JP2514247B2 - ラインプリンタ - Google Patents

ラインプリンタ

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JP2514247B2
JP2514247B2 JP9708089A JP9708089A JP2514247B2 JP 2514247 B2 JP2514247 B2 JP 2514247B2 JP 9708089 A JP9708089 A JP 9708089A JP 9708089 A JP9708089 A JP 9708089A JP 2514247 B2 JP2514247 B2 JP 2514247B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、発光素子アレイからなるラインヘッドを有
するラインプリンタに関するものである。
従来の技術 近年、OA機器の発展に伴って各種のプリンタが開発さ
れた。そして、このようなプリンタの一つとしてライン
プリンタが存している。
そこで、このようなラインプリンタの従来例を第8図
及び第9図に基づいて説明する。まず、このラインプリ
ンタである端面発光型ELプリンタ1の端面発光型EL素子
2の構造を第9図に例示する。この端面発光型ELプリン
タ1の発光素子である端面発光型EL素子2は、活性元素
を含む硫化亜鉛等からなる薄膜状の活性層3を上下から
誘電体層4,5で囲み、これら誘電体層4,5の上下面に平板
電極6,7を形成し、活性層3の端面から極扁平な光を照
射するもので、上面が発光する従来のELに比して100倍
程の発光強度を示すようになっている。そこで、第8図
に例示するように、上記構造の端面発光型EL素子2を薄
膜技術などで連設して端面発光型EL素子アレイ8を形成
し、これをラインヘッドとしてロッドレンズアレイ(図
示せず)を介して感光ドラム(図示せず)に対向配置等
して端面発光型ELプリンタ1が形成される。
そこで、本出願人はつぎのことを提案した。前記端面
発光型EL素子アレイ8からなるラインヘッドと駆動回路
(図示せず)との接続を、第10図に例示するように、四
個の前記端面発光型EL素子2を一つのブロックとして四
個の共通電極91〜94とn個のブロック電極101〜10nとに
よるマトリクス接続により行なう。
このような構成において、この端面発光型EL素子プリ
ンタ1では、ラインヘッドの各端面発光型EL素子2を選
択的に発光させて、感光ドラム上に静電潜像を形成し、
電子写真方式による印刷を行なう。この端面発光型ELプ
リンタ1では四個の端面発光型EL素子2を一つのブロッ
クとし、四個の共通電極91〜94と各ブロック毎に接続し
たn個のブロック電極101〜10nとの同期により主走査を
行なっている。つまり、第11図に例示するように、ま
ず、第一の共通電極91に対して各ブロック電極101〜10n
を走査し、つぎに、第二の共通電極92に対して各ブロッ
ク電極101〜10nと云うようにして、各共通電極91〜94
に要する走査時間をT1とすると、T0=T1×4の時間内に
おいて、一主走査ラインを形成している。
発明が解決しようとする課題 上述のような端面発光型ELプリンター1では、印刷す
る各ドットは黒白二値であり、中間濃度を表現するため
にはデイザ法等の面積階調法を使用する必要がある。こ
のデイザ法とは、マトリクス配列した画素に各々異なる
閾値を設定した閾値マトリクスを設け、この閾値マトリ
クスの各画素の閾値と再現する画像の画素の濃度とを比
較して黒白を決定し、面積階調により中間濃度を表現す
るというものである。しかし、このような面積階調法で
は必然的に解像度が低下し、画像品質は低いものとな
る。また、この端面発光型ELプリンタ1では、多数の端
面発光型EL素子2を四個毎にブロックとすることで配線
の簡素化や駆動ドライバ数の低減等を実現しているが、
各ブロック内の一番目と四番目のドットでは印刷タイミ
ングが3T1もずれることになり、印刷したラインは各ブ
ロック毎に傾斜して縁部がギザ状のものとなって画像の
印刷品質が低い。
課題を解決するための手段 請求項1記載の発明は、副走査方向よりも主走査方向
に長い扁平な光を照射する端面発光型EL素子をマトリッ
クス状に配設したラインヘッドを形成し、このラインヘ
ッドに対して相対的かつ連続的に副走査方向に移動する
感光特性がリニアな感光体を設け、入力された印刷信号
の各画素単位に量子化された濃度情報に対応して前記端
面発光型EL素子に入力されるパルス数を制御して前記ラ
インヘッドのライン発光の光強度を可変させ副走査方向
にライン発光を複数回繰り返して1画素を形成するライ
ン発光手段を設けたものである。
請求項2記載の発明は、ライン発光が都度発光の許可
