JPH03141318A - 防振光学系 - Google Patents

防振光学系

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JPH03141318A
JPH03141318A JP1246120A JP24612089A JPH03141318A JP H03141318 A JPH03141318 A JP H03141318A JP 1246120 A JP1246120 A JP 1246120A JP 24612089 A JP24612089 A JP 24612089A JP H03141318 A JPH03141318 A JP H03141318A
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JP
Japan
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image
plane
face
lens system
main lens
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JP1246120A
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English (en)
Inventor
Toshiro Kikuchi
菊池 寿郎
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/64Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image
    • G02B27/646Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、防振光学系に関し、特に写真用カメラやビデ
オカメラ等の撮影系における振動等による画像のブレの
補正に好適な防振光学系に関する。
〔従来の技術〕
進行中の車上や航空機などから撮影すると撮影系に振動
が伝わって撮影画像にブレが生じてくる。
このような障害を防止する手段として、従来より平行平
面板や楔形プリズムを利用した防振光学系が種々提案さ
れている。
第11図は防振光学系の一従来例を示しており、これは
主レンズ系lの像面側に平行平面板2を配置し、画像の
振れ員に応じて該平行平面板1を傾けることにより結像
面3上における画像のブレを補正している。
第12図は他の従来例を示しており、これは主レンズ系
1の物体側に2種類の弾性部材4a、4bから成る可変
頂角プリズム4を配置し、撮影系全体の振れに応じてア
クチュエータ5.5によりプリズム4の頂角を変えて結
像面3上における画像の振れを補正している。
第13図は更に他の従来例として特開平1−14011
9号公報に記載のものを示しており、これは、主レンズ
系lの像面側に一対の楔形プリズム6a、6bを配置し
、画像の振れ量に応じて該一対の楔形プリズム6a、6
bを光軸に沿って動かすことにより結像面上における画
像のブレを補正している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第11図の防振光学系では、主レンズ系
lの射出瞳が像面の比較的近くに在る場合、画面の中心
部と周辺部とでは平行平面板2による像位置の補正量が
異なり、中心ではブレが無くなっても周辺部では別なブ
レが発生する欠点があった。又、第12図の防振光学系
ではプリズムの頂角を制御するために大きな力を必要と
し、この為大型のアクチュエータが必要となり、撮影系
全体が大型化して(ると共に素早い応答が困難になると
いう欠点があった。又、第13図の防振光学系において
は、主レンズ系1の像面側に一対の楔形プリズム6a、
6bを配置するため撮影光学系全系が大型化し、当然ア
クチュエータが二つ必要なため制御も複雑であり、しか
も、主レンズ系の後側焦点位置が長くなければならない
ので、主レンズ系の収差補正などの設計も困難であると
いう欠点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、撮影レンズが振れた時の
画像のブレを迅速にしかも結像性能を劣化させることな
く良好に補正でき、しかも小型で構成も簡単である防振
