JPH03148224A - ピリドンカルボン酸含有球形粒子およびそれを芯物質とするマイクロカプセル - Google Patents

ピリドンカルボン酸含有球形粒子およびそれを芯物質とするマイクロカプセル

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JPH03148224A
JPH03148224A JP28659489A JP28659489A JPH03148224A JP H03148224 A JPH03148224 A JP H03148224A JP 28659489 A JP28659489 A JP 28659489A JP 28659489 A JP28659489 A JP 28659489A JP H03148224 A JPH03148224 A JP H03148224A
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pyridonecarboxylic acid
water
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substance
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JP28659489A
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Masumi Ueda
植田 眞澄
Yasuhiko Nakamura
康彦 中村
Hirokazu Makita
牧田 浩和
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Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
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Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野。
本発明は医薬品などの分野において有用なピリドンカル
ボン酸含有球形粒子およびそれを芯物質とするマイクロ
カプセルに関する。
従来技術と解決1凍題 エノキサシ7の如きピリドンカルボン酸は下記の部分構
造を共通的に有し、ダラム陽性菌のみならずダラム陰性
菌に対しても優れた抗菌活性を示す。
ピリド/カルボン酸は針状晶や板状晶、柱状品などの形
態をとり、一般に流動性を欠くことが多く、その取吸い
に種々の困難がつきまとう。流動性を敗1与するために
、一般に賦形剤や結合剤の助けをかりて造粒が行われる
。また、ピリド/カルボン酸の流動性は、ピリドンカル
ボン酸の結品口体の形状を変化させることによっても改
善される。
例えば板状晶のピリドンカルボン酸を粉砕しT、R状な
いし頒球状となすことが行われる。この方法はピリドン
カルボン酸の性質とはほぼ無関係に実施できるが、その
粒径がつねに減少する。また、昔通に析出させれば流動
性の悪い結晶しか得られない場合であっても、条件を変
えて析出させれば流動性が改善されることもある。しか
し、この方法は総てのピリドンカルボン酸に適用できる
わけでもない。本発明者らは、特定の溶媒を用いてほぼ
総てのピリド/カルボン酸に適用できる床形粒子の製造
方法(特願平1−9383)を開発したが、この方法は
ピリドンカルボン酸を!!I15戒から球形化させるの
ではなく、溶液からの析出と同吟に球形化させる方法で
ある。従って、本発明の解決課題の一つは、溶液からの
析出方法によらないピリド/カルボン酸含有球形粒子お
よびその製造方法を開発し、その流動性を改善すること
にある。
また、ピリド/カルボン酸は強い不快な味を呈する。薬
物の不快な味を遮蔽する方法について、今日までに種々
の工夫が凝らされてきた。その一つとしてマイクロカプ
セル化に関する多くの報告がなされている。例えば、特
開昭01−152023にはトリプトフアンのマイクロ
カプセルが記載され、特開平1−18440にはゾニサ
ミドなどのマイクロカプセルが報告されているが、ピリ
ドンカルボン酸のマイクロカプセルについての報告はな
い。また、マイクロカプセル化を行う場合、芯物質が球
状であるとマイクロカプセル化が容易になり、しかも流
動性などの面において打利とffi像されるにもかかわ
らず、芯物質の形状については、はとんど報告されてい
ないのが現状である。従って、本発明の解決課題の一つ
は、ピリドンカルボン酸含有球形粒子を芯物質とするマ
イクロカプセルを開発し、もってその不快な味を遮蔽す
ることにある。
更に、本発明の解決課題の一つは、球形造粒とマイクロ
カプセル化の工程を有利に連結し、もって全工程を短縮
することにある。
課題の解決手段 本発明者らは、性質を異にする3!1の特定の溶媒を用
いることにより悲濁液からピリドンカルボン酸含TT球
形粒子を製造することに成功し、更に、この球形粒子を
系から取り出すことなく、引き続き膜形成性物質の溶液
を添加するという、通贋の相分離lLとは逆の添加方法
を採用すれば、同一系内で球形造粒とマイクロカプセル
化の2工程が効率よく達成できることを見い出し、本発
明を完成した。
本発明の構成 まず、本発明の球形造粒法について説明する。
なお、「球形」とは真珠のみならず類球形をも意味する
本発明の球形造粒法は、下記溶媒(1)あるいは溶媒(
1)と溶媒(2)の混合溶媒中にピリド/カルボン酸お
