JPH03146396A - コピー仕上げ装置 - Google Patents

コピー仕上げ装置

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Publication number
JPH03146396A
JPH03146396A JP1285466A JP28546689A JPH03146396A JP H03146396 A JPH03146396 A JP H03146396A JP 1285466 A JP1285466 A JP 1285466A JP 28546689 A JP28546689 A JP 28546689A JP H03146396 A JPH03146396 A JP H03146396A
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JP
Japan
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paper
rollers
pair
bundle
relay
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Pending
Application number
JP1285466A
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English (en)
Inventor
Shinji Asami
真治 浅見
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コピー後の用紙を揃えてスティプラにより
綴じて、それを一対のコロの搬送力によって排紙トレイ
上へ排紙するようにしたコピー仕上げ装置に関する。
〔従来の技術〕
コピー仕上げ装置には、コピー後の用紙をトレイ上に順
次集積して揃え、それをスティプラによって綴じて用紙
の束とし、それを駆動力が伝達される駆動側コロとそれ
に圧接して連れ回りする従動側コロとによって構成され
る一対のコロの間へ送り込み、そのコロの搬送力によっ
て排紙トレイ上へ排紙するようにしたものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、一対のコロがこのように駆動力が伝達さ
れる駆動側コロと、それに圧接回転して独自には駆動源
を持たない従動側コロとによって構成されている場合に
は、ステイプラにより綴じた用紙の束をその一対のコロ
によって排出しようとすると、用紙の一端が一対のコロ
のニップに挾み込まれた瞬間に、従動側コロが抵抗によ
って瞬時にはスムーズな回転をしないため一対のコロが
同一の周速で用紙を搬送することができず、用紙の先端
が不揃いになったり、用紙にキズやシワが発生しヤす、
い。そして、これは用紙の束の厚みが厚くなるほど顕著
に現われる傾向があった。
また、綴じた用紙の束を一対のコロで挟み込んで引き込
んだ後、それを逆回転させて搬送方向を変えて排紙トレ
イに排出するようにしたタイプのコピー仕上げ装置の場
合には、駆動側コロを逆転させた際に従動側コロが慣性
力等によって駆動側コロの逆転に瞬時には追従できずに
若干遅れるため、上記のようなキズ、シワ等がより発生
しやすくなって、ときにはローラ痕が発生する場合もあ
るという問題点があった。
特に、用紙を綴じてない側からコロ間へ送り込むタイプ
のコピー仕上げ装置の場合には各用紙間がズレやすいた
め、最悪の場合には正常に排出されなくなってジャムに
なってしまうこともあるという問題点があった。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
多数枚の用紙や厚手の用紙を綴じた用紙の束を一対のコ
ロによってキズやシワ等を発生させることなしにスムー
ズに排紙トレイ上に排出できるようにすることを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、コピー後の用紙
を揃えてステイプラにより綴じた用紙の束を一対のコロ
の間へ送り込み、その一対のコロの搬送力によって用紙
の束を排紙トレイ上へ排紙するようにしたコピー仕上げ
装置において、上記一対のコロをそれぞれ同一の周速で
互いに逆方向に回転駆動させて用紙の束を同一方向に搬
送する駆動機構を設けると共に、その一対のコロを逆回
転駆動可能にしたものである。
また、上′記のコピー仕上げ装置において、上記一対の
