JPH03148284A - ジヒドロピリミドチアジン誘導体、それを主成分とする抗炎症剤等製剤組成物、その製造の際の中間体、およびそれらの製造方法 - Google Patents

ジヒドロピリミドチアジン誘導体、それを主成分とする抗炎症剤等製剤組成物、その製造の際の中間体、およびそれらの製造方法

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JPH03148284A JP2188163A JP18816390A JPH03148284A JP H03148284 A JPH03148284 A JP H03148284A JP 2188163 A JP2188163 A JP 2188163A JP 18816390 A JP18816390 A JP 18816390A JP H03148284 A JPH03148284 A JP H03148284A
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ダーニエル ボージング
Pal Benko
パール ベンコー
Lujza Petoecz
ルイザ ペテーツ
Nee Hegedues Maria Szecsey
マーリア セーチェイ ネーエ ヘゲデュシュ
Peter Toempe
ペーテル テムペ
Gabor Gigler
ガーボル ジグラー
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イシュトヴァーン ガチャーイ
イシュトヴァーン ジェルチャーン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規ジヒドロピリミドチアジン誘導体、また
は製剤上許容し得るその酸付加塩、それらの製造方法、
それを含有する製剤組成物、および前記ジヒドロピリミ
ドチアジン誘導体の製造の際の有用な新規中間体に関し
、更に、前記中間体の製造方法にも関する。
[従来の技術] ベルギー国特許第752,863号明細書には、7位が
置換されていないジヒドロピリミドチアジン誘導体が開
示されている。このような化合物は、抗炎症性を有する
ことが報告されている。
しかるに、7位が置換されたジヒドロピリミドチアジン
誘導体は、抗炎症作用に加えて、利尿性を伴う優れた抗
狭心症作用を有することが発見された。更に、これらの
化合物は、中枢神経系に対する作用(精神安定・鎮静作
用または抗抑密作用、および鎮痙作用)も有し、ある誘
導体のごときは、弱陽性の筋変カ性、あるいは酸の分泌
を阻害する性質を示す。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、新規ジヒドロピリミドチアジン誘導体
、その製造方法、およびそれを含有する製剤組成物を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的は、一般式 [式中、R1は炭素原子数1〜6のアルコキシ基、アミ
ノ基またはフェニルアミノ基を R2は炭素原子数1〜
6のアルキル基またはフェニル基を、R8は水素または
炭素原子数1〜6のアルキル基を、それぞれ意味し、R
4は、ハロゲノ基、ニトロ基、アミノ基、ジ(C,〜6
−アルキル)アミノ基、炭素原子数1〜6のアルキル基
、炭素原子数1〜6のアルコキシ基およびヒドロキシル
基よりなる群から選択される1乃至それ以上の同一また
は異なる置換基を選択的に結合させた、炭素原子数l〜
11のアルキル基またはフェニル基を意味する。]で示
されるジヒドロピリミドチアジン誘導体、および製剤上
許容し得るその酸付加塩によって遠戚される。
本明細書を通じて使用される「アルキル基」なる用語は
、直鎖の、または側鎖を有する飽和脂肪族炭化水素基、
例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、n−ブチル基などの基を指す。「アルキコシ基
」とは、上記に定義のアルキル基からなるアルキルエー
テルの基、例えばメトキシ基、エトキシ基、第三ブトキ
シ基などの基のことである。「ハロゲン」なる用語には
、フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素の原子が含まれる
。ジアルキルアミノ基は、炭素原子数1〜6の上記に定
義のアルキル基、例えばジメチルアミノメチル基、ジメ
チルアミノエチル基、ジメチルアミノプロピル基、ジエ
チルアミノエチル基、ジエチルアミノプロピル基などの
基からなるものとする。
一般式(1)において、R′がメトキシ基、エトキシ基
またはアミノ基であり R2がメチル基またはフェニル
基であり、R3が水素であって、R4が、メトキシ基、
ハロゲノ基またはニトロ基を置換基として1乃至それ以
上の同一または異なる前記置換基と結合させた、メチル
基またはフェニル基である場合の化合物、および製剤上
許容し得るその酸付加塩は、特に有用な薬剤特性を有す
る。
一般式(I)で示される化合物の特に好適な代表例は、
下記の誘導体、すなわち、エチル−[6−(4−ジメチ
ルアミノフェニル)−8−メチル−3,4−ジヒドロー
2H,6H−ピリミド[2,1−bl[1,3コチアジ
ン−7−カルボキシラート]、メチル−[8−メチル−
6−(2−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2
H,6H−ピリミド[2゜1−bl[1,3コチアジン
−7−カルポキシラート]、メチル−[6−(3,4−
ジクロロフェニル)−8−メチル−3,4−ジヒドロ−
2H,6H−ピリミド[2,1−bl[1,3]チアジ
ン−7−カルポキシラート]、メチル−[6−(4−ク
ロロ−3−二トロフェニル)−8−メチル−3,4−ジ
ヒドロ−2H,6)1−ピリミド[2,1−bl[1,
3コチアジン−7−カルボキシラート]、および製剤上
許容し得るその酸付加塩である。
一般式(I)で示される化合物は有機塩基であるから、
これをその酸付加塩に変換することができる。一般式(
I)で示される化合物の製剤上許容し得る酸付加塩を形
成するには、無機または有機の酸、例えば塩化水素や臭
化水素などのハロゲン化水素、炭酸塩、炭酸水素塩、硫
酸塩、酢酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、クエン酸塩
、アスコルビン酸塩などを用いることができる。
更に、本発明は、一般式(1)で示される化合物、およ
び製剤上許容し得るその酸付加塩の製造方法であって、
一般式 (式中 、R1、R2およびR4は、前記の式における
と同じ。) で示される1、2,3.4−テトラヒドロ−2−ピリミ
ジンチオンの4.5.6−トリス置換体を一般式(式中
、R3は前記の式におけると同じであり、XおよびYは
ハロゲンを意味する。) で示されるニハロゲン化誘導体と反応させる段階と、所
望の場合に、上記によって得られた一般式(1)で示さ
れる化合物を製剤上許容し得るその酸付加塩に転化し、
またはその酸付加塩から、一般式(1)で示される塩基
性化合物を、遊離させる段階、あるいは、一般式(1)
で示される塩基性化合物を、別の酸付加塩に転化する段
階とからなる製造方法をも提供する。
この反応は、不活性有機溶媒、あるいはそのような溶媒
の混合物中でこれを進行させるのが好ましい。反応媒体
としては、好ましくは、脂肪族アルコール(例えばエタ
ノールまたは2−プロパツール)、ジアルキルアミド(
例えばジメチルホルムアミド)、ジアルキルスルホキシ
ド(例えばジメチルスルホキシド)、塩素化脂肪族炭化
