消えるとトランジスタQ6を
ONする動作を実行する。
アラーム回路15は、コンパレータ4からな
る。該コンパレータ4の反転入力端子(−)は抵
抗を介してトランジスタQ3のコレクタに接続さ
れ、非反転入力端子(+)はコンパレータ2の反
転入力端子(−)に接続され、出力端子はトラン
ジスタQ4のベースに接続されている。
る。該コンパレータ4の反転入力端子(−)は抵
抗を介してトランジスタQ3のコレクタに接続さ
れ、非反転入力端子(+)はコンパレータ2の反
転入力端子(−)に接続され、出力端子はトラン
ジスタQ4のベースに接続されている。
次に、上記のように構成された燃焼安全制御装
置の動作について、第2図に示すタイムチヤート
を参照して説明する。
置の動作について、第2図に示すタイムチヤート
を参照して説明する。
電源スイツチ1を閉成すると直ちにフアンモー
タ2が動作し、燃焼室に残存するおそれのある未
燃焼ガスを追い出すことになる。タイマ回路19
に介在されたコンデンサC1は電源投入と同時に
充電を開始し、この充電により所定時間T1(第
2図b参照)の経過後にトランジスタQ1がON
し、該トランジスタQ1のONによりトランジス
タQ2がONすることになる。トランジスタQ2
がONすると、電源投入時当初は火炎が着火して
いないことから火炎検出回路13のトランジスタ
Q5はOFFしており、従つてトランジスタQ4
のベースに電圧が供給されることで該トランジス
タQ4がONすることから、リレーK2がプルイ
ンされることになる。これによりリレー接点K2
−1がイグナイタ4側に切換わり点火動作を開始
し、プレイグニツシヨンに入ることになる。すな
わち、第2図のタイムチヤートに示す如く、電源
が投入されてからT1時間経過後にプレイグニツ
シヨン動作が開始される。
タ2が動作し、燃焼室に残存するおそれのある未
燃焼ガスを追い出すことになる。タイマ回路19
に介在されたコンデンサC1は電源投入と同時に
充電を開始し、この充電により所定時間T1(第
2図b参照)の経過後にトランジスタQ1がON
し、該トランジスタQ1のONによりトランジス
タQ2がONすることになる。トランジスタQ2
がONすると、電源投入時当初は火炎が着火して
いないことから火炎検出回路13のトランジスタ
Q5はOFFしており、従つてトランジスタQ4
のベースに電圧が供給されることで該トランジス
タQ4がONすることから、リレーK2がプルイ
ンされることになる。これによりリレー接点K2
−1がイグナイタ4側に切換わり点火動作を開始
し、プレイグニツシヨンに入ることになる。すな
わち、第2図のタイムチヤートに示す如く、電源
が投入されてからT1時間経過後にプレイグニツ
シヨン動作が開始される。
更にトラジスタQ2のONにより、続いてタイ
マ回路210のコンデンサC2が充電を開始す
る。充電開始当初の電圧レベルは低いことから、
コンパレータ1の非反転入力端子(+)の入力電
圧レベルは反転入力端子(−)より高く、従つて
コンパレータ1の出力はHIである。これから、
コンパレータ2の反転入力端子(−)の入力電圧
レベルは非反転入力端子(+)より高く、従つて
コンパレータ2の出力はLOとなつている。コン
デンサC2の充電が所定レベルに達する所定時間
T2(第2図b参照)の経過後にコンパレータ1
の出力はLOに転じ、従つてコンパレータ2はHI
に転ずる。コンパレータ2がHIになるとトラン
ジスタQ3はONし、これからコンデンサC2の
電荷がダイオードD1、リレーK1を介して放電
し、リレーK1がプルインする。これによりリレ
ーK1の接点K1−1がバルブ3側に切換わり、
該バルブ3が開となつて燃料供給を開始すること
になる。すなわち、第2図のタイムチヤートに示
す如く、所定時間T2のプレイグニツシヨン動作
後に燃料供給を開始することになる。なお、この
所定時間(T1+T2)が、従来技術のプレパージ
時間に対応している。
マ回路210のコンデンサC2が充電を開始す
る。充電開始当初の電圧レベルは低いことから、
コンパレータ1の非反転入力端子(+)の入力電
圧レベルは反転入力端子(−)より高く、従つて
コンパレータ1の出力はHIである。これから、
コンパレータ2の反転入力端子(−)の入力電圧
レベルは非反転入力端子(+)より高く、従つて
コンパレータ2の出力はLOとなつている。コン
デンサC2の充電が所定レベルに達する所定時間
T2(第2図b参照)の経過後にコンパレータ1
の出力はLOに転じ、従つてコンパレータ2はHI
に転ずる。コンパレータ2がHIになるとトラン