よび所望により親水性物質を懸濁し、これに下記溶媒(
3)を加えることから構成される。
溶媒■ ピリドンカルボン酸、親水性物質ならびに膜形成性物質
に対する1(溶媒であって水と非混和性の溶媒。
溶媒■ ピリド/カルボン酸ならびに親水性物質の双方に対する
貧溶媒であり、かつ、膜形成性物質に対する良溶媒であ
って水と混和性の溶媒。
溶媒■ ピリドンカルボン酸ならびに親水性物質の双方に対する
良溶媒または水。
ここにおけるピリドンカルボン酸は有機溶媒に溶解しな
いか、または溶解度が低いものもならばいずれもが使用
できる。更に具体的には以下のピリドンカルボン酸がそ
の例として挙げられる。
5.8−ジヒドロ−8−エヂルー2− (l−ピペラジニル)−5−オキソピリド[2,3−d
]ピリミジノー6−カルボンa(ピペミドM)5.8−
ジヒドロ−8−エチル−2 (l−ピロリジニル)−5−オキソピリド[2,3−d
]ピリミジ/−6−カルボン酸(ピロミド酸)1−エチ
ル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7
−(1−ピペラジニル)1、8−−J−7チIJ シ:
/ −3−カルボ:/ rll(Z /キサジン〉 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル )−1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ4−
オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボッ酸 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル )−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒ
ドr+−4−オキソー1.8−ナフチリジン−3−カル
ボン酸 ■−フシクロプロピル−6−フルオロ 7−(3−メチルアミノ−1−ピロリジニル)−1,4
−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−
カルボン酸 7−(3−アミノ−3−メチル−1− ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−ナフチリジ/
−3−カルボン酸 7−(3−アミノ−4−メチル−1− ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−ナフチリジ/
−3−カルボン酸 1−シクロプロピル−6−フルオロ− 7−(1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸7−(シ
ス−3−アミノメチル−4− クロロ−1−ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6
−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−
ナフチリジ/−3−カルボン酸7−(3−アミ/−1−
ピロリジニル )−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−6−フルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8ナフチリジ
ンー3−カルボ/ff1()スフロキサシン) 1−(2,4−ジフルオロフェニル) 6−フルオロ−7−(3−メチル−1−ピペラジニル)
−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボ
ン酸(テモフロキサシン) 1−エチル−6−フルオロ−7−(4 −メチル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ4−
オキソキノリン−3−カルボン酸(ベフロキサシ/) 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−1−シクロプ
ロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ンヒド0−4−
オキソキノリ/−3−カルボン酸 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−8−9日ロー
1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−4−オキソキノリン−3カル′1!/酸 1−シクロプロピル−6−フルオロ− 7−(l−ピペラジニル)−1,4−ジヒド0−4オキ
ソキノリンー3−カルボンff1(シプロフロキサシン
) 5−アミノ−1−シクロプロビル−7 −(3−エチルアミノメチル−!−ピロリジニル)−6
,8−ジフルオ0−1.4−ジヒドrj−4−オキソキ
ノリン−3−カルボン酸 1−シクロプロピル−7−(3−エチ ルアミノメチル−1−ピロリジニル)−5,6゜8−ト
リフルオロ−L4−ジヒドロ−4−オキソキノリ7−3
−カルボン酸 1−エチル−6、−8−ジフルオロ−7(3−メチル−
1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキ
ノリン−3−カルボン酸5−アミ/−1−シクロプロピ
ル−6゜8−ジフルオロ−7−(3,5−ジメチル−!
