JPH03144618A - カメラのミラー機構 - Google Patents

カメラのミラー機構

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JPH03144618A
JPH03144618A JP28458789A JP28458789A JPH03144618A JP H03144618 A JPH03144618 A JP H03144618A JP 28458789 A JP28458789 A JP 28458789A JP 28458789 A JP28458789 A JP 28458789A JP H03144618 A JPH03144618 A JP H03144618A
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JP
Japan
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mirror
optical system
pin
camera
carrier
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JP28458789A
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Inventor
Shuichiro Saito
斉藤 修一郎
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、−眼レフカメラ等のミラー機構に関するもの
である。
[従来の技術] 一般に一眼レフカメラは、撮影光学系を構成する撮影レ
ンズとフィルム面の間に、光軸に対して45度の角度を
持つミラーを配置し、被写体からの被写体光をファイン
ダー光学系に切換えて、このミラーの上方に設けられて
いるファインダーの焦点面に導くミラー機構を備えてい
る。
そしてこのようなミラー機構には、代表的はは、露光の
直前にミラーを上方に跳ね上げて被写体からの被写体光
をフィルム面に導き露光を行なうと共に、露光終了後は
ミラーを元の位置に降ろすという所謂クイックリターン
ミラ一方式のものが広く採用されており、このようなり
イックリターンミラーの機構の従来の一例を第3図に基
づいて説明する。
この′fS3図において、32は開口を有するミラー地
板であり、この開口は、ミラー地板32に接着された全
反射ミラー33により閉塞されている。
31は軸であり、その両端は図示していないカメラの固
定部例えばミラーボックスに回転自在に装着されている
ていると共に、軸31にはミラー地板32の上端32a
が固定されていて、ミラー地板32がこの軸31を回転
軸として回動するようになっている。
35はばねであり、ばねの−e435 bは、図示して
いないカメラの固定部材に植設されたピン36に掛けら
れ、また他端35aはミラー地板32に掛けられていて
、ミラー地板32を図の反時計回り(下方)に付勢して
いる。
34は偏心ピンであり、例えば上記のミラーボックスに
かしめられていて、ミラー地板32に下方から当接する
ことで、ミラー地板32の揺動先端部の位置決めをし、
また偏心ピン34は回転によってミラー地板32の図示
状態での静止時の角度を若干調節出来るようになってい
る。
37は駆動レバーであり、図示していないカメラの固定
部に固定のピン38を中心に図の反時計回りに回転する
ようになっていて、その回転時に、先端のピン39でミ
ラーを跳ね上げできるようになっている。
このような構造のミラー機構は、レリーズ操作に連動し
て、図示していない駆U機構により駆動レバー37がピ
ン38を中心として図の反時計回り(上方)に回転され
、これによってミラー地板32をピン39を介し軸31
回りに時計回り(上方)に回転させて、水平位置まで跳
上げるように動作する。この跳上げにより被写体からの
被写体光(点線Aで示す)はフィルム面の方向(点線C
で示す)に導かれて露光が行なわれる。
露光動作が終了すると、ミラーは初期位置に復帰される
[発明が解決しようとする課題] ところで、一般にカメラの小型化のためには、レンズ後
端からフィルム面までの距離、すなわちバックフォーカ
スを短くすることが求められており、またこのことが広
角度レンズや大口径レンズを設計する上でも有利な構成
となることも知られている。しかし上述のミラー機構は
、ミラー回転時のミラー地板32先端の運動軌跡が、軸
31と直角の方向のミラー地板32の長さ(図のa)を
半径とする円弧となるから、光軸方向に少なくとも図中
にaで示した長さが必要になっている。したがって上記
構成のミラー機構を備えたカメラにおいて小型化を実現
