JPH03148078A - Icの温度試験方法 - Google Patents
Icの温度試験方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
られる断熱ケース及びガス供給装置に関する。
加速試験を行なって不良品を除去された後、耐環境性を
調べるためICハンドラーを用いて温度試験に供される
。
ーダによってマガジンから多数のICが取り出され、ソ
ケットボードの各ソケットに挿入される。次いでソケッ
トボードは、コンベアライン上を進んで高温槽に入り、
内部のヒータで加熱された状態でコンベアライン上のテ
ストボードにより各ICのデータが測定される。測定後
のICは、アンローダによってソケットボードから抜き
取られ、不良品は選別除去される。
低温槽に直結できるようになっており、各ICは低温槽
内のローダによって引き出され、そのまま密閉された低
温槽の中を測定位置まで移動する。低温槽は、窒素ガス
等が供給されてファンにより内部が一406C前後に保
たれている。ICの測定箇所には、ソケットボードの各
ソケットと接触するコネクタが設置され、コネクタはリ
ード線を通じて外部のテストボードに接続されている。
して測定位置でデータ測定され、低温槽の下方出口から
出てくるようになっている。
Cの種類が変わると、ソケットボードのみならず、【1
−ダ、搬送レール及びアンローダもこれに合わせて調整
したり、部品を交換しなければならない。
できないので、槽内にはコネクタのみを設け、長いリー
ド線を用いて外部のテストボードと接続する必要があり
、電気的特性が劣化すると共にICハンドラー全体が大
型化、複雑化する欠点がある。
これは小さなばねで上方に付勢されると共にスムーズに
上下動できるように潤滑油が施されている。このため、
高温試験では、この潤滑油が膨張して外に溢れるおそれ
があり、低温試験では、逆に潤滑油の粘度が大きくなっ
てポゴピンの動きに支障が生ずる。
送に失敗するとジャム、即ち詰まりを生ずるので作業員
が低温槽を開けてジャムを除去しなければならない。し
かし、−40’Cに保たれた低温槽を急に開けると、外
からの湿気が氷結してIC,ソケット及び搬送レール等
に霜が付着する。
々に高め、常温に達してからジャムを解消し、再び槽内
を冷却しており、ICハンドラーの停止時間が極めて大
きくなっている。
の目的は、種々のICに対して一つの搬送ラインで対応
でき、またジャムの解消、装置の小型化が容易でコネク
タピンの潤滑油にも悪影響を及ぼすことのないICの温
度試験方法、断熱ケース及びガス供給装置を提供するこ
とにある。
では、各ソケットにICが挿入された断熱ケースを順次
コンベア等で搬送し、搬送ライン上の断熱ケース内に所
定温度のガスを供給し、次いでテストボード上で各IC
のデータを測定した後、断熱ケースから各ICを取り出
している。
、ケース本体の内部に設けられたIC用のソケットと、
ケース本体の上方を覆う断熱性の蓋と、蓋またはケース
本体の一方に設けられたガスの注入口及び放出口とで断
熱ケースを構成して(Xる。
を供給する内管と、断熱ケースの注入口力1ら漏れたガ
スを回収する外管とを具備している。
は断熱ケースの中だけであるから、テストボードやコネ
クタビンを直接ICの搬送ライン上に設置しても測定精
度や潤滑油に悪影響を及ぼすことはない。また、各IC
の種別に応じた断熱ケースを予め用意しておけば、IC
の種類が変わっても同じ搬送系で温度試験が行なえる。
ソケットにICを挿入するとき、即ちガスがケースに供
給される前であるから作業員が直ちにジャムを除去でき
る。
されたガスはソケット上のICを所定温度に保つと共に
湿気や常温空気は放出口から追い出されることになる。
注入口部分でガスの一部がもし漏れても、ガス供給装置
の外管によって回収されるためケ−スに霜が付着するこ
とはない。
れるICハンドラーの平面図と側面図が示されている。
なうローダ1、ICを受容する断熱ケース2、チャンバ
3、搬送レール4及びコンベア5、温度調整用のガス供
給ノズル6.7,8,9,10゜If、ICのデータを
測定するコネクタピン!2及びテストボードI3、IC
を抜き取るアンローダ14、断熱ケース2のM+5を開
閉するクランプ16.17から構成されている。
