JPH03143489A - 脱水洗濯機 - Google Patents

脱水洗濯機

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Publication number
JPH03143489A
JPH03143489A JP1284559A JP28455989A JPH03143489A JP H03143489 A JPH03143489 A JP H03143489A JP 1284559 A JP1284559 A JP 1284559A JP 28455989 A JP28455989 A JP 28455989A JP H03143489 A JPH03143489 A JP H03143489A
Authority
JP
Japan
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inner tank
tank
opening
lid
support
Prior art date
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Pending
Application number
JP1284559A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Shimano
島野 正義
Fumio Nakamura
文夫 中村
Fumio Kawada
河田 文雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH03143489A publication Critical patent/JPH03143489A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、洗濯物の洗濯動作を実行可能な脱水洗濯機
に関するものである。
[従来の技術] 最近、この出願の発明者らは、以下に述べるような脱水
乾燥洗濯機を創案した。この脱水乾燥洗濯機は、ケース
本体内に水を収容可能な外槽を配設し、その外槽の内部
には垂直軸線の周りで回転可能な支持体を設けるととも
に、その支持体には洗濯物を収容するための内槽を水平
軸線の周りで回転可能に支持している。
そして、洗濯物を収容した内槽の内部に水位が達するよ
うに、外槽内に水を供給した状態で、内槽を前記水平軸
線の周りで回転させることにより洗濯物の洗濯を行う、
又、外槽内の水を排出した後、支持体を内槽と一体的に
前記垂直軸線の周りで高速回転させることにより、洗濯
物の脱水を行う、さらに、内槽を前記水平軸線の周りで
回転させるとともに、外槽と内槽との軸受筒部から内槽
へ温風を供給して洗濯物の乾燥を行う。
[発明が解決しようとする課題] 上記洗濯機は通常の動作では前記内槽内への洗麿物の出
し入れを可能にするため、内槽と本体ケースとの洗濯物
出入れ用開口が一致するように支持体及び内槽は所定の
位置で停止するようにしている。ところが、前記内槽が
前記水平軸線を中心に回転している洗濯動作あるいは乾
燥動作途中、又は支持体及び内槽が垂直軸線を中心に回
転している脱水動作途中に、停電したり、電源を誤って
オフしたりすると、前記支持体及び内槽の所定位置での
停止ができず、外槽の開口と内槽の開口とが一致してい
ないため、通電開始時内槽への洗濯物の出し入れが困難
又は不能になるという問題かあった。
又、前記内槽はモータとの間に高減速比の回転駆動機構
を介して連結されるので、開口を一致させるために内槽
を手動で回転しようとしても容易でなく、場合によって
は危険なこともあった。
この発明の目的は、洗濯、脱水、あるいは乾燥動作中に
通電が停止されて、支持体及び内槽が所定位置に停止し
ていない場合、再通電時に安全に支持体及び内槽を順次
