JPH03146621A - パイプ内の油分除去方法 - Google Patents
パイプ内の油分除去方法Info
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- JPH03146621A JPH03146621A JP28595489A JP28595489A JPH03146621A JP H03146621 A JPH03146621 A JP H03146621A JP 28595489 A JP28595489 A JP 28595489A JP 28595489 A JP28595489 A JP 28595489A JP H03146621 A JPH03146621 A JP H03146621A
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- gas
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 13
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- 239000007789 gas Substances 0.000 abstract 3
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Landscapes
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、コイル状に巻回されたような細長い金属製
のパイプを光輝焼鈍等の熱処理をするに際し、該パイプ
内のガスを所定の雰囲気ガスに効率良く置換することの
できるパイプ内ガスパージ方法に関するものである。
のパイプを光輝焼鈍等の熱処理をするに際し、該パイプ
内のガスを所定の雰囲気ガスに効率良く置換することの
できるパイプ内ガスパージ方法に関するものである。
−iに処理品を光輝熱処理するに際しては、処理室内の
ガスを真空ポンプにより外に排除した後にN2ガス等の
所定の雰囲気ガスを該処理室内に供給することで該処理
室内のガスを所定の雰囲気ガスに置換することが行なわ
れる。しかし細長いパイプのような処理品ではパイプ内
のガスの置換状態が不充分であるためにパイプ内面を酸
化させるおそれがある。そのために従来からパイプの一
端から該パイプ内に雰囲気ガスを圧送しパイプ内のガス
を追い出しガス置換がより完全に行なわれるようにして
いる。
ガスを真空ポンプにより外に排除した後にN2ガス等の
所定の雰囲気ガスを該処理室内に供給することで該処理
室内のガスを所定の雰囲気ガスに置換することが行なわ
れる。しかし細長いパイプのような処理品ではパイプ内
のガスの置換状態が不充分であるためにパイプ内面を酸
化させるおそれがある。そのために従来からパイプの一
端から該パイプ内に雰囲気ガスを圧送しパイプ内のガス
を追い出しガス置換がより完全に行なわれるようにして
いる。
しかし、上記パージ方法において、処理品のパイプがよ
り細長いものであると上記ガス置換のために非常に長い
時間を要するようになるので生産型が著しく低下すると
いう問題があった。
り細長いものであると上記ガス置換のために非常に長い
時間を要するようになるので生産型が著しく低下すると
いう問題があった。
そこでこの発明は、細長いパイプでも生産性を低下させ
ることなく、しかも、パイプ内のガス置換をより完全な
らしめるパイプ内ガスパージ方法を提供することを目的
としている。
ることなく、しかも、パイプ内のガス置換をより完全な
らしめるパイプ内ガスパージ方法を提供することを目的
としている。
上記目的を達成するためこの発明のパイプ内ガスパージ
方法は、処理室内に配置されたパイプの一端からパイプ
内に雰囲気ガスを送給して該パイプ内のガスを置換する
パイプ内ガスパージ方法において、前記雰囲気ガスを予
め加熱してパイプ内に送給することを特徴としたもので
ある。
方法は、処理室内に配置されたパイプの一端からパイプ
内に雰囲気ガスを送給して該パイプ内のガスを置換する
パイプ内ガスパージ方法において、前記雰囲気ガスを予
め加熱してパイプ内に送給することを特徴としたもので
ある。
加熱した雰囲気ガスがパイプ内に送給され、該パイプを
内面より加熱するので、パイプ内の水分。
内面より加熱するので、パイプ内の水分。
油分等の蒸発を促し雰囲気ガスの流入抵抗を軽減させそ
の送給をスムースにし時間短縮がなされると共に、パイ
プ内が内面より加熱できるので、パージ後に該パイプを
加熱するに際しパイプ全体を短時間のうちに均一加熱す
ることが可能となる。
の送給をスムースにし時間短縮がなされると共に、パイ
プ内が内面より加熱できるので、パージ後に該パイプを
加熱するに際しパイプ全体を短時間のうちに均一加熱す
ることが可能となる。
次に図面と共にこの発明の一実施例を説明する。
図において、1は処理室、2はその入口扉、3は該処理
室1内のローラ4の上にトレイ5を介在させて配置され
たコイル状に巻回された長尺細径のパイプである。該処
理室lは真空ポンプ6に連結され該処理室1内のガスを
該真空ポンプ6を介して排出することにより処理室1内
を真空若しくば減圧状態にすることができるようになっ
ている。
室1内のローラ4の上にトレイ5を介在させて配置され
たコイル状に巻回された長尺細径のパイプである。該処
理室lは真空ポンプ6に連結され該処理室1内のガスを
該真空ポンプ6を介して排出することにより処理室1内
を真空若しくば減圧状態にすることができるようになっ
ている。
7は該処理室1の側壁に設けられた給気口、8はN2ガ
ス等の雰囲気ガスボンベ、9は該雰囲気ガスボンベ8と
給気ロアを継ぐ給気管路に介在した熱交換器等のガス加
熱手段で、該給気ロアにパイプ3の一端を接合する。な
おパイプ3の他端(図示せず)は処理室1内に開口して
いる。
ス等の雰囲気ガスボンベ、9は該雰囲気ガスボンベ8と
給気ロアを継ぐ給気管路に介在した熱交換器等のガス加
熱手段で、該給気ロアにパイプ3の一端を接合する。な
おパイプ3の他端(図示せず)は処理室1内に開口して
いる。
しかして、パイプ3内のガスを置換するに際しては、真
空ポンプ6にて処理室1内のガスを排除すると共に、雰
囲気ガスボンベ8の雰囲気ガスを加熱手段9を通すこと
により300℃程度に加熱し給気ロアよりパイプ3内に
送給する。このように温度の高い雰囲気ガスがパイプ3
内に入って来ることによりパイプ3の内面に付着してい
た水分や油分の気化が促進され通気抵抗が減るのでスム
ースに雰囲気ガスを供給できるようになる。また、パイ
プ3はその雰囲気ガスにより内面から加熱されるのでそ
の後の熱処理時における温度上昇がパイプ全体にわたり
均一になる。即ち、従来のようにパイプを外部からのみ
加熱していたのでは内部まで加熱温度を均一にさせるの
に時間がかかるが、このように予め加熱した雰囲気ガス
をパイプ内に通すことによりパイプ内部の温度上昇が早
くなり均一加熱にもよい結果をもたらす、なお、雰囲気
ガスの加熱温度は高いほうがよいものの、パイプ内面を
酸化させるおそれもあるので100℃〜300℃程度が
適当である。
空ポンプ6にて処理室1内のガスを排除すると共に、雰
囲気ガスボンベ8の雰囲気ガスを加熱手段9を通すこと
