JPH0314513Y2 - - Google Patents

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JPH0314513Y2
JPH0314513Y2 JP19105486U JP19105486U JPH0314513Y2 JP H0314513 Y2 JPH0314513 Y2 JP H0314513Y2 JP 19105486 U JP19105486 U JP 19105486U JP 19105486 U JP19105486 U JP 19105486U JP H0314513 Y2 JPH0314513 Y2 JP H0314513Y2
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rail
guide
plate
hardwood
framework
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JP19105486U
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JPS6394252U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、建築工事等において構造物と外部
あるいは内部枠組足場との間隙に設ける落下物防
護用養生板に関する。
(従来の技術) 従来、出願人は取付け・組立て・解体をより簡
便に行うことができ、所用強度が大きく作業床と
しても充分利用でき、量産可能であると共に、工
事工程により変化する枠組足場と構造物との間隙
を完全に塞ぐことができるスライド式落下物防護
用養生板を考案し、すべに出願済み(実開昭61−
59757号)である。
このスライド式落下物防護用養生板は、水平か
つ平行に配した2本の支持部材を、枠組足場の堅
材に固定し、各支持部材の先端対向側に断面構造
のガイド部材を設け、各ガイド部材内には鋼製布
板の両側に設けられたレール部材を嵌入してあこ
とを特徴とするものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、前記従来のスライド式落下物防護用養
生板は、以下に述べる問題点を有している。
(1) 支持部材を枠組足場の堅材間に架け渡し、こ
の支持部材の先端にガイド部材を溶接等により
固定しているため、材料の使用量、部品数が多
くコスト高である。
(2) 支持部材を枠組足場の堅材に取付けた後でな
いと布板を取付けることができず、作業に柔軟
性がない。
(3) 在来枠組足場階段取付に際し、支持部材が干
渉する。
(4) 枠組足場の上下枠堅材相互を固定するための
アームロツクを設ける必要がある。
この考案は以上の問題点を解決するために創案
されたもので、必要部材を小型化、少数化するこ
とによりコストの低減を図り、取付作業をより簡
単にしかもフレキシブルに行うことができ、構成
部材の他の部材と干渉することがない落下物防護
用養生板を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案の落下物防護用養生板は、上方に枠組
足場堅材に連結するクランプを設け、下方中央に
は水平方向に平行に突出し枠組足場堅材の両側を
囲むように配される2本のガイド部材を設け、該
ガイド部材の一方には水平方向に回動自在で他方
のガイド部材に嵌合する受アングルを設け、下方
側部にガイドレールの先端側を支持するレール受
け部と連結用孔を形成してあるレール受けプレー
トと、先端側下方には前記レール受けプレートの
連結用孔に嵌合するロツクピンを設け、基端側上
方には枠組足場横材に係止する支持金具を設けて
なるガイドレールと、両側方のガイドレールにス
ライド自在に嵌入・支持される鋼製布板とからな
ることを特徴とする。
(実施例) 以下、この考案を図面に示す実施例に基いて説
明する。
第1図、第2図はこの考案の落下物防護用養生
板の実施例を示すもので、レール受けプレート1
と、ガイドレール7と、鋼製布板10とから構成
されている。
レール受けプレート1の上方には、枠組足場堅
材12に連結するクランプ2が設けられており、
下方中央には、水平方向に平行に突出し枠組足場
堅材12の両側を囲むように配された2本のガイ
ド部材3が設けられている。そして一方のガイド
部材3には、水平方向に回動自在で他方のガイド
部材3と嵌合する受けアングル4が設けられてい
る。この受けアングル4の上端は枠組足場横材1
3の下端に当接し、内面は枠組足場堅材12に当
接する。さらにレール受けプレート1の下方両側
には、ガイドレール7の先端部を支持するレール
受け部5と、連結用孔6が形成されている。
また、ガイドレール7の先端側下方には前記レ
ール受けプレート1の連結用孔6に嵌合するロツ
クピン8が設けられており、基端側上方には枠組
足場横材13に係止、支持される支持金具9が設
けられている。この支持金具9は第3図に示すよ
うに枠組足場横材13のほか枠組足場下部補強材
14に支持させるようにしてもよい。また支持金
具9には位置決め用のピン18が取付けられ、嵌
入孔19が穿設されている。ガイドレール7は断
面略リツプ溝形形状であり、後述する鋼製布板1
0両側のレール部材11と嵌合した際、間隙から
モルタル、コンクリート等が浸入しないようにな
つている。ガイドレール7の内部先端側には、鋼
製布板10が所定長さ以上スライドするのを防ぐ
ためのストツパー15が形成されており、このス
トツパー15はレール部材11の基端部に設けた
ストツパー21と当接する。
鋼製布板10の両側には、レール部材11が溶
接またはボルト止めにより設けられており、該レ
ール部材11はガイドレール7に嵌合され、スラ
イド自在に支持される。
次にこの落下物防護用養生板を枠組足場に取付
ける作業手順について説明する。
(1) レール受けプレート1の取付け 第4図に示すように枠組足場堅材12にクラ
ンプ2を仮止めすると共に、両ガイド部材3を
挟むように取付ける。
第5図に示すように受アングル4を反転して
ガイド部材3の一方に嵌合する。この時受アン
グル4またはガイド部材3の一方にロツクピン
等を設けておけば、容易かつ確実に作業を行う
ことができる。
なお図中の17は枠組足場横材間に架け渡し
た足場板である。
第6図に示すようにレール受けプレート1全
体を上方に移動し、受アングル4の上端が枠組
