JPH03150612A - 電源に接続された共振負荷を駆動するモノリシック半導体電力装置の出力電圧を制限するための回路 - Google Patents

電源に接続された共振負荷を駆動するモノリシック半導体電力装置の出力電圧を制限するための回路

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JPH03150612A
JPH03150612A JP2284550A JP28455090A JPH03150612A JP H03150612 A JPH03150612 A JP H03150612A JP 2284550 A JP2284550 A JP 2284550A JP 28455090 A JP28455090 A JP 28455090A JP H03150612 A JPH03150612 A JP H03150612A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技・術分野〕 本発明は電源に接続された共振負荷を駆動するモノリシ
ック半導体電力装置の出力電圧を制限するための回路に
かかわる。
〔従来の技術〕
点火コイルや変圧器のような共振負荷を駆動するには、
適当な入力信号で作動される制御回路により周期的にス
イッチ・オン及びオフされる、例えば、ダーリントン型
の半導体電力装置が使用されている。
ここでの電力装置は制御回路により与えられる入力信号
により開閉されるスイッチのように動作する。
スイッチが閉じられると、電流が負荷を通して流れる。
スイッチが開かれると、正の過電圧が負荷とスイッチと
の間に生じ、引き続いて、負荷の寄生容量に依存し且つ
そのスイッチの閉成ステップ中にその負荷自体に蓄積さ
れているエネルギーが如何に放電されるのかに依存して
、一連の負の電圧ピークが生じる。かかる負の電圧ピー
クは電力装置の出力電圧を数ボルトだけ接地以下にする
制御回路及び電力装置が集積回路の形態において達成さ
れる場合、寄生コンポーネントは、制御回路の能動コン
ポーネントと連動されていて、上述した電圧が接地以下
に降下するときに、導通して、その制御回路の能動コン
ポーネントを短絡し、そしてその動作を危険にさらす。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、電力装置の出力、すなわち、負荷に接
続されたそのコレクタが接地に関して負の電圧となり、
それにより、寄生コンポーネントをトリガーするのを阻
止することにある。
〔発明の構成概要及び作用効果〕
本発明によると、かかる目的は、電源に接続された共振
負荷を駆動するモノリシック半導体電力装置の出力電圧
を制限するための回路であって、前記出力電圧と予め決
められた基準電圧との間を比較する比較器を備え、その
出力電圧が前記基準電圧以下になる場合に、その出力電
圧を前記基準電圧にほぼ等しい値に維持するようにその
負荷に対して電流を供給するようになっていることを特
徴とする回路により達成される。
このように、電力装置のコレクタにおける負の電圧ピー
クが回避されて、その制御回路の動作を保証している。
本発明の特長は、添付図面に限定的でない例として例示
されているその実施例についての以下の詳細な記載から
一層明瞭になろう。
〔実施例] 第1図を参照するに、バシテリの電圧vbでの結節に接
続されている変圧器としての負荷りは、電圧Vsが供給
され、信号Viが入力に与えられている制御回路Cによ
り開閉される特にスイッチAとしての電力装置によって
駆動される。電力装置の出力電圧はVcとして示されて
いる。
第2図を参照するに、電力装置AはダーリントンT5,
76のような回路形態において達成される。更に、制御
回路CはトランジスタT4と、それに直列にある抵抗器
Rとを含んで構成されている。
第3図を参照するに、第2図に例示されている回路のモ
ノリシック集積形態での達成は、電圧Vcに接続された
n゛ドーピング領域1を持つサブストレートを与え、そ
の内側には、共にnpn型であって、そのコレクタ、ベ
ース、エミッタが領域2,5,6及び2,3.4をそれ
ぞれ占有している電力ダーリントンAのトランジスタ↑
5,T6がある。内側領域lでは、電力装置Aの制御装
置C1つまりnpil型であって、そのベース、コレク
タ、エミッタが領域7,8.9を占めているトランジス