・禁止を制御するものであることを特徴とする。
作用 請求項1記載の発明によれば、ラインヘッドのライン
発光の光強度を可変させるとともに副走査方向にライン
発光を複数回繰り返して1画素を形成するため、走査光
の強度を変化させて感光ドラムに付着するトナー量を制
御したり、感光紙の発色の度合いを制御することなどを
行うことができ、略無段階に中間濃度を表現することが
できる。
請求項2記載の発明によれば、都度発光の許可・禁止
を制御することにより端面発光型EL素子に入力されるパ
ルス数を実質的に制御することができるため、光強度の
可変をきわめて容易に行うことができるものである。
実施例 本発明の実施例を第1図ないし第5図に基づいて説明
する。なお、前述の従来例と同一の部分は同一の名称及
び符号を用いて説明も省略する。まず、本実施例のライ
ンプリンタである端面発光型ELプリンタ11の光学系等の
構造を第6図に例示する。この端面発光型ELプリンタ11
では、前述の端面発光型EL素子アレイ8と略同様に形成
されたラインヘッド12の光軸上にロッドレンズアレイ13
が配設されて感光体である感光ドラム14に対向してい
る。そして、前記ラインヘッド12とその駆動回路15と
は、共通電極161〜16mとブロック電極171〜17nとによ
り、第10図に例示したようなマトリクス状に接続されて
いる。
そこで、この端面発光型ELプリンタ11の前記駆動回路
15を第5図に例示するブロック図に基づいて説明する。
まず、インターフェイス18にコントロール回路19を介し
てタイミングコントローラ20が接続されている。そし
て、このタイミングコントローラ20は、各々前記ブロッ
ク電極171〜17nと共通電極161〜16mとに接続されたドラ
イバ211〜214とコモンドライバ22とを介して前記ライン
ヘッド12に接続されている。一方、前記ドライバ211〜2
14には、シフトレジスタ231〜234とラッチ241〜244とを
介してライン発光手段であるデータ処理回路25が接続さ
れており、これら部材23〜25にも前記タイミングコント
ローラ20が接続されている。
このような構成において、まず、この端面発光型ELプ
リンタ11による主走査ラインの形成について説明する。
まず、インターフェイス18を介して入力された印刷信号
を一時記憶して圧縮するなどして、第3図に例示するよ
うに、一本の主走査ラインを形成するために四回のライ
ン発光を行なう印刷信号がタイミングコントローラ20か
ら発せられる。従って、ラインヘッド12は一主走査ライ
ンの印刷時間T0中にライン発光を四回繰返すことにな
る。そこで、第4図に例示するように、印刷されたライ
ンは縁部のギザ状のずれが第12図に例示した画像の1/4
となって略平坦になり、画像の印刷品質が極めて高い。
なお、本実施例の端面発光型ELプリンタ11では、一本の
主走査ラインを四回のライン発光により形成している
が、この各画素の分割数及びライン発光の回数は各種要
因から任意に決定される。また、この発光回数を増した
りレンズ光学系を併用することなどにより、黒色部を重
複させてベタ状のドットを得ることもでき、さらに画像
品質を向上させることも可能である。
そこで、この端面発光型ELプリンタ11の濃度階調法に
ついて説明する。まず、この端面発光型ELプリンタ11で
は、タイミングコントローラ20の制御により、コモンド
ライバ22から共通電極161〜16mを介してラインヘッド12
に電圧が印加されている。そして、インターフェイス18
を介して入力された印刷情報に従ってコントロール回路
19が信号を発し、これが順次シフトレジスタ231〜234
ラッチ241〜244とを介してドライバ211〜214に入力さ
れ、所定のドライバ211〜214からブロック電極171〜17n
を介してラインヘッド12に電圧が印加される。つまり、
この端面発光型ELプリンタ11では、上述のようにしてマ
トリクス電極16,17からラインヘッド12に印加される電
圧の同期を制御することによりラインヘッド12の発光を
制御する。
そこで、黒白のドットを印刷する場合は、第1図
(a),(b)に例示するように、各端面発光型EL素子
2に印加する電圧が、略常に発光の閾値電圧±E0以上以
下となるようにする。この時、第1図(A)に例示する
ように、端面発光型EL素子2は発光の励起に多少の時間
を要している。
そこで、この端面発光型ELプリンタ11では、前述のよ
うに端面発光型EL素子2が発光の励起に時間を要する特
性を利用して中間濃度のドットを印刷する。つまり、デ
ータ処理回路25で入力された印刷信号の量子化された濃
度情報に従ってブロック電極171〜17nから印加する電圧
をパルス変調するなどし、第1図(c)に例示するよう
に、都度発光の許可・禁止を制御することにより、閾値