コロのいずれか一方に他方のコロとの圧接を解除させる
ためのコロ圧接解除手段を設けると共に、そのコロ圧接
解除手段によりコピー後の綴じた用紙の束が上記一対の
コロに到達する前に一対のコロをその用紙の束の進入を
妨げない位置まで互いに離間させ、用紙の束の先端がそ
の一対のコロを通過した後に再び圧接させるようにする
と。
より効果的である。
〔作 用〕
このように構成したコピー仕上げ装置によれば、コピー
後の用紙を揃えてステイプラにより綴じた用紙の束は、
一対のコロの間へ送り込まれた際に、駆動機構によって
それぞれ同一の周速で互いに逆方向に回転しているその
一対のコロによって、用紙の両面にコロが接した瞬間か
ら同一の周速で同一方向に搬送されるため、用紙が多数
枚であるときや厚手の用紙を綴じたときであっても、キ
ズやシワ等が発生することなしにスムーズに排紙トレイ
上に排出される。
また、上記のコピー仕上げ装置においてコロ圧接解除手
段を設けた場合には、コピー後の綴じた用紙の束が一対
のコロに到達する。前にそのコロ圧接解除手段がコロを
用紙の束の進入を妨げない位置まで互いに離間させ、用
紙の束の先端がその一対のコロを通過するとそれを再び
圧接させるので、用紙の束は先端から若干ずれた位置が
一対のコロによって圧接されるため、よりスムーズに搬
送が行われるようになり、用紙にキズやシワ等がさらに
発生しにくくなる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
第1図はこの発明によるコピー仕上げ装置の要部である
用紙中継ユニットとその付近を拡大して示す構成図、第
2図は同じくそのコピー仕上げ装置全体を示す全体構成
図である。
このコピー仕上げ装置は、第2図に示すように。
装置本体1内の上部にコピー後の用紙Pを矢示A方行に
搬送する横搬送路2と、その横搬送路2の途中から下方
に向けて分岐する縦搬送路3とを設け、その各搬送路上
に複数の搬送ローラ対をそれぞれ所定の間隔を置いて設
けると共に、横搬送路2にセンサ(例えば反射型のフォ
トセンサ)15と16を搬送方向に間隔を置いてそれぞ
れ配設し、その横搬送路2と縦搬送路3との分岐部に偏
向爪4を実線と仮想線で示す位置とに切換可能に設けて
いる。
その縦搬送路3の終端(第2図で下方)には搬送ローラ
対8を配設し、それに近接して縦搬送路3内の用紙Pを
用紙中継ユニット10を介して排紙トレイ6又はステイ
プル用テーブル7の何れかへ選択的に搬送するための切
換爪5を回動可能に取付け、さらにそれに近接して表面
に多数の突起を形成したエンドレスベルトを矢示B方向
に回動させて用紙Pをステイプル用テーブル7上に送り
込むベルト搬送装置9を設けている。
また、ステイプル用テーブル7の下方には、紙寄せベル
ト装置112を用紙の搬送方向に対して傾斜させて配置
すると共に、そのステイプル用テーブル7の下方の下面
側に、第1図に明示するように軸13を支点として矢示
C及びそれと反対方向に回動可能なストッパ14を取付
け、それを矢示C方向に回動させたときにその先端側の
一部がステイプル用テーブル7に形成した開口部7aか
ら第1図に実線で示すように上方へ突出するようにして
いる。
そして、そのストッパ14を挾むようにしてステイプル
用テーブル7の上側と下側にセンサ(例えば反射型のフ
ォトセンサ)17と18をそれぞれ配設している。
一方、ステイブル用テーブル7の上方には、第2図に示
すようにステイプラユニット20を設け、ステイプラ2
1を移動装置22によってステイプル用テーブル7上に
送り込まれる用紙Pのサイズに応じて矢示り方向に移動
可能にすると共に、第2図で手前側と奥方向の前後方向
にも移動調整可能にしている。
なお、このコピー仕上げ装置では、ステイプラ21が第
2図で手前側と奥側(前後方向)に2個配設されており
、それらがそれぞれ独立して移動できるようになってい
る。また、ステイプル用テーブル7の一部もステイプラ
21の移動に対応して移動できるようになっている。
そして、ステイプル用テーブル7上の第2図で手前側に
は1図示しないサイドストッパが設けてあり、それによ
ってステイプル用テーブル7上に送り込まれた用紙の側
縁を整合するようになっている。
用紙中継ユニット10は、詳細な説明は後述するが、第
2図に実線で示す第1の位置と仮想線で示す第2の位置
とに移動が可能である。
また、排紙トレイ6は、昇降装置23によって第2図に
実線で示す上昇位置と仮想線で示す下降位置との間を昇
降され、その下方の基部26の両端が装置本体1内の底
