JPH03147611A - 多段循環スラットコンベア装置 - Google Patents

多段循環スラットコンベア装置

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JPH03147611A
JPH03147611A JP1284985A JP28498589A JPH03147611A JP H03147611 A JPH03147611 A JP H03147611A JP 1284985 A JP1284985 A JP 1284985A JP 28498589 A JP28498589 A JP 28498589A JP H03147611 A JPH03147611 A JP H03147611A
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JP
Japan
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axis
sprockets
stage
slat
axis direction
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JP1284985A
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English (en)
Inventor
Shoji Nagarei
永礼 昇治
Yoshiaki Honda
本田 芳昭
Shigeki Kinoshita
茂樹 木下
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MAEKAWA SEISAKUSHO RIYUUTSUU GIJUTSU KK
Original Assignee
MAEKAWA SEISAKUSHO RIYUUTSUU GIJUTSU KK
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Publication date
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  • Chain Conveyers (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエプロンコンベアの一種であるスラットコンベ
アに関するものである。
エプロンコンベアとは皿板骨の上に載せて搬送する機械
装置の意であり、上記皿板骨が平板状のものをスラット
コンベアと言う。
〔従来の技術〕
例えば食品を自動的に処理する場合、食品材料を冷却、
冷凍、解凍、加熱、蒸し、熟成乾燥などの各工程を連続
的に搬送する必要が有る。
上記の各工程中において、食品材料を冷凍したり、若し
くは加熱したりしつつ搬送し、かつ、設備の所要設置面
積を節約するために多段循環スラットコンベア装置が用
いられている。
第8図および第9図は従来例の多段循環スラットコンベ
アを示す説明図である。
第8図は側面図で、スプロケット31〜同37が配置さ
れ、無端環状のチェーン38が巻回されている。
スプロケット31がモータMによって回転せしめられる
とチェーン38が付記矢印の如く循環する。
上記チェーン38が蛇行状に走行する部分が水平となる
ためには、スプロケット軸同志の配列高さ寸法Hと、ス
プロケットの有効径りとが等しいことが必要である。
上記のように、水平部を往復して蛇行するチェーン38
によって、第9図に示したスラット39が搬送される。
スラット39は図示Y軸に関して対称形をなしており1
本第9図は対称面で切断して描き、取り除いた半分の概
要を仮想線で示しである。
スラット39の本体部分は剛性を有する板状部材で、そ
の四隅からX軸方向に突出するローラ39a。
39bを備えている。
これらのローラ39a、 39bは、Y軸方向の水平な
レール40.40’上を走行する。
上記スラット39は、X軸方向に突出する1対のアーム
39c、 39c’を備えていて、このアームの先端が
前記のチェーン38.38’に係着されている。
