JPS6051124A - 腸溶性材コ−ティング液 - Google Patents

腸溶性材コ−ティング液

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JPS6051124A
JPS6051124A JP58157936A JP15793683A JPS6051124A JP S6051124 A JPS6051124 A JP S6051124A JP 58157936 A JP58157936 A JP 58157936A JP 15793683 A JP15793683 A JP 15793683A JP S6051124 A JPS6051124 A JP S6051124A
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向山 秀明
Ryoichi Hiraoka
良一 平岡
Shohachi Ushijima
牛島 昭八
Motoyasu Saito
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は腸溶性コーテイング液に関するものであり、更
に詳細には水系化された腸溶性コーテイング液及びそれ
を用いた製剤に関するものである。
従来、腸溶性コーテイング液としては水及び胃液に溶解
せず腸液に溶解する高分子物質を有機溶媒に溶解し、必
要に応じこれにdf塑剤2着色剤等を加えて調整する方
法が一般に採用されている。
しかしこの方法では該コーテイング液の製造に多量の有
機溶媒を必要とし、その有機溶媒の回収が難かしく経済
的に不利であった。又、多量の有機溶媒の使用による製
造時、製剤時の作業者への安全性、引火による危険性、
薬剤中の残留溶媒による服用者への安全性などにおいて
問題がめった。
係る観点から最近、腸溶性コーティング液の水系化すな
わち水を分散媒とする方法に対する必要性の認識が高ま
り種々の方法が提案されるに至っている。しかし腸溶性
コーテイング材は一般にカルボキシル基f:nする高分
子化合物であり2その特性としてアルカリ側の水で塩を
形成することによりはじめて水にOT溶化する性質を有
しているため単純に水溶液となすことができないのが実
情である。
従って、カルボキシル基を有する高分子物質を用いて水
系化さtfc腸溶性コーティング液を調整する方法とし
て種々提案されているにもかかわらず実用化されている
方法は皆無に近い。
唯だ一つ実用に供されている方法としてはメチルメタア
クリレート・メタアクリA/酸共重合体を乳化重合法に
よって得られる水性エマルジョンの形で使用する方法が
あるが、その製法がアクリルモノマーの乳化重合法に依
っているため医薬品に対する適用としては重合開始剤、
モノ妄−等の残留が懸念さ扛安全性の上で問題が残る。
係る状況下にあって、カルボキシル基ヲ有スる高分子物
質を用いて完全水系の腸溶性コルティング液を調整する
方法として例えば特開昭51−7116号公報記載の方
法、すなわち該高分子化合物を水可溶性塩型となし水溶
液の形で固形薬剤をコーティングし次いで酸処理を施し
て再び酸型にもどす方法、特公昭56−12614号公
報記載の方法、すなわち粒子径100μ以下の腸溶性セ
ルロース粉末と沸点100℃以上のゲル化剤とを水媒体
中に分散させた液をコーティングする方法等が提案され
ている。しかし特開昭51−7116号の方法は酸に不
安定である薬物へのコーティングには不適でありまたコ
ーティング瘤を完全に酸型化することが困難であるため
耐−液性が不充分であるなどの欠点を有する。
特公昭56−12614号公報記載の方法はそれ自体で
は造膜性を有せず多量のゲル化剤、すなわち可塑剤を添
加することが必要なためコーティング被膜の耐−液性に
不安が残るという問題を有すること以外に9分散安定性
が悪いためギアポンプを使用したコーティングが困難で
あるなどの問題点を有する。
本発明者らは係る従来技術の問題点を解決すべく経済的