−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノ
リノ−3−カルボン酸 9−フルオロ−3−メチル−10 (4−メチル−l〜ピペラジニル)−7−オキソ23−
ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−del [1,
4]ベンズオキサジ/−3−カルボ/酸(オフロキサシ
ン) 1−エチル−6,7−メチレンジオキ シ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カル
ボ/酸(オキソリ71) ピリドンカルボン酸、親水性物質ならびに膜形酸性物式
に対するI溶媒であって水と非混和性の+8媒■の例と
しては、n−ヘキサン、石油エーテル、シクロへ牛サン
などが挙げられる。
また、溶媒(3)ピリドンカルボン酸ならびに親水性物
質の双方に対するit溶媒であり、かつ、膜形成性物7
1に対する良溶媒であって水と混和vhの溶媒(2)の
!1体例)としてはアセトン、エタノール、インプロパ
/−ルなどが挙げられる。
更にifl媒■における溶媒(3)ピリドンカルボン酸
ならびに親水Pk物式の双方に対する良溶媒としては、
アンモニア水やp Hが4以下または8以上に調製され
た水、例えば緩衝液などがその例として挙げられる。
なお、ここにおいて、例えば「Xに対するit溶媒」と
はその溶媒に対するXの溶解度が低い溶媒をいい、「X
に対する良溶媒」とはその溶媒に対するXの溶解度が高
い溶媒をいう、また、「非混和性」とは2gFの溶媒を
混合したとき複数の居を形成するものをいい、「混和性
」とは2種の溶媒を混合したとき、はぼ均一な一層とな
るものをいう。
親4゛蛇物宣としては塩化カリウムや炭酸水素ナトリウ
ムなどの電解式、乳糖、フーンスターチ、1) CSと
略称される部分α化でんぷん、ブリモジエルの商品名で
市販されているカルボキシメチルデノプンナトリウム、
L −1−I P Cと略称される低置換度ヒドロキン
プロピルセルロース、アビセルの商品名で市販されてい
る微結品性セルロースなどの水溶性ないし水膨潤性の物
質が挙げられ、より細かい粒子が好ましく用いられる。
本発明の球形造粒は次のようにして実施できる。
まず、cR煤■、場合によっては溶媒(1)と溶媒■と
の混合溶媒中に溶媒(3)ピリドンカルボン酸および所
望により親水性物質が懸濁される。懸濁液中の粒子4度
は3〜20%(W/V)である。この懸濁液に溶媒(3
)を!j11えてt51拌することにより粒子は凝集し
、球形となる。なお、cR媒(1)と18媒■混合別合
は、溶媒(1)と溶媒(2)の混合溶媒が1溶芥に対し
て溶媒■が01〜0.4容址の範囲から選択される。溶
媒■が溶媒(3)ピリドンカルボン酸ならびに親水性物
質の双方に対する良溶媒であるときは、親水性物質゛の
添加を省略してもよく、この場合にはより堅剛な球形粒
子が形成される。fB媒■として水を用いるときは、親
水性物質の添加を省略することはできない、親水性物質
の一部を溶媒■とともに添加してもよい。
球形粒子を製造するだけであって、マイクロカプセル化
しないときは溶媒(2)の添加も省略できる。
かくしてピリドンカルボン酸単独またはピリドンカルボ
7酸と親水性物質とからなる′t/を動性に優れた球形
粒子が形成される。
マイクロカプセル化は、前記の球形造粒法で得た球形粒
子をいったん分離し乾燥後、通常のマイクロカプセル化
の工程にのせることにより実施してもよいが、球形粒子
を系から取り出さない以下の新規マイクロカプセル化を
採用するのが(T ftlである。すなわち、マイクロ
カプセル化は、前記溶媒(1)と溶媒(2)の混合溶媒
中にピリドンカルボン酸および所望により親水性物質を
斐濁し、これに溶媒(3)を加えた後、約10〜60分
間撹拌して球形造粒を行い、生成する球形粒子を系から
取り出すことなく膜形成性物質を溶解した溶媒■を加え
て撹拌することにより実施するのが有利である。なお、
溶媒■のFR類によって親水性物質の添加を省略できる
ことは前記と同様である。
ここにおける溶媒■としてはピリドンカルボン酸ならび
に親水性物質の双方に対する貧溶媒であり、かつ、膜形
成性物質に対する良溶媒であって水と非混和性の溶媒な
らばいずれもが使用でき、例えば、ジクロルメタ/やク
ロロホルム、四塩化炭素などが挙げられる。また、膜形
成性物質としてはオイドラギフトR3やRLの商品名で
市販されているアミノアルキルメタクリレート共m合体
’I) ルイliエトセルの商品名で市販されているエ
チルセルロースなどが早げられる。
一般に相分子it 11:によるマイクロカプセル化で
は、膜形成性物質を溶解した溶成に芯物哲または芯物N
 18 液が添加される。しかし、本発明のマイクロカ
プセル化法は通常の場合とは逆になっている。
逆添加は芯物哲を包含しない膜形戚物胃の塊状物を形成