タT4が得られ、そのコレクタつまり領域8は、電源V
sに接続されたP型の領域10にある抵抗Rに接続され
ている。
図示されているモノリシック構成は第1の寄生トランジ
スタTIの存在を決定し、そのベースはPウェル型の領
域11で達成され、コレクタはn゛型の領域12におい
て達成されそしてトランジスタT4のコレクタを構成し
ている領域8に接続されている。また、トランジスタT
1のエミッタはn”型の領域2において達成されている
そこには、第2及び第3の寄生トランジスタT2.73
もある。トランジスタT2のベースはn゛型の領域13
において得られるトランジスタT3のコレクタに接続さ
れている。トランジスタT2のエミッタはP型の領域l
Oで達成され、そのコレクタはPウェル型の領域11で
のトランジスタT3のベースに接続されている。最後に
、トランジスタT3のエミッタはn−型の領域2の内側
で達成される。
寄生トランジスタTI、 T2. T3の回路接続は第
2図に示されている。
本発明の概略図を表わしている第4図を参照するに、ダ
ーリントン構成における1対のトランジスタT5,76
により達成される電力装置Aは入力信号Viによりオン
又はオフに保たれている制御回路Cによりベース上で駆
動される。電力装置のエミッタは接地され、そのコレク
タは、コイル又は変圧器である負荷りに接続されている
。電力装置のコレクタとベースとの間には、ゼナーダイ
オードZlである電圧制限器がある。
電力装置のコレクタには、それに対応している出力電圧
を制限する回路L1が連動されている。
制限回路L1は、その非反転入力において電圧Vrif
を持ち、その反転入力に電圧Vcが供給されている比較
器Bを含んでいる。ダイオードDiは比較器Bの出力U
と電圧結節Vcとの間に設けられている。
第4図及び第5図を参照するに、本発明による制限装置
のない場合、つまり、第2図の構成において、回路は以
下のように動作する。
さて、ここでは、制御装置Cと、電力装置T5゜T6と
からなる主装置が変圧器の1次側としての負荷りを駆動
するものと仮定する。初めに、Vi−〇、T5及びT6
はオフ、そし”i’Vc−Vbt’ある。
T5及びT6を導通させるような振幅の正の電圧ステッ
プが電圧Viにおける結節に印加されたとき、電圧結節
Vcには、接地に関して負である電圧ピークが現われそ
の後、VcはT5, T6の飽和電圧Vce5atに等
しい電圧へ上昇し、その間、巻線りには線形に上昇する
電流が流れる。
消滅信号が電圧Viにおける結節に与えられると、ダー
リントンT5,76がそれ自体停止するので、Vc上に
は、その最大値がゼナーダイオードZlにより制御され
る過電圧が現われる。引続いて、変圧器の2次側では放
電があるので、Vcは、それ自体vbに落ちつく前に、
幾らかの負のピークを伴なって急速に接地以下に降下す
る。
本発明による制限装置りを付加した回路(第4図)にお
いて、時刻t1及びt2における負の電圧ピークVcは
回避されている。特に、比較器Bは、VcがVrifよ
りも小さいか又はそれに等しいときにスイッチ・オンさ
れ、望ましくない電圧ピークを回避するのに必要な電流
を電圧Vcでの結節に供給する。
第6図には、本発明による制限回路の第1の回路が例示
されている。この実施例では、接地と電圧Vlでの結節
との間に3つのダイオードD3゜D4. D5が直列に
導入されていて、その結節は抵抗R2を通して電源Vs
に接続されている。比較器Bの基準電圧における入力を
構成している結節v1はトランジスタT7のベースに接
続され、そのエミッタはダイオード02に接続され、そ
のコレフタは抵抗器R3に接続され、抵抗器R3の他端
は電源Vsに接続されている。トランジスタT7のコレ
クタと抵抗器R3との間での中間結節v2はトランジス
タT13のベースに接続され、そのエミッタは電源Vs
に接続され、そのコレクタはトランジスタT9のベース
に接続されている。トランジスタT9のコレクタは電源
Vsに接続され、そのエミッタはダイオードD1に接続
されている。更に、トランジスタT9のベースとエミッ
タとの間には、抵抗器R6が設けられている。
この回路では、V1=3Vbeとなり、ココテ、Vbe
は各ダイオードD3.04. D5の電圧である。Vl
−Vc = Vbe (T7) + Vbe (02)
