JPH03150084A - サーボモータの速度制御方式 - Google Patents

サーボモータの速度制御方式

Info

Publication number
JPH03150084A
JPH03150084A JP1287394A JP28739489A JPH03150084A JP H03150084 A JPH03150084 A JP H03150084A JP 1287394 A JP1287394 A JP 1287394A JP 28739489 A JP28739489 A JP 28739489A JP H03150084 A JPH03150084 A JP H03150084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
output
low
pass filter
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1287394A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Sakamoto
坂本 啓二
Heisuke Iwashita
平輔 岩下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP1287394A priority Critical patent/JPH03150084A/ja
Publication of JPH03150084A publication Critical patent/JPH03150084A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、工作機械の送り軸等の駆動に利用されるサー
ボモータの速度制御方法に関する。
従来の技術 サーボモータにエンコーダを取り付け、該エンコーダか
らの単位時間(制御周期)当りの出力パルス数を速度フ
ィードバック信号としている。この場合、エンコーダか
らの出力パルス数をそのまま用いると、量子化誤差のた
めに、サーボモータの速度が微速あるいは一定速の送り
の場合でも、速度フィードバックに1パルスの段差が生
じる場合がある。これを回避するために、エンコーダか
らの出力パルスにフィルタを掛けて該フィルタから出力
される推定速度を速度フィードバック信号として使用し
、速度ループ制御を行う制御が行われる場合がある。− 第4図はこのエンコーダからの出力パルスにフィルタを
掛けて推定速度で速度ループ制御を行う速度制御系のブ
ロック図である。
図中、10は速度制御部で、この例ではPI(比例積分
)制御の例を示している。11は積分項でに1は積分ゲ
イン、12は比例項でに2は比例ゲインである。13は
電流ループ、14はインバータ等で構成されるパワーア
ンプ、15はサーボモータ、16はサーボモータ15に
取り付けたエンコーダから出力される人相、B相の信号
から単位時間当りのフィードバックパルスXを出力する
LSI、17はフィルタである。
従来は、上記フィルタ17の伝達関数をrlJとして、
単位時間当りのフィードバックパルスXをそのまま評価
速度として使用するか、量子化による±1パルスのばら
つきの影響を低減するためにフィルタ17をローパスフ
ィルタとして推定速度Yを求め、これを速度フィードバ
ック信号として用いる場合がある。
位置ループから出力された速度指令Vcとフィルタから
出力された速度フィードバック信号Yの差を求め、速度
制御部10でPI制御を行って電流指令1cを求め、電
流ループで各相の電流指令値を計算し、PWM回路でP
WM(パルス幅変調)信号を作り、パワーアンプ14を
駆動してサーボモータ15を駆動する。そして、デジタ
ルサーボにおいては、各相の電流指令値を作るまではソ
フトウェアによりプロセッサによって処理される。
上記ローパスフィルタ17は第5図(a)に示すような
1次のローパスフィルタや第5図(b)に示すような2
次のローパスフィルタが使用される。
なお、第5図(a)(b)において、符号21゜23.
