JP2003154070A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003154070A
JP2003154070A JP2001353304A JP2001353304A JP2003154070A JP 2003154070 A JP2003154070 A JP 2003154070A JP 2001353304 A JP2001353304 A JP 2001353304A JP 2001353304 A JP2001353304 A JP 2001353304A JP 2003154070 A JP2003154070 A JP 2003154070A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 斬新性に富み優れた装飾効果を奏することが
でき、しかも遊技領域での遊技球の通過の障害となるこ
ともない弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技盤4の前面に、遊技領域16の略中
央部から遊技領域16の周辺部にわたってデザイン的に
連続する装飾部材25を設けている。この装飾部材25
は遊技盤4から前方に突出して前面側を遊技球が通過不
能な突出部39と、前面側を遊技球が通過可能な偏平部
40とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関し、遊技
領域の略中央部から周辺部にわたって装飾部材を設けた
ものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
の前面に、その遊技主題に関連する装飾絵柄が印刷され
た透明板を装着すると共に、ガイドレールの内側の遊技
領域の略中央部に特別図柄表示手段を、その周辺部分に
始動手段、普通入賞手段等の各種の遊技部品を夫々装着
している。
【0003】そして、特別図柄表示手段の表示ケースの
前面側に、遊技主題及び装飾絵柄と関連する装飾部材を
設けて装飾を施す等、各遊技部品の前面側に装飾を施す
一方、遊技部品の内部に表示ランプを組み込んで、遊技
状態に関連して表示ランプを点灯又は点滅させる等によ
り、遊技前及び遊技中における遊技盤の前面側の装飾効
果を上げて遊技者の興趣を喚起するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は透明板に印刷さ
れた装飾絵柄と各遊技部品に施された装飾とによって、
遊技盤の前面側の装飾効果の向上を図っている。しか
し、従来の特別図柄表示手段の装飾部材等は、各遊技部
品を一単位として構成したものであるため、その個々の
装飾部材自体に如何に工夫を凝らしたとしても、遊技盤
の前面側の全体として捕らえた場合にはデザインの斬新
性に欠けるという問題がある。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑み、
斬新性に富み優れた装飾効果を奏することができ、しか
も遊技領域での遊技球の通過の障害となることもない弾
球遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技盤4の前
面に、遊技領域16の略中央部から該遊技領域16の周
辺部にわたってデザイン的に連続する装飾部材25を設
け、該装飾部材25は前記遊技盤4から前方に突出して
前面側を遊技球が通過不能な突出部39と、前面側を遊
技球が通過可能な偏平部40とを備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図9は本発明を採用したパ
チンコ機の第1の実施形態を例示し、図1において、1
は遊技機本体で、外枠2と、この外枠2に開閉自在に枢
着された前枠3とを有する。前枠3には、その窓孔に対
応して遊技盤4が着脱自在に装着され、また遊技盤4の
前側にガラス扉5と前面板6とが開閉自在に配置されて
いる。前面板6には、発射用の遊技球を貯留する上皿7
が装着されている。前枠3の下部には、余剰球を貯留す
る下皿8と、発射手段9の発射ハンドル10とが設けら
れている。
【0008】遊技盤4の前面には図2にも示すように、
発射手段9からの遊技球を案内する外ガイドレール11
と内ガイドレール12とが環状に装着され、そのガイド