駆動して所定位置に復帰することができる脱水洗濯機を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明は、洗濯物出し入れ用の開口を有するケース本
体と、前記ケース本体に設けられた洗濯物出入用の開口
と、前記開口を開閉可能な蓋と、その蓋を閉鎖状態にお
いてロックするロック装置と、前記ケース本体内に配置
され、洗濯水を貯留するための外槽、その外槽内に垂直
軸線Y−Yの周りで回転可能に支持された支持体と、そ
の支持体に水平軸線X−X若しくは水平軸線に対し所定
角度で傾斜した傾斜軸線の周りで回転可能に支持された
内槽と、その内槽は洗濯物を収容可能で、周壁全体に多
数の小孔を透設するとともに、一部に洗濯物の出入部を
有することと、内槽を水平軸線若しくは傾斜軸線の周り
で回転させる第1の駆動手段と、支持体を内槽とともに
垂直軸線の周りで回転させる第2の駆動手段と、内槽及
び支持体の位置をそれぞれ検出する内槽検出器及び支持
体検出器と、・通電開始時に前記両検出器にまり内槽及
び支持体の位置を検出し、それらのうちの少なくとも一
方が定位置にないときには、前記ロック装置により前記
蓋を閉鎖状態にロックし、次いで、前記第1.第2の駆
動手段の一方又は双方に作動[作 用] 本発明の脱水洗濯機においては、電源がオンされて、制
御手段が電源オンを確認すると、内槽検出器及び支持体
検出器が動作され、支持体及び内槽のうち少なくとも一
方が定位置にないときには、前記ロック装置により前記
蓋が閉鎖状態にロックされ、次いで、前記第1及び第2
の駆動手段の一方又は双方が作動され、支持体及び内槽
が所定位置に配置される。
[実施例] 以下、この発明を具体化した脱水乾燥洗濯機の一実施例
を、図面の記載に基づいて詳細に説明する。
(ケース本体、本#開閉益のロック構成〉。
第2図に示すように、ケース本体1は鉄板によりほぼ箱
型に形成され、その上部には洗濯物を出し入れするため
の開口3を有する本体カバー2が取着されている6本体
開閉蓋4は後端部において支軸5により本体カバー2の
開口3に開閉回動可能に取着され、その下面には本体開
閉蓋閉鎖時に熱気や湿気あるいは騒音が外部に漏れるの
を防止するためのパツキン6が取り付けられている。
第4図及び第5図により前記本体開閉蓋4のロック装置
7の構成を説明する。
前記本体カバー2の前部内側にはソレノイド8が収り付
けられ、その可動鉄心9にはコイルバネ10により常に
は解除位置に付勢保持されたロック部材11が連結され
ている。そして、前記ソレノイド8が励磁されて該ロッ
ク部材11が第4゜5図の左方向に移動され、その先端
部を前記本体開閉蓋4の前部端縁に形成した係合凹部1
2に係合することにより、本体開閉蓋4が閉鎖位置にロ
ックされるようにしている。
又、従来蓋スィッチにより、開閉を検知し、回路のオン
・オフを行なっていたが、蓋スィッチの動作量と、若の
開閉量とを少なくする関係は、極めて精度を要する。さ
らに、現実的には意識すればスイッチオフ前に手が洗濯
機内に入ったり、スイッチオフ及びブレーキ動作範囲中
に蓋の開きが可能であり極めて不安定であった。
又、前記本体開閉蓋4の開閉状態を検出する開閉位置検
出スイッチ13は、前記本体カバー2の前部内側に設け
られ、例えばホール素子やリードスイッチなどにより形
成されている。そして、前記本体開閉蓋4の前部内側に
収容した磁石14が蓋の閉鎖にともない前記開閉位置検
出スイッチ13に対応すると、前記ソレノイド8が励磁
されて蓋のロックが行われる。
さらに、前記ロック部材11によるロック状態又は非ロ
ツク状態を検出するロック検出スイッチ20は、前記本
体カバー2に対し前記ロック部材1工に形成した作動片
1faにより動作されるように取り付けられ、この実施
例ではロック検出スイッチ20をリミットスイッチとし
ている。
(外槽及び内槽の関連構成) 第2図に示すように、洗濯水を貯留するための外槽15
は、合成樹脂によりほぼ有底円筒状に形成され、その四
箇所において図示しないIgI街支持装置を介して前記