レステージ19に並べる第1ハンド20と、プレステー
ジ19上のICを断熱ケース2にまとめて挿入する第2
ハンド21から成り、ハンド20.21は各々レール2
2.23に沿って往復動可能となっている。また、ハン
ド20.21は、バキューム式や電磁チャック式によっ
てICを吸着または把持でき、所定距離だけ上下動も可
能となっている。
体24と蓋15から成り、両者は弾性的に開閉可能とな
っている。ケース本体24の内部には、ICを受容する
ソケット25が複数設置され、ソケット25は下方のス
ルーホール26を通じてテストボードI3のコネクタピ
ン12と接続される。蓋15の内面には、複数の押え板
27がソケット25に対向して取り付けられ、これらは
ばね28の付勢力によってICを上から固定する。
有効で、脚がソケット25に差し込まれるtC専用のケ
ース2ではなくてもよい。また、押え板27にヒータを
組み込んでおけば、高温試験時に短時間でICを加熱す
ることができる。
し込むためのガス注入口29が形成され、注入口29内
にはガスの戻りを防止する逆止弁30が設けられている
。また、ケース本体24側には複数のガス放出口31が
形成され、各放出口31に一定圧で開く圧力弁32が取
り付けられている。更に蓋15の上方縁とケース本体2
4の下方縁には突条部15a、24aが形成されている
。上方の突条部15aは、蓋15に結露や霜が生じた場
合にこれが下へ垂れるのを防止し、下方の突条部24a
は、ケース本体24の底面がレール4にくっつくのを防
止する。
もので、ICの入り口と出口には各々ゲート33.34
が形成されている。また、チャンバ内の二つの仕切り5
9.60にもケース2が通れるゲート61,62,63
.64が形成されている。この場合、チャンバ3内の密
封性を高めるために各ゲート33.34,61,62,
63.64にドアを設けてその都度開閉させてもよい。
ケース2を移動させるコンベア5から成り、コンベア5
が間欠的に回動すると爪35によってケース2が所定距
離だけ前進する。
インの上方に並んで設置され、各々下降して断熱ケース
2のガス注入口29に挿入される。各ノズルの後端は、
ボンベやタンク(図示せず)に接続されており、ICの
高温試験の場合には高温空気や押え板27のヒータ、低
温試験の場合には窒素ガスや冷気がケース2に供給され
る。
温の窒素ガス、ノズル7からは010前後、ノズル8.
9からは約−40’C,ノズル10からは0°C1ノズ
ル11からは常温の各窒素ガスが供給される。このとき
、低温ガスを送るノズル7゜8.9.10を第3図に想
像線で示すように外管9aと内管9bの二重構造にし、
外管9aの下端をガス注入口29の入り口29aに密着
させれば、漏れたガスが完全に回収されてケース2に霜
が付着しない。更にノズル9の周囲には、これとほぼ同
軸上に断熱ケース2を押し下げる二叉形状のブツシャ4
3が取り付けられている。
上の各コネクタピン12が断熱ケース2のスルーホール
26に対応している。一方、この部分のレール4aは、
第3図からも分かるように独立して上下動可能となって
おり、通常は復帰ばね36の押し上げ力によって両側の
レール4と同じ高さに保たれている。
39と、レール38」二を移動する第4ハンド40から
構成されている。第3ハンド39は、ケース本体24の
ソケット25から各ICを一度に抜き取ってプレステー
ジ41上に載置し、第4ハンド40は、テストボード1
3からのデータに応じてプレステージ41上のICを良
品、不良品に選別しながら一個ずつマガジン42に収納
する。
44に沿って移動可能であり、また図示してないが先端
部分がエアシリンダ等によって下降できる。クランプ1
6の一対の爪45.46は、電磁力または空圧でi15
を把持する。一方、ケース本体24を支持している台4
7は、二本のレール48に沿って移動可能となっている
。第1図右側のクランプI7、レール49、爪50,5
1、支−持合52及びレール53は、図中左側の構成と
ほぼ同じであるため説明を省略する。
に一対のレール54が敷設され、レール54の中央には
、空の断熱ケース2を早送りで復帰させる爪55付きの
コンベア56が設置されている。
ース2を搬送ラインに載せるためのエアシリンダ57.
