JPH03147821A - ツイン射出成形機による流動射出成形方法 - Google Patents

ツイン射出成形機による流動射出成形方法

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JPH03147821A
JPH03147821A JP28756989A JP28756989A JPH03147821A JP H03147821 A JPH03147821 A JP H03147821A JP 28756989 A JP28756989 A JP 28756989A JP 28756989 A JP28756989 A JP 28756989A JP H03147821 A JPH03147821 A JP H03147821A
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mold
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Mitsuaki Yamachika
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Japan Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、流動と射出によって金型内に溶融樹脂を充填
して成形を行なう流動射出成形方法に関するものである
〔従来の技術〕
従来の流動射出成形方法には、次に説明するものが知ら
れている。
先ず、第8図(パターンI)に示す方法について説明す
る。
一台の射出ユニットを備えた射出成形機を使用し、ノズ
ル孔を閉じた状態で、該射出ユニットにより樹脂を可塑
化し、可塑化が進行して溶融樹脂が射出ユニットのシリ
ンダヘッド部に計量され、その背圧によりスクリュが後
退した状態となる。
ついで、ノズル孔を開き、前記スクリュを後退位置にス
クリュ背圧を高くすることにより止めたままスクリュを
回転させ可塑化動作をすること(以下、「流動動作」と
いう。)により溶融樹脂を押出して型締めした金型内へ
所定量充填する(以下、「流動成形」という、) そののち前記流動動作を停止し、スクリュを前進(以下
、「射出動作」という、)させて、金型内に残りの溶融
樹脂を充填する。
また、第8図(パターンrBに示す方法は、以下に説明
する工程が上記第8図(パターンI)に示す方法と異な
る。
射出ユニットにより樹脂を可塑化するが、可塑化がある
程度進行し、溶融樹脂がシリンダヘッド部に貯留し始め
た段階で、ノズル孔を開き、射出ユニットを流動動作さ
せ、上記第5図(A)に示す方法に比較して少量の溶融
樹脂を押出すようにし、シリンダヘッド部にも溶融樹脂
が貯留するようにする、すなわち流動成形と可塑化とを
並行して行なわせ、シリンダヘッド部に溶融樹脂を計量
する。
この流動成形を所定時間層なったのち、射出ユニットを
射出動作に切換えて射出により金型内に残りの溶融樹脂
を充填する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の各流動射出成形方法は、1台の射出ユニット
を流動動作または射出動作させているので、流動動作に
よって流動成形される溶融樹脂の流量の調節はスクリュ
の回転数の制御のみで行なっている。その結果、金型内
に最初に注入される溶融樹脂の押出圧力が不足し、薄肉
の成形品を成形する場合に先端部まで充填されない状態
が生じる。また、樹脂の種類によっては早期に固化した
り流動性の悪い場合があり、成形品の品質が安定せず、
さらには樹脂のシリンダ内における滞留時間が短いので
混線不足が発生するという問題点があった。
本発明は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなさ
れたものであり、流動成形中においても金型内に充填さ
れる溶融樹脂の圧力制御が可能であり、金型内へ最初に
充填する溶融樹脂の押圧圧力の不足や混練不足も発生し
ないツイン射出成形機を使用した流動射出成形方法を提
供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、本願のツイン射出成形機によ
