JPH031444B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH031444B2
JPH031444B2 JP21337683A JP21337683A JPH031444B2 JP H031444 B2 JPH031444 B2 JP H031444B2 JP 21337683 A JP21337683 A JP 21337683A JP 21337683 A JP21337683 A JP 21337683A JP H031444 B2 JPH031444 B2 JP H031444B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moisture
proof
soil
floor
asphalt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21337683A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60105718A (ja
Inventor
Masaji Kitada
Manabu Kodera
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANYO WOOD PRESERVING
Original Assignee
SANYO WOOD PRESERVING
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANYO WOOD PRESERVING filed Critical SANYO WOOD PRESERVING
Priority to JP21337683A priority Critical patent/JPS60105718A/ja
Publication of JPS60105718A publication Critical patent/JPS60105718A/ja
Publication of JPH031444B2 publication Critical patent/JPH031444B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D31/00Protective arrangements for foundations or foundation structures; Ground foundation measures for protecting the soil or the subsoil water, e.g. preventing or counteracting oil pollution
    • E02D31/02Protective arrangements for foundations or foundation structures; Ground foundation measures for protecting the soil or the subsoil water, e.g. preventing or counteracting oil pollution against ground humidity or ground water

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Paleontology (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は建物床下の防湿施工方法に関する。 一般に建物の床下は日照が殆どなく、湿気に富
みしかも冬期においては外界に比し暖かいため、
建物の土台及び根太、大引き、床板、床づか等の
床組み材が腐朽菌や白蟻等の被害を蒙り易い。殊
に床下の換気及び配置が悪く、又、床下が低い場
合等においてはかかる被害は更に甚しく、建物の
寿命が極端に収縮されるという重大な問題があ
る。 この問題を解決するためには床下土壌からの湿
気を極力遮断して常時床下を乾燥状態に維持する
ことが必要とされている。かかる観点からの建物
床下の防湿施工方法としては従来大別して次の3
種類の方法が知られている。 即ち、(1)床下地盤全面に適当な厚さのコンクリ
ートを打設する方法、(2)床下地盤全面に適当な厚
さの防湿フイルムを重ね幅を十分に設けて敷き詰
め、その重畳部分、布基礎及び束石との境界面周
辺に乾燥した砂又は砂利を置いて防湿フイルムを
押える方法、(3)(2)と同様に床下地盤全面に防湿フ
イルムを敷き積めた後、その重畳部分、布基礎及
び束石との境界面を粘着テープで貼付ける方法で