58が配置されている。
まず第1ハンド20によってマガジン18内のICが一
個ずつプレステージ19上に並べられる。一方、チャン
バ3内では、支持台47上で断熱ケース2の本体24が
待機しており、上方でクランプ16もi+5を把持して
いる。
ド21がゲート33から出てきてプレス1 2 テージ19上のICをまとめてチャンバ3内に弓込み、
ケース本体24の各ソケット25に差し込む。この後第
2ハンド21が元の位置に戻ると、続いてクランプ16
が下降してM2Sを本体24に覆せ、クランプ16も奥
側(第1図」三方)へと弓込む。
挿入され、常温の窒素ガスが内部に供給される。これで
断熱ケース2内の空気は、水分と共に各放出口3Iから
外へ追い出される。
4上に進められると、ノズル7が下降してケース内に0
°C前後の窒素ガスが送り込まれる。
位置に送られると、ノズル8が下降してケース内に一4
0°Cの窒素ガスが注入される。断熱ケース2は、湿気
を追い出しながら段階的に冷却されるので霜が発生する
ことはない。
、第3図に示すようにノズル9及びブツシャ43が下降
する。この部分のレール4aは他のレール4と分離され
ているので、断熱ケース2はレール4aと共に下降し、
ケース底の各スルーポール26はコネクタピン12と嵌
合する。これでケース内のICのデータが、ソケット2
5、スルーホール26及びコネクタピン12を通じてテ
ストボード13で測定される。
昇するので、断熱ケース2はレール4aと共にばね36
の力で上昇し、両側のレール4と同じ位置に戻る。断熱
ケース2は、再びコンベア5で次の位置に送られ、ノズ
ル10から00前後の窒素ガスを供給される。次いで支
持台52上でノズル11により常温の窒素ガスが送り込
まれ、ケース内が段階的に元の温度に戻される。
、第3ハンド39が全てのICをソケット25から除去
してプレステージ41上に載置する。次に第4ハンド4
0が動作してプレステージ41上の各ICを一個ずつ良
、不良に仕分けしながらマガジン42に収納する。
ール53上を移動して第1図」三方位置に送られ、蓋!