光学系を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明による防
振光学系は、物体像を形成する主レンズ系と、該主レン
ズ系と像面との間に最も物体側の面と最も像側の面が何
れも前記主レンズ系の射出瞳に対し凹面であるレンズ群
を設け、該レンズ群を光軸に対し傾けることにより像位
置の変動を補償するようにしたことを特徴としている。
即ち、平行平面板の代わりに、最も物体側の面と最も像
側の面が主レンズ系の射出瞳に対し凹面であるレンズ群
を光軸に対し傾けるようにしたことにより、僅かな傾斜
角でも像面上の像の変位量が充分大きくなり、その結果
平行平面板に比べて周辺での入射角の変化が小さくなり
、画面の中心部と周辺部との補正量の差がなくなる。又
、レンズ群を駆動するアクチュエータも小型なものが一
個で済むようになる。
以下、これらの点を詳細に説明するために、第11図に
示されている防振光学系(平行平面板を配置し、撮影光
学系全体の振れ量に応じ、その平行平面板を光軸上の一
点を中心として回転運動させることにより、結像面上で
の像位置の変動を補償して静止画像を得る)の性質を調
べて、その欠点を明らかにし、次に其を解決する手段(
本発明)について説明する。
平行平面板を第11図のように回転させると、回転させ
る前に無収差であっても、多くの収差が発生する。非対
称系であるので、ザイデルの5収差に分類出来ないので
あるが、主として、光線が一点に収束しなくなったり結
像位置が光軸方向で移動してしまったりするために点像
がぼける空間的収差と、軸上と軸外で像の移動量が異な
るために軸上の点が止まって写っても軸外の点が線像と
なってしまう時間的収差の二連りに分けられる。
ここで、空間的収差をマージナル(marginal)
光線と光軸のずれで代表させ「点像のぼけ」として、時
間的収差を軸上と軸外の主光線の移動量の差で代表させ
「像の伸縮」と表記する。
第1図乃至第3図は第11図の例の平行平面板2及び像
面3の部分を拡大したものであって、夫々平行平面板2
の傾きによる光軸の移動量δの定義を示す図9点像のぼ
けΔPの定義を示す図及び像の伸縮Δ■の定義を示す図
である。
第1図に示すように、屈折率n、厚さdの平行平面板2
が主レンズの光軸に対し垂直な位置からθだけ傾くと、
像面3上においてδだけ像が変位する。
又、第2図に示すように、平行平面板が傾くことにより
光軸に平行な光線に関しては平行平面板への入射角が大
きくなる(0→θ)が、軸上上側マージナル光線に関し
ては寧ろ平行平面板への入射角が小さくなる。その結果
、光軸に平行な光線とマージナル光線とに対する屈折作
用の変化の大きさが異なり、光軸上の光線の変位の方が
マージナル光線の変位より大きくなる。従って、光軸上
の光線と上側マージナル光線の交わる位置は像面よりも
後方へ寄ってしまい、ぼけΔPが生ずる。
又、第3図も第2図と原理的には同様であり、平行平面
板2が傾いた時の像面上における光軸上光線の変位と軸
外主光線の変位の大きさとが異なるため、平行平面板2
が光軸に垂直なときに像高■′であった物体が平行平面
板がθだけ傾くことにより像高I。で結像されるように
なり、その結果像の伸縮Δ■が生ずるのである。このよ
うに、光軸に平行な光線に対しては平行平面板2の作用
は全(同じである。傾きの異なる光線に対しては平行平
面板2の作用の大きさが異なるため「点像のぼけ」や「
像の伸縮」が生ずる。
その二つの収差を、第4図と第5図に示す。第4図は軸
上の点像のぼけのグラフであり、第5図は像の伸縮のグ
ラフであって、第4図で横軸はFNol、縦軸は点像の
ぼけΔPであり、第5図では横軸は像面3と主レンズ系
1の射出瞳との距離、縦軸は像の伸縮ΔIである。この
場合の光軸の移動量は下側へ0.2 mm、平行平面板
の厚みは5 mmである。そして、第4図、第5図にお
ける実線と破線のグラフは屈折率の異なる二つの平行平
面板A。
Bについて計算した結果を示したものであって、実線の
グラフは屈折率nA=1.883のもの、破線のグラフ
はnB=1.48749のものの結果である。尚、この
場合、平行平面板Aは3.88゜平行平面板Bは6.9
7°振っている。又、座標の横軸より上側、下側のグラ
フの区別は、第2図。
第3図のマージナル光線及び主光線については上側のグ
ラフ、光軸の下で平行平面板2に入射する光線について
は下側のグラフが夫々対応している。
さて、第4図を見れば、FNOが小さくなれば、点像が
