JP2539938B2 - ラインプリンタ - Google Patents

ラインプリンタ

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JP2539938B2
JP2539938B2 JP13109390A JP13109390A JP2539938B2 JP 2539938 B2 JP2539938 B2 JP 2539938B2 JP 13109390 A JP13109390 A JP 13109390A JP 13109390 A JP13109390 A JP 13109390A JP 2539938 B2 JP2539938 B2 JP 2539938B2
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要 伊賀
政利 志村
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各発光素子のビーム形状が主走査方向に長い
ラインヘッドを備えた電子写真方式のラインプリンタに
関するものである。
従来の技術 現在、電子写真法を利用したラインプリンタが開発さ
れている。このラインプリンタとは、感光体の被走査面
上に帯電器、ラインヘッド、現像器、転写器等の装置を
対向配置したものであり、帯電器の印加電圧で帯電した
感光体の周面に、ラインヘッドに連設された発光素子の
選択的な発光で露光を行なって潜像を形成し、この潜像
を現像器から供給される現像剤であるトナーで現像して
転写器で印刷用紙に転写するものである。
上述のようなラインヘッドの発光素子としては一般的
にLED(Light Emitting Diode)などが使用されている
が、これは製作した素子間に特性差が生じやすく、発光
強度が均一なラインヘッドを製造することが困難である
等の課題を有している。そこで、現在ではラインヘッド
の発光素子として端面発光型EL(Electro Luminescenc
e)素子を使用することが考えられている。そこで、こ
の端面発光型EL素子を利用したラインヘッドを第4図及
び第5図に基づいて説明する。このラインヘッド1の端
面発光型EL素子2は、第5図に例示するように、活性元
素を含む硫化亜鉛等からなる薄膜状の活性層3を上下か
ら誘電体層4,5で囲み、これら誘電体層4,5の上下面に平
板電極6,7を形成し、前記活性層3の端面から極扁平な
光を出射するもので、上面が発光する従来のELに比して
100倍程の発光強度を得ることが可能である。そして、
第4図に例示するように、上記構造の端面発光型EL素子
2を薄膜技術などで基板8上に連設してロッドレンズア
レイ(図示せず)等を取付けることで前記ラインヘッド
1が形成される。
そこで、例えば、各端面発光型EL素子2毎にスイッチ
ング素子を介して交流電源9を接続するなどしたライン
ヘッド1を、帯電器や現像器及び転写器等と共に感光体
の被走査面に対向配置することで、ラインプリンタの一
つである端面発光型ELプリンタ(図示せず)を製作する
ことができる。だが、このような端面発光型ELプリンタ
を実施する場合、端面発光型EL素子2は出射光のビーム
形状の縦横比が極度に大きく扁平なので、これを補正す
る手段が必要である。
そこで、上述のような課題を解決したものとしては、
本出願人により特願平1−97081号として提案された装
置が存する。そこで、この装置をラインプリンタの先行
技術として第6図ないし第9図に基づいて説明する。
このラインプリンタである端面発光型ELプリンタ10で
は、他機器等のプリンタコントローラ11が接続されるイ
ンターフェイス12に、二個のアドレスカウンタ13,14と
基準クロック15とが接続されたコントロール回路16を介
してタイミングコントローラ17が接続されている。ま
た、前記インターフェイス12は、各々スリーステート18
〜21が入出力部に接続されたラインメモリである二個の
RAM22,23に第一のデータ処理回路24を介して接続されて
おり、前記RAM22,23にはコントロール回路16と前記アド
レスカウンタ13,14とがセレクタ25を介して接続されて
いる。さらに、前記RAM22,23は、前記タイミングコント
ローラ17が接続された第二のデータ処理回路26に前記ス
リーステート20,21を介して接続されている。また、前
記データ処理回路26は、各々ラッチ271〜27qとドライバ
281〜28qとを介して、ラインヘッド29のブロック電極30
1〜30nに接続されたシフトレジスタ311〜31qにパラレル
に接続されている。さらに、前記タイミングコントロー
ラ17は、前記ラインヘッド29のコモン電極321〜32mに接
続されたコモンドライバ33と、前記ラッチ271〜27q及び
シフトレジスタ311〜31qに接続されている。なお、前記
ラインヘッド29にはm×n個の端面発光型EL素子2が連
設されている。
このような構成において、この端面発光型ELプリンタ
10では、プリンタコントローラ11からインターフェイス
12を介して入力されたクロック信号を含む印刷データ
が、一主走査ライン毎に第一のデータ処理回路24で並び
換え等の処理により圧縮される。