するには、ミラーの回転半径を短くすることが必要にな
る。
しかし単純にミラーの長さを短くすると、例えば望遠レ
ンズを使用した場合、被写体の上方からの光束がミラー
に入らず、ファインダー画面の上部が賠くなるいわゆる
「ミラー切れ」を起こすという難を招く。
従って小型であってしかも上記のような問題のないカメ
ラの提供を行なうためには、ミラーが「ミラー切れ」を
招かないように十分な長さを有し、しかもバックフォー
カスは短かくできる新規なミラー機構の開発が望まれる
本発明は以上のような観点に基づいてなされたものであ
り、その目的は、バックフォーカスを短くしてカメラの
小型化が実現できるミラー機構を提供することにある。
また本発明の別の目的は、ミラーの位置と姿勢を精密か
つ容易な操作で調整できる構成をもったミラー機構を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を遠戚する本発明のカメラのミラー機構の特
徴は、被写体光をファインダー光学系に導くために撮影
光学系の光軸上に配置されミラー担持体に支持されてい
るミラーと、このミラーを上記撮影光学系の光軸上の位
置と撮影光学系の光路外に外れた退避位置との間で概ね
平行移動させるミラー移動機構と、上記ミラーが上記撮
影光軸上に位置された時にミラー担持体に離間した複数
点で係合して、該ミラーの位置及び姿勢を位置決めする
ミラー位置決め手段とを備えたという構成をなすところ
にある。
上記構成において、ミラー位置決め手段は、代表的には
ミラー担持体を3点支持して位置決めするために設けら
れた固定部(カメ゛う本体)側の3点の係合部を有する
ものを例示することができる。特に上記各係合部を、固
定部に対し各々位置調整可能に設けたものを特に好まし
いものとして例示することができる。
[作   用] 上記の如く構成した本発明によれば、従来の跳ね上げ方
式のミラー機構に比べて、ミラーの作動空fli!(ミ
ラーが動作するために必要な空間の光軸方向の距1ai
l)は、計算上は約7割程度に削減できる。
また、ミラー位置決め手段の固定係合部を位置調整する
ことで、光軸上に位置したミラーの位置及び姿勢の精密
な調節が行なえる。
[実 施 例] 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の斜視図であり、第2図は本
実施例を通用した一眼レフカメラの光学系要素の配置を
説明するための図である。
第2図において、撮影光学系は、フォーカスレンズ21
、バリエータ−22、コンペンセーター23からなり、
被写体光は結像面(撮像面)24に結像される。
ファインダー光学系は、ファインダー系コンペンセータ
ー25、全反射ミラー26.フィールドレンズ27、エ
レクタ−29、フィールドレンズ30、接眼レンズ20
からなっていて、28は1次結像面、19は2次結像面
を示している。
33は撮影光学系に置かれた後述の第1図に示す全反射
ミラーであり、ミラーそのもの以外の構成(後述する担
持体等)についてはその図示を省略しである。このミラ
ーが、撮影光学系に入射した被写体光をファインダー光
学系に導くミラーである。なお第1図と第2図の方向の
関係は、$1図におけるY軸、Z軸、X軸が、それぞれ
第2図の光軸方向、上下方向、紙面に垂直な方向と一致
する。
第2図において、ミラーは通常は図示の位置にあって、
被写体光をファインダー光学系に導くが、露光時には、
図の下方に移動して撮影光学系の光路外に退避する。
次ぎに本例のミラー機構の具体的な構造及び動作を第1
図に基づいて詳細に説明する。
本例のミラー機構は、ミラー33と、上述のようにミラ
ー33を上下に移動させるためのミラー移a機構と、ミ
ラー33の位置と姿勢を決めるためのミラー位置決め手
段とからなっている。
上記のうちのミラー移動機構は、ミラーの移動動力源で
あるモーターを含む機構、モーターの回転運動を平行四
辺形リンクに伝えるギヤ及びカムを含む駆動力伝達機構
、並びにミラー支持体に上下移動を行なわせる平行四辺
形リンク機構で構成されている。
以下これらを説明すると、図において、14はモーター
 14’はモーターの駆動軸である。
10はカメラ固定部である地板1に設けられたピンであ
り、このピンlOにより、カムll′Etびこれと一体
のギア12が回転可能に枢着されている。13はモータ
の駆動軸14°に軸着されたギヤであり、モータの回転
をギア12を介し減速してカム11に伝え、その回転に
よってくの字形のアーム2を揺動させるようになってい
る。これらにより上記ギヤ及びカムを含む駆動力伝達機
構が構成される。
アーム2.3、ピン4.5.6.7は平行四辺形リンク
モーションを構成していて、アーム2.3は夫々一端で