レール11,12の外側に外装飾部材13〜15が、ガ
イドレール11,12の内側の遊技領域16に特別図柄
表示手段17、特別図柄始動手段18、可変入賞手段1
9、普通図柄表示手段20、普通図柄始動手段21、普
通入賞手段22〜24及び装飾部材25が装着されてい
る。
【0009】特別図柄表示手段17は遊技用の識別情報
を前側から視認可能に表示する可変表示部を構成するも
ので、図3〜図5に示すように、遊技盤4の前面に着脱
自在に装着された表示ケース26と、この表示ケース2
6に対応して遊技盤4の裏側に取り付け板27を介して
着脱自在に装着された液晶表示ユニット28とを備え、
遊技領域16の略中央部に配置されている。表示ケース
26は遊技盤4の前側に突出する門形状の前枠部29
と、遊技盤4の装着孔30に嵌合する胴体部31とを一
体に備え、内部側が表示窓32となる略矩形状に構成さ
れている。
【0010】液晶表示ユニット28は、その前面側の表
示部33に1個又は複数個、例えば3個の特別図柄を変
動表示可能であると共に、必要に応じてデモ画像その他
の遊技情報を表示可能であり、その特別図柄等の遊技情
報は遊技情報制御基板34により制御される。遊技情報
制御基板34は、液晶表示ユニット28の裏側に装着さ
れた制御基板ケース35内に収納されている。取り付け
板27は表示ケース26の表示窓32に対応する開口3
6を有し、表示ケース26に対して位置決めされた状態
で遊技盤4の裏側に固定されている。なお、特別図柄は
数字図柄その他の遊技図柄から成り、特別図柄始動手段
18の遊技球の検出を条件に所定時間変動して、変動後
に予め定められた「7・7・7」等の特別態様又はそれ
以外の非特別態様で停止する。
【0011】特別図柄表示手段17の上側の左右略中央
に普通図柄表示手段20が、下側に特別図柄始動手段1
8及び可変入賞手段19が、左右両側に普通図柄始動手
段21が夫々配置されている。特別図柄始動手段18の
左右両側に普通入賞手段22が配置されている。可変入
賞手段19は遊技領域16の略中央下部に配置され、そ
の左右両側に普通入賞手段23,24が、下側にアウト
口37が設けられている。アウト口37は遊技領域16
の最下部に配置され、内ガイドレール12等によって案
内された遊技球をアウト球として遊技盤4の裏側へ誘導
するようになっている。
【0012】普通図柄表示手段20は1個又は複数個、
例えば1個の普通図柄を変動表示可能である。なお、普
通図柄も数字図柄その他の遊技図柄から成り、普通図柄
始動手段21の遊技球の検出を条件に所定時間変動し
て、変動後に予め定められた「7」等の所定態様又はそ
れ以外の非所定態様で停止する。可変入賞手段19は前
側に開放する開閉板38を有し、特別図柄表示手段17
の変動後の特別図柄が特別態様となって遊技者に有利な
特別利益状態が発生した場合に、多数の遊技球が入賞し
易くなるように開閉板38が前側に開放する。
【0013】装飾部材25は図2及び図3に示すよう
に、遊技領域16の略中央から遊技領域16の周辺部に
わたってデザイン的に連続する大型の部材により構成さ
れている。そして、この装飾部材25は、遊技盤4から
前方に突出して前面側を遊技球が通過不能な突出部39
と、前面側を遊技球が通過可能な薄肉状の偏平部40と
を備え、その突出部39と偏平部40との前面に、遊技
主題と関連する「龍」等の装飾模様が両者に跨がって付
されている。また装飾部材25は、突出部39と偏平部
40とに分割され、その偏平部40が第1部材41、第
2部材42及び第3部材43に分割される等、複数個の
部分に分割構成されている。
【0014】装飾部材25の遊技領域16の中央部を成
す部分、例えば突出部39は、図3〜図5に示すよう
に、主題絵柄の「龍」の頭部が表示された前壁部44
と、この前壁部44の外周から後方に屈曲する周壁部4
5とを一体(又は別体)に備え、特別図柄表示手段17
の上側から左右両側にわたってその周辺に配置されてい
る。そして、前壁部44、周壁部45は、特別図柄表示
手段17の表示ケース26に一体に形成されている。な
お、突出部39は遊技盤4の前面から突出しており、見
掛け上、薄肉状の偏平部40に比較して厚肉状になって
いる。また周壁部45は上方から落下する遊技球を突出
部39上に止めずに下方に案内できるような形状になっ
ている。
【0015】突出部39にはその前壁部44側に普通図