この従来例の多段循環スラットコンベア装置(第8図)
において、矢印aの如く搬送されるスラット39(仮想
線で示す)が、その上段に乗り移って矢印Cの如く進行
するためには、スプロケット34で折り返す際矢印すの
如く平行移動せしめられる必要が有るに のため、第10図に示したように、水平なレール40と
、該水平レールの上段に位置する水平なレール41とを
接続する円弧状レール42.43が設けられている。
なお、第8図、第9図に示した従来例におけるチェーン
38をワイヤロープ、ベルト等の無端環状の屈曲可能な
長尺の部材で代替せしめることが可能である。そこで、
チェーン、ワイヤロープ、ゴムベルト、ゴム条など、屈
曲可能で伸縮しない長尺の部材を総称してチェーン類と
呼ぶことにする。
また、スプロケット31〜37の一部又は全部を、ロー
ラ、プーリ、ドラム等の輪状部材で代替することも可能
である6そこで、スプロケット、プーリ、ドラム等の、
チェーン類を巻回して回転する輪状部材を総称してスプ
ロケット類と呼ぶことにする。
〔発明が解決しようとする課題〕
第1O図に示した従来例の機構を例えば冷凍室内に設置
した場合、次のような問題が有る。
ローラ39a、 39bの径寸法と1円弧状レール42
゜43の間隔寸法とに大きい差を設けておくと、ガタの
ために円滑な作動ができず、大きい騒音を発したり、早
期に摩耗したりするといった不具合を生じる。
ところが、上記のガタを無くすると、レールやローラに
着霜すると腋部が通過不能になる。
さらに、水平レール40と円弧状レール42との継目部
分は温度勾配を生じ易く、従って着霜し易い。
ここの部分に着霜を生じると、ローラ39bの矢印d方
向転動が阻害され、ローラ39aが矢印eの如く躍り上
がる現象を生じ、円滑な作動が妨げられる。
さらに、従来例の多段循環スラットコンベアは、剛性を
有する板状のスラットが常に水平姿勢を保ちつつ循環す
る構造であるため、被搬送物のローディング、アンロー
ディングが容易でないという問題が有る。
例えば通常のベルトコンベアのように、その始点、終点
においてローラに巻き掛けられて円柱面状に湾曲して走
行する構造であれば、この種のコンベアの終点と始点と
を突き合わせて設置することにより被搬送物の乗り換え
を行わせることができる。しかし、従来例の多段循環ス
ラットコンベアは、そのスラットが常に水平板状姿勢を
保っているので、複雑な機構のローダやアンローダを併
設しなければならない。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、着霜によ
って円滑な作動を妨げられたり、騒音を発したり、スラ
ットが跳ね上がったりする虞が無く、シかも通常のコン
ベアと組み合わせて容易にローディング、アンローディ
ングを行い得る、簡単な構成の多段スラットコンベア装
置を提供しようとするものであり、特に、搬入部と搬出
部とを同じ高さに設定することも、それぞれ任意の高さ
に設定することも可能なように構成した多段循環スラッ
トコンベアを提供する。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するための基本的な原理について、従
来例のスラットを示した第9図と比較して説明すると次
の如くである。
従来例のスラットコンベアは、スラット29の四隅をロ
ーラで支持して、その荷重をレール30で支承するとと
もに、チェーン28で走行郵動力を与える構造であった
本発明のスラットコンベア装置は、その実施例に対応す
る第2図に示されているように、スラット26の四隅か
ら長短2対のアーム26a、 26a′、及び26b、
 26b’を突出せしめ、平行に張り渡されて走行する
4本のチェーン25a、 25b、 25a′、 25
b’によってそれぞれ上記4個のアーム26a、 26
a′、 26b。
26b′を支持する。
このように支持したスラット26を、下側の段から上側
の段に平行移動さ゛せるため、長いアーム26aを取り
つけたチェーン25aを巻回されるスプロケット14a
に対して、短いアーム26bを取りつけたチェーン25
bを巻回されるスプロケット14bを、搬送方向(Y軸
方向)に寸法りだけずらせて配置する。
