JP2003064736A - 流量制御コントローラ - Google Patents

流量制御コントローラ

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JP2003064736A
JP2003064736A JP2001256891A JP2001256891A JP2003064736A JP 2003064736 A JP2003064736 A JP 2003064736A JP 2001256891 A JP2001256891 A JP 2001256891A JP 2001256891 A JP2001256891 A JP 2001256891A JP 2003064736 A JP2003064736 A JP 2003064736A
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water
flow
pipe
water supply
flow rate
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JP2001256891A
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English (en)
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Yoshiaki Kawasaki
美昭 河▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水の勢いや吐出流量に関係なく、予め設定し
た水量に達したときに水の供給を止めることにより節水
を確実に行うことのできる流量制御コントローラを提供
する。 【解決手段】 給水設備の給水側と水道管との間に接続
された流入制御用配管10と、この流入制御用配管10
の流入側と流出側にそれぞれ設けられた第1および第2
のストップバルブ11,14と、これらの第1および第
2のストップバルブ11,14間の流入制御用配管に設
けられた流量センサ12および流路の開閉を行う電磁弁
13と、流量センサ12によって検出された給水設備の
流量測定値が予め設定した設定値に達したときに電磁弁
13を作動させて流路を閉止する制御手段とを備えた流
量制御コントローラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道用の給水設備
と接続することによって、給水量を制御し、確実に節水
効果を得る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地球の温暖化に伴い、特に都市部におけ
る水資源の枯渇化が深刻になっている。限りある水資源
を大切にするために、従来より、需用者に対して節水を
呼びかけているが、機器自体を節水構造とすることによ
り、節水を実効あるものとする工夫がなされている。
【0003】例えば、ホテル、病院、一般家庭等におい
て使用されている節水コマや節水用バルブ等は、蛇口一
カ所に一個、コマやバルブを入れて、その蛇口から出る
流水量を定量にするようにしている。これは、風呂や洗
濯機、トイレ等の給水設備を同時に使用した場合に水圧
が下がってしまわないように工夫したものであり、それ
なりの効果は期待できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の節
水用の器具、機器類は、蛇口等に挿入すればいくらかの
節水はするが、実際の使用水量がわからない。見た目に
は使っていて流出量が減ったので節水しているという感
じはするが、実際はどのくらい節水できたかはわからな
い。逆に、今まで5分で済んでいたところをコマやバル
ブを入れることによって流出量が減るため、10分間使
用した場合は、逆に水量は増加していることもあり得
る。
【0005】また、この場合、複数の蛇口が同じ階の同
じ部屋にあっても、蛇口一箇所あたりの水圧がそれぞれ
違うため、一方は流水が多量であったり、もう一方では
少量であったりと、定量に調整するのが難しい。このよ
うなコマ、バルブ等を蛇口の中に入れると、どうしても
水の勢いは多少なりとも落ちてしまう。さらに、コマ、
バルブ等で流水量を一定以下に規制しても、例えば浴槽
に供給する水などはうっかり給水を放置しておくと浴槽
から水が溢れてしまい、結局は節水にならない場合があ
る。
【0006】そこで本発明は、水の勢いや吐出流量に関
係なく、予め設定した水量に達したときに水の供給を止
めることにより節水を確実に行うことのできる流量制御
コントローラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の流量制御コントローラは、給水設備の給水
側と水道管との間に接続された流入制御用配管と、この
流入制御用配管の流入側と流出側にそれぞれ設けられた
第1および第2のストップバルブと、これらの第1およ
び第2のストップバルブ間の流入制御用配管に設けられ
た流量センサおよび流路の開閉を行う電磁弁と、前記流
量センサによって検出された前記給水設備の流量測定値
