JPH0315087Y2 - - Google Patents

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JPH0315087Y2
JPH0315087Y2 JP1980159553U JP15955380U JPH0315087Y2 JP H0315087 Y2 JPH0315087 Y2 JP H0315087Y2 JP 1980159553 U JP1980159553 U JP 1980159553U JP 15955380 U JP15955380 U JP 15955380U JP H0315087 Y2 JPH0315087 Y2 JP H0315087Y2
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ball
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flange
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は通過球検出装置、特にパチンコ遊技機
等のボール遊技機に用いる遊技球の通過を検出す
るために遊技盤面に設ける通過球検出装置、 に関するものである。
「従来の技術」 (1) 従来より、ボール遊技機にあつては、その遊
技性向上のために、チユーリツプ等を設けてい
た。
しかし、遊技客の嗜好の多様化に伴つて、既
に普通のチユーリツプのみでは遊技性の向上が
図れないため、近年では盤面に通過球検出装置
を設け、遊技球が適数回この検出装置を通過し
た場合、或いは複数設けた通過球検出装置の全
てを遊技球が通過した場合に一定時間チユーリ
ツプを開放させるなどの手段を用いて遊技性の
向上を図つたものが提供されていた。
このような通過球検出装置は、パチンコ遊技
機に限られず、アレンジボール遊技機、雀球遊
技機についても同様に設けられるようになつ
た。
しかしながらこの通過球検出装置は、遊技球
の通路を万面に設ける必要があるため、検出装
置のスイツチ検出端を遊技球が通る盤面表側に
突出させ、同時にスイツチの配線を盤面裏側に
配するように形成しなければならず、その結
果、スイツチの大部分が盤面の肉厚中に位置す
ることとなつていた。
(2) そこでこの種の従来装置は、第1図に示すよ
うに、一部に球通路1を設けた枠体2にスイツ
チ3を固定し、このスイツチ3に先端を球通路
1に突出させたアクチユエータ4を連動させる
と共に、枠体2を盤面5表側から盤面5に固定
して形成されていた。なお、スイツチ3はナツ
ト6によつて枠体2に固定されており、枠体2
は釘7によつて盤面5に固定されており、枠体
2表側には飾り面8が位置している。
この種の従来装置は、一旦盤面5に固定した
後にスイツチ3が故障した場合、装置全体を盤
面5から外してスイツチ3の交換作業を行わな
ければならないため、メインテナンスに不都合
であるという欠点を有していた。
更に、遊技内容に応じて飾り面8を種々使い
分けなければならない場合、この種の従来装置
では枠体2全体を種々用意しなければならない
という欠点もあつた。
(3) スイツチの故障の際のメインテナンスに不都
合であるという欠点を改善するために提供され
た装置として、例えば実開昭53−5078に記載さ
れた考案に係るパチンコ球検出器があつた。
この考案は、パチンコ玉の通路を形成するケー
スを二分割できるものとし、且つこの通路部に臨
むようにアクチユエータ片を回動自在に支持し、
更にスイツチが保持されるようにして成るパチン
コ玉検出器、に係るものである。この装置は、ス
イツチを分割可能なケースに簡易に固定・取り外
しができるので、スイツチの故障の際のメインテ
ナンスの不都合を改善できるものであつた。
「考案が解決しようとする課題」 (1) しかしながら、実開昭53−5078に記載された
前記のようなパチンコ玉検出器には次のような
欠点があつた。
この装置を取り付けるべき盤面には、取付溝
が必要であつたし、装置全体を盤面から取り外
してそれを分解しなければスイツチの交換を行
えなず、面倒な取り替え作業であつた。
また、遊技球が滑らかに動くことを要求され
る盤面部分には取付溝を設けるわけにはいかな
い。従つてこの装置を、盤面に取り付けられる
箇所は事実上非常に限られていた。
更に、遊技内容に応じて飾り物を種々使い分
けなければならない場合、この種の従来装置で
は枠体全体を種々用意しなければならないとい
う欠点を解決できなかつた。
(2) 本考案の解決すべき課題は、 スイツチの組立及びメインテナンスが容易に
行え、飾り物の変更が容易に行えるパチンコ球
の通過玉検出装置を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 前記したような従来技術の欠点を鑑みた本考案
者は、 遊技盤面に穿設した連通孔に挿入する筒部と、
その筒部先端に連接され盤面表側に固定するフラ
ンジ部とを有する固定枠、その固定枠のフランジ
部の反筒部側の面との間に球通路を形成する飾り
枠、及び検出杆を球通路に突出させるように盤面