上記の寸法りとは、長いアーム26aと短いアーム26
bとのY方向の距離である。
上述の原理に基づく具体的な構成として、本発明に係る
多段循環スラットコンベア装置は、水平な直交2軸X、
Yと、垂直軸Z、および間隔寸法Hの奇数段の水平面を
想定するとともに、上記Y軸方向を搬送方向として搬入
側、搬出側を設定し、 前記奇数段の仮想水平面中の内の初段の水平面の搬入側
に、該初段水平面に沿ったX軸方向の軸心線(1)を設
定するとともに、該初段の搬出側に該初段の水平面に沿
ったX軸方向の軸心線(8)を設定し、 前記奇数段の仮想水平面中の偶数段目の水平面の搬出側
、及び最上段の水平面の搬出側、並びに2段目の水平面
を搬出方向に延長した個所に軸間距RLの1対のX軸方
向の軸心線(2a、 2b、4a、4b、6a、 6b
、7a、 7b)を設定し、前記奇数段の仮想水平面中
の奇数段目の水平面の搬入側に、該奇数段目水平面に沿
わせて軸間距1mtLの1対のX軸方向の軸心線(3a
、 3b、5a。
5b)を設定し、 前記奇数段の仮想水平面中の初段の水平面を搬出方向に
延長した個所に、該初段の水平面に沿わせてX軸方向の
軸心M(8)を設定し、YZ平面に平行な、間隔寸法Ω
1の1対の垂直平面Pa、Pbを想定し、 上記1対の垂直平面に対して寸法Q1よりも大きい距離
Q2を隔ててYZ平面に平行な、間隔寸法ほぼQ、の1
対の垂直平面Pc、Pdを想定し。
前記2対の垂直平面と各軸心線との交点のそれぞれに5
軸心線を中心に回転するスプロケット類を配置し、該ス
プロケット類の有効径をDとしてD = Hならしめ、 前記2対の垂直平面のそれぞれに配置されているスプロ
ケット類に対して無端環状のチェーン類(25a、 2
5b、 25a′、 25b’)を巻回し、かつ。
搬送方向の寸法が寸法Q2よりも僅かに小さく、これと
直角な方向の寸法がほぼLであるスラットを構成し、 上記スラットは上方に向けて凹なる形に湾曲することが
できず、上方に向けて凸なる形に湾曲し得る構造とし、 上記スラットの四隅それぞれに、ほぼX軸方向に側方へ
突出する支持アームを設けるとともに、これら4個の支
持アームの先端をそれぞれ前記4本のチェーン類(25
a、 25b、 25a′、 25b’)の何れか一つ
に取りつけたことを特徴とする。
〔作用〕
前記の構成によれば、スラットはレール上を転勤するロ
ーラによって担持されるのでなく、多段状に張り渡され
て走行するチェーン類によって支持される。
従来例におけるレール部材は第10図について説明した
ような着霜の問題を生じるが、これに比してチェーン類
は蛇行しつつ循環走行するので、着霜しにくい上に、着
霜しても走行によって落とされる。このため、着霜に起
因するトラブルを生じない。
さらに、本発明におけるスラットは上方に凸な形に湾曲
し得るので、ローディング部およびアンローディング部
で上方に凸(下方に凹)なる形に湾曲せしめてチェーン
類に倣わせて折り返し蛇行させることができる。このた
め、複雑なローダやアンローダを用いることなく、容易
にローディングやアンローディングを行うことができる
。即ち、例えば通常のベルトコンベア(又はチェーンコ
ンベア)の終点と突き合わせて被搬送物を受けとる(ロ
ーディング)ことができる。
また、通常のベルトコンベア(又はチェンコンベア)の
始点と突き合わせても被搬送物を渡す(アンローディン
グ)ことができる上に、シュートに対して自動的に被搬
送物を放出することもできる。
しかも、本発明に係るスラットは上方に凹(下方に凸)
には湾曲しないので、その四隅を支持すると平板状を保
ち、被搬送物を搭載することができる。
さらに本発明に係るスラットは下方に凹(上方に凸なる
方向に湾曲し得るので、チェーン類に倣わせてスプロケ
ット類の円弧なりに屈曲しつつ進行させ得るので、搬入
部、搬出部の構成が容易であり、任意の段に、搬入部、
搬出部を設けることができる。従って、搬入部と搬出部
との高さを揃えることも容易である。
次に、第1図〜第7図を順次に参照しつつ1本発明に係
る多段循環スラットコンベア装置の一実施例について説
明する。
第3図〜第7図(A)は本実施例を構成するための設計
的手順を示す模式的な説明図である。模式的に描いであ