大きくぼけることがわかる。そして、F No  が2
.8よりも小さい領域では点像のぼけが像を悪化させる
程度発生する。一方、FNOが4゜0よりも大きい領域
では点像のぼけは無視できる程度である。
又、第5図を見れば、射出瞳が像面から充分に遠い場合
、像の伸縮が充分小さくなり、逆に射出瞳が像面に近い
場合、像の伸縮が非常に大きくなり、問題になることが
分かる。像の伸縮Δ■を軸上の像の移動量δの10分の
1以下にするとすれば、軸上の像の移動量δを0.2+
nmとするとき、その条件を満たす射出瞳と像面の距離
は、平行平面板Bを使った場合は11(lnm以上で、
平行平面板Aを使った場合も80mm以上である。
さて、最近−射的になっているズームレンズの多くは、
FNOが4.0以上であり、射出瞳と像面の距離は10
0mm以下である。これくらいの領域では、第4図及び
第5図から明らかなように、点像のぼけに比べ像の伸縮
が非常に大きいことになる。
よって、第11図の方式を一般的なズームレンズに使用
出来るように改良するには11点像のぼけを増やさずに
、像の伸縮を小さくすることが必要と分かる。
そこで、まず、像の伸縮を小さくすることから考える。
第5図から、射出瞳が像面から離れると像の伸縮が小さ
くなることが分かる。それは、主として、軸上と軸外と
で平行平面板に入射する主光線の入射角がほぼ等しくな
るからである。
そこで、第6図に示すように、図示しない主レンズ系の
射出瞳(絞り)に比較的近い位置に該射出瞳にコンセン
トリックなメニスカスレンズ7を配置し、そのメニスカ
スレンズ7の第1面(物体側面)の頂点を中心に回転さ
せると、射出瞳と像面が近い位置にあるにも拘らず、像
の伸縮は小さくなる。尚、図中物点とは主レンズ系だけ
による結像位置を、像点とは主レンズ系+メニスカスレ
ンズ7による結像位置を夫々示している。しかし、瞳に
対して完全にコンセントリックなメニスカスレンズでは
、その防振光学系の倍率が瞳位置によって一義的に決ま
ってしまい、設計の自由度が低下してしまう。
再度、第5図を見れば、軸上像を上に持ち上げるとき、
即ち第3図において結像状態を実線状態から点線状態に
変える時、上側の像は伸び且つ下側の像は縮んでいるこ
とが見て取れる。これは、上側主光線と下側主光線は軸
上像よりも多く動くことを示す。よって、軸上の像をよ
り大きく動かすようにすれば、軸上軸外の差を無くすこ
とができるわけである。
ところで、第6図に示すようなコンセントリツりなメニ
スカスレンズ7を傾けて防振対策とする場合は、平行平
面板2を用いた場合に比べて軸上の像を同じ量だけ動か
すためにメニスカスレンズ7を回転させる角度は小さく
なり、軸外に対しては光線の入射角の変化は小さくなる
。即ち、コンセントリックなメニスカスレンズ7を用い
た場合、第7図に示した如く、第1面への入射点におけ
る第1面の法線と第2面(像側面)への入射点における
第2面の法線とは平行でないから、平行平面板2を用い
た時に比べて第2面での屈折が弱くなる。このため、第
2面の射出光が第1面への入射光と平行にならず傾いて
しまう。その結果、像面3I−では同じ傾きの平行平面
板2よりコンセントリックなメニスカスレンズ7の方が
像の変位量が大きくなる。よって、傾ける角度が僅かで
も軸上の像の動きが充分にとれ、傾ける角度が小さけれ
ば平行平面板2の場合に比べて周辺での入射角変化は小
さくなり、その結果軸上と軸外の差をなくすことができ
る。即ち、第6図に示したような方式は、丁度平行平面
板2を用いた場合の欠点に対する対策になっており、コ
ンセントリックな状態から少し外れた状態でも平行平面
板2を用いた場合の欠点を補正できる。
又、平行平面板2を用いた場合と同様にレンズを駆動す
るアクチュエータも小型なものが一個で済むので、光学
系は小型になり構成も簡単になる。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づき本発明の詳細な説明する
!=1U1撚 これは、第6図に示した構成と全く同じ構成を有してい
る。即ち、図示しない主レンズ系の射出瞳に比較的近い
位置に該射出瞳にコンセントリックなメニスカスレンズ
7を配置し、そのメニスカスレンズ7の前側面の頂点を
中心に回転させるようにしたものである。この場合、メ
ニスカスレンズ7の第1面及び第2面の各曲率半径rl
+r2は夫々−20mm、−25M、厚さは5mm、屈