が予め設定した設定値に達したときに前記電磁弁を作動
させて流路を閉止する制御手段とを備えたものである。
【0008】この発明では、必要と思われる水量を設定
(設定水量)し、実際に流出した水量(測定値)が設定
水量と一致した場合、電磁弁が働き、流出水量が止ま
り、給水がストップする。このように水量を設定するこ
とで、節水を確実に行うことができる。
【0009】この流量制御コントローラにおいて、第1
のストップバルブの下流側および第2のストップバルブ
の上流側に、流量センサおよび電磁弁を流入制御用配管
から取り外すための管継ぎ手を設けることにより、流量
センサや電磁弁が故障したり定期点検する場合に、第1
および第2のストップバルブを閉めて、流量センサ、電
磁弁を取り外すことができる。
【0010】この場合、流入制御用配管に併設されたバ
イパス配管と、このバイパス配管の流入側に設けられた
第3のストップバルブとを備えることにより、第3のス
トップバルブを開けばバイパス配管から給水設備に給水
をすることができ、流量センサや電磁弁を取り外した状
態でも給水設備を従来と同様に使用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図3に示す図面を参照して説明する。図1は本発明
の流量制御コントローラのシステム構成を示す概略図、
図2は流量コントローラの正面図、図3はその背面図で
ある。
【0012】図1において、流量制御コントローラシス
テムは、給水設備の給水側と水道管との間に接続された
流入制御用配管10と、この流入制御用配管10の流入
側と流出側にそれぞれ設けられた第1および第2のスト
ップバルブ11および14と、第1および第2のストッ
プバルブ11,14間の流入制御用配管10に設けられ
た流量センサ12および流路の開閉を行う電磁弁13と
を備えている。第1のストップバルブ11の下流側およ
び第2のストップバルブ14の上流側には、流量センサ
12および電磁弁13を流入制御用配管10から取り外
すための管継ぎ手16,17が設けられている。さら
に、流入制御用配管10はバイパス配管18が併設され
ており、このバイパス配管18の流入側には第3のスト
ップバルブ15が設けられている。
【0013】流量コントローラ1の正面には、図2に示
すように、電源スイッチ2、設定値UPボタン3、設定
値DOWNボタン4、測定開始ボタン5、設定値表示部
6、測定値表示部7、積算値表示部8が設けられてい
る。
【0014】流量コントローラ1の背面には、図3に示
すようにリセットスイッチ21、ヒューズ22、流量セ
ンサ12からの検出信号を接続する端子23、測定開始
指令を流量センサ12に出力する端子24、電磁弁13
のソレノイドに作動信号を供給する端子25、アース端
子26および商用電源に接続する端子27が設けられて
いる。
【0015】以上の構成の流量制御システムにおいて、
給水設備と水道管との間に本システムを取り付け、流量
コントローラ1を作動させる。まず、通常の使用におい
ては、第3のストップバルブ15は閉鎖し、第1および
第2のストップバルブ11および14を開ける。そうす
ることによって、水は第1のストップバルブ11を通
り、流量センサ12、電磁弁13、第2のストップバル
ブ14を通過し、通常の蛇口から流出する。第3のスト
ップバルブ15の使用方法は、緊急の場合、例えば電磁
弁13が故障したとき等に対応するために、水路をバイ
パス配管18の方で確保する目的で作られている。
【0016】使用水量の設定に際しては、流量コントロ
ーラ1で、必要水量を、設定値表示部6を見ながらUP
ボタン3、DOWNボタン4を押すことによって数値を
入力する。測定開始ボタン5を押すことにより流量セン
サ12からの測定値が測定値表示部7に表示され、2つ
の数値つまり設定値表示部6の数値と測定値表示部7の
数値が一致したときに電磁弁13が働き、給水がストッ
プされる。また給水をするには、測定開始ボタン5を押
すことによって再度給水が始まる。この動作を繰り返す
ことによって水量は確保される。
【0017】上記のシステムによって、今までの節水方
法とは違って、まず第1に、使った水量が目で見てわか
る。例えば1ヶ月50m3使っていた水量を1ヶ月30
3にしたいとき、1日1000リットルで1回の使用
水量を50リットルに設定すると、1ヶ月40%の水量
を節減したことになる。第2に設定値と測定値が一致し
たときに必ず一回は給水がストップされるので、使用し
ている人に、現在使用水量を認識させることができ、節
水意識を高めることができる。
【0018】最後に積算値表示部8に設定された積算値
は1ヶ月の目標数値に到達すると、流量コントローラ1
の裏側にあるリセットスイッチ21を押すことによって
クリアされる。
【0019】また上述したように、システムまたは流量
コントローラ1が何らかの原因で故障した場合でも、第
1のストップバルブ11と第2のストップバルブ14を
閉にし、管継ぎ手16、17を外すことにより、流量セ
ンサ12と電磁弁13を取り外し修理することができ
る。このとき、第3のストップバルブ15を開けると、
