JPH03146286A - 水中レーザー溶接装置 - Google Patents
水中レーザー溶接装置Info
- Publication number
- JPH03146286A JPH03146286A JP1282916A JP28291689A JPH03146286A JP H03146286 A JPH03146286 A JP H03146286A JP 1282916 A JP1282916 A JP 1282916A JP 28291689 A JP28291689 A JP 28291689A JP H03146286 A JPH03146286 A JP H03146286A
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- Japan
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- welding
- underwater
- laser
- welding device
- laser welding
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Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は水中にてレーザー溶接を行う水中レーザー溶接
装置に関する。
装置に関する。
(従来の技術)
水中溶接技術は、水中構造物の改良、補修工事において
不可欠な技術である。水中溶接方法は大きく、乾式法と
湿式法の2つに分かれる。乾式法は溶接部周辺をチェン
バーで囲みその部分の水を排除して溶接を行う方法であ
り、湿式法は水中で直接溶接する方法とシールドガス等
の放出により溶接部のごく近傍の水を排除して溶接する
方法である。
不可欠な技術である。水中溶接方法は大きく、乾式法と
湿式法の2つに分かれる。乾式法は溶接部周辺をチェン
バーで囲みその部分の水を排除して溶接を行う方法であ
り、湿式法は水中で直接溶接する方法とシールドガス等
の放出により溶接部のごく近傍の水を排除して溶接する
方法である。
これまで上記水中溶接にはMIG、TIG、被覆アーク
などの溶接法が検討され、船舶や海洋構造物の構造補修
用に一部実用化されているが、レーザー溶接に関しては
溶接部の品質等の問題で水中構造物への適用が未だなさ
れていない。
などの溶接法が検討され、船舶や海洋構造物の構造補修
用に一部実用化されているが、レーザー溶接に関しては
溶接部の品質等の問題で水中構造物への適用が未だなさ
れていない。
ところで、レーザー溶接は、レーザー光をレンズ等の光
学系を用いて微小スポットに集光させ被溶接物に照射し
材料を溶融させることにより溶接を行う方法であり、エ
ネルギー密度が高いために1パスでビード幅の狭い溶込
みの深いビードが得られ、熱影響部や溶接変形の少ない
高品質の溶接物が製作できるため、水中構造物の改良、
補修工事への適用が望まれている。
学系を用いて微小スポットに集光させ被溶接物に照射し
材料を溶融させることにより溶接を行う方法であり、エ
ネルギー密度が高いために1パスでビード幅の狭い溶込
みの深いビードが得られ、熱影響部や溶接変形の少ない
高品質の溶接物が製作できるため、水中構造物の改良、
補修工事への適用が望まれている。
従来のレーザー溶接装置の構成図を第2図に示す、集光
レンズ1により集光されたレーザー光2が焦点近傍にお
かれた被溶接物3の開先4にあたり吸収される結果1表
面にて溶融が起こり、溶融池にビーム孔5が形成される
。ビームを開先線方向に移動することによりビーム孔5
後方で溶融金属8の凝固が起こり被溶接物3が溶接され
る。溶接時には溶接金属8の酸化を防止するためにヘリ
ウムなどのシールドガス6をノズル7内に吹き付ける。
レンズ1により集光されたレーザー光2が焦点近傍にお
かれた被溶接物3の開先4にあたり吸収される結果1表
面にて溶融が起こり、溶融池にビーム孔5が形成される
。ビームを開先線方向に移動することによりビーム孔5
後方で溶融金属8の凝固が起こり被溶接物3が溶接され
る。溶接時には溶接金属8の酸化を防止するためにヘリ
ウムなどのシールドガス6をノズル7内に吹き付ける。
(発明が解決しようとする課題)
水中溶接を考えた場合、水分の巻込みによるブローホー
ルなどの欠陥の発生を抑えるために溶接箇所における水
分の排除が重要となる。しかし、従来のレーザー溶接装
置ではビーム孔の極く近傍のみ高温となるため他の部分
1例えばレーザー光の走査方向の開先4が濡れ易く、又
シールドガスの吹き付けによる水分の排除も不十分であ
るため、十分乾燥した状態での溶接が困難であり、ブロ
ーホールなどの欠陥が発生する可能性があった。
ルなどの欠陥の発生を抑えるために溶接箇所における水
分の排除が重要となる。しかし、従来のレーザー溶接装
置ではビーム孔の極く近傍のみ高温となるため他の部分
1例えばレーザー光の走査方向の開先4が濡れ易く、又
シールドガスの吹き付けによる水分の排除も不十分であ