る流動射出成形方法は以下に説明するような工程からな
るものである。
その1 (第3図)は、1個のノズルと、該ノズルにそ
れぞれ連通された2個の通路を有する射出ヘッド本体を
備え、前記2個の通路にはそれぞれ別個の射出ユニット
が連通されており、さらに前記2個の通路にはそれぞれ
単独に開閉自在な開閉手段が設けられたツイン射出成形
機を使用し、前記2個の通路を共に閉じ、前記両射出ユ
ニットを可塑化動作させて樹脂の可塑化を行ない、可塑
化完了後、前記2個の通路のうちいずれか一方を開き、
該開かれた通路に連通された一方の射出ユニットを流動
動作させて金型内に溶融樹脂を一部充填し、そののち、
前記2個の通路を共に開き、残る他方の射出ユニットを
射出動作させて継続している前記流動成形と並行して射
出を行なって、金型内に残りの溶融樹脂を充填する。
その2(第4図)は、1個のノズルと、該ノズルにそれ
ぞれ連通された2個の通路を有する射出ヘッド本体を備
え、前記2個の通路にはそれぞれ別個の射出ユニットが
連通されており、さらに前記2個の通路にはそれぞれ単
独に開閉自在な開閉手段が設けられたツイン射出成形機
を使用し、前記2個の通路を共に閉じ、前記両射出ユニ
ットを共に可塑化動作させて樹脂の可塑化を行ない、可
塑化完了後、前記2個の通路を共に開き、一方の射出ユ
ニットを流動動作させると同時に他方の射出ユニットを
動作させて所定時間流動成形と射出動作とを並行して行
なって金型内に溶融樹脂を一部充填し、 ついで、他方の射出ユニットが連通されている通路のみ
を閉じると同時に該他方の射出ユニットの射出動作を停
止して可塑化動作に切換え、前記一方の射出ユニットの
みによって継続して所定時間流動動作を行ない、 そののち、2個の通路を共に開くと同時に前記他方の射
出ユニットの可塑化動作を停止して射出動作に切換え、
流動動作と射出動作とを並行して行なって残りの溶融樹
脂を金型内に充填するものである。
その3(第6図)は、1個のノズルと、該ノズルにそれ
ぞれ連通された2個の通路を有する射出ヘッド本体を備
え、前記2個の通路にはそれぞれ別個の射出ユニットが
連通されており、さらに、前記2個の通路にはそれぞれ
単独に開閉自在な開閉手段が設けられたツイン射出成形
機を使用し、 前記2個の通路を共に閉じ、前記両射出ユニットを共に
可塑化動作させて樹脂の可塑化を行ない、可塑化完了後
、前記2個の通路を共に開き、前記両射出ユニットの可
塑化動作を停止して共に流動動作させて所定時間流動成
形を行なって金型内に溶融樹脂を一部充填し、 ついで、前記両射出ユニットの流動動作を停止して共に
射出動作に切換えて、金型内に残りの溶融樹脂を充填す
るものである。
その4(第7図)は、1個のノズルと、該ノズルにそれ
ぞれ連通された2個の通路を有する射出ヘッド本体を備
え、前記2個の通路にはそれぞれ別個の射出ユニットが
連通されており、さらに、前記2個の通路にはそれぞれ
単独に開閉自在な開閉手段が設けられたツイン射出成形
機を使用し、 前記2個の通路を共に閉じ、前記両射出ユニットを共に
可塑化動作させて樹脂の可塑化を行ない、 可塑化完了後、前記両通路を共に開き、一方の射出ユニ
ットを射出動作させると同時に他方の射出ユニットを流
動動作させて、所・′定時間射出および流動成形を並行
して行なって金型内に溶融樹脂を一部充填し、 ついで、前記他方の射出ユニットの流動動作を停止して
射出動作に切換え、継続している前記一方の射出ユニッ
トによる射出と並行して所定時間射出を行なって金型内
に溶融樹脂を一部充填し、以後、前記他方の射出ユニッ
トの流動動作と射出動作を繰返し行なって金型内の残り
の溶媒樹脂を充填するものである。
さらに、上記各方法において、金型内に残りの溶融樹脂
を充填したのち、保圧を行なうと効果的である。
〔作 用] 2個の通路を共に閉じ、該2個の通路にそれぞれ連通さ
れた別個の射出ユニットを可塑化動作させて2倍の能力
で樹脂の可塑化を行なう、可塑化完了後、両通路を共に
開き、前記2個の通路のうちのいずれか一方を開き、該
開かれた通路に連通された一方の射出ユニットを流動動
作させると、溶融樹脂は押出されて金型内へ流動成形に
より一部充填される。そのうち、前記2個の通路を共に