であるので、VcがVbe以下に降下しようとするとす
ぐに、T7がスイッチ・オンされ、これで713及びT
9をスイッチ・オンし、電流をVc上で制限されないD
Iを通して流し、ダーリントンT5, T6のコレクタ
が、接地に関してVbe以下に降下するのを防止する。
この回路は第3図の寄生コンポーネントTI。
T2. T3をスイッチング・オンすることを回避する
のに積極的でないので、その絶対値がVbeよりも大き
いか又はそれに等しい電圧だけ、Vcが接地以下に降下
するのを防止するだけで十分である。かくして、電圧v
1は2Vbeによって構成される。この場合、本発明に
よる回路は、Vcが零以下か又はそれに等しいときに能
動となる。
しかしながら、第6図の回路において、負の電圧ピーク
はさておき、Vcは常に、Vbeよりも大きい、つまり
、Vce5at(T5, T6) =Vbe(T6) 
+Vce5at(T5)よりも大きいか又はそれに等し
いので、V1=3Vbeを持つことが好ましく、かくし
て、この回路は、VcがVbeよりも小さいか又はそれ
に等しいときにのみ、能動となる。
同じ非制限基準を使用することにより、つまり、Vbe
をVcに対する閾値として使用することにより、第6図
の回路は第7図の回路でもって置き換えることができる
。制限回路L1を参照するに、抵抗R2は電流発生器G
1により置き換えられ、トランジスタT13.  抵抗
R3,トランジスタT7.ダイオードD2は単一のトラ
ンジスタT8によって置き換えられている。
コノ場合、Vl −4Vbe テある。T8. T9及
びDlは、Vc=V1−Vbe(T8) −Vbe(T
9) −Vbe(Di) =Vbe(7)ときに導通し
て、VcがVbe以下に降下するのを阻止するのに必要
な電流を、ダーリントンT5, T6のコレクタに与え
る。電流発生器G1の大きさは、Idをダーリントン・
コレクタに与えられる電流とし、hfe(T8)及びh
fe(T9)をT8及びT9の電流利得として、Id[
hfe(T8) Xhfe(79月よりも大きいか又は
それに等しい電流!■を与えるだけで十分なサイズのも
のを選ぶ必要がある。電流発生器G1は、値R= (V
s−Vl)/ 11を持つ抵抗により、Vsとvlとの
間で置き換えても良い。
第8図の回路では、第6図及び第7図でのダイオードD
3. D4. D5及びD3. D4. D5, D6
が抵抗R7でもって置き換えられていて、その1端が接
地され、その他端が電圧Vlの結節に接続された抵抗R
12に接続されている。抵抗R7とR12との間での中
間結節には、トランジスタTllのベースが接続され、
そのエミッタは接地され、そのコレクタは結H5V1に
接続されている。この回路において、連続していて且つ
Vbeの倍数にないviの変動は、V1=Vbe(Tl
l) X (R12+R7)/R7=KVbeとして規
定される。
もしもこの修正が第6図の回路に導入されるとすると、
vlは、Vbeよりも大きくそして、2Vbe+Vsa
t(T5, T6)よりも小さくなければならず、従っ
て、本発明による回路は、Vcが−Vbeよりも大きく
そしてVsat(T5, T6)よりも小さいときに能
動となる。第7図の回路に第8図の修正を適用すると、
vlは2Vbeよりも大きくそして3Vbe+Vsat
(T5, T6)よりも小さく、結果的に、第7図の回
路は、Vcが−Vbeよりも大きくそしてVsat(T
5, T6>よりも小さいときに、能動となる。
第6図及び−第7図の回路において、Vcの制限は、V
be及び0に等しい2つの離散せる値において排他的に
生じるが、第8図に導入された修正において、Vcは、
その両端を除< Vce5at(↑5゜T6)から−V
beに及び値の範囲で、R7及び1112の値を変える
ことで連続せる態様において制限される。これは第9図
のグラフにおいて示され、実線は好ましい結果に対応し
、そして点線はかかる範囲の値の上限及び下限を示して
いる。
第2図、第4図、第6図、第7図及び第8図の回路は、
その目的が時刻t2におけるそれらの作用を増強させる
別な回路と組合わされても良い、かかる付加的回路は第
5図の入力信号Viと同期して駆動され、前の回路によ
って得られた値よりも大きい値だけ、Vcを接地電位以
上に保つ目的を持っていて、結果的に、第4図の寄生ト
ランジスタT1. T2. T3をスイッチ・オフされ
た状態に維持する。
