JPH03144918A - 光テープレコーダのドラム装置 - Google Patents

光テープレコーダのドラム装置

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JPH03144918A
JPH03144918A JP28260789A JP28260789A JPH03144918A JP H03144918 A JPH03144918 A JP H03144918A JP 28260789 A JP28260789 A JP 28260789A JP 28260789 A JP28260789 A JP 28260789A JP H03144918 A JPH03144918 A JP H03144918A
Authority
JP
Japan
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drum
tape
slit
laser beam
recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP28260789A
Other languages
English (en)
Inventor
Youichirou Senshiyuu
専修 陽一郎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH03144918A publication Critical patent/JPH03144918A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テープを媒体として光記録を行なうようにし
た光テープレコーダに適用されるドラム装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、レーザー光を用いて光テープに信号を記録す
るようにしたヘリカルスキャン方式の光テープレコーダ
のドラム装置を提供し、そのドラムの製作においてはド
ラム周面にレーザー光が通過するためのスリット加工を
施すだけの簡単な構造とすることにより、ドラムの加工
精度の向上やコストダウン等を図るようにしたものであ
る。
〔従来の技術〕
現在、テープを媒体として映像信号や音声信号の記録/
再生を行なうようにした記録再生装置においては、ドラ
ムに巻付けられた記録テープに回転ヘッドによって斜め
方向に記録を行なうヘリカルスキャン方式が広〈実施さ
れている。
このヘリカルスキャン方式の記録再生装置、例えばビデ
オテープレコーダ(VTR)に用いられているドラム装
置としては、第3図に示す如きものがある。
即ちこれはいわゆるプロペラ型ドラムと呼ばれ゛るもの
で、図において(1)はドラムを示し、このドラム(1
〕は上ドラム(2)と下ドラム(3)とにより成り、こ
の上ドラム(2)と下ドラム(3)はその側方に配され
るドラム支え(4)に固定支持されている。下ドラム(
3)の外周面には斜め方向にリード(5)が形成されて
おり、このリード(5)に沿うようにしてドラム(1)
にテープ(磁気テープ)Tが巻付けられる。
上ドラム(2)と下ドラム(3)の間には所要の隙間が
あり、この隙間内に回転磁気ヘッド(6)が配されてい
る。この磁気ヘッド(6)の先端はドラム周面より所定
量突出してテープTに摺接される如く戊されており、こ
の磁気ヘッド(6)が所定速度で高速回転されることに
よってテープTに対する信号の記録/再生が行なわれる
。またドラム支え(4)には、ドラム周面に突出される
磁気ヘッド(6)の逃げとなる凹部(7)が形成されて
いる。
ところで、従来から記録媒体としてディスクを使用し、
このディスクにレーザー光によって記録/再生を行なう
光デイスクシステムが実用化されているが、近年この種
の光記録再生装置においては、記録媒体としてテープを
使用してヘリカルスキャン方式によって記録/再生を行
なうようにした光テープレコーダが考えられるようにな
った。
光テープレコーダ用のドラムは、上述したVTR用のド
ラムの構造を応用し、即ち磁気ヘッド(6)に代えて光
学ヘッドを回転させてテープ上に信号を記録すればよい
ことになる。
〔発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のドラム構造は次のような欠点があ
る。
即ち、上ドラム(2)と下ドラム(3)はその側方に配
されるドラム支え(4)によって支持されているため、
第9図に示す如く上下ドラムの中心を正確に合わせるの
が難しいので円筒精度が出しに<<、組立も難しい。ま
たドラム支え(4)の支持面は上下ドラム(2)と(3
)の外周面に沿う円弧面状に正確に加工しなければなら
ず、加工工数が多くなる。さらにドラム支え〔4)は場
所をとるため、メカデツキ内で邪魔になり、テープのガ
イド部材その他の配置に制約が生じる。
このように従来のドラム構造は多くの欠点を有するため
、光テープレコーダのドラムにはそのまま適用し難い。
本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、光記録の特性
を活かした新規の構造のドラム装置を提供し、上述の欠
点を解消することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために本発明のドラム装置は、外
周にテープが巻付けられる円筒状のドラムの内部に高速
で回転される回転体(回転円板)が配され、この回転体
上にテープに対し信号の記録/再生を行なうためのレー
ザー光の集束手段(対物レンズ)が設けられると共に、
ドラムの周面にレーザー光が通過するスリットが所定範
囲にわたって形成されてなるものである。
〔作用〕