柄表示手段20と、複数個の表示ランプ46とが設けら
れている。普通図柄表示手段20は前壁部44の開口4
4aに対応してその裏側に装着されている。各表示ラン
プ46は例えば特別図柄の変動中にその変動後の特別態
様の発生を予告する場合、特別利益状態が発生した場合
等、遊技に関連して点灯又は点滅するものであって、前
壁部44の裏側に固定された基板44bに装着され、前
壁部44の開口44a又はレンズ部に対応してその裏側
に配置されている。なお、2個の表示ランプ46aは遊
技主題の「龍」の目の部分に配置されており、この2個
の表示ランプ46aを含む全ての表示ランプ46は、突
出部39の周縁部分等の所要箇所に所定間隔をおいて左
右略対称に配置されている。
【0016】第2部材42は遊技領域16の下部側に配
置されている。第2部材42の両端側には、上側へと円
弧状に延びるように左右一対の第1部材41と第3部材
43とが配置され、その第1部材41の上端側が内側に
屈曲して突出部39の基部側に近接している。従って、
偏平部40は遊技領域16の下部側を経て左右の上部側
へと遊技領域16の周辺部に略円弧状に配置され、その
一端側が突出部39の左右の一側、例えば遊技球の遊技
領域16への入り口と反対側で突出部39の基部側に当
接又は近接している。そして、この偏平部40には突出
部39側の「龍」の頭部側から第1部材41、第2部材
42及び第3部材43へと連続するように「龍」の胴部
分が表示されている。また偏平部40には、外周側の少
なくとも外装飾部材13〜15と対応しない部分に、前
側に略垂直に突出する内ガイドレール12が一体に設け
れらている。なお、偏平部40の前面は平滑状であるこ
とが望ましい。
【0017】偏平部40には、複数個の表示ランプ47
を内蔵する装飾表示部48が、遊技領域16の左右両側
に対応して前側に突出状に形成されると共に、装飾表示
部48以外の適当箇所の裏側に、周方向に所定間隔をお
いて1個又は複数個の表示ランプ49が設けられてい
る。表示ランプ47は図6に示すように遊技盤4の前面
側で装飾表示部48内に収納され、装飾表示部48の前
面に形成された上下方向に複数個の開口又はレンズ部の
裏側に対応して基板50に設けられている。表示ランプ
49は図7に示すように、遊技盤4の周方向の長孔等の
収容孔51内で基板52に装着されており、偏平部40
に形成された周方向に複数個の開口又はレンズ部の裏側
に対応して遊技盤4の前面よりも後方に設けられてい
る。
【0018】なお、各表示ランプ47,49は、突出部
39側の表示ランプ46と同様に遊技に関連して点灯又
は点滅する。この実施形態では、突出部39と、偏平部
40の装飾表示部48と、装飾表示部48以外の偏平部
40との夫々に表示ランプ46,47,49を設けてい
るが、その各表示ランプ46,47,49は遊技に関連
する異なる契機で点灯又は点滅するようにしても良い。
【0019】第1部材41には、その上部側の屈曲部分
に一方の普通図柄始動手段21が設けられ、また下部側
から遊技領域16の内側に突出する取り付け部53に、
一方の普通入賞手段22が設けられている。なお、図2
に仮想線で示すように第3部材43にも遊技領域16の
内側に突出する取り付け部54,55を設けて、その取
り付け部54,55に他方の普通図柄始動手段21、普
通入賞手段22を設けても良い。
【0020】第2部材42は下側が内ガイドレール12
に沿った円弧状であって、その外周側に内ガイドレール
12の一部であるレール部56が一体に形成され、また
中央下部に内ガイドレール12上の遊技球をアウト口3
7へと誘導する誘導窓57が形成されている。誘導窓5
7には図8に示すようにアウト口37内に嵌合する樋部
58と、アウト口37の前側内周に嵌合する嵌合縁59
とが一体に形成され、またレール部56には遊技球を樋
部58に案内する案内凹部60が形成されている。
【0021】第2部材42の上側には、その左右両側か
ら遊技領域16の内側に突出する取り付け部61に普通
入賞手段23,24が設けられ、その両取り付け部61
間に可変入賞手段19が納まる切り欠き部62が形成さ
れている。なお、普通図柄始動手段21、普通入賞手段
22〜24は偏平部40に一体に設けても良いし、別体
に設けても良い。
【0022】第3部材43の外周側にも、内ガイドレー
ル12の他の一部であるレール部63が一体に設けられ