裏側から固定枠の筒部に着脱自在に挿入係止する
スイツチから成ること 、を要旨とする通過球検出装置に係る考案を提供
する。
「実施例」 以下、本考案を実施例によつて更に詳しく説明
する。
第2図乃至第5図は、本考案に係る通過球検出
装置の一実施例を示す図面であり、第2図は拡大
分解斜視図、第3図は使用状態を示す縦断面図、
第4図は同横断面図、第5図は他の実施例を示す
分解平面図である。
以下に、本実施例の構成について説明する。
本実施例の通過球検出装置は、遊技盤面50に
固定する固定枠10、固定枠10に固定して球通
路31を形成する飾り枠30、及び固定枠10に
挿入するスイツチ40とから形成される。
固定枠10は、盤面50に穿設した連通孔51
に挿入される筒部11、盤面50表側に固定され
るフランジ部12、及び遊技級Bの直径より大き
い幅を有しフランジ部12から反筒部11側にフ
ランジ部12と並列して設けられる側板13から
形成されている。
筒部11の盤面50表側には、筒部11内方に
突出した突部14が設けてあり、盤面50裏側に
は、先端に鈎部15を設けた係止舌片16が設け
てある。
盤面50には、固定枠10を盤面50に固定す
るための固定孔17があけられている。固定枠1
0には、固定孔17にねじ込んで固定枠10を盤
面50に固定するための木ネジ18、飾り枠30
を固定枠10に固定するためのネジ穴19、その
ネジ穴19にねじ込んで飾り枠30を固定するた
めのネジ20、及び固定枠10のフランジ部12
に位置する表示ランプ21が設けられている。
表示ランプ21は、遊技球Bが球通路31を通
過した場合にその通過を知らせるために点灯する
ものである。
飾り枠30は、平板状であつて、固定枠10の
側板13に固定されてフランジ部12と側板13
とによつて球通路31を形成する。この飾り枠3
0には、フランジ部12のネジ穴19に対応する
固定穴32が設けられており、反固定枠10側は
適宣の文字・図形等を記載した飾り板34をなし
ている。
球通路31を遊技球Bが通過した旨を検知する
ためのスイツチ40は、固定枠10の筒部11内
に挿入され、その挿入の際に球通路31に突出す
る検出杆41と、係止舌片16の鈎部15に係止
する係止突片42とが設けてあり、配線のための
基板43に固定されている。
次に、本実施例の通過球検出装置の盤面50へ
の取付方法を説明する。
まず盤面50の連通孔51に、固定枠10の筒
部11を挿入し、フランジ部12を盤面50表側
に衝接させ、フランジ部12の固定穴17から盤
面50に木ネジ18をねじ込んで固定枠10を盤
面50に固定する。その後、側板13先端面に飾
り枠30を位置させ、飾り枠30の固定穴32か
らフランジ部12のネジ穴19にネジ20をねじ
込んで飾り枠30を固定枠10に固定する。
その後、スイツチ40を固定枠10の筒部11
に盤面50裏側から、スイツチ40前面の一部が
筒部11の突部14に衝接し、係止突片42が係
止舌片16の鈎部15に係止するまで挿入して固
定する。更にその後、スイツチ40及び表示ラン
プ21の配線(図示せず)を行つて取り付けを終
了する。
スイツチ40の取り外しは、配線を取り外した
後、係止舌片16を押して係止突片42と鈎部1
5とを外し、盤面50裏側に引き出せば行える。
以下に、本実施例の効果について説明する。
本実施例の通過球検出装置は、スイツチ40を
固定枠10の筒部11に単に挿入するだけで係止
でき、その係止を解除するだけで取り外せるの
で、スイツチ40が故障した場合、或いは、取り
付けた後にスイツチ40が不良品であることが発
見された場合等に、装置全体を外すことなく、ス
イツチ40のみを交換できるので、メインテナン
スが容易である。
また、飾り枠30を固定枠10とは別体として
形成したので、遊技内容に応じて飾り枠30前面
の飾り面33を使い分けたい場合であつても、単
に飾り枠30のみを多数種類用意すれば足りるの
で、従来の装置よりもコストを低減させることが
できる。
更に、一度盤面50に取り付けた後であつて
も、飾り枠30のみを変更することで、他の遊技
機のような印象を与えることができる。
以下に、本実施例のバリエーシヨンについて説
明する。
本考案に係る通過球検出装置は、本実施例の通
過球検出装置に限られるものではなく、以下のよ
うなバリエーシヨンがある。
筒部11の盤面50表側にスイツチ40前面
の一部が衝接する突部14を設け、盤面50裏
側に係止舌片16を設け、スイツチ40に係止
舌片1に係止される係止突片42を設けて形成
することもできる。
このように形成した場合、スイツチ40を筒
部11に挿入し、スイツチ40前面が突部14
に衝接すると共に、係止舌片16と係止突片4
2とが係止するようにすると、係止が容易且つ
確実に行え、係止舌片16の操作のみで容易に
取り外しが行え、これら一連の作業性が著しく
向上する。
固定枠10のフランジ部12に設けた遊技球
Bの通過を検出する表示ランプ21は、遊技球
Bの通過の際に点灯或いは消灯させるものであ
るが、点灯色を変化させると遊技性の向上に寄
与する。
球通路31をフランジ部12から突出した側
板13と、フランジ部12と、平板状の飾り板
