JPH03143255A - ステッピングモータのロータ - Google Patents

ステッピングモータのロータ

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JPH03143255A
JPH03143255A JP27872289A JP27872289A JPH03143255A JP H03143255 A JPH03143255 A JP H03143255A JP 27872289 A JP27872289 A JP 27872289A JP 27872289 A JP27872289 A JP 27872289A JP H03143255 A JPH03143255 A JP H03143255A
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rotor magnet
magnet
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Takamasa Nagai
永井 孝昌
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Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、PM(パーマネントマグネット)形のステッ
ピングモータが備えるロータの改良に関する。
[従来の技術] PM形ステッピングモータのロータは、リング形をなす
1個または2個のロータマグネットと、これらマグネッ
トの中心部を貫通して配置されるロータ軸と、このロー
タ軸とロータマグネットとを繋いで設けられた中継部材
とを備えて形成されている。
ロータマグネットはプラスチックマグネット製であり、
中継部材はプラスチックまたはアルミニューム合金等で
形成されている。そして、従来、実開昭63−1826
74号公報に示されるようにロータマグネットは、その
内周面を中継部材の外周面に接して、この外周面に接着
剤により固定されている。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように従来は、互いに嵌合されたロータマグネッ
トと中継部材との材質が異なっているから、これらの熱
膨脹または熱収縮の程度が互いに異なる。そのため、高
温条件下、または低温条件下、或いは温度変化が激しい
環境下で使用する場合において、上記ロータマグネット
と中継部材との熱膨脹または熱収縮の違いにより、リン
グ形をなすロータマグネットが割れることがあった。
特に、ロータマグネットに、鉄・ネオジウム、ボロン系
のマグネット材料のように希土類のマグネット材料をプ
ラスチックに混入して得たものを用いるロータにおいて
は、そのロータマグネットは厚みがかなり薄く強度が弱
いため、既述のような使用条件によりロータマグネット
が割れる可能性が高い。
本発明の目的は、温度変化に基づくロータマグネットの
破損を防止できるステッピングモータのロータを得るこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のステッピングモー
タのロータにおいては、ロータマグネットを、リング形
のステータ対向部と、この対向部の一端に直角に連なる
中心孔付きの円形の端板部とから形威し、上記ステータ
対向部を上記中継部材の周面から隔ててロータ軸に対し
平行に設けるとともに、上記端板部の外面または内面を
上記中継部材の端面に固定して、上記ロータマグネット
を上記中継部材に取付けたものである。
[作用] 本発明の構成によれば、ロータマグネットが端板部を備
えることによって、これを取付は部として中継部材の端
面にロータマグネットを固定できる。そして、この固定
によって、ロータマグネットのリング形をなすステータ
対向部を、中継部材の周面から隔てて、この周面と平行
に設けることができる。すなわち、互いに平行に配置さ
れた中継部材の周面とステータ対向部とが非接触となる
したがって、これら中継部材の周面とステータ対向部と
の熱膨張または熱収縮の違いに拘らず、ロータマグネッ
トのステータ対向部に、これを破壊しようとする径方向
の力が作用することがない。
なお、中継部材の熱膨張または熱収縮の影響は端板部に
は作用するが、その力はロータマグネット全体を軸方向
に移動させる力であるので、このカによってロータマグ
ネットが破壊されることはない。
[実施例] 以下、本発明の第1実施例を第1図および第2図を参照
して説明する。
第3図中1は一方のステータで、これは巻線2が巻き付
けられた巻枠3に、この巻枠3の胴部内面に沿って互い
違いに入り込む多数の櫛歯状突極4a、4bを有した端
部ヨーク4および中間ヨーク5とを嵌合して形成されて
いる。また、符号6は他方のステータで、これも巻線7
が巻き付けられた巻枠8に、この巻枠8の胴部内面に沿
って互い違いに入り込む多数の櫛歯状突極9a、10a
を有した端部ヨーク9および中間ヨーク]0どを嵌合し
て形成されている。
これら二組のステータ1,6は、その中間ヨーク5,1
0を背合わせ状態に重ねてモータフレム11内に収納さ
れている。モータフレーム11は、金属製のカップ状フ
レーム本体1−2と、この本体12の開口を塞いで溶接
又はかしめ止めなどにより、上記開口の縁に固定された
フレーム端板13とで形成されている。フレーム端板1
