JP5639407B2 - 流量制御システム - Google Patents
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Description
より詳しくは、インレットからアウトレットに至る経路中に配置された主制御弁と、この主制御弁の背後に位置すると共にインレット側との圧力の均衡を以て主制御弁を弁座に付勢するスプリングを収容した圧力室と、圧力室内の圧力を逃がして主制御弁の開弁を許容するパイロット弁と、インレットからアウトレットに至る水の流量を計測するための流量計ユニットを備え、この流量計ユニットの出力に基づきパイロット弁の開弁操作が自動制御されて適量の水がアウトレットを通じて便器等に放流される仕組みになっている。
また、放流に供された水の流量は、施設の管理に有用な情報となり、この流量の正確な把握によって、たとえば自動止水式フラッシュ弁装置の採用に伴う節水効率等を明確に把握することが可能になる。
すなわち、本発明は、トイレ内の便器に供給する洗浄水を制御するシステムであって、
トイレ使用者の排便にかかる時間を計測する計測部と、
流入口から流出口に至る経路中に設けられた制御弁と、
前記流入口から流出口に至る流体の流れの有無を電気信号に置換して出力する検知部と、
前記流出口を経て放流された流体の流量を前記検知部で取得した電気信号に基づき算出する流量算出部と、
放流を停止すべき放流停止流量に前記流量算出部で算出した流量が達したか否かに基づき前記制御弁の開閉操作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記計測部で計測したトイレ使用者の排便にかかる時間が、所定値以上の場合に第1の水量による放流を行うよう前記制御弁を制御するとともに所定値未満の場合に第1の水量よりも少量の第2の水量による放流を行うよう前記制御弁を制御し、
さらに前記制御部は、第1の水量による放流回数と、第2の水量による放流回数を記憶する記憶部と、記憶部に記憶されたデータを出力する出力部と、を備えたことを特徴とする流量制御システムとした。
また、本発明の流量制御システムは、トイレ使用者の一回あたりのトイレ使用時間を検知する使用時間検知部を備え、前記制御部は、前記検知部により検知した時間内における前記制御弁から放流した流量及び放流回数を前記記憶部に記憶する構成とすることができる。
さらに、前記制御部は、所定期間における前記制御弁の作動回数に第1の水量を乗じて得た基準流量から、当該所定期間における前記流量算出部により算出した、制御弁から実際に放流された流量を減算し、節水データを算出する構成とすることができる。
また、トイレ一回あたりの使用に供する洗浄水量も正確に把握することができる。
また、本発明で「流量」とは、流体の流れ出た量を把握することのできる数値であり、リットル等の容積を示す値の他、流量に換算可能な放流が為されていた時間等をも含む概念である。
この構成によれば、出力部に表示装置が設けられ、出力部に出力された流量は、この表示装置の外部に表示される。よって、この表示装置の参照によって、放流に供された流体の量の把握が可能になる。
ここで、目標放流量とは、便器や排水管の構造上必要とされる洗浄水量であって、例えば大用の洗浄水放流量であれば10リットル、小用の洗浄水放流量であれば6リットルという流量である。
また、本実施の形態では、便器用の止水弁としてフラッシュ弁を有する流量制御装置(以下、フラッシュ弁装置と称する)を例に挙げて説明する。
ンタ85でパルスが計数される。また、計数されたパルスは、流量計ユニット81に電気的に接続された制御装置100に出力されており、制御装置100は、このパルス数から換算して流量計収納室18を流れる洗浄水を計量するようになっている。
まず、洗浄水の非放流時では、電磁駆動部61のソレノイドコイル62が非通電状態にあり、パイロット弁60が可動体53内の通路53aを遮断している。したがって、主制御弁70の連通路74を介して主弁室27に連通している圧力室46は、主弁室27内と等圧になる。その結果、主制御弁70はコイルスプリング73の付勢力、及び低圧室26と主弁室27との圧力差に基づく力によって弁座28に着座せしめられ、低圧室26と主弁室27とを遮断する。この状態がフラッシュ弁装置1の閉状態であり、洗浄水は放流されない。又、この状態では、逆止弁15もインレット13を遮断している。
制御装置100は、電磁駆動部61に設けられるソレノイドコイル62の制御に要する流量算出回路や放流制御回路等の他、算出された流量と予め定められる目標放流量とを比較して、その流量の過不足を算出する流量差算出回路と、流量差算出回路で算出された流量に基づき放流すべき流量を補正する補正回路が設けられている。また、制御装置100には、流量算出回路で算出した流量を制御装置100の外部に出力する出力部100aが設けられている。