水素(例えばクロロホルム、四塩化炭素、塩化メチレン
)、芳香族炭化水素(例えばベンゼン、トルエン、キシ
レン)、脂肪族または脂環式エーテル(例えばジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン)、脂肪族
ケトン(例えばアセトン、またはエチルメチルケトン)
、あるいはそれらの混合物を用いることができる。ジメ
チルホルムアミド中で、あるいは、ジメチルホルムアミ
ドとエチルメチルケトンとの、またはジメチルホルムア
ミドとアセトンとの混合物中では、非常に好適に反応さ
せることができる。
酸結合剤の存在下で反応させることもできる。
この目的には、例えば、アルカリ性炭酸塩(例えば炭酸
ナトリウムまたはカリウム〉、アルカリ性炭酸水素塩(
例えば炭酸水素ナトリウムまたはカリウム)、アルカリ
性水酸化物(例えば水酸化ナトリウムまたはカリウム)
、アルカリ土類金属の水酸化物(例えば水酸化カルシウ
ム)、あるいは第三アミン(例えばピリジン、トリエチ
ルアミンその他のトリアルキルアミン)を用いることが
できる。
炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウムは、酸結合剤として
特に有用である。
反応を加速するには、触媒を用いるのが好適である。触
媒としては、例えば、アルカリ性ハロゲン化物(例えば
ヨウ化カリウム、フッ化カリウム、臭化ナトリウム)、
およびハロゲン化アルカリ土類金属(例えば塩化カルシ
ウム)を用いることができる。触媒として、ヨウ化カリ
ウムを用いるのが特に好適である。
反応温度は、開始物質の反応性に左右される。
−数的には、室温乃至反応混液の沸点の間の温度で、好
ましくは70〜80℃で反応させることができる。反応
時間も用いる開始物質の反応性に左右され、−数的には
約5〜36時間である。
開始化合物である一般式(II)で示される化合物と一
般式(III)で示される化合物とを等モル量で用いる
ことができ、あるいは、一般式(Iff)のニハロゲン
化誘導体の量を0.5モルを超えない程度に過剰にして
用いることもできる。酸結合剤は、等モル量として、あ
るいは1モルの過剰量としてこれを用いることができる
。0.1〜0.2モルの量の触媒を用いることができる
。0.1モルの量の触媒を用いるのが好適である。
反応混液は、それ自体公知の方法を用いてこれを反応さ
せることができる。沈澱した無機塩を濾過し、次いで、
真空中で溶媒を蒸発させる段階を用いて、生成物を単離
するのが好適である。蒸発後の残渣を水または有機溶媒
から結晶化させることができる。必要とあれば、上記に
よって得られた生成物を(例えば再結晶法、あるいはク
ロマトグラフィーを用いて)更に精製することもできる
一般式(1)で示される化合物は、これを製剤上許容し
得るその酸付加塩の形態で単離することもできる。すな
わち、一般式(I)で示される化合物は塩基であるから
、これを更に不活性溶媒中で、対応する無機または有機
酸と反応させるという段階によって、酸付加塩に転化す
ることができるのである。塩基を用い、それ自体公知の
方法で処理することによって、酸付加塩から一般式(1
)の塩基を遊離させることも可能であり、また、所望の
場合、これを他の酸付加塩に転化することもできる。
一般式(III)で示される開始化合物は公知であって
、市販により入手可能な製品である。
前記の定義においてR4が選択的に置換されたフェニル
基である場合の、一般式(II)で示される4゜5.6
4リス置換誘導体は、公知の化合物である(例えば日本
国特開昭第59−190,974号公報、あるいはヨー
ロッパ特許公開公報第202,654号)。
しかし、R4が炭素原子数1〜11のアルキル基である
場合の1.2,3.4−テトラヒドロ−2−ピリミジン
チオンの4.5.6− トリス置換誘導体は、新規化合
物である。
したがって、本発明は更に、一般式(n)で示され、式
中 R1およびR1が前記と同じであって、R4が炭素
原子数1〜11のアルキル基である場合の新規中間体を
も提供する。
更に、本発明は、一般式(n)で示される化合物の製造
方法であって、一般式 %式%() (式中、R4は炭素原子数1〜11のアルキル基を意味
する。) で示されるアルデヒドを、一般式 (式中、R1およびR2は前記の式におけると同じ。
で示されるβケトカルボン酸誘導体、およびチオ尿素と
反応させる段階が含まれる中間体の製造方法をも提供す
る。
反応開始物質は、これを不活性有機溶媒またはその混合
液中で反応させることができる。この目) 的には、脂肪族アルコール(例えばエタノールまたは2
−プロパツール)、ジアルキルアミド(好ましくはジメ
チルホルムアミド)、ジアルキルスルホキシド(好まし
くはジメチルスルホキシド)、塩素化脂肪族炭化水素(
例えばクロロホルム、四塩化炭素、塩化メチレン)、芳
香族炭化水素(例えばベンゼン、トルエン、キシレン)
、脂肪族または脂環式エーテル(例えばジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン)、あるいは上記
溶媒の少なくとも2種類の混合物を用いることができる
反応を加速するために、触媒を用いることもできる。気
相の塩化水素を(無水物としても、有機溶媒に吸収させ
ても)触媒として働かせることができる。2−プロパツ
ールに吸収させた塩化水素を触媒として用いるのが好適
である。
10〜50℃の温度で、好ましくは室温で反応させる。
反応時間は、開始物質の活性に左右され、3〜35時間
の変動幅がある。
一般式(IV)および(V)で示される開始化合物、お
よびチオ尿素を等モル量として用いるのが好適であるが
、あるいは、チオ尿素を0.1〜1モルだけ過剰量とし
て用いる。
一般式(IV)で示される化合物1モルに対して、1〜
7モル相当量の触媒を用いることができる。
反応混液は、それ自体公知の方法を用いてこれを反応さ
せることができる。得られた生成物は、濾過によって単
離することができ、あるいは、溶媒を蒸発させ、残渣を
水または有機溶媒から結晶化させ、得られた懸濁液を濾
過することによって単離する。開始物質は、公知の化合
物であって、容易に入手可能な市販製品である。
一般式(1)で示される化合物は、優れた抗狭心症性お
よび抗炎症性を保有し、加えて、利尿作用もある。更に
、中枢神経にも作用する。狭心症性の疾病の場合、誘発
因子はしばしば神経症に起源を有し、あるいは、尿閉症
の患者にこれが出現することを考慮すると、利尿性を伴
う鎮静作用または鼓舞作用は、より複合的な治療法が可
能なことを示している。
一般式(n)で示される化合物もまた、鎮痛作用の加わ
った抗狭心症性を示す。
以下の試験によって、本発明の化合物の活性を検査する
1、マウスに  る  の CFLP系の白色マウス(メスおよびオス、体重18〜
22g)を、各投与量に対して10匹ずつ用いた。試験
化合物は、体重1kgあたり20m1の量を経口投与す
る。投与後14日間にわたって動物を観察する。
プラスチック製の飼育カゴの中で、室温にてマウスを飼
育し、水道水およびマウス用標準飼料を随意に摂取させ
る。毒性試験データは、リッチフィールド(J、T、 
Litchfield)およびウィルコクスン(F、W
、 Wilcoxon)の方法[ジャーナル・オブ・フ
ァーマコロジー・アンド・エクスペリメンタル・セラピ
ー(J、 Pharmacol、Exp、 Ther、
)、第96巻(1949年)99ベージ]の援用による
。結果を要約して第1表に示す。
(以下余白) 第」−表 友法 ラットに対して、二一シュルツ(E、 N1eschu