第3図において、Pウェル型の領域11により全体的に
包囲されたトランジスタT4の存在は事実上、そのベー
スがn型の領域14の内側で得られ、そのエミッタが領
域7の内側で得られてP゛ウエル型領域11にある寄生
トランジスタTIのベースに接続されている更に別な寄
生のPNP )ランジスタT21を形成させることにな
る。
T4が飽和状態にある場合、トランジスタT21は、P
ウェル型の領域11における抵抗性通路R20を通して
接地へそれ自体閉じる領域11へと電流を注入し、そし
て点SつまりTIのベースにおける電圧を上昇させる。
Vbeよりも大きいか又はそれに等しい電圧がそのベー
スを横切って存在するときに普通に導通されるようにな
っているTIは、Vcが0よりも大きい電圧にあるとき
、特に、VcがR20X 121  Vbeよりも大き
いか又はそれに等しいときにも導通される。
第1O図には、第2の寄生トランジスタの存在を克服す
るのに使用される、電力装置のコレクタ上における作用
を増強する制御回路の実施例が示されている。かかる回
路は、第8図を通して修正された第6図に例示されてい
る回路から異なっている。トランジスタT16は、その
入力に信号Viが供給されるインバータFを持つドライ
バの出力信号により作動される。トランジスタT16の
エミッタは接地され、そのコレクタは抵抗R9を通して
トランジスタT10のベースに接続されている。トラン
ジスタT10のベースは抵抗R3を通して電源Vsに接
続され、そのエミッタは電源Vsにじかに接続され、そ
のコレクタは、一方ではトランジスタT8のベースに接
続され、他方では、抵抗器R8を通して電圧v1での結
節に接続された結節Mに接続されている。その構成の残
りの部分は第6図に示されているものと同じである。
第1O図の回路の動作に関する限り、v2が高いとき、
そこには、前の場合でのように、Vcが接地以下の電圧
ピークを持つ傾向がある。ドライバFを通してViによ
り駆動されるT16はスイッチ・オフされるので、R9
を通してT16により駆動されるT10もオフになる。
従って、Vi=KVbe。
K −(R12+ R7) /R7として、Vl−R8
1b−Vbe(T9)V(D1) =Vcという条件が
得られ、Vcは0よりも大きいか又はそれに等しい。
Vcが前式によって設定される値以下に降下しようとす
るや否や、T8. T9及びDI作動されて、電流をV
c上に注入して、Vcを一定電圧に維持する。
同様にして、Viが低い論理レベルに行くとき、T5,
76がスイッチ・オフされ、T16が作動され、T16
の電流を制限する抵抗のように作用するR9を通してT
10を作動させる。適当なサイズのトランジスタT10
は、結節M上に、数a+Aの電流を与える。この電流の
一部はR8上でvlに向って流れ、他の一部はT8のベ
ースへ流れる。結HMでの電圧はVm −Vs −Vs
a t (T10)に上昇するが、値(Vs −Vl)
 / R8を持ツT10から来る電流はR8を流レル。
T9のベース上を流れる。T10のコレクタ電流の残り
の部分はT8及びT9を適当に駆動するように、例えば
l又は2■Aの値でなければならないので、Dlには、
VcがVs −Vce5a t (T10) −Vbe
(T8) −Vbe (T9) −V (01)の値を
取るのに十分な電流が流れる。ここから解るように、V
sは上式が常に零よりも大きいようになければならない
第1O図において、抵抗R2は、端子Vsとvlとの間
で、電流発生器により置き換えられても良い。
Vcについての前の2つの式の比較から解るように、第
2の式でのVcは、VsがV1+Vsat(T10)よ
りも大きい条件が満たされているとしてその第1の式で
のものよりも大きく、ここで、R8Ibの項は小さいの
で無視されている。
コノ後者の式は通常、V1=4Vbe=2.8V、そし
てVsat(T10) =0.2V、最後の式テVsを
3vよりも大きいとすることで満たされる。Vsmin
は、−般に、5vである。
第7図の場合、Vc = Vbeで、はぼ0.7vに等
しい、第10図の場合には、Vcの最後の式における間
車な代入でもッテ、Vc=5V−0,2V−0,7V 
−0,7V −0,7V −2,7Vが得られる。かく
シテ、Vcが接地以下に降下するのを防止するマージン
は上昇され、第3図の寄生トランジスタT1. T2.