ケース本体1内にその軸線方向及び半径方向へ揺動可能
に吊下げ支持されている。
外槽カバー16は外槽15の上部に取@され、その前部
上面には本体カバー2の開口3と対向する開口17が形
成されている。可視性を有する筒状のシールド部材18
は、本体カバー2の開口3の内周縁と、外槽カバー16
に形成した開口17の周縁部との間に装着され、前記外
槽15の揺動にかかわらず常に、両開口3.17間を気
密状態に保持して、外槽15内の熱気や湿気が外槽15
とケース本体2との間に侵入しないようしている。
支持体としての中槽21は合rfc樹脂により前記外槽
15とほぼ近似の有底円筒状に形成され、その上@部に
は環状のバランサ22が取着されている。中槽21の底
部中央は補強用の鉄板製の支持板23により形成され、
その下面には土中空軸24が突出固定されている。そし
て、中槽21は外槽15内において、土中空軸24を外
槽15の底部にシール部材25を介して貫通させた状態
で、軸受26により垂直軸線Y−Yの周りで回転可能に
支持されている。
多数の小孔27は、中槽21の周壁及び底壁並びに支持
板23にそれぞれ所定間隔をおいて透設されている。又
、一対の軸受部28は、中槽21の周壁のほぼ中間部に
前f& (第2図の右左)に対向して水平軸線X−X上
に形成されている。
(内槽の関連構成) 内部に洗濯物を収容するための内槽30は、合成樹脂に
よりほぼ球状に形成され、この内槽30の前後両側外面
には軸部31が突出形成されている。そして、この両軸
部31を中槽21の軸受部28内にそれぞれ嵌合させる
ことにより、内槽30が中槽21内において前記水平軸
aX−Xの周りで回転可能に支持されている。
後述する温風が供給される後方の軸部31は、温風の通
過を許容し、かつ洗濯物の飛び出しを防止するための保
護網32を備えている。又、前方の中空の軸部31にら
保護網33が設けられている。
一対の洗濯物反転用の突条34は、前記水平軸線X−X
とほぼ平行に延びるように、内槽30の内周面に所定間
隔をおいて形成されている。多数の小孔35は内槽30
の周壁に所定間隔をおいて透設されている。洗濯物を出
し入れするための出入口36は本体カバー2の開口3及
び外槽カバー16の開口17と対向するように、前記内
槽30の周壁に形成されている。
第2図に示すように、蓋体37は覆い部37a及び一対
の支持脚部37bを有するように合rB、t31脂によ
り一体に形成され、覆い部37aには多数の小孔38が
形成されている。一対の軸部39は両支持脚部37bの
先端外面に突出形成され、この両軸部39を内槽30の
周壁に設けられた一対の軸受部40に係合させることに
より、蓋体37が内槽30の出入口36の内側に開閉回
動可能に取着されている。洗濯物反転用の突条41は蓋
体37の覆い部37aの内面に、前記水平軸線X−X′
とほぼ平行に延びるように形成され、内槽30の他の突
条34と所定間隔をおいて対向配置されている。
取付凹部42は前記蓋体37の覆い部37aの端部外面
に形成されている。係止部材43は中間部において支軸
44により取付凹部42内に回動可能に支持され、バネ
45により常には出入口36の開口縁と係合する方向に
付勢されて、この係合により蓋体37を閉鎖位置に係止
保持する。そして、この実施例においては、蓋体37の
覆い部37aが内槽30の出入口36の開口面積よりも
大きくなるように形成されるとともに、蓋体37の覆い
部37aの回動半径が球形状の内相30の半径よりも小
さくなるように構成され、第2図に示すように、蓋体3
7の覆い部37aが出入口36の開口内面に係合された
状態で出入口36が閉鎖され、ス、図示しないが、M#
−37の覆い部37aが内槽30内に回動された状態で
出入口36が開放される。
(内槽及び中槽の駆動構成) 被動歯車46は前記内槽30の外周面に一体に形成され
ている。正逆回転可能な種卵動用モータ51は図示しな