し、所間の目的を達成できないのが通常である。本発明
の場合でも、造粒工程において溶媒(2)の添加を貨幣
すると、同様に芯物質を包含しない塊状物が形成される
。従って、溶媒(2)の添加は省略できない。本発明方
法によれば球形造粒とマイクロカプセル化が同一系内で
連続した形で実施できる。
かくして得られるピリド/カルボン酸含仔球形粒子を芯
物質とするマイクロカプセルは、不快な味がト分遮蔽さ
れている。不快へ味の!!F蔽効果は溶媒■として水を
使用する方がアンモニア水を用いる場合よりも格段に優
れている。また、親水tt物質の種類とその使用量を変
化させれば、マイクロカプセルからのピリドンカルボン
酸の放出速度をかなり自由に変えることができる。例え
ば、速放性のマイクロカプセルを得たいときは、親水性
物質としてブリモジエルの如き水膨潤性物質が用いられ
る。
具体例 次に実施例を挙げて本発明を更じ詳細に説明する。
実施例 1 室m(25℃)においで、安息角が50g以上のエノキ
サシン(3/2水和物)4g1乳糖6gsプリモジエル
10gの各試料をアセトy00mlおよびn−ヘキサン
140 m lの混合溶媒中に懸濁し、スクリュータイ
プ(4羽根)の撹拌機で撹拌(100Orpm)Lなが
ら水5.2 m lを添加する。この懸濁液を2等分す
る。
一方の懸濁液を濾過し、n−ヘキサンで洗浄後乾燥し9
.3gの球形粒子を得た。この球形粒子の安息角は40
度であり、その平均粒子径は308μmであった。
残りの上記懸濁液に撹(↑((ioo r I) m)
 L、ながら10%−オイドラギフトR3−ジクロルメ
タン溶肢20ハを加え、つぎにステアリン酸マグネシウ
ム0.3 gを添加し懸濁する。その後、n−ヘキサン
100 m lを追加し、オイドラギフトR3の相分離
量を増加せしめる。生成するマイクロカプセルをn−ヘ
キサ/で洗浄して被膜を硬化し、乾燥して、平均粒子径
が366μmのマイクロカプセルI0.85gを得た。
水晶はエノキサシンをI6.7%含グイ1る。
溶出試験 エノキサシ7100 m g相当量のマイクロカプセル
について溶出試験(パドル法、37°C,pHG、5す
/酸緩衝i&900 m l 1100 r p m)
に付したところ、T5o%(エノキサシンの50%がマ
イクロカプセルから溶出するまでの時間)は約9.7分
であった。
苦味試験 エノキサシンとして8mg相当芥のマイクロカプセルを
注射筒にとり、p)10.5のリン酸緩南液10m l
を注加し、30秒間にわたって注射筒を−L下に10回
回転転後メンブランフィルタ−(孔径0.45μm)で
濾過し、に液中のエノキサン/濃度を測定したところ0
.01 m g / m l (目標値0.0ン5m 
g/ml>であった。
実施例 2 g4(25°C〉において、安息角が50度以上のエノ
キサシン(312水和物)2g1乳糖8gの各試料をn
−へキサ7140 m lおよびアセトン60m1の混
合溶媒中に懸濁し、スクリュータイプ(4羽根〉の撹拌
機で撹拌(1000r pm )下、水2,3mlをl
ム加する。撹拌(GOOrflm)Lながら10%オイ
ドラギフドRL−ジクロルメタン溶Lft10gを加え
、つぎにステアリン酸マグネシウム0.3gを添加し懸
濁する。その(in−ヘキサン100 m lを追加し
撹拌する。生成するマイクロカプセルをn−ヘキサンで
洗浄して被膜を硬化し、乾燥して、エノキサシンを18
.2%含仔するマイクロカプセル9.2gを得た。
実施例 3 室温(25℃)において、安息角が50度以上のエノキ
サン/(3/2水和物)4g1乳糖10g、PC3Gg
の各試料をシクロヘキサ7ン280 m l b 、及
びアセトン120 m lの混合溶媒中に懸濁し、スク
リュータイプ(4羽根〉の撹拌機で撹t′P(100O
rpm)Lながら水5mlを添加する。l撹拌(600
rpm)Lながら10%エトセル−ジクロルメタンRE
 i& 20 gを加え、つぎにステアリン酸マグネシ
ウム0.3gを添加し懸濁する。その後n−ヘキサノ1
00 m lを追加し撹拌する。生成するマイクロカプ
セルをn−ヘキサンで洗浄して被膜を硬化し、屹すして
エノキサシンを18.2%含有するマイクnカプセル1
9.0gを得た。
文施例 4 室W(25°C)において、安息角が50度以上のエノ
キサシン(312水和物)4g1乳糖10g、I、−1
11’ CG Hの各試料をエタノール40m lおよ
びnヘキサノIGOm lの混合溶媒中にセ濁し、スク
リュータイプ(4羽根)の撹拌機で撹t′l!(IOo
orpm)Lながら水3.8m (lを添加する。撹拌
(600rpm)LながらlO%オイドラギフドR3−
クロロホルム78020gを加え、つぎにステアリン酸
マグネシウム0.3gを添加し懸濁する。そのIn−ヘ
キサ7100m1を追加し撹拌する。生成するマイクロ
カプセルをn−ヘキサンで洗浄して被膜を硬化し、乾燥