lz)、ボーペンデイカー(K、 Popendike
r)、およびホフマン(1,Hoffmann)の方法
[アルッナイミッテル・フオルシュンク(Arznei
mittel Forschung)、第5巻(195
5年)680ベージ]を用いて試験を実施した。
体重180〜220gのオスのラットをフロラロース・
ウレタン(体重700kgに対して70mgを腹腔内投
与)を用いて麻酔する。針状電極を用い、標準誘導■で
誘導して心電図を記録する。バソプレッシン(体重1k
gあたり4NEを静注)を用いて、実験的に冠動脈不全
を誘発させる。対照群および投与群の双方に対するバソ
プレッシン投与の前後に、心電図のT波の高さを測定す
る。バンブレッシン投与の2分前に、試験化合物を静脈
注射によって投与する。結果を要約して第2表に示す。
上記のデータが示す通り、本発明の最も薬効の強い化合
物は、プレニルアミンのそれの3〜8倍もの強い抗狭心
症作用を示す。
−1−七U炬旦 亙法 体重150〜180gのラットについて、本発明の新規
化合物の抗炎症作用を調べた。1%カラゲニン懸濁液0
 、1mlを一方の後址の足誼部に皮下注射する。ラッ
トを12時間絶食させ、水は随意に摂取させる。試験化
合物の投与の1時間前に、体重1 kgあたり30m1
の水道水を経口的に与える。体重1 kgあたり10m
1の容積として試験化合物または賦形剤を経口投与し、
2時間後にカラゲニンを与える。
注射前、および注射の3時間後に、水銀肢体容積計を用
い、体積変化から生じた液体の変位がミリメートルの尺
度で示されるようにして、投与した後鉦の体積を測定す
る。投与した後鉦の体積を対照群のそれと比較する。回
帰分析のグラフを援用して、30%の阻害が生じる投与
ff1(IDso)を求めた。
結果を第3表に示す。
(以下余白) 寒l玉 一般式Iの化合物は、投与絶対量および治療指数が基準
化合物よりも優れている。
4 ヘキソバルビタールによるマウスの亙造 各投与量につき6匹のマウスからなる群を用いた。試験
化合物を動物に経口投与し、それによって、試験群およ
び対照群の双方に対する、体重1kgあたり40mgの
静脈内へキソバルビタール投与の1時間後に睡眠を誘発
する。
跣菫 睡眠時間が対照群のそれよりも245倍以上長かった動
物を、陽性反応を示したものと見なす。このように変換
したデータからED、。の値を算出した[ケルゴール・
ニールセン(Kaergaard N1elsen C
,)ら:アルシブ・アンチルナジオナール・ド・ファル
マコディナミ−(Arch、 Int、 Pharma
codyn、)、第170巻(1967年)2ページコ
。結果を第4表に示す。
一般式(1)で示される化合物は、投与絶対量および治
療指数が、基準物質であるメブロバメートよりも優れて
いる。麻酔相乗作用には、弱い固有運動性阻害作用が伴
う。
本発明は更に、活性成分として、一般式(1)で示され
る化合物のうち少なくとも1種類またはその製剤上許容
し得る酸付加塩が、適当な不活性かつ固相または液相の
製薬用担体との混合物中に含まれる製剤組成物をも提供
する。
本発明の製剤組成物は、活性成分を適当な不活性かつ固
相または液相の担体と混合し、混合物を生薬の形態とな
すことによって、それ自体公知の方法を用いてこれを調
製することができる。
本発明の製剤組成物は、経口薬(例えば錠剤、丸薬、被
覆丸薬、糖衣錠、固形または軟ゼラチンのカプセル、溶
液、乳濁液または懸濁液)、非経口薬(例えば注射液)
、あるいは経直腸薬(例えば座薬)として投与するのに
適するものと思われる。
錠剤、被覆錠、糖衣錠、および固形ゼラチンカプセルで
ある製剤の担体としては、例えば、乳糖、トウモロコシ
澱粉、馬鈴薯澱粉、タルク、炭酸マグネシウム、ステア
リン酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ステアリン酸ま
たはその塩などを用いることができる。軟ゼラチンカプ
セルの担体としτけ  πIf;I−!   砧物仙 
 ■鳴胎  ス^  太スhI→滴度に粘稠な多価アル
コールを用いることができる。
溶液およびシロップの担体としては、例えば、水、多価
アルコール(ポリエチレングリコール〉、蔗糖、あるい
はグルコースを用いることができる。注射液には、例え
ば、水、アルコール、多価アルコール、グリセリン、あ
るいは植物油を担体として含有させることができる。座
薬は、例えば、油、ろう、脂肪、あるいは適度に粘稠な
多価アルコールを援用して調製することができる。
更に、製剤処方物には、製剤業界で慣用の佐剤、例えば
、湿潤剤、甘味料、芳香性物質、浸透圧を変化させる塩
類、緩衝剤などを含有させることができる。製剤処方物
には更に、一般式(I)で示される化合物とは相乗作用
を示さない、他の活性成分を含有させることもできる。
一般式(I)で示される化合物は、好ましくは錠剤また
はカプセルの形態で、これを経口的治療に用いることが
できる。特に好適なのは、活性成分を0.5〜100m
g含有するカプセルまたは錠剤である。
一般式(I)で示される化合物の投与日量には、いくつ
かの要因、例えば、活性成分の活性、患者の年齢および
状態、疾病の重篤度などに応じて、広範囲な変動幅を持
たせることができる。好適な経口投与量は、1日あたり
2〜500mgとするのが一般的である。上記投与量は
参考としてのものであるに過ぎず、実際の投与量は、常
に、内科の専門的治療医によって決定されねばならない
ことが強調される。
本発明は更に、特に抗狭心症作用および抗炎症作用に優
れた製剤組成物の調製を目的とする、−膜内(1)で示
される化合物または製剤上許容し得るその塩の使用方法
をも提供する。
更にまた、本発明は、抗狭心症療法、あるいは抗炎症療
法であって、有効量の一般式(I)で示される化合物ま
たは製剤上許容し得るその塩を患者に投与する段階が含
まれる治療法をも提供する。
[実施例] 以下、非制約的な実施例を用いて、本発明を更に詳細に
説明する。
友施透1 エチル−6−フェニル−8−メチル−34−ジヒドロ−
2H壜 27.6g(0,1モル)のエチル−(4−フェニル−
6−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ピリ
ミジンチオン−5−カルボキシラード)と1.3−ジブ
ロモプロパン30.3g(0,15モル)とを、炭酸カ
リウム27.6g(0,2モル)、およびヨウ化カリウ
ム2.0g(0,012モル)の存在下で、メチルエチ
ルケトン500m1とジメチルホルムアミド50m1と
の混合液中で15時間還流する。反応混液を室温まで冷
却、濾過して、濾液を蒸発させる。残渣を酢酸エチルか
ら結晶化させ、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物の臭化水素酸塩25.8g(
65%)が得られる。
融点:192〜194℃ 得られた臭化水素酸塩を水530m1に溶解させ、重炭
酸ナトリウム溶液を用いて溶液をpH7に調整する。沈
澱する結晶を濾取し、水洗して乾燥させる。
上記により、所望の化合物19.5g(95%)が遊離
塩基の形態で得られる。
融点: 110〜112℃ このようにして得られた塩基を酢酸エチル225m1に
溶解させ、等モル量の塩化水素を含有するエチルアルコ
ール溶液をこれに滴下する。反応混液を1時間攪拌し、
懸濁液を冷却、濾過、次いで酢酸エチルで洗浄し、乾燥
させる。
上記により、所望の化合物の塩酸塩21.3gが得られ
る。
実験式C+ J2゜N202S−HCI(352,87
9)の分析:計算値:C%= 57.68、H%=6.