いブラケット等を介して前記外槽15の下面に装着され
、そのモータ軸にはモータ冷却用ファン52を備えた駆
動プーリ53が固定されている。
平生空軸54は前記土中空軸24の下方において同一軸
線上に位置するように、種卵動用モータ51に支持板5
5及び軸受56を介して回転可能に支持され、ブレーキ
ドラム支持ケース57を介して土中空軸24に連結され
ている0回転駆動軸58は土中空軸24、ブレーキドラ
ム支持ケース57及び平生空軸54に対し支持メタルを
介して相対回転可能に貫通支持され、その下端には筒状
のクラッチ継手59と、前記駆動プーリ53にベルト6
0を介して連結される被動プーリ61とがそれぞれ固定
されている。
前記回転駆動軸58の上端にはビニオン63か固定され
ている0合成樹脂製の歯車カバー64は中槽21の内底
部の支持板23上にパツキン65を介して水密状態で配
設されている。横方向に延びる伝達軸66は軸受67を
介して歯車カバー64内に回転可能に支持され、その一
端には歯車カバー64内において前記ビニオン63に噛
み合うハイポイド歯車68が固定されるとともに、他端
には内槽30の下方においてその外周の被動歯車46に
噛み合う駆動歯車69が固定されている。
バネクラッチ71は前記平生空軸54及びクラッチ継手
5つに跨がって設けられ、クラッチ爪72がクラッチハ
ウジング73から離脱されたときには、回転駆動軸58
と平生空軸54とがバネクラ・1チア1を介して作動連
結され、フランチ爪72がクラッチハウジング73に係
合されたときには、回転駆動軸58と平生空軸54との
連結が断たれる。ブレーキドラム74はブレーキドラム
支持ケース57の外周に設けられ、このブレーキドラム
74にブレーキ体75が接合されることにより、中槽2
1の回転が上下中空軸24.54とともに制動される。
そして、洗濯時、すすぎ時及び乾燥時においては、バネ
クランチア1が遮断状態になるとともにブレーキ体75
が制動状態になり、種部動用モータ51の回転が駆動プ
ーリ53、ベルト60、被動プーリ61、回転駆動軸5
8、ピニオン63゜ハイポイド#1車68、伝達軸66
、駆動歯車69及び被動歯車46を介して内槽30に減
速状態で伝達されて、内槽30が水平軸線X−Xの周り
で回転される。
又、脱水時においては、バネクラッチ71が連結状態に
なるとともにブレーキ体75が非制動状態になり、種部
動用モータ5】の回転が駆動プーリ53、ベルト60、
被動プーリ61、回転駆動軸58、バネクランチア1、
平生空軸54、ブレーキドラム支持ケース57及び土中
空軸24を介して中槽21に同速、同方向回転として伝
達されて、中槽21が内槽30と一体的に垂直軸線YY
の周りで高速回転される。
この実施例では前記洗濯、すすぎ、及び乾燥時における
回転駆動軸58などを含む駆動系により、第1の駆動手
段76が構成され、前記脱水時におけるバネクラッチ7
1などを含む駆動系により第2の駆動手段77が構成さ
れている。
(給水、排水及び溢水構成) 給水装置81は前記本体カバー2の内部に配設され、図
示しない給水弁と、内槽30の外周上面近傍位置にて開
口された給水口82とを有している。そして、給水時及
びすすぎ時において、給水弁の開放動作により給水口8
2から内槽30の外周上面に向けて給水が行われる。
排水口84は前記外槽15の底部に設けられ、排水弁8
5を介して排水ホース86に連結されている。そして、
この実施例では、排水弁85が前記バネクラッチ71の
クラッチ爪72及びブレーキ体75と連動して開閉され
、洗濯時等において、バネクラッチ71が遮断状態でブ
レーキ体75が制動状態にあるときには、排水弁85が
閉鎖され、脱水時等において、バネクラッチ71が連結
状態でブレーキ体75が非制動状態にされたときには、
排水弁85が開放される。
溢水ホース87は外槽15の側壁に設けられた温風排気
口を兼用する図示しない溢水口に接続され、下端におい
て前記排水ホース86に接続されている。そして、前記