部の左右にそれぞれ固定した各ガイドレール24.25
にそれぞれ係合して、同図で手前側に引き出せるように
なっている。
そして、第2図に実線で示す上昇位置にある排紙トレイ
6上に排出される用紙Pの高さを検知するセンサ27を
、その排紙トレイ6を昇降可能に支持する枠体28に固
定している。
なお、その排紙トレイ6への入口部には、一対の排紙コ
ロ29を第2図の矢示方向にそれぞれ回転可能に設けて
いる。
次に、用紙中継ユニット10について詳しく説明する。
用紙中継ユニット10は、第1図に示すように前後の側
板31.31(第1図では手前側の側板の図示を省略し
ている)によって一対のコロの一方の中継コロ32を直
接、他方の中継コロ33を後述する図示しないブラケッ
トを介してそれぞれ回転可能に支持し、その中継コロ3
3を図示しむいバネによって中継コロ32に用紙の搬送
に適した所定の加圧力で圧接させている。
その中継コロ32及び33には、タイミングプーリ34
及び35をそれぞれ一体に固定し、そのタイミングプー
リ34と側板31の下方に回転可能に支持されてモータ
30によって駆動される駆動プーリ36との間に第1タ
イミングベルト37を張装し“C1その駆動プーリ36
を正逆両方向に回転させることによって中継コロ32が
正逆両方向に回転するようにしている。
そして、その第1タイミングベルト37に、ギヤ40と
一体のタイミングプーリ41とテンションプーリ47を
内側と外側からそれぞれ係合させている。
そのギヤ40には、プーリ38と一体のギヤ45が噛み
合い、そのプーリ38とタイミングブーIJ 35との
間に第2タイミングベルト39を張装して、中継コロ3
2と33が同期して正逆両方向に回転するようにしてい
る。
そして、その中継コロ32と33は、それらがそれぞれ
同一の周速で互いに第1図の矢示EとFの逆方向に回転
して、その間に挾持した用紙の束を同一方向に搬送でき
るようにその伝達系の各部の寸法が設定されており、そ
れと反対の方向にも逆回転駆動が可能になっている。
その中継コロ33及びプーリ38は1図示しないブラケ
ットによってそれぞれ回転可能に支持されており、その
ブラケットはプーリ38を支持するll&45が前後の
側板31,31に軸受を介して支持されて第1図の矢示
G方向に揺動可能であり、その中継コロ33と32の間
に厚い用紙の束が押入されたときには中継コロろ3がブ
ラケットと共に軸45を支点として矢示G1方向に揺動
するようになっている。
中継コロ32の下方には、従動コロ49が圧接し、それ
に近接する位置には切換爪51を第1図に実線で示す位
置と仮想線で示す位置とに切換可能に配設すると共に、
その切換爪51の搬送下流側に一対のガイド板52を側
板31に取付けることにより設けている。
そして、この用紙中継ユニット10は1前後の側板31
,151に支軸4日を貫通させて取付け、その両端を軸
受を介して装置本体1の固定部でそれぞれ支持し、ユニ
ット全体がその支軸4日を中心にして第1図の矢示H及
びそれと逆方向に回動して、第2図に実線で示す第1の
位置と仮想線で示す第2の位置とに移動できるようにし
ている。
なお、この実施例では、各タイミングプーリ34.35
,41及びプーリ38と、第1.第2タイミングベルト
’i7.39と、駆動プーリ36及びそれを駆動するモ
ータ30と、各ギヤ40゜43等が、一対の中継コロ3
2.3Bをそれぞれ同一の周速で互いに逆方向に回転能
動させて用紙の束を同一方向に搬送する駆動機構に相当
する。
次に、上記のように構成したこの実施例の作用を第3図
及び第4図をも参照して説明する。
第2図に示すように、コピーされた用紙Pが装置本体1
内の横搬送路2へ送り込まれると、それが横搬送路2上
の複数の搬送ローラ対によって右方へ搬送され、その用
紙Pがセンサ15によって検知されてからセンサ16で
検知されるまでの時間によってそれが搬送路内を正常に
搬送されたか否かが判断される。
そして、その用紙Pは、第2図に実線で示す回動位置に
ある偏向爪4によって縦搬送路3へ案内されて搬送ロー
ラ対8まで進行する。
それ以降は、ステイブル(綴じ)するときとしないとき
とで搬送経路が異なるため、以下それぞれの場合につい
て説明する。
i ステイプルしないで1枚ずつ排出する時第1図に示
すように、切換爪5は実線で示す位置に、用紙中継ユニ
ット10は図示の第1の位置にそれぞれあり、用紙Pは
搬送ローラ対8の矢示方向への回転によって搬送されて
中継コロ32と33の間に送り込まれる。