かつ良好な水系化された腸溶性コーティング液の製造法
につき鋭意検討した結果、水又は炭素原子数1〜8の低
級アルコール含量20重量係以下のアルコール水溶液中
に、25°Cでの酸解離定数(pKa)が3以上である
酸のアルカリ金属塩及び一般式(1)で示される水不溶
性のオキシカルボン酸型セルロース誘導体を必須成分と
して分散させてなる分散液がコーティングに適した水系
化された腸溶性コーテイング液となることを見い出し本
発明を完成するに至った。
一般式(1) (式中GulはC6H702なるセルロースの無水グル
コース単位骨格を示し几、は水素又は炭素原子数1〜5
のカルボキシアルキル基、几、及び几、ハル、が水素)
場合には少な゛くとも一方がカルボキシル基ヲ有する同
−又は異なるエステル基又はエーテル基e示LRtが炭
素原子数1〜5のカルボキシアルキル基の場合には少な
くとも一方が水酸基を有する同−又は異なるエステル基
を示す◎) 一般式(1)で示されるオキシカルボン酸型セルロ−ス
誘導体を単なるアルカIJ水爵液例えばAく酸(Isナ
トリウム、水酸化カリウムなどの不l1軍発性苛性アル
カリ水溶液あるいはアンモニア、メチルアミンなどの揮
発性アミン水溶液に溶解してなる溶沿から得られるコー
ティング被膜は耐−液性の点で実用性のないものである
が8本発明は前述のように、25℃での酸解離定数(p
l(a )力58以上である酸のアルカリ金属塩を必須
成分として一般式(1)で示されるオキシカルボン酸型
セルロース誘導体な耐−液性を示すという篤ろくべき細
見を骨子として成るものである。
本発明を更に詳しく説明すると、−夕役式(1)で示さ
れるオキシカルボン酸型セルロース誘導体としテハセル
ロースエーテル類、セルロースエステル類及(j セル
ロースエーテルエステル類に属スルモのがあるO煮換基
の置換度は目的に応じて定められる。
上記一般式(1)においてR2,几.で示されるエステ
ル基又はエーテル基とはエステル又はエーテル結合でセ
ルロースに導入される原子団を意味し,エステルとして
は酢酸エステル、プロピオン酸エステル、酪酸エステル
、コノ)り酸ニスf 、TI/, 7 1A /L=酸
エステル、高級脂肪酸エステルなどがあり,エーテルと
しては炭素原子数1〜5のカルボキシアルキルエーテル
、アルキルエーテル、ヒドロキシルロース、カルボキン
エチルメチルセルロース。
カルボキシプロピルメチルセルロース等のカルボキシア
ルキル、ア゛ルキルセルロース混合エーテル類,ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースサクシネート、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロースフタレ)+ ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースの酸性サクシノイル及び酸性フ
クロイル混合エステル、ヒドロキシグロビルメチルセル
ロースノ酸性チクジノイル及びプロピオン酸エステルな
どのセルロース混合エーテルエステル類,セルロースア
セテートフタレート、セルロースアセテートフタレート
などのセルロース混合エステル類などが含まnる□ 力お一般式(1)で示される該オキシカルボン酸型セル
ロース誘導体(は粉体の形であれば特に制限はないが,
粒子径100μ以下のものであnば更にでの酸解離定数
(pKa)が8以上である酸のアルカリ金属塩であるが
酢酸( pKa= 4. 7 6 ) 、乳酸(pKa
 =8.8 6) 、酪酸( pKa = 4. 8 
2 )等の一塩$酸のアルカリ金属塩はもちろんのこと
,コノ・り酸( pKa,=4.21 、pKa2= 
5. 6 4) 、’−酒石酸( pKa,−3.0 
4, pKa2=4.8 7 )、炭酸( pKat=
6.8 5 、pKa2=1 0.8 8 ) 、フマ
ル酸( pKa, =8、 0 2 、pKaz== 