足場横材13下面に当接する位置でクランプ2
を締付ける。このときレール受けプレート1が
できるだけ枠組足場堅材12と平行となるよう
に注意して取付ける。
(2) ガイドレール7の取付け 第8図、第9図に示すように、ガイドレール
7を足場板17長手方向と平行に配し、枠組足
場横材13と足場板17端部との隙間に下方よ
り支持金具9を挿入する。
ガイドレール7の先端側を90゜回転してレー
ル受けプレート1のレール受け部5上に載せる
と共に、枠組足場横材13に支持金具9を係止
する。
第10図に示すようにガイドレール7を基端
側へ移動して、ロツクピン8をレール受けプレ
ート1の連結用孔6に嵌入する(第11図、第
12図参照)。
第13図、第14図に示すように枠組足場横
材13およびレール受けプレート1の反対側に
もガイドレール7′を取付ける。このとき支持
金具9に形成されたピン18を互いの嵌入孔1
9に挿通して、支持金具9,9どおしの位置決
めを行う。
枠組足場下部補強材14のない建枠に対して
は、取付けの前に、予めガイドレール7側面に
第7図に示すように長手方向に連続する補強材
16を溶接等により設けておけば、ねじり、曲
げ等に対する変形を防止することができる。
(3) 鋼製布板10の取付け 第15図に示すように鋼製布板10両側のレー
ル部材11の先端側をそれぞれガイドレール7の
基端側より嵌入し、鋼製布板10をスライド自在
にガイドレール7に取付ける。
(4) 他の取付手順 第16図に示すように、枠組足場堅材12,1
2′の間隔が狭い場合は、次の手順により取付け
る。
ガイドレール7の支持金具9を枠組足場横材
13に係止し、ガイドレール7先端側をレール
受けプレート1のレール受け部5上に躯体20
側に持出し載置する(第16図参照)。
第17図に示すように鋼製布板10両側のレ
ール部材11の先端側をガイドレール7の基端
部側より嵌入する。
第18図に示すようにガイドレール7を基端
側へ移動して、ロツクピン8をレール受けプレ
ート1の連結用孔6に嵌入する。
(考案の効果) (1) 部品数が少なく、各部材は必要最小限に形成
されているので、軽量化およびコストの低減を
達成できる。また各部材の溶接箇所が少ないの
で、精度が向上する。
(2) 取付け・解体作業をきわめて容易に行うこと
ができ、しかも作業手順を変えることができる
ので作業に柔軟性がある。
(3) 構成部材が小さいので、他の部材(例えば枠
組足場等)と干渉することがない。
(4) 枠組足場の上下枠相互を固定するためのアー
ムロツクが不用である。
(5) レール受けプレートはクランプとガイド部材
とで枠組足場堅材に支持されているため、幅を
狭くすることができるのでガイドレール間隔を
小さくすることができる。
(6) 鋼製布板は作業床としても使用できる。この
ため不安定な姿勢で危険な作業が大幅に減少
し、安全性、作業効率が大きく向上する。
(7) 型枠組立て、解体時において、鋼製布板を型
枠、単管等の各資材の仮置スペースとして利用
できるため、作業通路が確保でき、作業員の安
全性が向上する。
(8) 鋼製布板の出し入れが安易で、専門職の手を
わずらわすことがないので、作業工程が短縮
し、不要資材の放置等もなくなる。
(9) この考案の養生板を横方向に連続して取付け
た場合、鋼製布板相互間の間隙が少ないので、
物等の落下を確実に防止でき、養生性能も良好
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す全体斜視図、
第2図は第1図の要部を拡大した分解斜視図、第
3図は支持金物の枠組足場横材との関係を示す正
面図、第4図〜第6図はレール受けプレートの取
付け手順を示す側面図、第7図はガイドレールの
他の実施例を示す斜視図、第8図、第10図はガ
イドレールの取付け手順を示す側面図、第9図は
同じく平面図、第11図、第12図はロツクピン
の嵌合手順を示す側面図、第13図、第14図は
ガイドレールどおしの位置決め手順を示す平面
図、第15図は鋼製布板の取付状態を示す側面
図、第16図〜第18図は他の取付け手順を示す
側面図である。 1……レール受けプレート、2……クランプ、
3……ガイド部材、4……受アングル、5……レ
ール受け部、6……連結用孔、7……ガイドレー
ル、8……ロツクピン、9……支持金具、10…
…鋼製布板、11……レール部材、12……枠組
足場堅材、13……枠組足場横材、14……枠組
足場下部補助材、15……ストツパー、16……
補強材、17……足場板、18……ピン、19…
…嵌入孔、20……躯体、21……ストツパー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上方に枠組足場堅材に連結するクランプを設
    け、下方中央には水平方向に平行に突出し枠組足
    場堅材の両側を囲むように配される2本のガイド
    部材を設け、該ガイド部材の一方には水平方向に
    回動自在で他方のガイド部材に嵌合する受アング
    ルを設け、下方側部にガイドレールの先端側を支
    持するレール受け部と連結用孔を形成してあるレ
    ール受けプレートと、 先端側下方には前記レール受けプレートの連結
    用孔に嵌合するロツクピンを設け、基端側上方に
    は枠組足場横材に係止する支持金具を設けてなる
    ガイドレールと、 両側方のガイドレールにスライド自在に嵌入・
    支持される鋼製布板とからなことを特徴とする落
    下物防護用養生板。
JP19105486U 1986-12-11 1986-12-11 Expired JPH0314513Y2 (ja)

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JP19105486U JPH0314513Y2 (ja) 1986-12-11 1986-12-11

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JP19105486U JPH0314513Y2 (ja) 1986-12-11 1986-12-11

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JPS6394252U JPS6394252U (ja) 1988-06-17
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