開き、残る他方の射出ユニットを射出動作させて継続し
ている前記流動成形と並行して射出を行なって金型内に
残りの溶融樹脂を充填するので。
その9短時間に大量の溶融樹脂を金型内へ充填すること
ができるとともに射出動作を行なっている射出ユニット
を速度および圧力制御して溶融樹脂の流量、圧力のコン
トロールも可能となる。
充填完了後、前記一方の通路のみを閉じ、前記一方の射
出ユニットの流動動作を停止すると同時に他方の射出ユ
ニットの射出動作を停止して保圧動作に切換えて保圧を
行なう。
上記方法は一例であって、このほか、2個の通路の開閉
と2台の射出ユニットの可塑化、流動および射出の各動
作の組合せを選択することによって各種の成形方法を実
行できる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、本発明の方法の実施に使用するツイン射出成形機
の一例について説明する。
第1図に示すように、射出ヘッド本体7は、先端部にノ
ズルチップ1を螺着したノズル部7bを、図示しないボ
ルト等により基部7aに分解可能に固着し、複数の部分
に分解可能に構成されている。そして前記基部7aの後
方側には2個の管路13,14が両側へそれぞれ突設さ
れており、一方の管路13は接続部10aを介して第1
射出ユニツト15に接続され、他方の管路14は接続部
10bを介して第2射出ユニツト16に接続されている
ノズルチップ1には、ノズル孔1a、ノズル孔1aG:
vcいて後方へ拡大する円錐孔、該円錐孔に続いて軸方
向に同一径を有する孔からなる内面シール部1bおよび
内面シール部1bに続いて後方へ拡大する円錐孔が形成
されている。ノズル部7b内には、ノズルチップlの後
方に、外周部に沿って複数の貫通孔2aが軸方向に形成
された外側トーピード2が嵌挿されており、その後端部
に筒状のバルブハウジング6の先端部が接続され、バル
ブハウジング6の外周面とノズル部7bおよび基部7a
からなる射出ヘッド本体7の孔の内周面との間に外側通
路8が形成されている。外側通路8の後端は軸方向には
閉鎖されているが、管路13とは連通され、該管路13
は樹脂通路11aを有する接続部10aを介して第1射
出ユニツト15に連通されており、外側通路8の先端は
、前記外側トーピード2の複数の貫通2aによりノズル
孔1aと連通されている。
外側トーピード2の内孔は、前半側に大径部が後半側に
小径部2cが形成されており、大径部2bには、後述す
る内側トーピード3の中間大径部3cが軸方向に摺動自
在に嵌挿されている。
一方、内側トーピード3は、その外周部に沿って複数の
貫通孔3dが軸方向に形成された中間大径部3Cを有し
、これら貫通孔3dによって内側通路9とノズル孔1a
とが連通されている。前記中間大径部3cから前方へ突
出した突出部先端には先端シール面3aが、後方へ突出
した突出部の後端部周面にはシール部3bがそれぞれ設
けられている。さらに、後方突出部後端には、バルブハ
ウジング6に挿入された小径のセンターシャフト5が固
着され、その外周面とバルブハウジング6の内周面との
間に内側通路9が形成されている。
内側通路9の後端は軸方向には閉鎖されているが管路1
4とは連通されており、該管路14は樹脂通路11bを
有する接続部1obを介して第2射出ユニツト16に連
通されている。
さらに、前記中間大径部3cは、外側トーピード2の先
端とノズルチップlの内面シール部ibの後端との距離
よりも長尺で、先端シール面3aの突出長さく突出部の
長さに相当する〉は、前記中間大径部3の先端が前記内
面シール面ibに嵌入し始めたときには、ノズル孔1a
を閉鎖するに至らない長さであり、前記シール部3bの
突出長さは、シール部3bの後端が小径部2Cの先端部
から離反して内側通路9がおよそ半開になったとき、中
間大径部2bの先端がノズルチップlの内面シール部1
bに嵌入し始める長さであることが必要である。
一方、センターシャフト5は、バルブハウジング6後端
部において、軸方向に摺動自在であるが密封状態に支持
され、バルブハウジング6から後方へ突出した後端はコ
ネクタ12を介して往復駆動手段である油圧シリンダ4
内のピストン4aに結合されたピストン棒4bと連結さ
