JPH0314948Y2 - - Google Patents

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JPH0314948Y2
JPH0314948Y2 JP10499086U JP10499086U JPH0314948Y2 JP H0314948 Y2 JPH0314948 Y2 JP H0314948Y2 JP 10499086 U JP10499086 U JP 10499086U JP 10499086 U JP10499086 U JP 10499086U JP H0314948 Y2 JPH0314948 Y2 JP H0314948Y2
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diode
voltage
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resistor
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電子機器等における電源電圧の信号
電圧等を昇圧する際に適用されるスイツチング素
子駆動回路に係り、例えばラジオコントロール装
置のモータ駆動回路に用いられるスイツチング素
子駆動回路に関するものである。
[従来の技術] 従来、電源電圧よりも高い電圧を用いてモータ
等の被駆動体を制御する場合には、コンデンサ充
放電回路からなるスイツチング素子駆動回路によ
つて一次電圧を所定の駆動電圧に昇圧させてい
た。
第3図はこのような従来のスイツチング素子駆
動回路の一例を示す回路図である。
同図中、符号20はマイナス接地された電源で
あり、そのプラス側にはトランジスタ21のエミ
ツタとダイオード22のアノードが接続されてい
る。トランジスタ21にはトランジスタ23がカ
スケード接続されている。両トランジスタ21,
23のベースは発振回路24に接続されており、
該発振回路24の出力レベルに従つて両トランジ
スタ21,23は交互にスイツチング動作するよ
うに構成されている。また、両トランジスタ2
1,23のコレクタとダイオード22のカソード
との間にはコンデンサ25が接続されており、さ
らにダイオード22のカソードには他のダイオー
ド26のアノードが接続されている。このダイオ
ード26のカソードには、−端子側が接地された
コンデンサ27の他端子側が接続されている。さ
らに、エミツタ接地されたトランジスタ29のコ
レクタが、高電圧を吸収するための抵抗28を介
して、ダイオード26のカソードに接続されてお
り、このトランジスタ29のベースには制御信号
が入力されるように構成されている。そして、抵
抗28とトランジスタ29のコレクタとの間に
は、電界効果トランジスタ30(以下、FET3
0と略称する。)のゲートが接続されており、こ
のFET30のソースは接地され、ドレインは駆
動対象であるモータ31に接続されている。な
お、前記ダイオード22,26は順方向に電圧が
加えられると各々順方向降下電圧Vfだけ電圧降
下するものとする。
このように、トランジスタ21,23、ダイオ
ード22,26及びコンデンサ25,27によつ
て構成されたコンデンサ充放電回路を有するスイ
ツチング素子駆動回路においては、発振回路24
の発振出力信号が低(L)レベルの時にはトラン
ジスタ21が導通し、トランジスタ23が遮断さ
れる。また、発振出力信号が高(H)レベルの時
には、逆にトランジスタ23が導通し、トランジ
スタ21が遮断される。また、前記コンデンサ充
放電回路に接続されたトランジスタ29のベース
に高レベルの制御信号Vsが印加した時には、ト
ランジスタ29は導通し、低レベルの制御信号
Vsが印加した時には遮断する。
さて、トランジスタ23の導通時には、実線矢
印で示すようにダイオード22、コンデンサ25
を介してトランジスタ23に電流が流れる。この
時、コンデンサ25に図示する極性の電荷が蓄え
られ、コンデンサ25の両端電圧は電源20の電
圧Eからダイオード22の順方向降下電圧Vfを
引いた電圧、すなわち(E−Vf)となる。次に、
前記トランジスタ21が導通し、トランジスタ2
3が遮断した時、すなわち低レベルの発振出力信
号がトランジスタ21,23のベースに印加した
時には、電源20の電圧Eとコンデンサ25の両
端電圧(E−Vf)が直列接続され、両電圧を加
算した電圧(2E−Vf)からダイオード26の順
方向降下電圧Vfを差し引いた電圧(2E−2Vf)
がコンデンサ27に印加される。コンデンサ27
には対応する電荷が充電される。制御信号Vsが
低レベルの時トランジスタ29は遮断状態となる
ので、コンデンサ27の端子電圧(2E−2Vf)が
FET30のゲートに印加され、FET30は導通
状態となる。これにより、モータ31は回転駆動