このように槽底されるドラム装置においてドラムを加工
する際には、ドラムの周面にレーザー光の出口となるス
リットを形成するだけでよく、即ち従来のドラム装置の
ようにドラムを上下に分割して夫々別々に加工しなくと
もよく、またドラムの組立も必要なく、さらにドラム支
えも不要となり、その結果上述した問題点が解消され、
光テープレコーダに好適に用いることができる。
〔実施例〕
以下、第1rIA〜第4図を参照しながら本発明の詳細
な説明する。
図において〈10)は本発明によるドラム装置を全体と
して示し、(11)はドラムで、このドラム(11)は
1個の有底円筒状体により成り、その外周面には斜め方
向にリード(12〉が形成されており、このリード(1
2)に沿うようにしてドラム(11)にテープ〈光記録
テープ)Tが所定のラップ角で巻付けられて走行される
このドラム(11)の内部においては、その中心部に軸
受(13〉を介して回転軸(14〉が軸支されており、
この回転軸(14)に回転円板(15)が固定されてド
ラム周方向に回転自在に支持されている。回転軸(14
)はドラム(11〉の外部に配されるモータ(16〉に
直結されており、即ちこのモータ(16)の駆動によっ
て回転軸〈14〉と一体に回転円板(15)が所定速度
で高速回転される如く威されている。
この回転円板(15)上には光学ヘッド(17)が載置
固定されており、この光学ヘッド(17〉は一般の光デ
イスクシステムに用いられている光学ヘッドと略同様の
構成を有するもので、即ちその内部には信号の記録/再
生を行なうためのレーザー発光素子が配され、この発光
素子より発せられたレーザー光は対物レンズ(18)か
らドラム外周方向に向って出射・集束されてスポットを
形成する。
尚、本例図面ではこの光学ヘッド(17)は1個のみを
図示しであるが、実際には一般のVTR用ドラム装置と
同様に1801n角した位置に対称的に2個(必要によ
っては3個以上)配置されるものである。
そしてドラム(11)の局面には、この光学ヘッド(1
7〉の対物レンズ(18)から出射されるレーザー光の
出口となるスリ7) (19)がドラム周方向に所定範
囲(テープTのラップ角より充分長い範囲)にわたって
形成されており、即ち光学ヘッド(17)の対物レンズ
(18)から出射されたレーザー光はこのスリット(1
9)を通過してテープT上をスキャンし、信号の記録/
再生が行なわれる如く或されている。
このドラム(11〉のスリット(19〉は第4図に示す
如く切削工具(20)を用いてドラム周面を切り込むこ
とによって簡単に形成できる。尚、ドラム(11〉には
このスリ7) (19)の他にも各種の加工を施すが、
スリット加工によって変形(歪み)が生じるような加工
、例えばドラム外周面仕上加工やす+ド(12〉の形成
加工などはスリット加工の後に行なうようにすればよい
以上の如く構成されるドラム装置(10)によれば、記
録媒体としてテープを用いた新規の光記録再生システム
(光テープレコーダ)を実現することができる。
そしてこのドラム装置(10〉は、ドラム(11)上を
走行するテープTにレーザー光を集束して記録/再生を
行なうため、前述した磁気記録型のドラム装置と違って
基本的に回転する部材(ヘッド)がドラム外周面より突
出することがないので、ドラム(11)の製作にあたっ
ては第4図の如く円筒状のドラムにレーザー光の通過す
る部分だけスリット(19)を切欠形成するだけでよい
。即ち従来の磁気記録型のドラム装置のようにドラムを
上下に分割する必要がなく一体型構造とすることができ
るので、ドラムの円筒精度を出し易く、またドラムの組
立の必要もないので製造コストを低く抑えることができ
る。しかもドラム外部にドラム支えを設ける必要がない
のでメカデツキ内においてスペースを有効に利用でき、
システムの小型化に寄与することができる。
ところで、以上の実施例のドラム装置は、固定状態のド
ラム(11)に対しテープTが密着状に巻付けられた状
態で走行するため、ドラム(11)とテープTとの間の
摩擦によってテーブテンシ運ンが増加し、テープ走行が
円滑に行なわれなくなることが考えられる(従来の磁気
記録型のドラム装置ではドラム周面より突出している磁
気ヘッドのいわゆる「たたき効果」によってドラムとテ
ープの間にエアーフィルム(空気膜)が生じ、テープ走
行を円滑にしていたが、本例のドラム装置ではドラム周
面から突出される部材がないのでエアーフィルムは生じ
ない〉。
そこで、これを解消するためには第5図及び第6図に示
す如き応用例が考えられる。
即ち、第5図はドラム(11)にエアー供給機(21)
を接続し、このエアー供給機(21)より外部から必要
な圧力でドラム内に連続的にエアーを送り込み、スリッ
ト(19)から吹き出させることでドラム(11〉とテ
ープTとの間にエアーフィルムを発生させるようにした
例である。尚、この場合、スリット(19〉以外からエ
アーが洩れないようにドラム(11)を密封する必要が
ある。
また第6図の例においては、ドラム(11)の内部に、
回転円板(15〉の上下に夫々対向板(22)及び(2
3)を固定配置し、回転円板(15)とこの対向板(2
2) (23)における互いに対向する部分に第7図に
示す如きポンプアウト型の多数のスパイラル溝(24)
を形成しである。即ちこのスパイラル!(24)は、内
周から外周に向かい、回転円板(15)の回転方向と反
対の方向へ湾曲変位するような円弧状に形成されており
、回転円板(15)が回転されるとこのスパイラル溝(
24)によって外周方向にエアーの圧力が発生し、この
ためスリット(19)からエアーが吹き出してドラム(
11)とテープTとの間にエアーフィルムが形成される
。尚、本例においてはエアーが逃げないように回転円I
N(15)の一部を切欠いて回転円板(15)の厚み内