れている。これにより、油圧シリンダ4内のピストン4
aの後方室または前方室に油圧をそれぞれ供給すること
により、センターシャフト5を介して内側トーピード3
を前進または後退させ、その先端シール面3aがノズル
孔1aを閉鎖する最前進位置と、そのシール部3bが外
側トーピード2の小径部2Cに嵌入する最後退位置との
間の任意の位置に移動および停止させることができる。
前記第1射出ユニツト15および第2射出ユニツトI6
は、従来のインライン射出成形機と同様のものでよい、
すなわち、第1射出ユニツト15は、第1シリンダ15
bと、その中に嵌挿された第1射出シリンダ17の第1
ピストン17aにより射出駆動されるとともに第1可塑
化駆動装置により可塑化のため回転される第1スクリユ
15aから構成され、第2射出ユニツト16は、第2シ
リンダ16bと、その中に嵌挿された第2射出シリンダ
18の第2ピストン18aにより射出駆動されるととも
に第2可塑化駆動装置により可塑化のため回転される第
2スクリユ16aから構成されている。
上記説明から明らかなように、上記ツイン射出成形機は
、2個の通路の開閉手段としての内側トーピード3を軸
方向最前進位置と最後退位置の間で任意の位置に移動さ
せて停止することにより、2個の通路である外側通路8
および内側通路9を開閉自在であり、第1および第2射
出ユニット15.16がそれぞれ独立に運転制御可能に
構成されているものである。
なお、本願の発明の実施に使用するツイン射出成形機は
上記のものに限らず、1個のノズルと、該ノズルにそれ
ぞれ連通された2個の通路を有する射出ヘッド本体を備
え、前記2個の通路にはそれぞれ別個の射出ユニットが
連通されており、さらに前記2個の通路にはそれぞれ単
独に開閉自在な開閉手段が設けられたツイン射出成形機
であればよい。
次に、本願の発明の実施例を図面に基いて説明する。
第3図は第1実施例を示し以下に説明する工程からなる
(イ)第2図(A)に示すように、内側トーピード3を
最前進位置に移動させて停止し、ノズル孔1aを閉鎖す
ることによって外側通路8および内側通路9を共に閉じ
た状態で第1および第2射出ユニット15.16を可塑
化動作させて樹脂の可塑化を行なう。
(ロ)可塑化が完了後、内側トーピード3を第2図(E
)に示す位置、すなわち「ノズル孔1aの後端開口部か
ら内側トーピード3の先端シール面3aが所定距離離反
してノズル孔1aが開き、内側トーピード3の中間大径
部3Cの先端部がノズルチップlの内面シール部1bに
嵌入して外側通路8が閉じられているが、内側トーピー
ド3のシール部3bの後端は外側トーピード2の小径部
2cの先端から所定距離離反して内側通路が開かれた位
置Jに移動させて停止し、第2射出ユニツ)16を流動
動作させて、図示しない金型内へ溶融樹脂を一部充填す
る(以下、「流動成形」という。)。
(ハ)ついで、内側トーピード3を第2図(D)に示す
位置、すなわち、「内側トーピード3の中間大径部3c
の先端がノズルチップlの内面シール部16の後端から
所定距離離反するとともにシール部3bの後端も外側ト
ーピード2の小径部2cの先端から所定距離離反し、外
側通路8および内側通路9が共に開かれた位置J G、
’移動させて停止し、第1射出ユニツト15を射出動作
させて、継続されている第2射出ユニツト16の流動動
作による流動成形と並行して残りの溶融樹脂を前記金型
内へ射出する。
(ニ)その後保圧を行なうには、射出が完了した時点で
、内側トーピードを第2図(B)に示す位置、すなわち
、「内側トーピード3のシール部3bが外側トーピード
2の小径部2Cに嵌入して内側通路9が閉じ、内側トー
ピード3の中間大径部3Cが外側トーピード2の大径部
2b内に完全に引込み外側通路8が開かれた位置」に移
動させて停止し、第2射出ユニツト16の流動動作を停
止させると同時に第1射出ユニツト15を保圧動作に切
換えて保圧を行う。
また、上記第1実施例の変形として、外側通路8の開閉
と第1射出ユニツト15、内側通路9の開閉と第2射出
ユニツト16を逆に動作させてもよい。以下にこの場合
について説明するが、後述する「その2」以下の方法の
場合もこれと同様に逆に動作させることができるので、
