JPH0314289Y2 - - Google Patents

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JPH0314289Y2
JPH0314289Y2 JP5166385U JP5166385U JPH0314289Y2 JP H0314289 Y2 JPH0314289 Y2 JP H0314289Y2 JP 5166385 U JP5166385 U JP 5166385U JP 5166385 U JP5166385 U JP 5166385U JP H0314289 Y2 JPH0314289 Y2 JP H0314289Y2
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shaft
slide
grinder
hollow rotating
feed screw
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はグラインダ研磨自動装置に関する。
〈従来の技術〉 短尺穴の内面を研磨する装置としては従来から
あるものの、第4図に示すように大型シヤフト2
9の中心に貫通した長尺小径穴30及びこれの途
中に設けられた拡大穴部31aを研磨する装置は
なかつた。しかし、大型シヤフト29の拡大穴部
30aを非破壊検査等の前処理として一定巾で全
周にグラインダ研磨する必要性が実際に生じてい
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案は上述した従来技術に鑑み、長尺小径穴
の拡大穴部をグラインダ研磨することのできる装
置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 斯かる目的を達成する本考案のグラインダ研磨
自動装置に係る構成は長尺小径穴内を移動可能な
案内台車によつて、該穴中心線まわりに回転自在
に支持され、モータによつて回転駆動される中空
回転軸と、該中空回転軸の一端側に取り付けられ
たスライドブロツクに径方向に摺動自在に嵌着す
るスライド軸と、該スライド軸に保持されると共
に研磨輪を有するグラインダ本体と、前記スライ
ド軸に螺合すると共に前記スライドブロツクに回
転自在に支持される送りねじ軸と、前記中空回転
軸内に回転自在に支持されるグラインダスライド
伝達シヤフトと、該伝達シヤフトの一端側と前記
送りねじ軸とを連結する歯車伝達機構と、前記案
内台車に固定され、該伝達シヤフトの他端側に連
結されたスリツプクラツチとを有することを特徴
とするものである。
〈作用〉 モータを作動させて中空回転軸、スライドブロ
ツク及びスライド軸等を回転させる場合におい
て、スリツプクラツチによりグラインダスライド
伝達シヤフトが停止していると、歯車伝達機構が
作動して送りねじ軸が回転することとなり、この
ため、これに螺着するスライド軸及びグラインダ
本体が径方向外側または内側に移動することとな
る。そして、例えばグラインダ本体が外形方外側
に移動してその研磨輪が長尺小径穴内周面に当接
すると、その反力が歯車伝達機構及び伝達シヤフ
ト等を介してスリツプクラツチに伝わつてこのス
リツプクラツチが切れて伝達シヤフトが中空回転
軸と同期回転することとなつて、研磨輪が穴内周
面に一定力で押し付けられたまま、穴内周面に沿
つて均一にグラインダ研磨することとなる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
第1図〜第3図に本考案の一実施例を示す。同
図に示すように、長尺小径穴30内に案内台車1
が挿入されて案内位置決めされると共にこの案内
台車1の先端に回動ケース2が固定されている。
回動ケース2の中央における筒部2aには中空回
転軸3が挿入されブシユ4a,4bを介して回転
自在に支持されると共に中空回転軸3には平歯車
16が嵌合しており、この平歯車16は案内台車
1に設置されたモータ17の平歯車18と噛合し
ている。この中空回転軸3は長尺小径穴30の中
心において同軸方向となつており、外筒3b内に
径方向の隙間を介して内筒3aを挿入して構成さ
れ、内外筒3a,3bの両端部にはOリング13
c,13dが介装されて前記隙間がシールされて
いる。回動ケース2の筒部2aにおける図中右方
の位置にはエア接続金具12が取り付けられると
共にこの取り付けられた位置における筒部2aと
中空回転軸3との間にはOリング13a,13b
が前後して介装されており、更にこのOリング1
3a,13bの間において筒部2a及び外筒3b
を通気孔(図示省略)が貫通している。従つて、
中空回転軸3の回転中においても、エア接続金具
12から筒部2a及び外筒3bを通じて、圧縮空
気を内外筒3a,3b間の隙間に供給することが
でき、この圧縮空気は中空回転軸3の一端側(第
1図中左方)におけるエア取出金具14を介して
グラインダ本体55に流入して研磨輪28を回転
させることになる。
一方、中空回転軸3の一端側に設けられたプレ
ート19にはフライドブロツク20が固定される
と共にこのフライドブロツク20にはスライド軸
24が径方向、即ち第1図中上下方向に摺動自在
に嵌着しており、スライド軸24にグラインダ本
体15が押え板25が取り付けられている。グラ
インダ本体15は研磨輪28を有すると共に圧縮
空気の供給により研磨輪28を回転させてグライ
ンダ研磨するものであり、またグラインダ本体1
5には当りローラ26がカラー27により保持さ
れている。
更に、中空回転軸3内にグラインダスライド伝
達シヤフト6が挿入されブシユ7a,7bを介し
て回転自在に支持され、フライドブロツク20内
における該伝達シヤフト6の一端側にはかさ歯車
9が取り付けられている。フライドブロツク20
内において、前記スライド軸24に螺着する送り
ねじ軸23が回転自在に支持されると共にこの送
りねじ軸23に嵌合する平歯車22b、これと噛
合する平歯車22a、これと同軸一体のかさ歯車
21及びこれと噛合するかさ歯車9とからなる歯
車伝達機構を介して送りねじ軸23と前記伝達シ