される。制御信号Vsが高レベルの時は、FET3
0のゲート電位は略接地電位となるのでFET3
0は遮断され、モータ31は駆動されない。以上
の如く制御信号Vsの信号レベルを制御すること
により、モータの回転駆動を制御できる。
モータの駆動電流は例えば最大数+Aと大きい
ため、前記FETの電力効率や放熱対策等の点か
らON抵抗は小さい方がよい。低価格で入手でき
るON抵抗の小さいFETではゲート電圧が10数V
で駆動するものが多い。低電圧駆動が可能な
FETは極めて高価であり、従つて、特に6〜7V
以下の電池を使用した機器では、FETを制御す
るため、以上示したような駆動回路を用いて6〜
7Vの電源電圧を10数Vに昇圧していた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上述した従来のスイツチング素子駆
動回路においては、スイツチング用に数多くのト
ランジスタが必要であり、また、トランジスタを
スイツチングするために発振回路等外部にスイツ
チング駆動回路を設ける必要があつた。このた
め、従来のスイツチング素子駆動回路は回路構成
が複雑で回路の小型化を実現できず、さらに、部
品点数が多いために製造コストが嵩むという問題
点があつた。
そこで、本考案は上述した問題点に鑑みてなさ
れたもので、電子機器等における電源電圧の信号
電圧等を昇圧するにあたつて、簡単な回路構成の
スイツチング素子駆動回路を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 本考案のスイツチング素子駆動回路は、第1ダ
イオードのカソードに第1抵抗器の一端が接続さ
れ、第2ダイオードのアノードに第2抵抗器の一
端が接続され、前記第1ダイオードのカソードと
第2ダイオードのアノードとの間にコンデンサが
接続され、前記第1ダイオードのアノードと前記
第2抵抗器の他端とが電源に接続され、前記第2
ダイオードのカソードと前記第1抵抗器の他端と
がスイツチング素子の制御入力端子に接続され、
該制御入力端子とアースとの間に制御信号が入力
されるスイツチング素子駆動素子が接続されたこ
とを特徴としている。
[作用] 制御信号によつてスイツチング素子駆動素子が
導通すると、電源電圧が両ダイオードに加わり、
両ダイオードにおける電圧降下分を電源電圧から
差し引いた電圧がコンデンサに加わり、該電圧に
見合つた電荷がコンデンサに蓄えられる。
次に、制御信号によつてスイツチング素子駆動
素子が遮断されると、電源、第2抵抗器、コンデ
ンサ及び第1抵抗器により構成される直列回路か
ら出力が得られる。従つて、第2ダイオードのカ
ソード側には、電源電圧の2倍から両ダイオード
による電圧降下分を差し引いた値の電圧が出力さ
れる。
[実施例] 本考案によるスイツチング素子駆動回路の一実
施例を第1図及び第2図によつて説明する。
第2図は本実施例のスイツチング素子駆動回路
を有するラジオコントロールシステムのブロツク
図である。同図において、符号1は飛行機、車等
の被操縦体に搭載されるラジオコントロール装置
であり、このラジオコントロール装置1では送信
機2から無線伝送された操作信号を受信機3で受
信するようになつている。受信機3は受信した信
号に応じた制御信号をモータコントローラ4に供
給し、このモータコントローラ4が前記制御信号
に応じた駆動信号をモータ5に供給し、モータ5
の回転を制御する構成になつている。本実施例の
スイツチング素子駆動回路は前記モータコントロ
ーラ4に内蔵されるものである。
第1図は本実施例のスイツチング素子駆動回路
を示す回路図である。
同図中、符号6はマイナス接地された電源であ
り、そのプラス側にはコンデンサ充放電回路7と
モータ5が接続されている。コンデンサ充放電回
路7の第1ダイオード7aには、そのカソード側
に第1抵抗器7cの一端が接続されている。ま
た、第2ダイオード7dのアノード側には第2抵
抗器7bの一端が接続されている。また、前記第
1ダイオード7aのカソードと前記第2ダイオー
ド7dのアノードとの間にはコンデンサ7eが接
続されている。そして、前記第1ダイオード7a
のアノードと前記第2抵抗器7bの他端は、共に
前記電源6のプラス側に接続されている。さら
に、前記第2ダイオード7dのカソードと前記第
1抵抗器7cの他端は、スイツチング素子駆動素
子として設けられたトランジスタ8のコレクタに
それぞれ接続されている。本実施例では、このト
ランジスタ8はnpn形であり、そのエミツタは接
地され、ベースからは制御信号(スイツチング信
号)を入力できるように構成されている。
次に、前記第2ダイオード7dのカソードに
は、前記モータ5の駆動を制御するFET9のゲ
ートが接続されている。本実施例では、この
FET9はデイプレツシヨン形のMOSFETであ