「その2」以下の方法の説明ではその説明は省略する。
(1)上記(イ)の工程を行なう (2)樹脂の可塑化が完了した時点で内側トーピード3
を第2図(B)に示す位置、すなわち、内側トーピード
3のシール部3bが外側トーピード2の小径部2cに嵌
入して内側通路9が閉じられ、内側トーピード3の中間
大径部3Cが外側トーピード2の大径部2b内に完全に
引込み外側通路が開かれた位置に移動させて停止し、第
1射出ユニツトを流動動作させて流動成形により金型内
に溶融樹脂を一部充填する。
(3)そののち、内側トーピード3を第2図(D)に示
す外側通路8および内側通路9が共に開かれた位置に移
動させて停止し、第2射出ユニツト16の射出動作を行
ない、第1射出ユニツト15の流動動作による流動成形
と並行して射出を行なって金型内に残りの溶融樹脂を充
填する。
(4)その後保圧を行なうには、上記(3)の工程によ
る射出が完了した時点で、内側トーピード3を第2図(
E)に示す、外側通路9が閉じられているが、内側通路
が開かれた位置に移動して停止し、第1射出ユニツト1
5の流動動作を停止すると同時に第2射出ユニツト16
の射出動作を停止して保圧動作に切換えて保圧を行なう
第4図は第2実施例を示し、以下に説明する工程からな
る。
(+)上記第1実施例の工程(イ)を行なう。
(2)可塑化が完了した時点で内側トーピード3を第2
図(D)に示す位置に移動させて停止し、外側通路8お
よび内側通路9を共に開き、第1射出ユニツト15を射
出動作させると同時に第2射出ユニット16を流動動作
させて、射出および流動成形を並行して行なって金型内
に溶融樹脂を一部充填する。
(3)その後、内側トーピード3を第2図(E)に示す
位置に移動させて停止し、外側通路8を閉じるが内側通
路9は開き、第1射出ユニツト15の射出動作を停止し
て可塑化動作に切換え、一方第2射出ユニット16は継
続して流動動作させて流動成形を所定時間行なう。
(4)ついで、再び内側トーピード3を第2図(D)に
示す位置に移動させて停止し、外側通路8および内側通
路9を共に開き、第1射出ユニツト15を射出動作させ
て、第2射出ユニツト16の流動動作による流動成形と
並行して射出を行ない、金型内に残りの溶融樹脂を充填
する。
(5)その後保圧を行なうには、充填完了後、内側トー
ピードを第2図(B)に示す位置に移動させて停止し、
外側通路8を開き内側通路9を閉じ、第2射出ユニツト
16の流動動作を停止すると同時に第1射出ユニツト1
5を保圧動作に切換えて保圧を行なう。
第5図は第3実施例を示し、以下に説明する工程からな
る。
(1)上記第1実施例の工程(イ)を行なう。
(2)可塑化完了後、内側トーピード3を第2図(D)
に示す位置に移動して停止し、外側通路8および内側通
路を共に開き、第1射出ユニツト15を射出動作させる
と同時に第2射出ユニツト16を流動動作させて射出お
よび流動成形により金型内に溶融樹脂を一部充填する。
(3)その後、内側トーピード3を第2図(E)に示す
位置に移動させて停止し、外側通路8を閉じ内側通路9
を開き、第1射出ユニツト15の射出動作を停止して可
塑化動作に切換え、これと同時に第2射出ユニツト16
の流動動作を停止して射出動作に切換えて所定時間射出
を行なう。
(4)ついで、内側トーピード3を第2図(D)に示す
位置に移動させて停止し、外側通路8および内側通路9
を共に開き、第1射出ユニツト15を再び射出動作させ
ると同時に第2射出ユニツトの射出動作を停止して流動
動作に切換え、射出および流動成形を並行して行なって
金型内に残りの溶融樹脂を充填する。
(5)その後保圧を行なうには、充填完了後、内側トー
ピード3を第2図(B)に示す位置に移動して停止し、
外側通路8を開き内側通路9を閉じ、第2射出ユニツト
16の流動動作を停止すると同時に第1射出ユニツト1
5の射出動作を停止して保圧動作に切換えて保圧を行な
う。
第6図は第4実施例を示し、以下に説明する工程からな
る。
(1)上記第1実施例の工程(イ)を行なう。
(2)可塑化完了後、内側トーピード3を第2図(D)
に示す位置へ移動させて停止し、外側通路8および内側
通路9を共に開き、第1および第2射出ユニット15.