ジスタQ3はONし、これからコンデンサC2の
電荷がダイオードD1、リレーK1を介して放電
し、リレーK1がプルインする。これによりリレ
ーK1の接点K1−1がバルブ3側に切換わり、
該バルブ3が開となつて燃料供給を開始すること
になる。すなわち、第2図のタイムチヤートに示
す如く、所定時間T2のプレイグニツシヨン動作
後に燃料供給を開始することになる。なお、この
所定時間(T1+T2)が、従来技術のプレパージ
時間に対応している。
上記したリレーK1をプルインするためのダイ
オードD1を介してのコンデンサC2の放電は、
該コンデンサC2の電荷が所定のレベルに達する
までの所定時間T3(第2図b参照)継続され
る。この期間がイグニツシヨントライアルであ
り、正常であればこのT3の時間内に着火が実行
され火炎が確立する。火炎が確立すると火炎検出
回路13のコンパレータ3の出力はHIとなり、
従つてこの出力にベースが接続されるトランジス
タQ3は、コンデンサC2の放電によりLOに戻
つたコンパレータ2の出力に関係なくONし続け
るため、バルブは開状態を維持することになる。
更に、コンパレータ3の出力がHIになることで
トランジスタQ5がONしても、コンデンサC3
の放電によりトランジスタQ4は所定時間T4
(第2図a参照)はONし続けることでイグナイ
タ4を動作させ、ポストイグニツシヨンを実行し
着火を確実なものとしている。すなわち、第2図
のタイムチヤートに示す如く、着火が確立されれ
ばバルブ3を開に維持して燃料を供給するととも
に、所定時間T4経過後にイグナイタ4を停止し
正常燃焼状態にと移行していくことになる。
オードD1を介してのコンデンサC2の放電は、
該コンデンサC2の電荷が所定のレベルに達する
までの所定時間T3(第2図b参照)継続され
る。この期間がイグニツシヨントライアルであ
り、正常であればこのT3の時間内に着火が実行
され火炎が確立する。火炎が確立すると火炎検出
回路13のコンパレータ3の出力はHIとなり、
従つてこの出力にベースが接続されるトランジス
タQ3は、コンデンサC2の放電によりLOに戻
つたコンパレータ2の出力に関係なくONし続け
るため、バルブは開状態を維持することになる。
更に、コンパレータ3の出力がHIになることで
トランジスタQ5がONしても、コンデンサC3
の放電によりトランジスタQ4は所定時間T4
(第2図a参照)はONし続けることでイグナイ
タ4を動作させ、ポストイグニツシヨンを実行し
着火を確実なものとしている。すなわち、第2図
のタイムチヤートに示す如く、着火が確立されれ
ばバルブ3を開に維持して燃料を供給するととも
に、所定時間T4経過後にイグナイタ4を停止し
正常燃焼状態にと移行していくことになる。
一方、イグニツシヨントライアル中に着火され
ないと、コンデンサC2が放電することでコンパ
レータ2の非反転入力端子(+)の入力電圧レベ
ルが低下して該コンパレータ2はLOに戻り、ト
ランジスタQ3はOFFすることになる。これに
よつてリレーK1は非励磁となり、リレー接点K
1−1が熱応動タイマ5側に復帰する。更にトラ
ンジスタQ3がOFFすることで、該トランジス
タQ3のコレクタに接続されるアラーム回路15
のコンパレータ4の反転入力端子(−)が高い電
圧に引き上げられるため、該コンパレータ4の出
力はLOとなりこれによりトランジスタQ4は
OFFとなるので、リレーK2も非励磁となりリ
レー接点2−1も熱応動タイマ5側に復帰する。
すなわち、着火されないとバルブ3を閉として燃
料供給を停止し、イグナイタ4の動作を停止され
るとともに、熱応動タイマ5を駆動させることに
なる。上記の熱応動タイマ5は、一定時間電源に
接続されると、発熱作用により常閉接点SS16を
開成し燃焼安全制御装置への電源供給を停止する
とともに、常開接点SS27を閉成し、アラーム8
を動作させて異常の発生を使用者に知らせること
になる。
ないと、コンデンサC2が放電することでコンパ
レータ2の非反転入力端子(+)の入力電圧レベ
ルが低下して該コンパレータ2はLOに戻り、ト
ランジスタQ3はOFFすることになる。これに
よつてリレーK1は非励磁となり、リレー接点K
1−1が熱応動タイマ5側に復帰する。更にトラ
ンジスタQ3がOFFすることで、該トランジス
タQ3のコレクタに接続されるアラーム回路15
のコンパレータ4の反転入力端子(−)が高い電
圧に引き上げられるため、該コンパレータ4の出
力はLOとなりこれによりトランジスタQ4は
OFFとなるので、リレーK2も非励磁となりリ