30とから形成した場合を例にして説明した
が、これに限られない。
第5図に示すように、球通路31をフランジ
部12と平面略コ字状の飾り板30とによつて
形成しても、前記した実施例と同様の効果を奏
する。
飾り枠30の正面形状は第2図に示したよう
な長方形に限られず、正面クラウン状、山状な
ど、各種の形状として形成できる。
フランジ部12に設けたネジ穴19を単なる
穴とし、飾り枠30の固定穴32から木ネジで
盤面50に固定することもできる。
実施例に示す装置を多数横方向に並設して用
いることもできるし、連通穴51を横方向の長
穴として穿設し、固定枠10を正面から見てほ
ぼハーモニカ穴状に一連に形成し、飾り枠30
を固定枠10の筒部11に対応したピツチを有
する平面略ラツク歯車状として一連に形成する
ことで、例えば雀球遊技機等にも用いることが
できる。
スイツチ40の配線は必要に応じて予めスイ
ツチ40に施しておき、この配線を施したスイ
ツチ40を筒部11に挿入して組み立てると、
組立が容易に行える。
「考案の効果」 本考案によれば、スイツチの組立及びメインテ
ナンスが容易に行え、飾り物の変更が容易に行え
る、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来装置を示す一部切り欠き側面図
である。第2図乃至第5図は、本考案に係る通過
球検出装置の一実施例を示す図面であり、第2図
は拡大分解斜視図、第3図は使用状態を示す縦断
面図、第4図は同横断面図、第5図は他の実施例
を示す分解平面図である。 B:遊技球、1:球通路、2:枠体、3:スイ
ツチ、4:アクチユエータ、5:盤面、6:ナツ
ト、7:釘、8:飾り面、10:固定枠、11:
筒部、12:フランジ部、13:側板、14:突
部、15:鈎部、16:係止舌片、17:固定
孔、18:木ネジ、19:ネジ穴、20:ネジ、
21:表示ランプ、30:飾り枠、32:固定
孔、33:飾り面、34:飾り板、40:スイツ
チ、41:検出杆、42:係止突片、43:基
板、50:盤面、51:連通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 遊技盤面に穿設した連通孔に挿入する筒部
    と、その筒部先端に連接され盤面表側に固定す
    るフランジ部とを有する固定枠、 その固定枠のフランジ部の反筒部側の面との
    間に球通路を形成する飾り枠、 及び検出杆を球通路に突出させるように盤面
    裏側から固定枠の筒部に着脱自在に挿入係止す
    るスイツチから成ることを特徴とした通過球検
    出装置。 (2) 球通路を、フランジ部から突設した両側板
    と、平板状の飾り枠とから形成した実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の通過球検出装置。 (3) 球通路を、フランジ部と平面略コ字状の飾り
    枠とから形成した実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の通過球検出装置。 (4) 筒部の盤面表側にスイツチ前面の一部が衝接
    する突部を設けると共に、盤面裏側に係止舌片
    を設け、係止舌片に係止する係止突片を設けた
    実用新案登録請求の範囲第1項、第2項、また
    は第3項記載の通過球検出装置。 (5) 固定枠のフランジ部に、遊技球の通過を表示
    する表示ランプを設けた実用新案登録請求の範
    囲第1項、第2項、、第3項記載、または第4
    項の通過球検出装置。
JP1980159553U 1980-11-10 1980-11-10 Expired JPH0315087Y2 (ja)

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JPS5781876U JPS5781876U (ja) 1982-05-20
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60119473U (ja) * 1984-01-19 1985-08-12 株式会社ソフィア パチンコ機の通過球検出装置
JPH065828Y2 (ja) * 1985-07-23 1994-02-16 株式会社平和 パチンコ機の入賞具

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JPS535078B2 (ja) * 1975-06-27 1978-02-23

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JPS5618378Y2 (ja) * 1976-06-26 1981-04-30

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JPS535078B2 (ja) * 1975-06-27 1978-02-23

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