ている。第2部材42のレール部56と第3部材43の
レール部63との接続部分には、図9に示すように各レ
ール部56,63に段違い状に突片56a,63aが設
けられ、下側のレール部56の突片56aが外側となる
ように両突片56a,63a同士が内外に重合されてい
る。
【0023】このように遊技盤4の前面に、遊技領域1
6の略中央部から該遊技領域16の周辺部にわたってデ
ザイン的に連続する装飾部材25を設けることにより、
従来の各遊技部品単位で装飾する場合に比較して、遊技
盤4の前面側全体の装飾が斬新なものとなり、斬新性に
富んだ優れた装飾効果を得ることができる。
【0024】また装飾部材25は遊技領域16の略中央
部から該遊技領域16の周辺部にわたってデザイン的に
連続しており、従来に比較して大型になっているが、そ
の装飾部材25自体には、遊技盤4から前方に突出して
前面側を遊技球が通過不能な突出部39の他に、前面側
を遊技球が通過可能な偏平部40を設けているため、突
出部39と偏平部40とを旨く組み合わせて配置するこ
とによって、装飾部材25が遊技球の通過の障害となる
ようなこともない。
【0025】しかも装飾部材25は大型化するが、突出
部39と偏平部40とに分割し、その偏平部40を第1
部材41、第2部材42、第3部材43のように更に複
数個に分割することにより、装飾部材25を合成樹脂材
料により成型するに際しても、その成型を容易にでき
る。また偏平部40を遊技領域16の周辺部分に沿って
周方向に配置する場合には、偏平部40自体が周方向に
長くなるが、この偏平部40を周方向に複数個に分割す
ることによって、個々の長さを短くできるので、偏平部
40の損傷等もなくその取り扱いを容易にできる。
【0026】装飾部材25の遊技領域16の中央部を成
す部分が特別図柄表示手段17の周辺に位置しているの
で、その装飾部材25の中央部を成す部分と特別図柄表
示手段17との組み合わせによって装飾性を向上させる
ことができる。特に特別図柄表示手段17の表示ケース
26は一般的に遊技盤4の前面から突出しているため、
装飾部材25の中央部を成す部分を突出部39とし、こ
の突出部39を特別図柄表示手段17の周辺に配置する
ことにより装飾効果を更に向上させることができる。ま
た突出部39と表示ケース26とを一体化する場合で
も、両者が共に遊技盤4の前面から前方に突出している
ため、合成樹脂材料により容易に成型することができ
る。
【0027】また偏平部40の第1部材41、第2部材
42に一体又は別体に普通図柄始動手段21、普通入賞
手段22〜24等を設けているため、偏平部40側の装
飾性と関連させて普通図柄始動手段21、普通入賞手段
22〜24等を設けることが可能であり、それによって
更に装飾効果を向上させることができる。
【0028】装飾部材25にはその突出部39及び偏平
部40に表示ランプを設けて、その各表示ランプ46,
47,49を遊技に関連して点灯又は点滅させるように
しているため、この表示ランプ46,47,49の点灯
又は点滅により装飾性が向上すると共に、遊技を演出す
ることができる。突出部39、装飾表示部48側の表示
ランプ46は遊技盤4の前面よりも前側に設けているた
め、遊技盤4側に表示ランプ46を収容するための孔加
工を行う必要がない。また偏平部40側の表示ランプ4
9は遊技盤4に収容孔51を形成し、その収容孔51内
に表示ランプ49を収容して遊技盤4の前面よりも後側
に配置しているため、偏平部40を可及的に薄く構成で
きる。
【0029】また偏平部40を遊技領域16の下部に配
置して、その偏平部40に、遊技球をアウト口37へと
誘導する誘導窓57を形成しているので、アウト口37
の前側に口金具等を設ける必要がなく、アウト口37を
含む部分を偏平部40によって装飾できる。更に偏平部
40に内ガイドレール12を一体に設けているため、別
途内ガイドレール12を取り付ける必要もない。
【0030】図10及び図11は本発明の第2の実施形
態を例示し、この実施形態では装飾部材25の突出部3
9と偏平部40との全体が一体に形成され、また普通図
柄始動手段21、普通入賞手段22〜24等の遊技部品
が偏平部40とは別に設けられている。
【0031】偏平部40の上端側は突出部39の周壁部
45の基部側に一体に接続され、周壁部45及び偏平部