るので、構成部材の関係位置や寸法比率は必ずしも実施
例の装置を写実的に表わしてはいない。
第3図に示すように、水平2軸x、Yと垂直軸Zとを想
定する。
多段状に、奇数段の水平面Pi−Psを想定する。
読図の便宜上、段間距離を実際よりも大きい寸法H′に
拡大して描いである。実寸の段間距離は第1図および第
7図(A)として後に掲げる。
Y軸方向に搬入、搬出方向を設定する。本図において右
手前が搬入側、左奥が搬出側である。
1段目の仮想の平面2皿の搬入側にX軸方向の軸心線1
を設定する。この軸心線は第4図について後述するよう
にスプロケット類の軸の位置となる。
2段目の仮想の平面P2の搬出側にX軸方向の1対の軸
心線2a、2bを設定し、その間隔寸法をLとする。更
にその搬出側延長部にX軸方向の1対の軸心7a、7b
を設定する。
3段目の仮想の平面P3の搬入側にX軸方向の1対の軸
心線3a、3bを設定し、その間隔寸法をLとする。
4段目の仮想の平面P4の搬出側にX軸方向の1対の軸
心線4a、4bを設定し、その間隔寸法をLとする。
5段目の仮想の平面P5の搬入側にX軸方向の1対の軸
心線5a、5bを設定し、更に搬出側にX軸方向の1対
の軸心線6a、6bを設定し、その間隔寸法をLとする
間隔寸法Q、の1対のYZ平面Pa、Pbと、YZ平面
pbに対して間隔寸法Ω2のZY垂直面Pcと、該ZY
垂直面Pcに対して間隔寸法rt 、 /のY22部P
dとを想定する。
本発明において、Qz>>Il+とし、121#ΩIと
する。
本例においてQI=QI’とした。
前記1段目の仮想の平面P1の搬出側にX軸方向の軸心
線8を設定する。
本第3図において5段の仮想の水平面P、−p、。
のそれぞれに記入したY軸方向の各4本の仮想線は、4
枚のZY平面Pa、Pb、Pc、Pdによる切口である
上記の切口の線と、前記軸心線1〜8との交点(小さい
黒丸を付して示す)は、第4図について次に述べるよう
にスプロケット類の取付点となる。
(第4図参照)前記の軸心線1上に、4枚のZY垂直面
Pa、Pb、Pc、Pdそれぞれに一致させて4個のス
プロケット類11a、 llb、 llb′、 lla
’を配設する。
前記の軸心線2a上に、ZY垂直而面a、 Pa’に一
致させて2個のスプロケット類12a、 12a’を配
設するとともに、軸心線2b上に、ZY垂直面Pb。
Pb′に一致させて2個のスプロケット類L2b、12
b’を配設する。
このようにして、順次に全部の軸心線上にスプロケット
類を配設するのであるが、図面が錯綜するので、第5図
の如く簡略化した図面について説明を続ける。
第4図の構成は、X軸方向に関して対称となっているの
で、第4図の左手前側半分を抽出して描いた図が第5図
である。
軸3b上に、ZY垂直面pbに沿わせてスプロケット類
13bを配設する。
軸3a上に、ZY垂直面Paに沿わせてスプロケット類
13aを配設する。
軸4a上に、ZY垂直面Paに沿わせてスプロケット類
14aを配設する。
軸4b上に、ZY垂直面pbに沿わせてスプロケット類
14bを配設する。
軸5a上に、ZY垂直面Paに沿わせてスプロケット類
1aを配設する。
軸5b上に、ZY垂直面pbに沿わせてスプロケット類
15bを配設する。
同様にしてスプロケット16a、 16b〜18a、 
18bを配設する。
この第5図においては、上記の各スプロケットの軸心線
を配設した仮想の平面p、−psの段間間隔を拡大して
描いであるが、この股間間隔を拡大したままの状態で、
これらのスプロケットにチェーン類を巻回した状態を第
6図に示す。
zY垂直面Paに沿って配列されているスプロケット類
11a=18aに、順次に無端環状のチェーン類25a
を巻き掛けるとともに、 ZY垂直面pbに沿って配列されているスプロケット類
11b〜18bに、順次に無端環状のチェーン数25b
を巻き掛ける。
第6図に示した構成部分を、平行に2組設置すると第1
図の如くになる。その側面図を第7図(A)に示す。
ただし、第1図においては、手前側の1組と重なる部分
について奥側の1組の1部を省略しである。
第7図(A)に示すごとく、段間間隔寸法Hと、スプロ
ケット類の有効径寸法りとを等しくする。