73はスイッチ・オンされることから防止される。
第11図では、抵抗器R8をトランジスタT12でもっ
て置き換え、そして抵抗器R2を電流発生器G1でもっ
て置き換えることにより、Tl0(7)−電流を節減す
ることが可能である。かかる電流の節減は、vlに向っ
た電流の通路が逆にバイアスされているT12のベース
・エミッタ接合部によって阻止されるので、T10から
来る全電流がT8のベースへ流れるという事実によって
達成される。
更に、Glの電流は非常に小さいので、Vcを作動させ
るために、それは、トランジスタT12. T8゜T9
の電流利得hre(Tl2)、 hre(T8)、 h
re(T9)によって倍率される。この回路は、トラン
ジスタT8のエミッタとベースとの間に接続された抵抗
R11を持っている。
トランジスタT12の代替として、結節Mに接続された
カソードと、端子v1に接続されたアノードとを持つダ
イオードを使用することもできる。この場合、電流G1
は、第11図に示されている回路でのG1の電流のhr
e倍でなければならない。
第12図の回路では、コレクタ電流Vcが接地以下に降
下しようとするときに電力ダーリントンT5, T6の
ベースに電流を注入することにより前の回路における高
電圧ダイオード[11の使用を回避することができる。
かかる回路図において、電流発生器Glの結fiffV
1に接続されている分圧器T11. R12,R7の位
置、電力装置T5, T6の位置そして抵抗R6を持つ
トランジスタT9の位置は変わっていない。トランジス
タT9のベースにはトランジスタT13のコレクタが接
続され、そのエミッタは電源Vsに接続され、そのベー
スは、一方では抵抗R10を通して電源Vsに接続され
、他方ではトランジスタT7のコレクタに接続されてい
る。トランジスタT7のベースは結節v1に接続され、
そのエミッタは、ダイオードD2を通して、電力装置T
5, T6のコレクタに接続されている。
電力ダーリントンT5, T6の構成では、ベースとコ
レクタとの間に内部ダイオードD5を含むものと考える
ことができる。電圧v1が一旦、基準v1= Vbe 
(T7) + V (D2) + Vc ニより設定さ
れると、Vcは−Vbeよりも大きくそして電力ダーリ
ントンT5, T6のベース電圧以下であるので、Vc
がVl−Vbe(T7) 十V(D2)よりも大きい限
り、T7はスイッチ・オフされたままにおかれる。 V
cがVl −Vbe(T) −V (D2)以下である
場合、トランジスタT7がスイッチ・オンされ、T13
を作動して、それによりT9を作動し、それで、ダーリ
ントンT5, T6のベースに電流を注入する。この時
点で、内部ダイオードD3が導通して、Vc上に電流を
送り出して、負のピークの発生を防止する。
この回路を使用するに際して銘記されたいことは、Vi
が低い論理レベルにある場合、電力をダーリントンT5
,76ベースに供給するためのドライバFの一部を形成
しているトランジスタは能動状態にあって、T9から来
るすべての電流を吸収することである。この問題を克服
するには、ダイオード、つまり、減結合抵抗をトライバ
Fから下流に導入することである。その結果、電圧Vc
は、値Vbeに制限されることになる。
前に記述した本発明による回路は、MOS型の又は混合
型(バイポーラ十MO5)のコンポーネントでもって達
成でき、それらは、第3図に示されている構造において
集積できる。この場合、電力ダーリントンT5, T6
は、第13図で30として示されている電力MOS I
−ランジスタにより置き換えられ、そのゲートはポリシ
リコン・ストリップ43において達成され、そのソース
はn゛型の領域42において達成され、そのドレインは
n型の領域2のサブストレートにおいて達成される。
また、制御回路のコンポーネントは、例えばM4のよう
なMOS型であっても又は混合型でも良い。
第3図の参照数字は対応する部品を示すために第13図
においても使用される。
第14図には、第6図に例示されている回路の混合型の
実施例であって、第8図に例示されている分圧器の変形
例を含む回路例が示されている。バイポーラ・トランジ
スタT13. TVはMOSトランジスタM8. M7
でもって置き換えられていて、MOS )ランジスタM
31が導入されていて、そのドレインが結節v1に接続
され、ソースがトランジスタTllのコレクタに接続さ
れそしてゲートがそのドレインに、すなわち、結節Vl
に接続されている。更に、電力ダーリントンT5, T
6はMOS電力トランジスタM30により置き換えられ
ている。
第15図には、第7図に例示されている回路の混合型の
実施例で、第8図において導入された変形例を伴なう回
路例が示されている。この回路では、第7図で導入され
た修正のほかに、バイポーラ・トランジスタT8.79
及び抵抗器R6に代って、MOS )ランジスタM35
が使用されている。
第16図は、第10図に例示されている回路の混合型の
実施例が示されている。第14図及び第15図の回路に