このとき、切換爪51は第1図に仮想線で示す回動位置
にあるため、その用紙Pは中継コロ32と従動コロ49
の間を通ってガイド板52に案内されて、排紙コロ29
によって第2図に実線で示す上昇位置にある排紙トレイ
6上に排出される。
そして、後続の用紙Pが次々と排紙トレイ6上に排出さ
れていくと、その最上位の用紙の上面の位置が徐々に上
昇していくが、その最上位の用紙の位置を常にセンサ2
7が検知して、昇降装置23(第2図)を駆動して排紙
トレイ6を下降させてその位置を調整するため、用紙上
面の位置が常に一定の位置に保たれる。
■ ステイプルして  する時 切換爪5が第1図に仮想線で示す位置に切換わり、用紙
中継ユニット10は第1図に示す位置にある。
用紙Pは、切換爪5によってベルト搬送装置9側へ搬送
されてステイプル用テーブル7上に送り込まれる。
そして、その用紙Pは1紙寄せベルト装置12によって
第1図に実線で示す位置にあるストッパ14に下端が当
接するまで寄せられると共に、手前側の側縁が図示しな
いサイドストッパに当接されるまで移動されて、上下及
び前後方向の位置が整合される。
このようにして、用紙Pが順次ステイプル用テーブル7
上に排出されてそれが所定の位置に揃えられると、予め
用紙サイズ及び指定の綴じ位置に対応して移動していた
第2図に示すステイプラユニット20のステイプラ21
によって、その用紙Pが綴じられる。
その綴じられた用紙の束は、ストッパ14の第1図に仮
想線で示す退避位置への移動及び紙寄せベルト装r11
12の退避(用紙面から離間)によってステイプル用テ
ーブル7上を下降し、その下端が中継コロ32と33の
間に入り込む、このとき切換爪51は第1図に実線で示
す回動位置にあり、その用紙Pの束は中継コロ32と3
3の矢示EとF方向への回転による搬送力によって用紙
中継ユニット10内に引き込まれる。
そして、その用紙Pの後端(第3図で上端側)の通過を
センサ18が検知して、その後端が第3図に示すように
中継コロ32と33の間に挾持される所定時間後に、そ
の中継コロ32と33の回転を停止させる。
次に、用紙中継ユニット10が、第3図に示す第1の位
置から第4図に示す第2の位置に図示しない駆動源、に
よって支軸46を中心にして回動する。その後、中継コ
ロ32と33を矢示ElsFL方向にそれぞれ逆回転さ
せ、その間に挾持していた用紙Pの束を一対の排紙コロ
29の間へ向けて排出する。
したがって、その綴じられた用紙Pの束が排紙トレイ6
上に排出される。
ところで、コピー後の用紙をステイプラで綴じた用紙の
束を一対のコロの間へ送り込み、その−対のコロの搬送
力によってそれを排紙トレイ上へ排紙するようにしたコ
ピー仕上げ装置では、その一対のコロの一方を駆動側の
コロに圧接させて連れ回りするだけの独自の駆動源を持
たないコロとした場合には、ステイプラで綴じた後の用
紙の束が一対のコロのニップに挾み込まれる瞬間に、従
動側コロの抵抗によってその一対のコロが同時に同一の
周速でスムーズに回転しないため、用紙の先端が不揃い
になったり、用紙にキズやシワが発生しやすいという問
題点があった。
そして、特に上記の実施例のように、lIしられていな
い側から用紙の束をコロ間へ送り込むタイプのコピー仕
上げ装置の場合には、用紙の綴じられていないズレやす
い側が最初にコロに接するようになるため、上記のよう
な問題がより発生しやすかった。
ところが、この実施例では、綴じられた後の用紙の束を
搬送する一対の中継コロ32と33の両方に駆動力を共
に伝達してそれぞれ回転させ、しかもその両者の周速を
同一にしたので、IHしられた後の用紙の束をその一対
の中継コロ32と33で挾み込んだ瞬間に、その両方の
コロが同一のタイミングで用紙の両面に接すると共にそ
れを同一速度で両面から搬送するので、用紙はズレ等の
不都合を生じることなく確実に搬送される。
したがって、その綴じられた後で排紙トレイ6上に排出
される用紙の束は、先端が不揃いになったり、キズやシ
ワ等が発生したりすることがない。
また、上記のキズやシワの発生は用紙の束の厚みが厚く
なるほど顕著に現われる傾向があるが。
この実施例では用紙の束の厚みが厚い場合には。
第1図に示す中継コロ33が軸45を支点にして図示し
ないスプリングの付勢力に抗して矢示G1方向に揺動し
、中継コロ32との間の距離を用紙の束の厚さに応じて
広げるので、このように用紙の厚さが厚い場合であって
もキズやシワ等を発生させることなく確実に排出するこ
とができる。