4. 3 8 ) 、リンゴ酸( pKa,= 8.4
6 。
pKa2 = 5. 0 5 )等の二塩基酸のアルカ
リ金属塩。
クエン酸( pKa+= 8. 1 8 、pKa2=
 4. 7 6 、pKa,=6、40)・等の三塩基
酸のアルカリ金属塩等種々の多塩基酸のアルカリ金属塩
が含まれる。なお、多塩基酸の場合,複数の酸解離定数
(pKa)の内。
少なくとも一つが8以上であれば良く,例えばマロン酸
( pKa,==2. 84, pKa2= 5.69
 ) 、 −qレイン酸( pKa,=1.9 4, 
I)Kai=6−2 6 ) 、リン酸(pKa+係る
酸解離定数( pKa )が3以上である酸のアルカリ
金属塩は一般式(1)で示されるオキシカルボン酸型セ
ルロース誘導体の分散媒への分散安定性の向上を企るこ
とのみでなく,可塑効果をもゼするものであり被膜の造
膜性すなわち耐−液性の向上に寄与するものでβる。係
る塩の使用量は一般式(1)で示されるオキシカルボン
酸型セルロース誘導体の種類,被コーテイング物の剤形
等によっても異なり,該オキシカルボン酸型セルロース
誘導体被膜の耐−液性の低下をきたさない範囲で選定す
れ1JILいが一般に該オキシカルボン酸型セルロース
誘導体の80重量%以下で充分である。
この場合、該アルカリ金属塩は最初からアルカリ金属塩
の形で使用しても良く、あるいは分散媒体中で対応する
酸ヲ苛性アルカリで中和しても良いO 又2分散系の世は使用するアルカリ金属塩の種は溶解を
おこさない範囲で対応するアルカリ金属塩の酸あるいは
苛性アルカリを更に添加して適当なpH域に設定するこ
とは任意である。この際2本発明でいうアルカリ金属塩
は本質的にpH緩衝作用を有するものであるから、必要
とするp)l域に対応する酸解離定数(pKa)を有す
る酸から成るアルカリ金属塩を選定することに依り答易
にriIを設定できることも本発明の有用性の一つとし
てあげることができる。
又1本発明で使用する分散媒は主として水単独が用いら
れるが、炭素原子数1〜8の低級アルコールを分散系に
おいて分散質の凝集が生じない範囲で水に添加すること
も可能である。この場合。
スプレーコーティング時の乾燥効率の同上、コーティン
グ被膜の均一性向上等に有利である。その場合には、ア
ルコール含量は20重量%以下となるように調整するこ
とが好ましい。
本発明を実施するに際し、シリコンオイル等の消泡剤を
併用すること1分散質の分散安定性の向上を更に計る目
的から種々の乳化剤を併用すること、コーティング液の
造膜性の同上を更に計る目的力らメチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシグロビルセルロ
ース、ヒドロキシグロビルメチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロースの如きセルロース誘導体、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸
ナトリウム、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオ
キ丈イドの如き1合成水溶性高分子化合物、及び、カラ
ギーナン、グアーガム、アルギン酸ナトリウム、ゼラチ
ン、アラビアゴムの如き天然ガム質類を造膜形成助剤と
して併用すること、コーティング被膜の可塑性の向上を
更に企る目的から、プロピレングリコール、 q!r徨
のフタル酸エステル類、各種のグリセリン脂肪酸エステ
ル類、ヒマシ油、オリーブ油、ゴマ油等の天然油脂類等
の可塑剤を本発明でいう分散質の分散時又は分散後に必
要に応じ、 (腸溶性コーテイング材の機能を損わない
節回で)添加することは任意であり、何ら本発明の主旨
に反するものではない。
本発明の目的に水系化さルた腸溶性コーテイング液を提
供することにおり、当然の事ながら使用する腸溶性コー
テイング材自体の選択もよりよいコーテイング液を得る
