JPH0314648Y2 - - Google Patents

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JPH0314648Y2
JPH0314648Y2 JP5065982U JP5065982U JPH0314648Y2 JP H0314648 Y2 JPH0314648 Y2 JP H0314648Y2 JP 5065982 U JP5065982 U JP 5065982U JP 5065982 U JP5065982 U JP 5065982U JP H0314648 Y2 JPH0314648 Y2 JP H0314648Y2
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JP
Japan
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mirror
light
chord
receiver
receiving element
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JP5065982U
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JPS58154451U (ja
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光透過率測定装置等に用いられるミラ
ーを保持するミラー保持金具に関する。
第1図は光透過率測定装置を示す概略構成図
で、図において1aと1bは互いに向い合わせて
設置された投受光器であり、投受光器1aはラン
プ2a、レンズ3a、ミラー4a及び受光素子5
a等を具備し、同様に投受光器1bはランプ2
b、レンズ3b、ミラー4b及び受光素子5b等
を備えている。また、6は乗算器、7は切替器、
8はホールド回路、9は除算器、10は開平器で
ある。
この構成は、例えば煙道等の光透過率を測定す
する場合、投受光器1bのランプ2bから発した
光が途中で媒煙11に当つて減衰し、投受光器1
aのミラー4a上ではミラー4bの影が消え、均
一な光量となつてミラー4aにより受光素子5a
に入射され、ここで電圧E1の信号に変換される。
同様に投受光器1aのランプ2aから発した光
も、途中で媒煙11等に当つて減衰した後、投受
光器1bのミラー4bより受光素子5bに入射
し、ここで電圧E2の信号に変換される。
一方、前記ミラー4a,4bを破線で示す傾き
角から90度回転させて実線で示す傾き角にする
と、ランプ2a,2bから発した光は媒煙11に
よる減衰を経ずに各々ミラー4a,4bで反射さ
れて受光素子5a,5bに入射し、電圧E1′,
E2′の信号に変換されるので、このとき相手光電
圧E1,E2を掛け合わせ、自分光電圧E1′,E2′を掛
合わせたもので割る(E1×E2/E1′×E2′)。する
と、レンズ3a,3b及びミラー4a,4b等に
付着したゴミ等を演算により除去することがで
き、これにより煙道等の光透過率を精度よく、か
つ長期にわたつて安定して測定することができ
る。
しかしながら上述した光透過率測定装置におい
ては、ミラー4a,4bの傾き角が少しでも変化
すると、測定値に大きな誤差を生じることにな
る。これを第2図により説明すると、図において
12aと12bは各々ミラー4aと4bを回転可
能に支持する従来のミラー保持金具で、ミラー4
a,4bと同等の形状である。そこで、今ミラー
4aが機械的ガタによつて若干の角度ずれが生じ
てAの位置からA′の位置に動いたとすると、こ
のときミラー4bに入射する光の量(ミラー4a
の投影面積に相当する遮光量を差し引いた量)は
小さくなり、その結果受光素子5bに入射する投
影光の光量も小さくなる。つまり、ミラー4aが
90度反転する毎に受光量が変化することになる。
従つて、従来のミラー支持金具を使用した場
合、このミラー支持金具のベアリングによるミラ
ー回転方向のガタによりミラーの角度が変化し、
これによつてミラーによる遮光面積が変化するた
め測定精度に悪い影響を及ぼし、測定値に大きな
誤差を生じるという欠点があつた。
なお、前記ガタが起因するミラーの角度変化に
よる自分光への影響は、受光素子の受光面積がミ
ラーにより反射される面積より大きいので問題は
ない。
本考案は前記の欠点を解決することができるミ
ラー保持金具を得ることを目的とし、そのため、
互いに対向させて設置される投受光器の光出射兼
入射口と光源間に位置し、他の投受光器の光源か
らの入射光を受光素子へと導くミラーを保持する
ミラー保持金具において、ミラーを支持したとき
のミラー支持金具の断面形状がミラー面を弦とし
た略円形となるようにし、かつその円の中心から
弦までの距離が該弦の長さの半分以上となるよう
にしたことを特徴とする。
以下図面により説明すると、第3図は本考案の
一実施例を示す概略図で、図において13a,1
3bは本考案によるミラー保持金具であり、各々
ミラー4a,4bを支持したときの断面形状がミ
ラー面を弦とした略円形で、かつその円の中心か
ら弦までの距離が該弦の長さの半分以上となるよ
うに形成してある。
なお、図中2aはランプ、3aはレンズ、5b
は受光素子であり、これらは第1図及び第2図の
ものと同一である。この構成において、ミラー4
aはAの位置で相手光を反射し、自分光を反射す
るときはミラー保持金具13aと一体に90度回転
してBの位置にくる。そこで、このAまたはBの
位置において、ベアリングによるミラー回転方向
のガタにより若干の角度ずれが生じてミラー4a
の位置がA′またはB′の位置に移動しても、ミラ
ー保持金具13aによる投影像は、略円形の断面
形状のうち常に直径を通る縦断面であるため、ミ
ラー保持金具13aによる遮光面積の変化は生じ
ない。同様ミラー保持金具13bの場合も、ガタ
に起因するミラー4bの位置変化による遮光面積
の変化が生じることはない。
従つて対向する投受光器に達する光量は常に一
定となり、精度の高い光透過率の測定が可能とな
る。
以上説明したように本考案のミラー保持金具
は、ベアリングによるミラー回転方向に若干のガ
タがあつても投影光の光量に影響を及ぼすことが
ないので、光透過率測定装置等に使用した場合、
精度の高い測定を行うことが可能になるという効
果があり、各種光学装置において発光量の監視の
ためのミラー機構に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は光透過率測定装置を示す概略構成図、
第2図は従来のミラー支持金具を示す概略図、第
3図は本考案によるミラー支持金具を示す概略図
である。 1a,1b……投受光器、2a,2b……ラン
プ、3a,3b……レンズ、4a,4b……ミラ
ー、5a,5b……受光素子、13a,13b…
…ミラー保持金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに対向させて設置される投受光器の光出射
    兼入射口と光源間に位置し、他の投受光器の光源
    からの入射光を受光素子へと導くミラーを保持す
    るミラー保持金具において、 ミラーを保持したときの断面形状がミラー面を
    弦とした略円形で、かつその円の中心から弦まで
    の距離を、該弦の長さの半分以上としたことを特
    徴とするミラー保持金具。
JP5065982U 1982-04-09 1982-04-09 ミラ−保持金具 Granted JPS58154451U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5065982U JPS58154451U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 ミラ−保持金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5065982U JPS58154451U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 ミラ−保持金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58154451U JPS58154451U (ja) 1983-10-15
JPH0314648Y2 true JPH0314648Y2 (ja) 1991-04-02

Family

ID=30061442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5065982U Granted JPS58154451U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 ミラ−保持金具

Country Status (1)

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JP (1) JPS58154451U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58154451U (ja) 1983-10-15

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