ある。 これらの方法の中、(1)の方法では、コンクリー
ト自体がポリエチレンフイルムや塩化ビニルフイ
ルム等の防湿フイルムより透湿抵抗が小さいため
可成りの厚さにコンクリートを打設する必要があ
り、又、打設したコンクリートが固まるまでの4
〜5日間は次の工事に着手できない。更に、コン
クリートの場合は布基礎及び束石との境界面に乾
燥によって殆どの場合亀裂を生ずるため、長期に
亘って十分な防湿効果が得られないという欠点が
あり、又亀裂による防湿効果の低下を抑えるため
布基礎および束石周辺に更に防湿対策を施こす必
要を生じ施工費が高価となる。又、(2)の方法では
換気口から床下に吹き込む風によって押えとして
置いた砂や砂利が飛ばされ易く、布基礎又は束石
と防湿フイルムとの間に隙間が生じて十分な防湿
効果が得られない。 又、フイルム敷設後床組み作業を行なうような
場合、フイルムが破損したり剥れたりする場合が
多く望ましい防湿施工方法とは云い難い。さらに
床下に強制換気装置を施した場合、防湿フイルム
がめくれてしまうような場合があった。(3)の方法
は前記二者の方法に比し十分な防湿効果が得られ
るものの、施工に非常な手間を要する上、費用も
嵩み、又、粘着テープと布基礎又は束石との接着
を十分に行なわるためにには布基礎又は束石に予
め下塗り材を塗布する必要があるなどの欠点があ
る。 本発明は従来の建物床下の防湿施工方法のかか
る欠点に鑑がみてなされたもので、従来方法に比
し完全で長期に亘り耐久性にすぐれた床下の防湿
施工方法を提供すると共に、施工の際の作業性が
良く施工費の安価な防湿施工方法を提供し、更に
防湿施工と同時に各種床組み材の防腐処理及び防
蟻処理を実施し得る防湿施工方法を提供すること
を目的とする。 即ち、本発明は、床下土壌に防湿フイルムを敷
設する床下の防湿施工方法において、樹脂又はア
スフアルト或はこれらの混合物を使用して該防湿
フイルムを床下土壌に固定する床下の防湿施工方
法であり、樹脂又はアスフアルト或はこれらの混
合物をエマルジヨンとして使用し、又樹脂又はア
スフアルト或はこれらの混合物に防腐材又は防蟻
剤の少なくとも一方を添加して防湿フイルムを床
下土壌に固定する防湿施工方法を包含するもので
ある。 以下に本発明を添付の図面を参考にし乍ら詳細
に説明する。 第1図は本発明の防湿施工方法によって施工さ
れた床下の部分斜視図である。図において1は布
基礎、2は換気口、3は床下に敷設された防湿フ
イルムであり、この防湿フイルム3と布基礎1の
立上り下端部境界面の周辺に樹脂又はアスフアル
ト或はこれらの混合物(以下単に樹脂等ともい
う)4を散布して防湿フイルム3を土壌5に固定
した状態を示している。即ち、布基礎1又は束石
の立上り下端部分及びその周辺の床下土壌に樹脂
等4を適量散布した後、防湿フイルム3を布基礎
1又は束石の底縁に近接するように敷設して床下
土壌に接着固定する。 散布される樹脂(ゴム類を含む、以下同じ)と
して例えばイソプレンゴム、ブタジエンゴム、ア
クリルニトリルゴム、塩化ビニル、酢酸ビニル、
α,β−エチレン係不飽和カルボン酸類のポリマ
−等を適宜有機溶媒に溶解して使用するか、界面
活性剤との併用によりエマルジヨンとして使用に
供することができる。又、アスフアルトとしては
例えばブロンアスフアルト、ストレーンアスフア
ルト等を加熱融解して使用するか、界面活性剤と
の併用により水性エマルジヨン(分散剤タイプの
サスペンジヨンを含む:以下同じ)として使用に
供することができる。又、これらの樹脂又はアス
フアルトは夫々単独で使用し得ると共にゴム混入
アスフアルト乳剤等として相互に混合して使用す
ることができる。しかし、施工に際しての作業
性、安全性或いは土壌中へ浸透性等の点からこれ
らの樹脂又はアスフアルトはエマルジヨンとして
使用に供することが望ましい。土壌への浸透性が
良い場合には土壌への防湿フイルムの接着保持力
を向上させることができる。 次に、樹脂等の散布量は床下土壌の土質や樹脂
或いはアスフアルト濃度等によって異なるが、固
形分濃度60%程度のエマルジヨンタイプの場合、
通常0.5〜4/m2程度でよい。 樹脂等を散布して床下の防湿施工を行なう手段
としては、床下土壌にポリエスチレン、塩化ビニ
ル等からなる防湿フイルムをその端縁で重ね合せ
ながら床下全面に敷き詰めるに際し、防湿フイル
ムを重ね合せる前に防湿フイルムの端縁と土壌に
樹脂等を散布した後、防湿フイルムを重ね合せ順
次これを繰返して敷き詰める方法、防湿フイルム
の端縁を重ね合せて敷き詰めた後、重量部分及び
布基礎又は束石の立上り下端部分及びその周辺土
壌に樹脂等を散布する方法、又は、床下土壌全面
に樹脂等を散布した後防湿フイルムを敷設する方