16を同時に流動動作させて所定時間流動成形を行ない
、金型内に溶融樹脂を一部充填する。
(3)その後、第1および第2射出ユニツト15.16
の流動動作を停止させて射出動作に切換え、両射出ユニ
ット15.16による射出を行なって金型内に残りの溶
融樹脂を充填する。
(4)その後保圧を行なうには、充填完了後、内側トー
ピード3を第2図(B)に示す位置に移動させて停止し
、外側通路8を開き内側通路9を閉じ、第2射出ユニツ
ト16の射出動作を停止すると同時に第1射出ユニツト
15の射出動作を停止して保圧動作に切換えて保圧を行
なう。
本実施例においては、流動成形および射出共にその流量
は倍増する。
第7図は第5実施例を示し、以下に説明するような工程
からなる。
(り上記第1実施例の工程(イ)を行なう。
(2)可塑化完了後、内側トーピード3を第2図(D)
に示す位置に移動させて停止し、外側通路8および内側
通路9を共に開き、第1射出ユニツト15を射出動作さ
せると同時に第2射出ユニツト16を流動動作させ、射
出と流動成形とを所定時間並行して行なって金型内に溶
融樹脂を一部充填する。
(3)ついで、第2射出ユニツト16の流動動作を停止
して射出動作に切換え、継続している第1射出ユニツト
15の射出動作と並行して両射出ユニットによる射出を
所定時間片なってさらに金型内へ溶融樹脂を一部充填す
る。
(4)所定時間経過後、第2射出ユニツト16のみ射出
動作を停止して流動動作に切換え、継続している第1射
出ユニツト15の射出動作による射出と並行して所定時
間流動成形を行なう。
(5)所定時間経過したら、第2射出ユニツト16の流
動動作を停止して射出動作に切換え、継続している第1
射出ユニツト15の射出動作と並行して所定時間射出を
行なって金型内に残りの溶融樹脂を充填する。
(6)その後保圧を行なうには、充填完了後、第2図(
B)に示す位置に内側トーピードを移動して停止し、外
側通路8を開き内側通路9を閉じ、第2射出ユニツト1
6の射出動作を停止すると同時に、第1射出ユニツト1
5の射出動作を停止して保圧動作に切換えて保圧を行な
う。
本実施例においては、上記第4実施例に比較してより溶
融樹脂の金型内への充填が連続的に行なうことができ成
形品の品質が向上する。
なお、本実施例の上記工程(4)および(5)は2回以
上繰返し行なってもよい。
また、第3図乃至第6図において、第1および第2射出
ユニツトでの可塑化完了直後流動あるいは射出動作に入
ることとしているが、ある一定時間間隔をおいて次の動
作に入っても良い。あるいは、保圧直前の工程において
流動動作停止後間隔をおいて射出動作を停止しているが
(第3図)に二動作を停止しても良い。
[発明の効果1 本願の発明は上記のとおり構成されているので、以下に
記載するような効果を奏する。
(1)比較的小さな射出ユニットでも2倍の可塑化能力
を有することになるので、その分天量の溶融樹脂を金型
内へ充填できる。
(2)一方の射出ユニットを流動動作させて流動成形を
行なっているときも、同時に他方の射出ユニットを射出
動作させて射出動作が可能となり、しかも射出圧力制御
を行なって成形条件をコントロールできるので従来のも
のよりはるかに成形対象製品の範囲が拡大する。
(3)金型内への溶融樹脂の充填が、流動成形による充
填と射出による充填との間に空白時間が発生しないので
、溶融樹脂が断えず連続的に金型内に充填できるので成
形品にヘジテーションマーク等が発生しない。
(4)射出圧力および流量が、断えずいずれか一方の射
出ユニットによって制御できるので、成形条件のコント
ロールが自在となり、成形品の品質を安定させることが
できる。
(5)流動動作を行なうことにより、一方の射出ユニッ
トのみでも射出容量+αの流動動作を行なう分の射出量
が加算される0両ユニットに流動動作をを行なわせれば
それが倍化する。
(6)保圧を行なうことによって、ひけ等が防止でき、
成形品の品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の実施に使用するツイン射出成形
機の一例を示す主要部断面図、第2図(A)乃至(E)
はそれぞれ第1図に示すツイン射出成形機における外側
通路および内側通路の開閉動作位置を示し、(A)は外
側通路および内側通路を共に閉じた状態を示す要部断面