給水装置81により外槽15内に給水されたときには、
静止時における通常水位Wnが第2図に鎖線で示すよう
に、溢水口と対応する位置に設定される。拡張冷却室8
8は溢水ホース87の途中に設けられ、この拡張冷却室
88、前記排水ホース86及び溢水ホース87は乾燥時
において溢水口から溢水ホース87を通って排出される
高温多湿の空気の冷却及び除湿を行う。
(温風供給装置の構成) 加熱手段としての温風供給装置94を構成する温風発生
源95は、前記外槽15、中槽21及び内槽30よりも
上方においてケース本体1と本体カバー2との間に支持
され−ファン用モータ96、ファン97及び加熱用ヒー
タ98を有している。
温風供給装置94の温風供給通路9つは外′!!!j1
5及び外槽カバー16の後面に一体に形成され、可視性
を有する蛇腹状の連結筒体100を介して、温風発生源
95に連結されている。送風口101は前述した送風口
を兼用する後方軸受部28及び後方軸部31と近接して
対向するように、温風供給通路99の下端にて外槽15
の後壁に形成され、洗濯物の乾燥時に、温風供給装置9
4から供給される温風が、この送風口101から後方軸
受部28及び後方軸部31内を通って内槽30内へ導入
される。
(中槽及び内槽の回転位置の検出構成)第2図に示すよ
うに、磁石102は後方軸受部28の上方において、中
槽21の上端外周縁のバランサ22内に設けられている
。ホール素子よりなる支持体検出器としての中槽位置セ
ンサ103は後方軸受部28の上方において磁石102
の回転域と対応するように、外槽カバー16上に配置さ
れ、磁石102を感知したとき、この位置センサ103
から中槽21の回転位置検出信号が出力される。そして
、この実施例では、磁石102と位置センサ103とに
より、脱水動作の終了時等において、送風口を兼用する
中槽21の後方軸受部28及び内槽30の後方軸部31
が外槽15の送風口101と合致した位置で、中槽21
の回転を停止させるようになっている。
磁石104は、前記磁石102よりも中槽21の回転中
心側に位置するように、内槽30の外周における蓋体3
7上の一端部に設けられている。
ホール素子よりなる内槽検出器としての内槽位置センサ
105は磁石104の回転域と対応するように、外槽カ
バー16上に配置され、磁石104を感知したとき、こ
の位置センサ105から内槽30の回転位置検出信号が
出力される。そして、。
この実施例では、磁石104と位置センサ105とによ
り、内槽30の蓋体37の開閉状態が判別されると共に
、洗濯、すすぎ、脱水及び乾燥の各動作の終了時におい
て、第2図に示すように、内槽30の蓋体37が閉鎖状
態で外槽カバー16の開口17と合致し、かつ第3図に
示すように、内槽30の内周面の2つの洗濯物反転用突
条34が内槽30の回転軸線X−Xよりも下方において
、回転軸tax−xを通る垂直面に対し左右対称に配置
された位置で、内槽30の回転を停止させるようになっ
ている。
この実施例では前記磁石102、中槽位置センサ103
、磁石104、内槽位置センサ105等によりケース本
体1の開口3と内槽30の開口36とが合致したか否か
を検出する検出手段を構成している。
(制御回路の構成) 第7図に示すように、中央処理装置(CPU)111は
制御手段を構成し、脱水乾燥洗濯機全体の動作を制御す
るためのプログラム、洗濯、すすぎ、脱水及び乾燥の各
動作時間の設定データ等を記憶するためのメモリを内蔵
している。このCPU111には前記中槽位置センサ1
03及び内槽位置センサ105からコンパレータ124
,125を介して中槽及び内槽の回転位置検出信号が入
力される。又、このCPU111には前記開閉検出スイ
ッチ13及び蓋ロツク検出スイッチ20がコンパレータ
126.127を介して接続されている。そして、前記
CPUI 11には前記開閉位置検出スイッチ13及び
蓋口・yり検出スイッチ20からコンパレータ126.