40の上端部との間に、遊技球が通過可能な通過路65
を形成するように、周壁部45の前側と偏平部40の上
端近傍とを橋絡状に連結するL字状等の連結部66が一
体に形成されている。そして、通過路65の下側に普通
図柄始動手段21、遊技釘等が設けられている。
【0032】このように装飾部材25は突出部39と偏
平部40とを一体に構成しても良い。この場合、突出部
39の基部側に偏平部40の端部を接続すると共に、そ
の接続部分から離れた位置で突出部39と偏平部40と
を橋絡状に連結する連結部66を設けることにより、突
出部39と偏平部40との連結部分の強度を確保でき
る。また橋絡状の連結部66の内側に、遊技球が通過可
能な通過路65を形成することにより、連結部66が遊
技球の障害となることもない。なお、偏平部40には内
ガイドレール12が一体に設けられている。
【0033】図12及び図13は本発明の第3の実施形
態を例示し、この実施形態では装飾部材25とこれに隣
接する外装飾部材15とが一体に形成されている。装飾
部材25の偏平部40の外周に、内ガイドレール12と
連続する円弧状のレール部67と、その上側の装飾表示
部48とを介して外装飾部材15が一体に形成されてい
る。
【0034】このように遊技領域16内の装飾部材25
と、遊技領域16の外部に配置され且つ装飾部材25に
隣接する外装飾部材15とを一体に形成することも可能
である。なお、装飾部材25の偏平部40はその全体が
一体でも良いし、複数個に分割構成しても良い。複数個
に分割構成した場合には、その一部の部材42と外装飾
部材15とを一体化すれば良い。但し、装飾部材25の
突出部39と外装飾部材15とを一体化する場合には、
前面側から見た場合に本来の遊技領域16の内外を識別
できるようにしておくことが望ましい。
【0035】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明はこの実施形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能
である。実施形態では、前面側に遊技主題の「龍」を装
飾模様として表示した場合を例示しているが、遊技主題
は何であっても良い。また装飾模様は凹凸模様と色の塗
り分け模様とを組み合わせて構成しても良いし、単一色
の凹凸模様、又は絵柄で構成しても良い。
【0036】突出部39は必ずしも遊技領域16の略中
央に設ける必要はなく、突出部39を左右両側に配置
し、中央部分に偏平部40を配置しても良い。また突出
部39を遊技領域16の略中央部分に配置し、その左右
両側に適宜形状の偏平部40を配置しても良い。この場
合には、装飾部材25の全体を略左右対称に構成するこ
とが望ましい。その場合、遊技領域16の下部側を除く
ように装飾部材25を上部側に配置しても良い。装飾部
材25と内ガイドレール12は別々に設けても良い。
【0037】装飾部材25は遊技盤4に対してネジ等で
取り付けるようにしても良いし、装飾部材25の裏側に
圧入ピン等の突起を設けておき、その突起を遊技盤4側
の圧入孔に圧入することにより取り付けるようにしても
良い。
【0038】偏平部40を複数個に分割する場合に、そ
の分割数は2個でも良いし、4個以上でも良い。また第
1の実施形態において、その突出部39と偏平部40の
第1部材41とを一体に形成し、偏平部40の各部材を
複数個に分割する等、突出部39と偏平部40の一部と
を一体化し、偏平部40の他の部分を突出部39側の偏
平部40から分割しても良いし、偏平部40の他の部分
を複数個に分割しても良い。
【0039】各実施形態では、可変表示部として特別図
柄表示手段17を例示し、この特別図柄表示手段17の
周辺に突出部39を配置する場合について詳述している
が、特別図柄表示手段17以外のものでも良い。また可
変表示部以外の入賞装置等の遊技部品を遊技領域16の
略中央に配置し、その周辺部分に位置するように装飾部
材25を配置しても良い。
【0040】突出部39の表示ランプ46、偏平部40
の表示ランプ49の数は1個でも良いし、複数個でも良
い。また表示ランプ46,49は勿論のこと、各遊技部
品の配列も適宜決定すれば良い。表示ランプ46及び/
又は表示ランプ49は省略しても良い。また本発明はパ
チンコ機の他、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種
