JPH03142260A

JPH03142260A - 画像形成方法

Info

Publication number: JPH03142260A
Application number: JP1280417A
Authority: JP
Inventors: Masaru Mochizuki; 勝望月; Takashi Kikuchi; 隆菊地; Toshiyuki Tamura; 敏行田村; Kaname Iga; 要伊賀
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1989-10-27
Filing date: 1989-10-27
Publication date: 1991-06-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は画像形成方法に関する。

従来の技術近年、各種の画像処理装置が開発され、電子写真法を利
用したラインプリンタなども実用化されている。このラ
インプリンタとは、感光ドラムの周面上に帯電器、ライ
ンヘッド、現像器、転写器等の装置を近接配置したもの
であり、帯電器の印加電圧で帯電した感光ドラムの周面
に、ラインヘッドに連設された発光素子の選択的な発光
で露光を行なって潜像を形成し、この潜像を現像器から
供給されるトナーで現像して転写器で印刷用紙に転写す
るものである。

上述のようなラインヘッドの発光素子としてはＬ　Ｅ　
Ｄなどが使用されているが、これは発光強度と応答性と
を両立させることが困難である等の課題を有している。

そこで、現在ではラインヘッドの発光素子として端面発
光型ＥＬ素子を使用することが考えられている。そこで
、この端面発光型ＥＬ素子を利用したラインヘッドを第
６図及び第７図に基づいて説明する。このラインヘッド
ｌの端面発光型ＥＬ素子２は、第７図に例示するように
、活性元素を含む硫化亜鉛等からなる薄膜状の活性層３
を上下から誘電体層４，５で囲み、これら誘電体層４，
５の上下面に平板電極６，７を形成し、前記活性層３の
端面から極扁平な光を出射するもので、上面が発光する
従来のＥＬに比して１００倍程の発光強度を得ることが
可能である。そして、第６図に例示するように、上記ｔ
ｆ４遣の端面発光型ＥＬ素子２を薄膜技術などで基板８
上に連設してロッドレンズアレイ（図示せず）等を取付
けることで前記ラインヘッド１が形成される。

そこで、例えば、各端面発光型ＥＬ素子２毎にスイッチ
ング素子を介して交流電源９を接続するなどしたライン
ヘッドｌを、帯電器や現像器及び転写器等と共に感光体
である感光ドラムの周面上に近接配置することで、電子
写真方式のラインプリンタ等（図示せず）を製作するこ
とができる。だが、このようなラインプリンタを実施す
る場合、端面発光型ＥＬ素子２は出射光のビーム形状の
縦横比が極度に大きく扁平なので、これを補正する手段
が必要である。

そこで、上述のような課題を解決したものとしては、本
出願人により特願平１−９７０８１号として提案された
装置が存する。そこで、この装置を、画像形成方法を説
明する先行技術として第８図ないし第１４図に基づいて
説明する。このラインプリンタである端面発光型ＥＬプ
リンタ１ｏでは、他機器等のプリンタコントローラ１１
が接続されるインターフェイス１２に、二個のアドレス
カウンタ１３．１４と基車クロック１５とが接続された
コントロール回路１６を介してタイミングコントローラ
１７が接続されている。また、前記インターフェイス１
２は、各々スリーステート１８〜２１が入出力部に接続
されたラインメモリである二個のＲＡＭ２２．２３に第
一のデータ処理回路２４を介して接続されており、前記
ＲＡＭ２２．２３にはコントロール回路１６と前記アド
レスカウンタ１３．１４とがセレクタ２５を介して接続
されている。さらに、前記ＲＡＭ２２．２３は、前記タ
イミングコントローラ１７が接続された第二のデータ処
理回路２６に前記スリーステート２０゜２１を介して接
続°されている。また、前記データ処理回路２６は、各
々ラッチ２７〜２７ｍとドライバ２８〜２８ｍとを介し
て、ラインヘッド２９のブロックｍｆＪｆｉ３０．〜３
０ｎに接続されたシフトレジスタ３１．〜３１ｍにパラ
レルに接続されている。さらに、前記タイミングコント
ローラ１７は、前記ラインヘッド２９のコモン′１ｔＩ
４３２、〜３２ｍに接続されたコモンドライバ３３と、
前記ラッチ２７．〜２７ｍ及びシフトレジスタ３１、〜
３１ｍに接続されている。

なお、前記ブロック電極３０．〜３０ｎに接続された各
電子部品２７，２８．３１等の数は、前記コモン電極３
２．〜３２ｍと同数のｍ個になっており、前記ラインヘ
ッド２９にはｍＸｎ個の端面発光型ＥＬ素子２が連設さ
れている。

