JPH03139536A - 連続気泡型架橋エチレン系樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents

連続気泡型架橋エチレン系樹脂発泡体の製造方法

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JPH03139536A
JPH03139536A JP27614989A JP27614989A JPH03139536A JP H03139536 A JPH03139536 A JP H03139536A JP 27614989 A JP27614989 A JP 27614989A JP 27614989 A JP27614989 A JP 27614989A JP H03139536 A JPH03139536 A JP H03139536A
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JP
Japan
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foam
parts
ethylene resin
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JP27614989A
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English (en)
Inventor
Akitaka Senuma
瀬沼 昭高
Kiroku Tsukada
塚田 喜六
Nobuaki Hirose
広瀬 信昭
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NUC Corp
Original Assignee
Nippon Unicar Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、連続気泡型架橋エチレン系樹脂発泡体の製造
方法に関する。
更に詳しくは、本発明は建材用クツション、自動車用内
壁面クツション、包装用シート等に適用可能な超微細気
泡径を有する連続気泡型架橋エチレン系樹脂発泡体用組
成物に関する。
【従来の技術〕
本発明者等は、既に特定ポリシロキサン化合物、ポリエ
ーテル等をポリエチレン系樹脂、発泡剤、自機過酸化物
からなる架橋発泡性組成物に添力10−ることにより、
連続気泡型架橋エチレン系樹脂発泡体を製造する技術を
提案している。(特開昭58−67734号、特開昭6
0−124632号、特開昭62−89738号、特開
昭62−89739号、特願平1−154636号) 発泡は該組成物を常圧で加熱することにより行われ、連
続気泡型発泡体を得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来、エチレン系樹脂、発泡剤及び有機過酸化物からな
る樹脂組成物を発泡剤、架橋剤の分解温度以上に加熱し
て発泡体を製造する場合は発生した気体が溶融したエチ
レン系樹脂の中で膨張し、細胞膜を破らないで発泡体を
形成していくので独立気泡型発泡体が得られる。
独立気泡型発泡体の製法においては気体を個々の独立気
泡体を形成する細胞膜を通過させて外部に拡散させる必
要がないので、加圧下で発泡させることができる。
これに対して、本発明の連続気泡型発泡体の形成におい
ては、独立気泡型発泡体とは異なり、細胞膜の一部が、
オルガノポリシロキサン又はポリエーテル等により溶融
張力を弱められ、そこに発泡剤から発生した膨張する気
体の作用により細胞膜が破壊され、連続気泡型発泡体が
できるので、加圧下であると破泡現象がおこりにくい。
従って連続気泡型発泡体をつくるには、通常、連続気泡
型発泡体用樹脂組成物を比較的薄いシート(例えば1〜
5mm)の形で用意し、これを該組成物の発泡圧力より
小さい外部圧力下において発泡させる必要がある。
通常、発泡は、大気圧下で行われるので、発泡剤と架橋
剤が大気に逃げる割合が多く、発泡効果や架橋効果が低
くなっていた。また、発泡剤から発生した気体はその膨
張作用により細胞膜の破壊を行うので、ある程度は、外
部へ逸散することは止むを得ないが、気泡が所定の大き
さまで、膨張する以前に気泡膜の一部を破壊して急激に
外部へ逸散すると均質な、目的とする発泡度の発泡体は
得られない。
また、発泡体製品の表面では、特に気体の膨張による気
泡膜の破壊が激しく起こるので、表面の凹凸が大きくな