127を介して蓋の開閉信号及び蓋ロツク信号、ロック
解除信号が入力される。
一方、前記種卵動用モータ51の主巻線51aと補助巻
線51b、給水装置81の給水弁を開閉するためのソレ
ノイド112、排水弁85の開閉並びにクラッチ爪72
の係脱を行うためのソレノイド113、本体開閉蓋のロ
ック部材11を係脱するためのソレノイド8、温風供給
装置94のファン用モータ96、加熱用ヒータ98及び
本体開閉蓋4の閉鎖を捉すランプ108は、交流電源回
路・115にトライアック116〜123を介してそれ
ぞれ並列に接続されている。そして、各トライアック1
16〜123のゲート端子には、CPU111からドラ
イバー128及び抵抗等を介して作動信号が出力される
。前記ライブ108は本体ケース1の上面に設けられて
いる。
・(動作の概要) 次に、上記のように構成された脱水乾燥洗濯機の動作の
概要を、第8図に従って説明する。
まず、本体開閉蓋4及び内槽蓋体37を開放した状態で
、内槽30内幡洗濯物を投入した後、内槽暮体37及び
本体開閉蓋4を閉じて、図示しないスタートスイッチを
操作すると、CPU111の制御のもとて第8図のタイ
ムチャートに示す一連の動作が順次自動的に遂行される
。すなわち、(a)本体開閉蓋4の閉鎖確認動作及びロ
ック動作 (b)給水装置81による給水動作 (c)第1駆動手段76による内槽30の回転に基づく
洗濯動作 (d)排水弁85の開放による排水動作(e)第2駆動
手段77による中11121の回転に基づく脱水動作 (f)給水装!81による給水動作 (、g )給水装置81による給水及び第1駆動手段7
6による内槽30の回転に基づくすすぎ動作(h)排水
弁85の開放による排水動作(i)第2駆動手段77に
よる中槽21の回転に基づく脱水動作 (j)温風供給装置94による温風供給及び第1駆動手
段76による内槽30の回転に基づく乾燥動作 (k)出入口36の位置確認と本体開閉蓋4のロック解
除動作 である。
(動作の詳細) 次に、前記の各動作(a)〜<k)について詳細に説明
する。
さて、前述のように本体開閉蓋4が閉鎖されると、開閉
位置検出スイッチ13が磁石14を検出することによつ
ソレノイド114が作動されて蓋4が閉鎖状態でロック
される。そして、予め内槽30内に洗濯物を収容した状
態で洗濯を行う場合には、図示しないスイッチを操作す
ると自動的に排水弁85が閉鎖され、がっバネクラッチ
71が遮断状態になって第1駆動手段76が形成される
とともに、ブレーキ体75が制動状態になって中槽21
の回転が規制される。この状態で、給水装置81の給水
弁が開放されて、給水口82から外槽15内に水が供給
される。そして、外槽15内の水位が内槽30の内部に
達して通常水位Wnになったとき、種部動用モータ51
が回転され、第1駆動手段76を介して内槽30が水平
軸線X−Xの周りで回転されて、洗濯動作が開始される
この洗濯動作中には、洗濯物を収容した球形状の内槽3
0が水平軸線X−Xの周りで回転され、その回転にとも
ない複数の反転用突条34,40等によって洗濯物が転
勤されながら、いわゆる叩き洗いが行われる。
又、洗濯物の洗濯後にすすぎが行われる場合には、前記
洗濯時と同様に、種部動用モータ51により、内槽30
が回転される。又、給水装置81の給水弁の開放により
、給水口82から内槽30の外周上面に向けて水が供給
されるとともに、外槽15内のすすぎ水が図示しない溢
水口及び溢水ホース87を通って排出されて、水位が一
定に保たれる。従って、すすぎ水が順次入れ替えられな
がら、給水口82からの水によって、内槽30の外周面
に付着している泡及び内槽3o内の洗濯物に付着してい
る泡が効果的に洗い流される。
さらに、洗濯物の洗濯やすすぎの終了後に脱水が行われ
る場合には、バネクラッチ71が連結状態にされて第2
駆動手段77が形成されるとともに、ブレーキ体75が
非制動状態にされて中槽21の回転が許容される。この
状態で、種部動用モータ51が回転されると、第2駆動
手段77を介して中槽21か内槽30と一体的に垂直軸