0、N%、、7.94、S%= 9.08、CI−%=
 10.05実際値=C%=58.87、H%=6.1
7、N%= 7.87、S%=9.18、C1−%= 
10.253コチアジン−7−カルボキシラート 32.9g(0,1モル)のエチル−[4−(2−フル
オロ−6−クロロフェニル)−6−メチル−1,2,3
,4−テトラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カル
ボキシラード]と1.3−ジブロモプロパン30.3g
(0,15モル)とを実施例1に記載の要領で200時
間反応せる。残渣を水から結晶化させ、濾過および乾燥
を施す。
上記により、所望の化合物35g(94,9%)が得ら
れる。
融点=129〜131’C 実験式CxtHtaCIFN雪0□5(368,855
)の分析;計算値二〇%=55.36、H%=4.92
、H%=7.59、S%=8.69、C1%= 9.6
1 実際値二〇%= 55.82、H%=S、0O1N%=
 7.57、S%=8.76、C1%=9.5? 34.5g(0,1モル)のエチル−[4−(3,4−
ジクロロフェニル)−6−メチル−1,2,3,4−テ
トラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボキシラ
ード]と1.3−ジブロモプロパン30.3g(0,1
5モル)とを実施例1に記載の要領で26時間反応させ
る。残渣を水から結晶化させ、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物37g(97,0%)が得ら
れる。
融点:116〜118℃ 実験式C□yH1,Nc1tN*0*5(385,31
5)の分析:計算値=C%=52.99、H%=4.7
1、H%=7.27、S%=8.32、C1%= 18
.40実際値:C%=52.71、H%=4.71. 
N%= 7.27、S%= 8.32、C1%= 18
.4030.7g(0,1モル)のメチル−[4−(3
−ニトロフェニル)−6−メチル−1,2,3,4−テ
トラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボキシラ
ード]と1.3−ジブロモプロパン30.3g(0,1
5モル)とを実施例1に記載の要領で13時間反応させ
る。残渣を水から結晶化させ、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物29.2g(84%)が得ら
れる。
融点:178〜180℃ 実験式Cl6HttNs04S(347,391)の分
析;計算値:C%=55.32、H%=4.93、N%
= 12.09、S%=9.23 実際値:C%=55.27、H%=4.86、N%= 
12.03、S%=9.11 32.3g(0,1モル)の4−フェニル−6−メチル
−1,2,3゜4−テトラヒドロ−2−ピリミジンチオ
ン−5−カルボン酸アニリドと1.3−ジブロモプロパ
ン30.3g(0,15モル)とを実施例1に記載の要
領で6時間反応させる。残渣をエチルアルコールから結
晶化させ、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物21.8g(60%)が得ら
れる。
融点:222〜224℃ 上記によって得られた塩基18.2gを酢酸エチルに懸
濁させ、等モル量の塩化水素を含有するエチルアルコー
ル溶液をこれに滴下する。懸濁液を1時間攪拌し、次い
で、5℃に冷却、酢酸エチルで洗浄し、乾燥させる。
上記により、所望の化合物の塩酸塩17.6g(88%
)が得られる。
融点=206〜209℃ 実験式C*tH*xNsOs −HCI(399,93
8)の分析:計算値:C%=63.07、H%=5.5
4、N%= 10.51、S%= 8.02、CI−%
=8.86実際値二〇%=62.59、H%=5.69
、N%= 10.20、S%= 7.84、C1−%=
8.757〜カルボン アニリド ・37.6g(0,1モル)の4−(2−フルオロ−6
−クロロフェニル−6−メチル−1,2,3,4−テト
ラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボン酸アニ
リド、および1.3−ジブロモプロパン23.2g(0
,115モル)を、炭酸カリウム13.8g(0,1モ
ル)の存在下で、ジメチルホルムアミド200m1中で
70℃にて7時間反応させる。次いで、室温まで冷却、
濾過して、濾液を真空中で蒸発させる。残渣を水から結
晶化させ、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物40.3g(97%)が得ら
れる。
融点=21O〜215℃ 実験式C*tHt。CIFN、0S(415,914)
の分析;計算値:C%=60.65、H%=4.60、
H%=10.10゜S%=7.71、C1%=8.52 実際値:C%=59.68、H%=4.59、N%= 
9.94、S%=7.71. C1%= 8.49ジヒ
ドロ−2H6H−ピリミド2l−b13チアジン−7−
カルボキシラード 30.6g((1,1モル)のエチル−[6−メチル−
4−(4−メトキシフェニル)−1,2,3,4−テト
ラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボキシラー
ド]と1.3−ジブロモプロパン30.3g(0,15
モル)とを実施例1に記載の要領で13時間反応させる
。残渣を2−プロパツールから結晶化させ、濾過および
乾燥を施す。
上記により、所望の化合物18g(52%)が得られる
融点:148〜150℃ 実験式C,,H,、N、0IS(346,447)の分
析:計算値=C%=62.40、H%=6.40、H%
=8.09、S%= 9.25 実際値=C%=62.33、H%=6.33、N%冨8
.13、S%=9.10 34.2g(0,1モル)のメチル−[4−(4−クロ
ロ−3−ニトロフェニル)−6−メチル−1,2,3,
4−テトラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボ
キシラード]と1.3−ジブロモプロパン30.3g(
0,15モル)とを実施例1に記載の要領で13時間反
応させる。残渣を水から結晶化させ、濾過および乾燥を
施す。
上記により、所望の化合物37.4g(98%)が得ら
れる。
融点:146〜148℃ 実験式C1aHssCINsOaS(381,834)
の分析;計算値二〇%= 50.33、H%=4.22
、N%= 11.0、C1%=9.28、S%= 8.
40 実際値:C%=49.00、H%=4.33、H%=1
0.78.01%=9.32、S%=8.07 34.2g(0,1モル)のメチル−[4−(4−クロ
ロ−3−ニトロフェニル)−6−メチル−1,2,3,
4−テトラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボ
キシラード]と2−メチル−1,3−クロロブロモプロ
パン19.7g(0,115モル)とを実施例1に記載
の要領で16時間反応させる。残渣を水から結晶化させ
、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物29.7g(75%)が得ら
れる。
融点=139〜142℃ 実験式Cm tH□、CIN、O,5(395,861
)の分析;計算値:C%=51.58、H%=4.58
、N%= 10.61゜S%=8.10、C1%=8.
96 実際値二〇%=51.12、H%=4.46、N%= 
10.61゜S%= 8.06、C1%=8.97 30.7g(0,1モル)のメチル−[4−(3−ニト
ロフェニル)−6−メチル−1,2,3,4−テトラヒ
ドロ−2−ピリミジンを一オンー5−カルボキシラード
]と2−メチル−1,3−クロロブロモプロパン19.
