JPH03147943A - 水洗便所の洗浄水放流装置 - Google Patents

水洗便所の洗浄水放流装置

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JPH03147943A
JPH03147943A JP28827789A JP28827789A JPH03147943A JP H03147943 A JPH03147943 A JP H03147943A JP 28827789 A JP28827789 A JP 28827789A JP 28827789 A JP28827789 A JP 28827789A JP H03147943 A JPH03147943 A JP H03147943A
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元保 木村
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木村　力也
Tomoaki Kimura
朝映 木村
Koichi Sano
幸一 佐野
Hajime Ishibashi
石橋　甫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ３発明の目的 （産業上の利用分野） 本発明は設置数が多い水洗便所に特に好適に設けられる
洗浄水放流装置に関する。
（従来の技術） 水洗便所の洗浄水放流装置にスタンの容積に依存して所
定量の放流を行うタンク容積依存形式のものと、放流弁
の構造に依存して所定量の放流を行う弁構造依存形式の
ものとがあり、両者は共に広く採用されている。
（発明が解決しようとする課題） 上記二つの形式のものは、それぞれが利点と欠点とをも
つ。すなわち、タンク容積依存形式のものは放流量の経
時変化が起こらないという利点をもつが、反面において
、排水管の設置位置および便器の構造に起因する制約を
受け、一方、弁構造依存形式のものはタンク容積依存形
式のものの上記制約を受けないという利点をもつが、反
面において、経時変化が起こり易いという欠点をもつ。
また、タンク容積依存形式のものは弁構造依存形式のも
ののように水道圧の影響を受けないという利点をもつが
、容積の大さいシスタンが便室内に存在するという欠点
をもつ。出願人は従来採用されているタンク容積依存形
式のものおよび弁構造依存形式のものにおける上記欠点
の回避を意図して昭和６１年特許願第２５９３４４号の
洗浄水放流装置を開発した。第５図および第６図はこの
特許出願に８いて実施例として挙げられた装置の要部を
示す。
これらの図において、■は便器、２は便室、３は便室の
ドアー　４は便室内に設けられた洗浄水の放流スイッチ
、５は排水管、６は翼車型量水計である。量水計６は便
器１と洗浄水供給用水道管との間の流路７上に放流弁８
と共に設けられ、量水計６の回転は減速装置９を介して
回転円盤１０に伝達される。減速装置９の減速比は、所
定量の洗浄水の放流が行われたとぎに回転円盤ｌＯに生
じる回転角が３６０°以内となるように選定されている
。第６図は回転円盤１０の周を囲んで配置された一群の
リードスイッチＩＩと回転円盤ｌＯに取り付けられた永
久磁石１２とを示す平面図である。１３はリードスイッ
チ１１が取り付けられている静止環体で、この静止環体
１３上のリードスイッチ１１と回転円盤１０上の永久磁
石１２とは共働して放流弁８の閉弁信号発生装置を形成
する。１４は放流弁８の制御装置である。この制御装置
１４には回転円盤１０の回転角の設定部（放流量の設定
部）が設けられ、所定量の洗浄水′が放流されたときに
回転円盤１０上の永久磁石１２に対向するリードスイッ
チ１１よりの信号を有効なものとしてとらえ、放流弁８
を開の状態より閉の状態に移行させる。回転円盤ｌＯの
回転角の設定部には、便所の利用が「大便」の場合に対
する第１の系統と、便所の利用が「小便」の場合に対す
る第２の系統とが設けられる。回転円盤１０に対して設
定される回転角は、便所の利用が「大便」の場合に対し
て１８０°、便所の利用が「小便」の場合に対して４５
°、あるいは、便所の利用がｒ大便」の場合に対して９
００、便所の利用が「小便」の場合に対して３０°等と
される。便所の利用が「大便」であるか「小便」である
かの判断はドアスイッチ１５の作動時点と放流スイッチ
４の作動時点との間の時間に対して設定された時間間隔
に従って行われる。
以上の説明は昭和６１年特許願第２５９３４４号の特許
出願において実施例として挙げられた洗浄水放流装置、
すなわち本発明が改良を意図する洗浄水放流装置につい
てのものである。
（発明が解決しようとする課題）５ 以上において説明した第５図および第６図に示すものに
おいては、回転円盤ＩＯが負荷抵抗（回転に対する抵抗
）が比較的大きい減速装置９を介して回転させられる。
量水計６の計量精度が内部漏洩に起因して大きく変動す
るという事情と、量水計６が負荷抵抗の大きい減速装置
９の介在下においては計ｉ誤差を充分小さくして量産し
がたいという事情とは上記第５図および第６図に示すも
のの実施を不利なものとする。本発明はこの不利な条件
の回避を主要な目的とする。
口０発明の構成 （課題を解決するための手段） 本発明は、洗浄水の供給用水道管に連なる放流弁と便器
との間の管路上に量水計を設けると共に、この量水計に
より測定された洗浄水の流過量が所定値に達したときに