線YYの周りで高速回転されて、洗濯物の脱水が行われ
る6 又、洗濯物の脱水後に乾燥が行われる場合には、前記洗
濯時と同様に、種部動用モータ51により第1駆動手段
76を介して内槽3oが水平軸線XXの周りで回転され
るとともに、ファン用モータ96及び加熱用ヒータ98
の通電により、温風供給装置94の温風発生源95から
温風が発生され、その温風が連結筒体100、温風供給
通路99、送風口101及び後方軸部31を介して内槽
30内に供給されて、各小孔35から排出される。
従って、洗濯物を転動させながら、その洗濯物に温風を
あてて乾燥動作を効果的に行うことができる。
そして、この乾燥動作時には、内槽30内の高温多湿の
空気が、外槽15に設けられた温風排気口兼用の図示し
ない溢水口から、溢水ホース87を経て拡張冷却室88
内に導かれ、その溢水ホース87、拡張冷却室88等に
おいて冷却及び除湿された後、排水ホース86を通して
外部に排出される。乾燥動作の終了後にはソレノイド1
14が消磁されて萱4のロックが解除される。
(異常停止後の中槽及び内槽の所定位置復帰動作)通常
運転中において、何等かの原因により、洗濯機の電源が
オフされた後、第1図に示すように再度電源スィッチを
オンすると(ステップs1)、CPUIIIが電源「入
り」を確認する。(ステップ32) 次に、中槽21が所定位置にあるか否かが中槽位置セン
サ103からの位置信号により判断され(ステップS3
)、所定位置にない場合には、前記ロック検出スイッチ
20によりM4がロックされているか否か判断され(ス
テップS4)、ロックされていない場合にはランプ10
8により蓋4を閉じるように表示が行われ(ステップ5
12)、次いで、蓋のロック動作が行われ(ステップ5
13)、前記ステップS4に戻る。
蓋ロックが確認されると、ランプ108が点灯している
場合にはそれが消灯され(ステップS5゜S6)、クラ
ッチ71の連結状態及びプレー−Ir75の解放状態に
おいてモータ51の巻線51a。
51bのトライアック116,117が半波導通されて
、そのモータ51P低速回転して中槽15が回転される
。そして、中1115と対向する検出器103が中槽1
5の磁石102を検出すると中槽15が停止する(ステ
ップ37)。従って、中1115が所定位置に停止され
て、次いで、ブレーキ体75により同中槽15に制動力
が作用する。
その後、内槽30が所定位置にあるか否かが位置センサ
105からの位置信号に基づいてCPU111により判
断され(ステップS8)、所定位置にない場合には、開
閉検出スイッチ13により蓋4がロックされているか否
か判断され(ステップS9〉、ロックされていない場合
には、前記ステップS12及び313と同じ処理が行わ
れ(ステップ314.15)、前記ステップS9に戻る
一方、前記蓋4がロックされている場合には、前記ステ
ップS5及びS6と同じ処理が行われる(ステップ31
0.311>、そして、クラッチ71の遮断状態及びブ
レーキ体75の制動状態においてトライアック116又
は117の半波導通により駆動モータ51が低速回転さ
れて内槽が回転する。そして−検出器105が磁石10
4を検出したところでモータ51が停止され、再びブレ
ーキ制動がかけられる(ステップ512)。このため内
槽30が定位置で停止され、内槽30の出入口36と本
体カバー2の開口3とが合致する。
なお、前記ステップS3における判別において中槽15
が所定位置にある場合にはステップS8までスキップし
、ステップS8における判別において内槽30が所定位
置にある場合にはステップS13までスキップする。
最後に、蓋のロックが解除される(ステップ513)。
このように、洗濯機の動作中に何らかの原因により通常
運転が遮断されて、再通電された場合には、内槽30の
出入口36と本体カバー2の開口3とが一致しているか
否か判断され、一致していない場合には内槽30又は中
槽15の少なくとも一方が回動されて、内槽30の出入
口36が本体カバー2の開口3と一致する。このため、