ピン4.5により地板lに枢着され、かつ他端でピン6
.7によりミラー担持体の脚部8fにそれぞれ回転自在
に連結されている。この平行四辺形リンクモーションは
ミラー担持体8を概ね図の上下方向に平行移動させるた
めのものである。なお15はミラー担持体を光軸上の初
期位置(第2図に示した位置)に復帰させるための戻り
力を付勢するためのばねである。
次に本例における上記ミラー位置決め手段について述べ
ると、これは、上記平行四辺形リンクモーションに連結
されているミラー担持体の脚部8fの上部が丁字形の頭
部8eをなすように設けられていて、さらにこの頭部8
eの両端から二股状に一対の腕が形成され、その上端平
面部8a、 8bと、カメラの固定部は取り付は固定さ
れている3本の位置決めピン18.17.18とが、係
合することで本例のミラー位置決め手段が構成されてい
る。
具体的には、丁字形をなしているミラー担持体は、脚部
8f上端の頭部8eにミラー33が固定され、頭部の両
端から上方に延出した上記一対の腕部の上端平面部8a
、 8bには、位置決めピン16、17.18の下端が
係合し、特に平面部8bにはピン嵌合用の凹部8c、 
8dが形成されているという特徴がある。
これらの三つの位置決めピン16〜18によって、ミラ
ー担持体8は固定部に3点支持されることになる。なお
本例においては、ピン16は調整不能に固定され、他方
ピン17.18は図示しない固定部の例えばナツト部に
螺合されたボルト部材として設けられることで、回転に
よって先端(下端)を上下して位置調整が可能とされて
いる。そしてこの位置調整により、ミラー担持体8を係
止する位置を調整することができるようになっている。
またピン17が嵌合する凹部8Cは球面状をなし、また
ピン18が嵌合する凹部8dは断面が半円形の長溝状を
なしていて、凹部8Cには位置決めピン17の球状先端
が点で接触し、長溝状の凹部8dには位置決めピン18
の球状先端が点で接触するように設けられている。
このように構成した理由は、本例においては、位置決め
ピン16.17.18によってミラー33のZ軸方向の
位置を決め、X軸方向、Y軸方向の位置、及びこれらの
軸回りの姿勢は、上記のようにピン17.18を位置調
整可能に設けておくことで、これらのピンを回転させて
凹部8cとの接触点を球状凹部内で移動させ、これによ
り各軸となす角度の変更を可能とするためである。これ
らのミラーの位置調整は上記平行四辺形リンク機構のピ
ン4,5,6.7部のガタ(空15! )を利用して行
なわれる。
次ぎに、以上のように構成された本例のミラー機構の動
作について説明する。
通常、ミラー33は第2図の位置にあって被写体からの
入射光を全反射してファインダー光学系に導く。
この状態では、モーター14は回転せず、アーム2はば
ね15によって図の上方に引上げられていて、くの字形
のアーム2の一端2bに組み付けられているピン9は、
カム11の最小半径部分の外周よりわずかに空隙をあけ
て位置し、アーム2の他端2aが連結されているミラー
担持体8図の上方に引上げられている。
このとき、位置決めピン16は位置決め部8aに当接し
、位置調整ビン17.18はそれぞれ凹部8c、 8d
に嵌合当接していて、これらミラー位置決め手段により
ミラー33の位置及び傾きが位置決めされる。
露光開始直前においては、ミラー機構が撮影光学系の光
路外に退避し、被写体からの入射光は撮影光学系に導か
れて露光が行なわれる。すなわちシャッターが押される
と、露光開始の動作に連動してモーター14が図の時計
回りに回転し、その駆動軸14′に固定されたギヤ13
も図の時計回り(図の矢印方向)に回転する。従って、
ギヤ13に噛み合うギヤ12は図の反時計回り(図の矢
印方向)に回転し、カム1.1もその半径が増大する方
向に回転する。そしてカム11の回転にともない、カム
11の従節をなすアーム2の一端2b及びアーム2は、
ばね15の付勢に抗してピン4を中心として図の時計回
りに回転し、ミラー担持体8は図の下方に移動される。
カム11が更に回転し、ミラー33が撮影光学系の光路
の外まで退避すると、入射光は撮影光学系に導かれ、露
光が行なわれる。
露光が終了すると、ミラー33は再び上昇し、被写体か
らの入射光は再びファインダー光学系に導かれる。すな
わち、露光動作の終了等に連動してモーターが図の反時
計回り(図の矢印と反対の方向)に回転し、カム11は
半径の減少する方向に回転し、これにともなってアーム
2はばね15の付勢によりビン4を中心として図の反時
計回りに回転して、ミラー担持体8を図の上方に移動さ
せる。そして位置決めビン18.17及び18が、ミラ
ー担持体の平面部8a及び8bに当接するとミラーの上
昇は止まり、ミラー33の位置や傾きが決まり、被写体