7g(0,115モル)とを実施例6に記載の要領で1
00℃にて24時間反応させる。
残渣を水から結晶化させ、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物31.4g(87,1%)が
得られる。
融点:145〜150℃ 実験式C,,)11sN、O,5(360,411)の
分析:計算値=C%= 56.65、H%=5.03、
N%= 11.66、S%=8.89 実際値:C%=56.78、H%= 5.34、N%=
 11.54、S%=9.06 35.5g(0,1モル)のエチル−[4−(4−ブロ
モフェニル)−6−メチル−1,2,3,4−テトラヒ
ドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボキシラード]
と1.3−ジブロモプロパン30.3g(0,15モル
)とを実施例1に記載の要領で13時間反応させる。残
渣を水から結晶化させ、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物28.2g(71,3%)が
得られる。
融点=150〜153°C 実験式CttHt*BrNtO*5(395,393)
の分析;計算値:C%=51.65、H%=4.84、
N%= 7.09、Br%=20.21SS%=8.1
1 実際値二〇%=52.0O1H%=4.93、N%= 
7.42、Br%=20.06、S%=7.94 39.1g(0,1モル)のエチル−[6−フェニル−
4−(2−フルオロ−6−クロロフェニル)−1,2,
3,4−テトラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カ
ルボキシラード]と1.3−ジブロモプロパン23 、
2g(0、115モル)とを実施例6に記載の要領で5
時間反応させる。残渣を水から結晶化させ、濾過および
乾燥を施す。
上記により、所望の化合物39.6g(92%)が得ら
れる。
融点:168〜170℃ 実験式C11!H!。CIFN*0*5(430,92
6)の分析;計算値二〇%=61.32、H%=4.6
8、N%= 6.50、S%= 7.44、C1%=8
.23 実際値二〇%=60.40、H%=4.64、N%= 
6.49、S%= 7.44、C1%=8.12 38.3g(0,1モル)のエチル−[6−フェニル−
4−(4−ニトロフェニル)−1,2,3,4−テトラ
ヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボキシラード
]と1.3−ジブロモプロパン30.3g(0,15モ
ル)とを実施例1に記載の要領で6時間反応させる。残
渣をエチルアルコールから結晶化させ、濾過および乾燥
を施す。
上記により、所望の化合物19.1g(45%)が得ら
れる。
融点:190〜192℃ 実験式C!!H□N104S(423,49)の分析;
計算値:C%=62.40、 S%=7.54 実際値=C%=62.77、 S%=7.47 H%=5.0゜ H%=5.06、 N%=9.92、 N%=9.73. 20.0g(0,1モル)のメチル−(4,6−シメチ
ルー1.2,3゜4−テトラヒドロ−2−ピリミジンチ
オン−5−カルボキシラード)と1.3−ジブロモプロ
パン30.3g(0,15モル)とを、炭酸カリウム2
7.6g(0,2モル)、およびヨウ化カリウム2.0
g(0,012モル)の存在下で、アセトン500m1
とジメチルホルムアミド50m1との混合液中で反応混
液の沸点にて32時間反応させる。
次いで、反応混液を室温まで冷却、濾過して、濾液を蒸
発させる。残渣を水から結晶化させ、濾過および乾燥を
施す。
上記により、所望の化合物19.2g(80%)が得ら
れる。
融点:92〜94℃ 実験式C5tHtsN*0□5(240,323)の分
析;計算値=C%=54.98、H%= 6.71、H
%=11.66、S%= 13.34 実際値=C%=55.37、H%=6.78、H%=1
1.35、S%= 13.22 29.2g(0,1モル)のメチル−[6−メチル−4
−(4−メトキシフェニル)−1,2,3,4−テトラ
ヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボキシラード
]と1.3−ジブロモプロパン30.3g(0,15モ
ル)とを実施例14に記載の要領で36時間反応させる
。残渣を2−プロパツールから結晶化させ、濾過および
乾燥を施す。
上記により、所望の化合物27.9g(83,9%)が
得られる。
融点:185〜186℃ 実験式C1tHt。N20aS(332,43)の分析
:計算値=C%= 61.42、H%=6.06、H%
= 8.43、S%=9.64 実際値:C%=61.95、H%=6.30、H%=8
.40゜S%=9.46 33.1g(0,1モル)のメチル−[4−(3,4−
ジクロロフェニル)−6−メチル−1,2,3,4−テ
トラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボキシラ
ード]と1.3−ジブロモプロパン30.3g(0,1
5モル)とを実施例14に記載の要領で23時間反応さ
せる。残渣を水から結晶化させ、濾過および乾燥を施す
上記により、所望の化合物35.3g(95,0%)が
得られる。
融点:151〜152℃ 実験式CtsHtsNCIJz02S(371,288
)(7)分析;計算値=C%=51.76、H%=4.
34、H%=7.54、S%=8.63、C1%= 1
9.10実際値:C%=52.02、H%=4.43、
H%= 7.62、S%=8.71゜ C1%= 18.38 32.1g(0,1モル)のエチル−[6−メチル−4
−(3−ニトロフェニル)−1,2,3,4−テトラヒ
ドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボキシラード]
と1.3−ジブロモプロパン30.3g(0,15モル
)とを実施例14に記載の要領で300時間反応せる。
残渣を水から結晶化させ、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物33.6g(93%)が得ら
れる。
融点=163〜165℃ 実験式C5J1sNa04S(361,419)の分析
;計算値:C%=56.49、H%=5.30、H%=
 11.63、S%= 8.87 実際値=C%=56.89、H%=5.05、H%=1
1.48、S%=8.76 太14tu メチル−8−メチル−6−345−トリメトキシフエ3
5.2g(0,1モル)のエチル−[6−メチル−4−
(3,4,5−トリメトキシフェニル)−1,2,3,
4−テトラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボ
キシラード]と1.3−ジプロモブロバン30.3g(
0,15モル)とを実施例14に記載の要領で32時間
反応させる。残渣を2−プロパツールから結晶化させ、
濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物19.6g(50%)が得ら
れる。
融点:137〜138℃ 実験式C1゜H,、N、O,5(392,473)の分
析;計算値=C%=58.15、H%=6.16、H%
=7.14、S%=lj、17 実際値:C%=57.28、H%=5.96、H%=7
.02、S%= 8.01 4−ジヒドロ−2H68−ピリミド2l−b13チアジ
ンー7−カルボキシラート 36.8g(0,1モル)のエチル−[6−フェニル−
4−(4−メトキシフェニル)−1,2,3,4−テト
ラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボキシラー
ド]と1.3−ジブロモプロパン30.3g(0,15
モル)とを実施例1に記載の要領で9時間反応させる。
沈澱した結晶を濾取し、2−プロパツールで洗浄して、
乾燥させる。
上記により、所望の化合物32.7g(80%)が得ら
れる。
融点=180〜182℃ 実験式Cs5HtJ*0m5(408,518)の分析
;計算値二C%=67.62、H%=5.92、N%=
6.86、S%=7.85 実際値=C%=67.33、H%=5.90、N%= 
6.93、S%= 7.69 27.6g(0,1モル)のメチル−[6−メチル−4
−(4−メチルフェニル)−1,2,3,4−テトラヒ
ドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボキシラード]