ための重要な因子となる。
すなわち、以下のことがその選択基準とな!7得る。
(1)腸溶性コーティング材自体、腸溶性機能を損わな
い範囲で親水性に富む方が1利である。
(2)水系化された系でコーテイング液を調整し。
かつコーティングに供する訳けであるから腸溶性コーテ
ィング材自体が耐加水分解性に富む方が実用的価値にす
ぐれる□ 以上の観点から稠々検討した結果、使用する腸溶性コー
テイング材としては、一般式(1)で示されるオキシカ
ルボン酸型セルロース誘導体の内で。
親水性に富み、かつ耐加水分解性に書妬優れる一般式の
)で示されるオキシカルボン酸型セルロース混合エーテ
ル類が好ましいことを見い出した。
一般式(2)で示されるオキシカルボン酸型セルロース
誘導体としてはカルボキシエチルエチルセルロース、カ
ルボキシエチルエチルセルロース、カルボキシブチルエ
チルセルロース、カルボキシプロピルメチルセルロース
等が例示される。
一般式(2) (式中GulばC6H702なるセルロースの無水グル
コース単位骨格を示し2mは1〜5の整数、R4は水酸
基及びメトキシル基又はエトキシル基を示す。)また本
発明においてコーテイング液中の一般式(1)又U (
2>で示されるオキシカルボン酸型セルロース誘導体の
固形分濃度は特に限定されないが主にコーティング装置
能力によって実際には、おおむね5〜80重敬裂の範囲
が妥当である□このようにして得られた腸溶性コーティ
ング液を片いて固形薬剤をコーティングするには、パン
コーティング装置、ドラムタイプコーティング装置、あ
るいは流動コーティング装置など全てが使用可能であり
使用される装置に何ら制限されるもので(ばない。
本発明の腸溶性コーティング液は最低造膜温度(MFT
)があ寸す高温度でなく温和な乾燥条件で安定した連続
被膜を与えるので固形薬剤1錠剤。
(多層錠を含む)、顆粒、カプセル等の表面あるいに内
部層のコーティング又はカプセル材料への配合、あるい
は粉粒状薬剤の線込み成形等に用いて優れた腸溶性製剤
を得ることができる。
次に実施例をもって本発明を更に説明するが。
本発明は、その主旨を越えない限り以下の実施例に制限
されるものではない。なお、以下の実施例において部及
び%は特に説明のない限りいずれも重量部及び重量%を
意味するものである。
実施例 1 0.1M乳酸水溶液1容量部に0.1M水酸化ナトリウ
ム水溶液1容量部を加えて得た乳酸ナトリウム水溶?1
f81.5部にポリオキシエチレンンルとタンモノオレ
エート(商品名ツィー780.花王アトラス株式会社製
)0.05部、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(
商品名TC−51(、、信越化学工業株式会社製)の2
%水溶液5部を加えて分散媒とした。この分散媒に脂肪
酸グリセリンエステル(商品名MGK、日清製油株式会
社製)1部を加えホモミキサーを用いて乳化分散させた
。次いで、カルボキシメチル基DS0.52.エトキシ
ル基1)81.95のカルボキシメチルエチルセルロー
ス粉末(平均粒子径80μ)10部を徐々に添加し充分
に分散させた後、更に水を27.45部加え更に充分に
ホモミキサーで分散させカルボキシメチルエチルセルロ
ースの白色分散液を得た。
この分散液の最低造膜温度(MFTと略記)は87”C
でありMFT以上の温度では透明な均一連続被膜を形成
した。
次に2日局乳砧/結晶セルロースを主成分とする直径8
mm+重量150 mVの錠剤l KQをフロイント産
業製自動パンコーティング装置FM−2型に仕込み、上
記分散液を用いて固形分で1錠当り約15■コーテイン
グした。
コーティング錠剤を日本薬局方(第10改正)腸溶性製
剤の崩壊試験法に従って試験を行ったところ第1液では
変化がなく紀2液に依る試験では12〜15分で崩壊し
た。
実施例 2 Q、 l M酒石酸水溶液l容部・部に0.1M水酸化
ナトリウム水浴液2各量部を加えて得た酒石酸ナトリウ