再通電時において、例えば洗濯のやりなおしのための洗
濯物の出入れを安全かつ容易に行うことができる。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、内槽を水平軸線に対して所定角度で傾斜した傾斜軸線
の回りで回転可能に支持するなど、この発明の要旨を逸
脱しない範囲で構成を任意に変更して具体化することも
できる。
[発明の効果] この発明は、以上説明したよう仁梢成されているため、
通電遮断後の再通電時において洗濯物の出入れを容易に
行うことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した脱水乾燥型洗濯機の制御
動作を示すフローチャート、第2図及び第3図は脱水乾
燥洗濯機全体を示す断面図、第4図は蓋ロック装置の平
面図、第5図は第4図のA−AIal!lr面図、第6
図は開閉検出スイッチの取付は状態を示す断面図、第7
図は制御回路の電気回路図、第8図は脱水乾燥型洗濯機
の制御動作を示すタイムチャートである。 1・・・ケース本体、3・・・開口、4・・・本体開閉
蓋、7・・・ロック装置、8・・・ソレノイド、9・・
・可動鉄心、11・・・ロック部材、13・・・開閉位
置検出スイッチ、15・・・外槽、20・・・ロック検
出スイッチ、21・・・支持体としての中槽、30・・
・内槽、35・・・小孔、36・・・出入口、76・・
・第1の駆動手段、77・・・第2の駆動手段、103
・・・支持体検出器としての中槽位置センサ、105・
・・内槽検出器としての内槽位置センサ、111・・・
制御4段としてのCPU、X−X・・・水平軸線、Y−
Y・・・垂直軸線。 第5図 116図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、洗濯物出し入れ用の開口を有するケース本体(1)
    と、 前記ケース本体(1)に設けられた洗濯物出入用の開口
    (3)と、 前記開口を開閉可能な蓋(4)と、 その蓋(4)を閉鎖状態においてロックするロック装置
    (10)と、 前記ケース本体(1)内に配置され、洗濯水を貯留する
    ための外槽(15)、 その外槽内に垂直軸線(Y−Y)の周りで回転可能に支
    持された支持体(21)と、 その支持体(21)に水平軸線(X−X)若しくは水平
    軸線に対し所定角度で傾斜した傾斜軸線の周りで回転可
    能に支持された内槽(30)と、その内槽(30)は洗
    濯物を収容可能で、周壁全体に多数の小孔(35)を透
    設するとともに、一部に洗濯物の出入部(36)を有す
    ることと、内槽(30)を水平軸線若しくは傾斜軸線の
    周りで回転させる第1の駆動手段(76)と、支持体(
    21)を内槽(30)とともに垂直軸線の周りで回転さ
    せる第2の駆動手段(77)と、内槽(30)及び支持
    体(21)の位置をそれぞれ検出する内槽検出器(10
    5)及び支持体検出器(103)と、 通電開始時に前記両検出器(105、103)により内
    槽(30)及び支持体(21)の位置を検出し、それら
    のうちの少なくとも一方が定位置にないときには、前記
    ロック装置により前記蓋を閉鎖状態にロックし、次いで
    、前記第1、第2の駆動手段(76、77)の一方又は
    双方に作動させて内槽(30)及び支持体(21)を定
    位置に配置する制御手段(111)と よりなる脱水洗濯機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06170086A (ja) * 1991-10-21 1994-06-21 Samsung Electronics Co Ltd 煮る洗濯機の蓋ロック装置及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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