と1.3−ジブロモプロパン30.3g(0,15モル
)とを実施例14に記載の要領で25時間反応させる。
残渣をアセトンで洗浄し、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物24.7g(78%)が得ら
れる。
融点:184〜186℃ 実験式Ct J*。N、01S(316,404)の分
析:計算値=C%=64.53、H%=6.37、N%
= 8.85、S%=10.13 実際値=C%=64.67、H%=6.46、N%=8
.89、S%=10.11 36.6g(0,1モル)のエチル−[6−メチル−4
−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−1,2,3
,4−テトラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カル
ボキシラード]と1.3−ジプロモプロパン30.3g
(0,15モル)とを実施例14に記載の要領で28時
間反応させる。残渣を水から結晶化させ、濾過および乾
燥を施す。
上記により、所望の化合物34g(83゜6%)が得ら
れる。
融点: 104〜105℃ 実験式C1゜H□N、0.8(404,480)の分析
;計算値二〇%= 59.09、H%=6.45、N%
= 6.89、S%=7.88 実際値=C%=58.94、H%=6.50SN%=6
.82、S%= 7.76 31.9g(0,1モル)のエチル−[4−(ジメチル
アミノフェニル)−6−メチル−1,2,3,4−テト
ラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボキシラー
ド]と1.3−ジブロモプロパン30.3g(0,15
モル)とを実施例14に記載の要領で300時間反応せ
る。残渣を水から結晶化させ、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物31.3g(87,1%)が
得られる。
融点:128〜130’C 実験式C+J*JrNiOtS(358,335)の分
析;計算値=C%= 63.48、H%= 7.01、
N%= 11.69、S%=8.92 実際値:C%=63.91SH%=6.97、N%= 
11.69、S%= 8.80 29g(0,1モル)のエチル−(4−エチル−6−フ
ェニル−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ピリミジ
ンチオン−5−カルボキシラード)と1.3−ジブロモ
プロパン30.3g(0゜15モル)とを実施例14に
記載の要領で28時間反応させる。残渣を水から結晶化
させ、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物27g(81,7%)が得ら
れる。
融点=74〜76℃ 実験式Cs aH*J*0*5(330,448)の分
析:計算値=C%= 65.43、H%= 6.71、
H%= 8.48、S%=9.70 実際値:C%=64.11SH%=6.61. H%=
 8.33、S%=9.41 26.2g(0,1モル)のメチル−(4−フェニル−
6−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ピリ
ミジンチオン−5−カルボキシラード)と1.3−ジブ
ロモプロパン30.3g(0,15モル)とを実施例1
4に記載の要領で17時間反応させる。残渣を水から結
晶化させ、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物19g(62,8%)が得ら
れる。
融点:194〜196℃ 実験式Cs5H*5NtO*5(302,393)の分
析;計算値=C%= 63.55、H%=S、0O1N
%= 9.26、S%=10.60 ゛実際値:C%=62.98、H%= 5.91、H%
= 9.02、S%=10.25 29.3g(0,1モル)のメチル−[6−メチル−4
−(2−メトキシフェニル)−1,2,3,4−テトラ
ヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボキシラード
]と1.3−ジブロモプロパン30.3g(0,15モ
ル)とを実施例1に記載の要領で15時間反応させる。
次いで、反応混液を蒸発させ、沈澱した結晶を濾過し、
エーテルで洗浄して、乾燥させる。
上記により、所望の化合物20.9g(62,9%)が
得られる。
融点:133〜135℃ 実験式C1?L。Nff1O,5(332゜42)の分
析;計算値:C%= 61.42、 S%= 9.64 実際値=C%=62.12、 S%=9.48 H%=6.06、 H%=6.20、 N%=8.43、 N%=8.34. 32.1g(0,1モル)のエチル−[6−メチル−4
−(3−ニトロフェニル)−1,2,3,4−テトラヒ
ドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボキシラード]
と2−メチル−1゜3−クロロブロモプロパン19.7
g(0,115モル)とを実施例6に記載の要領で15
時間反応させる。残渣を水から結晶化させ、濾過および
乾燥を施す。
上記により、所望の化合物19.5g(51,9%)が
得られる。
融点: 124〜126℃ 実験式CtaHttNs04S(375,446)の分
析;計算値:C%=57.58、H%=5.64、H%
= 11.19、S%=L54 実際値:C%=56.48、 H%=5.73、 H%= 11.18、 S%=8.73 30.5g(0,1モル)のエチル−[4−(ジメチル
アミノフェニル)−6−メチル−1,2,3,4−テト
ラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボキシラー
ド]と1.3−ジブロモプロパン30.3g(0,15
モル)とを実施例14に記載の要領で32時間反応させ
る。残渣を水から結晶化させ、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物26.6g(77%)が得ら
れる。
融点:128〜130℃ 実験式C1sH*5Nso*5(345,463)の分
析;計算値二〇%=62.58、H%= 6.71、H
%=12.16、S%=9.28 実際値:C%=62.50、H%=6.76、H%=1
2.11゜S%=9.14 太144劉 35.6g(0,1モル)のエチル−[4−(4−クロ
ロ−3−ニトロフェニル)−6−メチル−1,2,3,
4−テトラヒドロ−2−ピリミジンチオン−5−カルボ
キシラード]と1.3−ジブロモプロパン30.3g(
0,15モル)とを実施例14に記載の要領で13時間
反応させる。残渣を水から結晶化させ、濾過および乾燥
を施す。
上記により、所望の化合物36.4g(92%)が得ら
れる。
融点=126〜128℃ 実験式CttHtsCINs04S(395,861)
の分析;計算値=C%=51.58、N%=4.58、
N%= 10.61゜C1%=8.96、S%=8.1
0 実際値二〇%=51.08、N%=4.65、N%=1
0.32.01%= 8.95、S%=8.OO O121■ メチル−6−3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル−
8−メチル−34−ジヒドロ−2H6H−ピリミド[2
,1−b30.8g(0,1モル)のメチル−[4−(
3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−6−メチル
−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ピリミジンチオ
ン−5−カルボキシラード]と1.3−ジブロモプロパ
ン30.3g(0,15モル)とを実施例14に記載の
要領で300時間反応せる。次いで、反応混液を冷却し
、沈澱した結晶を濾過し、水で洗浄して、乾燥させる。
上記により、所望の化合物21.9g(65,1%)が
得られる。
融点:275〜277°C 実験式c、 1182゜N、04S(336,408)
の分析;計算値:C%=57.13、H%=5.99、
N%= 8.33、S%=9.53 実際値:C%= 56.98、H%=6.05、N%=
 8.28、S%= 9.45 ピリミジンチオン−5−カルボキシラードアセトアルデ
ヒド13.2g(0,3モル)、チオ尿素22゜8g(
0,3モル)、およびアセト酢酸メチル34.8g(0
,3モル)を、15%塩化水素を含有する2−プロパツ