折率は1.883である。又、射出瞳から第1面及び物
点までの距離は夫々20ffIIn、50mmである。
又、δ= 0.2 mmとするためのメニスカスレンズ
7の回転角は1.87°、倍率は1.3063倍である
。すると、像の伸縮Δ■は下記の第1表に示す通りにな
り、射出瞳と像面が近い位置にあるにも拘らず、各像高
に亘って像の伸縮が小さくなる。又、上述の如く、軸上
の像をδ= 0.2 mm動かすためにメニスカスレン
ズ7を回転させる角度θは1.87°と、平行平面板2
を振る場合に比べ小さくなっている。
第1表 rl  像高比     ΔI 20   1.0   0.012763−1..0 
 −0.008653 0.9   0.0]、0514 0.9  −0.007009 0.7   0.006663 −0.7  −0.003937 0.4   0.002509 −0.4  −0.000952 次に、点像のぼけを調べてみる。
第8図(A)がθ−0°、第8図(B)及び(C)がθ
=1.87’の場合の像面の各像高におけるスポットダ
イアグラム(像面と光線の交点を点で表示した像面の平
面図)を示しており、メニスカスレンズ7の回転の前後
を比較して見ると、スポットの外形は像高によらず殆ど
変わらないので、結像性能の悪化は殆どないことがわか
る。尚、座標の中心が各像高の点を示し、神が10μの
長さを示している。
しかし、スポットの重心位置が光軸・主光線からずれ、
そのずれ量は像高によらず一定である。
それを、次の第2表に示す。
一般に防振光学系の駆動量(本発明ではメニスカスレン
ズの回転角)は光軸・主光線の移動量に合わせるのでは
なく、スポットの重心の移動量に合わせて決定する必要
があるが、本実施例においては、その光軸・主光線とス
ポットの重心のずれ量は像高によらず一定なので、一定
量ずらすことによって、そのずれを補正し防振効果を得
ることができる。又、その重心の移動量は、絞り込んで
いけばその重心位置が光軸・主光線に近づいて行くので
あるから、絞りの大きさに合わせてメニスカスレンズ7
の回転角を変更すれば良い。
このように、射出瞳に対してコンセントリックなメニス
カスレンズ7を回転させて防振する方法は効果的である
が、一般に射出瞳は上述のメニスカスレンズ7よりも物
体側に有るので、メニスカスレンズ7の曲率半径をrと
すると、r<O(rが負である)ことが望ましい。
尚、本実施例においては回転中心を比較的任意に選べる
わけであるが、メニスカスレンズ7の曲率中心を回転中
心とすることはできない。そうすると、完全にコンセン
トリックになるため、メニスカスレンズを回転させても
像の移動が発生しないからである。
!=]υ阪珂 これは第6図においてメニスカスレンズ7をコンセント
リックな状態から少し外したものであって、この状態で
も平行平面板の欠点を補正出来ることを示す。
倍率が1倍で、防振のためにメニスカスレンズ7を傾け
た場合について、第1面の曲率半径rをパラメーターと
して像の伸縮の小さい範囲の存在を示したのが第9図の
グラフと下記の第3表である。この場合第2面の曲率半
径r、は倍率が1倍になるように決めている。又、像高
は21.6m。
メニスカスレンズ7の厚みは5mm、屈折率は1.88
3である。又、第一面と射出瞳の間隔は20mm、物点
と射出瞳の間隔は50mm、振り角θはδを0゜2 m
nnとする大きさに夫々設定している。
第3表 rl     r2    θ (′)    Δl−
15−16,017097,8−0,0430500、
043915 −20−20,5746117,3−0,018172
0、018821 25−25,1319133,0−0,0043270
、004543 26−26,0434136,0−0,0023800
、002163 27−26,9549139,0−0,000433o
、 ooooo。
−28−27,8664141,50,0015140
、002163 29−28,7779144,00,0032450,
003894 −30−29,6893146,50,004327−
0,006274 −45−43,3617176,00,020984−
0,023796 一’65   −61..5915  200.0  
  0.030286−0.035478 95   −88.9361  223.0    0
.036127−0.43050 −135  −125.3957  240.0   