図、(B)は外側通路を開き内側通路を閉じた状態を示
す要部断面図、(C)は外側通路の開度を半開とすると
同時に内側通路を閉じた状態を示す要部断面図、(D)
は外側通路および内側通路を共に開いた状態を示す要部
断面図、(E)は外側通路を閉じ内側通路を開いた状態
を示す要部断面図、第3図乃至第7図はそれぞれ第1実
施例乃至第5実施例の第1射出ユニツトおよび第2射出
ユニツトの動作の種類とタイミングの組合せを示す説明
図、第8図は従来のシングル射出ユニットでのパターン
を示す説明図である。 1・・・・・・・・・ノズルチップ、  la・・・・
・・ノズル孔、2・・・・・・・・・外側トーピード、
2a・・・・・・貫通孔、2b・・・・・・大径部、 
   2C・・・・・・小径部、3・・・・・・・・・
内側トーピード、3a・・・・・・先端シール部、 3
b・・・・・・シール部、3c・・・・・・中間大径部
、  3d・・・・・・貫通孔、4・・・・・・・・・
油圧シリンダ、  4a・・・・・・ピストン、4b・
・・・・・ピストン棒、 5・・・・・・・・・センターシャフト、6・・・・・
・・・・バルブハウジング、7・・・・・・・・・射出
ヘッド、  8・・・・・・・・・外側通路、9・・・
・・・・・・内側通路、 10a、10b・・・・・・接続部、 11a、llb・・・・・・樹脂通路、12・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・コネクタ、13.1
4・・・・・・・・・・・・管路、15・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・第1射出ユニツト、15
a・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1スクリユ
、15b・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1シ
リンダ、16a・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第2スクリユ、16b・・・・・・・・・・・・・・・
・・・第2シリンダ、17・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・第1射出シリンダ、17a・・・・・
・・・・・・・・・・・・・第1ピストン、18・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2射出シリン
ダ、18a・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2
ピストン、19・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・第1可塑化駆動装置、20・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・第2可塑化駆動装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1個のノズルと、該ノズルにそれぞれ連通された2
    個の通路を有する射出ヘッド本体を備え、前記2個の通
    路にはそれぞれ別個の射出ユニットが連通されており、
    さらに前記2個の通路にはそれぞれ単独に開閉自在な開
    閉手段が設けられたツイン射出成形機を使用し、 前記2個の通路を共に閉じ、前記両射出ユニットを可塑
    化動作させて樹脂の可塑化を行ない、可塑化完了後、前
    記2個の通路のうちいずれか一方を開き、該開かれた通
    路に連通された一方の射出ユニットを流動動作させて流
    動成形により金型内に溶融樹脂を一部充填し、そののち
    、前記2個の通路を共に開き、残る他方の射出ユニット
    を射出動作させて継続している前記流動成形と並行して
    射出を行なって、金型内に残りの溶融樹脂を充填するこ
    とを特徴とするツイン射出成形機による流動射出成形方
    法。 2、1個のノズルと、該ノズルにそれぞれ連通された2
    個の通路を有する射出ヘッド本体を備え、前記2個の通
    路にはそれぞれ別個の射出ユニットが連通されており、
    さらに前記2個の通路にはそれぞれ単独に開閉自在な開