ール溶液100m1中で室温にて12時間反応させる。
次いで、懸濁液を冷却、濾過し、濾液を2−プロパツー
ルで洗浄して、乾燥させる。
上記により、所望の化合物30g(50%)が得られる
融点=203〜206℃ 実験式CaHs J*0tS(200,257)の分析
;計算値=C%=47.98、H%=6.04、N%=
13.99、S%= 16.0 実際値:C%=48.05、H%=5.98、N%= 
13.87、S%= 15.59 プロピオンアルデヒド17.4g(0,3モル)、チオ
尿素22.8g(0,3モル)、およびアセト酢酸メチ
ル34.8g(0,3モル)を実施例30の要領で35
時間反応させる。
次いで、反応混液を冷却、濾過し、濾液を洗浄して、乾
燥させる。
上記により、所望の化合物12.8g(20%)が得ら
れる。
融点:180〜182℃ 実験式C,H1,N201S(214,284)の分析
;計算値:C%=50.45、H%=6.58、N%=
 13.07、S%= 14.96 実際値:C%=50.52、H%=6.81. N%=
 12.85、S%= 14.95 アセトアルデヒド13.2g(0,3モル)、チオ尿素
22.8g(0,3モル)、およびアセト酢酸エチル3
9g(0゜3モル)を実施例30の要領で35時間反応
させる。次いで、反応混液を冷却、濾過し、濾液を洗浄
して、乾燥させる。
上記により、所望の化合物12y8g(20%)が得ら
れる。
融点:180〜182°C 実験式C*Ht aN*oss(214,284)の分
析;計算値:C%= 50.45、H%=6.54、N
%= 13.07、S%= 14.96 実際値=C%=50.52、H%=6.81、N%= 
12.85、S%= 14.95 アセトアルデヒド13.2g(OJモル)、アセト酢酸
エチル39.0g(0,3モル〉、およびチオ尿素22
.8g(0,3モル)を実施例30の要領で15時間反
応させる。
次いで、反応混液を冷却、濾過し、濾液を洗浄して、乾
燥させる。
上記により、所望の化合物30g(46,7%)が得ら
れる。
融点=198〜200℃ 実験式C*HtaNsOtS(214,284)の分析
;計算値二〇%=50.45、H%=6.58、N%=
 13.07、S%=14.96 実際値:C%= 50.45、 H%=6.58、 H%=13.10、 S%= 14.80 プロピオンアルデヒド17.4g(0,3モル)、チオ
尿素22.8g(0,3モル)、およびアセト酢酸エチ
ル39g(0,3モル)を15%塩化水素を含有する2
−プロパツール溶液400m1中で35時間反応させる
。次いで、反応混液を真空中で蒸発させ、残渣を水から
結晶化させ、濾過および乾燥を施す。
上記により、所望の化合物20.5g(30%)が得ら
れる。
融点:143〜145℃ 実験式C8゜H16N202S(228,312)の分
析;計算値二〇%=52.9、N%=7.07、N%=
 12.50、S%= 14.37 実際値:C%=52.61XH%=7.06、N%= 
12.27、S%= 14.04 実東犯を廷 エチル−4−メチル−6−フェニル−123,4−テト
ラヒアセトアルデヒド13.2g(0,3モル)、チオ
尿素22.8g(0,3モル)、およびベンゾイル酢酸
エチルエステル57.7g(0,3モル)を実施例30
の要領で300時間反応せる。反応混液を冷却、濾過し
、濾液を洗浄して、乾燥させる。
上記により、所望の化合物31.5g(38%)が得ら
れる。
融点=220〜235℃ 実験式(+Jt6NaO*5(276,356)の分析
:計算値=C%= 60.85、H%= 5.83、H
%=10.14、S%= 11.60 実際値=C%= 60.47、H%=5.76、N%=
 10.11゜S%=11.72 プロピオンアルデヒド17.4g(0,3モル)、チオ
尿素22.8g(0,3モル)、およびベンゾイル酢酸
エチルエステル57.7g(0,3モル)を実施例30
の要領で300時間反応せる。反応混液を冷却、濾過し
、濾液を洗浄して、乾燥させる。
上記により、所望の化合物30.5g(35%)が得ら
れる。
融点:219〜221℃ 実験式C+sH+sN*0*5(290,382)の分
析;計算値=C%=62.05、H%=6.25、N%
= 9.65、S%=11.04 実際値:C%= 62.20、H%=6.31. N%
=9.74、S%= tt、t。
ラウリルアルデヒド55.3g(0,3モル)、チオ尿
素22.8g(0,3モル)、およびアセト酢酸アニリ
ド53.2g(0,3モル)を実施例30の要領で30
0時間反応せる。
反応混液を冷却、濾過し、濾液を洗浄して、乾燥させる
上記により、所望の化合物29g(24,1%)が得ら
れる。
融点=158〜160℃ 実験式c*sumsNsos(4ot、614)の分析
;計算値:C%=68.79、H%=8.78、N%=
 10.46、S%= 7.98 実際値=C%= 67.46、H%=8.94、N%=
10.12、S%= 7.82

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1は炭素原子数1〜6のアルコキシ基、ア
    ミノ基、またはフェニルアミノ基を、R^2は炭素原子
    数1〜6のアルキル基、またはフェニル基を、R^3は
    水素または炭素原子数1〜6のアルキル基を、それぞれ
    意味し、R^4は、ハロゲノ基、ニトロ基、アミノ基、
    ジ(C_1〜_6−アルキル)アミノ基、炭素原子数1
    〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基お
    よびヒドロキシル基よりなる群から選択される1乃至そ
    れ以上の同一または異なる置換基を選択的に結合させた
    、炭素原子数1〜11のアルキル基またはフェニル基を
    意味する。]で示されるジヒドロピリミドチアジン誘導
    体、および製剤上許容し得るその酸付加塩。
  2. (2)R^1がメトキシ基、エトキシ基またはアミノ基
    であり、R^2がメチル基またはフェニル基であり、R
    ^3が水素であって、R^4が、メトキシ基、ハロゲノ
    基またはニトロ基を置換基として1乃至それ以上の同一
    または異なる前記置換基を結合させた、メチル基または
    メトキシ基である請求項(1)記載のジヒドロピリミド
    チアジン誘導体、および製剤上許容し得るその酸付加塩
  3. (3)一般式( I )で示される化合物が、 エチル−[6−(4−ジメチルアミノフェニル)−8−
    メチル−3,4−ジヒドロ−2H,6H−ピリミド[2
    ,1−b][1,3]チアジン−7−カルボキシラート
    ]、 メチル−[8−メチル−6−(2−メトキシフェニル)
    −3,4−ジヒドロ−2H,6H−ピリミド[2,1−
    b][1,3]チアジン−7−カルボキシラート]、 メチル−[6−(3,4−ジクロロフェニル)−8−メ
    チル−3,4−ジヒドロ−2H,6H−ピリミド[2,
    1−b][1,3]チアジン−7−カルボキシラート]
    、または メチル−[6−(4−クロロ−3−ニトロフェニル)−
    8−メチル−3,4−ジヒドロ−2H,6H−ピリミド
    [2,1−b][1,3]チアジン−7−カルボキシラ
    ート] である請求項(1)記載のジヒドロピリミドチアジン誘
    導体、および製剤上許容し得るその酸付加塩。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1は炭素原子数1〜6のアルコキシ基、ア
    ミノ基またはフェニルアミノ基を、R^2は炭素原子数
    1〜6のアルキル基またはフェニル基を、R^3は水素
    または炭素原子数1〜6のアルキル基を、それぞれ意味
    し、R^4は、ハロゲノ基、ニトロ基、アミノ基、ジ(
    C_1〜_6−アルキル)アミノ基、炭素原子数1〜6
    のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基および
    ヒドロキシル基よりなる群から選択される1乃至それ以
    上の同一または異なる置換基を選択的に結合させた、炭
    素原子数1〜11のアルキル基またはフェニル基を意味
    する。]で示される化合物またはその酸付加塩の製造方
    法であって、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1、R^2およびR^4は、前記の式にお
