JPH0314773Y2 - - Google Patents

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JPH0314773Y2
JPH0314773Y2 JP17160783U JP17160783U JPH0314773Y2 JP H0314773 Y2 JPH0314773 Y2 JP H0314773Y2 JP 17160783 U JP17160783 U JP 17160783U JP 17160783 U JP17160783 U JP 17160783U JP H0314773 Y2 JPH0314773 Y2 JP H0314773Y2
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power source
vacuum
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evacuated
ion pump
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JP17160783U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はイオンポンプ等を使用した電子顕微鏡
等の排気装置に関する。
従来のイオンポンプ等を使用した電子顕微鏡等
の排気装置の構成を第1図に示す。図中1は鏡体
等で代表される被排気系、2は弁3を介して被排
気系1に接続される油回転ポンプ(以下RPと略
す)である。4は弁5を介して被排気系1に接続
される油拡散ポンプ(以下DPと略す)であり、
DP4にはRP6が接続されている。又、被排気系
1には弁7を介してイオンポンプ(以下IPと略
す)8が接続されている。9はIP8を駆動する
ための駆動電源であり、10は該駆動電源9より
IP8に供給される電流を検出するための電流検
出手段で表示機能を有している。11は被排気系
1に取り付けられた1〜10-3Torr程度の圧力を
測定するピラニゲージであり、12は同じく被排
気系1に取り付けられた10-3〜10-6Torr程度の
圧力を測定するためのペニングゲージである。
この様に構成された従来の排気装置において、
被排気系1を例えば10-7Torr以下の超高真空に
すためには、先ず、予めRP2を駆動させ弁3を
開状態として被排気系1を粗引する。次に、被排
気系1がピラニゲージ11により10-3Torr程度
まで排気されたことが確認できたら、DP4及び
DP6を駆動し弁3を閉状態、弁5を開状態とし
て排気を続け、被排気系1がペニングゲージ12
により10-5Torr程度まで排気されたことを確認
する。そして、この時点でIP8に駆動電源9よ
り高電圧を印加して駆動させ被排気系1を
10-7Torr以下の超高真空に排気する。
ところで、被排気系1の圧力を測定するための
真空計として、低真空から超高真空までの全範囲
を測定できる真空計はない。そのため、真空計と
しては被排気系1内の圧力が1〜10-3Torr程度
迄の範囲はピラニゲージを、又10-3〜10-6Torr
程度はペニングゲージを使用し、10-6Torr以下
の圧力は電流検出手段10によつて電流を測定
し、その電圧値を圧力に換算して被排気系1の圧
力を測定していた。それ故、被排気系1を排気す
る場合は、これらの真空計又は電流検出手段10
で被排気系1の圧力をその都度確認しながら真空
ポンプの駆動停止及び弁の開閉操作を行つてい
た。そのため、これらの操作が繁雑であり又真空
計をピラニゲージ,ペニングゲージと2台取り付
けなければならず装置が高価になる欠点があつ
た。
本考案は以上の欠点を解決するためになされた
もので、被排気系をイオンポンプを含む複数の真
空ポンプにより排気される装置において、該イオ
ンポンプを駆動するための駆動電源と、該駆動電
源の出力を高電圧出力又は低電圧出力に切り換え
るための切り換え手段と、該駆動電源よりイオン
ポンプに供給される電流を検出するための電流検
出手段と、被排気系に設けられた真空計と、該真
空計及び電流検出手段よりの信号によつて前記切
り換え手段及び駆動電源を制御する制御手段を備
えたことを特徴としている。
一般にイオンポンプは高電圧を印加して駆動す
る方式となつているが、本考案においては、低真
空(10-3〜10-5Torr)においても作動させるよ
うにするため、イオンポンプに低電圧を印加して
イオンポンプの各セルに流れる電流を少して損傷
を防ぐと共に、低真空での駆動とイオンポンプに
流れる電流を検出て被排気系内の低真空での真空
度を測定するようにしている。
以下本考案の一実施例を添付図面により説明す
る。
第2図は本考案の一実施例装置の構成図であ
り、第1図と同一構成要素には同一番号を付して
その説明を省略する。図において、13はピラニ
ゲージ11よりの信号によつて駆動電源9を制御
