JPH0199789A - 溶接管の製造方法 - Google Patents

溶接管の製造方法

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JPH0199789A
JPH0199789A JP62256207A JP25620787A JPH0199789A JP H0199789 A JPH0199789 A JP H0199789A JP 62256207 A JP62256207 A JP 62256207A JP 25620787 A JP25620787 A JP 25620787A JP H0199789 A JPH0199789 A JP H0199789A
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JP
Japan
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laser beam
pipe
welding
laser
same
Prior art date
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Pending
Application number
JP62256207A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoaki Itaya
板谷 元晶
Michio Saito
斎藤 通生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH0199789A publication Critical patent/JPH0199789A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、溶接管を製造するにあたり、レーザビームを
用いて効率的に溶接を行う方法に関する。
〈従来の技術〉 レーザを用いて管の溶接を行う方法に関しては、例えば
特開昭59−101293号や特開昭61−49797
号などの公報に開示されている。前者は、第5図(a)
に示すようにオーブンバイブ1のスクイズロール2への
送給方向から対向する両端面1a、lbの接合点Aに向
けてオープンパイプ外周面と30°以内の角度をなすよ
うにレーザ発生装置3からのビームBをミラー4を介し
て照射して加熱するものである。また後者は、第5図G
)に示すように、対向する両端面1a、lbが接合点A
を頂点としたクサビ形状をなす被溶接物のクサビ形状の
開放側から光ファイバ5を介してレーザビームBを照射
するものである。
さらに、特開昭60−206589号公報にはレーザを
溶接線の上から照射する方法が示されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、レーザビームを管と平行かまたはそれに近い
角度でv型をなす接合点に照射する場合、集光形状が問
題となる。レーザビームがシングルモードビームの場合
、ビーム形状は円形であり、焦点のスポット径は通常お
よそ0.2〜0.9閣φであって、レーザ発生装置のパ
ラメータ、レーザ光の波長、あるいは集光レンズ焦点距
離から決まるので、板厚の薄い場合には、第5図(C)
に示すように集光形状Fは板厚に対して適切なビーム径
となり得るが、板厚が厚くなると第5図(イ)に示すよ
うに全板厚を溶接するにはビームを上下に振らせるライ
ビングの操作が必要となり、装置が複雑になる。
また、他の手段として、集光形状Fを長円形にする方法
が考えられるが、これも第5図(e)、(f)に示すよ
うに板厚に応じて長径の寸法を変えねばならず、集光レ
ンズの形状を変更する操作を必要とするため、結局前記
と同様な手間がかかる装置が必要となる。
従って、上記したような方法では、いずれも板厚に応じ
て簡単に効率よく溶接を行うことができないという問題
があった。
これに対して接合点に管表面と直角方向からビームをあ
てて溶接する特開昭60−206589号の方法によれ
ば、溶接部の溶は込み幅に比べて溶は込み深さが太き(
変化するので、板厚が変わった場合、レーザの出力を調
整することにより溶は込み量即ち溶は込み深さをtPI
節することができ、比較的簡単に対応することが可能で
ある。
しかしながら、レーザを上から照射する場合、キャビテ
ィ中に発生する金属蒸気プラズマにレーザが吸収され、
その分キャビティ壁面の吸収熱量は減少するため、溶は
込み深さが大きいほど効率は低下することになる。すな
わち、本発明者らが調査したところ、レーザ出力と溶は
込み深さの関係は第6図に示すような特性であり、溶は
込み深さ/出力の比aは一定でな(、高出力側は低出力
側に比べてaが小さくなる傾向がある。したがって、こ
の場合高出力側では効率は悪化し、ある値以上の溶は込
み深さを得ることは困難である。
本発明は、上記のような問題点を解消すべくなされたも
のであって、簡易な手段により溶接管の肉厚が異なる場
合であっても効率よく溶接可能な方法を提供することを
目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、金属帯を管状に成形し、゛両端の突合せ部の
接合点にレーザビームを照射しながらスクイズロールで
圧力を加えて溶接管を製造する方法において、前記接合
点の管外面側および管内面倒の2方向から同時にレーザ
ビームを照射して溶接を行うようにして、上記目的を達
成するものである。
以下に、図面を参照して本発明の具体的構成を説明する
第1図は、本発明の一実施例を一部断面を含んで模式的
に示す斜視図である。
図において、レーザ発生装置3から放出されたレーザビ
ームB、は溶接する接合点Aの上方に位置する反射率5