    閉手段が設けられたツイン射出成形機を使用し、 前記2個の通路を共に閉じ、前記両射出ユニットを共に
    可塑化動作させて樹脂の可塑化を行ない、可塑化完了後
    、前記2個の通路を共に開き、一方の射出ユニットを流
    動動作させると同時に他方の射出ユニットを射出動作さ
    せて所定時間流動成形と射出とを並行して行なって金型
    内に溶融樹脂を一部充填し、 ついで、他方の射出ユニットが連通されている通路のみ
    を閉じると同時に該他方の射出ユニットの射出動作を停
    止して可塑化動作に切換え、前記一方の射出ユニットの
    みによって継続して所定時間流動成形を行ない、 そののち、2個の通路を共に開くと同時に前記他方の射
    出ユニットの可塑化動作を停止して射出動作に切換え、
    流動成形と射出とを並行して行なって金型内に残りの溶
    融樹脂を金型内に充填することを特徴とするツイン射出
    成形機による流動射出成形方法。 3、1個のノズルと、該ノズルにそれぞれ連通された2
    個の通路を有する射出ヘッド本体を備え、前記2個の通
    路にはそれぞれ別個の射出ユニットが連通されており、
    さらに、前記2個の通路にはそれぞれ単独に開閉自在な
    開閉手段が設けられたツイン射出成形機を使用し、 前記2個の通路を共に閉じ、前記両射出ユニットを共に
    可塑化動作させて樹脂の可塑化を行ない、可塑化完了後
    、前記2個の通路を共に開き、前記両射出ユニットの可
    塑化動作を停止して共に流動動作させて所定時間流動成
    形を行なって金型内に溶融樹脂を一部充填し、 ついで、前記両射出ユニットの流動動作を停止して共に
    射出動作に切換えて、金型内に残りの溶融樹脂を充填す
    ることを特徴とするツイン射出成形機による流動射出成
    形方法。 4、1個のノズルと、該ノズルにそれぞれ連通された2
    個の通路を有する射出ヘッド本体を備え、前記2個の通
    路にはそれぞれ別個の射出ユニットが連通されており、
    さらに、前記2個の通路にはそれぞれ単独に開閉自在な
    開閉手段が設けられたツイン射出成形機を使用し、 前記2個の通路を共に閉じ、前記両射出ユニットを共に
    可塑化動作させて樹脂の可塑化を行ない、 可塑化完了後、前記両通路を共に開き、一方の射出ユニ
    ットを射出動作させると同時に他方の射出ユニットを流
    動動作させて、所定時間射出および流動成形を並行して
    行なって金型内に溶融樹脂を一部充填し、 ついで、前記他方の射出ユニットの流動動作を停止して
    射出動作に切換え、継続している前記一方の射出ユニッ
    トによる射出と並行して所定時間射出を行なって金型内
    に溶融樹脂を一部充填し、以後、前記他方の射出ユニッ
    トの流動動作と射出動作を繰返し行なつて金型内に残り
    の溶融樹脂を充填することを特徴とするツイン射出成形
    機による流動射出成形方法。 5、金型内に残りの溶融樹脂を充填したのち、保圧を行
    なう請求項1、2、3または4記載のツイン射出成形機
    による流動射出成形方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05169492A (ja) * 1991-12-19 1993-07-09 Toyo Mach & Metal Co Ltd 複合射出成形方法
EP1369216A1 (de) 2002-06-04 2003-12-10 Windsor Kunststofftechnologie GmbH Coinjections-Einheit für Spritzgiessmaschinen

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4005167A (en) * 1967-07-28 1977-01-25 Imperial Chemical Industries Limited Plasticizing apparatus
JPS63161811A (ja) * 1986-12-24 1988-07-05 株式会社東芝 保護継電器

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