第5図及び第6図は一対のコロを互いに離間させるコロ
圧接解除手段を設けた他の実施例を示し、第1図と同一
の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
この実施例において、第1図の実施例と異なるのは、一
対の中継コロ32と33のうち中継コロ33側に他方の
中継コロ32との圧接を解除させるためのソレノイド5
5等からなるコロ圧接解除手段を設けると共に、そのコ
ロ圧接解除手段によりコピー後の綴じた用紙Pの束が一
対の中継コロ32と33に到達する前にその一対のコロ
をその用紙の束の進入を妨げない第6図に実線で示す位
置まで互いに離間させ、用紙Pの束の下側の端部(先端
)Plがその一対の中継コロ32と33を通過した後に
仮想線で示すようにそれらを再び圧接させるようにし、
ざらに排紙コロ29の搬送上流側にセンサ56を配設し
た点である。
そのコロ圧接解除手段は、第5図に示すように側板31
に図示しないブラケットを介して固定したソレノイド5
5と、そのソレノイド55によって□揺動されるコロ移
動レバー56とからなり、そのソレノイド55の可動軸
55aの一端をコロ移動レバー56の一端に長孔56a
内にピンを嵌入させて連結すると共に、そのレバーの他
端に形成した長孔56b内に中継コロ33と一体の軸5
7を嵌入させている。
そのコロ移動レバー56は、側板31に一端が固定され
るピン58によってその略中央が矢示J及びそれと反対
方向に揺動可能に支持されており、中継コロ33は第1
図の実施例と同様にブラケット5日(第1図では図示を
省略している)の一端に回転可能に取付けられ、それが
軸45を支点として矢示G方向に揺動可能になっている
この実施例では、第6図に示すようにステイプラによっ
て綴じられた用紙Pの束がステイプル用テーブル7上を
下降し、その用紙Pの下側の端部P1をセンサ18が検
知すると、その端部P1が中継コロ32と33の間に達
する前にソレノイド55をオンにして、中継コロ33を
32側へ付勢する図示しないスプリングの付勢力に抗し
てコロ移動レバー56をピン58を支点として矢示J方
向に揺動させる。
したがって、中継コロ33がそれを支持するブラケット
5日と共に軸45を支点として第5図で時計回り方向に
揺動し、それが中継コロ32と3′5の開に進入する用
紙Pの束の進行を妨げない第6図に実線で示す位置まで
移動して停止する。
そして、用紙Pの下側の端部(先端)Ptが中継コロ3
2と33の間を通過すると、その直後にソレノイド55
をオフにする。したがって、このとき既に第6図の矢示
F方向に回転している中継コロ33が、その中継コロ3
3と同時に矢示E方向に回転を開始している中継コロ3
2側に図示しないスプリングの付勢力によって移動して
、用紙Pの束を両側から圧接してそれを下方へ搬送する
なお、このとき切換爪51は第6図に示す回動位置にあ
り、用紙Pはそのまま中継コロ32と33の回転による
搬送力によって用紙中継ユニット10内に引き込まれて
いく。
そして、センサ18が用紙Pの上側の端部(後端)P2
を検知してから所定時間経過した後、即ちその用紙の端
部P2付近を中継コロ32と33が挾持する第6図に仮
想線で示す位置になると。
その中継コロ32と33の回転を停止させる。
その後は、前述の実施例の場合と同様に、用紙中継ユニ
ット10を、第6図の第1の位置から第2の位置(第4
図参照)に図示しない駆動源によって支軸4日を中心に
回動させ、その後で中継コロ32と33を矢示E、Fと
反対方向にそれぞれ逆回転させて、挾持している用紙P
の束を排紙コロ29へ向けて排出する。
そして、その用紙Pの束の排出時に先端側となる端部P
2をセンサ56が検知して、その端部P2が一対の排紙
コロ29のコロ間に挾持される所定時間後にソレノイド
55を再びオンにして、中継コロ33を32から再び離
間させ、用紙の後端側の端部P1がセンサ56を通過す
るとソレノイド55をオフにして、用紙中継ユニット1
0を再び第1の位置へ戻す。
この実施例によれば、ステイプラによって綴じられた用
紙の束の先端側の端部P1が一対の中継コロ32と33
の間に達する前にそれらを互いに離間させ、その端部p
tが中継コロ32と33の間を通過した後でそのコロを
互いに圧接させるようにしたので5前述の実施例に対し
さらに無理なく用紙を搬送することができるため、用紙
の先端部における不揃いやキズ、シワ等がさらに発生し
にくくなる。
また、上記のキズ等はコロの外径が小さいほど発生しや
すい(一方のコロが連れ回り専用の従動コロである場合