レー接点2−1も熱応動タイマ5側に復帰する。
すなわち、着火されないとバルブ3を閉として燃
料供給を停止し、イグナイタ4の動作を停止され
るとともに、熱応動タイマ5を駆動させることに
なる。上記の熱応動タイマ5は、一定時間電源に
接続されると、発熱作用により常閉接点SS16を
開成し燃焼安全制御装置への電源供給を停止する
とともに、常開接点SS27を閉成し、アラーム8
を動作させて異常の発生を使用者に知らせること
になる。
また、燃焼中に失火が発生すると火炎検出回路
13の火炎センサがこれを検出し、コンパレータ
3はHIからLOに転じ、トランジスタQ5はON
からOFFに転ずる。これによりトランジスタQ
3はOFFしリレーK1は非励磁となりバルブ3
を閉じるとともにリセツト回路14のコンデンサ
C4がこの変化を検出してトラジスタQ6を一瞬
の間ONすることで抵抗R7を介してコンデンサ
C1の電荷を放電し、電源投入前の状態にリセツ
トされ、再び燃焼シーケンスに従つて点火動作を
繰返すことになる。所定時間内に正常燃焼状態に
復帰しないときは、熱応動タイマ5の作用により
安全停止にと入ることになる。
13の火炎センサがこれを検出し、コンパレータ
3はHIからLOに転じ、トランジスタQ5はON
からOFFに転ずる。これによりトランジスタQ
3はOFFしリレーK1は非励磁となりバルブ3
を閉じるとともにリセツト回路14のコンデンサ
C4がこの変化を検出してトラジスタQ6を一瞬
の間ONすることで抵抗R7を介してコンデンサ
C1の電荷を放電し、電源投入前の状態にリセツ
トされ、再び燃焼シーケンスに従つて点火動作を
繰返すことになる。所定時間内に正常燃焼状態に
復帰しないときは、熱応動タイマ5の作用により
安全停止にと入ることになる。
以上説明したように本発明は、燃焼シーケンス
用のタイマ回路を時系列的に動作させて、所定時
間のプレパージ後に所定時間のプレイグニツシヨ
ンを実行し、その後所定時間のイグニツシヨント
ライアルを確実に実行するようにしたので、従来
技術のように、プレパージとプレイグニツシヨン
を同時に実行するものではなく、あるいはプレパ
ージとプレイグニツシヨンのタイマ回路を各々タ
イミングをとらずに並列的に用いるものではない
ため、爆発の危険性を全くなくすことができ極め
て安全な燃焼安全制御装置を提供することができ
る。
用のタイマ回路を時系列的に動作させて、所定時
間のプレパージ後に所定時間のプレイグニツシヨ
ンを実行し、その後所定時間のイグニツシヨント
ライアルを確実に実行するようにしたので、従来
技術のように、プレパージとプレイグニツシヨン
を同時に実行するものではなく、あるいはプレパ
ージとプレイグニツシヨンのタイマ回路を各々タ
イミングをとらずに並列的に用いるものではない
ため、爆発の危険性を全くなくすことができ極め
て安全な燃焼安全制御装置を提供することができ
る。
また、プレパージとプレイグニツシヨンのタイ
マを並列に接続する従来技術においては、消炎後
のリサイクル実行のために両タイマに各々リセツ
ト信号を入力しなければならずリセツト回路が複
雑となつていたが、本発明によれば、タイマ回路
が時系列的に動作されるので、プレパージタイマ
のみをリセツトすればすべてのタイマがリセツト
されることになり、リセツト回路の構成を極めて
簡単な構成にすることができる効果がある。
マを並列に接続する従来技術においては、消炎後
のリサイクル実行のために両タイマに各々リセツ
ト信号を入力しなければならずリセツト回路が複
雑となつていたが、本発明によれば、タイマ回路
が時系列的に動作されるので、プレパージタイマ
のみをリセツトすればすべてのタイマがリセツト
されることになり、リセツト回路の構成を極めて
簡単な構成にすることができる効果がある。
第1図は本発明による燃焼安全制御装置の一実
施例を示す回路図、第2図は本発明による燃焼安
全制御装置の動作を説明するためのタイミングチ
ヤート図である。 1……電源スイツチ、2……フアンモータ、3
……バルブ、4……イグナイタ、5……熱応動タ
イマ、6……常閉接点、7……常開接点、8……
アラーム、9……タイマ回路1、10……タイマ
回路2、11……バルブ駆動回路、12……イグ
ナイタ駆動回路、13……火炎検出回路、14…
…リセツト回路、15……アラーム回路、Q1〜
Q6……トランジスタ、D1,D2……ダイオー
ド、C1〜C4……コンデンサ、R1〜R7……
抵抗、K1,K2……リレー、K1−1,K2−
1……リレーの接点。
施例を示す回路図、第2図は本発明による燃焼安