ム水溶液81.5部を乳酸す) IJウム水溶液の代り
に使用した以外は全て実施例1と同様に処理してカルボ
キシメチルエチルセルロースの白色分散液を得た。
この分散液のMFTは4.2″CでありMF’T以上の
温度では透明な均一連続被膜を形成した。
次いで実施例1で使用したものと同一の錠剤及びコーテ
ィング装置を用いてこの分散液を固形分で1錠当り約1
5■コーテイングした。コーティング錠剤の崩壊試験を
行ったところ第1沿では変化がなく、第2液による試験
では12〜1.4分で崩壊した。
実施例 8 実施例1において乳酸ナト−リウム水浴液の代りに、0
.1Mクエン酸水溶液1答量部にO,1,M水酸化ナト
リウム水溶液8容量部を加えて得たクエン酸すl−’J
ウム水溶液8125部を使用した以外は全テ実施例1と
同様に処理して、カルボキシメチルエチルセルロースの
白色分散液を得た。
この分散液のMFTは27℃でありMFT以上の温度で
は透明な均一被膜を形成した。次いで実施例1で使用し
たものと同一の錠剤及びコーティ/グ装置を用いてこの
分散液を固形分で1錠当り約15■コーテイングした。
コーティング錠剤の崩壊試験を行ったところ、第1液で
は変化がなく第2液による試験では10〜18分で崩壊
した。
実施例 4・ 0.03Mクエン酸ナトリウム水溶液81.5部にポリ
オキシエチレンソルビタンモノオレエート(商品名ツイ
ーン80.花王アトラス株式会社製)0、05 部、ポ
リビニルアルコール(商品名ゴーセノールNL−05,
日本合成化学工業株式会社製)の2%水溶液5部を加え
分散媒と1.た。この分散媒に、ヒマシ油1部を加えホ
モミキサーを用いて乳化分散させた。次いで実施例1で
使用したものと同一のカルボキシメチルエチルセルロー
ス粉末を徐々に添加し充分に分散させたのち、シリコン
オイル0.00163部を冨む水27.4・5部を加え
更に充分にホモミキサーで分散させカルボキシメチルエ
チルセルロースの白色分散液ヲ得た。
この分散液のMP’Tは30°CでありM F T以上
の温度では透明な均一連続被膜を形成した。次いで実施
例1で使用したものと同一の錠剤及びコーティング装置
を用いてこの分散液を固形分で1錠当り約1・5■コー
テイングした。コーティング銃撃1の崩壊試験を行った
ところ、第1液では変化がなく第2液による試験では1
0〜14分で崩壊した。
実施例 5 実施例8においてカルボキシメチルエチルセルロースの
代りにカルボキシエチル基L)So、56゜エトキシル
基DSi、81のカルボキシエチルエチルセルロースを
用いた以外は、全て実施例3と同様に処理して、カルボ
キシエチルエチルセルロースの白色分散液を得た。
この分散液のMFTは80℃でありMl;’T以上の温
度では透り」な均一被膜を形成した。次いで実施例1で
使用したものと同一の錠剤及びコーティング装置を用い
てこの分散液を固形分で1錠当り約15■コーテイング
した。コーティング錠剤の崩壊試験を行ったところ第1
液では変化がなく。
第2液による試験では11〜15分で崩壊した。
実施例 6 実施例8においてカルボキシメチルエチルセルロースノ
代すニ、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレー
ト(商品名HP−55,信越化学工業株式会社製〕粉末
(平均粒子径80μ)を用いた以外は全て実施例8と同
様に処理してヒドロキシプロピルメチルセルロースフタ
レートの白色分散液を得た。
この分散液のMFTは45°Cであり、MFT以上の温
度では透明な均一被膜を形成した。次いで実施例1で使
用したものと同一の錠剤及びコーティング装置を用いて
この分散液を固形分で1錠当り約15■コーテイングし
た。コーティング錠剤の崩壊試験を行ったところWl液
では変化なく第2液による試験でば14.〜16分で崩
壊した。
実施例 7 実施例1において、カルボキシメチルエチルセルロース
を分散させた後、追加する27.45部の水の代りにエ