このような構成において、この端面発光型ＥＬプリンタ
１０では、プリンタコントローラ１１からインターフェ
イス１２を介して入力されたクロック信号を含む印刷デ
ータが、−主走査ライン毎に第一のデータ処理回路２４
で並び換え等の処理により圧縮される。

そこで、この圧縮された印刷データは、ＲＡＭ２２．２
３の一方に一生走査ラインの印刷侍間中に一時記憶され
、同時に、他方のＲＡＭ２３．２２からは事前に一時記
憶した印刷データが高進に出力される。

ここで、印刷データを一〇、？記憶するＲ　、、’ｌ　
Ｍ　２２　。

２３の選択は、プリンタコントローラ１１がらアドレス
カウンタ１３に入力されたタイミングに従って動作する
セレクタ２５により行なわれる。また、ＲＡＭ２３．２
２からの印刷データ出力は、基準クロック１５から発せ
られる高速出力用の基準クロック信号に同期して動作す
るコントロール回路１６及びアドレスカウンタ１４に従
って行なわれる。

そこで、この出力された印刷データは第二のデータ処理
回路２６で印刷に適した形態に再処理され、シフトレジ
スタ３１．〜３１ｍに順次出力されてラッチ２７〜２７
ｍにより保持される。そして、これら部材３１．２７と
コモンドライバ３３とがタイミングコントローラ１７に
制御され、ブロック電極３０．〜３０ｎとコモン電極３
２．〜３２ｍとから各々低電圧高電圧の駆動パルスがラ
インヘッド２９に所定回数繰返し出力される。

この時、各端面発光型ＥＬ素子２の発光非発光は、印加
される駆動パルスの電圧が素子の閾値電圧Ｖ７Ｈに対し
て以上以下となることで制御される。

つまり、この端面発光型ＥＬプリンタ１０では、第１０
図に例示するタイムチャートのように、正性非対称とな
る高電圧低電圧の駆動パルスを各コモン電極３２．〜３
２ｍと各ブロック電極３０．〜３０ｎとに印加しておき
、これらの駆動パルスの同期を制御して減算することで
各端面発光型ＥＬ素子２の発光を制御するようになって
いる。

そこで、この端面発光型ＥＬプリンタ１０では、第１１
図に例示するタイムチャートのように、上述の動作が一
生走査ラインの印刷時間Ｔ、中に四回行なわれ、ライン
ヘッド２９は一主走査うイン分の幅にライン発光を四回
繰返すことになる。そこで、各端面発光型ＥＬ素子２の
一回の発光で形成される扁平な画素構成要素が副走査方
向に連設されることで略正方形の画素が印刷され、第１
２図に例示するように、印刷される主走査ラインは縁部
のギザ状のずれが微小になって画像品質が高く、副走査
方向に白抜けが生じることも防止される。

発明が解決しようとする課題上述のような端面発光型ＥＬプリンタ１ｏは、−主走査
ラインの形成に対してラインヘッド２９が複数回のライ
ン発光を行なうので、端面発光型ＥＬ素子２の出射光が
扁平でも略正方形の画素を形成することができる。

だが、上述のような端面発光型ＥＬプリンタＩＯで印刷
した画像は、第１３図に例示するように、傾斜した縁部
は一画素分の凹凸を持つ階段状に表１５１されることに
なって目視上好ましくない。同様に、例えば、ｌ０ＸＩ
Ｏの画素マトリクスで「Ｏ」の文字フォントを製作した
場合、第１４図に例示するように、得られる画像は傾斜
した縁部が凹凸になると共に目視上の各線分の連続性も
良奸でなく、やはり好ましくないものとなる。

課題を解決するための手段請求項１記載の発明は、扁平な画素構成要素を短辺方向
に複数連設することで略正方形の画素を形成し、この画
素を縦横に配列して形成する画像の縁部の所定位置に画
像の外側に相当する部分の画素構成要素が省略されたス
ムージング画素を形成する。

言、請求項２記載の発明は、扁平な画素構成要素を短辺
方向に複数連設することで略正方形の画素を形成し、こ
の画素を縦横に配列して形成する画像の縁部の所定位置
に画素範囲内の所定部分の画素構成要素が省略された中
間濃度画素を形成する。

作用扁平な画素構成要素を短辺方向に複数連設することで略
正方形の画素を形成し、この画素を縦横に配列して形成
する画像の縁部の所定位置に、画像の外側に相当する部
分の画素構成要素が省略されたスムージング画素や、画
素範囲内の所定部分の画素構成要素が省略された中間濃
度画素を形成することにより、画像の傾斜した縁部の凹
凸を低減して平滑化することができる。

実施例請求項１記載の発明の実施例を第１図及び第２図に基づ
いて説明する。まず、本実施例の画像形成方法では、装
置の構造は第８図に例示した端面発光型ＥＬプリンタ１
０と同様になっており、端面発光型ＥＬ素子２が四回繰
返し発光することで略正方形の画素を形成する。