ヤフト6が連結されている。一方、他端側におけ
る中空回転軸3にはナツト5a,5bが螺合する
と共に該伝達シヤフト6には平歯車8が嵌合して
おり、この平歯車8は、回動ケース2の筒部2a
に設置されたスリツプクラツチ10の平歯車11
と噛合している。スリツプクラツチ10は一定以
下の回転トルクでは平歯車11を回転させないた
め、中空回転軸6をモータ17により回転させた
場合において、平歯車11に加わる回転トルクが
小さいときには、平歯車8、伝達シヤフト6、か
さ歯車9が回転しないため、かさ歯車21以降の
歯車伝達機構及び送りねじ軸23が回転してスラ
イド軸24及びグラインダ本体15が図中上方又
は下方に移動することとなる。
上記構成を有する本実施例のグラインダ研磨自
動装置は次の様に使用する。
まず、案内台車1を長尺小径穴30内に挿入し
て伝達シヤフト6及び中空回転軸3をその中心に
位置決めしたのち、エア接続金具12、中空回転
軸3及びエア取出金具14を介して圧縮空気をグ
ラインダ本体15に供給して研磨輪28を回転さ
せる。次に、モータ17を正転させると、フライ
ドブロツク20、スライド軸24及びグラインダ
本体15が回転する一方、スリツプクラツチ10
により平歯車8,11が回転しないため、かさ歯
車21以降の歯車伝達機構及び送りねじ軸23が
回転してスライド軸24及びグラインダ本体15
が径方向外側即ち、第1図中下方へ移動すること
となる。そして、第1図に示すように研磨輪28
及び当りローラ26が長尺小径穴30の内周面に
当接すると、その反力が歯車伝達機構及び伝達シ
ヤフト6等を介し回転トルクとして平歯車8,1
1に加わり、スリツプクラツチ10が切れ同期回
転することとなつて、スライド軸24及びグライ
ンダ本体15の径方向の移動が停止することとな
る。この状態において、回転する研磨輪28が一
定力で押し付けられると共にスライドブロツク2
0、スライド軸24及びグラインダ本体15が回
転して、長尺小径穴30の内周面が均一にグライ
ンダ研磨されることとなる。研磨終了後はモータ
17を逆転させると、スライド軸24及びグライ
ンダ本体が径方向内側、即ち第1図中上方へ移動
して終点まで達すると、スリツプクラツチ10が
切れて同期回転し、停止することとなる。
〈考案の効果〉 以上、実施例に基づいて具体的に説明したよう
に本考案によれば、人の手の届かない箇所あるい
は危険区域等での長尺小径穴内面のグラインダ研
磨作業が可能となる。しかも、1個のモータによ
り、グラインダ本体を穴内周面に押し付けて穴内
周面に沿わせて回転させることができるので、拡
大穴部があつても均一に研磨することができると
共にコンパクトな構成となり製造コストも低くな
る利点がある。尚、本考案のグラインダ研磨の対
象としては、例えば原子力及び火力タービンロー
タ中心穴内面等がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は各々本考案の一実施
例に係るグラインダ研磨自動装置の断面図、上面
断面図、第2図中の方向矢視図、第4図は長尺
小径穴を有する大型シヤフトの断面図である。 図面中、1は案内台車、2は回動ケース、3は
中空回転軸、6はグラインダスライド伝達シヤフ
ト、10はスリツプクラツチ、15はグラインダ
本体、17はモータ、20はスライドブロツク、
23は送りねじ軸、24はスライド軸、28は研
磨輪である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長尺小径穴内を移動可能な案内台車によつて、
    該穴中心線まわりに回転自在に支持され、モータ
    によつて回転駆動される中空回転軸と、該中空回
    転軸の一端側に取り付けられたスライドブロツク
    に径方向に摺動自在に嵌着すスライド軸と、該ス
    ライド軸に保持されると共に研磨輪を有するグラ
    インダ本体と、前記スライド軸に螺合すると共に
    前記スライドブロツクに回転自在に支持される送
    りねじ軸と、前記中空回転軸内に回転自在に支持
    されるグラインダスライダ伝達シヤフトと、該伝
    達シヤフトの一端側と前記送りねじ軸とを連結す
    る歯車伝達機構と、前記案内台車に固定され、該
    伝達シヤフトの他端側に連結されたスリツプクラ
    ツチとを有することを特徴とするグラインダ研磨
    自動装置。
JP5166385U 1985-04-09 1985-04-09 Expired JPH0314289Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5166385U JPH0314289Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5166385U JPH0314289Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61169554U JPS61169554U (ja) 1986-10-21
JPH0314289Y2 true JPH0314289Y2 (ja) 1991-03-29

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ID=30570915

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JP5166385U Expired JPH0314289Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2518687B2 (ja) * 1989-05-09 1996-07-24 イセキ開発工機 配管、トンネル等の管の内面加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61169554U (ja) 1986-10-21

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