おいて既に成されたMOS型コンポーネントでの置換の
外に、この回路はバイポーラトランジスタr10に代る
MOS )ランジスタM10と、抵抗R8に代るダイオ
ードD8とを持っている。
第14図、第15図及び第16図に示されている回路の
動作モードは、第6図、第7図及び第10図に示されて
いるバイポーラ構成での等価回路を参照して前に記述し
たのと同じである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、対応する負荷を持つ電力装置及び制御回路の
概略図である。第2図は第1図に示されている回路図の
部分的詳細図である。第3図は、前記制御回路及び電力
装置の一部を集積回路の形とした実施例を示す説明図で
ある。第4図は、本発明による制限回路と連動されてい
る制御回路及び電力装置の実施例を示す回路図である。 第5図は、電力装置の入力信号、出力電圧及びコレクタ
電流の曲線図である。第6図。 第7図及び第8図は、本発明による回路の他側を示す回
路図である。第9図は、第6図、第7図及び第8図に例
示されている回路での出力電圧の曲線を示す線図である
。第10図は、制御回路の作用が高揚されている第7図
の回路の変形例を示す回路図である。第11図は、第1
0図に示されている回路の変形例であって、トランジス
タT12が抵抗R8に置き換えられ、電流発生器G1が
抵抗R2に置き換えられた例を示す回路図である。第1
2図は、第11図に示されている回路の変形例を示す回
路図である。第13図は、MO5技術において達成され
た第3図の変形例を示す説明図である。第14図、第1
5図及び第16図は、制御回路と制御回路とを備えた上
述した電力装置の可能な実施例を示す回路図である。 A・・・電力装置、B・・・比較器、C・・・制御回路
、01〜D6・・・ダイオード、F・・・インバータ、
Gl・・・電流発生器、L・・・負荷、R2−R19・
・・抵抗、T1〜T13゜T15, T16・・・トラ
ンジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電源に接続された共振負荷を駆動するモノリシック
    半導体電力装置の出力電圧を制限するための回路であっ
    て、出力電圧(Vc)と予め決められた基準電圧(Vr
    if)とを比較するための比較器(B)を備え、前記出
    力電圧(Vc)が前記基準電圧(Vrif)以下になる
    場合に、前記出力電圧(Vc)を前記基準電圧(Vri
    f)にほぼ等しい値に維持するように、前記負荷に対し
    て電流を供給するようになっていることを特徴とする回
    路。 2、ダイオード(D1)が前記比較器(B)の出力(U
    )と負荷(L)との間に設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の回路。 3、前記比較器(B)はバイポーラ・コンポーネント(
    T7,T13,T9)でもって達成されることを特徴と
    請求項2記載の回路。 4、前記比較器(B)はMOSコンポーネントでもって
    達成されることを特徴とする請求項2記載の回路。 5、前記基準電圧(Vrif)は、接地と比較器(B)
    の入力との間にあってそして前記基準電圧(Vrif)
    が電力装置(T5,T6)の−VbeからVsatまで
    の範囲に及ぶようなサイズの一連のダイオード(D3,
    D4,D5;D3,D4,D5,D6)でもって得られ
    ることを特徴とする請求項3又は4記載の回路。 6、前記基準電圧(Vrif)は、該基準電圧(Vri
    f)が電力装置(T5,T6)の−VbeからVsat
    までの範囲に及び且つこの範囲内で連続的に可変である
    ようなサイズの分圧器(R12,R7,T11)でもっ
    て得られることを特徴とする請求項3又は4記載の回路
    。 7、スイッチング・オフ・ステップ中における出力電圧
    (Vc)におけるクリップ作用を増強するための能動コ
    ンポーネント(T10,T16)及び抵抗(R3,R9
    ,R8)を更に含んでいることを特徴とする請求項3記
    載の回路。 8、前記抵抗(R2,R8)は、電流を節減させるため
    の電流発生器(G1)及びトランジスタ(T12)でも
    ってそれぞれ置き換えられていることを特徴とする請求
    項7記載の回路。 9、前記出力電圧(Vc)が接地以下に降下しようとす
    るときに電力装置(A;T5,T6;M30)の制御電
    極へと電流を注入するための手段(F)を更に含み、前
    記比較器(B)の出力(U)が負荷(L)にじかに接続
    され、前記基準電圧(Vrir)は、その範囲が電力装
    置(A;T5,T6;M30)の−VbeからVbeへ
    及ぶように選択されることを特徴とする請求項1記載の
    回路。
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