り、製品の美観を損なうことが多い。さらに、発泡剤、
架橋剤の分解残渣等が発泡体表面で空気に接触して、発
泡体表面が変色することがある。
本発明においては、連続気泡型発泡体が製造できる条件
である、連続気泡型発泡体用組成物の発泡圧力より小さ
い外部圧力に保ちつつ、かつ、発泡剤、架橋剤、発泡用
気体の外部への逸散を防止し、発泡効率や架橋効率を上
昇させ、かつ外観の美しい発泡製品を得ることを課題と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、上記課題を解決するため、発泡体表面と
大気が直接接することを防止し、かつ、発泡体表面をシ
ールし、かつ、発泡圧力より小さい外部圧力が保たれ、
かつ、発泡体の表面の形状変化に追随できる機能を有す
る手段を見出せばよいことに想到し、本発明を完成させ
た。
即ち、本発明は、 (1)エチレン系樹脂100重量部、発泡剤1〜30重
量部、有機過酸化物0.2〜10重量部及びオルガノポ
リシロキサン又はポリエーテルから選択された化合物0
.01−10重量部を配合してなり、かつ有機過酸化物
の10分間半減温度(Tp)が100〜220℃であり
、発泡剤の発泡温度(Tp)が90〜220”Cであっ
て、かつ下記の式 %式% を満足する連続気泡型架橋エチレン系樹脂発泡体用組成
物よりなるシートの少なくとも片面に、エチレン系樹脂
100重量部と有機過酸化物0.05〜10重量部から
なるフィルムを積層後、加熱することを特徴とする、連
続気泡型架橋エチレン系樹脂発泡体の製造方法。
(2)オルガノポリシロキサン又はポリエーテルが下記
の一般式 (A)、FB+、(C)、(D)及び(E)
から選択されたものである上記(1)記載の連続気泡型
架橋エチレン系樹脂発泡体の製造方法。
(A)−数式 %式% (式中のR1は脂肪族不飽和基を表わし、R2は脂肪族
不飽和基を含まない非置換又は置換は脂肪族不飽和基を
表わし、 Xおよびyは置換1価炭化水素基を表わす。
0<x<1.0.5 < y < 3.1 <x + 
y < 3 )で表わされるオルガノポリシロキサン。
(B)−数式 %式% (式中Rは非置換又は置換は脂肪族不飽和基を表わし、
nは10以上の数を表わす。)で表わされるシリコーン
オイル。
(C)−数式 %式% (式中Rは非置換又は置換は脂肪族不飽和基を表わし、 Xは次式; −10)piC、H2nO)t−R’で表
わされる基を表わし、 R′は水素、アルキル基、アリール基、アラルキル基、
又はカルバミル基を表わし、mは1以上の数、 Sは1〜30の数、 nは1以上の整数、 pはO又は1 tは1乃至100の数を表わす。) で表わされるポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共
重合体。
(DJ一般式 (式中Rは非置換又は置換は脂肪族不飽和基を表わし、 Yは次式: +C、、H2,,0)t−R’で表わされ
る基を表わし、 R′は水素、アルキル基、アリール基、アラルキル基、
又はカルバミル基を表わし、nは1以上の整数、 qは1以上の数 tはl乃至100の数を表わす、) で表わされるポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共
重合体。
(E)一般式 %式%) ) (式中Rは水素又はアルキル基を表わし、a、b%Cは
O又は正の整数を表わし、かつa+b+Cの合計は10
以上である。)で表わされるポリエーテル。
(3)上記(1)の製造方法で作った連続気泡型架橋エ
チレン系樹脂発泡体である。
本発明に用いるエチレン系樹脂はエチレンの単独重合体
、又はエチレンと、プロピレン、ブテン−1,4−メチ
ル−ペンテン−1、ヘキセン−11オクテン−1、ノネ
ン−1、デセン−1、ドデセン−1などのα−オレフィ
ン、ビニルエステル、不飽和カルボン酸、不飽和カルボ
ン酸エステル等との共重合体であって、このようなもの
としては例えば高圧法低密度ポリエチレン、中低工法高
密度、中密度ポリエチレン、気相法ポリエチレン、エチ
レン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン
−アクリル酸エチル共重合体などを挙げることができる
本発明に用いる有機過酸化物は、分解温度が半減期10
分間で100〜220℃のもの、即ち10分間半減温度
(Tp)が100〜220℃のものが好ましく、このよ
うなものとしては、例^ば次のものを挙げることができ
る。ただし、括弧内は分解温度(”C)である。