により300℃程度に加熱し給気ロアよりパイプ3内に
送給する。このように温度の高い雰囲気ガスがパイプ3
内に入って来ることによりパイプ3の内面に付着してい
た水分や油分の気化が促進され通気抵抗が減るのでスム
ースに雰囲気ガスを供給できるようになる。また、パイ
プ3はその雰囲気ガスにより内面から加熱されるのでそ
の後の熱処理時における温度上昇がパイプ全体にわたり
均一になる。即ち、従来のようにパイプを外部からのみ
加熱していたのでは内部まで加熱温度を均一にさせるの
に時間がかかるが、このように予め加熱した雰囲気ガス
をパイプ内に通すことによりパイプ内部の温度上昇が早
くなり均一加熱にもよい結果をもたらす、なお、雰囲気
ガスの加熱温度は高いほうがよいものの、パイプ内面を
酸化させるおそれもあるので100℃〜300℃程度が
適当である。
この発明は以上説明したように、パイプ内の通気性を良
くしてガス置換に要する時間を短縮させると同時にパイ
プ内面を加熱することにより均一加熱を可能とし熱処理
に要する時間を大幅に短縮させ生産性も向上させる存益
な効果がある。
くしてガス置換に要する時間を短縮させると同時にパイ
プ内面を加熱することにより均一加熱を可能とし熱処理
に要する時間を大幅に短縮させ生産性も向上させる存益
な効果がある。
図面はこの発明のパイプ内ガスパージ方法の一実施例を
示した処理室の縦断面図である。 1・・・処理室、3・・・パイプ、6・・・真空ポンプ
、7・・・給気口、8・・・雰囲気ガスボンベ、9・・
・ガス加熱手段。
示した処理室の縦断面図である。 1・・・処理室、3・・・パイプ、6・・・真空ポンプ
、7・・・給気口、8・・・雰囲気ガスボンベ、9・・
・ガス加熱手段。
Claims (1)
- 処理室内に配置されたパイプの一端からパイプ内に雰囲
気ガスを送給して該パイプ内のガスを置換するパイプ内
ガスパージ方法において、前記雰囲気ガスを予め加熱し
てパイプ内に送給することを特徴としたパイプ内ガスパ
ージ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1285954A JP2762622B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | パイプ内の油分除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1285954A JP2762622B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | パイプ内の油分除去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03146621A true JPH03146621A (ja) | 1991-06-21 |
JP2762622B2 JP2762622B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=17698111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1285954A Expired - Fee Related JP2762622B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | パイプ内の油分除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2762622B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06128644A (ja) * | 1992-10-19 | 1994-05-10 | Daido Steel Co Ltd | パイプコイルの熱処理装置 |
EP0648855A1 (de) * | 1993-09-17 | 1995-04-19 | MANNESMANN Aktiengesellschaft | Herstellverfahren für nahtlose Rohre aus Nichteisenmetallen, insbesondere Kupfer und Kupferlegierungen |
JP2001181874A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-07-03 | Mitsubishi Electric Corp | 脱脂洗浄方法及び洗浄装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5844727A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-15 | Dainamitsuku Internatl Kk | ウエハ−ロ−デイングアンロ−デイング装置 |
JPS62256918A (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-09 | Kobe Steel Ltd | 長尺管材の熱処理方法 |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP1285954A patent/JP2762622B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5844727A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-15 | Dainamitsuku Internatl Kk | ウエハ−ロ−デイングアンロ−デイング装置 |
JPS62256918A (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-09 | Kobe Steel Ltd | 長尺管材の熱処理方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06128644A (ja) * | 1992-10-19 | 1994-05-10 | Daido Steel Co Ltd | パイプコイルの熱処理装置 |
EP0648855A1 (de) * | 1993-09-17 | 1995-04-19 | MANNESMANN Aktiengesellschaft | Herstellverfahren für nahtlose Rohre aus Nichteisenmetallen, insbesondere Kupfer und Kupferlegierungen |
JP2001181874A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-07-03 | Mitsubishi Electric Corp | 脱脂洗浄方法及び洗浄装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2762622B2 (ja) | 1998-06-04 |
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