 0.0385070.047160 第9図のグラフから、第1面の曲率半径rlが−27閣
付近のとき、像の伸縮が一番小さくなることが分かる。
その時、rt=−26,95490、δを0.2 tr
mとする振り角θは、2.32’である。
又、仮に像の伸縮を0.02 amまで許すなら、第1
面の曲率半径r1を−20〜−45mmの範囲で、0、
04 mff1まで許すなら、第1面の曲率半径r1を
−15〜−135mmの範囲で選択できることが分かる
この範囲では、第9図のグラフから分かるように、その
最大の曲率半径をrM、R小の曲率半径をrm、歪曲収
差が最小になる曲率半径をrCとすると、 1 / r e −1/ r M = 1 / r m
 −1/ r cの関係があるので、0.04 mmま
で許す場合、/rc−l/rMl/rm−1/re<1
03. tM<0の関係が成り立つ。
次に、第1面の曲率半径r1が一27mmの前後の−2
5〜−30叩の場合について、各像高に亘って像の伸縮
を計算したのが、下記の第4表である。
!」二人 rl  像高比     Δ■ −251,OO,004327 −1,00,004543 0,9−0,003894 −0,90,003894 0,7−0,002726 0,70,002423 0,4−0,001038 −0,4 0、OOO863 6 像高比 1、〇 −1,0 0,9 0,9 0,7 一〇、7 0.4 一〇、4 Δ I O,002380 0、002163 0、002142 0、OO1752 0、001666 0、001211 0、O00779 0、000346 27 像高比 1、0 −1.0 0.9 0.9 0.7 一〇、7 0.4 Δ ■ −0,000433 o、  o  o  o  o  o  。
−0,000389 0、000195 −0,000757 o、  o  o  o  o  o  。
−0,000433 一〇、4 0、0 0 0 0 8 7 −0.4   −0.000779 8 像高比 1、0 −1,0 0.9 −0.9 0.7 一〇、7 0.4 一〇、4 Δ ■ 0、 0 0 1 5 1 4 −0.001947 0、 0 0 1 1 6 8 0、0 0 1 5 5 8 0、0 0 0 3 0 3 0、 0 0 1 0 6 0 0、 0 0 0 0 8 7 −0.000433 =29 像高比 1.0 −1.0 0.9 一〇、9 0.7 −0.7 0.4 Δ I O,003245 0、003894 0、OO2336 −0,003115 0、OOI  O60 −0,002120 0゜000173 rl   像高比     Δ■ −301,00,004759 −1,0−0,005841 0,90,003699 −0,9−0,004673 0,70,001969 −0,7−0,003029 0,40,000433 −0,4−0,001125 この第4表から、防振のためにメニスカスレンズを傾け
ても、像の伸縮は非常に小さいことが分かる。
最後に、前側の曲率半径r1が一27mmの例について
、点像のぼけを検討してみた。その場合のスポットダイ
アグラムを第1O図(A)乃至(C)に示している。
第10図(A)がθ=O°、第10図(B)及び(C)
がθ= 2.32°の場合の像面の各像高におけるスポ
ットダイアグラムを示しており、メニスカスレンズ7の
回転の前後を比較して見ると、第一実施例と同様に、ス
ポットの外形は像高によらず殆ど変わらないので、結像
性能の悪化は殆どないことが分かる。
又、スポットの重心位置の光軸・主光線からのずれを下
記の第5表に示しているが、そのずれ量は像高によらず
ほぼ一定であるので、第一実施例と同様に、そのずれを
容易に補正し防振効果を得ることかできる。
尚、上記第−及び第二実施例のメニスカスレンズは共に
諸収差があるが、それは防振光学系を複数枚のレンズで
構成するなどし−ご防振光学系で収差補正してもよく、
又、防振光学系の諸収差を打ち消すように防振光学系よ
り前の光学系を収差補正してもよい。特に、防振光学系
を正負レンズの接合により又は正負のレンズを夫々−枚
以上含む複数のレンズを近接させて構成した場合、色収
差の発生を除去することができる。
又、上記第−及び第二実施例においては、メニスカスレ
ンズの回転中心をメニスカスレンズの第1面の頂点とし
ているが、回転中心がそこである必要はなく、メニスカ
スレンズの第2面の頂点やメニスカスレンズの外部の点