そこで、この圧縮された印刷データは、RAM22,23の一
方に一主走査ラインの印刷時間中に一時記憶され、同時
に、他方のRAM23,22からは事前に一時記憶した印刷デー
タが高速に出力される。
ここで、印刷データを一時記憶するRAM22,23の選択
は、プリンタコントローラ11からアドレスカウンタ13に
入力されたタイミングに従って動作するセレクタ25によ
り行なわれる。また、RAM23,22からの印刷データ出力
は、基準クロック15から発せられる高速出力用の基準ク
ロック信号に同期して動作するコントロール回路16及び
アドレスカウンタ14に従って行なわれる。
そこで、この出力された印刷データは第二のデータ処
理回路26で印刷に適した形態に再処理され、シフトレジ
スタ311〜31qに順次出力されてラッチ271〜27qにより保
持される。そして、これら部材31,27とコモンドライバ3
3とがタイミングコントローラ17に制御され、ブロック
電極301〜30nとコモン電極321〜32mとから各々低電圧高
電圧の駆動パルスがラインヘッド29に所定回数繰返し出
力される。
そこで、この端面発光型ELプリンタ10では、第7図に
例示するタイムチャートのように、一つの主走査ライン
を形成する時間L中に複数回の駆動パルスがラインヘッ
ド29に印加され、上述の動作が時間L中に繰返されてラ
インヘッド29のライン発光は一主走査ライン分の幅に繰
返されることになる。
このようにすることで端面発光型EL素子2の一回の素
子発光で形成される扁平な画素構成要素34が一画素領域
35中に副走査方向に連設されるので、第8図に例示する
ように、端面発光型EL素子2の素子発光のビーム形状が
扁平でも略正方形の画素36を形成することができ、高品
質な画像形成を実現することができる。
発明が解決しようとする課題 前述した端面発光型ELプリンタ10は、相対的に副走査
移動する感光体の被走査面に対して端面発光型EL素子2
の素子発光を繰返すことで、略正方形の一画素領域35中
に扁平な画素構成要素34を副走査方向に連設して高品質
な画像を形成することができる。
ここで、上述のような端面発光型ELプリンタ10では、
第9図に例示するように、実際に一画素領域35中に形成
される画素36は副走査方向で短いことになる。そして、
本出願人が上述のような端面発光型ELプリンタ10を実際
に試作して画像を印刷したところ、副走査方向幅が一画
素分となる線分などは目視上は細すぎて不明瞭となり、
その識別が困難であることが判明した。つまり、上述の
ような端面発光型ELプリンタ10を実施する場合、一画素
の太さで形成される線分などを容易に目視できるように
補正する手段を設けることが必要である。
課題を解決するための手段 ラインヘッドに出射光のビーム形状が主走査方向に長
い発光素子をアレイ状に連設し、このラインヘッドに対
して少なくとも被走査面が相対的に副走査移動する感光
体を配設し、この副走査移動する感光体の被走査面の一
画素領域に前記ラインヘッドの各発光素子の発光動作を
繰返して扁平な画素構成要素を副走査方向に連続配置す
る画素形成手段と、この画素形成手段が前記感光体の被
走査面上に形成する一画素領域の副走査方向の領域外の
少なくとも一方において前記ラインヘッドの同一発光素
子による発光動作を副走査の時間軸上における前記画素
形成手段の発光動作の直前または直後に行うことにより
少なくとも一つの画素構成要素を前記画素形成手段によ
り形成される一画素領域に隣接して配置する画素形状補
正手段とを設けた。
作用 画素形状補正手段が画像の副走査方向の領域外の少な
くとも一方のラインヘッドの発光素子の発光動作を行な
って少なくとも一つの画素構成要素を配置することで、
副走査方向の画素数が一つの細い線分も複数の太い線分
にも同数の画素構成要素が補助的に並設されるので、形
成される画像は副走査方向幅が細い部分は太く印刷され
て副走査方向幅が太い部分は本来の太さと略同一に印刷
される。
実施例 本発明の実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明
する。まず、本実施例のラインプリンタである端面発光
型ELプリンタ(図示せず)は、第6図に例示した端面発
光型ELプリンタ10と略同様な構造になっており、第1図
に例示するように、一画素領域35の副走査方向の領域外
の一方に一つの画素構成要素を形成するための画素形状
補正手段を備えている。
このような構成において、本実施例の端面発光型ELプ
リンタは、前述した端面発光型ELプリンタと同様に発光
動作を繰返すことで画像形成を行なう。
そして、本実施例の端面発光型ELプリンタでは、図示
するように、一画素37の副走査方向の領域外に一つ画素
構成要素34が補助的に印刷されるので、一画素37の太さ
で主走査方向に形成される線分などが太くなり、この画
像は目視上明瞭で識別が容易である。ここで、上述のよ
うにして形成された画素37は本来の一画素領域35に対し
て副走査方向に長すぎるように見えるが、実際には上述
のようにすることで複数の画素で形成された部分等の解
像度が阻害されることなく一画素の太さの線分等が明瞭
となる。
つまり、基準値として一画素領域35の副走査方向幅を