そして、本実施例の画像形成方法では、第１図に例示す
るように、画像の外側に相当する部分の画素構成要素が
省略されたスムージング画素を画像縁部の所定位置に形
成することで、傾斜した縁部の凹凸が平滑化された画像
が形成されるようになっている。

すなわち、第８図に例示した端面発光型ＥＬプリンタｌ
Ｏに基づいて説明すると、ＲＡＭ２２゜２３に一時記憶
された印刷データに対し、ＣＰＵ（図示せず）で画像形
状が解析されるなどして各画素毎に２ビツトの画素デー
タが付与される。そこで、第２図に例示するように、全
体が黒及び白の通常の画素を形成する場合、画素データ
が（１，１）及び（０，０）となって先行技術と同様に
四回の発光非発光で略正方形の画素が形成される。そし
て、画像縁部を平滑化するためのスムージング画素を出
力する場合、画素データが（１，０）及び（０，りとな
って四回の副走査中で前半か後半に二回の発光が行なわ
れ、上半分か下半分かに画素構成要素が配置されたスム
ージング画素が形成される。

そこで、上述のような四個の画素で印刷される画像は、
図示したように傾斜した画像縁部の凹凸が平滑化された
美麗なものとなる。

つぎに、請求項２記載の発明の実施例を第３図及び第４
図に基づいて説明する。本実施例の印刷方法では、上述
の印刷方法のスムージング画素に代わり、画素範囲内で
画素構成要素の有無が交互に設定された中間濃度画素を
設けたものである。

つまり、やはり２ビツトで設定された画素データが（１
，０）及び（０，１）の場合、第３図に例示するように
、四回の副走査中で一回目と三回目とに発光動作を行な
って画素構成要素が上端と中央上方とに配置された中間
濃度画素か、四回の副走査中で二回目と四回目とに発光
動作を行なって画素構成要素が下端と中央下方とに配置
された中間濃度画素が形成される。

そこで、上述のような中間濃度画素と全体が黒白の通常
の画素とで形成された画像は、第４図に例示するように
、目視上、画像縁部の凹凸が平滑化された美麗なものと
なる。

また、文字フォントが登録されたラインプリンタのＲＯ
Ｍ等の格納装置（図示せず）に、上述のようなスムージ
ング画素や中間濃度画素を含めて製作した文字フォント
を登録することも可能である。

この場合、やはり各画素データを２ビツトで登録するな
どして全体が黒白の通常の画素と共にスムージング画素
等を設けることで、第５図に例示するように、ｌ０ＸＩ
Ｏの画素マトリクスからなる「○」の文字フォントなど
は、傾斜した部分の凹凸が平滑化されると共に目視上の
各線分の連続性も良好なものとなる。

発明の効果上述のように本発明は、扁平な画素構成要素を短辺方向
に複数連設することで略正方形の画素を形成し、この画
素を縦横に配列して形成する画像の縁部の所定位置に、
画像の外側に相当する部分の画素構成要素が省略された
スムージング画素や、画素範囲内の所定部分の画素構成
要素が省略された中間濃度画素を形成することにより、
画像の傾斜した縁部の凹凸を低減して平滑化することが
でき、美麗で高品質な画像を簡易に形成することができ
る等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は請求項１記載の発明の実施例を示す
印刷画像の説明図、第３図及び第４図は請求項２記載の
発明の実施例を示す印刷画像の説明図、第５図は他の実
施例を示す印刷画像の説明図、第６図は端面発光型ＥＬ
素子アレイの斜視図、第７図は端面発光型ＥＬ素子の斜
視図、第８図は本出願人により「特願平１−９７０８１
号」として出願された端面発光型Ｅ′Ｌプリンタの回路
構造を示すブロック図、第９図はラインヘッドの配線構
造を示す説明図、第１Ｏ図及び第１１図・はタイムチャ
ート、第１２図ないし第１４図は印刷画像の説明図であ
る。（ａ）（Ｃ）（ｂ）（ｄ）喚（ａ）（ｂ）４図

Claims

【特許請求の範囲】

１、扁平な画素構成要素を短辺方向に複数連設すること
で略正方形の画素を形成し、この画素を縦横に配列して
形成する画像の縁部の所定位置に前記画像の外側に相当
する部分の画素構成要素が省略されたスムージング画素
を形成することを特徴とする画像形成方法。２、扁平な
画素構成要素を短辺方向に複数連設することで略正方形
の画素を形成し、この画素を縦横に配列して形成する画
像の縁部の所定位置に画素範囲内の所定部分の画素構成
要素が省略された中間濃度画素を形成することを特徴と
する画像形成方法。