なお、制御装置100は、信号を入出力するI/O部と、各種データ処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、データを記憶するRAM(Randum Access Memory)及
びROM(Read Only Memory)と、これらを接続するバスとを備えている。
付けされたデータが読み出され(S104)、制御装置100は、読み出されたデータ(流量)を累計して(S105)、出力部100aに出力する(S106)。
また、制御装置100は、使用者により洗浄水放流の操作がなされた際、トイレ利用時間が150秒以上の場合は第1の水量としての大用の水量(例えば10リットル)を放流し、トイレ利用時間が150秒未満の場合は第2の水量としての小用の水量(例えば6リットル)を放流するよう制御弁を制御する。
なお、ここで予め定められる目標放流量とは、各種仕様によって異なり、例えば、一回の放流に供される流量であってもよく、また、複数回の放流で消費される流量であってもよく、任意の期間を標本として取得した流量に関するデータと比較可能なデータであればよい。
初期設定における流量算出回路により算出した値を利用することとしてもよい。すなわち、補正回路がなければ放流され続けたであろう流量(例えば目標放流量が10リットルに対して実際に放流(計測)した流量が11リットル)に作動回数を乗算して、基準水量としてもよい。
2 スリーブ
3 バイパス通路
10 弁ハウジング
11 入口側ブロック
12 出口側ブロック
13 インレット
14 流入管
15 逆止弁
15a コイルスプリング
16 アウトレット
17 流出管
18 収納室
18 流量計収納室
19 小径部
20 シールリング
21,22 溝
23,24 連結リング
25 スリーブ
26 低圧室
27 主弁室
28 弁座
29 段差部
30 小径部
31 バイパス通路
32 シールリング
40 弁ハウジング
41 段差部
42 小径部
43 筒部
44 シールリング
45 弁摺動孔
46 圧力室
48 凹部
49 貫通孔
49a テーパー孔
50 摺動孔
51 通路
52 通路
53 可動体
53 通路
53a 通路
54 コイルスプリング
55 ストッパー
56 筒体
56a 中空部
57 筒体
57a 中空部
58a,58b シールリング
59 シールリング
60 パイロット弁
61 電磁駆動部
62 ソレノイドコイル
63 プランジャ
64 バイパス通路
65 カバー
66 押ボタン
70 主制御弁
71 シールリング
72 パッキン
73 コイルスプリング
74 連通路
80 ストレーナ
81 流量計ユニット
82 ケーシング
83 回転翼車
84 ホール素子
85 パルスカウンタ
100 制御装置
100a 出力部
101 インバータ
102 流量カウンタ
103 インジケータ
104 バッテリー
106 記憶部
200 外部ハウジング
201 インペラ
205 発電ユニット
206 給水管
300 検知部
Claims (2)
- トイレ内の便器に供給する洗浄水を制御するシステムであって、
トイレ使用者の排便にかかる時間を計測する計測部と、
流入口から流出口に至る経路中に設けられた制御弁と、
前記流入口から流出口に至る流体の流れの有無を電気信号に置換して出力する検知部と、
前記流出口を経て放流された流体の流量を前記検知部で取得した電気信号に基づき算出する流量算出部と、
放流を停止すべき放流停止流量に前記流量算出部で算出した流量が達したか否かに基づき前記制御弁の開閉操作を制御する制御部と、
トイレ使用者の一回あたりのトイレ使用時間を検知する使用時間検知部と、を備え、
前記制御部は、前記計測部で計測したトイレ使用者の排便にかかる時間が、所定値以上の場合に第1の水量による放流を行うよう前記制御弁を制御するとともに所定値未満の場合に第1の水量よりも少量の第2の水量による放流を行うよう前記制御弁を制御し、
さらに前記制御部は、第1の水量による放流回数と、第2の水量による放流回数をデータとして記憶する記憶部と、記憶部に記憶された前記データを出力する出力部と、を備え、
前記記憶部は、前記制御弁から放流した流量と、当該流量を伴う放流がなされた時刻若しくは日付とを対応づけて前記データとして記憶し、
前記使用時間検知部により検知した時間内に前記制御弁から放流した流量及び放流回数を前記データとして前記記憶部に記憶することを特徴とする流量制御システム。 - 前記制御部は、所定期間における前記制御弁の作動回数に第1の水量を乗じて得た基準流量から、当該所定期間における前記流量算出部によって算出した、制御弁より実際に放流された流量を減算し、節水データを算出することを特徴とする請求項1記載の流量制御システム。
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