26は積分項で、符号22のaは積分ゲインを示し、符
号24のにlは積分ゲイン、符号25のに2は比例ゲイ
ンを示している。
発明が解決しようとする課題 速度フィードバックパルスXにフィルタを掛けないと、
即ち、フィルタ17の伝達関数を「1」とすれば、上述
したように、速度が微速または一定速の送りの場合、量
子化の影響で速度フィードバックパルスに±1パルスの
段差が生じ、速度むらが生じる。
またフィルタを掛けた場合、量子化の影響を小さくする
ことができるが、全域強いローパスフィルタを掛けると
、フィルタへの時間遅れによってサーボ系全体の制御性
が劣化する。即ち、第5図(a)に示す1次のローパス
フィルタ、2次のローパスフィルタを使用した場合、こ
のフィルタの伝達関数(Y/X)は次のようになる。
Y     Sk2+kl     ++++++ (
2゜X    S +SkZ十kl この伝達関数が示すように、入力Xに対し出力Yは1次
遅れ、2次遅れとなり、サーボ系全体の制御性を悪(し
、サーボ系全体の剛性(外乱トルクに対する強さ)を悪
くする。
そこで、本発明の目的は、サーボ系全体の剛性を強くす
ると共に速度むらのない速度制御方式を提供することに
ある。
課題を解決するための手段 サーボモータの速度をエンコーダで検出して該エンコー
ダの出力パルスをローパスフィルタに入力し、該ローパ
スフィルタの出力を推定速度とし、該推定速度を速度フ
ィードバック信号として速度制御を行うサーボモータの
速度制御方式において、本発明は、上記推定速度を積算
して得られる推定位置と実際の位置の差が小さいときに
は上記ローパスフィルタの帯域を低くし、差が大きいと
きには上記ローパスフィルタの帯域を高くすることによ
って、サーボ系全体の剛性を損なわず、かつ、量子化に
より生じる速度むらをなくした。
作用 定常状態、あるいは速度変動がフィルタの時定数に対し
て十分小さい場合、このような場合には、推定位置と実
際の位置の差は小さくなるので、口一パスフィルタの帯
域を小さくしてフィルタの伝達関数のゲインを小さくし
、フィルタ効果を強くする。その結果、量子化の影響を
抑え、速度むらを小さくすることができる。一方、推定
位置と実際の位置の差が大きく速度変動が大きい場合に
は、ローパスフィルタの帯域を高くしてフィルタの伝達
関数のゲインを上げ、フィルタ効果を弱くしてフィルタ
の時間遅れを小さくしてサーボ系の剛性を高めることが
できる。
実施例 第2図は、本発明を実施する一実施例のフィルタ17の
ブロック図で、本実施例では、第5図(b)に示す2次
のローパスフィルタを使用した例を示している。
第5図(b)に示した2次のローパスフィルタと相違す
る点は積分ゲインkl、比例ゲインに2を可変にしたこ
とである。また、積分項23.26をプロセッサにより
デジタルに処理を行うことから、積分項1.4とした点
で相違している。
エンコーダからの単位時間当りの出力パルス数X(実速
度)からローパスフィルタの出力パルス数Y(推定速度
)を減じた差を積分項1で積算すれば、積分項1の出力
Eはサーボモータの実際の位置とローパスフィルタで推
定された推定位置の差となる。この差に積分ゲインに1
を乗じた値に、エンコーダからの単位時間当りの出力パ
ルス数Xからローパスフィルタの出力パルス数Yを減じ
た値(X −Y)に比例ゲインに2を乗じた値を加算し
、その加算した値を積分項4で積算してフィルタの出力
Yとすることによって2次のローパスフィルタを形成し
ている。
この2次のローパスフィルタの伝達関数は第(2)式と
なる。そして、このフィルタの帯域周波数をfn(フィ
ルタの時定数1/fn)とし、ダンピング定数をξ、上
記フィルタの処理のサンプリング周期をTsとすれば、
積分ゲインkl。
比例ゲインに2は次のようになる。
kl= (2zfn) ・Ts”    ・−(3)k
2=2−ξC2xfn)・Ts   −(4)その結果
、フィルタの帯域周波数fnを低下させれば、ゲインk
1.に2は小さくなり、第(2)式の伝達関数から、2
次遅れが強(なりフィルタ効果が高くなる。一方、フィ
ルタの帯域周波数fnを高くすればゲインkl、に2は
大きくなり、第(2)式に示す伝達関数は「1」に近く
なり、フィルタ効果は減少する。
そこで、サーボモータの実際の位置とローパスフィルタ
で推定される推定位置の差、即ち、積分項1の出力Eが
小さくなればフィルタの周波数帯域fnを低くし、太き
くなれば周波数帯域fnを高くし、量子化による速度む
らをなくし、かつ、サーボ系全体の剛性を強くする。
本実施例においては、第3図に示すように、サーボモー
タの実際の位置と推定位置の差、即ち、積分項1の出力
E (=Σ(X−Y))が1パルス以下の場合にはフィ
ルタの帯域周波数fnを低い周波数f1とし、出力Eが
2パルス以上の場合には帯域周波数fnを高い周波数f