るため、十分乾燥した状態での溶接が困難であり、ブロ
ーホールなどの欠陥が発生する可能性があった。
本発明は以上の点に基づきなされたもので、その目的は
水中において品質の良い溶接部を製作することのできる
水中レーザー溶接装置を提供することにある。
水中において品質の良い溶接部を製作することのできる
水中レーザー溶接装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成するためにレーザー溶接装置
の光学系の集光レンズを二重焦点としたことを特徴とす
る。
の光学系の集光レンズを二重焦点としたことを特徴とす
る。
(作用)
上記構成によれば、レーザー光が2分され、拡げたレー
ザー光を溶接箇所の予熱用、すなわち水分除去用、絞っ
たレーザー光を溶接用とする。
ザー光を溶接箇所の予熱用、すなわち水分除去用、絞っ
たレーザー光を溶接用とする。
これにより十分乾燥した状態におけるレーザー溶接が可
能となり、品質の良い溶接部を迅速に製作することがで
きる。
能となり、品質の良い溶接部を迅速に製作することがで
きる。
(実施例)
以下1本発明の一実施例を第1図を参照して説明する。
なお、第1図において第2図に示した部分と同一の部分
には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
第1rMにおいて集光レンズ9は二重焦点レンズであり
、レーザー光2が集光レンズ9を通過すると光路が2通
りになる構成である。本集光レンズ9によるとその1つ
を示す光路Aは絞られて被溶接物3の開先4上に到達し
、スポット状のビームaとなり、もう一方を示す光路B
は被溶接物3の開先4上でノズル7の先端の口径を全面
カバーできる大きな円のビームbを形成する。前者のビ
ームaは、エネルギー密度が高く、溶接用のビームとし
て作用する。又、後者のビームbは、エネルギー密度が
低く広範囲であり、溶接箇所近傍およびレーザー光の走
査方向(溶接の進む方向)の開先4の一部の予熱用のビ
ームとして作用する。シールドガス6の吹き付けによる
水分の排除およびビームbによる予熱により溶接金属1
0の溶接箇所が十分に乾燥した状態となる。このような
条件下で溶接を行うことにより、水分の巻込みによるブ
ローホールなどの欠陥の発生が抑えられ、品質の良い溶
接部を製作することが可能となる。また。
、レーザー光2が集光レンズ9を通過すると光路が2通
りになる構成である。本集光レンズ9によるとその1つ
を示す光路Aは絞られて被溶接物3の開先4上に到達し
、スポット状のビームaとなり、もう一方を示す光路B
は被溶接物3の開先4上でノズル7の先端の口径を全面
カバーできる大きな円のビームbを形成する。前者のビ
ームaは、エネルギー密度が高く、溶接用のビームとし
て作用する。又、後者のビームbは、エネルギー密度が
低く広範囲であり、溶接箇所近傍およびレーザー光の走
査方向(溶接の進む方向)の開先4の一部の予熱用のビ
ームとして作用する。シールドガス6の吹き付けによる
水分の排除およびビームbによる予熱により溶接金属1
0の溶接箇所が十分に乾燥した状態となる。このような
条件下で溶接を行うことにより、水分の巻込みによるブ
ローホールなどの欠陥の発生が抑えられ、品質の良い溶
接部を製作することが可能となる。また。
予熱用のビームbにより予め進行方向の溶接箇所の水分
除去を行うことができるため、溶接速度を増大すること
ができ、迅速な水中レーザー溶接が可能となる。
除去を行うことができるため、溶接速度を増大すること
ができ、迅速な水中レーザー溶接が可能となる。
このように、本発明の水中レーザー溶接装置は、品質の
良い溶接部を迅速に製作することができることから、水
中構造物の改良、補修工事などへの適用を考えた場合に
非常に有効であり、それら水中構造物を含むプラント全
体の信頼性が向上する。
良い溶接部を迅速に製作することができることから、水
中構造物の改良、補修工事などへの適用を考えた場合に
非常に有効であり、それら水中構造物を含むプラント全
体の信頼性が向上する。
また、原子カプラントへの適用を考えると、水中での溶
接、補修が可能となるため、水が遮断体となり作業時の
被ばく量を低減することも可能となる。
接、補修が可能となるため、水が遮断体となり作業時の
被ばく量を低減することも可能となる。
以上、詳述したように1本発明によればレーザー溶接装
置の光学系の集光レンズが二重焦点レンズとなっており
、レーザー光が2通りとなり絞られたレーザ光が溶接用
、拡げられたレーザー光が溶接箇所の予熱用、すなわち
水分除去用に作用する。よって、十分乾燥した条件下で
溶接を行うことができ1品質の良い溶接部を迅速に製作
することができる0本発明の水中レーザー溶接装置は、
水中構造物の改良、補修工事などの適用を考えた場合に
非常に有効であり、それら水中構造物を含むプラント全
体の信頼性が向上する。また、原子カプラントへの適用
を考えると、水中での溶接、補修が可能となるため、水