3は図示しないがモータ全体の取付は部として使用され
る部分を有している。また、フレーム本体12には図示
しない切欠溝が設けられており、これには上記各巻線2
.7に接続されたリード線(図示しない)が通されるよ
うになっている。
フレーム本体12とフレーム端板13との夫々の中央部
には軸受14が取付けられており、これら軸受14を介
してモータフレーム11にはロータ15が回転自在に取
付けられている。
第1図および第3図に示すようにロータ15は、2個の
ロータマグネット16と、これらマグネット16の中心
部を貫通して配置されたロータ軸17と、この軸17と
ロータマグネット16とを繋いで設けられた中継部材1
8とを備えている。
ロータ軸17は上記軸受14に回転自在に支持されるも
ので、金属製である。中継部材18はアルムニューム合
金又はプラスチックにより形成されている。この部材1
8は、本実施例では軸方向の長さが比較的小さい最大径
部18aの中央部両端に、小径部18bを夫々一体に突
設して形成されている。中継部材18の中心部には上記
ロータ軸17が貫通されている。
2個のロータマグネット16は、第1図から第3図に示
されるようにステータ対向部19と、中心孔を有した円
形の端板部20とからカップ状に形成されている。
詳しくは、ステータ対向部1つはリング形をなしており
、その直径は中継部材18の最大径部18aの直径と同
じにしである。端板部20は、ステータ対向部1つの一
端に直角に連なっており、したがってロータ軸17およ
び中継部材18の軸直角方向に沿って設けられている。
これらロータマグネット16は、その端板部20の外面
を中継部材18の最大径部18aの端面に接着剤(図示
しない)を用いて固定することにより、中継部材18に
取付けられている。それによってステータ対向部19は
、中継部材18の最大径部18aの周面から隔てられて
、上記ロータ軸]7に対し平行に設けられている。つま
り、本実施例の場合には最大径部18aの軸方向に実径 出されるとともに、同最大参部18aの周面と面一に連
なってステータ対向部19が設けられている。
各ロータマグネット16は、例えば鉄・ネオジウム・ボ
ロン系のマグネット材料をプラスチックに混入したプラ
スチックマグネットを底形して得たものである。そして
、上記ステータ対向部1つには、その軸方向に沿うS極
とN極とが交互に周方向に沿って多数着磁されている。
また、これらステータ対向部]9の外周面は、第3図に
示すように上記二組のステータ1,6の内周面に極めて
僅かなエアーギャップを設けて夫々側々に対向されてい
る。
このような構成のロータ15は、強度が弱いロータマグ
ネット16におけるステータ対向部19の内周面が、中
継部材18の最大径部18aの周面に接することなく、
ステータ対向部19は、ロータマグネット16の最大径
部18aの周面こ面一に連なって設けられている。
そのため、ロータマグネット16と中継部材18とに生
じる径方向の熱膨張および熱収縮は、互いに独立して行
われるから、中継部材1−8の径方向に沿う膨脂・収縮
が、ロータマグネット16の特にリング形のステータ対
向部1つに対して、その径方向に力を与えることがない
。したがって、ロータマグネット16が割れて破損する
ことを防止できる。
中継部材18の軸方向への熱膨張または熱収縮の影響は
端板部20には作用するが、その力はロタマグネット1
6全体を軸方向に移動させる力であるので、この力によ
ってロータマグネット16が破壊されないことは言うま
でもない。
なお、この第1実施例においてステータ対向部1つの直
径は最大径部1.8 aの直径よりも大きくしても差支
えない。また、この第1実施例においてロータマグネッ
ト16は2個ではなく、2個分の長さに相当する長さの
ステータ対向部を有したロータマグネットを1−個のみ
使用してもよい。
次ぎに、第4図に示す第2実施例を説明する。
なお、説明に当たり、上記第1実施例と同様の構成につ
いては同一符号を付してその説明を省略し、上記第1実
施例とは異なる部分について以下説明する。
この第2実施例が第1実施例と違う点は、ロータマグネ
ット16および中継部材18の構造と、中継部材18に
対する一対のロータマグネット16の取付は構造にある
ロータマグネット16は、そのステータ対向部1つの直
径を、中継部材18の最大径部18aの直径よりも大き
くして形成されている。中継部材18は、その最大径部
1.、8 aの軸方向長さを、ステータ対向部1つの軸
方向長さの二倍以」二にして0 形成されている。そして、ロータマグネット16は、端
板部2oの内面を中継部材1.8の最大径部18aの端
面に接着剤を介して固定することにより取付けられてい
る。それによって、ステータ対向部19を上記最大径部
1.8 aの周面から隔てて、上記ロータ軸17に対し
平行に設けている。つまり、この第2実施例の場合には
、互いに平行なステータ対向部19と上記最大径部18
aの周面とは、互いの間にギャップgを介して対向され
ている。
この第2実施例のロータ15では、ロータマグネット1
6および中継部材18の径方向の熱膨張および熱収縮を
、上記ギャップgで吸収できる。
そのため、この実施例においても、中継部月18の径方
向に沿う膨脹・収縮が、ロータマグネット16の特にリ
ング形のステータ対向部19に対して、その径方向に力
を与えることがない。したがって、ロータマグネット1
6が割れて破損することを防止できる。