コハク酸ペルオキシド(110)、ベンゾイルペルオキ
シド(110)、t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘ
キサノエート(113)、p−クロロベンゾイルペルオ
キシド(115)、t−ブチルペルオキシイソブチレー
ト(115)、t−ブチルペルオキシイソプロビルカー
ボネート(135) 、t−ブチルペルオキシラウレー
ト(140)、2.5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾ
イルペルオキシ)ヘキサン(140)、t−ブチルペル
オキシアセテート(140)、ジ−t−ブチルジペルオ
キシフタレート(140)、、t−ブチルペルオキシマ
レイン酸(140)、シクロヘキサノンペルオキシド(
145)、t−ブチルペルオキシベンゾエート(145
)、ジクミルペルオキシド(150)、2.5−ジメチ
ル−2,5−ジ(1−ブチルペルオキシ)ヘキサン(1
55)、t−ブチルクミルペルオキシド(155)、t
−ブチルヒドロペルオキシド(15B)%ジーt−ブチ
ルペルオキシド(160)、2.5−ジメチル−2,5
−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3(170)
、ジ−イソプロピルベンゼンヒドロベルオキシド(17
0)、p−メンタンヒドロペルオキシド(180)、2
.5−ジメチルヘキサンー2.5−ジヒドロペルオキシ
ド(213)。
本発明に用いる発泡剤は、発泡温度(Tf)が90〜2
20℃のものが好ましく、このようなものとしては例え
ばアゾビスイソブチロニトリル、ジアゾカーボンアミド
、p−トルエンスルホニルヒドラジド、4.4′ −オ
キシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、n−へブ
タン、n−オクタン、n−ノナン、n−デカンなどを挙
げることができる。また、これには促進剤あるいは助剤
を併用して、分解温度を前記範囲内に調節したものも含
まれる。
前記(A)式で表わされるオルガノポリシロキサンにお
いてR1はビニル、アリル、イソプロペニル、アクリル
、メタクリル等の脂肪族不飽和基であり、R2はメチル
、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル等の
脂肪族炭化水素基、フェニル、トリル、キシリル、クメ
ニル、メシチル、ベンジル、フェネチル、スチリル等の
芳香族炭化水素基、シクロヘキシル基、シクロブチル基
等の脂環式炭化水素基及びこれらの炭化水素の炭素原子
に結合した水素を部分的にハロゲン原子、シアノ基、メ
ルカプト基、アミノ基、ヒドロオキシ基などで置換した
基などをそれぞれ挙げることができ、これらは同種又は
異種の組合わせであってもよい。
又Xは0より大きく、1未満であることが必要であり、
好ましくは0.0004〜0.06である。XがOであ
るとエチレン系樹脂との反応が起こらず望ましくないし
、又1以上であると本発明の組成物より製造された発泡
体が硬くなりすぎて望ましくない。
yは0.5より大きく、3未満であることが必要であり
、好ましくは1〜2である。yが0.5以下であると本
発明の組成物の混線が困難で加工性が低下するし、3以
上であると本発明の組成物より製造された発泡体が硬く
なりすぎて望ましくない。本発明のオルガノポリシロキ
サンの分子構造は(A)式の範囲内であれば、直鎖状、
分岐鎖状、環状、網状、立体網状等のいずれのものであ
ってもよいが、鎖状のものが好適である。
前記(B)式で表わされるオルガノポリシロキサンは、
一般にシリコーンオイルと呼称されるものであり、Rは
、アルキル基、アリール基および水素から選ばれる基で
あり、メチル基、フェニル基、水素が代表的なものであ
り、すべての基が同−基であっても、一部のRが別の基
であってもよい。
nは10〜10.000であり、100〜1.000が
好適である。
nが10以下であるとポリエチレンとの混線が困難であ
り、nが10.000以上であると連続気泡体が得られ
なく、望ましくない。
(B)式で表わされるオルガノポリシロキサンに三官能
性子ツマ−5例えば、トリアリルシアヌレート、トリア
リルイソシアヌレート、トリアリルシアヌレ−ト等を併
用してもよい。三官能性子ツマ−は架橋密度を急激に上
昇させる効果があり、さらに得られる発泡体の耐熱温度
を向上させ1弾性率を増加させる。
前記(C)式及び(D)式で表わされるオルガノポリシ