電圧±E0以上以下となる回数が少ない電圧を各端面発光
型EL素子2に印加する。すると、端面発光型EL素子2は
微小時間内で点滅することになり、第1図(C)に例示
するように、その光強度は通常発光時の約半分となる。
一方、この端面発光型ELプリンタ11では、第2図に例
示するように、感光ドラム14の感光特性がリニアである
ので、600(V)に帯電した感光ドラム14が光強度1
(μJ/cm2)の光を受光した時の電位は300(V)とな
り、以下、光強度2(μJ/cm2)で200(V)、光強度3
(μJ/cm2)で100(V)等となっている。つまり、この
感光ドラム14を段階的に光強度が変化する端面発光型EL
素子2からなるラインヘッド12で光走査することで、感
光ドラム14へのトナーの付着量を制御することができ、
ベタ状の黒から白まで略無段階の濃度階調を実現した画
像を印刷できる。
なお、本実施例のラインプリンタでは、発光素子とし
て端面発光型EL素子2を使用する端面発光型ELプリンタ
11を例示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、入力パルス数に従って光強度が変化する発光素子を
使用した各種ラインプリンタに応用可能である。また、
本実施例では、感光特性がリニアな感光体として感光ド
ラム14を例示したが、本発明はこれに限定されるもので
もなく、第7図に例示するような、感光特性がリニアな
感光紙26を上述するラインプリンタ27なども考えられ
る。
さらに、本実施例の端面発光型ELプリンタ11では、四
回のライン発光で一主走査ラインを形成しているので一
つの画素内に四個のドットが存することになる。そこ
で、一つの画素内の各ドットの濃度を別個に設定するこ
となども可能であり、様々な階調表現が可能である。
発明の効果 本発明は上述のように、副走査方向よりも主走査方向
に長い扁平な光を照射する端面発光型EL素子をマトリッ
クス状に配設したラインヘッドを形成し、このラインヘ
ッドに対して相対的かつ連続的に副走査方向に移動する
感光特性がリニアな感光体を設け、入力された印刷信号
の各画素単位に量子化された濃度情報に対応して前記端
面発光型EL素子に入力されるパルス数を制御して前記ラ
インヘッドのライン発光の光強度を可変させ副走査方向
にライン発光を複数回繰り返して1画素を形成するライ
ン発光手段を設けたので、ラインヘッドのライン発光の
光強度を可変させるとともに副走査方向にライン発光を
複数回繰り返して1画素を形成するため、走査光の強度
を変化させて感光ドラムに付着するトナー量を制御した
り、感光紙の発色の度合いを制御することなどを行うこ
とができ、略無段階に中間濃度を表現することができ、
印刷した画像の解像度が高く、品質が高い画像を階調数
多く印刷でき、また、ライン発光が都度発光の許可・禁
止を制御するものであるようにすることにより、端面発
光型EL素子に入力されるパルス数を実質的に制御するこ
とができるため、光強度の可変をきわめて容易に行うこ
とができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の発光制御方法を示す説明図、
第2図は感光ドラムの感光特性の説明図、第3図はタイ
ミングチャート、第4図は印刷画像の説明図、第5図は
電気的構成の説明図、第6図及び第7図はラインプリン
タの側面図、第8図は従来例を示す斜視図、第9図は端
面発光型EL素子の斜視図、第10図は回路説明図、第11図
はタイミングチャート、第12図は印刷画像の説明図であ
る。 2……発光素子、11,27……ラインプリンタ、12……ラ
インヘッド、14,26……感光体、25……光強度変更手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】副走査方向よりも主走査方向に長い扁平な
    光を照射する端面発光型EL素子をマトリックス状に配設
    したラインヘッドを形成し、このラインヘッドに対して
    相対的かつ連続的に副走査方向に移動する感光特性がリ
    ニアな感光体を設け、入力された印刷信号の各画素単位
    に量子化された濃度情報に対応して前記端面発光型EL素
    子に入力されるパルス数を制御して前記ラインヘッドの
    ライン発光の光強度を可変させ副走査方向にライン発光
    を複数回繰り返して1画素を形成するライン発光手段を
    設けたことを特徴とするラインプリンタ。
  2. 【請求項2】ライン発光は、都度発光の許可・禁止を制
    御することを特徴とする請求項1記載のラインプリン
    タ。
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