り、そのソースは接地され、ドレインはモータ5
に接続されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
トランジスタ8のベースに高レベルの制御信号
を入力すると、このトランジスタ8は導通し、図
中実線矢印で示すように電源6から第1ダイオー
ド7a、コンデンサ7e、第2ダイオード7dを
介してトランジスタ8に電流が流れる。そして、
両ダイオード7a,7dによる電圧降下分Vfを
電源電圧Eからそれぞれ差し引いた電圧E−2Vf
がコンデンサ7eに加わり、これを図示する極性
に充電する。このとき、トランジスタ8のコレク
タ電位は略接地電位であるため、FET9は遮断
状態にあり、モータ5は駆動されない。
次に、トランジスタ8のベースに低レベルの制
御信号が入力すると、このトランジスタ8は遮断
する。この時には、電源6、第2抵抗器7b、コ
ンデンサ7e、第1抵抗器7cなる直列回路によ
りFET9のゲートに電圧が印加される。FET9
に因加される電圧は、電源6の電圧Eとコンデン
サ7eの両端電圧E−2Vfの和電圧2E−2Vfであ
る。この電圧は該FET9を導通状態にスイツチ
し、モータ5を駆動する。一般にFETの入力イ
ンピーダンスは極めて大きいため、コンデンサ7
eの電荷は微かしか放電されず、極めて良好に
FET9を制御できる。
以上説明したように、本実施例によれば、多数
のスイツチング素子や発振器を用いることなく、
電源電圧よりも高い駆動電圧を得ることができ
る。
従つて、本実施例によれば、スイツチング素子
駆動回路の回路構成を簡単にすることができるの
で、ラジコン装置におけるモータコントローラを
小型化することができ、さらに部品点数が少ない
ので、製造コストの削減を実現することができ
る。
なお、本実施例では、スイツチング素子駆動素
子としてnpn形のトランジスタを用いたが、これ
のみに限定するものではなく、スイツチング機能
を有するものであればよい。例えばFET等を用
いることもできる。さらには、制御信号Vsの信
号レベルを送信機2側で制御することにより、モ
ータ5の回転速度を制御できる。
[考案の効果] 本考案によれば、構成部品の少ない簡単な回路
構成でスイツチング素子駆動回路を実現すること
ができるので、製造コストの低減化と装置全体の
小型化を実現することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例であるスイツチング素
子駆動回路の回路図、第2図は同実施例のスイツ
チング素子駆動回路を内蔵するラジオコントロー
ルシステムのブロツク図、第3図は従来のスイツ
チング素子駆動回路の一例を示す回路図である。 6……電源、7a……第1ダイオード、7b…
…第2抵抗器、7c……第1抵抗器、7d……第
2ダイオード、8……スイツチング素子駆動素子
としてのトランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1ダイオードのカソードに第1抵抗器の一端
    が接続され、第2ダイオードのアノードに第2抵
    抗器の一端が接続され、前記第1ダイオードのカ
    ソードと第2ダイオードのアノードとの間にコン
    デンサが接続され、前記第1ダイオードのアノー
    ドと前記第2抵抗器の他端とが電源に接続され、
    前記第2ダイオードのカソードと前記第1抵抗器
    の他端とがスイツチング素子の制御入力端子に接
    続され、該制御入力端子とアースとの間に制御信
    号が入力されるスイツチング素子駆動素子が接続
    されたことを特徴とするスイツチング素子駆動回
    路。
JP10499086U 1986-07-10 1986-07-10 Expired JPH0314948Y2 (ja)

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JP10499086U JPH0314948Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10

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JP10499086U JPH0314948Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10

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Publication Number Publication Date
JPS6315184U JPS6315184U (ja) 1988-02-01
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