であってもかまわない。尚、回転中心が変われば、それ
に最適なメニスカスレンズの形状が変わる。又、駆動制
御の場合や収差発生の対称性を考慮すると、回転中心が
光軸上の一点であることが好ましい。
本願発明は、射出瞳と像面の距離が80〜110 m+
n以下であるような撮影レンズ系に適用すると効果的で
ある。何故なら、80〜110mm以上であれば、第5
図から明らかなように平行平面板でモ充分テあり、メニ
スカスレンズなどを用いると逆に収差を発生させること
になるからである。よって、 1#c−1/rMl/rm−1/re<101、+’r
A<01−1目<((<θの関係が成り立つ。
〔発明の効果〕
上述の如く、本願発明による防振光学系は、撮影レンズ
が振れた時の画像のズレを迅速にしかも結像性能を劣化
させることなく良好に補正でき、しかも小型で構成も簡
単であるという実用上重要な利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は夫々平行平面板を用いた防振光学系
の平行平面板の傾きによる光軸の移動量。 点像のぼけ及び像の伸縮の定義を示す図、第4図及び第
5図は夫々上記防振光学系の平行平面板の傾きによる点
像のぼけとFNOとの関係及び像の伸縮と像面、射出瞳
間の距離との関係を示す図、第6図は本発明による防振
光学系の基本構成図、第7図は防振対策にコンセントリ
ックなメニスカスレンズを用いた場合平行平面板に比べ
て振り角が小さ(て済むことを示す図、第8図(A)乃
至(C)は第一実施例における像面の各像高におけるス
ポットダイアグラムを示す図、第9図は第2実施例にお
いてメニスカスレンズを傾けた場合の像の伸縮の小さい
範囲を示すグラフ、第1O図は第二実施例における像面
の各像高におけるスポットダイアグラムを示す図、第1
1図乃至第13図は夫々各従来例の構成を示す図である
。 7・・・・メニスカスレンズ。 ′IP2図 16図 t7図 1’13B!!1 才12図 (B) 表示 書(自発) 平成 2年 2月口… 特願平1−246120号 防振光学系 〒105東京都港区新橋5の19 6、補正の内容 (1)明細書第3頁11〜12行目の「主レンズ系1・
・・・配置するため」を下記文章に訂正する。 r実用上は図示したプリズム6と同様のプリズムをプリ
ズム6と垂直にもう一組設けないと紙面に垂直な方向の
補正ができないため、主レンズ系1の像面側に二対の楔
形プリズムを配置することになる。そのため1 (2)同第4頁17〜18行目;第12頁5行目の[小
型なものが一個で」を夫々「小型なもので1と訂正する
。 (3)同第6頁11〜16行目の「大きくなる・・・・
・・・・大きくなる。」を下記文章に訂正する。 大きくなり(0→θ)、軸上上側マージナル光に関して
も平行平面板への入射角が大きくなる、光軸に平行な光
線とマージナル光線とに対す屈折作用の変化の大きさが
異なるため、光軸上光線の変移の方がマージナル光線の
変移より小さくなる。j (4)同第7頁2〜3行目の「像高■′」をv像高I。 jと訂正する。 (5)同第7頁4行目のr像高I。」を「像高1′と訂
正する。 (6)同第7頁16行目の「下側」を「」二側」と訂正
する。 (7)同第8頁5〜7行目の「第3図の・・・・・・光
線」を「第3図の上側マージナル光線及び像高が正の主
光線については上側のグラフ、下側マージナル光線及び
像高が負の主光線Aと訂正する。 (8)同第1O頁13〜14行目の「実線状態から点線
状態に」を「点線の状態から実線の状態に1と訂正する
。 (9)同第12頁20行目のr 50 mmである。」
を750mm、像高は21.6 mmである。Aと訂正
する。 0ω 第2図及び第3図を別紙添付の通り訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  物体像を形成する主レンズ系と、該主レンズ系と像面
    との間に最も物体側の面と最も像側の面が何れも前記主
    レンズ系の射出瞳に対し凹面であるレンズ群を設け、該
    レンズ群を光軸に対し傾けることにより像位置の変動を
    補償するようにした防振光学系。
JP1246120A 1989-09-21 1989-09-21 防振光学系 Pending JPH03141318A (ja)

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