2とする。また、出力Eが1パルスと2パルス間であれ
ば、出力Eの値に比例した帯域周波数flからf2まで
の周波数とする。
以下、この実施例を実施するデジタルサーボのプロセッ
サが行う処理を第1図に示すフローチャートで示す。
デジタルサーボのプロセッサは速度処理周期(=サンプ
リング周期Ts)毎第1図に示す処理を実行する。
まず、エンコーダから出力される単位時間(速度処理周
期)当りのパルス数Xを読み(ステップS1)、積分項
lとして作用するレジスタR(E)にこのパルス数Xを
加算すると共に、前周期のフィルタの出力Yを記憶する
レジスタR(Y)の値Yを減じて、実際の位置と推定位
置の差EをレジスタR(E)に格納する(ステップ32
)。次に、このレジスタR(E)に格納された、実際の
位置と推定位置の差Eの絶対値IEI(1以下か2以上
か、または1から2の間か判断しくステップS3)、1
以下ならばフィルタの帯域周波数fnをflに設定し、
2以上ならば帯域周波数fnをf2に設定する。また、
1と2の間であれば、次の第(5)式の演算を行って帯
域周期fnを決定する(ステップS4〜S6)。
fn= (f2−fl) ・IEI−f2+2fl−・
・・・−(5) こうして設定された帯域周波数fnに基いて第(3)式
、第(4)式の演算を行って積分ゲインk1.比例ゲイ
ンに2を求める(ステップ37)。
次に、積分項4の作用を行うレジスタR(Y)に、上記
算出された積分ゲインに1に実際の位置と推定位置の差
Eを乗じた値、及び、エンコーダからの単位時間当りの
パルス数X(実速度)からレジスタR(Y)に記憶する
前周期のフィルタの出力Y(推定速度)を減じた値に比
例定数に2を乗じた値を加算して、当該周期のフィルタ
17の出力Yを求め、レジスタR(Y)に格納し、この
出力Yを速度ループ処理へ引き渡す(ステップ38゜3
9)。速度ループ処理では、このフィルタ17から出力
された推定速度Yを速度フィードバック信号として使用
し、速度ループ処理を行うこととなる。
発明の効果 本発明は、サーボモータの速度が微速の場合や、一定速
の送りで速度変動が小さい場合に、エンコーダからの単
位時間当りのパルス数に±1パルスの段差が生じるが、
サーボモータの実際の位置と、フィルタから出力される
推定速度を積算して得られる推定位置の差が小さくなる
と、フィルタの帯域周波数を低くし、フィルタ効果を高
めるので、推定速度は滑らかとなり、速度むらが生じる
ことはない。
また、サーボモータの実際の位置と推定位置の差が大き
いとき、即ち速度変動が大きいときには、フィルタの帯
域周波数を高くしてフィルタ効果を弱くするので、サー
ボ系全体の剛性を高めることができ、サーボ系の剛性と
定常状態での動きの滑らかさを両立させる速度制御系が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の動作フローチャート、第2
図は同実施例におけるフィルタのブロック図、第3図は
同実施例におけるサーボモータの実際の位置と推定位置
との差とフィルタの帯域周波数との関係を説明する説明
図、第4図は速度フィードバック信号にフィルタを掛け
た速度制御系のブロック図、第5図(a)(b)は第4
図におけるフィルタとして使用されるフィルタのブロッ
ク図である。 1.4・・・積分項、kl−・・積分ゲイン、k2・・
・比例ゲイン、E・・・積分項出力、X・・・エンコー
ダからの単位時間当りのパルス数(実速度)、Y・−・
フィルタからの出力パルス数(推定速度)、10−・・
速度制御部、1フー・・フィルタ。 量 第10 刀−ドバラクパルス数Xを3表も 1R(Y)←R(Y)+に1−E+に2[x−R(Y)
] 1社s11−111△

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サーボモータの速度をエンコーダで検出し、該エ
    ンコーダの出力パルスをローパスフィルタに入力し、該
    ローパスフィルタの出力を推定速度とし、該推定速度を
    速度フィードバック信号として速度制御を行うサーボモ
    ータの速度制御方式において、上記推定速度を積算して
    得られる推定位置と実際の位置の差が小さいときには上
    記ローパスフィルタの帯域を低くし、差が大きいときに
    は上記ローパスフィルタの帯域を高くすることを特徴と
    するサーボモータの速度制御方式。
  2. (2)サーボモータの速度をエンコーダで検出し、該エ
    ンコーダの出力パルスをローパスフィルタに入力し、該
    ローパスフィルタの出力を推定速度とし、該推定速度を
    速度フィードバック信号として速度制御を行うサーボモ
    ータの速度制御方式において、上記エンコーダから検出
    された速度と上記推定速度の差の積算値が小さいときに