0%のハーフミラ−4によりレーザビームの半分は反射
され下方に閏かうビームB1となり、残り半分のビーム
B2はハーフミラ−を通過する。ビームB、は集光レン
ズ6aにより集光され、接合点Aの上方から接合点Aに
向かって照射されることにより対向する両端面1a、l
bの上半分を溶融させる。
一方、ハーフミラ−を通過したビームBgは、接合点A
の上流側上方に位置するミラー5aにより90°に反射
され、オーブンパイプlの両端面1a。
1bの間を通過して、管内面に位置するミラー5bによ
りさらに90°に反射され、管内部を管と平行に走り、
集光レンズ6bを通して集光されミラー5cで反射され
て、接合点A下方から接合点Aに向かって反射されるこ
とにより、対向する両端面1a、lbの下半分を溶融さ
せる。この場合、上下両ビームBl、 81の焦点位置
は溶接線上の同じ点でなければならない、このようにし
て、溶融された両端面1a、lbをスクイズロール2で
圧力を加えて溶接を行う。
なお、接合点に照射する上下両ビーム81.’B!の照
射角度は、管表面に対して垂直にするのが望ましいが、
必らずしもそれに限定されるものではなく、垂直線に対
して管軸の方向に20〜30゛程度傾斜させても構わな
い、その理由は、凝固後の熔は込み形状には何ら影響を
及ぼさないためである。
また、管径が小さく、管の内面に集光レンズ6bを挿入
するのが困難な場合には、第2図に示すように集光レン
ズ6bを外面側に配し、内面側のビームaXを管内に位
置するミラー5bで反射させてもよい、この場合、上下
両ビームB、、 B、の照射角度は同じにする必要があ
る。また、この場合は、ビームが傾く分だけ必要熔は込
み深さが大きくなるので、レーザ出力をその骨上げる必
要がある。
なお、管内面にミラーを取付けると、溶接の際に発生す
るスパッタによって内面ミラーが汚れる恐れがあるから
、これを防止するためにも、第2図に示すようにミラー
5bを接合点Aよりやや上流に置(ようにすることが望
ましい。
さらにミラーへのスパッタの付着防止の方策として、管
内面にシールガスを吹き込む等の処置を講するようにす
れば、−層効果を上げることが可能である。
く作  用〉 本発明によれば、溶接する接合点に対して、管内、外面
の2方向から同時にレーザビームを照射することにより
、そのレーザ出力に対する溶は込み深さの大きさは、第
3図に示すようにほぼ直線的な関係が得られるのである
この理由は、必要なレーザ出力を2分することにより、
その1方向から照射されるレーザ出力は半減されるから
、そのキャビティ中に発生する金属蒸気プラズマも半減
してレーザへの影響を抑制することによる。
したがって、同一溶接速度、同一肉厚の場合は、レーザ
出力は従来法に比べて小さくてすみ、また同一レーザ出
力、同一肉厚であれば、溶接速度を上げることができる
〈実施例〉 外径:  114.3sm、肉厚:  7.0aamの
鋼管を、本発明法を用いて溶接速度: 2 m/sin
、シールドガス:Arガス1 レーザ出力j6KWの条
件により溶接を行った結果、第4図(a)に示すような
良好な溶は込み形状を存する溶接が得られた。比較のた
め、従来法で同一サイズ、同一速度で溶接を行ったとき
の溶は込み形状を第4図(b)に示した。またそのとき
のレーザ出力は8に村を必要とした。それ故、従来法に
比べて本発明法では溶接の効率が約25%向上している
ことがわかる。また、従来法では、l0KHの出力でシ
ールドガスとしてArガスを用いた場合、肉厚二811
11程度が溶は込み深さの限界であったが、本発明法で
は約12mまで熔は込み深さが得られ、厚肉材の溶接を
容易に行うことが可能である。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、従来法に比べて
溶接効率を高めることができるから、生産性を向上させ
ることが可能である。また、溶接ビード幅も従来法に比
べて小さ(できるので、品質の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を一部断面を含んで模式的
に示す斜視図、第2図は、本発明の他の実施例を一部断
面を含んで模式的に示す側面図、第3図は、本発明にお
けるレーザ出力と溶は込み深さの関係の一例を示す特性
図、第4図は、接合点の溶接時の溶は込み形状を示す断
面図、第5図は、従来例を示す概要図、第6図は、従来
例におけるレーザ出力と溶は込み深さの関係の一例を示
す特性図である。 ■・・・オープンパイプ、 2・・・スクイズロール、 3・・・レーザ発生装置、 4・・・ハーフミラ−15・・・ミラー、6・・・集光
レンズ、    A・・・接合点、B・・・レーザビー
ム、    F・・・集光形状、P・・・溶接管。 特許出願人    川崎製鉄株式会社 第  1  図 第  2  図 (a)     (b) 第  3  図 レーザ出力 (KW) 第  6  図 レーザ出力(K〜■) 第  5  図 (a) (b) (c)               (d)(e) 
    (f) Aヒ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属帯を管状に成形し、両端の突合せ部の接合点にレー
    ザビームを照射しながらスクイズロールで圧力を加えて
    溶接管を製造する方法において、前記接合点の管外面側
    および管内両側の2方向から同時にレーザビームを照射
    して溶接を行うことを特徴とする溶接管の製造方法。
JP62256207A 1987-10-13 1987-10-13 溶接管の製造方法 Pending JPH0199789A (ja)

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