の弾球遊技機においても同様に採用可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、遊技盤4の前面に、遊
技領域16の略中央部から該遊技領域16の周辺部にわ
たってデザイン的に連続する装飾部材25を設けている
ので、斬新性に富み優れた装飾効果を奏する。また装飾
部材25は遊技盤4から前方に突出して前面側を遊技球
が通過不能な突出部39と、前面側を遊技球が通過可能
な偏平部40とを備えているので、その突出部39と偏
平部40とを適宜配置することにより、装飾部材25が
遊技領域16での遊技球の通過の障害となることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す装飾部材の斜視
図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の中央部
分の横断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の中央部
分の縦断面図である。
【図6】図2のA−A線拡大断面図である。
【図7】図2のB−B線拡大断面図である。
【図8】図2のC−C線拡大断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示すガイドレールの
接続部の正面図である。
【図10】本発明の第2の実施形態を示す遊技盤の正面
図である。
【図11】図10のD−D線拡大断面図である。
【図12】本発明の第3の実施形態を示す遊技盤の正面
図である。
【図13】図12のE−E線拡大断面図である。
【符号の説明】
4 遊技盤 16 遊技領域 17 特別図柄表示手段 25 装飾部材 37 アウト口 39 突出部 40 偏平部 46,49 表示ランプ 57 誘導窓

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(4)の前面に、遊技領域(1
    6)の略中央部から該遊技領域(16)の周辺部にわた
    ってデザイン的に連続する装飾部材(25)を設け、該
    装飾部材(25)は前記遊技盤(4)から前方に突出し
    て前面側を遊技球が通過不能な突出部(39)と、前面
    側を遊技球が通過可能な偏平部(40)とを備えたこと
    を特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記装飾部材(25)は複数個の部分に
    分割構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記装飾部材(25)は一体に形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記装飾部材(25)の前記遊技領域
    (16)の中央部を成す部分は、遊技用の識別情報を視
    認可能に変動表示する可変表示部(17)の周辺に位置
    することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾
    球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記突出部(39)内で且つ遊技盤
    (4)の前面よりも前側に、遊技状態に関連して点灯又
    は点滅する表示ランプ(46)を設けたことを特徴とす
    る請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記偏平部(40)の裏側に、遊技状態
    に関連して点灯又は点滅する表示ランプ(49)を設け
    たことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の弾球
    遊技機。
  7. 【請求項7】 前記遊技領域(16)の下部に前記偏平
    部(40)を設け、該偏平部(40)に、アウト口(3
    7)へ遊技球を誘導する誘導窓(57)を形成したこと
    を特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技
    機。
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