これにより、第7図(A)および第2図のごとくチェー
ン類25a、 25bが多段状に蛇行している部分が水
平に走行する。
第2図(A)はスプロケット類およびチェーン類の1部
を抽出して描いた斜視図である。
スプロケット類14aと同14b、同14a′と同14
b′は、Y軸方向に寸法りだけずれている。
第2図(A)に示した26はスラットであって、そのX
軸方向の寸法はQ2−αである。即ち、ZY垂直面Pb
、Pcの間隔寸法Q2(第3図)よりも若干小さく設定
する。
そして、その四隅に、゛X軸方向に突出する1対の長ア
ーム26a、 26a’と、短アーム26b、 26b
’を設け、それぞれの先端をチェーン類25a、 25
a′、 25b。
25b′に取りつける。
上記長アーム26a、 26a’と、短アーム26b、
 26b’それぞれの間隔寸法は前記の寸法りと等しく
設定する。その側面の模式図を第2図(B)に示す。
2L+で示した位置のスラットは、2点F、Rでチェー
ン類に取りつけられている。該チェーン類がスプロケッ
ト類14a、 14bの周囲を回りつつ走行すると、前
記の点Fは矢印fの如く、前記の点Rは矢印rの如く移
動し、スラットは26−1位置がら26−2位置、26
−3位置の如く円弧を描きつつ、がっ水平姿勢を保って
26−4位置まで上昇し、さらに矢印iの如く進行する
第7図(B)は前記スラット26の平面図である。
26a、 26a’は前述の長アームで、チェーン類2
5a。
258′に取りつけである。 26b、 26b’は前
述の短アームで、チェーン類25b、 25b’に取り
つけである。
26c、 26c’はSAアタッチチェーンであって、
上方に凹なる如く湾曲できず上方に凸なる如く湾曲し得
るようにして用いる。
上記1対のSAアチッチチェーン26c、 26c’の
間に、6本のバー26dl〜26d6を架は渡して取り
つけ、これらのバーの間にネット26eを張って取りつ
ける。
これにより、スラット26は上方に向かって凹となるよ
うな湾曲を阻止され、その四隅をアームで支持されると
水平板状を保つ。
第7図(A)において、チェーン類25a、 25bl
C多数のスラット26が取りつけられて走行している状
態が表わされている。
スプロケット類14a、 14bに差しかかったときは
第2図(B)について説明したように、スラットは水平
姿勢を保ちつつ円弧運動をして上段に移動する。また、
第7図(A)に示すごとくスプロケット11a、 ll
b、同18a、 113b、に差しかかったときは。
チェーン類に倣って湾曲して通知する。
被搬送物はスプロケット類11a、 llb付近で付記
矢印の如く上流側のベルトコンベア(図示せず)からロ
ーディングされてスラットに乗り、多段状に蛇行しつつ
走行してスプロケット類18a、 18bから付記矢印
の如くアンローディングされる。
いま、比較対照のため、最上段にあるスラット26上の
荷物a(仮想線にて示す)の軌跡を考えてみると、矢印
すの如く水平に搬送された後、スプロケット類16a上
の位置Cに到達する前に下方へ円弧を描いて矢印dの如
く下降し、0位置に至る。
このためC点付近で荷物を受は取ることは容易でなく、
複雑、大規模なアンローダを設けなければならない。
しかし、0位置の荷物は、f位置を経て、スプロケット
類18a上の位置gに至る。しかもこのg位置の荷物は
水平左方向に運動する慣性を有しているので、これを受
は取ることは容易である。
複雑、大規模なアンローダでなく、簡単なアンローダを
設ければ足り、他のベルトコンベア(図示せず)を突き
合わせても良い。また、シュートを設けて受は取ること
も出来るので非常に便利である。
上述の実施例は、スプロケット軸心線を配置する奇数段
の仮想平面を5段に設定した例であるが、本発明を実施
する際、上記の段数は3段にすることもでき、また7段
もしくはそれ以上に設定することもできる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の多段循環スラットコンベ
ア装置によれば、着霜によって円滑な作動を妨げられた
り、騒音を発したり、スラットが跳ね上がったりする虞