に光学ヘッド(17)を配置し、そこからレーザー光を
出射してテープT上をスキャンするようにしである。
このように上記応用例2例では、ドラム(11)の周面
とテープTとの間に効果的にエアーフィルムを発生させ
ることができるため、ドラム(11)とテープTとの間
の摩擦が少なく円滑なテープ走行が行われ、テープTに
ダメージを与えられることはない。
尚、以上の各実施例においては、ドラム(11)内に配
される回転円板(15)上に光学ヘッド(17)を配置
し、この光学ヘッド(17〉から直接的にレーザー光を
出射しテープをスキャンするようにしであるが、回転円
板(15〉上にはレーザー光の集束手段としての対物レ
ンズ(18)のみを配し、ドラム(11)の外部に設け
た光源からレーザー光を導いて対物レンズ(18〉によ
って集束しテープ上をスキャンするようにIjl威して
もよい。
また、回転円板(15)を高速回転させるためのモータ
〈16)はドラム(11)の内部に構成してもよい。
さらにその他各部の構成においても以上の実施例に限る
ことなく種々の変化変更が可能であることは勿論である
〔発明の効果〕
以上の如く本発明のドラム装置によれば、従来の磁気記
録型のドラムのように上下ドラムに分割し別々に加工し
なくともよいので、ドラムの加工精度が向上し、またド
ラムの組立の必要がないので製造コストを低く抑えるこ
とができ、しかもドラム外部にドラム支えを設ける必要
がないためメカデツキ内においてスペースを有効に利用
できる等、種々の実用的効果を有し、光テープレコーダ
に好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1r!Aは本発明のドラム装置の実施例を示す縦断側
面図、第2図はそのドラムの側面図、第3図は同、平面
図、第4図は同、スリット加工の説明図、第5図は本発
明のドラム装置の応用例を示す側面図、第6図は本発明
のドラム装置の他の応用例を示す縦断側面図、第7図は
その回転円板の平面図、第8図は従来のドラム装置を示
す側面図、第9図は同、平面図である。 図中、Tはテープ、(11)はドラム、(15)は回転
円板、(17)は光学ヘッド、(18〉は対物レンズ、
(19)はスリットである。 T・・・テープ′ 11・−・ドラム 15・・・回転円板 17・・−光学ヘッド 18−・・対■しンス゛ 19−・・スリット ドラム装置の実施俸I」 第1図 1Z ドラムの側面図 第2図 第3図 ドラムのスリ、、トηΩ工のfJla月Gり第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  外周に記録テープが巻付けられる円筒状の固定ドラム
    の内部に高速で回転される回転体が配され、この回転体
    に上記記録テープに対し信号の記録/再生を行なうため
    のレーザー光の集束手段が設けられると共に、上記固定
    ドラムの周面に上記集束手段からのレーザー光が通過す
    るスリットが所定範囲にわたって形成されてなり、この
    スリットを介して上記レーザー光が上記記録テープ上を
    スキャンするようにしたことを特徴とする光テープレコ
    ーダのドラム装置。
JP28260789A 1989-10-30 1989-10-30 光テープレコーダのドラム装置 Pending JPH03144918A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28260789A JPH03144918A (ja) 1989-10-30 1989-10-30 光テープレコーダのドラム装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP28260789A JPH03144918A (ja) 1989-10-30 1989-10-30 光テープレコーダのドラム装置

Publications (1)

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JPH03144918A true JPH03144918A (ja) 1991-06-20

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ID=17654711

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28260789A Pending JPH03144918A (ja) 1989-10-30 1989-10-30 光テープレコーダのドラム装置

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JP (1) JPH03144918A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5524105A (en) * 1992-12-29 1996-06-04 Eastman Kodak Company Helical optical tape read/write system using at least one laser array

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5524105A (en) * 1992-12-29 1996-06-04 Eastman Kodak Company Helical optical tape read/write system using at least one laser array

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