5を把持しているクランプ!7もこれに追従する。ここ
でクランプ17が下降してケース本体24に蓋15を覆
せると、断熱ケース2はエアシリンダ58によってレー
ル54上に送られる。
ス2を短時間で第1図左方へ早送りする。
、空のケース本体24は支持台47によって最初の位置
まで運ばれる。
、それほどの数を必要としない。各機器の動作は、所定
のコントローラ(図示せず)によってシーケンス制御さ
れる。
1 h< I Cを断熱ケース2のソケット25に入れ
るときであるが、もしジャムが生じても作業員は直ちに
チャンバ3を開いてこれを解消でき、従来のように長時
間待つ必要がない。
、高温試験の場合は、各ノズルから所定温度の空気やガ
スが断熱ケース2に供給される。
ば、予めICの種別に応じた断熱ケースを製作しておく
だけで搬送系を変えることなく各種のIC温度試験に対
応でき、またジャムが生じても短時間で修復が可能とな
る。更にテストボードを搬送ライン上に設置しても温度
の影響が殆どないので、測定精度やコネクタビンの潤滑
油にも支障が生じない。
注入口から漏れたガスが供給装置の外管で回収されるた
め、霜の発生を確実に防止する事ができる。
定箇所の拡大断面図である。 1・・・ローダ 2・・・断熱ケース 4,4a・・・
レール5・・・コンベア 6,7.8,9,10.11
・・・ガス供給ノズル 12・・・コネクタピン I3
・・・テストボード 14・・・アンローダ 15・・
ケースの蓋I6、】7・・・クランプ 24・・・ケー
ス本体 29・・・ガス注入口 31・・ガス放出口
9a・・・ノズルの外管 9b・・・ノズルの内管 2
5・・・ソケット 43・・・ブツシャ
Claims (3)
- (1)、各ソケットにICが挿入された断熱ケースを順
次コンベア等で搬送し、搬送ライン上の断熱ケース内に
所定温度のガスを供給し、次いでテストボード上で各I
Cのデータを測定した後、断熱ケースから各ICを取り
出すこと、 を特徴とするICの温度試験方法。 - (2)、断熱性のケース本体と、ケース本体の内部に設
けられたIC用のソケットと、ケース本体の上方を覆う
断熱性の蓋と、蓋またはケース本体の一方に設けられた
ガスの注入口及び放出口と、から成るICの断熱ケース
。 - (3)、温度調整用のガスを供給する内管と、断熱ケー
スの注入口から漏れたガスを回収する外管と、を有する
ガス供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1286986A JPH0774814B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | Icの温度試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1286986A JPH0774814B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | Icの温度試験方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03148078A true JPH03148078A (ja) | 1991-06-24 |
JPH0774814B2 JPH0774814B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=17711539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1286986A Expired - Lifetime JPH0774814B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | Icの温度試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0774814B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100463332B1 (ko) * | 2002-07-24 | 2004-12-29 | 미래산업 주식회사 | 반도체 소자 테스트 핸들러의 발열보상장치용 혼합기 |
KR100476243B1 (ko) * | 2002-07-24 | 2005-03-16 | 미래산업 주식회사 | 반도체 소자 테스트 핸들러의 발열 보상장치 |
JP2010534842A (ja) * | 2007-10-05 | 2010-11-11 | ムルティテスト・エレクトロニッシェ・ジステーメ・ゲーエムベーハー | 電子部品の温度を調節できる回転ユニットを有する電子部品、特にicの取扱装置 |
CN105773144A (zh) * | 2016-05-14 | 2016-07-20 | 蒋雨亭 | 一种手机自动化生产线及其运行方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6053884A (ja) * | 1983-09-05 | 1985-03-27 | 株式会社東芝 | 高速増殖炉の制振装置 |
-
1989
- 1989-11-02 JP JP1286986A patent/JPH0774814B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6053884A (ja) * | 1983-09-05 | 1985-03-27 | 株式会社東芝 | 高速増殖炉の制振装置 |
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KR100463332B1 (ko) * | 2002-07-24 | 2004-12-29 | 미래산업 주식회사 | 반도체 소자 테스트 핸들러의 발열보상장치용 혼합기 |
KR100476243B1 (ko) * | 2002-07-24 | 2005-03-16 | 미래산업 주식회사 | 반도체 소자 테스트 핸들러의 발열 보상장치 |
JP2010534842A (ja) * | 2007-10-05 | 2010-11-11 | ムルティテスト・エレクトロニッシェ・ジステーメ・ゲーエムベーハー | 電子部品の温度を調節できる回転ユニットを有する電子部品、特にicの取扱装置 |
CN105773144A (zh) * | 2016-05-14 | 2016-07-20 | 蒋雨亭 | 一种手机自动化生产线及其运行方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0774814B2 (ja) | 1995-08-09 |
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