〔1.0〕とすると、例えば、従来方式による画素36の副
走査方向幅は〔0.9〕で本実施例による画素37の副走査
方向幅は〔1.2〕などとして測定される。すなわち、本
実施例の端面発光型ELプリンタで副走査方向幅が一画素
分の線分を印刷した場合、これは従来方式で印刷した線
分より約30%も太いことになって明瞭に目視されること
になる。
さらに、例えば、副走査方向に3個の画素が連続する
線分を形成した場合、従来方式になる画像の副走査方向
幅は〔2.9〕で本実施例になる画像の副走査方向幅は
〔3.2〕などとして測定される。この場合、本実施例の
端面発光型ELプリンタで印刷した線分は従来方式で印刷
した線分より約10%ほど太いだけであり、本実施例の端
面発光型ELプリンタは副走査方向幅が大きくなるほど本
来の画像幅との差が小さくなることが自明である。
すなわち、本実施例の端面発光型ELプリンタで印刷さ
れる画像は、副走査方向幅が細い部分は太く形成されて
目視が明瞭であり、かつ、副走査方向幅が太い部分は本
来の太さと略同一に形成されて解像度が良好であり、細
部が明瞭でありながら高解像度な画像が得られることに
なる。
なお、本実施例の端面発光型ELプリンタでは、画像領
域35の前方に相当する位置に一つの画素構成要素34を配
置した画素37を印刷するものを例示したが、本発明は上
記形式に限定されるものではなく、第2図に例示するよ
うに、画素領域35の後方に相当する位置に画素構成要素
34を配置した画素38を印刷することや、第3図に例示す
るように、画素領域35の前後両方に画素構成要素34を配
置した画素39を印刷することなども実施可能であり、さ
らに、このように補助的に配置する画素構成要素34の個
数も任意に設定可能である。
発明の効果 本発明は上述のように、出射光のビーム形状が主走査
方向に長い発光素子をラインヘッドにアレイ状に連設
し、このラインヘッドに対して少なくとも被走査面が相
対的に副走査移動する感光体を設け、この副走査移動す
る感光体の被走査面の一画素領域にラインヘッドの各発
光素子の発光動作を繰返して扁平な画素構成要素を副走
査方向に連続配置する画素形成手段を設け、この画素形
成手段が前記感光体の被走査面上に形成する一画素領域
の副走査方向の領域外の少なくとも一方において前記ラ
インヘッドの同一発光素子による発光動作を副走査の時
間軸上における前記画素形成手段の発光動作の直前また
は直後に行うことにより少なくとも一つの画素構成要素
を前記画素形成手段により形成される一画素領域に隣接
して配置する画素形状補正手段を設けたことにより、副
走査方向の画素数が一つの細い線分も複数の太い線分に
も同数の画素構成要素が補助的に並設されるので、形成
される画像は副走査方向幅が細い部分は太く印刷されて
副走査方向幅が太い部分は本来の太さと略同一に印刷さ
れ、細密な部分が明瞭に表現されて解像度も高い高品質
な画像が形成される等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す印刷画像の正面図、第2
図及び第3図は変形例を示す正面図、第4図は端面発光
型EL素子アレイの斜視図、第5図は端面発光型EL素子の
斜視図、第6図は本出願人により「特願平1−97081
号」として出願された端面発光型ELプリンタの回路構造
を示すブロック図、第7図はタイムチャート、第8図は
印刷画像の正面図、第9図は一画素の形成に対する概念
説明図である。 34……画素構成要素、35……画素領域、37〜39……画素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 敏行 静岡県三島市南町6番78号 東京電気株 式会社技術研究所内 (56)参考文献 特開 平2−274570(JP,A) 特開 昭64−9762(JP,A) 特開 昭60−262673(JP,A) 特開 昭60−198873(JP,A) 特開 平2−250072(JP,A) 特開 昭62−122458(JP,A) 実開 平2−148343(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出射光のビーム形状が主走査方向に長い発
    光素子をアレイ状に連設したラインヘッドと、このライ
    ンヘッドに対して少なくとも被走査面が相対的に副走査
    移動する感光体と、この副走査移動する感光体の被走査
    面の一画素領域に前記ラインヘッドの各発光素子の発光
    動作を繰返して扁平な画素構成要素を副走査方向に連続
    配置する画素形成手段と、この画素形成手段が前記感光
    体の被走査面上に形成する一画素領域の副走査方向の領
    域外の少なくとも一方において前記ラインヘッドの同一
    発光素子による発光動作を副走査の時間軸上における前
    記画素形成手段の発光動作の直前または直後に行うこと
    により少なくとも一つの画素構成要素を前記画素形成手
    段により形成される一画素領域に隣接して配置する画素
    形状補正手段とよりなることを特徴とするラインプリン
    タ。
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