タノール54.5部と水22部とからなる混合m媒を加
えた以外は全て実施例1と同様に処理しカルボキシメチ
ルエチルセルロースの白色分散液を得た。
この分散液のMF’Tは83°Cであり、Mli”I’
以上の温度では透明な均一被膜を得た。次いで実施例1
で使用したものと同一の錠剤及びコーティング装置を用
いてこの分散液を固形分で1錠当り約15■コーテイン
グした。コーティング錠剤の崩壊試験を行ったところ第
1液では変化がなく第2液による試験では18〜16分
であった。
比較例 l 実施例1において乳酸ナトリウム水溶液81.5部の代
りKO,5%アンモニア水を用いた以外は全て実施例1
と同様に処理してカルボキシメチルエチルセルロースの
均一溶液ヲ得り。
この溶液のMl”Tは25℃以下であり、MFT以上で
は透明な均一被膜を形成した。次いで実施例1で使用し
たものと同一の錠剤及びコーティング装置を用いてこの
耐液を固形分で1錠当り約15■コーテイングした。
コーティング錠剤の崩壊試験を行ったところ第■液によ
る試験で約4・0分で錠剤の一部に亀裂が生じ耐−液性
不充分な被膜でしかなかった。
比較例 2 実施例1で得たコーティング錠剤をナトリウムを除くた
め3tの6N塩酸に25℃で80分間浸漬し次いで流水
中で該錠剤を洗液がメチルオレンジ指示薬で赤色を呈さ
なくなるまで水洗した。次いで水洗した錠剤を60°C
の送風乾燥4中で51時間乾燥した。この乾燥錠剤の崩
壊試験を行ったところ第1液による試験で約110分で
錠剤の一部に亀裂が生じ耐−液性は比較例1よりも改善
されるものの、未だ不充分な被膜でしかなかった。
比較例 8 実施例6においてクエン酸す) IJウム溶液81゜5
部の代りに水81.5部を使用した以外は全て実施例6
と同様に処理しヒドロキシメチルグロビルセルロースフ
タレートの白色分散液を得た。この分散液のMFTは8
0°C以上であり80°C以下では白化し連続被膜は形
成しなかった。
特許出願人 株式会社 興人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水又は炭素原子数1−3の低級アルコール含量20
    重量%以下のアルコール水溶液中に25℃での酸解離定
    数(pKa)が8以上でおる酸のアルカリ金属塩及び一
    般式(1)で示される水不溶性のオキシカルボン酸型セ
    ルロース誘導体を必須成分として分散させてなることを
    特徴とする腸溶性コーテイング液。 一般式(1) (式中G111はC0H70□なるセルロースの無水グ
    ルコース単位骨格を示しR1は水素又は炭素原子数1〜
    5のカルボキシアルキル基、几、及び几、は也が水素の
    場合には少なくとも一方がカルボキシル基f:有する同
    −又は異なるエステル基又はエーテル基を示し、RIが
    炭素原子数1〜5のカルボキシアルキル基の場合には少
    なくとも一方が水酸基を有する同−又は異なるエーテル
    基又はエステル基を示す。)2、水に不溶性のオキシカ
    ルボン酸型セルロー。 ス誘導体が一般式(2)で示さnるオキシカルボン酸型
    混合エーテルであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項の腸溶性コーテイング液〇 一般式(2) (式中GulはC,H,0,なるセルロースの無水グル
    ゴース単位骨格を示しmは1〜5の整数。 R番は水酸基及びメトキシル基又はエトキシル基を示す
    。) 8、25℃での酸解離定数(pKa)が8以上である酸
    のアルカリ金属塩と水不溶性のオキシカルボン酸型セル
    ロース誘導体を必須成分とし水を分散媒の主成分とする
    分散液から形成される連続被膜で薬剤を処理し7た腸溶
    性製剤。
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