するための制御回路であり、該制御回路13によ
つて駆動電源9は始動する。14は駆動電源9の
出力を高電圧又は低電圧に切り換えるための高電
圧/低電圧出力切り換え回路である。巨高電圧/
低電圧切り換え回路14は電流検出手段10及び
制御回路13によつて制御される。又弁3,5,
7は制御回路13によつて開閉される。
この様に構成された装置において、被排気系1
を超高真空に排気する場合について説明する。
先ず、弁3を開状態としてRP2を駆動して被
排気系1を粗引する。RP2によつて被排気系1
が10-3Torr程度迄排気されると、弁5を開状態
(弁3は閉状態)としてDP4及びRP6を駆動し
更に排気を続ける。この時、ピラニゲージ11よ
りの信号によつて制御回路13は高電圧/低電圧
出力切り換え回路14の出力を低電圧出力に切り
換えると共に駆動電源9を駆動させる。これによ
り、IP8は低電圧で運転されるがこの状態では
DP4とIP8の両方の真空ポンプで被排気系1は
排気される。IP8が低電圧で運転されるとIP8
に供給される電流は電流検出手段10によつて測
定され、制御回路13はこのIP8に流れる電流
値を圧力に換算して被排気系1の圧力を測定す
る。そして、被排気系1が10-5Torr程度迄排気
されると、該制御回路13は切り換え回路14の
出力を低電圧出力から高電圧出力に切り換える
(この状態で弁5を閉状態とする)。以後、IP8
のみで排気を続行し被排気系1の圧力を電流検出
手段10からの信号に基づいて測定しながら
10-7Torr以下の超高真空に排気する。そのため、
従来装置の様に被排気系1の圧力をピラニゲー
ジ,ペニングゲージと2台の真空計で測定しその
都度確認しながら真空ポンプ及び弁の操作をする
必要はなる、ピラニゲージよりの信号と電流検出
手段10よりの信号によつて自動的にIP8を駆
動するため、操作が簡単であり、又電流検出手段
10の電流値に基づいて10-3〜Torr以下の圧力
も測定することができる。このため、真空計もピ
ラニゲージ1台ですみ装置が廉価になる。
以上の様に本考案は被排気系が複数の真空ポン
プにより排気される装置において、操作が簡単で
廉価な排気装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を説明するための構成図、第
2図は本考案の一実施例を説明するための構成図
である。 1:被排気系、2,6:油回転ポンプ、3,
5,7:弁、4:油拡散ポンプ、8:イオンポン
プ、9:駆動電源、10:電流検出手段、11:
ピラニケージ、12:ペニングゲージ、13:制
御回路、14:低電圧/高電圧出力切り換え回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被排気系をイオンポンプを含む複数の真空ポン
    プにより排気する装置において、該イオンポンプ
    を駆動するための駆動電源と、該駆動電源の出力
    を高電圧出力又は低電圧出力に切り換えるための
    切り換え手段と、該駆動電源よりイオンポンプに
    供給される電流を検出するための電流検出手段
    と、被排気系に設けられた真空計と、該真空計及
    び電流検出手段よりの信号によつて前記切り換え
    手段及び駆動電源を制御する制御手段を備えたこ
    とを特徴とする電子顕微鏡等の排気装置。
JP17160783U 1983-11-05 1983-11-05 電子顕微鏡等の排気装置 Granted JPS6078564U (ja)

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JP17160783U JPS6078564U (ja) 1983-11-05 1983-11-05 電子顕微鏡等の排気装置

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JP17160783U JPS6078564U (ja) 1983-11-05 1983-11-05 電子顕微鏡等の排気装置

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JPS6078564U JPS6078564U (ja) 1985-05-31
JPH0314773Y2 true JPH0314773Y2 (ja) 1991-04-02

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JP5460012B2 (ja) * 2008-10-03 2014-04-02 株式会社日立ハイテクノロジーズ 真空排気方法、及び真空装置

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JPS6078564U (ja) 1985-05-31

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