ロキサンは、一般にポリシロキサン−ポリオキシアルキ
レンブロック共重合体と呼ばれるものである。ポリオキ
シアルキレンブロックは、エチレンオキサイド、プロピ
レンオキサイド、ブチレンオキサイド等の重合体であり
、これらの単独又は、併用であってもよい。
また前記(E)式で表わされるポリエーテルはエチレン
オキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ド等のブロック共重合体であり、これらの単独又は併用
であってもよい。
本発明において使用される、(A)、(Bl、(C)、
(DJ及び (E)式で表わされる化合物は、エチレン
系樹脂100重量部に対し、0.01重量部以上必要で
あり、好ましくは0.05〜10重量部必要である。0
.01部より少ないと微細構造の連続気泡発泡体が得ら
れに<<、10重量部より多くても、その効果の上昇は
ほとんど無く、高発泡倍率の発泡体が得られない場合が
ある。
本発明において有機過酸化物の10分間半減温度(Tp
)が100〜.220℃であり、発泡剤の発泡温度(T
r)が90〜220℃であって、かつ下記の式 %式% を満足する有機過酸化物と発泡剤の組合わせが望ましい
、即ち、この組合わせにより、組成物を加熱し、然る後
、冷却すれば、連続気泡あるいは一部に独立気泡を含む
連続気泡の発泡体が得られる。
有機過酸化物の量は0.2〜10重量部必要である。0
.2重量部未満では、組成物の加熱時に、樹脂層の粘度
が殆ど上昇せず、樹脂層がへたってしまう。10重量部
より多くても、架橋効率の向上は少ない。
発泡剤の量は1〜30重量部必要である。1重量部未満
では、発泡の効果がほとんど無く、30部より多いと、
発泡時に無駄に大気中に逃散する発泡剤分解物の量が増
えるだけで、効率が悪い。
本発明においては、連続気泡型架橋エチレン系樹脂発泡
体用組成物よりなるシートの少なくとも片面にエチレン
系樹脂100重量部を有機過酸化物0.05〜10重量
部からなるフィルムを積層後、加熱することにより連続
気泡型発泡体が得られる。
このフィルム用エチレン系樹脂など有機過酸化物の種類
及び組合わせは架橋発泡用組成物に使用されているもの
と同じものでも、異なるものでもよいが、架橋発泡体の
発泡にともなう形状変化に追随できることが必要である
0表面用フィルムを構成するエチレン系樹脂100重量
部に対して有機過酸化物の量が、0.05重量部以下で
あると、フィルムの溶融張力が低くなり、発泡体の表面
の美観を損なうことになり、望ましくなく、10重量%
を超えても、ゲル分率の上昇は望めなく、経済性がなく
、発泡倍率が低下することもあり望ましくない。この表
面用フィルムは、発泡体用樹脂組成物シートを製造した
後、ラミネートしてもよく、二台の押出機を使用して同
時押出の方法で該シートをカバーしてもよい0表面用フ
ィルムの厚さは0.03〜0.8mmであり、0.5 
m mより薄いと、フィルムが部分的に破損したり、気
体の密封効果がなくなったりし望ましくなく、0.8 
m m以上であると、発泡体の形状変化に追随できなく
なり美しい外観の発泡体が得られない、用意される表面
用フィルムは、エチレン系樹脂と有機過酸化物との混合
物からつくられる非架橋のフィルムであり、架橋反応は
発泡体形成時の加熱によりひきおこされるものであり、
この様にすることにより、発泡体の形状変化に追随でき
るものである。
従って事前に架橋させた表面用フィルムを用いても、発
泡体の形状変化に追随できないので望ましくない。
本発明において組成物には必要により、酸化安定剤、紫
外線安定剤、無機充填剤、顔料、難燃剤、ゴム類などを
配合することができる。
本発明の組成物を加熱する際の温度は、発泡及び架橋が
行われるために必要な温度以上であり、具体的には12
0〜300℃の間にある。
本発明において有機過酸化物の分解温度は、純粋な製品
の半減期10分間における温度で示しているため、この
温度以下でも架橋が進行する。
本発明により、シート、パイプ等の成形品や、発泡体被
覆電線も得られる。
以下に実施例を挙げる。
X亘■ユ メルトインデックス15、酢酸ビニル含量20重量%の
エチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー製)10
0重量部に対し、ジクミルペルオキシド(分解温度15
0℃二日本油脂製)0.5部を添加し、70℃のロール
ミルで10分間混練したものをペレット化した。このベ
レットを80℃で圧縮成形法により、シート化し、0.