開の状態にある放流弁を閉の状態に移行させる閉弁装置
を設ける形式のものにおいて、上記放流弁と、流過水量
を翼車の回転数により計量する量水計と、上記放流弁の
作動用パイロット弁とをそれらの外殻を一体化させて設
けると共に、量水計における便器への洗浄水送り出し口
を該量水計の翼車ケーシングの最高部位に設け！ここと
を特徴とする。
上記本発明による洗浄水放流装置の放流弁、パイロット
弁、および量水計を内蔵するアセンブリは、その外殻を
手回り品等の載置台として便室内に設けることができる
。その場合、便器への洗浄水放流用スイッチはこのアセ
ンブリ上に設けることが望ましい。
（作用） 第５図および第５図に示す水洗便所の洗浄水放流装置に
おいては、量水計６の回転が負荷抵抗を一定にすること
が困難な減速装置９を介して回転円盤ｌＯに伝えられる
ので、洗浄水の計量精度も低い。これに対し、本発明は
、計量精度の低下をもたらす減速装置を不要とする構成
を量水計にとらせ、且つ、便器への洗浄水の送り出し口
が量水計の翼車ケーシングのＩ？を高部位に設けられて
いることにより量水計が常にプライミングされた状態に
保！これ、それによって、便器への洗浄水放流量が所期
の値に正確に保たれるのである。更に、本発明による洗
浄水放流装置は取り付けおよび保守の容易なものとして
施工され得るようにするものである。
（実施例） 第１図は本発明による洗浄水放流装置の１例を示す正面
図、第２図は第１図の装置を垂直方向に断面をとって示
す側面図、第３図は第１図の装置を通る洗浄水の流れを
示す斜視図、第４図は本発明による装置を所持品の載置
棚として設けた場合を示す正面図である。
第１図−第３図において、３１は水道管に連なる洗浄水
の流入口、３２は洗浄水の流出口である。流入口３１よ
り流出口３２に至る流路上には、ストップバルブ３３と
、ストレーナ３４と、放流弁３５と、流過水量を翼車３
６の回転数により計量する量水計３７とが外殻ケース３
８を一体化して設けられている。３９は放流弁３５の開
閉用パイロット弁である。流入口３１、ストップバルブ
３３、ストレーナ３４、放流弁３５、量水計３７、パイ
ロット弁３９、外殻ケース３８および流出口３２を含む
洗浄水放流用アセンブリ４０はそれを便室内に設けてそ
れを便所利用者用物品載置台とすることができる。
ｇｔ図においてはアセンブリ４０内における洗浄水の流
れが点Ａ、→点Ｂ、→点Ｃ９→点りという経路で示され
、第２図においてはアセンブリ４０内における洗浄水の
流れが量水計３７−翼車ケーシングの最高部位Ｂｌ→室
Ｃ１→室Ｄ１→洗浄水の出口３２という経路でしめされ
ている。また、第２図の洗浄水の流れの経路は同じ符号
Ｂｌ。
Ｃ１，ＤＩを使用して第３図の斜視図にしめされている
。
第４図はアセンブリ４０を物品載置台としたｌ実施例を
示す。この図に示すごとく、物品載置台に兼用された洗
浄水放流用アセンブリ４０ａ上には種々の放流スイッチ
（例えば、小便放流用スイッチ４１、大便放流用スイッ
チ４２および故障時用放流スイッチ４３）を付設するこ
とができる。
ハ０発明の効果。
本発明は、便器の形式に影響されることなく所期の量の
洗浄水を正確に放流させる洗浄水放流装置を提供するも
ので、本発明によるものは、汎用性が高く、小形でまと
まりのある構成のものとして量産することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明による洗浄水放流装置の１例を示す正面
図、ｍ２図は第１図の装置を垂直方向に断面をとって示
す側面図、第３図は第１図の装置を通る洗浄水の流れを
示す斜視図、第４図は本発明による装置を所持品の載置
棚として設けた場合を示す正面図、第５図は昭和６１年
特許願第２５９３４４号の特許出願において実施例とし
て挙げられた洗浄水放流装置の全体図、第６図は第５図
の洗浄水放流装置の量水計の制御装置を示す図面である
。 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、洗浄水の供給用水道管に連なる放流弁と便器との間
    の管路上に量水計を設けると共に、この量水計により測
    定された洗浄水の流過量が所定値に達したときに開の状
    態にある放流弁を閉の状態に移行させる閉弁装置を設け
    る形式のものにおいて、上記放流弁と、流過水量を翼車
    の回転数により計量する量水計と、上記放流弁の作動用
    パイロット弁とをそれらの外殼を一体化させて設けると
    共に、量水計における便器への洗浄水送り出し口を該量
    水計の翼車ケーシングの最高部位に設けたことを特徴と
    する、水洗便所の洗浄水放流装置。 ２、上記放流弁、パイロット弁および量水計を内蔵する
    アセンブリがその外殻を手回り品等の載置台として利用
    される便室内の位置に配置されている請求項１記載の水
    洗便所の洗浄水放流装置。 ３、大便用放流スイッチと小便用放流スイッチとが上記
    アセンブリ上に設けられている請求項１記載の水洗便所
    の洗浄水放流装置。
JP28827789A 1989-11-06 1989-11-06 水洗便所の洗浄水放流装置 Expired - Lifetime JPH086362B2 (ja)

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