    けると同じ。) で示される1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ピリミ
    ジンチオンの4,5,6−トリス置換体を、一般式▲数
    式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^3は前記の式におけると同じであり、Xお
    よびYはハロゲンを意味する。) で示される二ハロゲン化誘導体と反応させる段階と、必
    要に応じ、上記によって得られた一般式( I )で示さ
    れる化合物を、製剤上許容し得るその酸付加塩に転化し
    、またはその酸付加塩から、一般式( I )で示される
    塩基性化合物を遊離させる段階、あるいは、一般式(
    I )で示される塩基性化合物を別の酸付加塩に転化する
    段階とからなるジヒドロピリミドチアジン誘導体または
    製剤上許容し得るその酸付加塩の製造方法。
  5. (5)一般式(II)で示される化合物と一般式(III)
    で示される化合物とを、等モルの量で反応させる段階を
    含む請求項(4)記載のジヒドロピリミドチアジン誘導
    体または製剤上許容し得るその酸付加塩の製造方法。
  6. (6)一般式(III)で示される化合物の二ハロゲン化
    誘導体の量を、0.5モルを超えない程度に過剰にして
    用いる段階を含む請求項(4)記載のジヒドロピリミド
    チアジン誘導体または製剤上許容し得るその酸付加塩の
    製造方法。
  7. (7)酸結合剤の存在下で反応させる段階を含む請求項
    (4)〜(6)のいずれかに記載のジヒドロピリミドチ
    アジン誘導体または製剤上許容し得るその酸付加塩の製
    造方法。
  8. (8)酸結合剤として、アルカリ性炭酸塩、アルカリ性
    炭酸水素塩、アルカリ性水酸化物、アルカリ土類金属の
    水酸化物、あるいは第三アミンを用いる段階を含む請求
    項(7)記載のジヒドロピリミドチアジン誘導体または
    製剤上許容し得るその酸付加塩の製造方法。
  9. (9)不活性溶媒、好ましくは、ジメチルホルムアミド
    、あるいは、ジメチルホルムアミドとアセトンとの、ま
    たはジメチルホルムアミドとメチルエチルケトンとの混
    合物中で反応させる段階を含む請求項(4)〜(8)の
    いずれかに記載のジヒドロピリミドチアジン誘導体また
    は製剤上許容し得るその酸付加塩の製造方法。
  10. (10)不活性有機溶媒として、ジアルキルアミド、ジ
    アルキルスルホキシド、脂肪族アルコール、脂肪族ケト
    ン、塩素化脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、脂肪族ま
    たは脂環式エーテル、あるいはそれらの混合物を用いる
    段階を含む請求項(9)記載のジヒドロピリミドチアジ
    ン誘導体または製剤上許容し得るその酸付加塩の製造方
    法。
  11. (11)一般式(II)の化合物1モルに対して、0.1
    〜0.2モルの量の触媒を用いる段階を含む請求項(4
    )〜(10)のいずれかに記載のジヒドロピリミドチア
    ジン誘導体または製剤上許容し得るその酸付加塩の製造
    方法。
  12. (12)触媒として、アルカリ性ハロゲン化物またはハ
    ロゲン化アルカリ土類金属を用いる段階を含む請求項(
    11)記載のジヒドロピリミドチアジン誘導体または製
    剤上許容し得るその酸付加塩の製造方法。
  13. (13)室温乃至反応混液の沸点の間の温度、好ましく
    は70〜80℃で反応させる段階を含む請求項(4)〜
    (12)のいずれかに記載のジヒドロピリミドチアジン
    誘導体または製剤上許容し得るその酸付加塩の製造方法
  14. (14)ジヒドロピリミドチアジン誘導体の製造におけ
    る中間体であって、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R^1は炭素原子数1〜11のアルキル基を、
    R^2は炭素原子数1〜6のアルキル基またはフェニル
    基を、それぞれ意味し、R^4は、ハロゲノ基、ニトロ
    基、アミノ基、ジ(C_1〜_6−アルキル)アミノ基
    、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6の
    アルコキシ基およびヒドロキシル基よりなる群から選択
    される1乃至それ以上の同一または異なる置換基を選択
    的に結合させた、炭素原子数1〜11のアルキル基また
    はフェニル基を意味する。] で示される1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ピリミ
    ジンチオンの4,5,6−トリス置換誘導体。
  15. (15)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1は炭素原子数1〜11のアルキル基を、
    R^2は炭素原子数1〜6のアルキル基またはフェニル
    基を、R^4は炭素原子数1〜11のアルキル基を、そ
    れぞれ意味する。) で示される、ジヒドロピリミドチアジン誘導体の製造に
    おける中間体の製造方法であって、一般式R^4−CH
    O(IV) (式中、R^4は前記の式におけると同じ。)で示され
    るアルデヒドを、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R^1およびR^2は、前記の式におけると同
    じ。) で示されるβケトカルボン酸誘導体、およびチオ尿素と
    反応させる段階を有する中間体の製造方法。
  16. (16)等モル量の一般式(IV)および(V)で示され
    る化合物、および前記一般式(IV)および(V)で示さ
    れる化合物1モルに対して、1.0〜2.0モル量のチ
    オ尿素と反応させる段階を含む請求項(15)記載の中
    間体の製造方法。
  17. (17)不活性有機溶媒中で反応させる請求項(15)
    または(16)記載の中間体の製造方法。
  18. (18)不活性有機溶媒として、脂肪族アルコール、脂
    肪族ケトン、ジアルキルアミド、ジアルキルスルホキシ
    ド、塩素化脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、脂肪族ま
    たは脂環式エーテル、あるいはそれらの混合物を用いる
    段階を含む請求項(17)記載の中間体の製造方法。
  19. (19)触媒、好ましくは気相無水塩化水素を用いる段
    階を含む請求項(14)〜(18)のいずれかに記載の
    中間体の製造方法。
  20. (20)一般式(IV)IVの化合物1モルに対して1〜7
    モル、好ましくは1.3〜1.35モル量の触媒を用い
    る段階を含む請求項(19)記載の中間体の製造方法。
  21. (21)10〜50℃の温度、好ましくは室温で反応さ
    せる請求項(14)〜(20)のいずれかに記載の中間
    体の製造方法。
  22. (22)活性成分として、一般式( I )の化合物のう
    ち少なくとも1種類または製剤上許容し得るその酸付加
    塩が、適当な不活性かつ固相または液相の製薬用担体と
    の混合物中に含まれる製剤組成物。
  23. (23)一般式( I )の化合物または製剤上許容し得
    るその酸付加塩を適当な不活性かつ固相または液相の製
    薬用担体と混合する段階を有する製剤組成物の製造方法
  24. (24)特に抗狭心症または抗炎症作用を有する製剤組
    成物の製造を目的とする、一般式( I )で示されるの
    化合物または製剤上許容し得るその酸付加塩の使用方法
  25. (25)有効量の一般式( I )で示される化合物また
    は製剤上許容し得るその酸付加塩を、患者に投与し、抗
    狭心症または抗炎症を治療する方法。
JP2188163A 1989-07-19 1990-07-18 ジヒドロピリミドチアジン誘導体、それを主成分とする抗炎症剤等製剤組成物、その製造の際の中間体、およびそれらの製造方法 Pending JPH03148284A (ja)

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