2 m m厚さの架橋剤入りシートとした。
次に、メルトインデックス15、酢酸ビニル含量20重
量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー製
)100重量部に対し、アゾシカ−ボンアミド系発泡剤
「セルマイクCAPJ(発泡温度130℃:三協化成製
)10部、ジクミルペルオキシド1部、トリアリルイソ
シアヌレート1部、シリコーン油(50C3:日本ユニ
カー製)1部を70℃のロールミルで40分間混練した
ものをベレッ化した。このベレットを80°Cて圧縮成
形法により、0.2 m m厚さの発泡用シートにした
この発泡用シートを上記の架橋剤入りシートに挾み、2
00℃のオーブン中に入れたところ、9分間で均一に発
泡した。この発泡体を取り出し、室温にまで放冷したと
ころ、厚さ1.4 m m、気泡の大きさ0.2 m 
m %連続気泡率は85%の発泡体が得られた。
この発泡体の表面は平滑で、表面は白色で光沢があった
嵐佼■ユ 実施例1と同様にして、発泡用シートを架橋剤入りシー
トを使用せずに、200℃のオーブン中に入れたところ
、8分間で発泡した。この発泡体を取り出し、室温にま
で放冷したところ、厚さ0、7 m m、気泡の大きさ
0.2 m m、連続気泡率は85%の発泡体が得られ
たが、この発泡体の表面は凹凸に波打った部分があり、
表面は黄変していた。
実11旦 メルトインデックス15、酢酸ビニル含量20重量%の
エチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー製)10
0重量部に対し、ジクミルペルオキシド0.5部を添加
し、70℃のロールミルで10分間混練したものをペレ
ット化した。このベレットを80℃で圧縮成形法により
、シート化し、0.2 m m厚さの架橋剤入りシート
とした。
メルトインデックス2.5、酢酸ビニル含m18重量%
のエチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー製)1
00部に対し、アゾシカ−ボンアミド系発泡剤「セルマ
イクCAPJ  (発泡温度130℃:三協化成製)6
部、ジクミルペルオキシド1部、シリコーンブロックコ
ボソマーCH3Si [0((Cats) 25iO)
s (C2H40) 20 (Csl(go) zoc
4L](1,000C8:日本ユニカー製)1部、酸化
防止剤イルガノックス1010 (チバガイギー製)0
.1部を100℃のバンバリーミキサ−で20分間混棹
した後、ペレット化し、105℃で圧縮成形法により、
1mmの厚さのシートにした。この発泡用シートを架橋
剤入りシートに挟み、190℃のオーブンに入れたとこ
ろ、8分間で均一に発泡した。この発泡体を取り出し、
室温にまで放冷したところ、厚さ6mm、気泡の大きさ
0.3 m mの連続気泡型発泡体が得られた。この発
泡体の連続気泡率は85%であった。
この発泡体の表面は平滑で、表面は白色で光沢があった
比1d肌旦 実施例2と同様にして、発泡用シートを架橋剤入りシー
トを使用せずに、190℃のオーブン中に入れたところ
、6分間で発泡した。この発泡体を取り出し、室温にま
で放冷したところ、厚さ3mm、気泡の大きさ0.3 
m m、連続気泡率は88%の発泡体が得られたが、こ
の発泡体の表面は凹凸に波打った部分があり、表面は黄
変していた。
1血■ユ メルトインデックス32、密度0.914の高圧法低密
度ポリエチレン(日本ユニカー製)100重量部に対し
、ジクミルペルオキシド0.5部を添加し、110℃の
ロールミルで10分間混練したものをペレット化した。
このベレットを110℃で圧縮成形法により、シート化
し、0.2 m m厚さの架橋剤入りシートとした。
メルトインデックス32、密度0.914の高圧法低密
度ポリエチレン(日本ユニカー製)100重量部、アゾ
シカ−ボンアミド系発泡剤「セルマイクCAPJ  (
発泡温度130℃・三協化成製)4部、ジクミルペルオ
キシド1部を70℃のロールミルで40分間混練したも
のをペレット化した。このベレットを110℃で圧縮成
形法により、0.2 m rn厚さのシートにした。こ
の発泡用シートを架橋剤入りシートに挾み、200℃の
オーブン中に入れたところ、10分間で均一に発泡した
、この発泡体を取り出し、室温にまで放冷したところ、
厚さ1.4 m m、気泡の大きさO−、4m mの連
続気泡型発泡体が得られた。この発泡体の連続気泡率は
、80%であった。この発泡体の表面は平滑で、表面は
白色で光沢があった。
比較■ユ 実施例3と同様にして、発泡用シートを架橋剤入りシー
トを使用せずに、200℃のオーブン中に入れたところ
、8分間で発泡した。この発泡体を取り出し、室温にま
で放冷したところ、厚さ0、7 m m、気泡の大きさ
0.4 m mの連続気泡型発泡体が得られた。この発
泡体の連続気泡率は、85%であったが、この発泡体の
表面は凹凸に波打った部分があり、表面は黄変していた
匿較1− メルトインデックス32、密度0.914の高圧法低密