が遮蔽体となり、作業時の被ばく量を低減することも可
能となる。
置の光学系の集光レンズが二重焦点レンズとなっており
、レーザー光が2通りとなり絞られたレーザ光が溶接用
、拡げられたレーザー光が溶接箇所の予熱用、すなわち
水分除去用に作用する。よって、十分乾燥した条件下で
溶接を行うことができ1品質の良い溶接部を迅速に製作
することができる0本発明の水中レーザー溶接装置は、
水中構造物の改良、補修工事などの適用を考えた場合に
非常に有効であり、それら水中構造物を含むプラント全
体の信頼性が向上する。また、原子カプラントへの適用
を考えると、水中での溶接、補修が可能となるため、水
が遮蔽体となり、作業時の被ばく量を低減することも可
能となる。
第1図は本発明の水中レーザー溶接装置の要部を示す構
成図、第2図は水中レーザー溶接装置の従来例を示す構
成図である。 1・・・集合レンズ 2・・・レーザー光3・
・・被溶接物 4・・・開光5・・・ビーム
孔 6・・・シールドガス7・・・ノズル
8・・・溶接金属9・・・二重焦点レンズ
成図、第2図は水中レーザー溶接装置の従来例を示す構
成図である。 1・・・集合レンズ 2・・・レーザー光3・
・・被溶接物 4・・・開光5・・・ビーム
孔 6・・・シールドガス7・・・ノズル
8・・・溶接金属9・・・二重焦点レンズ
Claims (1)
- レーザー溶接装置の光学系の集光レンズが二重焦点レン
ズであることを特徴とする水中レーザー溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1282916A JPH03146286A (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | 水中レーザー溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1282916A JPH03146286A (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | 水中レーザー溶接装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03146286A true JPH03146286A (ja) | 1991-06-21 |
Family
ID=17658773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1282916A Pending JPH03146286A (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | 水中レーザー溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03146286A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6060686A (en) * | 1996-10-15 | 2000-05-09 | General Electric Company | Underwater laser welding nozzle |
WO2015029466A1 (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-05 | 三菱重工業株式会社 | レーザ加工装置 |
US20200101564A1 (en) * | 2017-03-31 | 2020-04-02 | Nikon Corporation | Processing method and processing system |
-
1989
- 1989-11-01 JP JP1282916A patent/JPH03146286A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6060686A (en) * | 1996-10-15 | 2000-05-09 | General Electric Company | Underwater laser welding nozzle |
WO2015029466A1 (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-05 | 三菱重工業株式会社 | レーザ加工装置 |
US20200101564A1 (en) * | 2017-03-31 | 2020-04-02 | Nikon Corporation | Processing method and processing system |
US11969822B2 (en) * | 2017-03-31 | 2024-04-30 | Nikon Corporation | Processing method and processing system |
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