してエノキサシンを18.2%含存するマイクロカプセ
ル20.5gを得た。
実施例 5 室温(25℃)において、安息角が50度以上のエフキ
サン7(3/2水和物)10gをアセトyflOmIお
よびn−ヘキサン140 m lの混合溶媒中に懸濁し
、スクリュータイプ(4羽根)の撹拌機で撹拌(100
Or I) m )する。これに28%のアンモニア水
2.0 m lを添加して球形粒子を形成させる。これ
を系カラ取り出すことなく、tj2t’P (Goo 
r pm )しなから懸濁戒に5%−オイドラギブトR
3−ジクロルメタン溶[20gを加え、つぎにステリン
酸マグネンウム0.3gを添加し懸濁する。その後n−
へキサ7100 m lを追加して撹拌する。生成する
マイクロカプセルをn−ヘキサ/で洗浄して被膜を硬化
し、乾燥してエノキサシ/を90,9%含仔するマイク
ロカプセル9.05gを得た。
火施例 6 室温(25°C)において、安息角が50度以上のエノ
キサシン(312水和物) IOgをイソプロパノール
[iom (!および石油エーテル140 m lの混
合溶媒中にQ濁し、スクリュータイプ(4羽根)の撹拌
機で撹拌(100Or P m )する。これにIN−
リン酸緩衝肢(pH4,0) 2.0 mlを添加して
球形粒子を形成させる。これを系から取り出すことなく
、撹t’P (800r pm) Lなから懸濁液に5
%−オイドラギッ)R3−四塩化炭素溶液20gを加え
、つぎにステアリ711マグネシウム0.3gを添加し
懸濁する。その後、石油エーテル100 m lを追加
して?2拌する。生成するマイクロカプセルを石油エー
テルで洗浄して被膜を硬化せしめ、乾燥してエノキサシ
ンを90.7%含有するマイクロカプセルを9.44J
得た。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ピリドンカルボン酸含有球形粒子を芯物質とする
    マイクロカプセル。
  2. (2)下記溶媒(1)および溶媒(2)の混合溶媒中に
    ピリドンカルボン酸および所望により親水性物質を懸濁
    し、これに下記溶媒(3)を加えてピリドンカルボン酸
    含有球形粒子を製造し、これを系から取り出すことなく
    、引き続き下記溶媒(4)に溶解した膜形成性物質を添
    加することを特徴とするピリドンカルボン酸含有球形粒
    子を芯物質とするマイクロカプセルの製造方法。 溶媒(1) ピリドンカルボン酸、親水性物質ならびに 膜形成性物質に対する貧溶媒であって水と 非混和性の溶媒。 溶媒(2) ピリドンカルボン酸ならびに親水性物質の 双方に対する貧溶媒であり、かつ、膜形成 性物質に対する良溶媒であって水と混和性 の溶媒。 溶媒(3) ピリドンカルボン酸ならびに親水性物質の 双方に対する良溶媒または水。 溶媒(4) ピリドンカルボン酸ならびに親水性物質の 双方に、対する貧溶媒であり、かつ、膜形成性物質に対
    する良溶媒であって水と非混和 性の溶媒。
  3. (3)溶媒(1)がn−ヘキサン、シクロヘキサン、石
    油エーテルのいずれかであり、溶媒(2)がアセトン、
    エタノール、イソプロパノールのいずれかであり、溶媒
    (3)が水またはアンモニア水であり、溶媒(4)がジ
    クロルメタン、クロロホルム、四塩化炭素のいずれかで
    ある請求項2記載のマイクロカプセルの製造方法。
  4. (4)請求項2または3記載の方法により製造されたピ
    リドンカルボン酸含有球形粒子を芯物質とするマイクロ
    カプセル。
  5. (5)請求項2または3記載の溶媒(1)あるいは溶媒
    (1)と溶媒(2)の混合溶媒中にピリドンカルボン酸
    および所望により親水性物質を懸濁し、これに請求項2
    または3記載の溶媒(3)を加えることを特徴とするピ
    リドンカルボン酸含有球形粒子の製造方法。
  6. (6)請求項5記載の方法により製造されたピリドンカ
    ルボン酸含有球形粒子。
JP28659489A 1989-11-01 1989-11-01 ピリドンカルボン酸含有球形粒子およびそれを芯物質とするマイクロカプセル Pending JPH03148224A (ja)

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JP28659489A Pending JPH03148224A (ja) 1989-11-01 1989-11-01 ピリドンカルボン酸含有球形粒子およびそれを芯物質とするマイクロカプセル

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JP (1) JPH03148224A (ja)

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