なお、この第2実施例においてもロータマグネ1 ット16は2個ではなく、2個分の長さに相当する長さ
のステータ対向部を有したロータマグネットを1個のみ
使用してもよい。
また、第5図に示す第3実施例を説明する。なお、説明
に当たり、上記第1実施例と同様の構成については同一
符号を付してその説明を省略し、上記第1実施例とは異
なる部分について以下説明する。
この第3実施例が第1実施例と違う点は、2個のロータ
マグネット16a、16bおよび中継部材18の構造と
、中継部材18に対するロータマグネット16a、16
bの取付は構造にある。
ロータマグネット16a、16bのステータ対向部19
の直径は、同じであるとともに、中継部材18の最大径
部18aの直径よりも大きく形成されている。中継部材
18の最大径部18aの軸方向長さは比較的長く形成さ
れている。そして、一方のロータマグネット16aは、
端板部2oの外面を中継部材18の最大径部18aの一
端面に接着剤を介して固定することにより取付けられて
 2 いる。他方のロータマグネット16bは、端板部20の
内面を中継部材18の最大径部18aの他端面に接着剤
を介して固定することにより取付けられている。それに
よって、各ステータ対向部19を上記最大径部18aの
周面から隔てて上記ロータ軸17に対し平行に設けてい
る。つまり、この第3実施例の場合には、一方のロータ
マグネット16aのステータ対向部19は、上記最大径
部18aの軸方向に突出して、この最大径部18aの周
面との間に段部を形成して連なって設けられている。他
方のロータマグネット1.6 bのステータ対向部19
は、上記最大径部1.8 aの周面に対して互いの間に
ギャップgを設けて対向されている。
したがって、この第3実施例においても、中継部材18
の径方向に沿う膨脹・収縮が2個のロータマグネット1
.6a、16bの特にリング形のステータ対向部1つに
対して、その径方向に力を与えることがない。したがっ
て、ロータマグネット16g、16bが割れて破損する
ことを防止でき3 る。
なお、以上の各側から明らかなように、各側におけるロ
ータマグネット16,1.6a、16bを同一規格の共
通部品とする場合には、中継部材18の構成を各側に示
すように種々構成できる。
換言すれば、中継部材18の設計の自由度を向上できる
とともに、それに伴ってロータ15全体のイナーシャの
大きさも変えることができる。したがって、これら各側
のロータ15を用意することにより、各種の仕様に対す
る適合性を向上できる。
[発明の効果] 以上説明した本発明によれば、ロータマグネットを、こ
のマグネットを支持する中継部材の周面から隔てて、ロ
ータ軸に平行に設けられるリング形のステータ対向部と
、この対向部の一端に直角に連なるとともに、その外面
または内面を上記中継部材の端面に固定して設けられる
中心孔付きの円形の端板部とから形成した構成により、
上記中継部材とロータマグネットとの熱膨張または熱収
縮の違いに拘らず、ロータマグネットのステータ4 対向部に、これを破壊する径方向の力が作用しないよう
にして、ロータマグネットが破壊されることを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明の第1実施例を示し、第1図
はロータの縦断面図、第2図はロータマグネットの斜視
図、第3図はステッピングモータ全体の縦断面図である
。第4図は本発明の第2実施例を示すロータの縦断面図
、第5図は本発明の第3実施例を示すロータの縦断面図
である。 15−0−夕、16 16a、16b−o−タマグネッ
ト、17・・・ロータ軸、18・・・中継部材、19・
・・ステータ対向部、20・・・端板部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1個または2個のロータマグネットと、このマグネット
    の中心部を貫通して配置されるロータ軸と、このロータ
    軸と上記ロータマグネットとを繋いで設けられた中継部
    材とを備えたステッピングモータのロータにおいて、 上記ロータマグネットを、リング形のステータ対向部と
    、この対向部の一端に直角に連なる中心孔付きの円形の
    端板部とから形成し、 上記ステータ対向部を上記中継部材の周面から隔てて上
    記ロータ軸に対し平行に設けるとともに、上記端板部の
    外面または内面を上記中継部材の端面に固定して、上記
    ロータマグネットを上記中継部材に取付けたことを特徴
    とするステッピングモータのロータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7569953B2 (en) * 2004-12-15 2009-08-04 Sanyo Denki Co., Ltd. Rotor for hybrid type stepping motor and manufacturing method thereof

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6329385U (ja) * 1986-08-06 1988-02-26
JPS63202177U (ja) * 1987-06-19 1988-12-27

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