法等適宜の手段を用いて防湿フイルムを床下土壌
に固定することができる。 又、樹脂又はアスフアルト或はこれらの混合物
に防蟻剤及び/又は防腐剤を予め添加することに
より床下の防湿施工と同時に床組み材の防蟻処理
及び/又は防腐処理を実施することができる。 本発明において使用し得る防蟻剤としては、有
機塩素系、ホウ素系、有機スズ系、ナフテン酸金
属塩、クロルナフタリン系、有機リン系、ピレス
ロイド系等の殺虫防剤を挙げることができ、又、
防腐剤としてはフエノール類、有機スズ化合物、
ナフテン酸金属塩、クロルナフタリン、有機ヨウ
素化合物を挙げることができる。又、これらの防
蟻剤又は防腐剤の樹脂等への添加量は適宜であ
り、施工環境の相異やこれらの種類等によって異
なる。 試験例 500ml容の広口瓶を2個容易し、その両方に含
水量40%の土壌を広口瓶の約半分が充填される程
度に夫々400gを入れ軽く押し固めた。次いで広
口瓶の内径と同径の厚さ0.1mmのポリエチレンシ
ート夫々土壌上に載せ、一方は乾燥砂を散布して
ポリエチレンシートの周辺を固定した(これを区
分Aとする)。他の一方はゴム混入アスフアルト
乳剤を用いて該シート周辺を土壌に固定した(こ
れを区分B)とする。次いて夫々シート上に無水
塩化カルシウム各5gを載置し密栓した後24時間
放置後の塩化カルシウム(CaCl2)含水率を測定
した。その結果は次表の通りであり、区分Bの場
合の防湿効果は区分Aに比し顕著にすぐれている
ことが判明した。
【表】 実施例 1 第2図の施工断面図に示したように、ゴム混入
アスフアルト乳剤4aを布基礎1及び束石6の立
上り下端部分及びその周囲土壌(幅20cm程度)に
1.5/m2の割合で散布したのち、厚さ0.1mmのポ
リエチレンシートの端縁重畳部分にも同様のゴム
混入アスフアルト乳剤を散布して施工を完了し
た。 実施例 2 防蟻剤としてクロルデン3%を添加したアニオ
ン系アスフアルト乳剤4bを第3図の施工断面図
に示したように布基礎1及び束石6の立上り下端
部分及び床下土壌全面に2/m2の割合で散布し
たのち、厚さ0.2mmの塩化ビニルシート3bを床
下土壌全面に敷設して施工を完了した。 実施例 3 固型分40%に調整した塩化ゴムエマルジヨンを
第2図に示したと同様に布基礎及び束石の立上り
下端部分及びその周囲土壌(幅20cm程度)に2
/m2の割合で散布したのち、厚さ0.1mmの塩化
ビニルシート床下土壌全面に敷設した。又、敷設
した該シートの端縁重畳部分にも同様の塩化ゴム
エマルジヨンを散布して施工を完了した。 上記の各実施例による結果から、本発明による
床下の防湿施工方法は従来の施工方法に比し作業
性が格段とすぐれており、又、防湿フイルムの床
下土壌への接着性も極めて良好であり、床下地盤
面の凹凸がはげしい場合でも十分な防湿効果が得
られることが判明した。又、樹脂又はアスフアル
トの土壌との親和性がすぐれ、かつそれ自体防水
性にもすぐれていることから、防湿フイルムの敷
設時に重量部分を厳密に設けなくとも十分に床下
の防湿を維持することができる。従って換気口か
ら風、雨水等が侵入しても防湿フイルムが容易に
剥れるようなことがなく、又、防湿施工後に床組
み等のため防湿フイルム上を歩行しても防湿フイ
ルムがずれたり剥れたりすることもなく、床下を
常時乾燥状態に維持して床組み剤の腐朽及び虫害
を未然に防止することができる顕著な効果を有す
る。更に、防蟻剤及び/又は防腐剤を予め樹脂又
はアスフアルト或はこれらの混合物に添加するこ
とにより床下の防湿施工と同時に床組み材の防蟻
及び/又は防腐効果をもたせることができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の防湿施工方法によって施工さ
れた床下の部分斜視図、第2図及び第3図は本発
明による床下の防湿施工の実施例を示す断面図を
示す。 1……布基板、3,3a,3b……防湿フイル
ム、4……樹脂又はアスフアルト或はこれらの混
合物、4a……ゴムアスフアルト乳剤、4b……
アニオン系アスフアルト乳材、5……床下土壌、
6……束石。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 床下土壌に防湿フイルムを敷設する床下の防
    湿施工方法において、樹脂又はアスフアルト或は
    これらの混合物を使用して該防湿フイルムを床下
    土壌に固定することを特徴とする床下の防湿施工
    方法。 2 樹脂又はアスフアルト或はこれらの混合物を
    エマルジヨンとして使用することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の床下の防湿施工方法。 3 床下土壌に防湿フイルムを敷設する床下の防