)が、この実施例によればそのコロの外径が小さくても
上記のような不具合が発生しないので、装置が大型化す
ることもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、ステイプラに
より綴じた用紙の束を、共に駆動機構によって回転駆動
される一対のコロによって両側から同一の周速で同一方
向に搬送するため、用紙の束が多数枚の用紙や厚手の用
紙を綴じたものであっても、キズやシワ等を発生させる
ことなしにスムーズに排紙トレイ上に排出することがで
きる。
また、上記のコピー仕上げ装置においてコロ圧接解除手
段を設けた場合には、その用紙の束を受は入れる前に一
対のコロが用紙の進入を妨げない位置まで互いに離間し
、その用紙の先端がコロを通過してからそれが再び圧接
するので、用紙の束は先端から若干ずれた位置が一対の
コロによって圧接されて搬送されるため、よりスムーズ
な搬送が行われて、さらに用紙にキズやシワ等が発生し
にくくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるコピー仕上げ装置の要部である
用紙中継ユニットとその付近を拡大して示す構成図。 第2図は同じくそのコピー仕上げ装置全体を示す全体構
成図、 第3図は用紙をステイプルして排出するモード時に第1
の位置で一対の中継コロがその間に用紙を挾持した状態
を示す概略図、 第4図は用紙中継ユニット10が第3図の第1の位置か
ら第2の位置に移動した状態を示す第3図と同様な概略
図、 第5図及び第6図は一対のコロを互いに離間させるコロ
圧接解除手段を設けた他の実施例の一対の中継コロが圧
接した状態及び互いに離間した状態をそれぞれ示す概略
構成図である。 6・・・排紙トレイ   7・・・スティプル用テーブ
ル10・・・用紙中継ユニット 21・・・スティプラ
30・・・モータ      32.”13・・・中継
コロ34、35・・・タイミングプーリ 36・・・駆動プーリ 37・・・第1タイミングベルト 38・・・プーリ3
9・・・第2タイミングベルト 40.45・・・ギヤ
41・・・タイミングプーリ   45・・・軸46・
・・支市由       55・・・ソレノイド56・
・・コロ移動レバー  P・・・用紙1 図 N2図 箪3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コピー後の用紙を揃えてステイプラにより綴じた用
    紙の束を一対のコロの間へ送り込み、その一対のコロの
    搬送力によつて用紙の束を排紙トレイ上へ排紙するよう
    にしたコピー仕上げ装置において、 前記一対のコロをそれぞれ同一の周速で互いに逆方向に
    回転駆動させて前記用紙の束を同一方向に搬送する駆動
    機構を設けると共に、該一対のコロを逆回転駆動可能に
    したことを特徴とするコピー仕上げ装置。 2 請求項1記載のコピー仕上げ装置において、前記一
    対のコロのいずれか一方に他方のコロとの圧接を解除さ
    せるためのコロ圧接解除手段を設けると共に、該コロ圧
    接解除手段によりコピー後の綴じた用紙の束が前記一対
    のコロに到達する前に該一対のコロをその用紙の束の進
    入を妨げない位置まで互いに離間させ、用紙の束の先端
    が該一対のコロを通過した後に再び圧接させるようにし
    たことを特徴とするコピー仕上げ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7530560B2 (en) 2004-07-20 2009-05-12 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus and image forming apparatus provided with the same

Cited By (3)

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US7530560B2 (en) 2004-07-20 2009-05-12 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus and image forming apparatus provided with the same
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