全制御装置の動作を説明するためのタイミングチ
ヤート図である。 1……電源スイツチ、2……フアンモータ、3
……バルブ、4……イグナイタ、5……熱応動タ
イマ、6……常閉接点、7……常開接点、8……
アラーム、9……タイマ回路1、10……タイマ
回路2、11……バルブ駆動回路、12……イグ
ナイタ駆動回路、13……火炎検出回路、14…
…リセツト回路、15……アラーム回路、Q1〜
Q6……トランジスタ、D1,D2……ダイオー
ド、C1〜C4……コンデンサ、R1〜R7……
抵抗、K1,K2……リレー、K1−1,K2−
1……リレーの接点。
Claims (1)
- 1 電源投入後一定時間はプレパージ動作のみを
行ない、その後プレイグニツシヨン動作を行なわ
せるようにした燃焼完全制御装置において、抵抗
を介して直流電源に接続されたコンデンサと該コ
ンデンサが所定電圧に充電されたとき導通する第
1のトランジスタと該トランジスタの導通により
導通する第2のトランジスタを有し、上記プレイ
グニツシヨンに入るまでのタイミングをとるため
のプレパージタイマと、前記第2のトランジスタ
の導通により起動し上記プレイグニツシヨンを行
なうプレイグニツシヨンタイマと、前記プレイグ
ニツシヨンタイマの出力信号を受けてバルブを開
き燃料供給を開始するバルブ駆動回路、および該
出力信号に基づいてイグナイタを駆動し点火動作
を開始するイグナイタ駆動回路と、火炎の確立を
検出して前記バルブの開状態を維持する火炎検出
器と、前記火炎検出器からの消炎信号に基づいて
前記プレパージタイマに設けられたコンデンサの
充電電荷を放電させて電源投入前の状態にリセツ
トするリセツト回路とを具備したことを特徴とす
る燃焼安全制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59181689A JPS6159115A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 燃焼安全制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59181689A JPS6159115A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 燃焼安全制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6159115A JPS6159115A (ja) | 1986-03-26 |
JPH0315091B2 true JPH0315091B2 (ja) | 1991-02-28 |
Family
ID=16105147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59181689A Granted JPS6159115A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 燃焼安全制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6159115A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0715328B2 (ja) * | 1989-07-28 | 1995-02-22 | 山武ハネウエル株式会社 | 燃焼装置の安全制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56137019A (en) * | 1981-03-12 | 1981-10-26 | Tokyo Electric Co Ltd | Combustion control device |
-
1984
- 1984-08-31 JP JP59181689A patent/JPS6159115A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56137019A (en) * | 1981-03-12 | 1981-10-26 | Tokyo Electric Co Ltd | Combustion control device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6159115A (ja) | 1986-03-26 |
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