からの入射光は再びファインダー光学系に導かれる。
上述のように、ミラー33は図の上下に移動するのみで
、従来のように上方に跳上げられることが無く、従って
バリエータ−22とコンペンセーター25の間隔を短く
することができ、光学系全体の小型化が可能になる。
またミラーが撮影光学系と結像面の間に位置するカメラ
においてはレンズのバックフォーカスを短くすることが
でき、光学系の小型化が可能になる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、ミラー機構
の光軸方向に関する必要な作動空隙が小さくてすむので
、光学系全体を小さくすることができ、カメラの小型化
が図れるという効果がある。
また、ミラーの移動方向にミラー位置決め手段を設けて
ミラーの位置や角度を位置決めしているので、ミラーの
位置や角度が正確に決定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のミラー機構の一実施例の斜視図、第2
図は本発明を一眼レフカメラに適用した例の光学配置図
である。 第3図は従来のミラー機構の一例を説明する斜視図であ
る。 1・・・地板     2.3・・・アーム4〜7・・
・ビン 8・・・ミラー担持体 9.10・・・ビン   11・・・カム12、13・
・・ギヤ   14・・・モーター15・・・ばね  
   16〜18・・・位置決めビン19・・・2次結
像面  20・・・接眼レンズ21・・・フォーカスレ
ンズ 22・・・バリエータ− 23…コンペンセーター 24・・・結像面 25・・・ファインダー系コンペンセーター26・・・
全反射ミラー 27・・・フィールドレンズ 28・・・1次結像面 29・・・エレクタ   30・・・フィールドレンズ
31・・・軸32・・・ミラー地板 33・・・全反射ミラー 34・・・偏心ピン35・・
・バネ     36.38・・・ビン37・・・駆動
レバー 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被写体光をファインダー光学系に導くために撮影光
    学系の光軸上に配置されミラー担持体に支持されている
    ミラーと、このミラーを上記撮影光学系の光軸上の位置
    と撮影光学系の光路外に外れた退避位置との間で概ね平
    行移動させるミラー移動機構と、上記ミラーが上記撮影
    光軸上に位置された時にミラー担持体に離間した複数点
    で係合して、該ミラーの位置及び姿勢を位置決めするミ
    ラー位置決め手段とを備えたことを特徴とするカメラの
    ミラー機構。 2、請求項1において、上記ミラー位置決め手段は、ミ
    ラー担持体の3点に係合するように設けられた固定部側
    の3点の係合部からな り、この各係合部は固定部に対し位置調整可能に設けら
    れていることを特徴とするカメラのミラー機構。
JP28458789A 1989-10-31 1989-10-31 カメラのミラー機構 Pending JPH03144618A (ja)

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JP28458789A JPH03144618A (ja) 1989-10-31 1989-10-31 カメラのミラー機構

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JP28458789A JPH03144618A (ja) 1989-10-31 1989-10-31 カメラのミラー機構

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JPH03144618A true JPH03144618A (ja) 1991-06-20

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JP (1) JPH03144618A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171242A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Pentax Corp 撮像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171242A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Pentax Corp 撮像装置

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