度ポリエチレン(日本ユニカー製)を110℃で圧縮成
形法により、シート化し、0.2mm厚さのシートとし
た。
実施例3と同様にして、発泡用シートを架橋剤入りシー
トの代わりに上記ポリエチレンシートに挟み、200℃
のオーブン中に入れたところ、10分間で発泡した。こ
の発泡体を取り出し、室温にまで放冷したところ、厚さ
1.2mm、気泡の大きさ0.4 m mの連続気泡型
発泡体が得られた。
この発泡体の連続気泡率は、80%であったが、発泡体
の表面は荒れてしまった。
[発明の効果] 被発泡層を常圧下で加熱することにより連続気泡型架橋
エチレン系樹脂発泡体を得る工程において、被発泡層の
表面に架橋剤入り非発泡層を積層後、加熱することによ
り、発泡効率や架橋効率を高め、発泡体製品の表面をよ
り平滑とし、発泡体製品の表面の変色を防ぐことが出来
ることを見出した。
本発明から得られる発泡体は、建材用クツション、自動
車内壁面クツション、包装材シートなどに適用できる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレン系樹脂100重量部、発泡剤1〜30重
    量部、有機過酸化物0.2〜10重量部及びオルガノポ
    リシロキサン又はポリエーテルから選択された化合物0
    .01〜10重量部を配合してなり、かつ有機過酸化物
    の10分間半減温度(T_p)が100〜220℃であ
    り、発泡剤の発泡温度(T_f)が90〜220℃であ
    って、かつ下記の式 −10℃≦T_p−T_f≦50℃ を満足する連続気泡型架橋エチレン系樹脂発泡体用組成
    物よりなるシートの少なくとも片面に、エチレン系樹脂
    100重量部と有機過酸化物0.05〜10重量部から
    なるフィルムを積層した後、加熱することを特徴とする
    、連続気泡型架橋エチレン系樹脂発泡体の製造方法。
  2. (2)オルガノポリシロキサン又はポリエーテルが下記
    の一般式(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)か
    ら選択されたものである請求項(1)記載の連続気泡型
    架橋エチレン系樹脂発泡体の製造方法。 (A)一般式 R^1_xR^2_ySiO_(_4_−_x_−_y
    _)_/_2(式中のR^1は脂肪族不飽和基を表わし
    、R^2は脂肪族不飽和基を含まない非置換又は置換1
    価炭化水素基を表わし、 xおよびyは下記の範囲の数を表わす。 0<x<1、0.5<y<3、1<x+y<3)で表わ
    されるオルガノポリシロキサン。(B)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは非置換又は置換1価炭化水素基を表わし、n
    は10以上の数を表わす。) で表わされるシリコーンオイル。 (C)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは非置換又は置換1価炭化水素基を表わし、 Xは次式;−(O)_p−(C_nH_2_nO)_t
    −R′で表わされる基を表わし、R′は水素、アルキル
    基、アリール基、アラルキル基、又はカルバミル基を表
    わし、 mは1以上の数、 Sは1〜30の数、 nは1以上の整数、 pは0又は1 tは1乃至100の数を表わす。) で表わされるポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共
    重合体。 (D)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは非置換又は置換1価炭化水素基を表わし、 Yは次式;▲数式、化学式、表等があります▼で表わさ
    れる 基を表わし、 R′は水素、アルキル基、アリール基、アラルキル基、
    又はカルバミル基を表わし、 nは1以上の整数、 qは1以上の数 をは1乃至100の数を表わす。) で表わされるポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共
    重合体。 (E)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素又はアルキル基を表わし、 a、b、cは0又は正の整数を表わし、かつa+b+c
    の合計は10以上である。) で表わされるポリエーテル。
  3. (3)請求項(1)記載の製造方法で作った連続気泡型
    架橋エチレン系樹脂発泡体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018536056A (ja) * 2015-12-03 2018-12-06 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 高空孔率微孔性ポリエチレン
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