がなく、簡単な構成でスラットを円滑、確実に多段状に
循環させることが出来、しかも別設のローダやアンロー
ダを用いずにローディング及びアンローディングを行い
得るという優れた実用的効果を奏し、特に食品の自動加
工技術の進歩に貢献するところ多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明の一実施例を示し、第1図は
模式的な斜視図である。 第2図(A)は部分的斜視図、第2図(B)は部分的側
面図である。 第3図乃至第6図は設計手j@の説明図である。 β 第7図(A)は模式的な側面図、第7図(弄)はスラッ
トの平面図である。 第8図乃至第10図は従来例を示し、第8図は模式的な
側面図、第9図はスラットの斜視図、第10図は課題の
説明図である。 1.2a、2b、3a、3b、4a、4b、5a、5b
。 6a、6b、7a、7b、8−軸心線、lla、 ll
b、 11a 、 llb′、 12a、 12b、 
12a′、 12b′、 13a、 13b、 13a
 、 13b′、 14a、 14b、 14a′、 
14b′、 15a、 15b、 15a 、 15b
′、 16a、 16b、 16a′、 16b′、 
17a、 17b、 18a、 18b、 18a′、
 18b’−スプロケット類、25a、 25b。 25a′、 25b’・・・チェーン類、26・・・ス
ラット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水平な直交2軸X、Yと、垂直軸Z、および間隔寸
    法Hの奇数段の水平面を想定するとともに、上記Y軸方
    向を搬送方向として搬入側、搬出側を設定し、 前記奇数段の仮想水平面の内の初段の水平面の搬入側に
    、該初段の水平面に沿ったX軸方向の軸心線(1)を設
    定するとともに、該初段の搬出側に該初段の水平面に沿
    ったX軸方向の軸心線(8)を設定し、 前記奇数段の仮想水平面中の偶数段目の水平面の搬出側
    、及び最上段の水平面の搬出側、並びに2段目の水平面
    を搬出方向に延長した個所に軸間距離Lの1対のX軸方
    向の軸心線(2a、2b、4a、4b、6a、6b、7
    a、7b)を設定し、 前記奇数段の仮想水平面中の奇数段目の水平面の搬入側
    に、該奇数段目水平面に沿わせて軸間距離Lの1対のX
    軸方向の軸心線(3a、3b、5a、5b)を設定し、 前記奇数段の仮想水平面中の初段の水平面を搬出方向に
    延長した個所に、該初段の水平面に沿わせてX軸方向の
    軸心線(8)を設定し、YZ平面に平行な、間隔寸法l
    _1の1対の垂直平面Pa、Pbを想定し、 上記1対の垂直平面に対して寸法l_1よりも大きい距
    離l_2を隔ててYZ平面に平行な、間隔寸法ほぼl_
    1の1対の垂直平面Pc、Pdを想定し、 前記2対の垂直平面と各軸心線との交点のそれぞれに、
    軸心線を中心に回転するスプロケット類を配置し、該ス
    プロケット類の有効径をDとして D=Hならしめ、 前記2対の垂直平面のそれぞれに配置されているスプロ
    ケット類に対して無端環状のチェーン類(25a、25
    b、25a′、25b′)を巻回し、かつ、搬送方向の
    寸法が寸法l_2よりも僅かに小さく、これと直角な方
    向の寸法がほぼLであるスラットを構成し、 上記スラットは上方に向けて凹なる形に湾曲することが
    できず、上方に向けて凸なる形に湾曲し得る構造とし、 上記スラットの四隅それぞれに、ほぼX軸方向に側方へ
    突出する支持アームを設けるとともに、これら4個の支
    持アームの先端をそれぞれ前記4本のチェーン類(25
    a、25b、25a′、25b′)の何れか一つに取り
    つけたことを特徴とする、多段循環スラットコンベア装
    置。
JP1284985A 1989-11-02 1989-11-02 多段循環スラットコンベア装置 Pending JPH03147611A (ja)

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