    湿施工方法において、樹脂又はアスフアルト或い
    はこれらの混合物に防腐剤又は防蟻剤の少なくと
    も一方を添加したものを使用して該防湿フイルム
    を床下土壌に固定することを特徴とする床下の防
    湿施工方法。 4 樹脂又はアスフアルト或はこれらの混合物を
    エマルジヨンとして使用することを特徴とする特
    許請求の範囲第3項記載の床下の防湿施工方法。
JP21337683A 1983-11-15 1983-11-15 床下の防湿施工方法 Granted JPS60105718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21337683A JPS60105718A (ja) 1983-11-15 1983-11-15 床下の防湿施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21337683A JPS60105718A (ja) 1983-11-15 1983-11-15 床下の防湿施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60105718A JPS60105718A (ja) 1985-06-11
JPH031444B2 true JPH031444B2 (ja) 1991-01-10

Family

ID=16638162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21337683A Granted JPS60105718A (ja) 1983-11-15 1983-11-15 床下の防湿施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60105718A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6169308U (ja) * 1984-10-11 1986-05-12
JPS6225639A (ja) * 1985-07-26 1987-02-03 フクビ化学工業株式会社 防蟻施工方法
JPS62154104U (ja) * 1986-03-22 1987-09-30
JPS62163204U (ja) * 1986-04-07 1987-10-16
JPS62264243A (ja) * 1986-05-10 1987-11-17 フクビ化学工業株式会社 防蟻施工方法
JPS6311742A (ja) * 1986-07-02 1988-01-19 フクビ化学工業株式会社 防蟻施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60105718A (ja) 1985-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH031444B2 (ja)
US6922963B2 (en) Moisture and condensation barrier for building structures
AU2003212117B2 (en) Termite and waterproof barrier
US4503107A (en) Construction barrier board
JP2001193181A (ja) 床下防蟻構造
JPS6059250A (ja) 防湿養生シ−ト及びその施行法
JPH045615Y2 (ja)
WO2007035164A1 (en) Sealing system and method of applying a sealing layer and a surface layer
JPS6370743A (ja) 床下防蟻構造
JPH0365448B2 (ja)
JPH0415859B2 (ja)
JP4638060B2 (ja) 床下防蟻構造
JPH0355623B2 (ja)
JPH03187441A (ja) 床下防蟻処理法
JPS63181834A (ja) 防蟻シ−トの施工方法
JPH0431924Y2 (ja)
JPH0149859B2 (ja)
JPH0334407Y2 (ja)
JPS6311742A (ja) 防蟻施工方法
JPS6175145A (ja) 家屋木部の防腐防虫処理方法
JPH0380932B2 (ja)
JPH0355624B2 (ja)
JPH0347043Y2 (ja)
JPS6383346A (ja) 防蟻シ−トの施工方法
JPH0149858B2 (ja)