    は上記ローパスフィルタの帯域を低くし、差が大きいと
    きには上記ローパスフィルタの帯域を高くすることを特
    徴とするサーボモータの速度制御方式。
JP1287394A 1989-11-06 1989-11-06 サーボモータの速度制御方式 Pending JPH03150084A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1287394A JPH03150084A (ja) 1989-11-06 1989-11-06 サーボモータの速度制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1287394A JPH03150084A (ja) 1989-11-06 1989-11-06 サーボモータの速度制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03150084A true JPH03150084A (ja) 1991-06-26

Family

ID=17716781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1287394A Pending JPH03150084A (ja) 1989-11-06 1989-11-06 サーボモータの速度制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03150084A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635506A (ja) * 1992-07-16 1994-02-10 Toyo Electric Mfg Co Ltd 可変構造制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635506A (ja) * 1992-07-16 1994-02-10 Toyo Electric Mfg Co Ltd 可変構造制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Park et al. Chattering reduction in the position control of induction motor using the sliding mode
Lorenz et al. High-resolution velocity estimation for all-digital, ac servo drives
Bodson et al. Nonlinear speed observer for high-performance induction motor control
Liaw et al. A robust speed controller for induction motor drives
US5589748A (en) Position control system and position control method thereof
JPH01103184A (ja) サーボモータの制御方式
GB2283584A (en) Method of limiting rate of change in an electric motor
JP3288184B2 (ja) 電動機の制御装置
JPH03150084A (ja) サーボモータの速度制御方式
US4864209A (en) Negative feedback control system
JPH04217888A (ja) エレベータ制御のasr制御装置
JPH0580810A (ja) サーボ制御方法及び装置
EP0413030A1 (en) Servo control method by the disturbance estimation observer
JP2841527B2 (ja) スライディングモード制御方法
JPH07322664A (ja) 電動機の制御装置
JP3348240B2 (ja) デジタルフィルタと、サーボモータ制御装置
JPS6151212A (ja) 電動機の周期運転制御方式
JPH06165549A (ja) 電動機制御方法および電動機制御装置
JP2621665B2 (ja) ヘッドの位置決め制御方式
JPH01292405A (ja) ディジタル位置サーボ装置
WO2023171122A1 (ja) モータ制御装置、およびその自動調整方法
JP3294056B2 (ja) 機械系制御システム
JPS609389A (ja) モ−タの制御方法
JP2612761B2 (ja) 同期電動機の制御方式
SU1647513A1 (ru) Адаптивный след щий электропривод