水道管からはバイパス管18を経由して給水設備に水が
供給されるため、今まで通り給水設備を使用することが
できる。
【0020】このように、本実施形態によれば、予め、
1ヶ月、1日、1回の使用水量を決めてしまうことがで
きるので、確実に水量をコントロールすることができ
る。
【0021】また、本システムは、給水設備、例えば単
独の蛇口の給水管もしくは部屋全体の給水管等に取り付
け、従来使用しているそのままの水量で給水をすること
ができる。
【0022】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば次の効
果を奏する。
【0023】(1)給水設備の給水側と水道管との間に
接続された流入制御用配管と、この流入制御用配管の流
入側と流出側にそれぞれ設けられた第1および第2のス
トップバルブと、これらの第1および第2のストップバ
ルブ間の流入制御用配管に設けられた流量センサおよび
流路の開閉を行う電磁弁とを設け、流量センサによって
検出された給水設備の流量測定値が予め設定した設定値
に達したときに電磁弁を作動させて流路を閉止するよう
にしたことにより、予め計画したとおりの給水が行わ
れ、節水を確実に行うことができる。
【0024】(2)第1のストップバルブの下流側およ
び第2のストップバルブの上流側に、流量センサおよび
電磁弁を流入制御用配管から取り外すための管継ぎ手を
設けることにより、流量センサや電磁弁が故障したり定
期点検する場合に、第1および第2のストップバルブを
閉めて、流量センサ、電磁弁を取り外すことができる。
【0025】(3)流入制御用配管に併設されたバイパ
ス配管と、このバイパス配管の流入側に設けられた第3
のストップバルブとを備えることにより、第3のストッ
プバルブを開けばバイパス配管から給水設備に給水をす
ることができ、流量センサや電磁弁を取り外した状態で
も給水設備を従来と同様に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の流量制御コントローラのシステム構
成を示す概略図である。
【図2】 本発明に係る流量コントローラの正面図であ
る。
【図3】 本発明に係る流量コントローラの背面図であ
る。
【符号の説明】
1 流量コントローラ 2 電源スイッチ 3 設定値UPボタン 4 設定値DOWNボタン 5 測定開始ボタン 6 設定値表示部 7 測定値表示部 8 積算値表示部 10 流入制御用配管 11 第1のストップバルブ 12 流量センサ 13 電磁弁 14 第2のストップバルブ 15 第3のストップバルブ 16,17 管継ぎ手 18 バイパス配管 21 リセットスイッチ 22 ヒューズ 23〜27 端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水設備の給水側と水道管との間に接続
    された流入制御用配管と、この流入制御用配管の流入側
    と流出側にそれぞれ設けられた第1および第2のストッ
    プバルブと、これらの第1および第2のストップバルブ
    間の流入制御用配管に設けられた流量センサおよび流路
    の開閉を行う電磁弁と、前記流量センサによって検出さ
    れた前記給水設備の流量測定値が予め設定した設定値に
    達したときに前記電磁弁を作動させて流路を閉止する制
    御手段とを備えた流量制御コントローラ。
  2. 【請求項2】 前記第1のストップバルブの下流側およ
    び前記第2のストップバルブの上流側に、前記流量セン
    サおよび電磁弁を前記流入制御用配管から取り外すため
    の管継ぎ手を設けた請求項1記載の流量制御コントロー
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記流入制御用配管に併設されたバイパ
    ス配管と、このバイパス配管の流入側に設けられた第3
    のストップバルブとを備えた請求項2記載の流量制御コ
    ントローラ。
JP2001256891A 2001-08-27 2001-08-27 流量制御コントローラ Pending JP2003064736A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103728992A (zh) * 2014-01-22 2014-04-16 安徽工业大学 一种双回流调节配水装置
US9145976B2 (en) * 2010-11-23 2015-09-29 General Electric Company Valve assembly for use with a washing appliance

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9145976B2 (en) * 2010-11-23 2015-09-29 General Electric Company Valve assembly for use with a washing appliance
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